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JP3533193B2 - 鍋 - Google Patents

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Publication number
JP3533193B2
JP3533193B2 JP2001142987A JP2001142987A JP3533193B2 JP 3533193 B2 JP3533193 B2 JP 3533193B2 JP 2001142987 A JP2001142987 A JP 2001142987A JP 2001142987 A JP2001142987 A JP 2001142987A JP 3533193 B2 JP3533193 B2 JP 3533193B2
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JP
Japan
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pot
ring
shaped packing
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pan
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JP2001142987A
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JP2002336120A (ja
Inventor
勝則 横山
Original Assignee
株式会社よこやま
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Publication date
Application filed by 株式会社よこやま filed Critical 株式会社よこやま
Priority to JP2001142987A priority Critical patent/JP3533193B2/ja
Priority to KR10-2001-0061047A priority patent/KR100425784B1/ko
Priority to US10/145,983 priority patent/US7086326B2/en
Priority to CN02119739A priority patent/CN1385131A/zh
Publication of JP2002336120A publication Critical patent/JP2002336120A/ja
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/12Multiple-unit cooking vessels
    • A47J27/13Tier cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J41/00Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
    • A47J41/0055Constructional details of the elements forming the thermal insulation
    • A47J41/0072Double walled vessels comprising a single insulating layer between inner and outer walls
    • A47J41/0077Double walled vessels comprising a single insulating layer between inner and outer walls made of two vessels inserted in each other
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/36Shields or jackets for cooking utensils minimising the radiation of heat, fastened or movably mounted
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/912Cookware, i.e. pots and pans

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温性に秀れた鍋
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば
従来の保温性を有する鍋としては、鍋本体を二重構造と
し、内面と外面との間に断熱空隙を設け、その空隙部を
密閉状態とした構成のものが市販されているが、製作が
容易でないため量産性に劣り、コスト高となる上、鍋の
重量が重くなってしまう問題があった。
【0003】一方、外鍋の上部周縁部の段差部に内鍋の
上部周縁部を係止して外鍋内に内鍋を吊り下げ収納する
ことで、その外鍋と内鍋との間に断熱空隙を形成し、内
鍋を保温させるものもあるが、夫々通常の鍋として使用
でき、簡単に保温鍋として用いることができる点におい
て便利ではあるが、この場合、前記断熱空隙の密閉が不
十分なため、良好な保温性を発揮することができず、保
温鍋として実用に供するものではなかった。
【0004】本発明は、従来構造にこのような問題があ
ることを見出し、これを解決したもので、通常の鍋とし
て使用することもでき、簡単に保温鍋として用いること
ができる構成でありながら、簡易な改良によって断熱空
隙は極めて確固に密閉されて、極めて高い保温性を有す
る画期的な鍋を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】鍋本体1の上部内周部2に他の鍋本体3の
上部周縁部4を係止してこの鍋本体1内に前記他の鍋本
体3を支承状態に収納する段差部5を設け、この段差部
5に柔軟性材で形成したリング状パッキン6を着脱自在
に設けて、前記鍋本体1内面と前記他の鍋本体3外面と
の間に形成された断熱空隙7が前記リング状パッキン6
によって密閉されるように構成したことを特徴とする鍋
に係るものである。
【0007】また、鍋本体1の上部内周部2に他の鍋本
体3の上部周縁部4を係止してこの鍋本体1内に前記他
の鍋本体3を吊り下げ状態に収納する段差部5を設け、
この段差部5に柔軟性材で形成したリング状パッキン6
を着脱自在に設けて、このリング状パッキン6の上部に
前記他の鍋本体3の上部周縁部4を載置係止して、前記
鍋本体1内面と前記他の鍋本体3外面との間に形成され
た断熱空隙7が前記リング状パッキン6によって密閉さ
れるように構成したことを特徴とする請求項1記載の鍋
に係るものである。
【0008】また、前記リング状パッキン6の前記他の
鍋本体3の上部周縁部4を載置当接する上面部8に、こ
の上面全面を面接させない柔軟性材の接触突出部9を複
数設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項
に記載の鍋に係るものである。
【0009】また、前記接触突出部9を間隔を置いて複
数形成し、この接触突出部9上に前記他の鍋本体3の上
部周縁部4を載置当接した際、前記接触突出部9間に密
着を防ぐ空隙部10が形成されるように構成したことを特
徴とする請求項3記載の鍋に係るものである。
【0010】また、前記リング状パッキン6は、前記段
差部5の段差上面11、段差角縁12及び段差部5下方の鍋
内周面13に被覆係止する断面略逆L字状に形成したこと
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鍋に
係るものである。
【0011】また、前記リング状パッキン6は、金属製
芯材14を柔軟性材で被覆した構成とし、前記リング状パ
ッキン6の前記他の鍋本体3の上部周縁部4を載置当接
する上面部8に、この上面全面を面接させない柔軟性材
の接触突出部9を一体形成によって複数設けたことを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鍋に係る
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】外鍋となる鍋本体1の上部内周部2に設け
た段差部5上に、柔軟性材で形成したリング状パッキン
6を付設し、そのリング状パッキン6上に内鍋となる他
の鍋本体3(保温される鍋)の上部周縁部4を係止し
て、前記鍋本体1(外鍋1)内にこの他の鍋本体3(内
鍋3)を支承状態(吊り下げ状態)に収納すると、この
外鍋1と内鍋3との間に断熱空隙7が形成され、しかも
この断熱空隙7は前記リング状パッキン6により密閉さ
れることとなる。
【0014】この本発明のリング状パッキン6は、柔軟
性材で形成されており、このリング状パッキン6を段差
部5に付設し、この段差部5の上に内鍋3の上部周縁部
4を係止するため、このリング状パッキン6の柔軟性
(弾性変形)によりリング状パッキン6と段差部5とは
密着し、且つリング状パッキン6と上部周縁部4とも密
着するから、断熱空隙7は極めて確固に密閉されること
となるため、極めて高い保温性を発揮することとなる。
【0015】また、本発明のリング状パッキン6は、着
脱自在に設けたため、保温したい鍋(内鍋3)を保温す
る時以外は、このリング状パッキン6を取り外すだけ
で、外鍋1も内鍋3も通常の鍋として使用することがで
きることとなる。
【0016】即ち、単にリング状パッキン6を前記段差
部5に付設するという簡易な構成でありながら、確実に
断熱空隙7を遮断することができ、しかも、前記リング
状パッキン6は着脱自在に構成したため、単に外鍋1か
ら取り外すだけで、通常の鍋として使用することができ
る。
【0017】また、前記リング状パッキン6は柔軟性材
で形成されており、より高い密着性を発揮させるべく柔
軟度を高くすると、内鍋3を持上げた際に、この内鍋3
にリング状パッキン6が吸着してしまう場合がある。
【0018】そこで、本発明では、例えばリング状パッ
キン6の上面に、複数の接触突出部9を形成すれば、リ
ング状パッキン6の上面全面が密着することを防止でき
るため、前記内鍋3にリング状パッキン6が吸着しにく
くなる。
【0019】しかも、この複数の接触突出部9により内
鍋3の上部周縁部4を接触支承するため、断熱空隙7の
密閉度が高まり、また、更に、この接触突出部9を一体
形成し、この接触突出部9と接触突出部9との間に空隙
部10が確保されるように構成すれば、一層断熱空隙7の
密閉性が高まると共に、確実に面接による吸着現象を抑
制でき、内鍋3を持上げた時にリング状パッキン6が吸
着して一緒に持上げられることがない。
【0020】即ち、内鍋3への吸着を確実に防止する構
成でありながら、前記断熱空隙7の遮断性が確実に向上
することとなる。
【0021】また、このリング状パッキン6は、断面が
略逆L字状となるように形成すれば、前記段差部5の段
差上面11を確実に覆いつつも、段差角縁12及び段差部5
下方の鍋内周面13をも十分に被嵌状態に被覆するから、
前記リング状パッキン6の取り付けを、位置ずれするこ
となくスムーズに行うことができ、しかも、断熱空隙7
の密閉度が一層高くなり、一層秀れた保温性が発揮され
ることとなる。
【0022】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0023】本実施例では、外鍋となる鍋本体1の上部
内周部2に径大部を形成し、その径大部の段底面となる
段差部5に柔軟性材で形成した断面形状が略逆L字状の
着脱自在なリング状パッキン6(シリコンゴム製リング
状パッキン6)を付設し、そのリング状パッキン6上
に、内鍋となる他の鍋本体3の上部周縁部4に形成した
径大部の段底面となる段差部15の外方を支承状態(吊り
下げ収納状態)で載置係止することにより、鍋本体1
(外鍋1)の内面と他の鍋本体3(内鍋3)との間に断
熱空隙7が形成され、前記リング状パッキン6によりこ
の断熱空隙7を密閉する構成としている。
【0024】具体的には、前記外鍋1の上部内周面2に
形成する径大部の段底面となる段差部5の幅は、前記内
鍋3の段差部15を吊り下げ状態に載置係止するに必要十
分となるように形成されており、この外鍋1の胴周部上
部には取手16を設けた構成とし、また、この外鍋1は、
前記段差部5に丁度収まる鍋蓋17を有している。
【0025】前記内鍋3については、内鍋3の胴周部は
前記外鍋1内に収納し得る大きさに形成し、上部周縁部
4の径大部の段底面となる段差部15の幅は、前記外鍋1
の段差部5上への載置係止に必要十分となるように形成
されており、この内鍋3の上部周縁部4には取手18を設
けた構成とし、また、この内鍋3は、内鍋3の径大部の
上部先端周縁部19に丁度収まる鍋蓋20を有している。
【0026】尚、前記外鍋1の段差部5に配する鍋蓋17
は、前記内鍋3の段差部15にも丁度収まる形状としてお
り、保温時には、内鍋3の段差部15にこの外鍋1の鍋蓋
17を載置し、更に内鍋3の鍋蓋20を載置することで、保
温したい鍋(内鍋3)の上部開口部を二重に蓋をするこ
とができ、より一層の保温効果を発揮させることができ
る。
【0027】また、前記内鍋3の上部先端周縁部19に配
される鍋蓋20は前記外鍋1の上部先端周縁部21にも丁度
収まる形状としているため、通常の鍋として使用する
際、内鍋3の上部先端周縁部19に配される鍋蓋20を図8
に示すように、外鍋1の鍋蓋としても使用することもで
きる。
【0028】また、本実施例では、前記着脱自在のリン
グ状パッキン6は、断面形状を略逆L字状に形成してお
り、その素材には、耐熱性が高く、柔軟性(弾着変形
性)が大きく、密着性の秀れたシリコンゴムを使用して
いるため、前記断熱空隙7を確実に密閉するため、秀れ
た保温性を発揮することができることとなる。
【0029】具体的には、このリング状パッキン6は、
前記段差部5上に載置するリング状パッキン本体の内周
側を垂下方向に延長形成した形状とし、その際、前記外
鍋1の段差上面11から段差角縁12、段差部5下方の鍋内
周面13を被嵌状態に被覆する形状としており、その厚さ
は、前記断熱空隙7を密閉するに十分な肉厚となるよう
に形成し、前記垂下方向への延長形成部は、前記内鍋3
に触れないようにやや肉薄としている。
【0030】図1〜図8に示す第一実施例では、このリ
ング状パッキン6上には、一体形成による二条の接触突
出部9を周方向に突出した構成としており、この二条の
接触突出部9は、リング状パッキン6の上面に所定間隔
を置いて外周側と内周側に形成している。
【0031】また、この二条の夫々の接触突出部9の大
きさや幅は、前記内鍋3の載置係止時に良好に内鍋3に
密着しつつ確実に前記二条の接触突出部9間に吸着防止
のための空隙部10が確保されるように突出形成してい
る。
【0032】このリング状パッキン6は、前記断熱空隙
7を密閉、遮断するため、保形性に劣る柔軟性材で形成
しているが、前記二条の接触突出部9を設けることで、
この二条の接触突出部9が言わばリブの働きをなし、前
記リング状パッキン6に保形性を与え、これにより、前
記外鍋1の段差部5への取り付けをより良好かつスムー
ズに行うことができる。
【0033】また、図9〜図12に示す第二実施例で
は、リング状パッキン6に板状の金属製のリング状芯材
14を配した構成としているため、密着性が良好となる柔
軟性材で形成したリング状パッキン6であっても前記リ
ング状芯材14によって高い保形性も有することとなり、
外鍋1への取り付けをより良好に行うことができる。
【0034】具体的には、前記リング状パッキン6の上
面に収納凹設部22を設け、この収納凹設部22両端部には
前記接触突出部9を設けて、前記収納凹設部22内に板状
の金属製(ステンレス製)リング状芯材14を上面露出状
態で配設した構成としており、また、前記収納凹設部22
は柔軟性材で形成しており、更に、前記接触突出部9が
このリング状芯材14の両端を被嵌状態に係止する構成と
しているため、前記リング状芯材14を極めて容易に嵌め
込み収納することができる。
【0035】更に、内鍋3を載置した際には、前記接触
突出部9が圧着変形してより強固に前記内鍋3に密着す
るため、前記断熱空隙7をより良好に密閉することがで
きると共に、この接触突出部9が圧着変形した際、前記
リング状パッキン6と前記内鍋3との間に空隙部10が形
成するため、前記リング状パッキン6が内鍋3へ吸着す
ることを確実に防止することもでき、更に、前記リング
状パッキン6の上面は、金属製リング状芯材14が露出状
態となっているため、たとえ内鍋3の重みで、もし前記
接触突出部9が潰れ、前記内鍋3がリング状パッキン6
の上面全面に圧着しようとしても、空隙部10の底部には
前記リング状芯材14が露出しているから金属同志の接触
となり、この金属同志の接触は密着性がないため、前記
リング状パッキン6が内鍋3へ吸着されることを、更に
良好に防止することができる。
【0036】前記リング状パッキン6に用いる柔軟性材
は、その材質が柔らかいものであればあるほど、前記外
鍋1と前記内鍋3をより良好に密着させることができ、
たとえ前記リング状パッキン6を付設する前記外鍋1の
段差部5上や前記リング状パッキン6上に載置係止する
前記内鍋3の段差部15の外方に多少の凹凸が生じたとし
ても、柔軟性材が変形して圧着するため極めて高い密閉
度をもって、前記断熱空隙7を確保することができ、ま
た、たとえ保温したい鍋(内鍋3)が軽量な状態で保温
する時であっても、高い密着性をもって前記内鍋3と前
記リング状パッキン6を載置係止できるが、反面、この
リング状パッキン6を前記外鍋1の段差部5に取り付け
る際には、材質が柔らかすぎるため、前記リング状パッ
キン6の形状は輪状であっても、折れ曲がり易い状態で
あるため、段差部5に非常に取り付けしづらいものにな
ってしまう。
【0037】しかし、この点、本実施例では、例えば第
一実施例のようにリング状パッキン6にリブの働きを兼
ねる前記接触突出部9を設け、保形性を与えることで、
より柔らかい素材でリング状パッキン6を形成しても、
輪状の形状を保持しやすいため、取り付けし易いリング
状パッキン6を実現することができ、また、第二実施例
では、リング状パッキン6に金属製のリング状芯材14を
配する構成としているため、前記保形性が一層良好とな
り、輪状の形状を確固に保持するため、より取り付けし
易いリング状パッキン6を実現することができる。
【0038】即ち、前記断熱空隙7を確実に密閉し得る
非常に柔軟な素材で前記リング状パッキン6を形成して
も、輪状の形状を保持できるため、前記断熱空隙7をよ
り良好に密閉する構成でありながら、前記外鍋1への取
り付け作業を非常にスムーズに行うことができる極めて
実用性の高いリング状パッキン6となる。
【0039】また、第二実施例でのリング状パッキン6
について、金属製リング状芯材14は、ステンレス製に限
らず、前記リング状パッキン6に保形性を与え得るもの
であれば適用できることとし、その形状も板状に限ら
ず、例えばある程度の太さを有する線状などとしても良
いし、前記芯材14の本数も一本に限らず、複数本設けた
構成としても良いし、前記リング状パッキン6の柔軟性
を利用した嵌め込み方式ではなく、インサート成形して
設けても良い。
【0040】尚、本発明は、本実施例に限られるもので
はなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るもの
である。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、柔
軟性材で形成されたリング状パッキンを段差部に付設
し、この段差部の上に内鍋となる他の鍋本体の上部周縁
部を係止するため、このリング状パッキンの柔軟性(弾
性変形)によりリング状パッキンと段差部とを密着し、
且つリング状パッキンと上部周縁部とも密着するから、
断熱空隙は極めて確固に密閉されるため、極めて高い保
温性を発揮することができる。
【0042】また、本発明のリング状パッキンは、着脱
自在に設けたため、保温したい鍋(内鍋)を保温する時
以外は、このリング状パッキンを取り外すだけで、外鍋
となる鍋本体も内鍋(他の鍋本体)も通常の鍋として使
用できる秀れた用途性を発揮することができる。
【0043】即ち、通常の鍋として使用することもで
き、簡単に保温鍋として用いることができる構成であり
ながら、柔軟性材で形成した前記リング状パッキンを着
脱自在に設けるという簡易な改良により、単にこのリン
グ状パッキンを前記外鍋の段差部に付設して、保温した
い鍋(内鍋)を載置係止するだけで、断熱空隙は極めて
確固に密閉され、極めて高い保温性を有する保温鍋とし
て使用でき、しかも前記リング状パッキンを取り外すだ
けで通常の鍋としても使用できる、極めで画期的で秀れ
た実用性を有する鍋となる。
【0044】請求項3,4記載の発明に関しては、接触
突出部により極めて良好な前記断熱空隙の高い密閉状態
を実現することで,秀れた保温性能を発揮し得ると共
に、前記接触突出部間に空隙部を形成するため、前記内
鍋への吸着を確実に防止することで、極めて秀れた吸着
防止効果を奏することができる。
【0045】請求項5記載の発明に関しては、前記段差
部の段差上面、段差角縁及び段差部下方の鍋内周面を夫
々被嵌状態で十分に被覆することで、断熱空隙を確実に
遮断し、これにより秀れた保温性を発揮することがで
き、また、リング状パッキンのスムーズな装着を実現す
ることで、極めて良好な載置性を発揮することができ
る。
【0046】請求項6記載の発明に関しては、リング状
パッキンに金属製の芯材を設けることで、柔軟性材で形
成した前記リング状パッキンに保形性を与えたため、外
鍋の段差部への取り付けをより良好かつスムーズに行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の保温鍋としての使用状態を示す正
断面図である。
【図2】第一実施例の保温鍋としての使用状態を示す要
部の拡大説明断面図である。
【図3】第一実施例のリング状パッキンの平面図及び正
断面図及び要部の拡大説明断面図である。
【図4】第一実施例の分解説明斜視図である。
【図5】第一実施例の保温鍋として使用する手順を示す
組み立て説明斜視図である。
【図6】第一実施例の保温使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】第一実施例の夫々通常の鍋として使用すること
を示す斜視図である。
【図8】第一実施例の夫々通常の鍋として鍋蓋を取り替
えても使用できることを示す斜視図である。
【図9】第二実施例の保温鍋としての使用状態を示す正
断面図である。
【図10】第二実施例の保温鍋としての使用状態を示す
要部の拡大説明断面図である。
【図11】第二実施例のリング状パッキンの平面図及び
正断面図及び要部の拡大説明断面図である。
【図12】第二実施例の分解説明斜視図である。
【図13】第二実施例の保温鍋として使用する手順を示
す組み立て説明斜視図である。
【符号の説明】
1 鍋本体 2 上部内周部 3 他の鍋本体 4 上部周縁部 5 段差部 6 リング状パッキン 7 断熱空隙 8 上面部 9 接触突出部 10 空隙部 11 段差上面 12 段差角縁 13 鍋内周面 14 芯材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋本体の上部内周部に他の鍋本体の上部
    周縁部を係止してこの鍋本体内に前記他の鍋本体を支承
    状態に収納する段差部を設け、この段差部に柔軟性材で
    形成したリング状パッキンを着脱自在に設けて、前記鍋
    本体内面と前記他の鍋本体外面との間に形成された断熱
    空隙が前記リング状パッキンによって密閉されるように
    構成したことを特徴とする鍋。
  2. 【請求項2】 鍋本体の上部内周部に他の鍋本体の上部
    周縁部を係止してこの鍋本体内に前記他の鍋本体を吊り
    下げ状態に収納する段差部を設け、この段差部に柔軟性
    材で形成したリング状パッキンを着脱自在に設けて、こ
    のリング状パッキンの上部に前記他の鍋本体の上部周縁
    部を載置係止して、前記鍋本体内面と前記他の鍋本体外
    面との間に形成された断熱空隙が前記リング状パッキン
    によって密閉されるように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の鍋。
  3. 【請求項3】 前記リング状パッキンの前記他の鍋本体
    の上部周縁部を載置当接する上面部に、この上面全面を
    面接させない柔軟性材の接触突出部を複数設けたことを
    特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の鍋。
  4. 【請求項4】 前記接触突出部を間隔を置いて複数形成
    し、この接触突出部上に前記他の鍋本体の上部周縁部を
    載置当接した際、前記接触突出部間に密着を防ぐ空隙部
    が形成されるように構成したことを特徴とする請求項3
    記載の鍋。
  5. 【請求項5】 前記リング状パッキンは、前記段差部の
    段差上面、段差角縁及び段差部下方の鍋内周面に被覆係
    止する断面略逆L字状に形成したことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の鍋。
  6. 【請求項6】 前記リング状パッキンは、金属製芯材を
    柔軟性材で被覆した構成とし、前記リング状パッキンの
    前記他の鍋本体の上部周縁部を載置当接する上面部に、
    この上面全面を面接させない柔軟性材の接触突出部を一
    体形成によって複数設けたことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項に記載の鍋。
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