JP3517118B2 - システムボード装置及びこれが組み込まれている機器 - Google Patents
システムボード装置及びこれが組み込まれている機器Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシステムボード装置
に関し、大型コンピュータ装置内に組み込まれて、強制
空冷されるシステムボード装置に関する。大型コンピュ
ータ装置には、システムボード装置が組み込まれてい
る。このシステムボード装置は、RAMが複数個実装し
てあるドータボードが多数枚整列してマザーボード上に
搭載してある構成であり、RAMが故障する都度、故障
したRAMが実装してあるドータボードを新しいものと
交換する保守を行う必要がある。ここで、システムボー
ド装置に組み込まれているRAMの数は数百〜数千個と
多いため、RAMの故障が比較的頻繁に発生し易い。よ
って、保守を行う頻度も多い。このため、システムボー
ド装置は、保守がし易い構成であることが望ましい。
に関し、大型コンピュータ装置内に組み込まれて、強制
空冷されるシステムボード装置に関する。大型コンピュ
ータ装置には、システムボード装置が組み込まれてい
る。このシステムボード装置は、RAMが複数個実装し
てあるドータボードが多数枚整列してマザーボード上に
搭載してある構成であり、RAMが故障する都度、故障
したRAMが実装してあるドータボードを新しいものと
交換する保守を行う必要がある。ここで、システムボー
ド装置に組み込まれているRAMの数は数百〜数千個と
多いため、RAMの故障が比較的頻繁に発生し易い。よ
って、保守を行う頻度も多い。このため、システムボー
ド装置は、保守がし易い構成であることが望ましい。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のシステムボード装置10を
示す。システムボード装置10は、大型コンピュータ装
置11内に組み込まれており、マザーボードユニット1
2に導風用カバー13がねじ14によって複数箇所をね
じ止めされて固定してある構成である。マザーボードユ
ニット12は、マザーボード15上に、複数の電子部品
16が実装され、且つ、RAM17が複数個実装してあ
るドータボード18がマザーボード15に対して垂直の
姿勢でコネクタ接続されて実装してあり、このドータボ
ード18が多数枚整列している構成である。導風用カバ
ー13は、空気が流れるトンネル状の通路を形成するた
めのものであり、全部の電子部品16及び全部のドータ
ボード18を覆っており、内部に全部の電子部品16及
び全部のドータボード18を含むトンネル状通路19が
形成してある。
示す。システムボード装置10は、大型コンピュータ装
置11内に組み込まれており、マザーボードユニット1
2に導風用カバー13がねじ14によって複数箇所をね
じ止めされて固定してある構成である。マザーボードユ
ニット12は、マザーボード15上に、複数の電子部品
16が実装され、且つ、RAM17が複数個実装してあ
るドータボード18がマザーボード15に対して垂直の
姿勢でコネクタ接続されて実装してあり、このドータボ
ード18が多数枚整列している構成である。導風用カバ
ー13は、空気が流れるトンネル状の通路を形成するた
めのものであり、全部の電子部品16及び全部のドータ
ボード18を覆っており、内部に全部の電子部品16及
び全部のドータボード18を含むトンネル状通路19が
形成してある。
【0003】大型コンピュータ装置11の稼働時には、
強制空冷用ファン20が回転して空気を上方に吹き出す
ことにより、外部の空気が大型コンピュータ装置11の
下部から大型コンピュータ装置11の内部に吸い込ま
れ、上方向に流れる空気流21が発生する。この空気流
21がトンネル状通路19内を上方向に流れ、発熱して
いる電子部品16、RAM17から熱を奪い、発熱して
いる電子部品16、RAM17は強制空冷される。
強制空冷用ファン20が回転して空気を上方に吹き出す
ことにより、外部の空気が大型コンピュータ装置11の
下部から大型コンピュータ装置11の内部に吸い込ま
れ、上方向に流れる空気流21が発生する。この空気流
21がトンネル状通路19内を上方向に流れ、発熱して
いる電子部品16、RAM17から熱を奪い、発熱して
いる電子部品16、RAM17は強制空冷される。
【0004】故障したドータボード18を交換する保守
は、導風用カバー13を取外し、ドータボード18を露
出させた状態で行う。
は、導風用カバー13を取外し、ドータボード18を露
出させた状態で行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムボード
装置10において、導風用カバー13はマザーボードユ
ニット12に対応する大きさの一つの部材であり、ねじ
止めの箇所は、例えば、片側が5箇所、全体で10箇所
と多い。このため、導風用カバー13を取外すために
は、ねじをゆるめてはずす作業を10箇所について行う
必要があり、時間がかかってしまう。
装置10において、導風用カバー13はマザーボードユ
ニット12に対応する大きさの一つの部材であり、ねじ
止めの箇所は、例えば、片側が5箇所、全体で10箇所
と多い。このため、導風用カバー13を取外すために
は、ねじをゆるめてはずす作業を10箇所について行う
必要があり、時間がかかってしまう。
【0006】このように、故障したドータボード18を
交換する作業を開始するための準備をする段階の作業に
時間を必要とし、従来のシステムボード装置10は、保
守性の点で問題があった。そこで、本発明は上記課題を
解決したシステムボード装置及びこれが組み込まれてい
る機器を提供することを目的とする。
交換する作業を開始するための準備をする段階の作業に
時間を必要とし、従来のシステムボード装置10は、保
守性の点で問題があった。そこで、本発明は上記課題を
解決したシステムボード装置及びこれが組み込まれてい
る機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マザ
ーボード上に、電子部品が実装してあり且つ複数のドー
タボードがコネクタ接続されて該マザーボードに対して
垂直の姿勢で並んで実装してあり、且つ、空冷用空気流
を導く導風用カバーが上記実装された電子部品及びドー
タボードを覆うようにして上記マザーボードに固定して
あり、機器内に組み込まれ、強制空冷されるシステムボ
ード装置において、上記導風用カバーは、上記ドータボ
ードに対応する部分に、開くことが可能に設けてあるド
ータボード用カバーと、上記ドータボード用カバーに隣
接する隣接カバーとを有してなり、該隣接カバーは、該
ドータボード用カバー側の縁に、上記マザーボードに向
くフランジ部を有し、且つ、該フランジ部に切り欠きが
上記ドータボードの並びに対応して形成してあり、上記
切り欠きは、差し込まれるドータボードの端部を案内
し、且つコネクタ接続されたドータボードの端部を支え
る構成としたものである。
ーボード上に、電子部品が実装してあり且つ複数のドー
タボードがコネクタ接続されて該マザーボードに対して
垂直の姿勢で並んで実装してあり、且つ、空冷用空気流
を導く導風用カバーが上記実装された電子部品及びドー
タボードを覆うようにして上記マザーボードに固定して
あり、機器内に組み込まれ、強制空冷されるシステムボ
ード装置において、上記導風用カバーは、上記ドータボ
ードに対応する部分に、開くことが可能に設けてあるド
ータボード用カバーと、上記ドータボード用カバーに隣
接する隣接カバーとを有してなり、該隣接カバーは、該
ドータボード用カバー側の縁に、上記マザーボードに向
くフランジ部を有し、且つ、該フランジ部に切り欠きが
上記ドータボードの並びに対応して形成してあり、上記
切り欠きは、差し込まれるドータボードの端部を案内
し、且つコネクタ接続されたドータボードの端部を支え
る構成としたものである。
【0008】導風用カバーをドータボードに対応する部
分を開くことが可能である構成としたことによって、故
障したドータボードを抜いて良品のドータボードを差し
込んでコネクタ接続する保守作業に際して、導風用カバ
ー全体を取り外す必要は無くなる。
分を開くことが可能である構成としたことによって、故
障したドータボードを抜いて良品のドータボードを差し
込んでコネクタ接続する保守作業に際して、導風用カバ
ー全体を取り外す必要は無くなる。
【0009】
【0010】
【0011】切り欠きは、ドータボードを差し込む過程
においてはドータボードの端部を案内するガイドとして
機能し、ドータボードがコネクタ接続された状態では、
ドータボードが傾斜しないように支える。請求項2の発
明は、請求項1記載のシステムボード装置が組み込まれ
た構成としたものである。
においてはドータボードの端部を案内するガイドとして
機能し、ドータボードがコネクタ接続された状態では、
ドータボードが傾斜しないように支える。請求項2の発
明は、請求項1記載のシステムボード装置が組み込まれ
た構成としたものである。
【0012】保守性の改善が図られた機器が実現出来
る。
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図2、及び図3(A)乃至(D)
は本発明の第1実施例のシステムボード装置30を示
す。各図中、Z1,Z2方向が縦(高さ)方向であり、
X1,X2方向が横(幅)方向である。図2に示すよう
に、システムボード装置30は、マザーボードユニット
32に空冷用空気を導く導風用カバー33がねじによっ
て複数箇所をねじ止めされて固定してある構成であり、
縦向きで、大型コンピュータ装置31内に組み込まれて
いる。なお、図3(B)は、導風用カバー33を透視し
て示す。
は本発明の第1実施例のシステムボード装置30を示
す。各図中、Z1,Z2方向が縦(高さ)方向であり、
X1,X2方向が横(幅)方向である。図2に示すよう
に、システムボード装置30は、マザーボードユニット
32に空冷用空気を導く導風用カバー33がねじによっ
て複数箇所をねじ止めされて固定してある構成であり、
縦向きで、大型コンピュータ装置31内に組み込まれて
いる。なお、図3(B)は、導風用カバー33を透視し
て示す。
【0014】図4に併せて示すように、マザーボードユ
ニット32は、大略、マザーボード35上に、CPUモ
ジュール等の複数の電子部品36−1〜36−7と多数
枚のドータボード37−1〜37−n(特定しないドー
タボードは符号37で表す)とが搭載してある構成であ
る。マザーボード35には、そのZ1,Z2方向上中央
部分35bにカードエッジ式ソケット組立体38及び電
子部品36−5が実装してあり、上側部分35aに電子
部品36−1,36−2,36−6が実装してあり、下
側部分35c電子部品36−3,36−4,36−7が
実装してある。電子部品36−1〜36−5には、大き
い放熱フィン44aが付いており、電子部品36−6、
36−7には、小さい放熱フィン44bが付いている。
カードエッジ式ソケット組立体38は、長手方向をZ
1,Z2方向とされた多数のカードエッジ式ソケット3
9がX1,X2方向に密接して並んでいる構成である。
ドータボード37は、図6に示すように、RAM40が
複数個実装してあり、片側の端部がカードエッジコネク
タ部41となっている構成であり、カードエッジコネク
タ部41をカードエッジ式ソケット39に嵌合させてコ
ネクタ接続されており、マザーボード35に対して垂直
の姿勢で、長手方向をZ1,Z2方向とされて、X1,
X2方向に10mm程度のピッチp(図5(A)参照)
で整列している。
ニット32は、大略、マザーボード35上に、CPUモ
ジュール等の複数の電子部品36−1〜36−7と多数
枚のドータボード37−1〜37−n(特定しないドー
タボードは符号37で表す)とが搭載してある構成であ
る。マザーボード35には、そのZ1,Z2方向上中央
部分35bにカードエッジ式ソケット組立体38及び電
子部品36−5が実装してあり、上側部分35aに電子
部品36−1,36−2,36−6が実装してあり、下
側部分35c電子部品36−3,36−4,36−7が
実装してある。電子部品36−1〜36−5には、大き
い放熱フィン44aが付いており、電子部品36−6、
36−7には、小さい放熱フィン44bが付いている。
カードエッジ式ソケット組立体38は、長手方向をZ
1,Z2方向とされた多数のカードエッジ式ソケット3
9がX1,X2方向に密接して並んでいる構成である。
ドータボード37は、図6に示すように、RAM40が
複数個実装してあり、片側の端部がカードエッジコネク
タ部41となっている構成であり、カードエッジコネク
タ部41をカードエッジ式ソケット39に嵌合させてコ
ネクタ接続されており、マザーボード35に対して垂直
の姿勢で、長手方向をZ1,Z2方向とされて、X1,
X2方向に10mm程度のピッチp(図5(A)参照)
で整列している。
【0015】また、マザーボード35のX1方向端縁に
沿って、複数のI/Oコネクタ42が取り付けてあり、
X2方向端縁に沿って、端子部材43が取り付けてあ
る。図2、図3(A)、及び図5に示すように、導風用
カバー33は、Z1,Z2方向上、3つに分割されてい
る。1つは、中央のドータボード用カバー33−1、別
の1つは、上側の電子部品用カバー33−2、残りの1
つは、下側の電子部品用カバー33−3である。電子部
品用カバー33−2、33−3が特許請求の範囲の欄記
載の「隣接カバー」に対応する。電子部品用カバー33
−2は、ねじ45によってマザーボード35に固定して
あり、電子部品36−1,36−2,36−6を覆って
いる。電子部品用カバー33−3は、ねじ46によって
マザーボード35に固定してあり、電子部品36−3,
36−4,36−7を覆っている。
沿って、複数のI/Oコネクタ42が取り付けてあり、
X2方向端縁に沿って、端子部材43が取り付けてあ
る。図2、図3(A)、及び図5に示すように、導風用
カバー33は、Z1,Z2方向上、3つに分割されてい
る。1つは、中央のドータボード用カバー33−1、別
の1つは、上側の電子部品用カバー33−2、残りの1
つは、下側の電子部品用カバー33−3である。電子部
品用カバー33−2、33−3が特許請求の範囲の欄記
載の「隣接カバー」に対応する。電子部品用カバー33
−2は、ねじ45によってマザーボード35に固定して
あり、電子部品36−1,36−2,36−6を覆って
いる。電子部品用カバー33−3は、ねじ46によって
マザーボード35に固定してあり、電子部品36−3,
36−4,36−7を覆っている。
【0016】ドータボード用カバー33−1は、4つの
ねじ47によってマザーボード35に固定してあり、電
子部品用カバー33−2と電子部品用カバー33−3と
の間に位置して、ドータボード37及び電子部品36−
5を覆っている。電子部品用カバー33−2、33−3
及びドータボード用カバー33−1が、、その内側に、
Z1,Z2方向に延在するトンネル状通路48を形成し
ている。冷却用空気はこのトンネル状通路48内を流れ
る。
ねじ47によってマザーボード35に固定してあり、電
子部品用カバー33−2と電子部品用カバー33−3と
の間に位置して、ドータボード37及び電子部品36−
5を覆っている。電子部品用カバー33−2、33−3
及びドータボード用カバー33−1が、、その内側に、
Z1,Z2方向に延在するトンネル状通路48を形成し
ている。冷却用空気はこのトンネル状通路48内を流れ
る。
【0017】上記導風用カバー33は、ドータボード用
カバー33−1だけを取り外すことが可能であり、ドー
タボード用カバー33−1を取り外すと図5に示すよう
になって、全部のドータボード37−1〜37−nが露
出する構成である。大型コンピュータ装置31の稼働時
には、強制空冷用ファン50が回転して空気を上方に吹
き出すことにより、外部の空気が大型コンピュータ装置
31の下部から大型コンピュータ装置31の内部に吸い
込まれ、Z1方向に流れる空冷用空気流51が発生す
る。この空気流51がトンネル状通路48内を上方向に
流れ、発熱している電子部品36−1〜36−7、RA
M40から熱を奪い、発熱している電子部品36−1〜
36−7、RAM40は強制空冷される。
カバー33−1だけを取り外すことが可能であり、ドー
タボード用カバー33−1を取り外すと図5に示すよう
になって、全部のドータボード37−1〜37−nが露
出する構成である。大型コンピュータ装置31の稼働時
には、強制空冷用ファン50が回転して空気を上方に吹
き出すことにより、外部の空気が大型コンピュータ装置
31の下部から大型コンピュータ装置31の内部に吸い
込まれ、Z1方向に流れる空冷用空気流51が発生す
る。この空気流51がトンネル状通路48内を上方向に
流れ、発熱している電子部品36−1〜36−7、RA
M40から熱を奪い、発熱している電子部品36−1〜
36−7、RAM40は強制空冷される。
【0018】次に、故障したドータボード48を交換す
る保守について説明する。何れかのRAM40が故障し
た場合には、図5に示すように、先ずは、電子部品用カ
バー33−2、33−3は取付けられた状態のままと
し、ドータボード用カバー33−1だけを取り外す。こ
の作業は、4つのねじ47をゆるめて外すだけで済み、
簡単である。ドータボード用カバー33−1が取り外さ
れると、開口窓60が形成され、全部のドータボード3
7−1〜37−nが露出した状態となる。これによっ
て、開口窓60を通して、ドータボード37の抜き差し
が可能となる。
る保守について説明する。何れかのRAM40が故障し
た場合には、図5に示すように、先ずは、電子部品用カ
バー33−2、33−3は取付けられた状態のままと
し、ドータボード用カバー33−1だけを取り外す。こ
の作業は、4つのねじ47をゆるめて外すだけで済み、
簡単である。ドータボード用カバー33−1が取り外さ
れると、開口窓60が形成され、全部のドータボード3
7−1〜37−nが露出した状態となる。これによっ
て、開口窓60を通して、ドータボード37の抜き差し
が可能となる。
【0019】次いで、開口窓60を通して、故障したR
AMを有するドータボード37をY2方向に引抜き、代
わりに、正常なドータボード37をY1方向に差し込ん
で、故障したRAMを有するドータボード37を正常な
ドータボード37と交換する。次いで、システムボード
装置30が正常に動作することを確認してから、4つの
ねじ47を締めて、ドータボード用カバー33−1を取
り付け、開口窓60を塞ぐ。ドータボード用カバー33
−1を取り付ける作業も、4つのねじ47を締めるだけ
で済み、簡単である。
AMを有するドータボード37をY2方向に引抜き、代
わりに、正常なドータボード37をY1方向に差し込ん
で、故障したRAMを有するドータボード37を正常な
ドータボード37と交換する。次いで、システムボード
装置30が正常に動作することを確認してから、4つの
ねじ47を締めて、ドータボード用カバー33−1を取
り付け、開口窓60を塞ぐ。ドータボード用カバー33
−1を取り付ける作業も、4つのねじ47を締めるだけ
で済み、簡単である。
【0020】以上によって、保守が完了する。よって、
ねじをゆるめたり締めたりする箇所が従来に比べて少な
く、よって、保守に要する時間は、従来に比べて短時間
で済む。なお、上記実施例では、ドータボード用カバー
33−1がシステムボード装置30から取り外される構
成としてあるけれども、これに限らず、ドータボード用
カバー33−1が一端がヒンジによってシステムボード
装置30に取り付けてあって開閉扉のように開閉する構
成とし、保守をするときには、回動させて開くような構
成とすることもできる。
ねじをゆるめたり締めたりする箇所が従来に比べて少な
く、よって、保守に要する時間は、従来に比べて短時間
で済む。なお、上記実施例では、ドータボード用カバー
33−1がシステムボード装置30から取り外される構
成としてあるけれども、これに限らず、ドータボード用
カバー33−1が一端がヒンジによってシステムボード
装置30に取り付けてあって開閉扉のように開閉する構
成とし、保守をするときには、回動させて開くような構
成とすることもできる。
【0021】また、ドータボード用カバー33−1につ
いては、ねじ47が通る穴を略8の字形状とし、ねじ4
7を緩めただけで、ドータボード用カバーを適宜ずらす
ことによって、ドータボード用カバーを取り外されるよ
うにしてもよい。次に、システムボード装置30の上記
以外の構成について説明する。(1)ドータボード37
のカードエッジ式ソケット39との接続の緩みが起きな
いようにする機構。
いては、ねじ47が通る穴を略8の字形状とし、ねじ4
7を緩めただけで、ドータボード用カバーを適宜ずらす
ことによって、ドータボード用カバーを取り外されるよ
うにしてもよい。次に、システムボード装置30の上記
以外の構成について説明する。(1)ドータボード37
のカードエッジ式ソケット39との接続の緩みが起きな
いようにする機構。
【0022】図3(D),図5(A),(B),図6に
示すように、ドータボード用カバー33−1の裏面に
は、Z1方向端の辺33−1a及びZ2方向端の辺33
−1bに沿って、細長い形状の板ばね部材70、71が
取り付けてある。板ばね部材70、71は先端側が板ば
ね70aとなっている。ドータボード用カバー33−1
がマザーボード35に取り付けられた状態では、板ばね
部材70、71が夫々全部のドータボード37−1〜3
7−nのカードエッジコネクタ部41とは反対側の端面
37a(図6参照)のZ1方向端近くの箇所とZ2方向
端側近くの箇所とをY1方向に押さえつけている。
示すように、ドータボード用カバー33−1の裏面に
は、Z1方向端の辺33−1a及びZ2方向端の辺33
−1bに沿って、細長い形状の板ばね部材70、71が
取り付けてある。板ばね部材70、71は先端側が板ば
ね70aとなっている。ドータボード用カバー33−1
がマザーボード35に取り付けられた状態では、板ばね
部材70、71が夫々全部のドータボード37−1〜3
7−nのカードエッジコネクタ部41とは反対側の端面
37a(図6参照)のZ1方向端近くの箇所とZ2方向
端側近くの箇所とをY1方向に押さえつけている。
【0023】ドータボード37は、実装してあるRAM
40の数が従来より増えて重くなっており、また背丈h
も10cm程度と高くなっている。このため、ドータボ
ードのマザーボードに対する保持力を、コネクタ接続に
のみ依存していたのでは、運搬中に受ける衝撃及び振
動、及び稼働中に回転するファンによって受ける振動等
によって、ドータボードのコネクタ接続がゆるむ虞れが
ある。しかし、上記のように、板ばね部材70、71が
ドータボード37−1〜37−nのカードエッジコネク
タ部41とは反対側の端面37aをY1方向に押さえつ
けることによって、運搬中に衝撃及び振動を受けても、
及び稼働中に回転するファンによって振動を受けても、
ドータボード37−1〜37−nのカードエッジコネク
タ部41のカードエッジ式ソケット39との接続の緩み
は起きない。よって、システムボード装置30は従来に
比べて高い信頼性を有する。
40の数が従来より増えて重くなっており、また背丈h
も10cm程度と高くなっている。このため、ドータボ
ードのマザーボードに対する保持力を、コネクタ接続に
のみ依存していたのでは、運搬中に受ける衝撃及び振
動、及び稼働中に回転するファンによって受ける振動等
によって、ドータボードのコネクタ接続がゆるむ虞れが
ある。しかし、上記のように、板ばね部材70、71が
ドータボード37−1〜37−nのカードエッジコネク
タ部41とは反対側の端面37aをY1方向に押さえつ
けることによって、運搬中に衝撃及び振動を受けても、
及び稼働中に回転するファンによって振動を受けても、
ドータボード37−1〜37−nのカードエッジコネク
タ部41のカードエッジ式ソケット39との接続の緩み
は起きない。よって、システムボード装置30は従来に
比べて高い信頼性を有する。
【0024】また、板ばね部材70、71は先端側の板
ばねが、各ドータボード37に対応するように短冊状と
なっている構成であってもよい。この場合には、ドータ
ボードの高さにバラツキがあっても、各ドータボード3
7は確実に押さえつけられる。また、上記板ばね部材7
0、71に代えて、多孔質であるスポンジ製のブロック
を設けても同じ効果が得られる。
ばねが、各ドータボード37に対応するように短冊状と
なっている構成であってもよい。この場合には、ドータ
ボードの高さにバラツキがあっても、各ドータボード3
7は確実に押さえつけられる。また、上記板ばね部材7
0、71に代えて、多孔質であるスポンジ製のブロック
を設けても同じ効果が得られる。
【0025】(2)ドータボード37のX1,X2方向
の倒れを制限すると共にドータボード37のコネクタ接
続をし易くする機構図3(A),図5(A),(B)に
示すように、電子部品用カバー33−2のうち開口窓6
0に臨む縁部33−2aには、ドータボード37に対応
した大きさの切り欠き80が、ドータボード37の並び
に対応してドータボード37の並びピッチpと同じピッ
チpで形成してある。
の倒れを制限すると共にドータボード37のコネクタ接
続をし易くする機構図3(A),図5(A),(B)に
示すように、電子部品用カバー33−2のうち開口窓6
0に臨む縁部33−2aには、ドータボード37に対応
した大きさの切り欠き80が、ドータボード37の並び
に対応してドータボード37の並びピッチpと同じピッ
チpで形成してある。
【0026】電子部品用カバー33−2の上記縁部33
−2aは、カバー本体33−2bに対してY1方向に折
り曲げられて形成したフランジ部33−2cを有する。
切り欠き80は、カバー本体33−2bの一部からフラ
ンジ部33−2cの先端にまで形成してある。電子部品
用カバー33−3のうち開口窓60に臨む縁部33−3
aも、上記の電子部品用カバー33−2と同じ構成であ
り、切り欠き81が形成してある。
−2aは、カバー本体33−2bに対してY1方向に折
り曲げられて形成したフランジ部33−2cを有する。
切り欠き80は、カバー本体33−2bの一部からフラ
ンジ部33−2cの先端にまで形成してある。電子部品
用カバー33−3のうち開口窓60に臨む縁部33−3
aも、上記の電子部品用カバー33−2と同じ構成であ
り、切り欠き81が形成してある。
【0027】各ドータボード37は、Z1方向端面37
b(図6参照)のうち端面37a寄りの部分を、図5
(A),(B)に示すように、切り欠き80に嵌合して
支持され、Z2方向端面37c(図6参照)のうち端面
37a寄りの部分を、切り欠き81に同じく嵌合して支
持されている。よって、運搬中に衝撃及び振動を受けて
も、及び稼働中に回転するファンによって振動を受けて
も、ドータボード37の端面37a側がX1,X2方向
に傾斜したり倒れることが確実に防止される。よって、
システムボード装置30は従来に比べて高い信頼性を有
する。
b(図6参照)のうち端面37a寄りの部分を、図5
(A),(B)に示すように、切り欠き80に嵌合して
支持され、Z2方向端面37c(図6参照)のうち端面
37a寄りの部分を、切り欠き81に同じく嵌合して支
持されている。よって、運搬中に衝撃及び振動を受けて
も、及び稼働中に回転するファンによって振動を受けて
も、ドータボード37の端面37a側がX1,X2方向
に傾斜したり倒れることが確実に防止される。よって、
システムボード装置30は従来に比べて高い信頼性を有
する。
【0028】なお、ドータボード37のZ1方向端面3
7bが嵌合している部分は、切り欠き80のうちフラン
ジ部33−2cの部分であり、ドータボード37の端面
37aは、電子部品用カバー33−2より外側(Y2方
向側)に突き出てはいず、マザーボード35側(Y1方
向側)に位置している。また、故障したRAMを有する
ドータボードをY2方向に引き抜いた後に、代わりに、
正常なドータボード37をY1方向に差し込むときに、
ドータボード37のZ1方向端面37b側を切り欠き8
0に嵌合させ、Z2方向端面37c側を切り欠き81に
嵌合させることによって、正常なドータボード37の差
し込む位置が決定される。また、正常なドータボード3
7を差し込む過程では、Z1方向端面37b及びZ2方
向端面37c側を夫々切り欠き80及び81によって案
内され、目的とするカードエッジ式ソケット39の位置
を探すことを気にしないでドータボード37を単に差し
込む操作をするだけで、カードエッジコネクタ部41は
目的とするカードエッジ式ソケット39に向かって進む
ことになり、カードエッジコネクタ部41と目的とする
カードエッジ式ソケット39との接続は円滑になされ
る。
7bが嵌合している部分は、切り欠き80のうちフラン
ジ部33−2cの部分であり、ドータボード37の端面
37aは、電子部品用カバー33−2より外側(Y2方
向側)に突き出てはいず、マザーボード35側(Y1方
向側)に位置している。また、故障したRAMを有する
ドータボードをY2方向に引き抜いた後に、代わりに、
正常なドータボード37をY1方向に差し込むときに、
ドータボード37のZ1方向端面37b側を切り欠き8
0に嵌合させ、Z2方向端面37c側を切り欠き81に
嵌合させることによって、正常なドータボード37の差
し込む位置が決定される。また、正常なドータボード3
7を差し込む過程では、Z1方向端面37b及びZ2方
向端面37c側を夫々切り欠き80及び81によって案
内され、目的とするカードエッジ式ソケット39の位置
を探すことを気にしないでドータボード37を単に差し
込む操作をするだけで、カードエッジコネクタ部41は
目的とするカードエッジ式ソケット39に向かって進む
ことになり、カードエッジコネクタ部41と目的とする
カードエッジ式ソケット39との接続は円滑になされ
る。
【0029】よって、ドータボード37のコネクタ接続
を円滑に行うことが出来る。このことは、前記の保守に
要する時間の短縮にもつながる。なお、上記実施例のシ
ステムボード装置30は、ドータボード37がZ1,Z
2方向上中央の部位に搭載されており、導風用カバー3
3はZ1,Z2方向上中央の部位が開かれる構成として
あるけれども、これに限らない。ドータボード37がZ
1,Z2方向上、上側の部位に搭載されている場合に
は、導風用カバー33はZ1,Z2方向上上側の部位が
開かれ、ドータボード37がZ1,Z2方向上、下側の
部位に搭載されている場合には、導風用カバー33はZ
1,Z2方向上下側の部位が開かれる構成とされる。
を円滑に行うことが出来る。このことは、前記の保守に
要する時間の短縮にもつながる。なお、上記実施例のシ
ステムボード装置30は、ドータボード37がZ1,Z
2方向上中央の部位に搭載されており、導風用カバー3
3はZ1,Z2方向上中央の部位が開かれる構成として
あるけれども、これに限らない。ドータボード37がZ
1,Z2方向上、上側の部位に搭載されている場合に
は、導風用カバー33はZ1,Z2方向上上側の部位が
開かれ、ドータボード37がZ1,Z2方向上、下側の
部位に搭載されている場合には、導風用カバー33はZ
1,Z2方向上下側の部位が開かれる構成とされる。
【0030】次に、本発明の第2実施例のシステムボー
ド装置30Aについて説明する。図7は本発明の第2実
施例のシステムボード装置30Aを示す。図8(A)、
(B)は図7のシステムボード装置30Aの一部を拡大
して示す。図8(A)、(B)は、図5(A)、(B)
に対応する図である。図7及び図8(A)、(B)中、
図5(A)、(B)に示す構成部分と同じ構成部分には
同一符号を付し、図5(A)、(B)に示す構成部分と
対応する構成部分には添字Aを付した同一符号を付す。
ド装置30Aについて説明する。図7は本発明の第2実
施例のシステムボード装置30Aを示す。図8(A)、
(B)は図7のシステムボード装置30Aの一部を拡大
して示す。図8(A)、(B)は、図5(A)、(B)
に対応する図である。図7及び図8(A)、(B)中、
図5(A)、(B)に示す構成部分と同じ構成部分には
同一符号を付し、図5(A)、(B)に示す構成部分と
対応する構成部分には添字Aを付した同一符号を付す。
【0031】ドータボード37Aは、端面37Aaのう
ちZ1方向端面37Ab側の部位に、Y2方向(カード
エッジコネクタ部とは反対の方向)に突き出た凸部37
Adを有する。Z2方向端側にも、同じく凸部37Ae
が形成してある。ドータボード用カバー33A−1に
は、上記凸部37Adに対応して穴90、及び凸部37
Aeに対応して穴91が、共にピッチpで形成してあ
る。
ちZ1方向端面37Ab側の部位に、Y2方向(カード
エッジコネクタ部とは反対の方向)に突き出た凸部37
Adを有する。Z2方向端側にも、同じく凸部37Ae
が形成してある。ドータボード用カバー33A−1に
は、上記凸部37Adに対応して穴90、及び凸部37
Aeに対応して穴91が、共にピッチpで形成してあ
る。
【0032】ドータボード用カバー33A−1が取り付
けられた状態では、各凸部37Adが対応する穴90と
嵌合し、各凸部37Aeが対応する穴91と嵌合した状
態となる。よって、運搬中に衝撃及び振動を受けても、
及び稼働中に回転するファンによって振動を受けても、
ドータボード37Aの端面37Aa側がX1,X2方向
に倒れることが確実に防止される。よって、システムボ
ード装置30Aは従来に比べて高い信頼性を有する。
けられた状態では、各凸部37Adが対応する穴90と
嵌合し、各凸部37Aeが対応する穴91と嵌合した状
態となる。よって、運搬中に衝撃及び振動を受けても、
及び稼働中に回転するファンによって振動を受けても、
ドータボード37Aの端面37Aa側がX1,X2方向
に倒れることが確実に防止される。よって、システムボ
ード装置30Aは従来に比べて高い信頼性を有する。
【0033】上記穴90、91に代えて切り欠きでもよ
い。穴90、91及び切り欠きが特許請求の範囲の欄記
載の「係合部」を構成する。また、ドータボード用カバ
ー33A−1の裏面に取り付けてある板ばね部材70が
ドータボード37Aの端面37AaをY1方向に押さえ
つけている。これによって、運搬中に衝撃及び振動を受
けても、及び稼働中に回転するファンによって振動を受
けても、ドータボード37Aのカードエッジ式ソケット
への接続が緩むことは起きず、システムボード装置30
Aは従来に比べて高い信頼性を有する。
い。穴90、91及び切り欠きが特許請求の範囲の欄記
載の「係合部」を構成する。また、ドータボード用カバ
ー33A−1の裏面に取り付けてある板ばね部材70が
ドータボード37Aの端面37AaをY1方向に押さえ
つけている。これによって、運搬中に衝撃及び振動を受
けても、及び稼働中に回転するファンによって振動を受
けても、ドータボード37Aのカードエッジ式ソケット
への接続が緩むことは起きず、システムボード装置30
Aは従来に比べて高い信頼性を有する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、マザーボード上に、電子部品が実装してあり且
つ複数のドータボードがコネクタ接続されて該マザーボ
ードに対して垂直の姿勢で並んで実装してあり、且つ、
空冷用空気流を導く導風用カバーが上記実装された電子
部品及びドータボードを覆うようにして上記マザーボー
ドに固定してあり、機器内に組み込まれ、強制空冷され
るシステムボード装置において、上記導風用カバーは、
上記ドータボードに対応する部分に、開くことが可能に
設けてあるドータボード用カバーと、上記ドータボード
用カバーに隣接する隣接カバーとを有してなり、ドータ
ボード用カバーに隣接する隣接カバーの縁に、フランジ
部を有し、且つ、このフランジ部に切り欠きが上記ドー
タボードの並びに対応して形成してあり、この切り欠き
が、差し込まれるドータボードの端部を案内し、且つコ
ネクタ接続されたドータボードの端部を支える構成とし
たものであるため、目的とするソケットを探すようなこ
とをせずとも、ドータボードを単に差し込む操作をする
だけで、ドータボードを目的とするソケットに接続させ
ることが出来、よって、ドータボードのコネクタ接続を
円滑に行うことが出来、保守に要する時間を短縮するこ
とが出来る。また、ドータボードをコネクタ接続させた
後の状態では、衝撃及び振動を受けた場合にも、ドータ
ボードが傾斜することが起きないようにすることが出来
る。
よれば、マザーボード上に、電子部品が実装してあり且
つ複数のドータボードがコネクタ接続されて該マザーボ
ードに対して垂直の姿勢で並んで実装してあり、且つ、
空冷用空気流を導く導風用カバーが上記実装された電子
部品及びドータボードを覆うようにして上記マザーボー
ドに固定してあり、機器内に組み込まれ、強制空冷され
るシステムボード装置において、上記導風用カバーは、
上記ドータボードに対応する部分に、開くことが可能に
設けてあるドータボード用カバーと、上記ドータボード
用カバーに隣接する隣接カバーとを有してなり、ドータ
ボード用カバーに隣接する隣接カバーの縁に、フランジ
部を有し、且つ、このフランジ部に切り欠きが上記ドー
タボードの並びに対応して形成してあり、この切り欠き
が、差し込まれるドータボードの端部を案内し、且つコ
ネクタ接続されたドータボードの端部を支える構成とし
たものであるため、目的とするソケットを探すようなこ
とをせずとも、ドータボードを単に差し込む操作をする
だけで、ドータボードを目的とするソケットに接続させ
ることが出来、よって、ドータボードのコネクタ接続を
円滑に行うことが出来、保守に要する時間を短縮するこ
とが出来る。また、ドータボードをコネクタ接続させた
後の状態では、衝撃及び振動を受けた場合にも、ドータ
ボードが傾斜することが起きないようにすることが出来
る。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】請求項2の発明は、請求項1記載のシステ
ムボード装置が組み込まれた構成としたものであるた
め、保守性の改善が図られた機器が実現出来る。
ムボード装置が組み込まれた構成としたものであるた
め、保守性の改善が図られた機器が実現出来る。
【図1】従来のシステムボード装置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例のシステムボード装置を示
す図である。
す図である。
【図3】図2のシステムボード装置を示す図である。
【図4】マザーボードユニットの斜視図である。
【図5】図3(B),(D)中、円A,Bで囲んだ部分
を拡大して示す図である。
を拡大して示す図である。
【図6】保守を説明する図である。
【図7】本発明の第2実施例のシステムボード装置を示
す図である。
す図である。
【図8】図7のシステムボード装置の一部を拡大してを
示す図である。
示す図である。
30,30A システムボード装置
31 大型コンピュータ装置
32 マザーボードユニット
33 導風用カバー
33−1、33A−1 ドータボード用カバー
33−2、33−3 電子部品用カバー
33−2c フランジ部
35 マザーボード
36−1〜36−7 電子部品
37−1〜37−n、37A ドータボード
37Ad,37Ae 凸部
38 カードエッジ式ソケット組立体
39 カードエッジ式ソケット
40 RAM
41 カードエッジコネクタ部
47 ねじ
48 トンネル状通路
50 強制空冷用ファン
51 空冷用空気流
60 開口窓
70、71 板ばね部材
80,81 切り欠き
90,91 穴
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平9−326578(JP,A)
特開 平1−167924(JP,A)
特開 平4−364094(JP,A)
特開 平4−39995(JP,A)
特開 平10−56281(JP,A)
特開 昭58−30198(JP,A)
実開 昭62−30394(JP,U)
実開 昭64−13781(JP,U)
実開 昭64−390(JP,U)
実開 昭62−98270(JP,U)
実公 昭63−43588(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05K 7/20
H05K 7/14
H05K 5/00 - 5/06
Claims (2)
- 【請求項1】 マザーボード上に、電子部品が実装して
あり且つ複数のドータボードがコネクタ接続されて該マ
ザーボードに対して垂直の姿勢で並んで実装してあり、
且つ、空冷用空気流を導く導風用カバーが上記実装され
た電子部品及びドータボードを覆うようにして上記マザ
ーボードに固定してあり、機器内に組み込まれ、強制空
冷されるシステムボード装置において、上記導風用カバーは、 上記ドータボードに対応する部分に、開くことが可能に
設けてあるドータボード用カバーと、 上記ドータボード用カバーに隣接する隣接カバーとを有
してなり、 該隣接カバーは、該ドータボード用カバー側の縁に、上
記マザーボードに向くフランジ部を有し、且つ、該フラ
ンジ部に切り欠きが上記ドータボードの並びに対応して
形成してあり、 上記切り欠きは、差し込まれるドータボードの端部を案
内し、且つコネクタ接続されたドータボードの端部を支
える構成としたことを特徴とするシ ステムボード装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムボード装置が組
み込まれた構成としたことを特徴とする機器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20973398A JP3517118B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | システムボード装置及びこれが組み込まれている機器 |
US09/263,840 US6023412A (en) | 1998-07-24 | 1999-03-08 | System board device having a displaceable daughter-board cover |
DE19909855A DE19909855A1 (de) | 1998-07-24 | 1999-03-08 | System board device having a displaceable daughter- board cover |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20973398A JP3517118B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | システムボード装置及びこれが組み込まれている機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000040889A JP2000040889A (ja) | 2000-02-08 |
JP3517118B2 true JP3517118B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=16577746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20973398A Expired - Fee Related JP3517118B2 (ja) | 1998-07-24 | 1998-07-24 | システムボード装置及びこれが組み込まれている機器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6023412A (ja) |
JP (1) | JP3517118B2 (ja) |
DE (1) | DE19909855A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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SE521646C2 (sv) * | 1999-11-23 | 2003-11-18 | Ericsson Telefon Ab L M | Täckande element för modul |
US6742144B2 (en) | 2000-09-13 | 2004-05-25 | Kingston Technology Co. | Local heating of memory modules tested on a multi-motherboard tester |
US9417670B2 (en) * | 2012-08-07 | 2016-08-16 | Lockheed Martin Corporation | High power dissipation mezzanine card cooling frame |
CN108781519B (zh) | 2016-01-29 | 2020-08-25 | 慧与发展有限责任合伙企业 | 服务器和实现服务器的方法 |
US10108234B1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-10-23 | Nzxt Inc. | Shielded motherboard |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS59181523A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-16 | Sony Corp | 巻線コイルの製造方法 |
JP2601840B2 (ja) * | 1987-09-30 | 1997-04-16 | 株式会社東芝 | 映像表示装置 |
DE3740896A1 (de) * | 1987-12-03 | 1989-06-15 | Philips Patentverwaltung | Sprechhoerer, insbesondere fuer eine mobilfunkanlage |
JPH0312471A (ja) * | 1989-06-10 | 1991-01-21 | Nitto Denko Corp | 感圧接着層及び偏光板 |
JPH0553979A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-05 | Nec Eng Ltd | 優先順位判定回路 |
JPH05259661A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置の組立構造 |
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JP2882225B2 (ja) * | 1992-12-24 | 1999-04-12 | 富士通株式会社 | 電子回路モジュールの搭載構造 |
JPH07111378A (ja) * | 1993-10-12 | 1995-04-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 両面実装基板の実装構造 |
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