JP3522345B2 - ホットスタートフラッシュを防止するakb装置 - Google Patents
ホットスタートフラッシュを防止するakb装置Info
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/72—Circuits for processing colour signals for reinsertion of DC and slowly varying components of colour signals
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機又
は映像モニター装置のようなテレビジョン装置に使用す
るための自動受像管バイアス(AKB)装置に関する。 【0002】 【従来の技術】テレビジョン受像機とモニター装置は、
受像管の各々の電子銃に関する電流レベルを表わす適切
な黒色画像を自動的に定める自動受像管バイアス(以
下、AKB)制御装置を時折利用する。受像管により再
生される映像は、この操作によって、例えば、構成部品
の老朽化、或いは、構成部品の温度変化に対する感度に
より誘起され得る受像管の動作パラメータの変化による
悪影響から保護される。 【0003】従来のAKB制御装置は、受像管の黒色レ
ベルを自動的に調節するAKBフィードバック制御ルー
プの制御増幅器に接続された受像管カソード駆動増幅器
内に電流サンプリング抵抗器を含む。一般に、これは、
帰線期間に受像管の駆動レベルをサンプリングし、サン
プルを基準レベルと比較し、黒色レベルを所望の基準値
に調節する向きで補償電流を駆動増幅器に加えることに
より行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、ある状況に
おいてはAKB動作を無効、或いは、一部無効にするこ
とが望ましいという発見に部分的に基づいている。例え
ば、テレビジョン受像機又はモニター装置の電源が最初
にオンにされるとき、AKB装置は受像管駆動電流を高
める傾向がある。このような「コールドスタート」条件
において、受像管カソードが適当な動作温度に達するま
では、AKB動作を無効、或いは、一部無効にすること
が望ましいであろう。 【0005】「コールドスタート」条件に対して、テレ
ビジョン受像機又はモニター装置への電源の供給後、所
定時間の期間に亘りAKB動作を遅延、或いは、修正す
るためAKB回路のタイミング回路を付加することを考
慮し得る。しかし、「コールドスタート」条件下に必要
とされる遅延は、「ホットスタート」条件下には望まし
くないことが分かっている。ここで使用する「ホットス
タート」条件とは、ある時間の期間に動作していた受像
機又はモニター装置のスイッチが瞬時にオフされ、もう
一度オンされる状態である。かかる状態に対する補償を
行わない場合、AKB装置は、受像管を、所謂、受像管
の輝度の「ホットフラッシュ」を生ずる不所望なレベル
にバイアスする可能性がある。このような場合に、AK
Bは電源の急速な循環を「無視する」だけで、受像管バ
イアス電流を何ら調節しないことが望ましい。「ホット
スタート」に対するより望ましいAKBソフトスタート
動作は、一般に、ターンオフとターンオンとの間の間隔
に関連するある時間の期間に、AKB動作を修正するこ
とである。これに関して、後でより詳細に説明する。 【0006】さらに、上記の「ホットスタート」と「コ
ールドスタート」の補償を実現するためには、別の問題
のあることが分かっている。特に、AKB回路が集積回
路として実現され、そのタイミングが集積回路の外部の
RC回路網により制御されるような特定の場合に、「コ
ールドスタート」条件に有効なタイミングは、「ホット
スタート」条件のためには止むを得ず無効にされる可能
性のあることが分かっている。殊に、集積回路ピンに電
圧保護を設ける集積回路保護回路網は、不所望なキャパ
シタ放電パスを形成し、「ホットスタート」のタイミン
グを「コールドスタート」のタイミングよりも著しく短
くし、RCタイミング回路網の適切な動作を妨害するこ
とが分かっている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の一実施例のAK
B装置は、集積回路に形成され、受像管駆動増幅器の電
流検出抵抗器への接続用の第1のピンと、AKB補償電
流を受像管駆動増幅器に供給する第2のピンと、集積回
路の外部のループ積分キャパシタへの接続用の第3のピ
ンとを有するAKB制御ループよりなる。AKB補償電
流の最大値を制御するAKBレンジ制御スイッチは、集
積回路に形成され、制御ループの点に結合される。該レ
ンジ制御スイッチを制御する閾値検波器は、集積回路に
形成され、集積回路の第4のピンに接続された入力を有
する。ソフトスタートタイミング回路網は、集積回路の
外部で第4のピンに接続され、RC回路網とこの回路網
を集積回路の第4のピンに接続するダイオードとを有す
る。 【0008】 【実施例】本発明の上記及び更なる特徴を添付図面に示
す。図1のテレビジョン受像機10は、補助入力端子1
4より供給されるベースバンド映像信号S1、或いは、
アンテナ入力端子18を有するRF(無線周波)処理ユ
ニット16により供給されるベースバンド映像信号S2
を選択するスイッチ12を含む。ユニット16は、端子
18に印加されたRF入力信号S3をベースバンド形式
に変換するための、例えば、チューナと、IF(中間周
波)増幅器と、映像検波器とを含む従来の設計でも良
い。スイッチ12により選択された映像信号(S1又は
S2)は、複合映像信号RGBと垂直帰線タイミング信
号S6とを発生する映像処理及びマトリクスユニット2
0に印加される。ユニット20は、従来の設計で良く、
実例的には、色復調回路と、色相と彩度と輝度の制御回
路と、R(赤色)とB(青色)とG(緑色)の成分色信
号を発生するマトリクスを含み得る。 【0009】RGB色信号は、夫々の受像管駆動増幅器
を用いて表示用の受像管22の夫々のカソードに印加さ
れる。図の簡略化のために、一つの受像管駆動増幅器
(24)だけを図示する。受像管22は、一つの管の中
に3つのカソードを有する直視型(図示する如く)、或
いは、3つの別個の受像管と、夫々の表示用画像を結合
する光学系とを利用する投射型の何れでも良い。 【0010】受像管駆動増幅器24は従来形の設計であ
り、入力トランジスタ25に接続された共通エミッタ
と、出力トランジスタ26に接続された共通ベースとの
カスコード接続を含む。トランジスタ25のエミッタ
は、トランジスタ26の負荷抵抗器28と組み合わされ
て増幅器の利得を定めるエミッタ抵抗器27を介して接
地される。相補的なPNP/NPNバッファ増幅器は、
トランジスタ26の出力信号を受像管22のカソードに
接続する。特に、PNP形トランジスタ29とNPN形
トランジスタ30の導通パスは、接地34とB+電源端
子35との間に直列に接続される。トランジスタ29及
び30のコレクタ回路内の抵抗器31及び32は夫々、
電流制限を設ける。抵抗器31は、以下に説明する如
く、AKBのために電流検出抵抗器として補助的に機能
する。クロスオーバー歪みを低減するために、相補的な
出力トランジスタ29と30のベース間に1Vbeのオ
フセット電圧を発生させるようにダイオード36が負荷
抵抗器28と出力トランジスタ26のコレクタとの間に
挿入される。勿論、このことは、出力駆動が、図に示す
「プッシュプル形」又は相補的なエミッタフォロワー形
であるよりもむしろ「非平衡終端されている(シングル
−エンデッド)」ことを要求するものではない。過大ア
ークの保護は、トランジスタ29及び30のエミッタ
と、受像管22の青色(B)カソードとの間に接続され
た抵抗器33によって与えられる。補助的な保護は、必
要があれば、スパーク距離により設けても良い。 【0011】電流検出抵抗器31は電流サンプルS4を
AKB集積回路40の入力ピン2に供給するために接続
され、このAKB集積回路は、補償電流S5を受像管2
2のカソードに印加される成分信号B’の黒色レベルを
調節する受像管駆動増幅器24の出力トランジスタ26
のエミッタに供給するために接続された出力ピン1を有
する。 【0012】AKB集積回路40(実線で囲まれてい
る)は、3つのAKB制御ループ(その典型的な一つの
ループ42が破線で囲まれている)と、サンプルパルス
発生器44と、閾値検波器46とを含む。図を簡略化す
るために、制御ループの一つ(42)だけを図示する。
他の制御ループはこのループ42と同じであり、ループ
42が駆動増幅器24に接続されるのと同じように、赤
色(R)及び緑色(G)受像管駆動増幅器に夫々接続さ
れる。AKB制御ループ42は、電流サンプル信号S4
を基準電圧Vrと比較するために接続され、補償電流S
5を駆動増幅器24に供給するピン1に接続された電流
源56を制御するための同調された比較増幅器50より
なる。電流調節は、更なる電流源52とスイッチ54と
協働するサンプルパルス発生器44により映像信号S1
(又はS2)の垂直ブランキング期間中に行われる。特
に、IC(集積回路)ピン4を介してサンプルパルス発
生器44に印加される帰線信号パルスS6に応じて、サ
ンプルパルス発生器は、垂直帰線周期の最後にサンプル
パルスSPを発生する。このSPはスイッチ54を閉
じ、これにより、電流源52により発生されるサンプル
基準電流を駆動増幅器24に印加する。このサンプルパ
ルスは、基準駆動電流を表わし、受像管への実際の駆動
電流を定めるために使用される。サンプリングは、変動
のある(画像を表わす)映像信号の干渉を避けるために
垂直帰線周期の最後で垂直期間中に行われる。 【0013】サンプルパルス発生器44に対するタイミ
ングは外部のRC回路45により供給され、このRC回
路は、集積回路のピン5を介してパルス発生器44のタ
イミング入力に接続された抵抗47とキャパシタ49の
共通接続(即ち、回路節点48)で、電源電圧+Vcc
のソースと基準電位(接地)点との間に結合された抵抗
器47とキャパシタ49とよりなる。サンプルパルスS
Pにより同調された増幅器50は、受像管カソード電流
S4が基準電圧Vrに対応する値を上回るか或いは下回
るかを定め、受像管の黒色レベルを所望のレベルに調節
する向きで制御信号S7を電流源56に供給する。この
制御信号(電圧)S7は、集積回路のピン3を介して増
幅器50の出力に結合された積分キャパシタ37により
平滑化される。 【0014】上記のAKB制御ループ動作を要約する
と、集積回路40の制御ループ42は、駆動増幅器24
に供給される補償電流S5が受像管22に対する黒色レ
ベルの駆動を増幅器50に印加された基準電圧Vrによ
り定められるレベルに維持するのに丁度充分な平衡状
態、又は、「安定状態」の条件に達するであろう。この
制御ループのフィードバックは負帰還であるので、例え
ば、構成部品の老朽化、或いは、温度変化に起因し得る
黒色レベルの不所望な変化の傾向を阻止する。 【0015】図1の受像機内のAKB装置の残りの素子
は、本発明によるソフトコールドスタート及びソフトホ
ットスタートAKBループ制御を与える。これらの素子
には、集積回路40内に形成され、制御ループ内の点
(例えば、増幅器50の出力であるピン3)に接続さ
れ、電流源56によって供給されるAKB補償電流の最
大値を制御するAKBレンジ制御スイッチ(60)が含
まれる。これは、スイッチ60を(クランプトランジス
タ62よりなる)基準電圧源と、増幅器50の出力との
間に接続することにより実現される。スイッチ60は、
閉じているときに電流源56の補償電流の大きさをその
最大値の約半分に制限し、開いているときに電流制御レ
ンジの全体に亘るダイナミックな動作を可能にさせる。 【0016】スイッチ60の制御は、集積回路40内に
形成された閾値検波器46により提供される。検波器4
6は、集積回路40の第4のピン(6)に接続された入
力を有する。このICピンは、集積回路上にあり、ピン
6を集積回路の電源7(+Vcc)の端子と接地(8)
の端子に接続する保護ダイオード66及び68を設けら
れる。ピン6は制御電圧Vcを受け、検波器がレンジ制
御スイッチ60を制御するためにこの制御電圧を基準電
圧(例えば、+4.0ボルト)と比較する。ソフトスタ
ートタイミング回路網(集積回路40の外部にある)
は、ピン6に接続され、制御電圧Vcを発生する。回路
網72は、節点80と、節点80と第1の電位のソース
(+Vcc)との間に結合された抵抗器74と、節点8
0と第2の電位のソース(例えば、図示する如く、接
地)の間に結合されたキャパシタ84とよりなるRC回
路網である。節点80は、そのカソードが節点80に接
続されそのアノードが集積回路(IC)ピン6に接続さ
れたダイオード78を介して、ソフトスタートピン6に
結合される。 【0017】「プルアップ」電流のソースもピン6に印
加される。本発明のこの一実施例において、これは、ダ
イオード78に並列に接続された抵抗器88により設け
られる。或いは、抵抗器88は、ピン6と何れかの適切
な電源電圧源との間に接続されても良く、集積回路40
の内部或いは外部の何れであっても良い。抵抗器88の
値は重要ではないが、回路網のタイミングを妨げること
のないように回路網82のRC時定数よりも実質的に大
きくする必要がある。抵抗器88と、抵抗器74と、キ
ャパシタ84の例示的な値は:1メガオーム、180キ
ロオーム、100マイクロファラッドである。RCタイ
ミング値は、受像管のウォームアップ時間(例えば、典
型的には約8乃至10秒)に略等しくなるように選択さ
れる。プルアップ抵抗器の値は、タイミング抵抗器の値
よりも実質的に大きくなるように選択される。 【0018】装置全体の動作を以下の静的及び動的な条
件の特定の例により説明する。最初に、安定状態の条件
に対して、前述のキャパシタ84は検波器64の4ボル
ト閾値よりも大きな電圧(+Vcc)に充電され、これ
により、スイッチ60は開く。かかる安定状態の条件に
おいて、ソフトスタート回路(72、64、60、6
2)は、(開いているスイッチ60によって)制御ルー
プから有効に絶縁されているので、AKB制御ループ4
2の動作には影響を与えない。従って、前述の如く、ル
ープ42は受像管の黒色レベル電流を調節する。 【0019】次に、受像機10が、回路網72の放電時
定数(即ち、素子74と84のRC積)と比べて長い時
間の周期の間ターンオフしていた場合に対する動作を想
定する。この場合において、装置に電源が供給される
と、キャパシタ84の電圧(ゼロ)は検波器の+4ボル
トの基準電圧よりも低いので、キャパシタ84の非充電
条件が検波器64により無効にされる。かくして、スイ
ッチ60は閉じ、これにより、電流源56により供給さ
れる補償電流の最大値は、その最大限の値の半分に制限
される。受像管のウォームアップと同様に緩慢なターン
オンは、受像管22へのカソード駆動電流の補償を妨げ
る。繰り返すと、「コールドスタート」条件において、
外部のタイミング回路72により発生される制御電圧V
cは、最初は4ボルトよりも小さいので、これにより、
検波器64はスイッチ60を閉じることができ、AKB
ループ42のダイナミックな調節レンジを通常のレンジ
の約1/2に制限する。Vcが4ボルトよりも大きい場
合、最大限のダイナミックレンジが得られ、これによ
り、ウォームアップ中に、過大な駆動電流は抑止され、
不所望な視覚的なアーティファクトは回避される。 【0020】次いで、ホットスタートの条件における動
作を想定する。受像機10がターンオフされると、電源
電圧Vccは数ミリ秒の間にゼロに降下する。ダイオー
ド78が無い場合、タイミングキャパシタ84は、集積
回路保護ダイオード66を介して直ちに放電する。換言
すれば、ダイオード78が無い場合、キャパシタ84の
放電時定数は、その充電時定数に比べて著しく小さい。
受像機がターンオフされた直後にターンオンされるなら
ば、受像管は依然として作動できる状態であり、ビーム
電流を直ぐに利用することができる。しかし、ダイオー
ド78が無い場合、キャパシタ84は充電のために8乃
至10秒を要し、最大限のダイナミック調節レンジはこ
の期間には得られない。この場合、受像管銃の安定状態
動作点が必要とされるレンジの外側である可能性がある
ので望ましくない。例えば、通常のダイナミック調節電
流レンジは、例えば、0乃至7mAの範囲にある可能性
がある。Vcが検波器64の閾値よりも小さい場合、ダ
イナミックレンジは、例えば、3.5mAに制限され
る。しかし、一つの銃が6mAの安定状態調節電流を有
するならば、その銃はタイミングキャパシタ84の充電
に必要な8乃至10秒後までは、安定状態に達すること
がない。これにより、受像管のホワイトバランスと黒色
レベルは、キャパシタ84が検波器64に印加される基
準レベルに充電するまでの8乃至10秒の間、正しくな
い。 【0021】ホットスタート動作における上記の問題点
は、図1に示す装置において、図示する如く、ソフトス
タートピン6に直列的に置かれたダイオード78を使用
して回避される。これにより、受像機/モニター装置1
0がターンオフされるとき(+Vccが接地すると
き)、外部の直列ダイオード78は逆向きにバイアスを
され、かくして、キャパシタが集積回路の保護ダイオー
ドを介して接地に放電することを防ぐ。従って、ホット
スタート条件に対して、キャパシタ電圧は、コールドス
タートの場合に充電されたときと同じ時定数で減衰す
る。換言すれば、ダイオード78は、受像機のターンオ
フ時にタイミングキャパシタ84の集積回路保護ダイオ
ード66を介する瞬時の放電を防止することによって、
ホットスタートとコールドスタートの両方に対して同じ
時定数の適用を確保する。これにより、上述の例に対し
て生ずる可能性のあるホワイトバランスと黒色レベルの
不所望な乱れを防止する利点が得られる。
は映像モニター装置のようなテレビジョン装置に使用す
るための自動受像管バイアス(AKB)装置に関する。 【0002】 【従来の技術】テレビジョン受像機とモニター装置は、
受像管の各々の電子銃に関する電流レベルを表わす適切
な黒色画像を自動的に定める自動受像管バイアス(以
下、AKB)制御装置を時折利用する。受像管により再
生される映像は、この操作によって、例えば、構成部品
の老朽化、或いは、構成部品の温度変化に対する感度に
より誘起され得る受像管の動作パラメータの変化による
悪影響から保護される。 【0003】従来のAKB制御装置は、受像管の黒色レ
ベルを自動的に調節するAKBフィードバック制御ルー
プの制御増幅器に接続された受像管カソード駆動増幅器
内に電流サンプリング抵抗器を含む。一般に、これは、
帰線期間に受像管の駆動レベルをサンプリングし、サン
プルを基準レベルと比較し、黒色レベルを所望の基準値
に調節する向きで補償電流を駆動増幅器に加えることに
より行われる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、ある状況に
おいてはAKB動作を無効、或いは、一部無効にするこ
とが望ましいという発見に部分的に基づいている。例え
ば、テレビジョン受像機又はモニター装置の電源が最初
にオンにされるとき、AKB装置は受像管駆動電流を高
める傾向がある。このような「コールドスタート」条件
において、受像管カソードが適当な動作温度に達するま
では、AKB動作を無効、或いは、一部無効にすること
が望ましいであろう。 【0005】「コールドスタート」条件に対して、テレ
ビジョン受像機又はモニター装置への電源の供給後、所
定時間の期間に亘りAKB動作を遅延、或いは、修正す
るためAKB回路のタイミング回路を付加することを考
慮し得る。しかし、「コールドスタート」条件下に必要
とされる遅延は、「ホットスタート」条件下には望まし
くないことが分かっている。ここで使用する「ホットス
タート」条件とは、ある時間の期間に動作していた受像
機又はモニター装置のスイッチが瞬時にオフされ、もう
一度オンされる状態である。かかる状態に対する補償を
行わない場合、AKB装置は、受像管を、所謂、受像管
の輝度の「ホットフラッシュ」を生ずる不所望なレベル
にバイアスする可能性がある。このような場合に、AK
Bは電源の急速な循環を「無視する」だけで、受像管バ
イアス電流を何ら調節しないことが望ましい。「ホット
スタート」に対するより望ましいAKBソフトスタート
動作は、一般に、ターンオフとターンオンとの間の間隔
に関連するある時間の期間に、AKB動作を修正するこ
とである。これに関して、後でより詳細に説明する。 【0006】さらに、上記の「ホットスタート」と「コ
ールドスタート」の補償を実現するためには、別の問題
のあることが分かっている。特に、AKB回路が集積回
路として実現され、そのタイミングが集積回路の外部の
RC回路網により制御されるような特定の場合に、「コ
ールドスタート」条件に有効なタイミングは、「ホット
スタート」条件のためには止むを得ず無効にされる可能
性のあることが分かっている。殊に、集積回路ピンに電
圧保護を設ける集積回路保護回路網は、不所望なキャパ
シタ放電パスを形成し、「ホットスタート」のタイミン
グを「コールドスタート」のタイミングよりも著しく短
くし、RCタイミング回路網の適切な動作を妨害するこ
とが分かっている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の一実施例のAK
B装置は、集積回路に形成され、受像管駆動増幅器の電
流検出抵抗器への接続用の第1のピンと、AKB補償電
流を受像管駆動増幅器に供給する第2のピンと、集積回
路の外部のループ積分キャパシタへの接続用の第3のピ
ンとを有するAKB制御ループよりなる。AKB補償電
流の最大値を制御するAKBレンジ制御スイッチは、集
積回路に形成され、制御ループの点に結合される。該レ
ンジ制御スイッチを制御する閾値検波器は、集積回路に
形成され、集積回路の第4のピンに接続された入力を有
する。ソフトスタートタイミング回路網は、集積回路の
外部で第4のピンに接続され、RC回路網とこの回路網
を集積回路の第4のピンに接続するダイオードとを有す
る。 【0008】 【実施例】本発明の上記及び更なる特徴を添付図面に示
す。図1のテレビジョン受像機10は、補助入力端子1
4より供給されるベースバンド映像信号S1、或いは、
アンテナ入力端子18を有するRF(無線周波)処理ユ
ニット16により供給されるベースバンド映像信号S2
を選択するスイッチ12を含む。ユニット16は、端子
18に印加されたRF入力信号S3をベースバンド形式
に変換するための、例えば、チューナと、IF(中間周
波)増幅器と、映像検波器とを含む従来の設計でも良
い。スイッチ12により選択された映像信号(S1又は
S2)は、複合映像信号RGBと垂直帰線タイミング信
号S6とを発生する映像処理及びマトリクスユニット2
0に印加される。ユニット20は、従来の設計で良く、
実例的には、色復調回路と、色相と彩度と輝度の制御回
路と、R(赤色)とB(青色)とG(緑色)の成分色信
号を発生するマトリクスを含み得る。 【0009】RGB色信号は、夫々の受像管駆動増幅器
を用いて表示用の受像管22の夫々のカソードに印加さ
れる。図の簡略化のために、一つの受像管駆動増幅器
(24)だけを図示する。受像管22は、一つの管の中
に3つのカソードを有する直視型(図示する如く)、或
いは、3つの別個の受像管と、夫々の表示用画像を結合
する光学系とを利用する投射型の何れでも良い。 【0010】受像管駆動増幅器24は従来形の設計であ
り、入力トランジスタ25に接続された共通エミッタ
と、出力トランジスタ26に接続された共通ベースとの
カスコード接続を含む。トランジスタ25のエミッタ
は、トランジスタ26の負荷抵抗器28と組み合わされ
て増幅器の利得を定めるエミッタ抵抗器27を介して接
地される。相補的なPNP/NPNバッファ増幅器は、
トランジスタ26の出力信号を受像管22のカソードに
接続する。特に、PNP形トランジスタ29とNPN形
トランジスタ30の導通パスは、接地34とB+電源端
子35との間に直列に接続される。トランジスタ29及
び30のコレクタ回路内の抵抗器31及び32は夫々、
電流制限を設ける。抵抗器31は、以下に説明する如
く、AKBのために電流検出抵抗器として補助的に機能
する。クロスオーバー歪みを低減するために、相補的な
出力トランジスタ29と30のベース間に1Vbeのオ
フセット電圧を発生させるようにダイオード36が負荷
抵抗器28と出力トランジスタ26のコレクタとの間に
挿入される。勿論、このことは、出力駆動が、図に示す
「プッシュプル形」又は相補的なエミッタフォロワー形
であるよりもむしろ「非平衡終端されている(シングル
−エンデッド)」ことを要求するものではない。過大ア
ークの保護は、トランジスタ29及び30のエミッタ
と、受像管22の青色(B)カソードとの間に接続され
た抵抗器33によって与えられる。補助的な保護は、必
要があれば、スパーク距離により設けても良い。 【0011】電流検出抵抗器31は電流サンプルS4を
AKB集積回路40の入力ピン2に供給するために接続
され、このAKB集積回路は、補償電流S5を受像管2
2のカソードに印加される成分信号B’の黒色レベルを
調節する受像管駆動増幅器24の出力トランジスタ26
のエミッタに供給するために接続された出力ピン1を有
する。 【0012】AKB集積回路40(実線で囲まれてい
る)は、3つのAKB制御ループ(その典型的な一つの
ループ42が破線で囲まれている)と、サンプルパルス
発生器44と、閾値検波器46とを含む。図を簡略化す
るために、制御ループの一つ(42)だけを図示する。
他の制御ループはこのループ42と同じであり、ループ
42が駆動増幅器24に接続されるのと同じように、赤
色(R)及び緑色(G)受像管駆動増幅器に夫々接続さ
れる。AKB制御ループ42は、電流サンプル信号S4
を基準電圧Vrと比較するために接続され、補償電流S
5を駆動増幅器24に供給するピン1に接続された電流
源56を制御するための同調された比較増幅器50より
なる。電流調節は、更なる電流源52とスイッチ54と
協働するサンプルパルス発生器44により映像信号S1
(又はS2)の垂直ブランキング期間中に行われる。特
に、IC(集積回路)ピン4を介してサンプルパルス発
生器44に印加される帰線信号パルスS6に応じて、サ
ンプルパルス発生器は、垂直帰線周期の最後にサンプル
パルスSPを発生する。このSPはスイッチ54を閉
じ、これにより、電流源52により発生されるサンプル
基準電流を駆動増幅器24に印加する。このサンプルパ
ルスは、基準駆動電流を表わし、受像管への実際の駆動
電流を定めるために使用される。サンプリングは、変動
のある(画像を表わす)映像信号の干渉を避けるために
垂直帰線周期の最後で垂直期間中に行われる。 【0013】サンプルパルス発生器44に対するタイミ
ングは外部のRC回路45により供給され、このRC回
路は、集積回路のピン5を介してパルス発生器44のタ
イミング入力に接続された抵抗47とキャパシタ49の
共通接続(即ち、回路節点48)で、電源電圧+Vcc
のソースと基準電位(接地)点との間に結合された抵抗
器47とキャパシタ49とよりなる。サンプルパルスS
Pにより同調された増幅器50は、受像管カソード電流
S4が基準電圧Vrに対応する値を上回るか或いは下回
るかを定め、受像管の黒色レベルを所望のレベルに調節
する向きで制御信号S7を電流源56に供給する。この
制御信号(電圧)S7は、集積回路のピン3を介して増
幅器50の出力に結合された積分キャパシタ37により
平滑化される。 【0014】上記のAKB制御ループ動作を要約する
と、集積回路40の制御ループ42は、駆動増幅器24
に供給される補償電流S5が受像管22に対する黒色レ
ベルの駆動を増幅器50に印加された基準電圧Vrによ
り定められるレベルに維持するのに丁度充分な平衡状
態、又は、「安定状態」の条件に達するであろう。この
制御ループのフィードバックは負帰還であるので、例え
ば、構成部品の老朽化、或いは、温度変化に起因し得る
黒色レベルの不所望な変化の傾向を阻止する。 【0015】図1の受像機内のAKB装置の残りの素子
は、本発明によるソフトコールドスタート及びソフトホ
ットスタートAKBループ制御を与える。これらの素子
には、集積回路40内に形成され、制御ループ内の点
(例えば、増幅器50の出力であるピン3)に接続さ
れ、電流源56によって供給されるAKB補償電流の最
大値を制御するAKBレンジ制御スイッチ(60)が含
まれる。これは、スイッチ60を(クランプトランジス
タ62よりなる)基準電圧源と、増幅器50の出力との
間に接続することにより実現される。スイッチ60は、
閉じているときに電流源56の補償電流の大きさをその
最大値の約半分に制限し、開いているときに電流制御レ
ンジの全体に亘るダイナミックな動作を可能にさせる。 【0016】スイッチ60の制御は、集積回路40内に
形成された閾値検波器46により提供される。検波器4
6は、集積回路40の第4のピン(6)に接続された入
力を有する。このICピンは、集積回路上にあり、ピン
6を集積回路の電源7(+Vcc)の端子と接地(8)
の端子に接続する保護ダイオード66及び68を設けら
れる。ピン6は制御電圧Vcを受け、検波器がレンジ制
御スイッチ60を制御するためにこの制御電圧を基準電
圧(例えば、+4.0ボルト)と比較する。ソフトスタ
ートタイミング回路網(集積回路40の外部にある)
は、ピン6に接続され、制御電圧Vcを発生する。回路
網72は、節点80と、節点80と第1の電位のソース
(+Vcc)との間に結合された抵抗器74と、節点8
0と第2の電位のソース(例えば、図示する如く、接
地)の間に結合されたキャパシタ84とよりなるRC回
路網である。節点80は、そのカソードが節点80に接
続されそのアノードが集積回路(IC)ピン6に接続さ
れたダイオード78を介して、ソフトスタートピン6に
結合される。 【0017】「プルアップ」電流のソースもピン6に印
加される。本発明のこの一実施例において、これは、ダ
イオード78に並列に接続された抵抗器88により設け
られる。或いは、抵抗器88は、ピン6と何れかの適切
な電源電圧源との間に接続されても良く、集積回路40
の内部或いは外部の何れであっても良い。抵抗器88の
値は重要ではないが、回路網のタイミングを妨げること
のないように回路網82のRC時定数よりも実質的に大
きくする必要がある。抵抗器88と、抵抗器74と、キ
ャパシタ84の例示的な値は:1メガオーム、180キ
ロオーム、100マイクロファラッドである。RCタイ
ミング値は、受像管のウォームアップ時間(例えば、典
型的には約8乃至10秒)に略等しくなるように選択さ
れる。プルアップ抵抗器の値は、タイミング抵抗器の値
よりも実質的に大きくなるように選択される。 【0018】装置全体の動作を以下の静的及び動的な条
件の特定の例により説明する。最初に、安定状態の条件
に対して、前述のキャパシタ84は検波器64の4ボル
ト閾値よりも大きな電圧(+Vcc)に充電され、これ
により、スイッチ60は開く。かかる安定状態の条件に
おいて、ソフトスタート回路(72、64、60、6
2)は、(開いているスイッチ60によって)制御ルー
プから有効に絶縁されているので、AKB制御ループ4
2の動作には影響を与えない。従って、前述の如く、ル
ープ42は受像管の黒色レベル電流を調節する。 【0019】次に、受像機10が、回路網72の放電時
定数(即ち、素子74と84のRC積)と比べて長い時
間の周期の間ターンオフしていた場合に対する動作を想
定する。この場合において、装置に電源が供給される
と、キャパシタ84の電圧(ゼロ)は検波器の+4ボル
トの基準電圧よりも低いので、キャパシタ84の非充電
条件が検波器64により無効にされる。かくして、スイ
ッチ60は閉じ、これにより、電流源56により供給さ
れる補償電流の最大値は、その最大限の値の半分に制限
される。受像管のウォームアップと同様に緩慢なターン
オンは、受像管22へのカソード駆動電流の補償を妨げ
る。繰り返すと、「コールドスタート」条件において、
外部のタイミング回路72により発生される制御電圧V
cは、最初は4ボルトよりも小さいので、これにより、
検波器64はスイッチ60を閉じることができ、AKB
ループ42のダイナミックな調節レンジを通常のレンジ
の約1/2に制限する。Vcが4ボルトよりも大きい場
合、最大限のダイナミックレンジが得られ、これによ
り、ウォームアップ中に、過大な駆動電流は抑止され、
不所望な視覚的なアーティファクトは回避される。 【0020】次いで、ホットスタートの条件における動
作を想定する。受像機10がターンオフされると、電源
電圧Vccは数ミリ秒の間にゼロに降下する。ダイオー
ド78が無い場合、タイミングキャパシタ84は、集積
回路保護ダイオード66を介して直ちに放電する。換言
すれば、ダイオード78が無い場合、キャパシタ84の
放電時定数は、その充電時定数に比べて著しく小さい。
受像機がターンオフされた直後にターンオンされるなら
ば、受像管は依然として作動できる状態であり、ビーム
電流を直ぐに利用することができる。しかし、ダイオー
ド78が無い場合、キャパシタ84は充電のために8乃
至10秒を要し、最大限のダイナミック調節レンジはこ
の期間には得られない。この場合、受像管銃の安定状態
動作点が必要とされるレンジの外側である可能性がある
ので望ましくない。例えば、通常のダイナミック調節電
流レンジは、例えば、0乃至7mAの範囲にある可能性
がある。Vcが検波器64の閾値よりも小さい場合、ダ
イナミックレンジは、例えば、3.5mAに制限され
る。しかし、一つの銃が6mAの安定状態調節電流を有
するならば、その銃はタイミングキャパシタ84の充電
に必要な8乃至10秒後までは、安定状態に達すること
がない。これにより、受像管のホワイトバランスと黒色
レベルは、キャパシタ84が検波器64に印加される基
準レベルに充電するまでの8乃至10秒の間、正しくな
い。 【0021】ホットスタート動作における上記の問題点
は、図1に示す装置において、図示する如く、ソフトス
タートピン6に直列的に置かれたダイオード78を使用
して回避される。これにより、受像機/モニター装置1
0がターンオフされるとき(+Vccが接地すると
き)、外部の直列ダイオード78は逆向きにバイアスを
され、かくして、キャパシタが集積回路の保護ダイオー
ドを介して接地に放電することを防ぐ。従って、ホット
スタート条件に対して、キャパシタ電圧は、コールドス
タートの場合に充電されたときと同じ時定数で減衰す
る。換言すれば、ダイオード78は、受像機のターンオ
フ時にタイミングキャパシタ84の集積回路保護ダイオ
ード66を介する瞬時の放電を防止することによって、
ホットスタートとコールドスタートの両方に対して同じ
時定数の適用を確保する。これにより、上述の例に対し
て生ずる可能性のあるホワイトバランスと黒色レベルの
不所望な乱れを防止する利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のAKB装置を使用するテレ
ビジョン受像機/モニター装置の部分的に概略的な形式
によるブロック図である。 【符号の説明】 1,2,3,4,5 ピン 6 ソフトスタートピン 7 電源 8,34 接地 10 テレビジョン受像機 12,54,72 スイッチ 14 補助入力端子 16 RF処理ユニット 18 アンテナ入力端子 20 映像処理及びマトリクスユニット 22 受像管 24 受像管駆動増幅器 25 入力トランジスタ 26 出力トランジスタ 27 エミッタ抵抗器 28 負荷抵抗器 29 PNP形トランジスタ 30 NPN形トランジスタ 31,32,33,47,74,88 抵抗器 35 B+電源端子 36,78 ダイオード 40 AKB集積回路 42 AKB制御ループ 44 サンプルパルス発生器 45 RC回路網 46 閾値検波器 48,80 節点 49,57,82,84 キャパシタ 50 比較増幅器 52,56 電流源 60 AKBレンジ制御スイッチ 66,68 保護ダイオード 72 ソフトスタートタイミング回路網
ビジョン受像機/モニター装置の部分的に概略的な形式
によるブロック図である。 【符号の説明】 1,2,3,4,5 ピン 6 ソフトスタートピン 7 電源 8,34 接地 10 テレビジョン受像機 12,54,72 スイッチ 14 補助入力端子 16 RF処理ユニット 18 アンテナ入力端子 20 映像処理及びマトリクスユニット 22 受像管 24 受像管駆動増幅器 25 入力トランジスタ 26 出力トランジスタ 27 エミッタ抵抗器 28 負荷抵抗器 29 PNP形トランジスタ 30 NPN形トランジスタ 31,32,33,47,74,88 抵抗器 35 B+電源端子 36,78 ダイオード 40 AKB集積回路 42 AKB制御ループ 44 サンプルパルス発生器 45 RC回路網 46 閾値検波器 48,80 節点 49,57,82,84 キャパシタ 50 比較増幅器 52,56 電流源 60 AKBレンジ制御スイッチ 66,68 保護ダイオード 72 ソフトスタートタイミング回路網
フロントページの続き
(72)発明者 アンドリュー ケント フリックナー
アメリカ合衆国 インディアナ 46260
インディアナポリス パーク・ノー
ス・レーク・ドライブ 7726
(56)参考文献 特開 昭62−269481(JP,A)
特開 昭62−20491(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04N 5/14 - 5/217
H04N 5/38 - 5/46
H04N 5/66 - 5/74
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 受像管駆動増幅器に使用されるAKB
(自動受像管バイアス)装置であって、 該受像管駆動増幅器の電流検出抵抗器への接続用の第1
の接続部、AKB補償電流を該受像管駆動増幅器へ供給
する第2の接続部、及び、ループ積分キャパシタへの接
続用の第3の接続部を備えているAKB制御ループと、 該AKB制御ループ内の点に結合され、該AKB補償電
流の最大値を制御するAKBレンジ制御スイッチと、 該AKBレンジ制御スイッチを制御する閾値検波器と、 を有し、 該閾値検波器はソフトスタートタイミング回路網に接続
された入力を具備し、 該ソフトスタートタイミング回路網は、該ソフトスター
トタイミング回路網を該閾値検波器へ接続するRC回路
網及びダイオードを含む、 AKB装置。
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