JP3537415B2 - 二次覆工省略型暗渠の継手 - Google Patents
二次覆工省略型暗渠の継手Info
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Description
溝、洞道等の暗渠の接続に用いる継手に関し、特にコン
クリート二次覆工を省略した型のシールド管路の可撓継
手として好適な暗渠の継手に関する。
ールド管路の可撓継手として、接続される暗渠である一
般セグメントの対向する端面にそれぞれ固定された暗渠
周方向に連続する1対の継手枠体間に、可撓性を有する
可撓止水部材としての止水ゴムが周方向に連続して水密
的に架設され、この可撓止水部材の変形によって接続さ
れる暗渠の相対変位を許容する可撓継手が使用されてい
る。継手枠体はそれぞれ周方向に複数に分割された分割
ピースからなり、各分割ピースは、長手方向が周方向に
延長し幅方向が径方向に延長する板状の内主桁および外
主桁と、内主桁と外主桁を外周縁において連結する外周
板と、内主桁と外主桁を両側端において連結する1対の
ピース間継ぎ手板からなり、分割ピースの周方向に隣接
するものどうしのピース間継手板を相互に連結して継手
枠体を構成する。暗渠および継手の内周には止水および
鋼材の腐食防止のため二次覆工コンクリートを打設す
る。
コスト縮減のため二次覆工コンクリートを省略した管路
が増加している。この二次覆工省略型シールド管路は、
当初共同溝のような管内に水を通さない管路が多かった
が、最近は導水トンネルや雨水用下水トンネル等管路内
に水を通す暗渠にも多く採用されるようになってきてい
る。
次覆工コンクリートを省略した場合は、暗渠の継手にお
いて二次覆工コンクリートにかわる止水性と耐蝕性を備
えた構成を採用する必要がある。特に管路内に水を通す
ため継手と暗渠の間の止水は外水圧ばかりでなく内水圧
に対して充分配慮しなければならない。また二次覆工コ
ンクリートを省略したため暗渠の内周面に対して継手の
内周面が凹状に凹んでしまうと水流に乱れを生じて流水
抵抗が大きくなり、また浮遊物が引っかかるという問題
が生じるのでこの問題にも対処しなければならない。
のであって、二次覆工省略型の暗渠の継手において内水
圧および外水圧のいずれに対しても充分な止水性を有
し、耐蝕性に優れ、また内面平坦性を有する新規な暗渠
の継手を提供しようとするものである。
明の二次覆工省略型暗渠の継手は、接続される暗渠の対
向する端面にそれぞれ固定された暗渠周方向に連続する
1対の継手枠体間に、可撓性を有する可撓止水部材が周
方向に連続して水密的に架設され、該可撓止水部材の変
形によって該接続される暗渠の相対変位を許容する継手
であって、該継手枠体はそれぞれ周方向に複数に分割さ
れた分割ピースからなり、各分割ピースは、長手方向が
周方向に延長し幅方向が径方向に延長する板状の内主桁
および外主桁と、該内主桁と該外主桁を外周縁において
連結する外周板と、該内主桁と該外主桁を両側端におい
て連結する1対のピース間継手板からなり、該分割ピー
スの周方向に隣接するものどうしのピース間継手板を相
互に連結して該継手枠体を構成する継手において、該外
主桁の外表面の内周側と外周側にはそれぞれ接続される
暗渠の端面に周方向に形成されたシール溝と合致する周
方向に延長するシール溝が形成され、該両ピース間継手
板の内周側と外周側にも該外主桁のシール溝と連続して
継手のほぼ軸方向に延長するシール溝が形成され、各シ
ール溝にはシール材が配置されるとともに、該可撓止水
部材は内周側可撓止水部材と外周側可撓止水部材からな
り、該内周側可撓止水部材はその取付端部が各継手枠体
の該ピース間継手板の該内周側シール溝に配置されたシ
ール材の内側端部に押圧されるようにして該内主桁に取
付けられ、該外周側可撓止水部材はその取付端部が各継
手枠体の該ピース間継手板の該外周側シール溝に配置さ
れたシール材の内側端部に圧着されるようにして該内主
桁に取付けられていることを特徴とするものである。
と外周側にそれぞれ暗渠の端面のシール溝と合致する周
方向に延長するシール溝が形成され、両ピース間継手板
の内周側と外周側にも外主桁のシール溝と連続して継手
のほぼ軸方向に延長するシール溝が形成され、各シール
溝にはシール材が配置されるとともに、可撓止水部材は
内周側可撓止水部材と外周側可撓止水部材からなり、内
周側可撓止水部材はその取付端部がピース間継手板の内
周側シール溝に配置されたシール材の内側端部に押圧さ
れるようにして内主桁に取付けられ、外周側可撓止水部
材はその取付端部がピース間継手板の外周側シール溝に
配置されたシール材の内側端部に圧着されるようにして
内主桁に取付けられているので、内水圧に対してはピー
ス間継手板の内周側シール溝に配置されたシール材と内
周側可撓止水部材が一体的に連続したものと同様の止水
効果が得られ、外水圧に対してはピース間継手板の外周
側シール溝に配置されたシール材と外周側可撓止水部材
が一体的に連続したものと同様の止水効果が得られ、内
外水圧に対して完全な止水性を確保することができる。
内主桁の外周側可撓止水部材取付用のボルト孔を覆うよ
うにして該内主桁の外表面に袋ナットを固定するととも
に該外主桁を暗渠の端面に固定するリング間ボルト用の
ボルト孔を覆うようにして該外主桁の内表面に袋ナット
を固定し、該継手枠体の該内主桁、外主桁および外周板
との間に形成される枠体内空間内に予め工場においてコ
ンクリートを打設したことを特徴とする。
ートを打設することにより枠体の内周面を平滑にするこ
とができ、また枠体を構成する鋼材の腐食を防止するこ
とができる。また予め工場内でコンクリートを打設して
あるので、継手の現場施工が簡単である。さらに外周側
可撓止水部材取付用のボルト孔およびリング間ボルト用
ボルト孔の表面を覆う袋ナットを固定し、外周側可撓止
水部材および継手の暗渠への取付はコンクリートを打設
した枠体内空間の外部で行うようにしたことにより、コ
ンクリートを充填し難い場所が少なくなり、施工が容易
になる。
間に充填されるコンクリートは該内周側可撓止水部材取
付位置付近から内周側の該内主桁近傍の部分において箱
抜きとされた空間が形成されており、該外周側可撓止水
部材は軸方向内側に装着された押え板を介して該袋ナッ
トに螺着される取付ボルトによって該内主桁に取付けら
れており、該内周側可撓止水部材の軸方向内側に装着さ
れる押え板には内側表面にボルトが溶接固定されてお
り、該内周側可撓止水部材は該内主桁の内側と該押え板
との隙間に内周面側から挿入され該内主桁外側において
該ボルトに螺着されるナットによって該内主桁に取付け
られていることを特徴とする。
ける箱抜きされた空間は、シールド工法により暗渠を構
築する際に推力受材取付時の締付け空間や内周側可撓止
水部材をナット止めする空間として役立つ。また押え板
にボルトを溶接固定してあるので、取付ナットによる内
周側可撓止水部材の取付が容易である。
撓止水部材の内周側には短筒状の内周面カバーゴムが接
続される暗渠の内周面とほぼ同一面を形成しかつその取
付端部が各継手枠体の内主桁と該内周側可撓止水部材の
取付端部との間に配置されるようにして取付けられるこ
とにより該ピース間継手板の該内周側シール溝に配置さ
れたシール材の内側端部に圧着されることを特徴とす
る。
渠の内周面とほぼ同一面を形成するように装着したの
で、継手の内周面が暗渠の内周面とほぼ同一面となり、
平坦性が確保され、水流抵抗の発生、浮遊物の引っかか
りを防止することができる。
内周面は暗渠の内周面よりも所定距離だけ外周側に位置
し、該内主桁の内周面には該枠体内空間内に張出すよう
にして内周側可撓止水部材取付板が溶接固定されてお
り、該取付板の内周側可撓止水部材取付用のボルト孔を
覆うようにして該取付板の外周側表面に袋ナットが固定
され、該枠体内空間に充填されるコンクリートは該取付
板から内周側において箱抜きされた空間が形成されてお
り、この取付板の内周面に、押え板を介して、該袋ナッ
トに螺着される取付ボルトによって該内周側可撓止水部
材の取付端部が取付けられ、該内周側可撓止水部材はそ
の取付端部の外周面において該ピース間継手板の該内周
側シール溝に配置されたシール材の内側端部に圧着され
ていることを特徴とする。
た後内周側可撓止水部材用取付ボルトを挿入して取付作
業を行うことが容易である。また内周側可撓止水部材は
枠体内空間に張出した部分において内周側シール材の内
側端部に圧着されるので、シールの達成が容易である。
また、内主桁の内周面は暗渠の内周面よりも外周側に位
置するので、押え板および取付ボルト部にコーキングを
する際に充分な厚みで行うことができる。
止水部材の内周側には短筒状の内周面カバーゴムが接続
される暗渠の内周面とほぼ同一面を形成しかつその取付
端部が該押え板と該内周側可撓止水部材の取付端部との
間に配置されるようにして取付けられることを特徴とす
る。
渠の内周面とほぼ同一面を形成するように装着したの
で、継手の内周面が暗渠の内周面とほぼ同一面となり、
平坦性が確保され、水流抵抗の発生、浮遊物の引っかか
りを防止することができる。
周面は暗渠の内周面よりも所定距離だけ外周側に位置
し、該内主桁の内周側端部には該内主桁から軸方向内側
に張出すようにして内周側可撓止水部材取付板が溶接固
定されており、この取付板の内周面に、押え部材を介し
て、取付ボルトによって該内周側可撓止水部材の取付端
部が取付けられるとともに、該ピース間継手板は該内周
側シール溝が形成された部分において該内主桁から軸方
向内側に張出しており、該内周側可撓止水部材はその取
付端部の外周面において該ピース間継手板の該内周側シ
ール溝に配置されたシール材の内側端部に圧着されてい
ることを特徴とする。
に張出すようにして内周側可撓止水部材取付板が溶接固
定されているので、枠体内空間にコンクリートを充填し
難い場所が少なくなるとともに、内周側可撓止水部材に
かかる荷重の幅が小さくなり、それだけ高い内水圧に対
応することができる。また、ピース間継手板は該内周側
シール溝が形成された部分において内主桁から軸方向内
側に張出しており、内周側可撓止水部材はその取付端部
の外周面において内周側シール溝に配置されたシール材
の内側端部に圧着されているので、シールの達成が容易
となる。
撓止水部材の内周側には短筒状の内周面カバーゴムが接
続される暗渠の内周面とほぼ同一面を形成しかつその取
付端部が該押え部材と該内周側可撓止水部材の取付端部
との間に配置されるようにして取付けられることを特徴
とする。この構成により継手の平坦性が確保できる。
にはその内周面にボルト取付用凹部が所定間隔で形成さ
れており、この凹部の深さは取付けられたボルトのヘッ
ドの頂面が暗渠の内周面と同一面になるように設定され
ている。この構成によりボルトが押え部材内に収まるの
で、継手の平坦性がより確実に確保される。
バーゴムと該内周側可撓止水部材との間には該内周面カ
バーゴムの変形防止用の目地材が配置されていることを
特徴とする。
圧による変形がある程度まで防止され、内周面カバーゴ
ムが平坦面を維持することができる。
暗渠の対向する端面にそれぞれ固定された暗渠の周方向
に連続する1対の継手枠体間に、可撓性を有する可撓止
水部材が周方向に連続して水密的に架設され、該可撓止
水部材の変形によって該接続される暗渠の相対変位を許
容する継手であって、該継手枠体はそれぞれ周方向に複
数に分割された分割ピースからなり、各分割ピースは、
長手方向が周方向に延長し幅方向が径方向に延長する板
状の内主桁および外主桁と、該内主桁と該外主桁を外周
縁において連結する外周板と、該内主桁と該外主桁を両
側端において連結する1対のピース間継ぎ手板からな
り、該分割ピースの周方向に隣接するものどうしのピー
ス間継手板を相互に連結して該継手枠体を構成する継手
において、該外主桁の外表面の内周側と外周側にはそれ
ぞれ接続される暗渠の端面に周方向に形成されたシール
溝と合致する周方向に延長するシール溝が形成され、該
両ピース間継手板の内周側と外周側にも該外主桁のシー
ル溝と連続して継手のほぼ軸方向に延長するシール溝が
形成され、各シール溝にはシール材が配置されるととも
に、該可撓止水部材はその取付端部が各継手枠体の該ピ
ース間継手板の外周側シール溝に配置されたシール材の
内側端部に圧着されるようにして該内主桁に取付けら
れ、該可撓止水部材の内周側には短筒状の内周面カバー
ゴムが接続される暗渠の内周面とほぼ同一面を形成しか
つその取付端部が各継手枠体の該ピース間継手板の該内
周側シール溝に配置されたシール材の内側端部に圧着さ
れるようにして各継手枠体の該内主桁に固定された取付
部材に取付けられていることを特徴とする二次覆工省略
型暗渠の継手が提供される。
の取付端部がピース間継手板の外周側シール溝に配置さ
れたシール材の内側端部に圧着されるようにして該内主
桁に取付けられることにより外水圧に対する止水が確保
される一方、該可撓止水部材の内周側に配置された内周
面カバーゴムの取付端部がピース間継手板の該内周側シ
ール溝に配置されたシール材の内側端部に押圧されるこ
とにより内水圧に対する止水が確保される。
の内主桁の可撓止水部材取付用のボルト孔を覆うように
して該内主桁の外表面に袋ナットを固定するとともに該
外主桁を暗渠の端面に固定するリング間ボルト用のボル
ト孔を覆うようにして該外主桁の内表面に袋ナットを固
定し、該継手枠体の該内主桁、外主桁およぼ外周板との
間に形成される枠体内空間内に予め工場においてコンク
リートを打設する。
ートを打設することにより枠体を構成する鋼材の腐食を
防止することができる。また予め工場内でコンクリート
を打設してあるので、継手の現場施工が簡単である。さ
らに可撓止水部材取付用のボルト孔およびリング間ボル
ト用ボルト孔の表面を覆う袋ナットを固定し、可撓止水
部材および継手の暗渠への取付はコンクリートを打設し
た枠体内空間の外部で行うようにしたことにより、コン
クリートを充填し難い場所が少なくなり、施工が容易に
なる。
の実施の形態について説明する。図1〜図3は本発明の
1実施形態を示すもので、図1は本発明の継手によって
接続されるシールド工法によって構築された暗渠の外観
斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3はこの継手の
枠体を示す斜視図である。
シールド工法によって施工される断面形状が円形の暗渠
であって、スチールセグメント、コンクリートセグメン
ト、ダクタイルセグメント等のセグメント100、10
0’を円筒状に組立ててトンネル内面に覆工して構成さ
れたものである。継手1による結合部はカバープレート
50によって覆われている。
ント100、100’の対向する端面には暗渠周方向に
連続する1対の継手枠体3、3’がリング間ボルト4、
4’によって固定されている。継手枠体3、3’間に
は、ゴム・合成樹脂等可撓性を有する材料からなる短筒
状の可撓止水部材5、6が周方向に連続して水密的に架
設され、可撓止水部材5、6の変形によって接続される
暗渠2、2’の相対変位が許容される。継手枠体3、
3’は、それぞれ周方向に複数に分割された分割ピース
7、7’からなる。継手枠体3、3’の構造は対称であ
り、以下、一方の継手枠体3についてのみ説明し、他方
の継手枠体の側はダッシュ(’)を付した番号を付して
説明を省略する(なお、以下の説明において、ダッシュ
を付した構成要素とダッシュを付さない構成要素のいず
れかが図に現われていない場合がある)。各分割ピース
7は、図3に示すように、長手方向が周方向に延長し幅
方向が径方向に延長する板状の内主桁8および外主桁9
と、内主桁8と外主桁9を外周縁において連結する外周
板10と、内主桁8と外主桁9を両側端において連結す
る1対のピース間継ぎ手板11、11からなるものであ
る。外主桁9のほぼ中央部にはには周方向に所定の間隔
をおいてリング間ボルト孔9aが形成されており、ピー
ス間継手板11のほぼ中央部には、左右1対の継手ボル
ト孔11aが形成されている。分割ピース7の周方向に
隣接するものどうしのピース間継手板11をボルト12
(図2)により相互に連結することにより継手枠体3が
形成されている。外周板10は内主桁8から内側に所定
の長さだけ張出して張出し部10aが形成されている。
ピース間継手板11、11の中間には所定の間隔で複数
(図示の例では2枚)の補強用縦リブ52が外周板1
0、内主桁8、外主桁9に溶接固定されている。外周板
10、10’をさし渡すようにしてカバープレート80
が外周板10、10’のいずれか一方に溶接されてい
る。
れぞれ接続される暗渠2、2’のセグメント100、1
00’の端面の外周側と内周側に周方向に形成されたシ
ール溝2a、2bおよび2’a、2’bと合致する周方
向に延長するシール溝13、14が形成され、両ピース
間継手板11、11外表面の内周側と外周側にも外主桁
9のシール溝13、14と連続して継手のほぼ軸方向に
延長するシール溝15、16が形成されている。シール
溝13、14、15、16は例えば図4に示すような逆
台形の断面形状に形成されており、シール溝13、14
とそれに合致するセグメント100のシール溝2a、2
bとによって形成されるシール溝および隣接ピース間継
手板11どうしの合致するシール溝15、16の中に
は、図5に示すような台形の断面形状の水膨張ゴムから
なるシール材17が配置されている。水膨張ゴムとして
はクロロプレンゴム、ウレタン系ゴム、SBRゴム等が
好適である。シール材17の内側端部17aは内主桁8
の内側表面から僅かに内側に突出するようにしてシール
溝15、16内に配置されている。
等からなり、中央部の外周側に膨出する膨出部5aと、
その軸方向両側に延長する水平部5b、5bと水平部5
b、5bからほぼ直角に外周側に立ち上がる取付端部5
c、5cを備えており、取付端部5c、5cにおいてリ
ング状の押え板19、19’を介して周方向に所定の間
隔で取付ボルト30、30’により内主桁8、8’の内
周側の部分に締結されている。取付端部5c、5cはそ
の外周端縁がピース間継手板11、11’の内周側シー
ル溝15、15’の外周側端縁よりも僅かに外周側に位
置するように配置されている。
プレンゴム、EPDM,天然ゴム等耐摩耗性の良いゴム
からなる短筒状の内周面カバーゴム20が接続される暗
渠2、2’のコンクリート摩耗代を除く内周面とほぼ同
一面を形成しかつその取付端部20a、20aが各継手
枠体の内主桁8、8’の内側表面と内周側可撓止水部材
5の取付端部5c、5cの外側表面との間に挟持される
ようにして取付けられている。
20をこのように配置し、取付ボルト30、30’に対
してナット18、18’を締め込むことにより、可撓止
水部材5の取付端部5c、5cはピース間継手板11、
11’の内周側シール溝15に配置されたシール材17
の内側端部17aに対して押圧され、内周面カバーゴム
20の取付端部20a、20aは内周側シール溝15に
配置されたシール材17の内側端部17aに圧着され、
内水圧に対し充分な止水が行なわれる。
等からなり、中央部の内周側に膨出する膨出部6aと、
その軸方向両側に延長する水平部6b、6bと水平部6
b、6bからほぼ直角に内周側に立ち下がる取付端部6
c、6cを備えており、取付端部6c、6cにおいてリ
ング状の押え板22、22’を介して周方向に所定の間
隔で取付ボルト23、23’により内主桁8、8’の外
周側の部分に締結されている。取付端部6c、6cはそ
の内周端縁がピース間継手板11、11’の外周側シー
ル溝16、16’の内周側端縁よりも僅かに内周側に位
置するように配置されている。
し、取付ボルト23、23’を締め込むことにより、可
撓止水部材6の取付端部6c、6cはピース間継手板1
1、11’の外周側シール溝16に配置されたシール材
17の内側端部17aに対して圧着され、外水圧に対し
充分な止水が行なわれる。
材5の膨出部5aとの間の空間には内周面カバーゴム2
0の変形防止用の発泡ウレタン等からなるリング状の目
地材24が配置されている。また継手枠体3、3’の外
周板10、10’の間にはゴム等からなるリング状の緩
衝板25が介装され外周板10、10’に接着されてい
る。
側可撓止水部材6の取付用のボルト孔を覆うようにして
内主桁8、8’の外表面に袋ナット26、26’が溶
接、接着等の手段により固定されるとともに、外主桁
9、9’をセグメント100、100’の端面に固定す
るリング間ボルト4、4’用のボルト孔を覆うようにし
て外主桁9、9’の内表面に袋ナット27、27’が固
定されている。内主桁8、外主桁9、外周板10との間
に形成される枠体内空間28および内主桁8’、外主桁
9’、外周板10’の間に形成される枠体内空間28’
に予め工場においてコンクリート31、31’を打設し
ておく。この場合コンクリート31、31’は流水によ
る摩耗を見込んで摩耗代31a、31’a(図2中破線
Bから内周側の部分)を設けておく。摩耗代の厚みは通
常5mm〜20mm程度である。摩耗した後のコンクリ
ートの内周面は内周面カバーゴム20の内周面およびセ
グメント100、100’のコンクリートが摩耗した後
の内周面と同一面となる。
1、31’を充填する際に、内周側可撓止水部材5の取
付位置付近から内周側の内主桁8、8’近傍の部分にお
いて型枠を配置し、コンクリート充填後この型枠を取り
去ることにより箱抜きとされた空間29、29’が形成
される。外周側可撓止水部材6は軸方向内側に装着され
た押え板22、22’を介して袋ナットに26、26’
に螺着される取付ボルト23、23’によって内主桁
8、8’に取付けられている。一方内周側可撓止水部材
5の軸方向内側に装着される押え板19、19’には内
側表面にボルト30、30’が溶接固定されており、内
周側可撓止水部材5は箱抜きされた空間29、29’で
挿入され押え板19、19’に溶接固定されたボルト3
0、30’に螺着される取付ナット18、18’によっ
て内主桁8、8’に取付けられる。また、コンクリート
充填に際してピース間継手板11、11、11’、1
1’の継手ボルト孔11a、11’a付近から内周側の
ピース間継手板11、11、11’、11’近傍におい
て型枠を配置し、コンクリート31、31’を充填した
後型枠を取り去ることによって箱抜きされた空間(図示
せず)を形成しておくことにより、施工現場において分
割ピース7、7’を連結する際にこの箱抜きされた空間
から取付ボルト12、12’を挿入して取付作業を容易
に行なうことができる。
る。 まず複数の分割ピース7、7’を工場において製作
し、カバープレート80を溶接後スキンプレート10、
10’間に緩衝材25を接着し、型枠を配置した後、コ
ンクリート31、31’を充填し、型枠を取外して上記
箱抜き空間を形成した各分割ピース7、7’を施工現場
に搬入する。また、暗渠2、2’を構成するセグメント
100、100’もリング間ボルト4、4’付近から内
周側の取付端部近傍に同様の方法で箱抜き空間を形成し
て工場においてコンクリートを充填しておき、このコン
クリートを充填したセグメント100、100’を施工
現場に搬入する。
7’に推力受け部材を取付け、各分割ピース7、7’を
暗渠2、2’のセグメント100、100’に取付けな
がらリング状に組立て、リング間ボルト4、4’で各分
割ピース7、7’とセグメント100、100’を締結
するとともに、分割ピース7、7’の周方向に隣接する
ものどうしを取付ボルト12、12’で締結する。
部材を取外し、外周側可撓止水部材6を取付けた後、内
周側可撓止水部材5および内周面カバーゴム20を順次
取付ける。
抜き空間29、29’、ピース間継手板取付用ボルトを
取付けるための箱抜き空間およびセグメント100、1
00’のリング間ボルト取付け用の箱抜き空間内にコン
クリートを充填する。
グメント100、100’の締結部内周面に形成された
凹部および内主桁8、8’の内周面とコンクリート3
1、31’の内周側に突出した面との間に止水のために
コーキング材33、33’および34、34’をそれぞ
れ施して施工を完了する。
同様の部分断面図である。図6以降に示す実施形態にお
いて、図1〜図5の実施態様と同一または類似の構成要
素は図1〜図5と同一符号で示し、詳細な説明を省略す
る。
内周面は暗渠2、2’の内周面よりも所定距離だけ外周
側に位置し、内主桁8、8’の内周面には枠体内空間2
8、28’内に軸方向に張出すようにしてリング状の内
周側可撓止水部材取付板40、40’が溶接固定されて
いる。取付板40、40’の内周側可撓止水部材取付用
のボルト孔を覆うようにして取付板40、40’の外周
側表面に袋ナット41、41’が固定されている。枠体
内空間28、28’に充填されるコンクリート31、3
1’は取付板40、40’から内周側において箱抜きさ
れた空間42、42’が形成されている。この取付板4
0、40’の内周面に、リング状の押え板43、43’
を介して、袋ナット41、41’に螺着される取付ボル
ト44、44’によって内周側可撓止水部材5の取付端
部5c、5cが取付けられている。内周側可撓止水部材
5は水平部5b、5bから外周側に立上がるようにして
立上がり部5d、5dが設けられており、取付端部5
c、5cは立上り部5d、5dの外周端部から軸方向外
側に延長しその外周面においてピース間継手板11、1
1、11’11’の内周側シール溝15、15’に配置
されたシール材17の内側端部17aの内周側に向いた
面に圧着されている。また、内周側可撓止水部材5の内
周側には短筒状の内周面カバーゴム45が接続される暗
渠2、2’のコンクリート摩耗代を除く内周面とほぼ同
一面を形成しかつその取付端部45a、45aが押え板
43、43’と内周側可撓止水部材5の取付端部5c、
5cとの間に挟持されるようにして取付けられる。
d、5dは、内主桁8、8’の外表面に固定された袋ナ
ット49、49’に螺着される取付ボルト51、51’
によってリング状のスペーサ47、47’を介して内主
桁8、8’に取付けられたリング状の押え板48、4
8’によって押え板43、43’に対して押圧されてい
る。
継手は図1〜図5に示す実施態様の継手と同様にして施
工される。この継手の内周側可撓止水部材5および内周
面カバーゴム45の取付後箱抜きされた空間42、4
2’にはコーキング46、46’を施す。
間42、42’は内周側可撓止水部材をボルト取付する
空間として役立つ。また内周側可撓止水部材5は枠体内
空間28、28’に張出した部分において内周側シール
材17の内側端部17aに圧着されるので、シールの達
成が容易である。また、内主桁8、8’の内周面は暗渠
2、2’の内周面よりも外周側に位置するので、押え板
43、43’および取付ボルト部にコーキングを施す際
に充分な厚みで行うことができる。
同様の部分断面図である。この実施態様において、内主
桁8、8’の内周面は暗渠2、2’の内周面よりも所定
距離だけ外周側に位置し、内主桁8、8’の内周側端部
には内主桁8、8’から軸方向内側に張出すようにして
リング状の内周側可撓止水部材取付板60、60’が溶
接固定されている。この取付板60、60’の内周面
に、押え部材61、61’を介して、取付板60、6
0’の外周面に溶接された蓋付き高ナット82、82’
に螺着される取付ボルト62、62’によって内周側可
撓止水部材5の取付端部5c、5cが取付けられるとと
もに、ピース間継手板11、11、11’、11’は内
周側シール溝15、15’が形成された部分において内
主桁8、8’から軸方向内側に張出している。内周側可
撓止水部材5はその取付端部5c、5cの外周面におい
てピース間継手板の内周側シール溝15、15’に配置
されたシール材17の内側端部の内周側に向いた面に圧
着されている。内周側可撓止水部材5の内周側には短筒
状の内周面カバーゴム63が接続される暗渠2、2’の
コンクリート摩耗代を除く内周面とほぼ同一面を形成し
かつその取付端部63a、63aがリング状の押え部材
61、61’と内周側可撓止水部材5の取付端部5c、
5cとの間に挟持されるようにして取付けられるてお
り、継手の平坦性が確保されている。押え部材61、6
1’にはその内周面にボルト取付用凹部61a、61’
aが所定間隔で形成されており、この凹部61a、6
1’aの深さは取付けられたボルト62、62’のヘッ
ドの頂面が暗渠2、2’の内周面と同一面以下になるよ
うに設定されており、ボルト62、62’が押え部材6
1、61’内に収まることにより継手の平坦性がより確
実に確保されている。また内周面カバーゴム63と内周
側可撓止水部材5との間には内周面カバーゴム63の変
形防止用の目地材64が配置されており、この目地材6
4により、内周面カバーゴム63の内水圧による変形が
ある程度まで防止され、内周面カバーゴム63が平坦面
を維持することができるようになっている。
軸方向内側に張出すようにして内周側可撓止水部材取付
板60、60’が溶接固定されているので、枠体内空間
28、28’にコンクリートを充填し難い場所が少なく
なるとともに、内周側可撓止水部材5にかかる荷重の幅
が小さくなり、それだけ高い内水圧に対応することがで
きる。また、ピース間継手板11、11、11’、1
1’は内周側シール溝15、15’が形成された部分に
おいて内主桁8、8’から軸方向内側に張出しており、
内周側可撓止水部材5はその取付端部5c、5cの外周
面において内周側シール溝15、15’に配置されたシ
ール材17の内側端部17aに圧着されているので、シ
ールの達成が容易となる。
同様の部分断面図である。図8の実施形態においては、
単一の可撓止水部材である外周側可撓止水部材6はその
取付端部6c、6cがピース間継手板11、11、1
1’、11’の外周側シール溝16に配置されたシール
材17の内側端部17aに圧着されるようにして内主桁
8、8’に取付けられている。可撓止水部材6の内周側
には短筒状の内周面カバーゴム70が接続される暗渠の
コンクリート摩耗代を除く内周面とほぼ同一面を形成し
かつその取付端部70a、70aが各継手枠体のピース
間継手板11、11’の内周側シール溝15に配置され
たシール材17の内周側を向いた内側端部17aに圧着
されるようにして、内主桁8、8’の内周面から軸方向
内側に張出すようにして内主桁8、8’に固定されたリ
ング状の取付部材71、71’の内周面に取付ボルト7
2、72’により取付けられている。
中間の空間には断面L字形のリング状目地材支持部材7
3、73’が、予め内主桁8、8’の外表面に固定され
た袋ナット74、74’に螺着される目地材取付ボルト
75、75’によって内主桁8、8’の内表面に取付け
られている。内周面カバーゴム70と目地材支持部材7
3、73’の間には発泡ウレタン等からなるリング状の
目地材76が挟持されており、この目地材76により、
内周面カバーゴム70の内水圧による変形がある程度
まで防止され、内周面カバーゴム70が平坦面を維持す
ることができるようになっている。
2、72’の取付部の間の外周側にはコーキング77、
77’が施されている。
取付端部6c、6cがピース間継手板11、11’の外
周側シール溝16に配置されたシール材17の内側端部
17aに圧着されるようにして内主桁に取付けられるこ
とにより外水圧に対する止水が確保される一方、内周面
カバーゴム70の取付端部70a、70aがピース間継
手板11、11’の内周側シール溝15に配置されたシ
ール材17の内側端部17aに圧着されることにより内
水圧に対する止水が確保される。
主桁の外表面の内周側と外周側にそれぞれ暗渠の端面の
シール溝と合致する周方向に延長するシール溝が形成さ
れ、両ピース間継手板の内周側と外周側にも外主桁のシ
ール溝と連続して継手のほぼ軸方向に延長するシール溝
が形成され、各シール溝にはシール材が配置されるとと
もに、可撓止水部材は内周側可撓止水部材と外周側可撓
止水部材からなり、内周側可撓止水部材はその取付端部
がピース間継手板の内周側シール溝に配置されたシール
材の内側端部に押圧されるようにして内主桁に取付けら
れ、外周側可撓止水部材はその取付端部がピース間継手
板の外周側シール溝に配置されたシール材の内側端部に
圧着されるようにして内主桁に取付けられているので、
内水圧に対してはピース間継手板の内周側シール溝に配
置されたシール材と内周側可撓止水部材が一体的に連続
したものと同様の止水効果が得られ、外水圧に対しては
ピース間継手板の外周側シール溝に配置されたシール材
と外周側可撓止水部材が一体的に連続したものと同様の
止水効果が得られ、内外水圧に対してほぼ完全な止水性
を確保することができる。したがって、二次覆工コンク
リートを省略しても止水性に劣ることがない。
ンクリートを打設することにより枠体の内周面を平滑に
することができ、また枠体を構成する鋼材の腐食を防止
することができる。また予め工場内でコンクリートを打
設してあるので、継手の現場施工が簡単である。さらに
外周側可撓止水部材取付用のボルト孔およびリング間ボ
ルト用ボルト孔の表面を覆う袋ナットを固定し、外周側
可撓止水部材および継手の暗渠への取付はコンクリート
を打設した枠体内空間の外部で行うようにしたことによ
り、コンクリートを充填し難い場所が少なくなり、施工
が容易になる。
打設されるコンクリートにおける箱抜きされた空間は、
シールド工法により暗渠を構築する際に推力受け部材取
付後の締め付け空間として役立つとともに、推力受け部
材を取外した後内周側可撓止水部材用取付ナットを挿入
して取付作業を行う空間として役立つ。また押え板にボ
ルトを溶接固定してあるので、取付ナットによる内周側
可撓止水部材の取付が容易である。
水部材の内周側には短筒状の内周面カバーゴムを暗渠の
内周面とほぼ同一面を形成するように装着したので、継
手の内周面が暗渠の内周面とほぼ同一面となり、平坦性
が確保され、水流抵抗の発生、浮遊物の引っかかりを防
止することができる。
水部材は枠体内空間に張出した部分において内周側シー
ル材の内側端部に圧着されるので、シールの達成が容易
である。また、内主桁の内周面は暗渠の内周面よりも外
周側に位置するので、押え板および取付ボルト部にコー
キングをする際に充分な厚みで行うことができる。
方向内側に張出すようにして内周側可撓止水部材取付板
が溶接固定されているので、枠体内空間にコンクリート
を充填し難い場所が少なくなるとともに、内周側可撓止
水部材にかかる荷重の幅が小さくなり、それだけ高い内
水圧に対応することができる。また、ピース間継手板は
該内周側シール溝が形成された部分において内主桁から
軸方向内側に張出しており、内周側可撓止水部材はその
取付端部の外周面において内周側シール溝に配置された
シール材の内側端部に圧着されているので、シールの達
成が容易となる。
の取付端部がピース間継手板の外周側シール溝に配置さ
れたシール材の内側端部に圧着されるようにして該内主
桁に取付けられることにより外水圧に対する止水が確保
される一方、該可撓止水部材の内周側に配置された内周
面カバーゴムの取付端部がピース間継手板の該内周側シ
ール溝に配置されたシール材の内側端部に押圧されるこ
とにより内水圧に対する止水が確保される。
されるシールド工法によって構築される暗渠の外観斜視
図である。
る。
る。
である。
Claims (12)
- 【請求項1】接続される暗渠の対向する端面にそれぞれ
固定された暗渠周方向に連続する1対の継手枠体間に、
可撓性を有する可撓止水部材が周方向に連続して水密的
に架設され、該可撓止水部材の変形によって該接続され
る暗渠の相対変位を許容する継手であって、該継手枠体
はそれぞれ周方向に複数に分割された分割ピースからな
り、各分割ピースは、長手方向が周方向に延長し幅方向
が径方向に延長する板状の内主桁および外主桁と、該内
主桁と該外主桁を外周縁において連結する外周板と、該
内主桁と該外主桁を両側端において連結する1対のピー
ス間継手板からなり、該分割ピースの周方向に隣接する
ものどうしのピース間継手板を相互に連結して該継手枠
体を構成する継手において、該外主桁の外表面の内周側
と外周側にはそれぞれ接続される暗渠の端面に周方向に
形成されたシール溝と合致する周方向に延長するシール
溝が形成され、該両ピース間継手板の内周側と外周側に
も該外主桁のシール溝と連続して継手のほぼ軸方向に延
長するシール溝が形成され、各シール溝にはシール材が
配置されるとともに、該可撓止水部材は内周側可撓止水
部材と外周側可撓止水部材からなり、該内周側可撓止水
部材はその取付端部が各継手枠体の該ピース間継手板の
該内周側シール溝に配置されたシール材の内側端部に押
圧されるようにして該内主桁に取付けられ、該外周側可
撓止水部材はその取付端部が各継手枠体の該ピース間継
手板の該外周側シール溝に配置されたシール材の内側端
部に圧着されるようにして該内主桁に取付けられている
ことを特徴とする二次覆工省略型暗渠の継手。 - 【請求項2】該継手枠体の内主桁の外周側可撓止水部材
取付用のボルト孔を覆うようにして該内主桁の外表面に
袋ナットを固定するとともに該外主桁を暗渠の端面に固
定するリング間ボルト用のボルト孔を覆うようにして該
外主桁の内表面に袋ナットを固定し、該継手枠体の該内
主桁、外主桁および外周板との間に形成される枠体内空
間内に予め工場においてコンクリートを打設したことを
特徴とする請求項1記載の継手。 - 【請求項3】該枠体内空間に充填されるコンクリートは
該内周側可撓止水部材取付位置付近から内周側の該内主
桁近傍の部分において箱抜きとされた空間が形成されて
おり、該外周側可撓止水部材は軸方向内側に装着された
押え板を介して該袋ナットに螺着される取付ボルトによ
って該内主桁に取付けられており、該内周側可撓止水部
材の軸方向内側に装着される押え板には内側表面にボル
トが溶接固定されており、該内周側可撓止水部材は該内
主桁の内側と該押え板との隙間に内周面側から挿入され
該内主桁外側において該ボルトに螺着されるナットによ
って該内主桁に取付けられていることを特徴とする請求
項2記載のの継手。 - 【請求項4】該内周側可撓止水部材の内周側には短筒状
の内周面カバーゴムが接続される暗渠の内周面とほぼ同
一面を形成しかつその取付端部が各継手枠体の内主桁と
該内周側可撓止水部材の取付端部との間に配置されるよ
うにして取付けられることにより該ピース間継手板の該
内周側シール溝に配置されたシール材の内側端部に圧着
されることを特徴とする請求項3記載の継手。 - 【請求項5】該内主桁の内周面は暗渠の内周面よりも所
定距離だけ外周側に位置し、該内主桁の内周面には該枠
体内空間内に張出すようにして内周側可撓止水部材取付
板が溶接固定されており、該取付板の内周側可撓止水部
材取付用のボルト孔を覆うようにして該取付板の外周側
表面に袋ナットが固定され、該枠体内空間に充填される
コンクリートは該取付板から内周側において箱抜きされ
た空間が形成されており、この取付板の内周面に、押え
板を介して、該袋ナットに螺着される取付ボルトによっ
て該内周側可撓止水部材の取付端部が取付けられ、該内
周側可撓止水部材はその取付端部の外周面において該ピ
ース間継手板の該内周側シール溝に配置されたシール材
の内側端部に圧着されていることを特徴とする請求項2
記載の継手。 - 【請求項6】該内周側可撓止水部材の内周側には短筒状
の内周面カバーゴムが接続される暗渠の内周面とほぼ同
一面を形成しかつその取付端部が該押え板と該内周側可
撓止水部材の取付端部との間に配置されるようにして取
付けられることを特徴とする請求項5記載の継手。 - 【請求項7】該内主桁の内周面は暗渠の内周面よりも所
定距離だけ外周側に位置し、該内主桁の内周側端部には
該内主桁から軸方向内側に張出すようにして内周側可撓
止水部材取付板が溶接固定されており、この取付板の内
周面に、押え部材を介して、取付ボルトによって該内周
側可撓止水部材の取付端部が取付けられるとともに、該
ピース間継手板は該内周側シール溝が形成された部分に
おいて該内主桁から軸方向内側に張出しており、該内周
側可撓止水部材はその取付端部の外周面において該ピー
ス間継手板の該内周側シール溝に配置されたシール材の
内側端部に圧着されていることを特徴とする請求項2記
載の継手。 - 【請求項8】該内周側可撓止水部材の内周側には短筒状
の内周面カバーゴムが接続される暗渠の内周面とほぼ同
一面を形成しかつその取付端部が該押え部材と該内周側
可撓止水部材の取付端部との間に配置されるようにして
取付けられることを特徴とする請求項7記載の継手。 - 【請求項9】該押え部材にはその内周面にボルト取付用
凹部が所定間隔で形成されており、この凹部の深さは取
付けられたボルトのヘッドの頂面が暗渠の内周面と同一
面になるように設定されていることを特徴とする請求項
8記載の継手。 - 【請求項10】該内周面カバーゴムと該内周側可撓止水
部材との間には該内周面カバーゴムの変形防止用の目地
材が配置されていることを特徴とする請求項4、請求項
6および請求項8のいずれかに記載の継手。 - 【請求項11】接続される暗渠の対向する端面にそれぞ
れ固定された暗渠の周方向に連続する1対の継手枠体間
に、可撓性を有する可撓止水部材が周方向に連続して水
密的に架設され、該可撓止水部材の変形によって該接続
される暗渠の相対変位を許容する継手であって、該継手
枠体はそれぞれ周方向に複数に分割された分割ピースか
らなり、各分割ピースは、長手方向が周方向に延長し幅
方向が径方向に延長する板状の内主桁および外主桁と、
該内主桁と該外主桁を外周縁において連結する外周板
と、該内主桁と該外主桁を両側端において連結する1対
のピース間継ぎ手板からなり、該分割ピースの周方向に
隣接するものどうしのピース間継手板を相互に連結して
該継手枠体を構成する継手において、該外主桁の外表面
の内周側と外周側にはそれぞれ接続される暗渠の端面に
周方向に形成されたシール溝と合致する周方向に延長す
るシール溝が形成され、該両ピース間継手板の内周側と
外周側にも該外主桁のシール溝と連続して継手のほぼ軸
方向に延長するシール溝が形成され、各シール溝にはシ
ール材が配置されるとともに、該可撓止水部材はその取
付端部が各継手枠体の該ピース間継手板の外周側シール
溝に配置されたシール材の内側端部に圧着されるように
して該内主桁に取付けられ、該可撓止水部材の内周側に
は短筒状の内周面カバーゴムが接続される暗渠の内周面
とほぼ同一面を形成しかつその取付端部が各継手枠体の
該ピース間継手板の該内周側シール溝に配置されたシー
ル材の内側端部に圧着されるようにして各継手枠体の該
内主桁に固定された取付部材に取付けられていることを
特徴とする二次覆工省略型暗渠の継手。 - 【請求項12】該継手枠体の内主桁の可撓止水部材取付
用のボルト孔を覆うようにして該内主桁の外表面に袋ナ
ットを固定するとともに該外主桁を暗渠の端面に固定す
るリング間ボルト用のボルト孔を覆うようにして該外主
桁の内表面に袋ナットを固定し、該継手枠体の該内主
桁、外主桁およぼ外周板との間に形成される枠体内空間
内に予め工場においてコンクリートを打設したことを特
徴とする請求項11記載の継手。
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