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JP3530816B2 - 削り節用風力選別機 - Google Patents

削り節用風力選別機

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Publication number
JP3530816B2
JP3530816B2 JP2000327540A JP2000327540A JP3530816B2 JP 3530816 B2 JP3530816 B2 JP 3530816B2 JP 2000327540 A JP2000327540 A JP 2000327540A JP 2000327540 A JP2000327540 A JP 2000327540A JP 3530816 B2 JP3530816 B2 JP 3530816B2
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JP
Japan
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partition wall
shaving
sorter
shavings
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JP2000327540A
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JP2002126648A (ja
Inventor
儀保 杉島
栄一郎 上田
Original Assignee
株式会社にんべん
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Publication date
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風力により削り節
と、それに混入している魚節のかけら、骨、魚節表面の
厚い表皮(セッパ)等(以下、夾雑物という)とを風力
で選別するための、削り節用風力選別機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】削り節を3g〜5g程度ずつ分包するに
は図8に示す様に、魚節を切削機50で切削して得られ
た削り節を、振動搬送体(トラフ)51で搬送してホッ
パー52に供給し、ホッパー52内を落下した削り節を
均し装置53で均一厚に均し、その削り節をトラフ54
により選別機55に供給し、選別機55において削り節
とそれに混入している夾雑物とを選別し、選別された削
り節70をバケットコンベア56で搬送して自動計量器
57に供給し、そこで3g〜5g程度に計量して自動充
填機58に供給し、自動充填機58においてガスバリア
性に優れた樹脂製包装袋に3g〜5gずつ充填し、ガス
置換して密封(パック詰め)する。
【0003】従来は削り節を選別するための専用の選別
機がないため、図8の選別機55にお茶用選別機やその
他の選別機を利用していた。これらの選別機は一般的に
図7に示すような外観を有し、夾雑物71が混入してい
る削り節70がホッパー52からトラフ54により選別
機55内に送り込まれると、軽量の削り節70が選別機
55内の送風ファン60から送られる風により上方に吹
き上げられて、選別機55の後方(背面側)を回る様に
形成されている通路61内を一周して、選別機55の後
方下部に設けられた削り節排出口62から外部に排出さ
れる。この削り節70は図7の自動計量機57に送られ
て計量され、自動充填機58に送られてパック詰めされ
ている。削り節70よりも重い夾雑物71は送風ファン
60から送られる風によって吹き上げられることなく、
下方に落下して夾雑物排出口63から外部に排出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】お茶用選別機やその他
の選別機を利用した選別機には次の様な課題があった。 (1)通路61が長いため、通路61内を通過中に削り
節70が空気に触れて酸化し易くなる。また、削り節7
0は品質保持上、所定水分に保持されることが望ましい
が、選別作業に時間がかかり、作業能率が悪く、乾燥し
易くもなる。 (2)高さ2700mm、幅2000mm、奥行き90
0mmと大型であるため、それを図8のように切削、計
量、充填ラインに組込むと、切削から充填までの一連の
自動化システムも大掛かりになり、場所をとり、システ
ムにおける削り節経路が長くなるため、削り節70の品
質劣化の一因となる。 (3)削り節70を吹き上げて長い通路61を通過させ
るため、強い風力が必要になり、送風ファン60が大型
化し、選別装置全体が大規模になり、重くもなる。 (4)風力が強くなると、削り節70だけでなく、夾雑
物71も吹き上げられて、それらが削り節70に混入
し、選別精度が低下する。 (5)選別機には削り節70を供給する入口と、削り節
70が排出される削り節排出口62と、夾雑物排出口6
3しかなく、経路が長く内部が閉ざされた構造であるた
め、選別機内の通気性が悪くなって湿りがちになり、非
衛生的である。また、選別機内の保守、管理、清掃とい
ったメンテナンスもしにくい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前記課題
を一掃して、削り節が酸化したり、乾燥したりしにく
く、品質劣化がほとんど無く、選別速度が速く、作業能
率が良く、選別精度も高く、内部が衛生的であり、メン
テナンスもし易く、選別機自体は勿論のこと、選別機を
組込んだ切削から充填までの自動化システムの小型化も
可能であり、自動化システムにおける削り節経路も短縮
化でき、削り節の品質劣化を抑えることができる削り節
用風力選別機を提供することにある。
【0006】本発明の削り節用風力選別機の一つは、図
1の様に筐体1内に落下通路2を縦向きに設け、落下通
路2の上部を選別前の削り節が落下する上方通路3、下
部を削り節に混入している夾雑物が落下する下方通路4
とし、上方通路3の上方仕切壁5と下方通路4の下方仕
切壁6との間に選別口7を設け、筐体1のうち、落下通
路2に対面すると共に選別口7に対向する箇所に落下通
路2へ風を送る送風ファン8を設け、送風ファン8から
落下通路2へ風を送ると落下通路2を落下中の削り節は
選別口7から下方仕切壁6を越えてその奥まで飛散し、
削り節に混入している夾雑物は下方仕切壁6の手前の下
方通路4内に落下して、削り節と夾雑物とが選別される
ようにしてある。
【0007】本発明の削り節用風力選別機の他の一つ
は、前記削り節用風力選別機において、上方仕切壁5が
下方仕切壁6と同一線上に位置しているか、同下方仕切
壁6よりも送風ファン8寄りに位置しているものであ
る。
【0008】本発明の削り節用風力選別機の他の一つ
は、前記削り節用風力選別機において、送風フ ァン8か
らの風を落下通路2に送り出す送風口10が送風ファン
8と落下通路2との間に設けられ、下方仕切壁6の上端
縁9が送風口10の底面11と同じ高さであるか、同底
面11よりも上方まで突出しているものである。
【0009】本発明の削り節用風力選別機の他の一つ
は、前記削り節用風力選別機において、下方仕切壁6の
上端部12が、送風ファン8とは反対側に突出している
ものである。
【0010】本発明の削り節用風力選別機の他の一つ
は、前記削り節用風力選別機において、筐体1内の空気
を外部に流出させることができる通気路13が筐体1内
の落下通路2と反対側に仕切り体14で仕切られて設け
られ、仕切り体14に通孔を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1) 本発明の削り節用風力選別機を図1に基づいて説明す
る。この削り節用風力選別機は、下方開口の角型筒状の
筐体1に削り節を供給する振動搬送機(トラフ)20を
配置するトラフ設置口21が開口され、トラフ設置口2
1の内側に角筒状の落下通路2を縦向きに設け、その落
下通路2の上部をトラフ20から供給される選別前の削
り節(夾雑物が混入している削り節)が落下する上方通
路3とし、落下通路2の下部を削り節から分離された夾
雑物が落下する下方通路4としてある。また、上方通路
3の上方仕切り壁5と下方通路4の下方仕切壁6との間
に選別口7を設けてある。
【0012】上方仕切壁5は固定でも、横移動(図1の
左右に移動)可能としてもよい。図1では横移動可能と
することにより、落下通路2の幅を調節可能としてあ
る。上方仕切壁5は固定式、移動式のいずれの場合も、
下方仕切壁6と同一線上に位置するか、同下方仕切壁6
よりも送風ファン8側寄りに位置していることが望まし
い。移動機構は任意の機構とすることができるが、図1
の場合は上方仕切壁5の上端部をボルトとか他の止め具
40により筐体1に固定したり、緩めたりすることがで
きる様にしてあり、止め具40を緩めると左右に移動で
き、締め付けると所望位置に固定できるようにしてあ
る。
【0013】下方仕切壁6も固定式でも、可動式でもよ
い。図1のものは固定式であり、図3のものは可動式で
ある。図3の可動式の下方仕切壁6は図5(a)(b)
の構造としてある。即ち、基板22に支持軸23を溶接
し、基板22にへの字状に曲げられている補助板24の
固定部25をスポット溶接により固定して、補助板24
を支持軸23の外側に被せてある。この場合、基板22
と補助板24の角度θは所望角度に選択することができ
るが、一例としては15度程度が適する。この下方仕切
壁6は図3の様に、基板22と補助板24を下方通路4
の固定壁31の上に被さる様に配置して、基板22と補
助板24とが逆(下向き)Y字状になるようにし、支持
軸23を図4の様に落下通路2に沿って筐体1内に配置
し、支持軸23の両端部26、27を筐体1の側壁2
8、29に回転自在に貫通させ、両側壁28、29から
外側に突出する両端部26、27の外周面に形成されて
いる螺子に蝶ナット30を螺合し、その蝶ナット30を
締め付けると支持軸23が筐体1に固定され、蝶ナット
30を緩めると支持軸23が回転自在となるようにして
ある。
【0014】筐体1内に装備された下方仕切壁6は、支
持軸23を図3の左方向(図3の矢印a方向)に回転さ
せると、基板22の上部が左側へ、補助板24の下部が
右側へ回動し、補助板24の下部が固定壁31に当たる
とそれ以上は右に回動せず、逆に、支持軸23を図1の
右方向(図1の矢印b方向)に回転させると基板22の
上部が右側へ、補助板24の下部が左側へ回動し、補助
板24の下部が固定壁31に当たるとそれ以上は左に回
動しないようにしてある。即ち、下方仕切壁6の上部が
右に回動すると下方通路4の上部の幅が狭くなり、下方
仕切壁6の上部が左に回動すると下方通路4の上部の幅
が広くなり、下方通路4の幅が調節される。
【0015】図2(a)に示すように、下方仕切壁6の
上端縁9は送風口10の底面11よりも上方まで突出さ
せることができる。この場合、上端縁9の突出高さは数
mm、望ましくは1cm前後が適する。このように突出
させると、風で飛ばされて上端縁9に当たった夾雑物が
下方通路4に確実に落下し易くなる。また、下方仕切壁
6の上端部12は送風ファン8とは反対側に突出させる
ことができる。具体的には図2(b)に示すように、送
風ファン8側からそれとは反対側に湾曲させたり、図示
はしないが送風ファン8側からそれとは反対側に直線的
に突出させてテーパ状とすることができる。このように
湾曲させたり、テーパ状とした場合も上端部12に当た
った夾雑物が下方通路4に滑り落ち易くなる。
【0016】図1、図3の様に送風口10の外側には送
風ファン8が取り付けられている。送風ファン8は落下
通路2内を落下する選別前の削り節にその重量に応じた
適度な風を吹き付けて、削り節を下方仕切壁6より奥ま
で飛ばし、削り節よりも重い夾雑物は下方仕切壁6の手
前に落下させて、削り節と夾雑物とを選別するためのも
のである。送風ファン8には種々のものを使用可能であ
り、例えばシロッコ送風ファンが適する。
【0017】筐体1内の送風口10と対向する箇所には
縦に通気路13を設けてある。通気路13は筐体1内の
仕切り体14により仕切られ、仕切り体14には通孔が
多数形成されて、ファン8からの風が筐体1内を通り、
仕切り体14の通孔を通って通気路13に流れ、通気路
13の上方の開口部35から外部に抜ける様にしてあ
る。仕切り体14には通孔が多数開口されている木製板
とか金属板、或は金属製や樹脂製の網等を使用すること
ができる。網を使用した場合はその網目が通孔となる。
【0018】(使用例1) 図1の削り節用風力選別機を使用して、夾雑物が混入し
ている削り節から、削り節を選別するには、その削り節
を図1のトラフ20により搬送し、搬送中にトラフ20
の上方に設置した均し機41により均一厚に均して、筐
体1内の上方通路3に落下させる。尚、図1には詳しく
図示しないが、前記均し機41はトラフ20により搬送
される削り節の高さを均一に均すことが可能な熊手状の
ものである。このとき、送風ファン8から風を送って筐
体1内の送風口10より送り出して、上方通路3内を自
重で落下してくる削り節を側方に飛ばす。削り節は下方
仕切壁6よりも遠方まで飛び、削り節よりも重い夾雑物
は下方仕切壁6の手前に落下して下方通路4内に入り、
削り節と夾雑物とが選別される。この場合、下方仕切壁
6の上端縁9が送風口10の底面11よりも高くなって
いるため、重い夾雑物はもちろん、極軽い夾雑物も下方
仕切壁6を越えて奥まで飛ぶことは少なく、下方仕切壁
6の手前の下方通路4内にほぼ確実に落下し、夾雑物受
け容器43に収容され、削り節への混入が防止される。
尚、夾雑物受け容器43に収容された夾雑物は廃棄処分
するか、再度本発明の選別機にかけて選別を行う。削り
節に混入している粉末は仕切り体14の通孔を通過して
通気路13に送り出され、反対側の壁面36に当たって
自重で通気路13内を落下して、通気路13の下の引出
し44に溜る。尚、引出し44に溜った粉末は廃棄処分
する。また、送風の強弱や削り節の重量に応じて上方仕
切壁5を横移動させて上方通路3の幅を調節することが
できる。その場合は止め具40を緩めてから横移動さ
せ、所望位置で止め具40を固定して上方仕切壁5を固
定する。上方仕切壁5を下方仕切壁6よりもある程度内
側(図1の右側)まで移動させると、上方通路3を落下
してくる夾雑物混入の削り節が下方仕切壁6よりも図1
の左側(筐体の中央側)に落下することはなく、必ず下
方通路4のよりも図1の右側に落下するため、夾雑物は
必ず下方通路4へ落下し、選別された削り節に混入する
ことはない。尚、選別された削り節は計量機によって計
量して一定量ごとにパックする。
【0019】(使用例2) 図3の削り節用風力選別機を使用して、夾雑物が混入し
ている削り節から、削り節を選別するには、図1の削り
節用風力選別機と同様に使用する。図3の削り節用風力
選別機は、上方仕切壁5及び下方仕切壁6が可動式であ
るため、上方仕切壁5を左右に移動させれば図1の場合
と同様に選別することができる。さらに、支持軸23を
図3の矢印a方向に回転させて下方仕切壁6の上部を左
側へ回動させて下方通路4の入口を広げれば下方通路4
に落下する夾雑物の量を相対的に増やすことができ、支
持軸23を図3の矢印b方向に回転させて下方仕切壁6
の上部を右側へ回転させて下方通路4の入口を狭めれば
下方通路4内に落下する夾雑物の量を相対的に減らすこ
とができる。従って、図3の削り節用風力選別機では、
削り節の重量に応じて上方仕切壁5の移動量、送風ファ
ン8から供給される風の風力、下方仕切壁6の回動量を
適切に調整することによって、削り節に混入する夾雑物
の量を可及的に少なくして、選別精度をより一層高める
ことができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は次のような効果が
ある。 1.落下通路を縦向きに設けたので、落下通路が短くな
り、トラフから供給された削り節の選別時間が短くな
り、選別能率が向上すると同時に、削り節が空気にさら
される時間も短くなり、削り節の酸化や乾燥を防止で
き、選別時の品質劣化が少なくなる。 2.落下通路の途中側方に送風ファンを設けたので、落
下通路を落下中の削り節を側方に飛ばすことができ、従
来のように上方に吹き戻す必要がないため、風力の強い
ファンを用意する必要が無く、小型化でき、経済的でも
ある。また、風力の強いファンが不要であるため、重い
夾雑物も下方仕切壁より奥まで飛ばされて、削り節に混
入することがなく、選別精度も向上する。 3.本発明
の選別機は小型化できる。一例としては高さ600m
m、幅520mm、奥行き680mm程度となる。この
ため切削、計量、充填をライン化した自動化システに組
込む場合、図6に示すように切削機50によって切削さ
れた削り節を搬送するトラフ20(搬送途中に均し機4
1を設けてある)と自動計量器57の間に本発明の選別
器80を設置すれば、図8に示すようなホッパー52、
均し装置53、トラフ54、選別機55、バケットコン
ベア56が不要になるので設置に場所をとらない。ま
た、切削から充填までの一連の自動化システムの経路が
短くなって自動化システムも小型になるため、切削から
充填までの移動時間が短縮され作業中に削り節が品質劣
化しにくくもなる。 4.単純な構造のため保守、管理、清掃といったメンテ
ナンスが簡単であり、衛生的である。
【0021】請求項2記載の発明は前記効果の他に、次
のような効果もある。 1.上方仕切壁が下方仕切壁と同一線上に位置している
か、同下方仕切壁よりも送風ファン寄りに位置している
ため、上方通路を落下してくる夾雑物混入の削り節が上
方仕切壁に抑制されて下方仕切壁よりも左側(筐体の中
央側)に落下することはなく、必ず下方通路のよりも右
側に落下するため、夾雑物は必ず下方通路へ落下し、選
別された削り節に混入することがない。
【0022】請求項3記載の発明は前記効果の他に、次
のような効果もある。 1.下方仕切壁の上端縁が、筐体の送風口の底面と同じ
高さであるか、同底面よりも上方まで突出しているた
め、削り節よりも重い夾雑物が当該上端縁を乗り越えて
下方仕切壁より奥(筐体の中央寄り)まで飛ばされるこ
とがない。このため夾雑物は必ず下方通路へ落下し、選
別された削り節に混入することがなく、選別精度が向上
する。
【0023】請求項4記載の発明は前記効果の他に、次
のような効果もある。 1.下方仕切壁の上端部が、送風ファンとは反対側に突
出しているので、風で飛ばされて上端縁に当たった夾雑
物は下方通路に滑り落ち易くなり、上端縁に係止し、そ
の繰り返しにより上端縁に夾雑物が溜るといったことが
ない。
【0024】請求項5記載の発明は前記効果の他に、次
のような効果もある。 1.筐体の送風口と反対側に通気路を設け、通気路と筐
体内との仕切り体に通孔を設けたもので、筐体内の空気
が通気性が通孔から通気路に流入し、そこから外部に抜
けるため、筐体内の通気性が向上し、筐体内が湿りがち
にならず、衛生的になり、筐体内の保守、管理も容易に
なる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の削り節用風力選別機の一例を示す側面
図。
【図2】(a)(b)は本発明の削り節用風力選別機に
おける落下通路の異なる例を示す側面概略図。
【図3】本発明の削り節用風力選別機の他例を示す側面
図。
【図4】図3に示す本発明の削り節用風力選別機の概略
平面図。
【図5】(a)は図3に示す本発明の削り節用風力選別
機における下方仕切壁の一例を示す正面図、(b)は同
下方仕切壁の側面図。
【図6】本発明の削り節用風力選別機を組み込んでなる
切削、計量、分包までの一連のシステムの概要を示す側
面図。
【図7】従来の選別機の側面図。
【図8】従来の削り節の切削から、計量、分包までの一
連のシステムの概要を示す側面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 落下通路 3 上方通路 4 下方通路 5 上方仕切壁 6 下方仕切壁 7 選別口 8 送風ファン 9 下方仕切壁の上端縁 10 送風口 11 送風口の底面 12 下方仕切壁の上端部 13 通気路 14 仕切り体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // A23B 4/044 A23B 4/04 505A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07B 1/00 - 15/00 A23L 1/325

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体(1)内に落下通路(2)を縦向きに
    設け、落下通路(2)の上部を選別前の削り節が落下す
    る上方通路(3)、下部を削り節に混入している夾雑物
    が落下する下方通路(4)とし、上方通路(3)の上方
    仕切壁(5)と下方通路(4)の下方仕切壁(6)との
    間に選別口(7)を設け、筐体(1)のうち、落下通路
    (2)に対面すると共に選別口(7)に対向する箇所に
    落下通路(2)へ風を送る送風ファン(8)を設け、送
    風ファン(8)から落下通路(2)へ風を送ると落下通
    路(2)を落下中の削り節は選別口(7)から下方仕切
    壁(6)を越えてその奥まで飛散し、削り節に混入して
    いる夾雑物は下方仕切壁(6)の手前の下方通路(4)
    内に落下して、削り節と夾雑物とが選別されることを特
    徴とする削り節用風力選別機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の削り節用風力選別機におい
    て、上方仕切壁(5)が下方仕切壁(6)と同一線上に
    位置しているか、同下方仕切壁(6)よりも送風ファン
    (8)寄りに位置していることを特徴とする削り節用風
    力選別機。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の削り節用風力
    選別機において、送風ファン(8)からの風を落下通路
    (2)に送り出す送風口(10)が送風ファン(8)と
    落下通路(2)との間に設けられ、下方仕切壁(6)の
    上端縁(9)が送風口(10)の底面(11)と同じ高
    さであるか、同底面(11)よりも上方まで突出してい
    ることを特徴とする削り節用風力選別機。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    削り節用風力選別機において、下方仕切壁(6)の上端
    部(12)が、送風ファン(8)とは反対側に突出して
    いることを特徴とする削り節用風力選別機。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    削り節用風力選別機において、筐体(1)内の空気を外
    部に流出させることができる通気路(13)が筐体
    (1)内の落下通路(2)と反対側に仕切り体(14)
    で仕切られて設けられ、仕切り体(14)に通孔を設け
    たことを特徴とする削り節用風力選別機。
JP2000327540A 2000-10-26 2000-10-26 削り節用風力選別機 Expired - Lifetime JP3530816B2 (ja)

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