JP3534381B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
担持体の表面にトナー像を形成する現像装置と、像担持
体表面のトナー像が転写される転写材を搬送する転写ベ
ルトと、転写材にトナー像を転写した後の像担持体表面
に付着する転写残トナーを像担持体表面から除去して像
担持体表面を清掃する担持体用クリーニング装置と、前
記転写ベルトの表面に付着したトナーを転写ベルト表面
から除去して転写ベルト表面を清掃するベルト用クリー
ニング装置と、前記担持体用クリーニング装置から排出
されたトナーを前記現像装置において再使用すべく、当
該トナーを現像装置へ搬送するための第1のトナー搬送
手段と、前記ベルト用クリーニング装置から排出された
トナーを廃トナー容器へ搬送するための第2のトナー搬
送手段と、前記第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬
送手段が前記各トナーを現像装置と廃トナー容器にそれ
ぞれ搬送するように、当該第1のトナー搬送手段と第2
のトナー搬送手段をそれぞれ作動させる駆動手段とを具
備して成る画像形成装置に関する。
れらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして
構成される上記形式の画像形成装置においては、担持体
用クリーニング装置から排出されるトナーを、第1のト
ナー搬送手段によって現像装置へ搬送し、そのトナーを
現像装置において再使用できるので、画像形成装置のト
ナー消費量を低減でき、ユーザに対する経済的負担を軽
減することができる。一方、転写ベルトから回収された
トナーについては、これを第2のトナー搬送手段によっ
て廃トナー容器に搬送し、当該トナーをこの廃トナー容
器に収容することができる。
多くの場合、これを現像装置において再使用できるだけ
の品質を維持しているので、これを第1のトナー搬送手
段によって現像装置へ搬送する。一方、転写ベルトから
回収したトナーは、紙粉などの異物の混入量が多く、そ
の品質が劣悪なものとなっているので、これを現像装置
において再使用すると、これによって形成されたトナー
像の画質が著しく低下する。よって、このトナーについ
ては、これを第2のトナー搬送手段によって廃トナー容
器へ搬送し、これを現像装置において使用しないように
するのである。
排出されるトナーにも紙粉などの異物がわずかに含まれ
ているため、これを現像装置において再使用すると、こ
れによって形成されたトナー像の画質が、新たなトナー
を使用した場合に比べて多少劣化することは一般に避け
られない。特に画像形成装置本体内の温度や湿度が高い
と、そのトナー像の画質が劣化しやすくなり、また使用
する転写材の紙質によっても、担持体用クリーニング装
置から排出されるトナーへの異物混入量が多くなり、こ
れにより形成されるトナー像の画質が劣化する。
転写残トナーを現像装置に搬送してこれを再使用する
と、ユーザに対する経済的負担を軽減できるという利点
が得られる反面、そのトナーを用いて形成した画像は、
その画質が多少劣化する欠点を免れない。そして、ユー
ザのなかには、最終的に得られる画像の画質が多少悪く
とも、トナー消費量の低減を優先して考える者もあれ
ば、トナー消費量が多少、多くなっても高品質の画像を
得たいと考える者もいる。
グ装置から排出されるトナーを現像装置で再使用する形
式の画像形成装置と、このトナーを廃棄する形式の画像
形成装置とに分けられており、前者の画像形成装置は、
必ず、担持体用クリーニング装置から排出されたトナー
を再使用するように作動し、後者の画像形成装置は、必
ず、そのトナーを廃棄するように作動するようになって
いる。冒頭に記載した形式の従来の画像形成装置は、前
者の画像形成装置に属するものであるが、この種の画像
形成装置では、担持体用クリーニング装置から排出され
たトナーを現像装置にて再使用せず、高品質な画像を得
たいと考えるユーザの要望に応えることはできない。
ニング装置から排出されたトナーを現像装置にて再使用
した際、或る程度の画質劣化は許容できても、その画質
劣化が著しくなったときは、これに耐えることができな
いと考える者もある。また、画像の形成された最終転写
材の使用目的によっても、ユーザの画質に対する要求が
異なることがある。ところが、従来の画像形成装置で
は、このようなユーザの要望にも応えることができなか
った。
規な認識に基きなされたものであり、ユーザの多様な要
求に応えることのできる画像形成装置を提供することに
ある。
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、操作者の入力により、第1のトナー搬送手段の作動
が禁止されるように当該第1のトナー搬送手段を制御す
る搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手段が作
動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁止された状
態で、担持体用クリーニング装置から第1のトナー搬送
手段内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬送手段内
に移行できるように、第1のトナー搬送手段から第2の
トナー搬送手段へのトナーの移行部を設けたことを特徴
とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
め、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、画像
形成装置本体内の温度を検知する温度センサと、該温度
センサによって画像形成装置本体内の温度が所定温度以
上となったことが検知されたとき、第1のトナー搬送手
段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬送手段
を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送
手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁止
された状態で、担持体用クリーニング装置から第1のト
ナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬
送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送手段か
ら第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設けたこ
とを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項2)。
置において、前記搬送手段作動制御手段は、前記温度セ
ンサによって、画像形成装置本体内の温度が前記所定温
度よりも低くなったことが検知されたとき、第1のトナ
ー搬送手段の作動の禁止を解除するように、当該第1の
トナー搬送手段を制御すると有利である(請求項3)。
置において、前記搬送手段作動制御手段は、前記温度セ
ンサによって、画像形成装置本体内の温度が前記所定温
度よりも低くなったことが検知されたとき、その時点か
ら所定時間を経過した後に、第1のトナー搬送手段の作
動の禁止を解除するように、当該第1のトナー搬送手段
を制御すると有利である(請求項4)。
め、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、画像
形成装置本体内の湿度を検知する湿度センサと、該湿度
センサによって画像形成装置本体内の湿度が所定湿度以
上となったことが検知されたとき、第1のトナー搬送手
段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬送手段
を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送
手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁止
された状態で、担持体用クリーニング装置から第1のト
ナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬
送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送手段か
ら第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設けたこ
とを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項5)。
置において、前記搬送手段作動制御手段は、前記湿度セ
ンサによって、画像形成装置本体内の湿度が前記所定湿
度よりも低くなったことが検知されたとき、第1のトナ
ー搬送手段の作動の禁止を解除するように、当該第1の
トナー搬送手段を制御すると有利である(請求項6)。
置において、前記搬送手段作動制御手段は、前記湿度セ
ンサによって、画像形成装置本体内の湿度が前記所定湿
度よりも低くなったことが検知されたとき、その時点か
ら所定時間を経過した後に、第1のトナー搬送手段の作
動の禁止を解除するように、当該第1のトナー搬送手段
を制御すると有利である(請求項7)。
め、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、前記
像担持体を駆動する駆動モータの作動時間を検出するモ
ータ作動時間検出手段と、該駆動モータが連続して作動
した時間が所定値以上となったとき、第1のトナー搬送
手段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬送手
段を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬
送手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁
止された状態で、担持体用クリーニング装置から第1の
トナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のトナー
搬送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送手段
から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設けた
ことを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項
8)。
め、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、前記
像担持体を駆動する駆動モータの作動時間を検出するモ
ータ作動時間検出手段と、過去の所定時間内に前記駆動
モータが作動した時間の合計が所定値以上となったと
き、第1のトナー搬送手段の作動が禁止されるように当
該第1のトナー搬送手段を制御する搬送手段作動制御手
段と、第2のトナー搬送手段が作動し、かつ第1のトナ
ー搬送手段の作動が禁止された状態で、担持体用クリー
ニング装置から第1のトナー搬送手段内に送り込まれた
トナーが第2のトナー搬送手段内に移行できるように、
第1のトナー搬送手段から第2のトナー搬送手段へのト
ナーの移行部を設けたことを特徴とする画像形成装置を
提案する(請求項9)。
形成装置と、その画像形成方法を図面に従って詳細に説
明する。
その正面側から示した概略断面図であり、図2は、この
画像形成装置の外装カバーを取り外すと共に、当該画像
形成装置の一部の要素だけを、その斜め後方から示した
斜視図である。ここに示した画像形成装置は、原稿画像
を読み取り、その原稿画像に基づいて電子写真方式によ
る画像形成を行う複写機の機能と、プリンタの機能を有
しているが、さらにファクシミリとしての機能を追加す
ることもできる。
に固設されたコンタクトガラス2上に図示していない原
稿が載置され、この原稿は、図1の右方へ移動する光源
3によって照明され、その反射光像は、光源3と共に右
方に移動する第1ミラー4にて反射し、次いで、光源3
の1/2の速さで右方に移動する第2及び第3ミラー
5,6で反射した後、読み取り装置7に入射する。読み
取り装置7は、原稿からの反射光像を読み取るための例
えばCCDより成る図示していないイメージセンサと、
このセンサに光像を結像する同じく図示していない結像
レンズを有している。
フレーム1A及び側板1Bに対して回転可能に支持され
た潜像担持体の一例であるドラム状の感光体14は、画
像形成装置本体1の奥側の側板1Bに支持された駆動モ
ータ61によって、図示していない伝動装置を介して、
図1における時計方向に回転駆動される。このとき、そ
の感光体14の表面は、帯電装置15によって所定の極
性に均一に、例えば約−900Vに帯電され、その帯電
面には、露光装置8から出射する光変調されたレーザ光
Lを照射され、これによって感光体14上に静電潜像が
形成される。複数のプーリに巻き掛けられて回転駆動さ
れる無端ベルト状の感光体より成る像担持体などを用い
ることもできる。駆動モータ61は、感光体14のほか
に、画像形成用の他の要素の駆動源ともなっており、ま
た後述する第1及び第2のトナー搬送手段の駆動源とも
なっている。
いレーザ光源から出射するレーザ光を反射する回転多面
鏡9、fθレンズなどからなる走査結像用のレンズ系1
0、レンズ系10を通ったレーザ光を反射するミラー1
1,12,13を有し、そのレーザ光Lが感光体14上
に結像される。レーザ光は、読み取り装置7で読み取ら
れた画像信号に対応して光変調されており、かかるレー
ザ光Lを照射された感光体14の表面には、原稿画像に
対応する静電潜像が形成される。
を通るとき、トナー像として可視像化される。図1に示
した現像装置16は、現像剤Dを収容した現像剤ケース
18と、その内部で回転可能に支持された現像ローラ1
7を有し、回転駆動される現像ローラ17の周面に現像
剤が担持されて搬送され、かかる搬送現像剤によって感
光体14に形成された静電潜像がトナー像として可視像
化される。本例の現像装置16では、現像剤Dとして
は、トナーとキャリアを有する粉体状の二成分系現像剤
が用いられているが、キャリアを含まない一成分系現像
剤を用いることもできる。また現像剤ケース18にはト
ナー補給容器18Aが付設され、ここにトナーTが収容
され、現像剤ケース18内の現像剤Dのトナー濃度が低
下したとき、トナー補給ローラ19が回転して、トナー
補給容器18A内のトナーTが現像剤ケース18内の現
像剤中に補給される。
20Bのいずれかのカセットから転写材の一例である転
写紙Pが矢印A方向に給送され、その転写紙Pが、レジ
ストローラ対21によって、感光体14上のトナー像に
整合するタイミングで、感光体14と転写ベルト22と
の間の転写位置Sに給送される。
3と従動ローラ24とに巻き掛けられて矢印B方向に駆
動され、転写位置Sにおいて感光体14の表面に当接し
ている。レジストローラ対21によって送り出された転
写紙Pは、この転写ベルト22に担持されて搬送されつ
つ、転写ベルト22と感光体14の間の転写位置Sを通
過する。このとき、転写ベルト22の裏面側に配置され
たバイアスローラ25には、感光体14上のトナー像の
トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これによ
って感光体14上のトナー像が転写紙Pの表面に静電転
写される。
後方から示した分解斜視図であるが、この図に示すよう
に、転写ベルト22を巻き掛けた駆動ローラ23と従動
ローラ24は、ケース27に回転自在に支持され、これ
らが転写ユニットを構成している。
き転写ベルト22に担持されて搬送され、転写ベルト2
2を離れた後、定着装置30を通り、このとき熱と圧力
の作用でトナー像が転写紙P上に定着される。次いで、
この転写紙Pは、排紙ローラ対31によってコピー紙と
して排紙トレイ32上に排出される。
Pに転写されなかった転写残トナーが付着しており、か
かる転写残トナーは、担持体用クリーニング装置33に
よって除去され、感光体表面が清掃される。清掃後の感
光体表面はランプより成る除電装置37により除電作用
を受けて初期化され、引き続き前述の動作が実行され、
次の転写紙上にトナー像が転写される。
クリーニングブレード34より成るクリーニング部材
と、クリーニングケース35と、そのクリーニングケー
ス35の底部に配置されたトナー排出部材36とを有し
ている。クリーニングブレード34は、ゴムなどの弾性
材より成り、感光体14の軸方向における画像領域、す
なわち転写残トナーが付着する領域の全体に亘って感光
体14に対して平行に延び、その基端部はクリーニング
ケース35に固定され、これと反対側の先端エッジ部が
感光体14の表面に圧接し、その表面に付着した転写残
トナーを掻き取り除去する。
まわりに固定された螺旋状の羽根とを有するスクリュー
コンベアとして構成され(図5参照)、このトナー排出
部材36は、クリーニングケース35の底部に回転自在
に配置され、その中心軸線のまわりに回転駆動される。
かかるトナー排出部材36は感光体14に対してほぼ平
行に、かつクリーニングケース35の長手方向(図1の
紙面に対して垂直な方向)に長く延び、図3及び図5に
示すように、クリーニングケース35の奥側の側壁に固
設されたトナー排出管42の内部に突入している。
よって感光体14の表面から掻き取られて除去された転
写残トナーは、クリーニングケース35の底部に落下
し、落下したトナーは、クリーニングケース35の底部
に配置されて回転駆動されるトナー排出部材36によっ
て画像形成装置本体1の奥側へ向けて搬送され、トナー
排出管42を通してその先端のトナー排出口から担持体
用クリーニング装置33外に排出される。このように、
担持体用クリーニング装置33は、像担持体表面から除
去したトナーをその担持体用クリーニング装置外へ搬送
して排出させるトナー排出部材36を有している。
14、帯電装置15、担持体用クリーニング装置33及
び除電装置37が、図3に示したユニットケース41に
組込まれてこれらが担持体ユニット40を構成してお
り、前述のクリーニングケース35は、ユニットケース
41の一部によって構成されている。
14上の多少の地汚れトナーが移行して付着しており、
これを放置すると、そのトナーが、転写ベルト22に送
り込まれた転写紙Pの裏面に付着し、その転写紙をトナ
ーで汚すことになるため、転写ベルト22の表面に付着
したトナーは、ベルト用クリーニング装置26によって
除去される。
転写ベルト22の表面に圧接したクリーニングブレード
28より成るクリーニング部材と、前述のケース27の
一部によって構成されたクリーニングケース26Aと、
その底部に配置されたトナー排出部材29とを有してい
る。
弾性材より成り、転写ベルト22上のトナーが付着する
領域の全体に亘って転写ベルト22に対して平行に延
び、その基端部はクリーニングケース26Aに固定さ
れ、これと反対側の先端エッジ部が転写ベルト22の表
面に圧接し、その表面に付着したトナーを掻き取り除去
する。
クリーニング装置33のクリーニングブレード28,3
4の代りに、ファーブラシやクリーニングローラ、又は
磁気ブラシローラなどのクリーニング部材を用い、また
は複数のクリーニング部材を用いることもできる。
部材36と同様に、回転中心軸とそのまわりに固定され
た螺旋状の羽根とを有するスクリューコンベアとして構
成され(図5参照)、このトナー排出部材29は、クリ
ーニングケース26Aの底部に回転自在に配置され、そ
の中心軸線のまわりに回転駆動される。また、このトナ
ー排出部材29もクリーニングケース26Aの長手方向
(図1の紙面に対して垂直な方向)に長く延び、図3及
び図5に示すように、クリーニングケース26Aの奥側
の側壁に固設されたトナー排出管43の内部に突入して
いる。
クリーニング装置33のトナー排出部材として、例えば
ワイヤなどの線状体をコイル状に巻回し、これを回転駆
動してトナーを搬送する形式のトナー排出部材などを用
いることもできる。
ルト22の表面から掻き取られて除去されたトナーは、
クリーニングケース26Aの底部に落下し、落下したト
ナーは、クリーニングケース26Aの底部に配置されて
回転駆動されるトナー排出部材29によって画像形成装
置本体の奥側へ向けて搬送され、トナー排出管43を通
してその先端のトナー排出口からベルト用クリーニング
装置26外に排出される。このように、ベルト用クリー
ニング装置26も、転写ベルト22の表面から除去した
トナーをベルト用クリーニング装置26外へ搬送して排
出させるトナー排出部材29を有している。
回転駆動される感光体14より成る像担持体と、この像
担持体の表面にトナー像を形成する現像装置16と、像
担持体表面のトナー像が転写される転写紙Pより成る転
写材を搬送する転写ベルト22と、転写材にトナー像を
転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナーを像
担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する担持体
用クリーニング装置33と、転写ベルト22の表面に付
着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベルト
表面を清掃するベルト用クリーニング装置26とを有し
ている。
着する転写残トナーは、多くの場合、これを現像装置1
6において再使用できるだけの品質を維持しているの
で、本例の画像形成装置は、担持体用クリーニング装置
33から排出されたトナーを、図2乃至図6に示した第
1のトナー搬送手段44によって現像装置16に搬送し
て再使用できるように構成されている。一方、転写ベル
ト22から回収されたトナーは、一般に品質が悪く、こ
れを現像装置16において再使用することは不適当であ
る。このため、ベルト用クリーニング装置26から排出
されたトナーは、図2乃至図5に示した第2のトナー搬
送手段45によって、図1及び図2に示した廃トナー容
器38に搬送され、ここに収容されるように構成されて
いる。
ングケース35に接続されたトナー排出管42と、ベル
ト用クリーニング装置26のクリーニングケース26A
に接続されたトナー排出管43は、共に画像形成装置本
体1の奥側へ向けて突出し、画像形成装置本体の奥側の
側板1B(図2)を貫通して奥側に延びている。両クリ
ーニング装置33,26から排出されるトナーは、共に
画像形成装置本体奥側の同一方向に排出されるのであ
る。そして、画像形成装置本体1の奥側の側板1Bより
もさらに奥側の画像形成装置本体内に、第1及び第2の
トナー搬送手段44,45が設けられており、これらの
トナー搬送手段44,45は次のように構成されてい
る。
搬送手段44は、箱状の第1のトナー受けケース46を
有し、その下端部に、当該第1のトナー受けケース46
と連通する第1のトナー搬送管62が一体に接続され、
このトナー搬送管62には、第1のトナー搬送部材72
(図6も参照)が、そのトナー搬送管62のほぼ全長に
亘って配置されている。
の第2のトナー受けケース52を有し、その下端部に、
当該第2のトナー受けケース52と連通する第2のトナ
ー搬送管53が一体に接続され、この第2のトナー搬送
管53には、第2のトナー搬送部材54が、そのトナー
搬送管53のほぼ全長に亘って配置されている。さら
に、第2のトナー搬送管53には、このトナー搬送管5
3に連通する中空ケース47が一体に固設され、この中
空ケース47と前述の第1のトナー受けケース46は互
いに画像形成装置本体の前後方向に隣接している。
リーニングケース35に突設されたトナー排出管42
は、中空ケース47と第1のトナー受けケース46の上
部に形成された孔48,49を貫通し、その先端部が第
1のトナー受けケース46の上部空間内に突出してい
る。同様に、ベルト用クリーニング装置26のクリーニ
ングケース26Aに突設されたトナー排出管43は、第
2のトナー受けケース52の上部に形成された孔153
に嵌合し、その先端部が第2のトナー受けケース52の
上部空間内に突出している。第1及び第2のトナー搬送
管62,53は、互いに一体的に組付けられ、図示して
いないねじによって、画像形成装置本体1の後方側の側
板1Bに固定されている。第2のトナー搬送管53は、
図2に示すように廃トナー容器38へ延び、その搬送管
53の出口は、廃トナー容器38に固定された接続管3
8Aの入口に接続されている。
2,54は、前述のトナー排出部材36,29と同様
に、回転中心軸とそのまわりに固設された螺旋状の羽根
とを有するスクリューコンベアとして構成されている
が、例えばワイヤをコイル状に巻回して成るトナー搬送
部材などを用いることもできる。
は、トナーポンプ154が接続され、このポンプ154
は図6に断面で示すように、ホルダ70と、その内部に
固定配置された弾性体より成る筒状のステータ69と、
このステータ69の内部に回転自在に嵌合したロータ6
8とを有し、このロータ68に前述の第1のトナー搬送
部材72の下流側端が固定されている。ロータ68は、
第1のトナー搬送部材72に同心状に連結され、このト
ナー搬送部材72の回転によって回転駆動される。
2に示すようにチューブ56の一端が接続され、このチ
ューブ56の他端はエアー供給装置64に接続されてい
る。エアー供給装置64は、図示していない直流モータ
によって作動し、外部のエアをチューブ56を介してホ
ルダ70内に供給する用をなす。ホルダ70のトナー出
口71には、図2に示したトナー搬送チューブ55の一
端が接続され、このチューブ55の他端は、図1に示し
た現像装置16のトナー補給容器18Aに接続され、こ
の容器18Aの内部に開口している。
ロータ68が回転駆動されると共に、エアー供給装置6
4によってホルダ70内に外気が導入されることによっ
て、第1のトナー搬送管62からステータ69内に送り
込まれたトナーは、エアと混合された状態でチューブ5
5に圧送され、トナー補給容器18A内に搬送される。
このトナーホンプ自体は従来より公知であり、例えば特
開平7−219329号公報にもこのポンプ54と同様
なポンプが開示されている。
段44,45を作動させる駆動手段の一例を説明する
と、第1のトナー搬送部材72は、電磁クラッチ57を
介してプーリ59に連結されており、このプーリ59に
は、タイミングベルト58が巻き掛けられている。この
タイミングベルト58は、前述の駆動モータ61によっ
て回転駆動されるプーリ63に巻き掛けられている。ま
た、プーリ59には、これと同心のギア60が一体に設
けられ、このギア60は、第2のトナー搬送部材54に
固定されたギア67に噛み合っている。このように、本
例の画像形成装置においては、駆動モータ61、プーリ
63、タイミングベルト58、プーリ59、ギア60,
67が、第1及び第2のトナー搬送手段を作動させる駆
動手段を構成している。
ー搬送手段44,45とその駆動手段の作用は以下の通
りである。
33のクリーニングブレード34によって感光体14の
表面から除去されたトナーは、トナー排出部材36によ
って担持体用クリーニング装置外へ排出されるが、その
トナーは、図5に符号T1を付して示すように、トナー
排出管42の先端出口から第1のトナー受けケース46
を通して第1のトナー搬送管62の内部に落下する。こ
のとき、図2に示した駆動モータ61が作動しているの
で、その回転はプーリ63とタイミングベルト58を介
して、もう1つのプーリ59に伝えられる。このとき、
電磁クラッチ57がオン状態にあれば、プーリ59の回
転は第1のトナー搬送部材72に伝えられ、これが回転
する。
落下したトナーT1は、回転駆動される第1のトナー搬
送部材72によってトナーポンプ154に送られ、この
トナーポンプ154の作動によって、トナーはさらに付
勢され、可撓性のチューブ55を通して、現像装置16
のトナー補給容器18Aに送り込まれる。このときのト
ナーの搬送方向を図3に矢印Cによって示してある。
は、前述のように、トナー補給ローラ19の回転によっ
て、現像ケース18内に補給され、感光体14に形成さ
れた静電潜像の可視像化のために使用される。第1のト
ナー搬送手段44のトナー搬送経路中に、トナー中に混
入した紙粉などの異物を除去する異物除去装置、例えば
フィルター(図示せず)を設けることもできる。
れるトナーT1の量は、トナーポンプ154によるトナ
ー搬送能力に比べて少量であるため、電磁クラッチ57
を断続的にオン,オフ制御し、そのオン時にだけ、第1
のトナー搬送管62に落下したトナーを現像装置16に
搬送するように構成することもできる。この場合には、
エアー供給装置64を駆動する直流モータも、電磁クラ
ッチ57の動作タイミングに対して予め定められたタイ
ミングでオン,オフするとよい。このように構成するこ
とによって、トナーポンプ154の負担を軽減でき、そ
の寿命を伸ばすことが可能となる。
リーニングブレード28によって転写ベルト22の表面
から除去されたトナーは、トナー排出部材29によって
ベルト用クリーニング装置26外へ排出されるが、その
トナーは、図5に符号T2を付して示すように、トナー
排出管43の先端出口から第2のトナー受けケース52
を通して第2のトナー搬送管53の内部に落下する。こ
のとき、駆動モータ61の回転は、電磁クラッチ57を
介することなく、プーリ63,59、タイミングベルト
58及びギア60を介して、直接的にギア67に伝えら
れ、従って第2のトナー搬送部材54は常時回転し、こ
れによって、第2のトナー搬送管53内に落下したトナ
ーT2は、第2のトナー搬送部材54によって廃トナー
容器38に送り込まれ、ここに収容されて蓄積される。
このときのトナーの搬送方向を図3に矢印Eで示してあ
る。
したレベルセンサ39が付設され、これによって廃トナ
ー容器38がトナーで満杯となったことが検知されたと
き、その事実が画像形成装置の表示部に表示され、ユー
ザはこれに従って、満杯となった廃トナー容器38を、
空の新たな廃トナー容器と交換する。廃トナー容器内の
トナーは、最終的には、通常、廃棄処分されるが、この
トナーを再生処理して再び使用することも可能である。
段44においては、トナーポンプ154と可撓性のチュ
ーブ55を用いて、トナーを現像装置16へ搬送してい
るが、これは、担持体用クリーニング装置33から現像
装置16までのトナー搬送経路が複雑で、スクリューコ
ンベアの如きトナー搬送部材だけでトナーを搬送するこ
とが困難であるためである。画像形成装置の各要素のレ
イアウト状態によっては、スクリューコンベアの如きト
ナー搬送部材だけで、担持体用クリーニング装置33か
ら排出されるトナーを現像装置16へ搬送するように構
成することもできる。
持体用クリーニング装置33から排出されたトナーを現
像装置16において再使用すべく、当該トナーを現像装
置16へ搬送するための第1のトナー搬送手段44と、
ベルト用クリーニング装置26から排出されたトナーを
廃トナー容器38へ搬送するための第2のトナー搬送手
段45と、第1のトナー搬送手段44と第2のトナー搬
送手段45が、担持体用クリーニング装置33とベルト
用クリーニング装置26からそれぞれ排出された各トナ
ーを現像装置16と廃トナー容器38にそれぞれ搬送す
るように、当該第1のトナー搬送手段44と第2のトナ
ー搬送手段45をそれぞれ作動させる駆動手段とを具備
している。
置33から排出される比較的品質の高いトナーを、現像
装置16において再使用し、ベルト用クリーニング装置
26から排出される品質の劣るトナーについては、これ
を廃トナー容器38に搬送し、これを廃棄処分すること
ができる。
通するものであり、この構成を基本構成と称することに
する。また、図4及び図5を参照して後に説明するよう
に、トナー受けケース46と中空ケース47に開口5
1,50が形成され、これらがトナー移行部の一例を構
成しているが、このトナー移行部の構成も、後述する第
1乃至第9の構成に共通する。
用クリーニング装置33から排出されるトナーにも、紙
粉やその他の紙の成分などの異物が多少、混入してお
り、従ってこのトナーを現像装置16に戻して使用する
と、これによって形成されたトナー像の画質が多少、劣
ることは一般に避けられない。画像形成装置本体内の温
度や湿度が高まると、トナー像の画質劣化の傾向が強ま
る。画像に悪影響を与える成分を多く含む転写紙を使用
したときも、担持体用クリーニング装置33から排出さ
れたトナーを現像装置16にて再使用すると、これによ
り形成されたトナー像の画質が劣化しやすくなる。この
ため、担持体用クリーニング装置33から排出されるト
ナーを現像装置16に戻してこれを再使用することを好
まないユーザもいる。また、同じユーザであっても、画
像の形成された転写紙の使用目的によって、その画質が
多少悪くとも、担持体用クリーニング装置33から排出
されたトナーを現像装置16にて再使用したいと考える
場合と、トナーの消費量が多少増えても、このトナーを
再使用せずに高品質な画像が得たいと考えることもあ
る。
図示した画像形成装置においては、担持体用クリーニン
グ装置33から排出されたトナーを画一的に現像装置1
6に戻すのではなく、ユーザの要望に応じて、担持体用
クリーニング装置33から排出されたトナーを、第2の
トナー搬送手段45を利用して、廃トナー容器38に搬
送できるように構成されている。
ライバーを含む画像形成装置の制御装置80には、当該
画像形成装置の操作パネル81から、又は画像形成装置
外の外部端末82、例えばネットワーク上につながって
いるパーソナルコンピュータなどから、通信装置を介し
て各種情報が入力されるが、ユーザ又は画像形成装置の
サービスマンなどの操作者が、この操作パネル81或い
は外部端末82を操作して、第1のトナー搬送手段44
の作動を禁止すべき情報を制御装置80に入力すると、
制御装置80からの出力信号によって、前述の電磁クラ
ッチ57がオフされ、駆動モータ61の回転が第1のト
ナー搬送部材72に伝達されない状態となる。従って、
トナーポンプ154の作動も止められる。第1のトナー
搬送手段44の作動が禁止されるのである。この状態
で、画像形成装置が作動すると、駆動モータ61の回転
は第2のトナー搬送部材54には伝えられるので、第2
のトナー搬送手段45だけが作動する。
び図5に示した第1のトナー搬送手段44の構成要素で
ある第1のトナー受けケース46と、第2のトナー搬送
手段45の構成要素である中空ケース47の互いに隣接
する壁部に、互いに合致する開口51,50がそれぞれ
形成され、これらの開口51,50を介して両ケース4
6,47が互いに連通している。各ケース46,47の
下部に接続された第1のトナー搬送管62と第2のトナ
ー搬送管53は、両開口50,51の下方において、そ
の両トナー搬送管62,53の壁部より成る隔壁74に
よって仕切られている。
は外部端末82への操作者の入力により、第1のトナー
搬送手段44の作動が禁止されると、第2のトナー搬送
手段45が作動した状態で、第1のトナー搬送手段44
の作動が停止されるが、このとき、トナー排出管42か
ら第1のトナー搬送管62に落下したトナーは、開口5
1,50を通して第2のトナー搬送手段45の第2のト
ナー搬送管53に移行する。そして、この移行したトナ
ーは、第2のトナー搬送手段45によって、廃トナー容
器38に搬送される。従って、担持体用クリーニング装
置33から排出されたトナーは現像装置16に搬送され
ることはなく、このトナーが現像装置16にて再使用さ
れることはない。このようにして、トナー消費量は増え
るが、高品質なトナー像を感光体14上に形成したいと
考えるユーザの要望に応えることができる。このような
モードをトナーリサイクルオフモードと称することにす
る。
者が、操作部81又は外部端末82を操作して第1のト
ナー搬送手段44の作動を可能とすべき情報を制御装置
80に入力すると、制御装置80からの出力信号によっ
て電磁クラッチ57はオン状態となる。第1のトナー搬
送手段44の作動の禁止が解除されるのである。これに
より、駆動モータ61の回転はその電磁クラッチ57を
介して第1のトナー搬送部材72に伝達され、そのトナ
ー搬送部材72が回転し、かつトナーポンプ154が作
動する。このため、担持体用クリーニング装置33から
排出されたトナーは、第1のトナー搬送手段44によっ
て現像装置16に搬送されてここで再使用され、ベルト
用クリーニング装置26から排出されたトナーは、第2
のトナー搬送手段45の作動によって廃トナー容器38
に搬送される。このとき、第1のトナー搬送管62と第
2のトナー搬送管53にそれぞれ落下したトナーT1,
T2は、これらのトナー搬送管62,53が互いに仕切
られているので、前述のように、現像装置16と廃トナ
ー容器38にそれぞれ搬送される。このようにして、ト
ナーの消費量の増大を望まないユーザの要望に応えるこ
とができる。このときのモードをトナーリサイクルオン
モードと称することにする。
イクルオンモードの切換えは、新品の画像形成装置を使
用し始めたときに初期設定し、以降、この状態のまま画
像形成装置を使用し続けるようにしてもよいし、画像形
成装置の使用期間中に、ユーザ又はサービスマンによっ
て、いずれかのモードを自由に選択することもできる。
このようにして、ユーザの幅広い要望に簡単にかつ確実
に応えることができるのである。
る本例の画像形成装置においては、操作者の入力によ
り、第1のトナー搬送手段44の作動が禁止されるよう
に、その第1のトナー搬送手段44を制御する搬送手段
作動制御手段と、第2のトナー搬送手段45が作動し、
かつ第1のトナー搬送手段44の作動が禁止された状態
で、担持体用クリーニング装置33から第1のトナー搬
送手段44内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬送
手段45内に移行できるように、第1のトナー搬送手段
から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部が設けら
れている。
末82、制御装置80及び電磁クラッチ57などが上述
の搬送手段作動制御手段を構成し、第1のトナー受けケ
ース46と中空ケース47に形成された開口51,50
が、第1のトナー搬送手段44から第2のトナー搬送手
段45へのトナーの移行部を構成している。これが本例
の画像形成装置の第1の構成である。
用クリーニング装置33から排出されたトナーを第1の
トナー搬送手段44によって現像装置16に搬送してこ
れを再使用した場合、画像形成装置本体1内の温度が高
くなればなる程、そのトナーが凝集しやすくなり、当該
トナーによって形成されたトナー像の画質が劣化しやす
くなる。従って、前述の第1の構成に代え、又はこの第
1の構成と共に、画像形成装置本体内の温度が低いとき
は、トナーリサイクルオンモードを選択して担持体用ク
リーニング装置33から排出されたトナーを現像装置1
6に搬送し、ここでそのトナーを再使用し、画像形成装
置本体内の温度が所定温度以上となったときは、トナー
リサイクルオフモードに自動的に切換えて、担持体用ク
リーニング装置33からの排出トナーを廃トナー容器3
8に搬送してこれを廃棄するように構成すると特に有利
である。この構成により、現像装置16にてトナーを再
使用したとき、或る程度の画像の画質劣化には耐えられ
るが、その画質が著しく劣化したときは耐えられないと
するユーザの要望に応えることができる。
するため、図1に示すように画像形成装置本体1内に温
度センサ83が設けられ、図7に示すように温度センサ
83による検知信号が制御装置80に入力される。そし
て、図8に示すように、画像形成装置本体1内の温度が
所定温度以上(図8の例では45℃以上)となったこと
が温度センサ83によって検知されると(図8のS
1)、電磁クラッチ57のオンが禁止され、第1のトナ
ー搬送手段44の作動が停止される(図8のS2)。図
8のW1は、温度センサ83の出力値を示しているが、
これが45℃以上を示すようになると、トナーリサイク
ルオフモードに切換えられるのである。これによって担
持体用クリーニング装置33から第1のトナー搬送手段
44に送り込まれたトナーは、前述の開口51,50よ
り成る移行部を通して第2のトナー搬送手段45の第2
のトナー搬送管53に移行し、第2のトナー搬送手段4
5の作動によって廃トナー容器38に搬送される。
とき、感光体14から担持体用クリーニング装置33に
回収されたトナーは、凝集しやすく、かかるトナーをリ
サイクルトナーとして現像装置16において再使用する
と、凝集したトナーによる白部の黒点画像、黒部の白抜
け画像などが発生し、その画質が劣化する。ところが、
本例の画像形成装置においては、このような高温度時に
は、担持体用クリーニング装置33から排出されるトナ
ーを、第2のトナー搬送手段45によって廃トナー容器
38に搬送するので、トナー像の著しい画質劣化を阻止
できる。
端末82などからの入力によって45℃以外の温度に自
由に変更できるように構成すると、ユーザのより広い要
望に応えることができ、特に有利である。
述の基本構成において、画像形成装置本体1内の温度を
検知する温度センサ83と、該温度センサ83によって
画像形成装置本体1内の温度が所定温度以上となったこ
とが検知されたとき、第1のトナー搬送手段44の作動
が禁止されるように、その第1のトナー搬送手段44を
制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手
段45が作動し、かつ第1のトナー搬送手段44の作動
が禁止された状態で、担持体用クリーニング装置33か
ら第1のトナー搬送手段44内に送り込まれたトナーが
第2のトナー搬送手段45内に移行できるように、第1
のトナー搬送手段から第2のトナー搬送手段へのトナー
の移行部が設けられている。これが、本例の画像形成装
置の第2の構成であり、図示した例では、制御装置80
と電磁クラッチ57が、上述の搬送手段作動制御手段を
構成している。また開口50,51が第1のトナー搬送
手段から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を構
成していることは第1の構成の場合と同じである。
体1内の温度が前述の所定温度(45℃)よりも低くな
ったことが温度センサ83によって検知されると(図8
のS1)、制御装置80からの信号によってトナーリサ
イクルオンモードに切換えられる(図8のS3)。すな
わち、電磁クラッチ57をオン状態にして駆動モータ6
1の回転を第1のトナー搬送部材72に伝え、第1のト
ナー搬送手段44を作動させ、担持体用クリーニング装
置33から排出されたトナーを現像装置16に搬送して
これを再使用する。画像形成装置本体1内の温度が低く
なれば、担持体用クリーニング装置33に回収されたト
ナーの凝集は起こり難くなるので、これを現像装置16
において再使用してもトナー像の著しい画質劣化が発生
することはない。
ては、前述の第2の構成において、制御装置80と電磁
クラッチ57より成る搬送手段作動制御手段が、温度セ
ンサ83によって、画像形成装置本体1内の温度が前述
の所定温度よりも低くなったことが検知されたとき、第
1のトナー搬送手段44の作動の禁止を解除するよう
に、当該第1のトナー搬送手段44を制御するように構
成されている。これが本例の第3の構成である。
温度が所定温度よりも低くなったことが検知されたと
き、即座に電磁クラッチ57をオン状態にしてもよい
が、担持体用クリーニング装置33によって回収された
トナーが現像装置16に戻るまでには或る時間を必要と
するので、画像形成装置本体内の温度が所定温度より低
くなったとき、すぐに、担持体用クリーニング装置33
から排出されたトナーを現像装置16に搬送すると、そ
れまでの高温度の影響により凝集したトナーが、そのま
ま現像装置16へ搬送されるおそれがある。
温度よりも低くなったことが検知されてから或る時間を
経過した時点で、トナーリサイクルオンモードに切換
え、第1のトナー搬送手段44の作動によって担持体用
クリーニング装置33から排出されるトナーを現像装置
16へ搬送することが特に有利である。これにより、ト
ナー像の画質劣化をより一層確実に防止することができ
る。
ては、前述の第2の構成において、制御装置80と電磁
クラッチ57より成る搬送手段作動制御手段が、温度セ
ンサ83によって、画像形成装置本体1内の温度が前述
の所定温度よりも低くなったことが検知されたとき、そ
の時点から所定時間を経過した後に、第1のトナー搬送
手段44の作動の禁止を解除するように、当該第1のト
ナー搬送手段44を制御するように構成されている。こ
れが本例の第4の構成である。
装置本体内の温度の変化に応じて、トナーリサイクルオ
ンモードとトナーリサイクルオフモードのいずれかのモ
ードに自動的に切換える例であるが、画像形成装置本体
内の湿度も、これが高湿度となると、トナーの凝集が起
こりやすくなり、担持体用クリーニング装置33から排
出されたトナーを現像装置16において再使用すると、
これにより形成されたトナー像の画質が悪化しやすくな
る。
る第2乃至第4の構成に代え、またこれらの構成と共
に、画像形成装置本体内に湿度センサを設け、これによ
って温度センサの場合と全く同様に、トナーリサイクル
オンモードとトナーリサイクルオフモードの切換えを制
御することが有利である。これに関連する具体的構成
は、前述の温度が湿度に代るほかは前述の構成と変りは
ないため、その詳細な説明は省略する。
述の基本構成において、画像形成装置本体1内の湿度を
検知する湿度センサと、該湿度センサによって画像形成
装置本体1内の湿度が所定湿度以上となったことが検知
されたとき、第1のトナー搬送手段44の作動が禁止さ
れるように、その第1のトナー搬送手段を制御する搬送
手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手段45が作動
し、かつ第1のトナー搬送手段44の作動が禁止された
状態で、担持体用クリーニング装置33から第1のトナ
ー搬送手段44内に送り込まれたトナーが第2のトナー
搬送手段45内に移行できるように、第1のトナー搬送
手段から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部が設
けられている。これが本例の画像形成装置の第5の構成
である。
送手段作動制御手段が、湿度センサによって、画像形成
装置本体内の湿度が上述の所定湿度よりも低くなったこ
とが検知されたとき、第1のトナー搬送手段の作動の禁
止を解除するように、当該第1のトナー搬送手段を制御
するように構成されていると有利である。これが本例の
画像形成装置の第6の構成である。
の搬送手段作動制御手段が、湿度センサによって、画像
形成装置本体1内の湿度が前述の所定湿度よりも低くな
ったことが検知されたとき、その時点から所定時間を経
過した後に、第1のトナー搬送手段44の作動の禁止を
解除するように、当該第1のトナー搬送手段44を制御
するように構成されていると特に有利である。これが本
例の画像形成装置の第7の構成である。
動制御手段も、本例では、制御装置80と電磁クラッチ
57によって構成され、第1のトナー搬送手段から第2
のトナー搬送手段へのトナーの移行部も、開口50,5
1によって構成される。第5乃至第7の構成と第2乃至
第4の構成を共に採用することもできる。さらに第5乃
至第7の構成においても、所定湿度の設定を自由に行え
るようにして、ユーザの幅広い要望に応えられるように
することが望ましい。
装置本体内の感光体14、現像装置16、担持体用クリ
ーニング装置33及びベルト用クリーニング装置26な
どの作像手段の近傍に設け、その作像部の温度変化を正
確に検知できるようにし、これに応じてトナーリサイク
ルオンモードとトナーリサイクルオフモードを切換える
ように構成することが望ましい。図1に示した例では、
現像装置16の近傍に温度センサ83が配置されてい
る。これは、湿度センサについても全く同様である。
などで使用するとき、その外部の温度が極端に大きく変
化することは稀であり、通常はこのようなことはない。
従って、画像形成装置が画像形成動作を連続して行った
とき、その作動時間が長くなればなる程、これに対応し
て画像形成装置本体1内の温度は上昇する。同様に、或
る一定時間内に、画像形成装置が作動する時間の割合が
高まれば、画像形成装置本体内の温度が上昇する。そこ
で、これらの時間を検出し、これが所定値に達したと
き、画像形成装置本体1内の温度が高くなったものとし
て、自動的にトナーリサイクルオンモードからトナーリ
サイクルオフモードに切換えるように構成すると、温度
センサ83を不要なものとすることができる。
する駆動モータ61(図2)の連続作動時間を、図7に
示した制御装置80のカウンタによって検出し、図9に
示すように、この作動時間W2が所定値(この例では3
0分)以上となったか否かをチェックし(図9のS
4)、作動時間W2が30分よりも少ないときは、電磁
クラッチ57をオンにし、駆動モータ61の回転を第1
のトナー搬送部材72の伝え、第1のトナー搬送手段4
4を作動させて担持体用クリーニング装置33から排出
されたトナーを現像装置16に搬送してこれを再使用す
る。トナーリサイクルオンモードとするのである(図9
のS5)。当然、このとき、第2のトナー搬送手段45
は作動し、ベルト用クリーニング装置26から排出され
たトナーは廃トナー容器38に搬送される。
作動時間W2が所定値である30分以上になったとき
は、制御装置80からの出力信号によって電磁クラッチ
57をオフとし、駆動モータ61の回転を第1のトナー
搬送部材72に伝えず、第1のトナー搬送手段44の作
動を停止させる。トナーリサイクルオフモードに切換え
るのである(図9のS6)。これにより、担持体用クリ
ーニング装置33から第1のトナー搬送手段44に送り
込まれたトナーは、前述の開口51,50より成る移行
部を通して第2のトナー搬送手段45内に移行し、第2
のトナー搬送手段45の作動によって廃トナー容器38
に搬送される。
なく、低温時には担持体用クリーニング装置33から排
出されるトナーを現像装置16に戻してこれを再使用
し、高温時にはこのトナーを廃トナー容器38に搬送し
てこれを廃棄し、トナー像の画質劣化を防止することが
できる。
において、感光体14より成る像担持体を駆動する駆動
モータ61の作動時間を検出するモータ作動時間検出手
段と、該駆動モータ61が連続して作動した時間が所定
値以上になったとき、第1のトナー搬送手段44の作動
が禁止されるように、その第1のトナー搬送手段44を
制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手
段45が作動し、かつ第1のトナー搬送手段44の作動
が禁止された状態で、担持体用クリーニング装置33か
ら第1のトナー搬送手段44内に送り込まれたトナーが
第2のトナー搬送手段45内に移行できるように、第1
のトナー搬送手段44から第2のトナー搬送手段45へ
のトナーの移行部が設けられている。これが本例の画像
形成装置の第8の構成である。
に作動したときの時間を検出したが、画像形成装置が間
欠的に画像形成動作を行ったときも、単位時間当りのそ
の駆動モータ61の作動時間が多くなれば、画像形成装
置本体内の温度は上昇する。そこで、上の例と同様に感
光体14を駆動する駆動モータ61の作動時間を検出す
ると共に、図10に示すように、これより前の過去の所
定時間内、図2の例では60分の内の駆動モータ61の
作動時間の合計値W3が、所定値(この例では40分)
に達したか否かをチェックし(図10のS7)、この合
計値W3が40分よりも少ないときは、電磁クラッチ5
7をオンにして担持体用クリーニング装置33から排出
されたトナーを現像装置16に搬送してこれを再使用す
る。トナーリサイクルオンモードとするのである(図1
0のS8)。このときも、ベルト用クリーニング装置2
6から排出されたトナーは第2のトナー搬送手段45に
よって廃トナー容器38に搬送されることは当然であ
る。
3が40分以上となると、制御装置80から出力信号に
よって電磁クラッチ57はオフされ、駆動モータ61の
回転を第1のトナー搬送部材72に伝えずにこれを停止
させ、第1のトナー搬送手段44の作動を停止させる。
これにより、担持体用クリーニング装置33から排出さ
れて第1のトナー搬送手段44内に送り込まれたトナー
は、開口51,50より成る移行部を通して第2のトナ
ー搬送手段45に移行し、第2のトナー搬送手段45に
よって廃トナー容器38に搬送される。
て作動しないときも、温度センサなしで、画像形成装置
本体内の温度状態を検出し、これに応じて担持体用クリ
ーニング装置33から排出されるトナーを現像装置16
又は廃トナー容器38に適切に搬送することができる。
自由に設定できるようにして、ユーザの幅広い要望に応
えることができるようにすることが望ましい。
ては、前述の基本構成において、感光体14より成る像
担持体を駆動する駆動モータ61の作動時間を検出する
モータ作動時間検出手段と、過去の所定時間内に駆動モ
ータ61が作動した時間の合計が所定値以上となったと
き、第1のトナー搬送手段44の作動が禁止されるよう
に、その第1のトナー搬送手段44を制御する搬送手段
作動制御手段と、第2のトナー搬送手段45が作動し、
かつ第1のトナー搬送手段44の作動が禁止された状態
で、担持体用クリーニング装置33から第1のトナー搬
送手段44内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬送
手段45内に移行できるように、第1のトナー搬送手段
44から第2のトナー搬送手段45へのトナーの移行部
が設けられている。これが本例の画像形成装置の第9の
構成である。
間検出手段は、図の例では、制御装置80によって構成
され、搬送手段作動制御手段は、制御装置80と電磁ク
ラッチ57によって構成される。
57を用いて、第1のトナー搬送手段44の作動と停止
を制御したが、例えば、第1及び第2のトナー搬送手段
44,45を別々の駆動モータで駆動するように構成す
れば、第1のトナー搬送手段用の駆動モータをオン,オ
フすることによって第1の搬送手段44の作動と停止を
制御でき、電磁クラッチを不要なものにすることもでき
る。
第1のトナー搬送手段44が故障したときも、その第1
のトナー搬送手段にトナーが詰まる不具合を阻止でき
る。すなわち、担持体用クリーニング装置33から排出
されるトナーの量は、ベルト用クリーニング装置26か
ら排出されるトナーの量よりもはるかに多く、通常、前
者のトナー量は後者のトナー量の10倍又はこれ以上に
なることもあるため、第1のトナー搬送手段44が故障
するなどして、その搬送機能が低下したり、トナーの搬
送が不能な状態となると、第1のトナー搬送手段44か
らトナーが外部に溢れ出ることが考えられる。ところが
図示した画像形成装置では、第1のトナー搬送手段44
が故障しても、トナー排出管42から第1のトナー搬送
管62に落下したトナーは、開口51,50を通して第
2のトナー搬送手段45の第2のトナー搬送管53に移
行し、第2のトナー搬送部材54によって、廃トナー容
器38に搬送されるので、第1のトナー搬送手段44の
第1のトナー搬送管62の内部にトナーが詰まり、これ
が外部に溢れ出るような不具合は発生しない。
置を構成すると特に有利である。また本発明は、図示し
た形式以外の各種の画像形成装置にも広く適用できるも
のである。
ば、ベルト用クリーニング装置から排出された品質の低
いトナーを廃トナー容器に搬送し、担持体用クリーニン
グ装置に回収されたトナーを現像装置に搬送して、これ
を再使用することができると共に、ユーザの要望や、画
像形成装置内の温湿度や、使用する転写紙の性質などに
よって、担持体用クリーニング装置から排出されたトナ
ーを現像装置で再使用することが不適当であるときは、
そのトナーを廃トナー容器に搬送することができる。
画像形成装置本体内の温度が高くなったときは、担持体
用クリーニング装置から排出されたトナーを、自動的に
廃トナー容器に搬送するので、画像の画質が劣化するこ
とを未然に防止することができる。
画像形成装置本体内の温度が低下したときは、担持体用
クリーニング装置から排出されるトナーを、自動的に現
像装置に搬送してこれを再使用でき、トナーの消費量を
低減でき、かつ画質の劣化を防止できる。
画像形成装置本体内の温度が所定温度よりも低くなった
とき、即座に、担持体用クリーニング装置から排出され
たトナーが現像装置に送られることはないので、凝集ト
ナーが現像装置へ搬送されることを防止できる。
画像形成装置本体内の湿度が高くなったときは、担持体
用クリーニング装置から排出されたトナーを、自動的に
廃トナー容器に搬送するので、画像の画質が劣化するこ
とを未然に防止することができる。
画像形成装置本体内の湿度が低下したときは、担持体用
クリーニング装置から排出されるトナーを、自動的に現
像装置に搬送してこれを再使用でき、トナーの消費量を
低減でき、かつ画質の劣化を防止できる。
画像形成装置本体内の湿度が所定湿度よりも低くなった
とき、即座に、担持体用クリーニング装置から排出され
たトナーが現像装置に送られることはないので、凝集ト
ナーが現像装置へ搬送されることを防止できる。
れば、温度センサを用いずとも、画像形成装置本体内の
温度が高くなったときは、担持体用クリーニング装置か
ら排出されたトナーを、自動的に廃トナー容器に搬送す
ることができるので、画像の画質が劣化することを未然
に防止することができる。
ある。
から示した斜視図である。
本体から離脱し、かつ転写ベルトを含む転写ユニットと
担持体ユニットを分離した状態で、これらを画像形成装
置本体の斜め後方から示した斜視図である。
これらを示し、かつ一部の要素を破断して表わした斜視
図である。
である。
ク図である。
イクルオンモードとトナーリサイクルオフモードを切換
える動作を示すフローチャートである。
サイクルオンモードとトナーリサイクルオフモードを切
換える動作を示すフローチャートである。
イクルオンモードとトナーリサイクルオフモードを切換
える動作を示すフローチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】 像担持体と、該像担持体の表面にトナー
像を形成する現像装置と、像担持体表面のトナー像が転
写される転写材を搬送する転写ベルトと、転写材にトナ
ー像を転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナ
ーを像担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する
担持体用クリーニング装置と、前記転写ベルトの表面に
付着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベル
ト表面を清掃するベルト用クリーニング装置と、前記担
持体用クリーニング装置から排出されたトナーを前記現
像装置において再使用すべく、当該トナーを現像装置へ
搬送するための第1のトナー搬送手段と、前記ベルト用
クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器
へ搬送するための第2のトナー搬送手段と、前記第1の
トナー搬送手段と第2のトナー搬送手段が前記各トナー
を現像装置と廃トナー容器にそれぞれ搬送するように、
当該第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬送手段をそ
れぞれ作動させる駆動手段とを具備して成る画像形成装
置において、 操作者の入力により、第1のトナー搬送手段の作動が禁
止されるように当該第1のトナー搬送手段を制御する搬
送手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手段が作動
し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁止された状態
で、担持体用クリーニング装置から第1のトナー搬送手
段内に送り込まれたトナーが第2のトナー搬送手段内に
移行できるように、第1のトナー搬送手段から第2のト
ナー搬送手段へのトナーの移行部を設けたことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 像担持体と、該像担持体の表面にトナー
像を形成する現像装置と、像担持体表面のトナー像が転
写される転写材を搬送する転写ベルトと、転写材にトナ
ー像を転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナ
ーを像担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する
担持体用クリーニング装置と、前記転写ベルトの表面に
付着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベル
ト表面を清掃するベルト用クリーニング装置と、前記担
持体用クリーニング装置から排出されたトナーを前記現
像装置において再使用すべく、当該トナーを現像装置へ
搬送するための第1のトナー搬送手段と、前記ベルト用
クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器
へ搬送するための第2のトナー搬送手段と、前記第1の
トナー搬送手段と第2のトナー搬送手段が前記各トナー
を現像装置と廃トナー容器にそれぞれ搬送するように、
当該第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬送手段をそ
れぞれ作動させる駆動手段とを具備して成る画像形成装
置において、 画像形成装置本体内の温度を検知する温度センサと、該
温度センサによって画像形成装置本体内の温度が所定温
度以上となったことが検知されたとき、第1のトナー搬
送手段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬送
手段を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー
搬送手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が
禁止された状態で、担持体用クリーニング装置から第1
のトナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のトナ
ー搬送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送手
段から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設け
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記搬送手段作動制御手段は、前記温度
センサによって、画像形成装置本体内の温度が前記所定
温度よりも低くなったことが検知されたとき、第1のト
ナー搬送手段の作動の禁止を解除するように、当該第1
のトナー搬送手段を制御する請求項2に記載の画像形成
装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段作動制御手段は、前記温度
センサによって、画像形成装置本体内の温度が前記所定
温度よりも低くなったことが検知されたとき、その時点
から所定時間を経過した後に、第1のトナー搬送手段の
作動の禁止を解除するように、当該第1のトナー搬送手
段を制御する請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 像担持体と、該像担持体の表面にトナー
像を形成する現像装置と、像担持体表面のトナー像が転
写される転写材を搬送する転写ベルトと、転写材にトナ
ー像を転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナ
ーを像担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する
担持体用クリーニング装置と、前記転写ベルトの表面に
付着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベル
ト表面を清掃するベルト用クリーニング装置と、前記担
持体用クリーニング装置から排出されたトナーを前記現
像装置において再使用すべく、当該トナーを現像装置へ
搬送するための第1のトナー搬送手段と、前記ベルト用
クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器
へ搬送するための第2のトナー搬送手段と、前記第1の
トナー搬送手段と第2のトナー搬送手段が前記各トナー
を現像装置と廃トナー容器にそれぞれ搬送するように、
当該第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬送手段をそ
れぞれ作動させる駆動手段とを具備して成る画像形成装
置において、 画像形成装置本体内の湿度を検知する湿度センサと、該
湿度センサによって画像形成装置本体内の湿度が所定湿
度以上となったことが検知されたとき、第1のトナー搬
送手段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬送
手段を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナー
搬送手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動が
禁止された状態で、担持体用クリーニング装置から第1
のトナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のトナ
ー搬送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送手
段から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設け
たことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段作動制御手段は、前記湿度
センサによって、画像形成装置本体内の湿度が前記所定
湿度よりも低くなったことが検知されたとき、第1のト
ナー搬送手段の作動の禁止を解除するように、当該第1
のトナー搬送手段を制御する請求項5に記載の画像形成
装置。 - 【請求項7】 前記搬送手段作動制御手段は、前記湿度
センサによって、画像形成装置本体内の湿度が前記所定
湿度よりも低くなったことが検知されたとき、その時点
から所定時間を経過した後に、第1のトナー搬送手段の
作動の禁止を解除するように、当該第1のトナー搬送手
段を制御する請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 像担持体と、該像担持体の表面にトナー
像を形成する現像装置と、像担持体表面のトナー像が転
写される転写材を搬送する転写ベルトと、転写材にトナ
ー像を転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナ
ーを像担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する
担持体用クリーニング装置と、前記転写ベルトの表面に
付着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベル
ト表面を清掃するベルト用クリーニング装置と、前記担
持体用クリーニング装置から排出されたトナーを前記現
像装置において再使用すべく、当該トナーを現像装置へ
搬送するための第1のトナー搬送手段と、前記ベルト用
クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器
へ搬送するための第2のトナー搬送手段と、前記第1の
トナー搬送手段と第2のトナー搬送手段が前記各トナー
を現像装置と廃トナー容器にそれぞれ搬送するように、
当該第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬送手段をそ
れぞれ作動させる駆動手段とを具備して成る画像形成装
置において、 前記像担持体を駆動する駆動モータの作動時間を検出す
るモータ作動時間検出手段と、該駆動モータが連続して
作動した時間が所定値以上となったとき、第1のトナー
搬送手段の作動が禁止されるように当該第1のトナー搬
送手段を制御する搬送手段作動制御手段と、第2のトナ
ー搬送手段が作動し、かつ第1のトナー搬送手段の作動
が禁止された状態で、担持体用クリーニング装置から第
1のトナー搬送手段内に送り込まれたトナーが第2のト
ナー搬送手段内に移行できるように、第1のトナー搬送
手段から第2のトナー搬送手段へのトナーの移行部を設
けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 像担持体と、該像担持体の表面にトナー
像を形成する現像装置と、像担持体表面のトナー像が転
写される転写材を搬送する転写ベルトと、転写材にトナ
ー像を転写した後の像担持体表面に付着する転写残トナ
ーを像担持体表面から除去して像担持体表面を清掃する
担持体用クリーニング装置と、前記転写ベルトの表面に
付着したトナーを転写ベルト表面から除去して転写ベル
ト表面を清掃するベルト用クリーニング装置と、前記担
持体用クリーニング装置から排出されたトナーを前記現
像装置において再使用すべく、当該トナーを現像装置へ
搬送するための第1のトナー搬送手段と、前記ベルト用
クリーニング装置から排出されたトナーを廃トナー容器
へ搬送するための第2のトナー搬送手段と、前記第1の
トナー搬送手段と第2のトナー搬送手段が前記各トナー
を現像装置と廃トナー容器にそれぞれ搬送するように、
当該第1のトナー搬送手段と第2のトナー搬送手段をそ
れぞれ作動させる駆動手段とを具備して成る画像形成装
置において、前記像担持体を駆動する駆動モータの作動
時間を検出するモータ作動時間検出手段と、過去の所定
時間内に前記駆動モータが作動した時間の合計が所定値
以上となったとき、第1のトナー搬送手段の作動が禁止
されるように当該第1のトナー搬送手段を制御する搬送
手段作動制御手段と、第2のトナー搬送手段が作動し、
かつ第1のトナー搬送手段の作動が禁止された状態で、
担持体用クリーニング装置から第1のトナー搬送手段内
に送り込まれたトナーが第2のトナー搬送手段内に移行
できるように、第1のトナー搬送手段から第2のトナー
搬送手段へのトナーの移行部を設けたことを特徴とする
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35605097A JP3534381B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35605097A JP3534381B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11174931A JPH11174931A (ja) | 1999-07-02 |
JP3534381B2 true JP3534381B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=18447077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35605097A Expired - Fee Related JP3534381B2 (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3534381B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008233394A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 廃トナー回収装置及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP35605097A patent/JP3534381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008233394A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 廃トナー回収装置及び画像形成装置 |
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---|---|
JPH11174931A (ja) | 1999-07-02 |
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