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JP3534127B2 - ノルボルネン系付加型共重合体 - Google Patents

ノルボルネン系付加型共重合体

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Publication number
JP3534127B2
JP3534127B2 JP02597395A JP2597395A JP3534127B2 JP 3534127 B2 JP3534127 B2 JP 3534127B2 JP 02597395 A JP02597395 A JP 02597395A JP 2597395 A JP2597395 A JP 2597395A JP 3534127 B2 JP3534127 B2 JP 3534127B2
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JP
Japan
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norbornene
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copolymer
parts
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Prior art date
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JP02597395A
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禎二 小原
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Zeon Corp
Original Assignee
Zeon Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ノルボルネン系付加型
共重合体に関し、詳しくは、耐熱性、成型性に優れたノ
ルボルネン系単量体に由来する繰り返し構造単位複数種
から成るノルボルネン系付加型共重合体に関する。 【0002】 【従来の技術】熱可塑性ノルボルネン系樹脂は、光学的
特性、電気特性など、優れた特性を数多く有し、様々な
分野で広く用いられている。主な熱可塑性ノルボルネン
系樹脂としては、ノルボルネン系単量体を開環重合した
ものとノルボルネン系単量体を付加型重合したものがあ
る。その内、ノルボルネン系単量体の開環重合体は、主
鎖に二重結合を有しているため熱などにより劣化しやす
いという欠点がある。そのため、通常、水素添加処理な
どにより主鎖を実質的に飽和させて用いる必要があり、
製造工程が複雑になるという問題があった。 【0003】一方、ノルボルネン系単量体を付加型重合
体においては、ホモポリマーはガラス転移温度が高く、
溶融成形が困難な場合が多い。最も代表的なノルボルネ
ン系単量体であるノルボルネンの場合、付加型ホモポリ
マーのガラス転移温度は300℃以上となる。単量体の
種類によっては適切なガラス転移温度の付加型ホモポリ
マーが得られる場合もあるが、そのような単量体は一般
に合成が困難である。 【0004】そのため、通常は、エチレンなどのα−オ
レフィンとノルボルネン系単量体をランダム共重合させ
た付加型コポリマーが用いられている。しかし、α−オ
レフィンとノルボルネン系単量体の反応速度が異なるた
め、共重合比の制御やガラス転移温度の制御が困難な場
合があった。また、α−オレフィンの量が増えるに従っ
て、α−オレフィン成分を多く含むポリマーが副生し、
該ポリマーとランダム付加型コポリマーとが相溶せずに
透明性が低下するなど、熱可塑性ノルボルネン系樹脂と
しての優れた特性が弱くなる場合もあった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、実質的
にノルボルネン系単量体のみを重合させて、溶融成形が
容易なガラス転移温度を有する付加型重合体を得ること
を目的として、鋭意研究の結果、特定のノルボルネン系
単量体同士を付加型共重合させることにより、目的の付
加型重合体が得られることを見い出し、本発明を完成さ
せるに到った。 【0006】 【課題を解決する手段】かくして本発明によれば、
(a)ノルボルネンまたは炭素数3以下の炭化水素基を
有する置換ノルボルネンに由来する繰り返し構造単位1
5〜70重量%と(b)炭素数5以上のアルキル置換基
を有するアルキル置換ノルボルネンに由来する繰り返し
構造単位85〜30重量%から成り、数平均分子量が5
0,000〜1,000,000である付加型共重合体
が提供される。 【0007】(単量体)本発明のノルボルネン系付加型
共重合体は、(A)ノルボルネンまたは炭素数3以下の
炭化水素基を有する置換ノルボルネンと(B)炭素数5
以上のアルキル置換基を有するアルキル置換ノルボルネ
ンを開環させずにランダム付加型共重合させたものであ
る。 【0008】単量体(A)の内、置換ノルボルネンは、
炭素数が3以下、好ましくは2以下の炭化水素基を有す
るものである。炭素数が多すぎると本発明の付加型共重
合体のガラス転移温度が高くなりすぎる。また、置換基
としては直鎖状のものが好ましい。分岐を有したり、環
状の置換基を有するものは、一般に置換ノルボルネンの
製造が困難である。さらに、置換基がノルボルネンの5
位にひとつ結合しているものが好ましい。他の位置に置
換基が結合した置換ノルボルネンや5位にふたつ結合し
ている置換ノルボルネンも、一般に製造が困難である。
単量体(A)としては、ノルボルネン、5−メチル−2
−ノルボルネン、5−メチリデン−2−ノルボルネン、
5−エチル−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、5−プロピル−2−ノルボルネンなどが
例示され、最も好ましいものはノルボルネンである。 【0009】単量体(B)は、アルキル置換基の炭素数
が5以上、好ましくは6以上、好ましくは10以下、よ
り好ましくは8以下のものである。炭素数が小さすぎる
と、本発明の付加型共重合体のガラス転移温度が高くな
りすぎ、一般に炭素数が大きすぎるとアルキル置換ノル
ボルネンの製造が困難になるという問題がある。また、
アルキル置換基としては直鎖状のものが好ましい。分岐
を有したり、環状の置換基を有するものは、一般にアル
キル置換ノルボルネンの製造が困難である。さらに、ア
ルキル置換基がノルボルネンの5位にひとつ結合してい
るものが好ましい。他の位置に置換基が結合してアルキ
ル置換ノルボルネンや5位にふたつ結合している置換ノ
ルボルネンも、一般に製造が困難である。単量体(B)
としては、5−ヘキシル−2−ノルボルネン、5−ヘプ
チル−2−ノルボルネン、5−オクチル−2−ノルボル
ネンなどが例示され、最も好ましいものは5−ヘキシル
−2−ノルボルネンである。 【0010】本発明の付加型共重合体は、(a)単量体
(A)由来の付加型繰り返し構造単位15重量%以上7
0重量%以下と、(b)単量体(B)由来の付加型繰り
返し構造単位85重量%以下30重量%以上から成る。
実際に重合反応に供する単量体の量は、その反応性に応
じて、繰り返し構造単位の割合が目的通りになるように
調整する必要がある。 【0011】また、単量体(A)、単量体(B)以外
に、共重合体可能な単量体を本発明の効果を実質的に妨
げない範囲で併用してもよい。本発明の効果を実質的に
妨げない範囲とは、得られる付加型共重合体中、繰り返
し構造単位(a)、繰り返し構造単位(b)以外の繰り
返し構造単位が、通常30重量%以下、好ましくは20
重量%以下、より好ましくは10重量%以下になる量で
ある。実際に重合反応に供する単量体の量は、その反応
性に応じて、繰り返し構造単位の割合が目的通りになる
ように調整する必要がある。 【0012】共重合体可能な単量体としては、エチレ
ン、プロピレン、イソブテン、2−メチル−1−ブテ
ン、2−メチル−1−ペンテン、ビニルシクロヘキサ
ン、イソプロペニルシクロヘキサン等のモノオレフィン
類; シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテ
ン等の環状オレフィン類; ブタジエン、シクロペンタ
ジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、フラン、
チオフェン、4−ビニルシクロヘキセン、4−イソプロ
ペニルシクロヘキセン等のジエン類; これらの塩素、
臭素などのハロゲン基、エステル基を導入した置換体;
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、トリメ
チレンオキサイド、トリオキサン、ジオキサン、シクロ
ヘキセンオキサイド、スチレンオキサイド、エピクロル
ヒドリン、テトラヒドロフランなどの環状エーテル類;
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテルなどの
ビニルエーテル類; スチレン、α−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、α−ビニルナフタレン、β−ビニルナフタレ
ン、p−メトキシスチレン等のスチレン類; d−リモ
ネン、l−リモネン、ジペンテン(dl−リモネン)等
のテルペン類; 5−メトキシカルボニル−2−ノルボ
ルネン、5−シアノ−2−ノルボルネン、5−メチル−
5−メトキシカルボニル−2−ノルボルネン、5−フェ
ニル−2−ノルボルネン、5−フェニル−5−メチル−
2−ノルボルネン、5−オクタデシル−2−ノルボルネ
ン等の単量体(A)、単量体(B)以外のノルボルネン
類; 1,4:5,8−ジメタノ−1,2,3,4,4
a,5,8,8a−2,3−シクロペンタジエノオクタ
ヒドロナフタレン、6−メチル−1,4:5,8−ジメ
タノ−1,4,4a,5,6,7,8,8a−オクタヒ
ドロナフタレン、1,4:5,10:6,9−トリメタ
ノ−1,2,3,4,4a,5,5a,6,9,9a,
10,10a−ドデカヒドロ−2,3−シクロペンタジ
エノアントラセン等のノルボルネンに一つ以上のシクロ
ペンタジエンが付加した単量体またはその置換体; ジ
シクロペンタジエン、2,3−ジヒドロジシクロペンタ
ジエン等のシクロペンタジエンのディールス−アルダー
反応により多量化した多環構造の単量体またはその置換
体; 1,4−メタノ−1,4,4a,4b,5,8,
8a,9a−オクタヒドロフルオレン、5,8−メタノ
−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロ
−2,3−シクロペンタジエノナフタレン等のシクロペ
ンタジエンとテトラヒドロインデン等との付加物または
その置換体; 等が例示される。 【0013】(重合触媒)これらの単量体を付加型重合
させるのに用いる重合触媒は特に限定されず、公知のノ
ルボルネン系単量体の付加型重合に用いる重合触媒が例
示される。そのような重合触媒としては、例えば、遷移
金属化合物、周期律表I〜IV族の有機金属化合物、プ
ロトン酸等が挙げられ、これらの二種以上を組み合わせ
てもよい。 【0014】遷移金属としては、周期律表のIVb〜V
III族から選ばれた遷移金属が挙げられ、チタン、ジ
ルコニウム、バナジウム、鉄、コバルト、タングステ
ン、ニッケル、パラジウム等が例示される。遷移金属化
合物としては、ビス(シクロペンタジエニル)チタンジ
クロライド、ビス(シクロペンタジエニル)チタンモノ
クロライド、チタン(III)クロライド、チタン(I
V)クロライド、チタン(IV)ボロマイド、ビス(シ
クロペンタジエニル)ジメチルチタン、(シクロペンタ
ジエニル)チタントリクロライド、ジクロロチタンビス
(アセチルアセトナート)等のチタン化合物; ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、
ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムモノクロラ
イド、ジルコニウム(III)クロライド、ジルコニウ
ム(IV)クロライド、ジルコニウム(IV)ボロマイ
ド、ビス(シクロペンタジエニル)ジメチルジルコニウ
ム、(シクロペンタジエニル)ジルコニウムトリクロラ
イド、ジクロロジルコニウムビス(アセチルアセトナー
ト)等のジルコニウム化合物; ビス(シクロペンタジ
エニル)バナジウムジクロライド、ビス(シクロペンタ
ジエニル)バナジウムモノクロライド、バナジウム(I
II)クロライド、バナジウム(IV)クロライド、バ
ナジウム(IV)ボロマイド、ビス(シクロペンタジエ
ニル)ジメチルバナジウム、(シクロペンタジエニル)
バナジウムトリクロライド、ジクロロバナジウムビス
(アセチルアセトナート)等のバナジウム化合物; 塩
化第一鉄、塩化第二鉄、臭化第一鉄、臭化第二鉄、酢酸
第二鉄、鉄(III)アセチルアセトナート、フェロセ
ン等の鉄化合物; 酢酸コバルト、コバルト(II)ア
セチルアセトナート、コバルト(III)アセチルアセ
トナート、安息香酸コバルト、塩化コバルト、臭化コバ
ルト、コバルト(II)テトラフルオロボレイト、4−
シクロヘキシル酪酸コバルト、ステアリン酸コバルト等
のコバルト化合物; 六塩化タングステン、四塩化タン
グステン等のタングステン化合物; ニッケロセン、酢
酸ニッケル、臭化ニッケル、塩化ニッケル、ニッケルビ
スアセチルアセトナート、テトラキス(トリフェニルホ
スフィン)ニッケル、ジカルボニルビス(トリフェニル
ホスフィン)ニッケル、ビス(アリル)ニッケル、ジブ
ロモビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル、アリル
ニッケルクロライド、クロロ(フェニル)ビス(トリフ
ェニルホスフィン)ニッケル等のニッケル化合物; パ
ラジウム(II)アセテート、パラジウムビスアセチル
アセトナート、パラジウムブロマイド、パラジウムクロ
ライド、パラジウムアイオダイド、パラジウムオキサイ
ド、モノアセトニトリルトリス(トリフィニルホスフィ
ン)パラジウムテトラフルオロボレイト、カルボニルト
リス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロ
ビス(アセトニトリル)パラジウム、ジクロロビス(ベ
ンゾニトリル)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム、テトラキス(アセトニトリ
ル)パラジウムテトラフルオロボレイト等のパラジウム
化合物;等が例示される。 【0015】有機金属化合物としては、周期律表I〜I
V族の有機金属化合物、例えば、トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアル
ミニウム、トリイソプロピルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリオ
クチルアルミニウム、トリフェニルアルミニウム、トリ
ベンジルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモノクロ
リド、ジ−n−プロピルアルミニウムモノクロリド、ジ
イソブチルアルミニウムモノクロリド、ジ−n−ブチル
アルミニウムモノクロリド、ジエチルアルミニウムモノ
ブロミド、ジエチルアルミニウムモノイオジド、ジエチ
ルアルミニウムモノヒドリド、ジ−n−プロピルアルミ
ニウムモノヒドリド、ジイソブチルアルミニウムモノヒ
ドリド、メチルアルミニウムセスキクロリド、エチルア
ルミニウムセスキブロミド、イソブチルアルミニウムセ
スキクロリド、エチルアルミニウムジクロリド、エチル
アルミニウムジクロリド、メチルアルミノキサン、エチ
ルアルミノキサンなどの有機アルミニウム化合物; 二
塩化スズ、四塩化スズ、四臭化スズ、トリフェニルメチ
ルスズペンタクロライド等の有機スズ化合物; 等が例
示され、また、トリフルオロボロン、トリクロロボロ
ン、ボロントリフルオライドジエチルエテレート等も用
いることができる。 【0016】プロトン酸系重合触媒としては、HCl、
HF、HBr、H2SO4、H3BO3 、HClO、CH3
COOH、Cl3CCOOH、CF3SO3H等が例示さ
れる。 【0017】これらの触媒には、重合活性を向上させる
成分を加えた触媒系として用いてもよい。そのような重
合触媒系としては、チタンテトラクロリド/2−メトキ
シ−2−フェニルプロパン、チタンテトラクロリド/t
−ブタノール、チタンテトラクロリド/1,4−ビス
(2−メトキシ−2−プロピル)ベンゼンなどのリビン
グカチオン触媒系などが例示される。 【0018】(重合溶媒)本発明において付加型共重合
は、溶媒を用いなくても可能であるが、一般には不活性
有機溶媒中で行う。用いられる有機溶媒としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒; ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロペンタン、
シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、デカリン等の
炭化水素系溶媒; 塩化メチル、塩化メチレン、1,2
−ジクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、
1,1,2−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒; ニトロメ
タン等の極性溶媒; 等が挙げられ、二種以上を混合し
て使用してもよい。 【0019】(重合反応条件)本発明における付加型共
重合は、通常−150℃以上、好ましくは−100℃以
上、通常100℃以下、好ましくは80℃以下の温度条
件、通常0〜50kgf/cm2の圧力条件で行われ
る。また、重合条件、時間などにより、得られる共重合
体の重合度や繰り返し構造単位の割合が異なるので、目
的の重合度や繰り返し構造単位の割合になるように、重
合条件、時間などは前もって条件を検討して決めてお
く。 【0020】(付加型共重合体の回収)重合反応液から
付加型共重合体を回収する方法は特に限定されず、常法
に従って行えばよい。例えば、重合反応液を多量の共重
合体の貧溶媒、例えば、アルコール類中に注ぎ込んで析
出させ、濾過や遠心によって回収すればよい。また、触
媒の除去も特に限定されず、常法に従って行えばよい。
例えば、重合反応液や共重合体溶液中に触媒と反応して
触媒成分を析出させる化合物を加え、析出した触媒成分
を遠心や濾過などによって除去する方法、多量の、触媒
をよく分散する共重合体の貧溶媒中に、重合反応液や共
重合体溶液を注ぎこんで共重合体を析出させ濾過などに
よって回収する方法、触媒成分を吸着する吸着剤で重合
反応液などを処理する方法などがある。これらの方法を
繰り返したり、組み合わせてもよい。 【0021】(付加型共重合体)本発明の付加型共重合
体は、繰り返し構造単位(a)15重量%以上、好まし
くは20重量%以上、より好ましくは25重量%以上、
70重量%以下、好ましくは65重量%以下、より好ま
しくは60重量%以下と、繰り返し構造単位(b)85
重量%以下、好ましくは80重量%以下、より好ましく
は75重量%以上、30重量%以上、好ましくは35重
量%以下、より好ましくは40重量%以下から成る。繰
り返し構造単位(a)が多すぎる、あるいは繰り返し構
造単位(b)が少なすぎると、ガラス転移温度が高く、
溶融成形が困難となり、繰り返し構造単位(a)が少な
すぎる、あるいは繰り返し構造単位(b)が多すぎると
ガラス転移温度が低くなりすぎ、耐熱性などの問題が生
じる。 【0022】また、本発明の付加型共重合体は、35℃
のトルエン溶液としてゲル・パーミエーション・クロマ
トグラフィによって測定したポリスチレン換算の数平均
分子量は、50,000以上、好ましくは80,000
以上、より好ましくは100,000以上、1,00
0,000以下、好ましくは500,000以下、より
好ましくは300,000以下のものである。分子量が
小さすぎると十分な強度が得られず、大きすぎると溶融
粘度が高くなるなど十分な成形性が得られない。 【0023】本発明の付加型共重合体のガラス転移温度
は、140℃以上、好ましくは 145℃以上、より好
ましくは150℃以上、210℃以下、好ましくは20
0℃以下、より好ましくは190℃以下である。ガラス
転移温度が高すぎると溶融成形が困難になり、例えば、
光学材料を溶融成形する場合、成型方法によっては内部
に応力が残留しやすく、複屈折が大きくなるなどの問題
を生じることがある。また、ガラス転移温度が低すぎる
と成形品の耐熱性が劣るという問題がある。 【0024】(成形方法)本発明の付加型共重合体は、
射出成形、押し出し成形、インフレーション成形、ブロ
ー成形、インジェクションブロー成形、プレス成形、回
転成形、切削成形、真空成形、圧延成形、カレンダー加
工、キャスト成形等の周知の成形方法により成形加工す
ることができる。 【0025】また、本発明の付加型共重合体は、成形加
工にあたっては、成形性、帯電性、溶融流動性、機械的
強度、柔軟性、耐衝撃性、コート剤の密着性、耐候性、
遮光性、難燃性、耐クリープ性、表面硬度、熱膨張性、
弾性等の物性を改良する目的でフェノール系、燐系等の
酸化防止剤、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、紫外線吸収
剤、耐光安定剤、色素、顔料、難燃剤、スリッピング剤
等の添加剤; シリカ、アルミナ、タルク、水酸化アル
ミニウム、カーボン、無定形炭素、グラファイト、炭酸
カルシウム等の微粒子状充填剤; ガラスファイバー、
カーボン繊維、ボロン繊維、炭化珪素繊維、気相成長法
カーボン繊維、アスベスト繊維、チタン酸カリウム結晶
微細繊維、石英繊維、金属繊維、カーボンフィブリル、
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、フッ素樹脂繊維、
綿繊維、セルロース繊維、珪素繊維等の繊維状充填剤;
等を配合してもよい。 【0026】(用途)本発明の付加型共重合体は、光学
材料をはじめとして各種成形品として広範な分野におい
て有用である。例えば、光ディスク、情報ディスク、磁
気ディスク、ハードディスク、光カード、光学レンズ、
メガネレンズ、プリズム、光学ミラー、光ファイバー、
ビームスプリッター、液晶表示素子基板、導光板、偏光
フィルム、位相差フィルム、OHP用フィルム、光拡散
板、発光素子封入型光拡散板、液晶用バックライト、蛍
光灯用管材等の光学部品; 薬液容器、バイアル、アン
プル、プレフィルドシリンジ、輸液用バッグ、固体薬品
容器、点眼薬容器、像映剤容器、プレススルーパッケー
ジ等の液体または固体の薬剤容器、血液検査用サンプリ
ング容器、検査用セル、採血管、検体容器等のサンプル
容器、注射器、医療器具の滅菌容器、ビーカー、シャー
レ、フラスコ、試験管、遠心管、コンタクトレンズケー
ス、輸液チューブ、配管、継ぎ手、バルブなどの医療用
器具、義歯床、人工心臓、逆流防止弁、人造歯根等の人
工臓器やその部品などの医療用器材; ウェハーキャリ
アー、タンク、ハードディスクキャリアー、情報ディス
ク基板用キャリアー、液晶基板用キャリアー、磁気ディ
スクキャリアー、ICトレイ、ICキャリアテープ、セ
パレーションフィルム、シッパー、超純水用配管、パイ
プ、チューブ、バルブ、流量計、フィルター、ポンプ、
サンプリング容器、レジスト容器、レジスト容器用内袋
等の電子部品処理用器材; 電線被覆材、電子機器・複
写機・コンピューター・プリンター等のOA機器部品、
計器類、レーダー、アンテナ、照明器具用ランプシェー
ド等用の一般絶縁体; プリント基板、フレキシブルプ
リント基板、多層プリント基板、高周波回路基板等の電
気部品;透明導電性フィルム用基材; トランジスタ・
IC・LSI・LED・光拡散板やレンズを一体成形し
たLED等の封止材; モーター・コンデンサー・スイ
ッチ・センサー等の電気・電子部品用封止材; テレ
ビ、ビデオカメラ、カメラ等のハウジング材; ルーム
ミラー、ドアミラー、ヘッドランプカバー、テールラン
プカバー、ヘッドアップディスプレイ用光学部品、窓
材、サンルーフ等の自動車・航空機・船舶用部品; シ
ョーウィンドー材、ショーウィンドーケース、サンルー
フ材、窓材、下水用配管、水道配管、パイプ、壁材、床
材、天井材等の建築部材; などが挙げられる。 【0027】 【発明の効果】本発明の付加型共重合体は、透明性、低
複屈折性、耐湿性、耐水性、耐薬品性、電気特性、不純
物低溶出性に優れ、適切なガラス転移温度を有するの
で、耐熱性と溶融成形の容易性とを併せ持つ。 【0028】 【実施例】以下に参考例、実施例、比較例を挙げて本発
明を具体的に説明する。なお、数平均分子量は、35℃
のトルエンを溶媒とするゲル・パーミエーション・クロ
マトグラフィによりポリスチレン換算値として、ガラス
転移温度はDSC法によって、光線透過率は分光光度計
を用いて波長700nmで、レターデーション値は波長
630nmのダブルパス法で測定した。 【0029】実施例1 窒素置換した反応器にノルボルネン50重量部、5−ヘ
キシル−2−ノルボルネン50重量部、ニトロメタン1
40重量部、およびトルエン180重量部を仕込み、温
度を20℃に保持し、攪拌しながら、〔Pd(CH3
N)4〕(BF320.3重量部をトルエン60重量部
に溶解させた溶液を加えて、1時間反応させた。反応
後、反応液5重量部をサンプリングし、残りを1000
重量部のメタノールを加えて析出した共重合体を濾過し
て回収した。メタノール300重量部と濃塩酸40重量
部の混合溶液で洗浄した後、メタノール150重量部で
2回洗浄し、温度100℃、圧力1mmHgで48時間
乾燥し、共重合体78重量部を得た。 【0030】この共重合体は、数平均分子量1.12×
105、ガラス転移温度は179℃であり、1H−NMR
スペクトル(クロロホルム−d1中)では1〜2.5p
pmに、飽和炭素に結合したプロトンのピークのみが観
察され、付加型重合体であることが分かった。また、サ
ンプリングした反応後の反応液をガスクロマトグラフィ
ーによって分析した結果、ノルボルネン7重量部と5−
ヘキシル−2−ノルボルネン8重量部が未反応のまま残
留していることが確認され、得られた共重合体はノルボ
ルネンに由来する繰り返し構造単位が約50.6重量
%、5−ヘキシル−2−ノルボルネンに由来する繰り返
し構造単位が約49.4重量%から成るものであること
が確認された。 【0031】この共重合体を、250℃で熱プレスによ
り厚さ1.2mm、直径65mmの板状に成形した。こ
の板は、光線透過率は90.2%と透明性に優れ、レタ
ーデーション値が35nm以下と複屈折も小さかった。 【0032】実施例2 ノルボルネンを30重量部、5−ヘキシル−2−ノルボ
ルネンを70重量部にする以外は実施例1と同様に反
応、回収、洗浄、乾燥し、共重合体85重量部を得た。 【0033】この共重合体は、数平均分子量1.58×
105、ガラス転移温度は152℃であり、1H−NMR
スペクトル(クロロホルム−d1中)では1〜2.5p
pmに、飽和炭素に結合したプロトンのピークのみが観
察され、付加型重合体であることが分かった。また、実
施例1と同様に分析した結果、ノルボルネン3重量部と
5−ヘキシル−2−ノルボルネン8重量部が未反応のま
ま残留していることが確認され、得られた共重合体はノ
ルボルネンに由来する繰り返し構造単位が約30.3重
量%、5−ヘキシル−2−ノルボルネンに由来する繰り
返し構造単位が約69.7重量%から成るものであるこ
とが確認された。 【0034】この共重合体を、220℃で熱プレスして
実施例1と同様に成形した板は、光線透過率は90.2
%と透明性に優れ、レターデーション値が30nm以下
と複屈折も小さかった。 【0035】実施例3 ノルボルネンを65重量部、5−ヘキシル−2−ノルボ
ルネンを35重量部にする以外は実施例1と同様に反
応、回収、洗浄、乾燥し、共重合体81重量部を得た。 【0036】この共重合体は、数平均分子量2.20×
105、ガラス転移温度は201℃であり、1H−NMR
スペクトル(クロロホルム−d1中)では1〜2.5p
pmに、飽和炭素に結合したプロトンのピークのみが観
察され、付加型重合体であることが分かった。また、実
施例1と同様に分析した結果、ノルボルネン7重量部と
5−ヘキシル−2−ノルボルネン5重量部が未反応のま
ま残留していることが確認され、得られた共重合体はノ
ルボルネンに由来する繰り返し構造単位が約65.9重
量%、5−ヘキシル−2−ノルボルネンに由来する繰り
返し構造単位が約34.1重量%から成るものであるこ
とが確認された。 【0037】この共重合体を、270℃で熱プレスして
実施例1と同様に成形した板は、光線透過率は89.9
%と透明性に優れ、レターデーション値が40nm以下
と複屈折も小さかった。 【0038】比較例1 ノルボルネンを100重量部用い、5−ヘキシル−2−
ノルボルネンを用いない以外は実施例1と同様に反応、
回収、洗浄、乾燥し、重合体72重量部を得た。 【0039】この重合体は、数平均分子量1.86×1
5、ガラス転移温度は300℃以上であった。この重
合体は溶解性が低く、1H−NMRスペクトルは測定で
きず、また、熱プレスで成形できなかった。 【0040】比較例2 5−ヘキシル−2−ノルボルネンを100重量部用い、
ノルボルネンを用いない以外は実施例1と同様に反応、
回収、洗浄、乾燥し、共重合体84重量部を得た。 【0041】この共重合体は、数平均分子量9.2×1
4、ガラス転移温度は130℃であり、耐熱性に問題
があるものであった。1H−NMRスペクトル(クロロ
ホルム−d1中)では1〜2.5ppmに、飽和炭素に
結合したプロトンのピークのみが観察され、付加型重合
体であることが分かった。 【0042】この共重合体を、200℃で熱プレスして
実施例1と同様に成形した板は、光線透過率は90.2
%と透明性に優れ、レターデーション値が40nm以下
と複屈折も小さかった。 【0043】比較例3 5−ヘキシル−2−ノルボルネンとノルボルネンを用い
ず、代わりに5−ブチル−2−ノルボルネン100重量
部を用いる以外は実施例1と同様に反応、回収、洗浄、
乾燥し、共重合体74重量部を得た。 【0044】この共重合体は、数平均分子量1.25×
105、ガラス転移温度は221℃であった。1H−NM
Rスペクトル(クロロホルム−d1中)では1〜2.5
ppmに、飽和炭素に結合したプロトンのピークのみが
観察され、付加型重合体であることが分かった。 【0045】この共重合体を、290℃で熱プレスして
実施例1と同様に成形した板は、光線透過率は88.5
%と透明性に優れていたが、レターデーション値が60
nm以下であり、複屈折が小さい成形品が得られなかっ
た。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 (a)ノルボルネンまたは炭素数3以下
    の炭化水素基を有する置換ノルボルネンに由来する繰り
    返し構造単位15〜70重量%と(b)炭素数5以上の
    アルキル置換基を有するアルキル置換ノルボルネンに由
    来する繰り返し構造単位85〜30重量%から成り、数
    平均分子量が50,000〜1,000,000である
    付加型共重合体。
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