JP3532369B2 - 外壁パネル用ファスナー - Google Patents
外壁パネル用ファスナーInfo
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーテンウォール
工法で建てられる住宅等の建築物において、外壁パネル
の下部を梁や基礎上部やALC等の床板に取付けるため
に使用される外壁パネル用ファスナーに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】一般に、カーテンウォール工法で建てら
れる住宅等の建築物では、外壁パネルの下部を梁や基礎
上部やALC等の床板に取付けるために外壁パネル用フ
ァスナーを使用する。これら外壁パネル用ファスナーを
使用した取付け構造には様々な種類があり、例えば、地
震等の動きに対して外壁パネルが追従するようにするた
めに、外壁パネルの下部が鉛直方向に上下動自在に係止
されるような取付け構造がある。この一例について説明
する。 【0003】図8において、外壁パネル10の裏面下部
には、C字型の断面を持つCレール等の溝レール11が
外壁パネル10の一側端から他側端に至るまで外壁パネ
ル10の下辺と平行に埋設されている。 【0004】その溝レール10に、溝レール用ボルト1
2の頭部が外壁パネル10の側端から通され、溝レール
用ボルト12は、外壁パネル10の裏面に垂直な方向に
は溝レール用ボルト12の頭部が溝レール11の開口部
に引っ掛かって抜けないようになっている。 【0005】その溝レール用ボルト12に外壁パネル用
ファスナー20が取付けられる。この外壁パネル用ファ
スナー20は直角をなす係止面21と取付け面22とを
有し、これらそれぞれの面に円形の貫通孔23,24が
設けられている。外壁パネル用ファスナー20の取付け
は、溝レール用ボルト12の螺子部を前記取付け面22
の貫通孔24に挿通させた後ナット13で締められてな
される。 【0006】その後、外壁パネル10の下部は鉛直方向
に上下動自在に係止されるが、その係止方法は、外壁パ
ネル用ファスナー20を取付けた外壁パネル10がクレ
ーン等で吊るされ、徐々に降ろされながら、溝レール1
1に沿って外壁パネル用ファスナー20の位置が調整さ
れて、梁30に予め固定されたファスナー14に取付け
られているジョイントボルト40の先端に形成されたピ
ン40aや、図9に示すような基礎上部31やALC等
の床板32に固定されたファスナー41に形成されたピ
ン41aを前記係止面21の貫通孔23に挿通させて上
下動自在に係止する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、クレーン等で吊るされた外壁パネル10を徐々
に降ろしながら、溝レール11に沿って外壁パネル用フ
ァスナー20の位置を調整し、外壁パネル用ファスナー
20の係止面21の貫通孔23に、ジョイントボルト4
0のピン40aやファスナー41のピン41aを挿通さ
せることは困難であり、その挿通に失敗すると外壁パネ
ル用ファスナー20や外壁パネル10を損傷するおそれ
がある。 【0008】また、図8および図9に示すように、溝レ
ール用ボルト12の螺子部が1本の場合、地震等で強い
力が加わると、その螺子部を軸として外壁パネル用ファ
スナー20が回転して、外壁パネル10の下部が期待さ
れる上下動をしないことがある。 【0009】そこで、図10に示すように、外壁パネル
用ファスナー20が回転しないように、溝レール用ボル
ト12の螺子部を2本もしくはそれ以上にすると、外壁
パネル用ファスナー20を取付けるナット13の数が多
くなり、その取付けに手間がかかり施工性が悪くなる。 【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は、外壁パネル用ファスナ
ーの係止面の貫通孔に、ジョイントボルトのピンやファ
スナーのピンを挿通させることを簡単にし、且つ、外壁
パネル用ファスナーを取付けるボルトの螺子部が1本で
も地震等の強い力で回転せずに、外壁パネルの下部を地
震等の動きに追従させて正確に上下動させることを可能
にする外壁パネル用ファスナーを提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の外壁パネル用ファスナーは、カーテンウォ
ール工法で建てられる住宅等の建築物において、外壁パ
ネルの裏面下部に下辺と平行に埋設された溝レールに装
着された溝レール用ボルトに取り付けられて、梁や基礎
上部やALC等の床板に、前記外壁パネルの下部を鉛直
方向に上下動自在に係止するために使用される外壁パネ
ル用ファスナーであり、直角をなす係止面と取付け面と
を有し、前記係止面には、貫通孔が設けられ、前記取付
け面には、前記係止面に垂直な方向に長い長孔の貫通孔
が設けられ、前記取付け面の背面には、前記長孔の両側
のそれぞれに、2個の突出片が前記溝レールの開口部内
において該開口部の縁部にそれぞれ当たるように前記長
孔の長さ方向に並んで形成されたことを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1および図2において、外壁パネ
ル用ファスナーFは、1枚の金属板を直角に折曲されて
形成されたL字型をしている。このL字型を構成する2
面は、係止面1および取付け面2である。前記係止面1
には、その中央付近に貫通孔3が設けられている。前記
取付け面2には、その中心付近に、前記係止1に垂直な
方向に長い長孔4の貫通孔が設けられている。更に、取
付け面2の背面2aには、前記長孔4の両側にそれぞれ
2個ずつの突出片5が、前記長孔4を軸として線対称な
位置に合計4個形成されている。これら突出片5は、押
出し加工を途中で止めることによって形成される。 【0013】次に、外壁パネル用ファスナーFの取付け
について説明する。外壁パネル用ファスナーFは、1本
の螺子部を有する溝レール用ボルト12が使用されて取
付けられる。この取付けには、従来の技術と同様に、図
8に示すような、外壁パネル10の側端から溝レール1
1に通される溝レール用ボルト12が使用されてもよい
が、図3に示すように、前記溝レール用ボルト12を改
良して、外壁パネル10の裏面の正面から溝レール11
に装着されるようにした溝レール用ボルト12が使用さ
れてもよい。すなわち、この改良された溝レール用ボル
ト12は、その頭部が溝レール11に正面から装着され
るように、頭部の一部が溝レール11の開口部の幅より
も小さく、装着後頭部が溝レール11の内部で回転され
て、外壁パネル10の裏面に垂直な方向に抜けないよう
に引っ掛かるようになっている。例えば、その頭部は長
方形の板状のもので、溝レール11の内部で回転され易
いようにその4角の1部が切り欠かれていたり、長円や
楕円等であったりする。 【0014】外壁パネル用ファスナーFは、まず、図4
に示すように、取付け面1の長孔4に溝レール用ボルト
12の螺子部が挿通され、この長孔4を利用して上方に
ずらされて仮止めされる。この後、外壁パネル10がク
レーン等で吊るされて、外壁パネル10の上部が梁に取
付けられる。 【0015】外壁パネル10の上部が梁に取付けられて
いる状態では、外壁パネル用ファスナーFの係止面1
は、ジョイントボルト40のピン40aやファスナー4
1のピン41aの上方に位置しており、これらのピン4
0a,41aは、まだ貫通孔3に挿通されていない。 【0016】その後、図5に示すように、仮止めされて
いた外壁パネル用ファスナーFは、下方にずらされて、
前記突出片5が全て溝レール11の開口部内に配置され
るようにされ、且つ、係止面1の貫通孔3にジョイント
ボルト40のピン40aやファスナー41のピン41a
が挿通された後、ナット13で締められて取付けられ
る。 【0017】このように、係止面1の貫通孔3への前記
ピン40a,41aの挿通は、外壁パネル10を徐々に
降しながらの作業ではなく、外壁パネル10の上部が梁
に取付けられた後の作業であるので、外壁パネル10は
安定しており、前記ピン40a,41aを係止面1の貫
通孔3に挿通させることは簡単で、外壁パネル用ファス
ナーFや外壁パネル10が損傷するおそれがない。 【0018】また、図6において、地震等で強い力が加
わり、前記ピン40a,41aが溝レール11の長さ方
向Xに動くと、外壁パネル用ファスナーFは、溝レール
用ボルト12の螺子部を軸とした円周方向Rに回転しよ
うとするが、突出片5が溝レール11の開口部の縁部1
1aに当たってその回転を止める。 【0019】このように、突出片5が外壁パネル用ファ
スナーFの回転を止めるので、溝レール用ボルト12の
螺子部が1本でも、その回転を未然に防ぎ、地震等の場
合、外壁パネル10の下部が期待される上下動をする。 【0020】また、突出片5が外壁パネル用ファスナー
Fの回転を止めるので、その回転を未然に防ぐために溝
レール用ボルト12の螺子部を2本もしくはそれ以上に
する必要はなく、ナット13の数も増えず、外壁パネル
用ファスナーFの取付けの施工性は悪くならない。 【0021】なお、突出片5は、溝レール11の開口部
の縁部11aに当たって、外壁パネル用ファスナーFが
溝レール用ボルト12の螺子部を軸とした円周方向Rに
回転しないようにする役割をするもので、同じ役割をす
ればその形状や配置等は他でもよい。この変形例を図7
に示す。 【0022】この変形例は、上述した実施の形態の上方
に形成された2個の突出片5の間をも突出させて1個の
突出片5とした外壁パネル用ファスナーFで、上下の突
出片5のそれぞれが溝レール11の開口部の上下のそれ
ぞれの縁部11aに当たって外壁パネル用ファスナーF
の回転を止める。 【0023】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の外壁パネ
ル用ファスナーによれば、取付け面に長孔が設けられて
いるので、外壁パネル用ファスナーはこの長孔を利用し
て上方にずらされて仮止めされることが可能となり、そ
して、外壁パネルの上部が梁に取付けられた後に、外壁
パネル用ファスナーの係止面の貫通孔にピンを挿通でき
るので、その挿通作業が簡単で、外壁パネル用ファスナ
ーや外壁パネルが損傷するおそれがない。 【0024】また、突出片が溝レールの開口部の縁部に
当たって、外壁パネル用ファスナーの回転を止めるの
で、溝レール用ボルトの螺子部が1本でも、その回転を
未然に防ぐことができ、地震等の場合、外壁パネルの下
部が期待される上下動をする。 【0025】また、突出片が溝レールの開口部の縁部に
当たって、外壁パネル用ファスナーの回転を止めるの
で、溝レール用ボルトの螺子部を2本もしくはそれ以上
にすることなく、その回転を未然に防ぐことができ、取
付けに使用されるナットの数も増えず1個でよいので、
外壁パネル用ファスナーの取付けの施工性も悪くならな
い。
工法で建てられる住宅等の建築物において、外壁パネル
の下部を梁や基礎上部やALC等の床板に取付けるため
に使用される外壁パネル用ファスナーに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】一般に、カーテンウォール工法で建てら
れる住宅等の建築物では、外壁パネルの下部を梁や基礎
上部やALC等の床板に取付けるために外壁パネル用フ
ァスナーを使用する。これら外壁パネル用ファスナーを
使用した取付け構造には様々な種類があり、例えば、地
震等の動きに対して外壁パネルが追従するようにするた
めに、外壁パネルの下部が鉛直方向に上下動自在に係止
されるような取付け構造がある。この一例について説明
する。 【0003】図8において、外壁パネル10の裏面下部
には、C字型の断面を持つCレール等の溝レール11が
外壁パネル10の一側端から他側端に至るまで外壁パネ
ル10の下辺と平行に埋設されている。 【0004】その溝レール10に、溝レール用ボルト1
2の頭部が外壁パネル10の側端から通され、溝レール
用ボルト12は、外壁パネル10の裏面に垂直な方向に
は溝レール用ボルト12の頭部が溝レール11の開口部
に引っ掛かって抜けないようになっている。 【0005】その溝レール用ボルト12に外壁パネル用
ファスナー20が取付けられる。この外壁パネル用ファ
スナー20は直角をなす係止面21と取付け面22とを
有し、これらそれぞれの面に円形の貫通孔23,24が
設けられている。外壁パネル用ファスナー20の取付け
は、溝レール用ボルト12の螺子部を前記取付け面22
の貫通孔24に挿通させた後ナット13で締められてな
される。 【0006】その後、外壁パネル10の下部は鉛直方向
に上下動自在に係止されるが、その係止方法は、外壁パ
ネル用ファスナー20を取付けた外壁パネル10がクレ
ーン等で吊るされ、徐々に降ろされながら、溝レール1
1に沿って外壁パネル用ファスナー20の位置が調整さ
れて、梁30に予め固定されたファスナー14に取付け
られているジョイントボルト40の先端に形成されたピ
ン40aや、図9に示すような基礎上部31やALC等
の床板32に固定されたファスナー41に形成されたピ
ン41aを前記係止面21の貫通孔23に挿通させて上
下動自在に係止する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、クレーン等で吊るされた外壁パネル10を徐々
に降ろしながら、溝レール11に沿って外壁パネル用フ
ァスナー20の位置を調整し、外壁パネル用ファスナー
20の係止面21の貫通孔23に、ジョイントボルト4
0のピン40aやファスナー41のピン41aを挿通さ
せることは困難であり、その挿通に失敗すると外壁パネ
ル用ファスナー20や外壁パネル10を損傷するおそれ
がある。 【0008】また、図8および図9に示すように、溝レ
ール用ボルト12の螺子部が1本の場合、地震等で強い
力が加わると、その螺子部を軸として外壁パネル用ファ
スナー20が回転して、外壁パネル10の下部が期待さ
れる上下動をしないことがある。 【0009】そこで、図10に示すように、外壁パネル
用ファスナー20が回転しないように、溝レール用ボル
ト12の螺子部を2本もしくはそれ以上にすると、外壁
パネル用ファスナー20を取付けるナット13の数が多
くなり、その取付けに手間がかかり施工性が悪くなる。 【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、本発明の目的は、外壁パネル用ファスナ
ーの係止面の貫通孔に、ジョイントボルトのピンやファ
スナーのピンを挿通させることを簡単にし、且つ、外壁
パネル用ファスナーを取付けるボルトの螺子部が1本で
も地震等の強い力で回転せずに、外壁パネルの下部を地
震等の動きに追従させて正確に上下動させることを可能
にする外壁パネル用ファスナーを提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の外壁パネル用ファスナーは、カーテンウォ
ール工法で建てられる住宅等の建築物において、外壁パ
ネルの裏面下部に下辺と平行に埋設された溝レールに装
着された溝レール用ボルトに取り付けられて、梁や基礎
上部やALC等の床板に、前記外壁パネルの下部を鉛直
方向に上下動自在に係止するために使用される外壁パネ
ル用ファスナーであり、直角をなす係止面と取付け面と
を有し、前記係止面には、貫通孔が設けられ、前記取付
け面には、前記係止面に垂直な方向に長い長孔の貫通孔
が設けられ、前記取付け面の背面には、前記長孔の両側
のそれぞれに、2個の突出片が前記溝レールの開口部内
において該開口部の縁部にそれぞれ当たるように前記長
孔の長さ方向に並んで形成されたことを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1および図2において、外壁パネ
ル用ファスナーFは、1枚の金属板を直角に折曲されて
形成されたL字型をしている。このL字型を構成する2
面は、係止面1および取付け面2である。前記係止面1
には、その中央付近に貫通孔3が設けられている。前記
取付け面2には、その中心付近に、前記係止1に垂直な
方向に長い長孔4の貫通孔が設けられている。更に、取
付け面2の背面2aには、前記長孔4の両側にそれぞれ
2個ずつの突出片5が、前記長孔4を軸として線対称な
位置に合計4個形成されている。これら突出片5は、押
出し加工を途中で止めることによって形成される。 【0013】次に、外壁パネル用ファスナーFの取付け
について説明する。外壁パネル用ファスナーFは、1本
の螺子部を有する溝レール用ボルト12が使用されて取
付けられる。この取付けには、従来の技術と同様に、図
8に示すような、外壁パネル10の側端から溝レール1
1に通される溝レール用ボルト12が使用されてもよい
が、図3に示すように、前記溝レール用ボルト12を改
良して、外壁パネル10の裏面の正面から溝レール11
に装着されるようにした溝レール用ボルト12が使用さ
れてもよい。すなわち、この改良された溝レール用ボル
ト12は、その頭部が溝レール11に正面から装着され
るように、頭部の一部が溝レール11の開口部の幅より
も小さく、装着後頭部が溝レール11の内部で回転され
て、外壁パネル10の裏面に垂直な方向に抜けないよう
に引っ掛かるようになっている。例えば、その頭部は長
方形の板状のもので、溝レール11の内部で回転され易
いようにその4角の1部が切り欠かれていたり、長円や
楕円等であったりする。 【0014】外壁パネル用ファスナーFは、まず、図4
に示すように、取付け面1の長孔4に溝レール用ボルト
12の螺子部が挿通され、この長孔4を利用して上方に
ずらされて仮止めされる。この後、外壁パネル10がク
レーン等で吊るされて、外壁パネル10の上部が梁に取
付けられる。 【0015】外壁パネル10の上部が梁に取付けられて
いる状態では、外壁パネル用ファスナーFの係止面1
は、ジョイントボルト40のピン40aやファスナー4
1のピン41aの上方に位置しており、これらのピン4
0a,41aは、まだ貫通孔3に挿通されていない。 【0016】その後、図5に示すように、仮止めされて
いた外壁パネル用ファスナーFは、下方にずらされて、
前記突出片5が全て溝レール11の開口部内に配置され
るようにされ、且つ、係止面1の貫通孔3にジョイント
ボルト40のピン40aやファスナー41のピン41a
が挿通された後、ナット13で締められて取付けられ
る。 【0017】このように、係止面1の貫通孔3への前記
ピン40a,41aの挿通は、外壁パネル10を徐々に
降しながらの作業ではなく、外壁パネル10の上部が梁
に取付けられた後の作業であるので、外壁パネル10は
安定しており、前記ピン40a,41aを係止面1の貫
通孔3に挿通させることは簡単で、外壁パネル用ファス
ナーFや外壁パネル10が損傷するおそれがない。 【0018】また、図6において、地震等で強い力が加
わり、前記ピン40a,41aが溝レール11の長さ方
向Xに動くと、外壁パネル用ファスナーFは、溝レール
用ボルト12の螺子部を軸とした円周方向Rに回転しよ
うとするが、突出片5が溝レール11の開口部の縁部1
1aに当たってその回転を止める。 【0019】このように、突出片5が外壁パネル用ファ
スナーFの回転を止めるので、溝レール用ボルト12の
螺子部が1本でも、その回転を未然に防ぎ、地震等の場
合、外壁パネル10の下部が期待される上下動をする。 【0020】また、突出片5が外壁パネル用ファスナー
Fの回転を止めるので、その回転を未然に防ぐために溝
レール用ボルト12の螺子部を2本もしくはそれ以上に
する必要はなく、ナット13の数も増えず、外壁パネル
用ファスナーFの取付けの施工性は悪くならない。 【0021】なお、突出片5は、溝レール11の開口部
の縁部11aに当たって、外壁パネル用ファスナーFが
溝レール用ボルト12の螺子部を軸とした円周方向Rに
回転しないようにする役割をするもので、同じ役割をす
ればその形状や配置等は他でもよい。この変形例を図7
に示す。 【0022】この変形例は、上述した実施の形態の上方
に形成された2個の突出片5の間をも突出させて1個の
突出片5とした外壁パネル用ファスナーFで、上下の突
出片5のそれぞれが溝レール11の開口部の上下のそれ
ぞれの縁部11aに当たって外壁パネル用ファスナーF
の回転を止める。 【0023】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の外壁パネ
ル用ファスナーによれば、取付け面に長孔が設けられて
いるので、外壁パネル用ファスナーはこの長孔を利用し
て上方にずらされて仮止めされることが可能となり、そ
して、外壁パネルの上部が梁に取付けられた後に、外壁
パネル用ファスナーの係止面の貫通孔にピンを挿通でき
るので、その挿通作業が簡単で、外壁パネル用ファスナ
ーや外壁パネルが損傷するおそれがない。 【0024】また、突出片が溝レールの開口部の縁部に
当たって、外壁パネル用ファスナーの回転を止めるの
で、溝レール用ボルトの螺子部が1本でも、その回転を
未然に防ぐことができ、地震等の場合、外壁パネルの下
部が期待される上下動をする。 【0025】また、突出片が溝レールの開口部の縁部に
当たって、外壁パネル用ファスナーの回転を止めるの
で、溝レール用ボルトの螺子部を2本もしくはそれ以上
にすることなく、その回転を未然に防ぐことができ、取
付けに使用されるナットの数も増えず1個でよいので、
外壁パネル用ファスナーの取付けの施工性も悪くならな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す外壁パネル用ファス
ナーの斜視図である。 【図2】同外壁パネル用ファスナーの斜視図である。 【図3】同外壁パネル用ファスナーの溝レールへの取付
け方法の一例を示す斜視図である。 【図4】同外壁パネル用ファスナーを溝レールに仮止め
した状態を示す側面図である。 【図5】同外壁パネル用ファスナーを溝レールに取付け
た状態を示す側面図である。 【図6】同外壁パネル用ファスナーの回転が止まる理由
を説明する図5のV−V断面図である。 【図7】同外壁パネル用ファスナーの変形例を示す背面
図である。 【図8】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用例
を示す斜視図である。 【図9】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用例
を示す斜視図である。 【図10】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用
例を示す斜視図である。 【符号の説明】 F 外壁パネル用ファスナー 1 係止面 2 取付け面 2a 背面 3 貫通孔 4 長孔 5 突出片
ナーの斜視図である。 【図2】同外壁パネル用ファスナーの斜視図である。 【図3】同外壁パネル用ファスナーの溝レールへの取付
け方法の一例を示す斜視図である。 【図4】同外壁パネル用ファスナーを溝レールに仮止め
した状態を示す側面図である。 【図5】同外壁パネル用ファスナーを溝レールに取付け
た状態を示す側面図である。 【図6】同外壁パネル用ファスナーの回転が止まる理由
を説明する図5のV−V断面図である。 【図7】同外壁パネル用ファスナーの変形例を示す背面
図である。 【図8】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用例
を示す斜視図である。 【図9】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用例
を示す斜視図である。 【図10】従来の技術の外壁パネル用ファスナーの使用
例を示す斜視図である。 【符号の説明】 F 外壁パネル用ファスナー 1 係止面 2 取付け面 2a 背面 3 貫通孔 4 長孔 5 突出片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−292785(JP,A)
特開 平2−112544(JP,A)
実開 平1−61314(JP,U)
実公 昭63−43293(JP,Y2)
実公 平7−22412(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
E04B 2/56 - 2/70
E04B 2/88 - 2/96
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カーテンウォール工法で建てられる住宅
等の建築物において、外壁パネルの裏面下部に下辺と平
行に埋設された溝レールに装着された溝レール用ボルト
に取り付けられて、梁や基礎上部やALC等の床板に、
前記外壁パネルの下部を鉛直方向に上下動自在に係止す
るために使用される外壁パネル用ファスナーであり、 直角をなす係止面と取付け面とを有し、 前記係止面には、貫通孔が設けられ、 前記取付け面には、前記係止面に垂直な方向に長い長孔
の貫通孔が設けられ、 前記取付け面の背面には、前記長孔の両側のそれぞれ
に、2個の突出片が前記溝レールの開口部内において該
開口部の縁部にそれぞれ当たるように前記長孔の長さ方
向に並んで形成されたことを特徴とする外壁パネル用フ
ァスナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33569296A JP3532369B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 外壁パネル用ファスナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33569296A JP3532369B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 外壁パネル用ファスナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169055A JPH10169055A (ja) | 1998-06-23 |
| JP3532369B2 true JP3532369B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=18291430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33569296A Expired - Fee Related JP3532369B2 (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 外壁パネル用ファスナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3532369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770708B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2011-09-14 | 積水ハウス株式会社 | 住宅における窓等の開口部のサイズ変更方法 |
| CN106948530B (zh) * | 2017-04-28 | 2018-07-17 | 湖南省金为新材料科技有限公司 | 幕墙龙骨连接结构 |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP33569296A patent/JP3532369B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10169055A (ja) | 1998-06-23 |
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