JP3535964B2 - 一液化システム - Google Patents
一液化システムInfo
- Publication number
- JP3535964B2 JP3535964B2 JP30880497A JP30880497A JP3535964B2 JP 3535964 B2 JP3535964 B2 JP 3535964B2 JP 30880497 A JP30880497 A JP 30880497A JP 30880497 A JP30880497 A JP 30880497A JP 3535964 B2 JP3535964 B2 JP 3535964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating container
- component
- mixing
- stirring
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
硬化型の接着剤やシーリング剤などを塗布するための複
成分混合型塗布容器に関する。
シーリング剤、接着剤として、分子末端に反応性ケイ素
基を有するポリオキシプロピレン(MS)、特開平1−
198673号に開示されるような、分子末端に反応性
ケイ素基を有するイソブチレン系重合体(PIB)およ
び水添ポリブタジエン系重合体などの加熱架橋硬化型の
シーリング剤、また、特開平4−15937号に開示さ
れるような、粘性を付与して仮止め性能を付与するため
に、これらの加熱架橋硬化型のシーリング剤にホットメ
ルトブチルなどのホットメルト樹脂をブレンドしたシー
リング剤がある。
布する際には、 これらの反応型ポリマー、 Sn系硬化触媒、アミン系硬化触媒などの硬化触
媒、 水分、 無機フィラーなどの充填剤、老化防止剤、 シランカップリング剤などの接着付与剤、 必要に応じて色粉、 などとともに用いるのが通常である。
たは二液タイプとして用いられている。すなわち、一液
タイプとして用いる場合には、図12に示したように、
円筒形状の塗布容器(カートリッジ)100に、上記
〜の成分を、の水分を完全脱水して混合した状態で
同時に充填包装している。
な別途用意したコーキングガン120を用いている。す
なわち、コーキングガン120のストッパー130を矢
印方向に解除して、ハンドル121を矢印方向に引っ張
り、これにともないハンドル121のハンドル棒部材1
22先端に連結した押し出し部材123を矢印方向に移
動させて、コーキングガン本体124に設けた装着部1
25に、塗布容器100を装着する。その後、このコー
キングガン120のトリガー126を把持して矢印方向
に握ることによって、トリガー126に連結したハンド
ル棒押し出し部材127を介して押し出し部材123が
矢印と反対方向に移動して、塗布容器底部101に設け
られた底部ピストン部材102を、上部に設けられた吐
出口103方向に押しつけて、吐出口103に装着した
吐出部材104の吐出口105からシーリング剤Aが吐
出され、空気中の水分と反応して硬化するようになって
いる。
図13に示したように、いわゆる4L缶と呼ばれる円筒
状の容器200に、例えば、その底部に主材201とし
て、上記の反応型ポリマーと水分を含んだの充填
剤、老化防止剤を、容器200の底部202に充填した
後、内蓋203で閉蓋した後、内蓋203の上部に上記
の硬化触媒との接着付与剤を充填した硬化剤用容器
204を配置した後、必要に応じて、の色粉を充填し
た色粉用袋205をその上部に配置して、上蓋206で
閉蓋して梱包している。
て、硬化剤用容器204と色粉用袋205を取り出した
後、内蓋203を開蓋して、硬化剤用容器204と色粉
用袋205からそれぞれ、硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて、混合撹拌して、図15に示
したように、別途用意したカートリッジ250に吸い上
げて、目地などに塗布して使用している。
筒状のシリンダー本体251と、シリンダー本体251
内に摺動自在に嵌装したピストン部材253と、ピスト
ン部材253に連結したピストン棒部材254に接続し
たハンドル255と、シリンダー本体251に接続した
トリガー部分256と、シリンダー本体251の先端に
脱着自在に装着した吐出口部材257を備えている。そ
して、使用時には、カートリッジ250先端に装着した
吐出口部材257を容器200内に浸漬した後、カート
リッジ250のストッパー258を矢印方向に解除し
て、ハンドル255を矢印方向に引っ張り、これにとも
ないハンドル255のピストン棒部材254先端に連結
したピストン部材253を矢印方向に移動させて、容器
200にて混合撹拌したシーリング剤をシリンダー本体
251内に吸い上げる。
ー252を把持して矢印方向に握ることによって、トリ
ガー252に連結したピストン棒押し出し部材259を
介してピストン部材253が矢印と反対方向に移動して
吐出部材257の吐出口からシーリング剤が押し出され
て吐出されるようになっている。
液タイプのものでは、中低層ビルなどの内装に用いるの
が通常であるが、この場合、色も含めて、何十〜何百種
類もの在庫を準備しなければならず、在庫のスペースな
どが必要である。また、一液タイプの場合、の充填剤
に水分が含まれているので、カートリッジに充填する際
に、熱をかけたり、減圧にして脱水するなどの煩雑な脱
水操作が必要であり、設備が必要でコスト高となってい
た。
脱水操作は不要であるが、主材201、硬化剤用容器2
04、色粉用袋205を別々に配置し、内蓋203およ
び上蓋206で閉蓋して梱包する必要があるため、その
梱包作業が煩雑であり、梱包容器の構造も複雑となり、
コストも高くなっている。
203および上蓋206を開蓋し、硬化剤用容器20
4、色粉用袋205から硬化剤および色粉を取り出し
て、主材201中に入れて混合撹拌し、別途用意した図
15に示した構造のカートリッジ250に吸い上げなけ
ればならず、煩雑な作業が必要であり、しかも、複雑な
構造の専用の混合撹拌装置が必要となる。
分混合硬化型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも
2成分に分離して収納しつつ、使用時にこれらの成分を
混合撹拌して、目地などの被塗布部分に簡単に塗布する
ことが可能な複成分混合型塗布容器を提供することを目
的とする。
および目的を達成するために発明なされたものであっ
て、本発明の複成分混合型塗布容器は、筒状の塗布容器
本体の内部に複成分混合型の少なくとも2成分を各成分
の間に形成されたフィルム状の分離部材により、それぞ
れ分離して上下方向に収容配置するとともに、塗布容器
本体の内部に上下方向に摺動自在に嵌装した撹拌部材を
備えており、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出
口より、棒状部材を塗布容器本体内に挿脱自在に挿入し
て、前記分離部材を突き破って、撹拌部材と脱着自在に
係合させ、棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材
を塗布容器本体内において上下に移動させることによ
り、塗布容器本体内に収容した前記成分を混合撹拌する
ように構成したことを特徴とする。
に、塗布容器本体の上部に形成された吐出口より、棒状
部材を塗布容器本体内に挿入して、棒状部材の先端部
で、フィルム状の分離部材を突き破ることによって、分
離された状態を確実に解除でき、塗布容器本体の上部に
形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器本体内に挿
入して撹拌部材と係合させ棒状部材を上下方向に移動さ
せて、撹拌部材を塗布容器本体内において上下に移動さ
せることにより、簡単に混合攪拌操作に移行でき、塗布
容器本体内に収容した複数の成分を簡単に混合撹拌でき
る。そして、混合撹拌した後に、棒状部材と撹拌部材と
の係合を解除した後、棒状部材を容器本体内より取り出
せば、塗布容器本体の上部に形成された吐出口から混合
撹拌された成分を目地などの被塗布部分に簡単に塗布す
ることができる。
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材の繰り返し使用により廃棄物が少量ですむ。しかも
別途撹拌装置を用いることなく、現場にて各成分を簡単
に混合撹拌できるので、その塗布作業が容易に行える。
は、前記撹拌部材には、上下方向に貫通する少なくとも
一つの撹拌孔が形成されていることを特徴とする。これ
により、撹拌孔を通して、各成分が撹拌されることにな
るので、より混合撹拌効果が促進される。
は、前記塗布容器本体の前記各成分の間には、フィルム
状の分離部材が形成されていることを特徴とする。これ
によって、不使用時において、運搬などの際に各成分が
混合して、容器本体内で反応して使用前に硬化などを起
こすのを防止することができる。
は、前記各成分が塗布容器本体内に上下方向に配置され
ていることを特徴とする。これにより、撹拌部材を塗布
容器本体内において上下に移動させることにより、複数
の成分を均一の混合撹拌できる。
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、棒
状部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成され
た、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱着
自在に装着するように構成されていることを特徴とす
る。
器本体の上部に形成された吐出口を介して挿入して撹拌
部材と係合した棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌
部材を塗布容器本体内において上下に移動させることに
より、塗布容器本体内に収容した複数の成分を混合撹拌
する際に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した
成分が漏洩するのが防止できる。
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、撹
拌部材にて混合撹拌された溶液を、吐出口から吐出する
際にさらに前記成分の混合撹拌を促進する混合翼部材が
内部に形設された混合吐出部材を、脱着自在に装着する
ように構成されていることを特徴とする。
た成分を、混合吐出部材を通過させ、混合翼部材によっ
て、吐出口から吐出する前記成分の混合撹拌をより促進
することができる。
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の複成分混合型塗布容器の第1の実施例の部分切欠
斜視図、図2は、図1の複成分混合型塗布容器の縦断面
図である。
合型塗布容器1は、略円筒形状の塗布容器本体2と、塗
布容器本体2の底部3に設けられ塗布容器本体2の内壁
4上を上下方向に摺動可能に装着された略カップ形状の
底部ピストン部材5とを備えている。
が設けられており、その中央部分には、吐出孔7が設け
られている。吐出孔7の周囲は、上壁6よりも上方に突
出し、その外周に雄ねじ8が螺設された吐出口9が形成
されている。そして、この吐出口の雄ねじ8に螺合する
雌ねじ32が内壁に形成されたゴムなどの弾性部材、フ
ッ素樹脂、ポリエチレンなどの合成樹脂から構成された
保護キャップ部材30が、吐出口9に予め螺着されてい
る。この保護キャップ部材30には、後述する棒状部材
20を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔31が形成され
ている。また、この保護キャップ部材30は、吐出口9
に予め螺着したが、使用時に螺着するようにすることも
可能である。
ように棒状部材20の先端21などの先の尖った部材な
どで突き刺すことによってその仮着状態が解除された
り、または孔を開けることができる閉塞部材10によっ
て閉塞されている。
に、使用時に保護キャップ部材30を吐出口9から取り
外した後、別途、図3に示したような形状の本発明の複
成分混合型塗布容器1とともに用いるために用意された
混合吐出部材40の内壁41の下端に設けられた雌ねじ
42を吐出口9の雄ねじ8に螺着させて係合することが
できるようになっている。この混合吐出部材40は、断
面略円錐形状であって、その内壁41に、螺旋形状の混
合翼部材43が形成されており、この中を容器本体2か
ら吐出された成分が通過することによって撹拌され、撹
拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けられ
た吐出孔44より吐出されるようになっている。
護キャップ部材30を螺着によって係合したが、図4に
示したように、吐出口9の外周に嵌合凸部9aを、保護
キャップ部材30の内壁にこの嵌合凸部9aに嵌合する
嵌合凹部34を設けて、この保護キャップ部材30を合
成樹脂などの可撓性の材料から構成して、これらを嵌合
するようにして脱着自在に係合するようにしてもよい。
また、この構造を、図示しないが、吐出口9と混合吐出
部材40との係合の場合にも同様に適用することも勿論
可能である。
盤形状の撹拌部材11が塗布容器本体2の内壁4に嵌着
されており、撹拌部材11は塗布容器本体2の内壁4上
を上下方向に摺動自在に構成されている。この撹拌部材
11の上部中央部分には、円筒形状の係合部12が形成
されており、この係合部12の内壁13に雌ねじ14が
螺設されており、後述するように、別途用意した棒状部
材20の先端21に螺設された雄ねじ22と螺合して係
合できるように構成されている。
を塗布容器本体2の底部3の近傍に予め配置したが、撹
拌部材11を塗布容器本体2の上壁6近傍に予め位置さ
せておくことも勿論可能である。
する複数の撹拌孔15が形成されており、混合撹拌効果
を向上するようになっている。なお、この撹拌部材11
の厚さは、特に限定されるものではなく、また、撹拌部
材11に設けられた撹拌孔15の数は少なくとも一つで
あればよく、その形状も本実施例のように円形とする
他、例えば楕円形状にするなど適宜変更可能であり何ら
限定されるものではない。
たが、例えば、図5に示したように、星形の複数の突設
部11aを有する形状として、突設部11a,11aの
間を撹拌孔15’としたもの、図6に示したように、螺
旋形状の羽根部材11bとして、螺旋形状の撹拌孔1
5”を形成して、その混合撹拌効果を向上するようにし
たものなど、適宜変更可能である。
体2の底部3の底部ピストン部材5の上方部分に、第1
成分収容部16が、その上部に第2成分収容部17がそ
れぞれ、塗布容器本体2の内壁4に固着されたフィルム
状の分離部材18を介して相互に分離した状態で収容さ
れている。なお、この分離部材18は、後述するよう
に、棒状部材20を吐出口9を介して塗布容器本体2内
に挿入した際に、棒状部材20の先端部で容易に突き破
ることができ、撹拌部材11の上下移動によって塗布容
器本体2の内壁4との固着状態が解除できるように、例
えば、ビニールなどの薄い合成樹脂フィルム、アルミ箔
などから構成されている。また、この分離部材18は、
第1成分収容部16に収容した成分と第2成分収容部1
7に収容した成分とが、混ざりにくい成分である場合に
は、省略可能である。
と第2成分収容部17との二つの成分収容部に分離して
収容したが、図7に示したように三つ以上の複数の成分
に分離して収容することも可能である。
5、撹拌部材11の材質は特に限定されるものではな
く、塗布容器本体2に収容する成分に応じて、例えば、
アルミなどの金属、フッ素樹脂、ポリエチレンなどの合
成樹脂、ダンボールなどの紙の表面にアルミを蒸着した
ものなどが使用可能であり、これらを適宜組み合わせる
ことも可能である。さらに、これらの部材の寸法、形状
も適宜変更可能であり、例えば、塗布容器本体2の形状
を多角形円筒状にしてこれに応じて底部ピストン部材
5、撹拌部材11の形状も多角形盤状とすることも可能
である。
型塗布容器1は、下記のようにして使用される。先ず、
例えば、前述した(1)の反応型ポリマーと水分を含ん
だ(4)の充填剤、老化防止剤を主材として、第1成分
収容部16に収容するとともに、(2)の硬化触媒と
(5)の接着付与剤および必要に応じて(6)の色粉を
副剤として第2成分収容部17に収容する。なお、これ
らの成分の組み合わせ、収容部分は適宜変更可能である
ことは勿論である。
に、予め保護キャップ30に形成された挿通孔31か
ら、別途、図8に示したような形状の本発明の複成分混
合型塗布容器1とともに用いるために用意された棒状部
材20を用いて押し込んだり又はねじこんだりすること
によって、その先端部21を、吐出口9を介して塗布容
器本体2内に挿入して、閉塞部材10の仮着状態を解除
して孔を開ける。なお、この場合、閉塞部材10の仮着
状態を解除して孔を開けるには、棒状部材20を用いな
いで、ドライバーなどの工具などで開けることも勿論可
能である。また、この棒状部材20の上端には、図示し
ないが、把持しやすいように、径を大きく太くした把持
部分を設けることも可能である。
示したように、棒状部材20を塗布容器本体2内にさら
に挿入して、その先端部21で分離部材18を突き破っ
て、塗布容器本体2の底部3に位置する撹拌部材11の
係合部12の内壁13に形成された雌ねじ14に、棒状
部材20の先端21に螺設された雄ねじ22を螺合させ
て係合する。
2の内壁4と撹拌部材11の外周11aとがある程度摩
擦を有するので、棒状部材20の回転とともに撹拌部材
11が回転しないようになっているので螺着できるよう
になっている。
に、棒状部材20を保護キャップ30の挿通孔31をガ
イドとして、上方に引くことにより、撹拌部材11が塗
布容器本体2の内壁4上を上方向に摺動して、撹拌部材
11によって、第1成分収容部16に収容した主材と、
第2成分収容部17に収容した副剤とが撹拌混合され
る。なお、この際、撹拌部材11に上下方向に貫通して
形成された複数の撹拌孔15により、撹拌流が生じて混
合撹拌効果が向上するようになっている。
さらに移動させることによって、撹拌部材11を塗布容
器本体2内を上下に移動させて、両成分をさらに撹拌混
合することもできる。
撹拌混合した後、棒状部材20の先端21の雄ねじ22
と撹拌部材11の係合部12の雌ねじ14との螺合によ
る係合状態を解除した後、棒状部材20を塗布容器本体
2内から取り出す。
本体2の底部に位置させて取り出すようにすれば、吐出
口9から混合成分が吐出されるのを妨げないので好まし
い。 そして、図10に示したように、保護キャップ
部材30を吐出口9から取り外した後、別途、図3に示
したような形状の本発明の複成分混合型塗布容器1とと
もに用いるために用意された混合吐出部材40の内壁に
設けられた雌ねじ42を吐出口9の雄ねじ8に螺着させ
て係合する。
であって、その内壁41に、螺旋形状の混合翼部材43
が形成されており、この中を容器本体2から吐出された
成分が通過することによって、混合翼部材43によって
撹拌混合が促進されて混合吐出部材40の上部に設けら
れた吐出孔44より吐出されるようになっている。
ーキングガン(図示せず)に、複成分混合型塗布容器1
を装着した後、このコーキングガンを用いて、塗布容器
本体底部に設けられた底部ピストン部材5を、図10の
矢印および一点鎖線で示したように、上部に設けられた
吐出孔44方向に押しつけて、この吐出孔44を、例え
ば、被塗布部分の目地などの部分にあてれば、混合され
た混合成分(シーリング剤)が塗布され、直ちに硬化す
る。
ある場合には、混合吐出部材40を用いずに、図12に
示したような、従来タイプのの吐出部材104を用いる
ことも勿論可能である。
の第2の実施例を示す図2と同様な縦断面図である。な
お、この実施例の複成分混合型塗布容器は、基本的に
は、前述した図1に示した第1の実施例の複成分混合型
塗布容器と同様な構造であり、同一部材には同一の参照
番号を付している。
実施例の複成分混合型塗布容器では、撹拌部材11の係
合部12と棒状部材20の先端21とを螺着によって係
合したが、図11に示したように、棒状部材20の先端
部21の外周に嵌合凸部23を、係合部12の内壁13
に係合凹部13aを設けて、係合部を合成樹脂などの可
撓性の部材から構成して、これらを嵌合するようにして
脱着自在に係合するようにしたものである。
に、棒状部材20を塗布容器本体2の底部3に位置する
撹拌部材11に上方に押しつけるだけで、棒状部材20
の先端の嵌合凸部23が係合部12の係合凹部13aに
係合して、棒状部材20と撹拌部材11とが係合され、
図11の一点鎖線で示したように、棒状部材20を撹拌
部材11が容器本体2の上壁6に当接した位置からさら
に上方に引き上げるだけで、自動的に棒状部材20と撹
拌部材11との係合が解除できるのでより便利に構成さ
れている。
二液混合硬化型の接着剤やシーリング剤に限らず、例え
ば、マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品
に塗布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と
流動体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合
など、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗
布する塗布容器として適用することが可能であり、何ら
限定されるものではない。
体の上部に形成された吐出口より、棒状部材を塗布容器
本体内に挿入して、棒状部材の先端部で、フィルム状の
分離部材を突き破ることによって、分離された状態を確
実に解除でき、塗布容器本体の上部に形成された吐出口
より、棒状部材を塗布容器本体内に挿入して撹拌部材と
係合させ棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を
塗布容器本体内において上下に移動させることにより、
簡単に混合攪拌操作に移行でき、塗布容器本体内に収容
した複数の成分を簡単に混合撹拌できる。
拌部材との係合を解除した後、棒状部材を容器本体内よ
り取り出せば、塗布容器本体の上部に形成された吐出口
から混合撹拌された溶液を目地などの被塗布部分に簡単
に塗布することができる。
を必要とせず簡単に収納でき、その構造も簡単であり、
部品点数も少なく、廃棄物が少量ですむ。さらに、棒状
部材の繰り返し使用により廃棄物が少量ですむ。しかも
別途撹拌装置を用いることなく、現場にて各成分を簡単
に混合撹拌できるので、その塗布作業が容易に行える。
は、前記撹拌部材には、上下方向に貫通する少なくとも
一つの撹拌孔が形成されているので、この撹拌孔を通し
て、各成分が撹拌されることになるので、より混合撹拌
効果が促進される。
は、前記塗布容器本体の前記各成分の間には、フィルム
状の分離部材が形成されているので、不使用時におい
て、運搬などの際に各成分が混合して、容器本体内で反
応して使用前に硬化などを起こすのを防止することがで
きる。
は、前記塗布容器本体の上部に形成した吐出口に、棒状
部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が形成された、
前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部材を脱着自在
に装着するように構成されているので、塗布容器本体の
上部に形成された吐出口を介して挿入して撹拌部材と係
合した棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を塗
布容器本体内において上下に移動させることにより、塗
布容器本体内に収容した複数の成分を混合撹拌する際
に、吐出口を介して、塗布容器本体内に収容した成分が
漏洩するのが防止できる。
は、前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口に、撹
拌部材にて混合撹拌された溶液を、吐出口から吐出する
際にさらに前記成分の混合撹拌を促進する混合翼部材が
内部に形設された混合吐出部材を、脱着自在に装着する
ように構成されているので、撹拌部材にて混合撹拌され
た成分を、混合吐出部材を通過させ、混合翼部材によっ
て、吐出口から吐出する前記成分の混合撹拌をより促進
することができる。
型の接着剤やシーリング剤などを少なくとも2成分に分
離して収納しつつ、使用時にこれらの成分を混合撹拌し
て、目地などの被塗布部分に簡単に塗布することが可能
な複成分混合型塗布容器を提供でき、しかも、例えば、
マヨネーズとケチャップを混合してパンなどの食品に塗
布する際など、液体の混合の場合に限らず、液体と流動
体との混合、流動体同士の混合、固体と液体の混合な
ど、あらゆる分野の複成分混合型の成分を混合して塗布
する塗布容器を提供できる。
の実施例の部分切欠斜視図である。
図である。
に用いる混合吐出部材を装着した状態を示す部分拡大断
面図である。
キャップ部材と吐出口の係合状態を示す別の実施例の部
分拡大断面図である。
部材の別の実施例を示す上面図である。
部材の別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
実施例の縦断面図である。
部材を挿入する状態を説明する縦断面図である。
部材に棒状部材を装着して撹拌混合する状態を説明する
縦断面図である。
吐出口に混合吐出部材を装着して使用する状態を説明す
る縦断面図である。
第2の実施例の縦断面図である。
断面図である。
断面図である。
ーキングガンを用いて使用する状態を説明する概略図で
ある。
もに用いるカートリッジの概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状の塗布容器本体の内部に複成分混合
型の少なくとも2成分を各成分の間に形成されたフィル
ム状の分離部材により、それぞれ分離して上下方向に収
容配置するとともに、 塗布容器本体の内部に上下方向に摺動自在に嵌装した撹
拌部材を備えており、 前記塗布容器本体の上部に形成された吐出口より、棒状
部材を塗布容器本体内に挿脱自在に挿入して、前記分離
部材を突き破って、撹拌部材と脱着自在に係合させ、 棒状部材を上下方向に移動させて、撹拌部材を塗布容器
本体内において上下に移動させることにより、塗布容器
本体内に収容した前記成分を混合撹拌するように構成し
たことを特徴とする複成分混合型塗布容器。 - 【請求項2】 前記撹拌部材には、上下方向に貫通する
少なくとも一つの撹拌孔が形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の複成分混合型塗布容器。 - 【請求項3】 前記塗布容器本体の上部に形成された吐
出口に、棒状部材を液密状態で挿通摺動可能な挿通孔が
形成された、前記成分の漏洩を防止する保護キャップ部
材を脱着自在に装着するように構成されていることを特
徴とする請求項1から2のいずれかに記載の複成分混合
型塗布容器。 - 【請求項4】 前記塗布容器本体の上部に形成された吐
出口に、撹拌部材にて混合撹拌された溶液を、吐出口か
ら吐出する際にさらに前記成分の混合撹拌を促進する混
合翼部材が内部に形設された混合吐出部材を、脱着自在
に装着するように構成されていることを特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載の複成分混合型塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30880497A JP3535964B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 一液化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30880497A JP3535964B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 一液化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11138078A JPH11138078A (ja) | 1999-05-25 |
JP3535964B2 true JP3535964B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=17985520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30880497A Expired - Fee Related JP3535964B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 一液化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3535964B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4869303B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2012-02-08 | 明星工業株式会社 | 充填装置、及び、その充填装置を用いた充填方法 |
JP5120355B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2013-01-16 | 住友大阪セメント株式会社 | 無機系アンカーの水中施工方法 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30880497A patent/JP3535964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11138078A (ja) | 1999-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5676280A (en) | Anti cross-contamination dual cartridge dispenser | |
CA1166205A (en) | Caulker for dispensing two viscous components | |
US5875928A (en) | Device for mixing and discharging a molding composition | |
US4858759A (en) | Container arrangement for cartridge dispensing two-component mass | |
US5027872A (en) | System for introducing additive into a container | |
US6099160A (en) | Mixing system for mixing and dispensing reactive materials | |
US8281956B2 (en) | Dispensing apparatus | |
US3858853A (en) | Container with mixer and method of use | |
US3730394A (en) | Putty mixing container for caulking gun-type dispenser | |
US20150360248A1 (en) | Disposable assembly for preparing and working paint or for spraying a product resulting from mixing at least two components, to be used as a bucket on a spraying tool | |
JP2005524528A (ja) | スプレーガン用の適応型の袋状貯蔵器 | |
US10150607B2 (en) | Adhesive packaging system with membrane | |
US20210002058A1 (en) | System for packaging two components | |
EP0093185A1 (en) | Caulker for dispensing two viscous components | |
US5425475A (en) | Epoxy dispenser | |
JPS6326027B2 (ja) | ||
JP3535964B2 (ja) | 一液化システム | |
US4750615A (en) | Apparatus to maintain separate until the moment of use, two different substances within a container, particularly two-component resins | |
US4272199A (en) | Mixing container | |
JP3760042B2 (ja) | 一液化システム | |
CA3001531C (en) | Multi-chamber film bag and use thereof | |
CN110621412B (zh) | 一种装有优化闭合式构件的涂料容器 | |
JP3552892B2 (ja) | 複成分混合型塗布容器および複成分混合方法 | |
US2895648A (en) | Mixing and dispensing system | |
JP3710350B2 (ja) | パテ剤施工用注出袋の注出部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040315 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |