JP3514294B2 - 音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法 - Google Patents
音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法Info
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- JP3514294B2 JP3514294B2 JP17155099A JP17155099A JP3514294B2 JP 3514294 B2 JP3514294 B2 JP 3514294B2 JP 17155099 A JP17155099 A JP 17155099A JP 17155099 A JP17155099 A JP 17155099A JP 3514294 B2 JP3514294 B2 JP 3514294B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声符号化復号装
置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法
に係り、特に、音声信号や音声帯域内信号と共にDTM
F(Dual Tone Multi Frequency)信号を取り扱う音声符
号化復号装置、音声符号化復号システム、および音声符
号化復号方法に関する。
置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法
に係り、特に、音声信号や音声帯域内信号と共にDTM
F(Dual Tone Multi Frequency)信号を取り扱う音声符
号化復号装置、音声符号化復号システム、および音声符
号化復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信回線を通じて音声信号等を効
率良く伝送するために、音声符号化復号装置が用いられ
ている。音声符号化復号装置は、電話機やFAX等の端
末機器から出力される音声信号等を符号化して出力する
と共に、他の音声符号化復号装置(以下、「対向装置」
と称す)から符号化された信号が供給される場合に、そ
の信号を復号して端末に供給する装置である。
率良く伝送するために、音声符号化復号装置が用いられ
ている。音声符号化復号装置は、電話機やFAX等の端
末機器から出力される音声信号等を符号化して出力する
と共に、他の音声符号化復号装置(以下、「対向装置」
と称す)から符号化された信号が供給される場合に、そ
の信号を復号して端末に供給する装置である。
【0003】図3は、従来の音声符号化復号装置のブロ
ック図を示す。従来の音声符号化復号装置には、電話機
等の端末機器から、音声信号の他に、FAXの出力信号
やモデム信号(以下、「音声帯域内信号」と称す)、或
いはプッシュホン電話機のボタン操作に伴って出力され
る12種類のトーン信号、すなわち、2つの周波数信号
を重ね合わせることで生成されるDTMF信号などが出
力されることがある。
ック図を示す。従来の音声符号化復号装置には、電話機
等の端末機器から、音声信号の他に、FAXの出力信号
やモデム信号(以下、「音声帯域内信号」と称す)、或
いはプッシュホン電話機のボタン操作に伴って出力され
る12種類のトーン信号、すなわち、2つの周波数信号
を重ね合わせることで生成されるDTMF信号などが出
力されることがある。
【0004】端末機器から出力されるそれらの信号は、
第1セレクタ手段10と共に信号識別手段12に供給さ
れる。信号識別手段12は、送信されてきた信号の特
徴、具体的には、信号の周波数や周波数帯域、信号の変
動の仕方などに基づいて、その信号が音声信号以外の信
号であるか、或いは音声信号であるかを識別し、その識
別結果を第1セレクタ10に供給する。
第1セレクタ手段10と共に信号識別手段12に供給さ
れる。信号識別手段12は、送信されてきた信号の特
徴、具体的には、信号の周波数や周波数帯域、信号の変
動の仕方などに基づいて、その信号が音声信号以外の信
号であるか、或いは音声信号であるかを識別し、その識
別結果を第1セレクタ10に供給する。
【0005】第1セレクタ10は、信号識別手段12か
ら供給される識別結果を対向装置に向けて出力すると共
に、その識別結果に基づいて、音声信号以外の信号を第
1音声符号化手段14に、また、音声信号を第2音声符
号化手段16に供給する。従って、従来の装置では、第
1音声符号化手段14により音声帯域内信号とDTMF
信号とが処理され、また、第2音声符号化手段16で音
声信号が処理される。
ら供給される識別結果を対向装置に向けて出力すると共
に、その識別結果に基づいて、音声信号以外の信号を第
1音声符号化手段14に、また、音声信号を第2音声符
号化手段16に供給する。従って、従来の装置では、第
1音声符号化手段14により音声帯域内信号とDTMF
信号とが処理され、また、第2音声符号化手段16で音
声信号が処理される。
【0006】第1音声符号化手段14、および第2音声
符号化手段16は、受信した信号を所定のアルゴリズム
に従って符号化し、それぞれ適当な伝送速度で送信す
る。従来の音声符号化復号装置においては、このように
して音声信号や、音声帯域内信号、或いはDTMF信号
の符号化が行われる。
符号化手段16は、受信した信号を所定のアルゴリズム
に従って符号化し、それぞれ適当な伝送速度で送信す
る。従来の音声符号化復号装置においては、このように
して音声信号や、音声帯域内信号、或いはDTMF信号
の符号化が行われる。
【0007】従来の音声符号化復号装置には、対向装置
から、符号化された信号と、その信号の種類に関する識
別結果とが供給される。それらの信号および識別結果
は、第2セレクタ手段18によって受信される。第2セ
レクタ手段18は、受信した識別結果に基づいて、音声
帯域内信号またはDTMF信号を基礎とする符号化信号
を第1音声復号手段20に供給し、音声信号を基礎とす
る符号化信号を第2音声復号手段22に供給する。
から、符号化された信号と、その信号の種類に関する識
別結果とが供給される。それらの信号および識別結果
は、第2セレクタ手段18によって受信される。第2セ
レクタ手段18は、受信した識別結果に基づいて、音声
帯域内信号またはDTMF信号を基礎とする符号化信号
を第1音声復号手段20に供給し、音声信号を基礎とす
る符号化信号を第2音声復号手段22に供給する。
【0008】第1音声復号手段20、および第2音声復
号手段22は、受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って復号し、復号後の信号を端末機器に伝達する。従来
の音声符号化復号装置においては、このようにして音声
信号や、音声帯域内信号、或いはDTMF信号の復号が
行われる。
号手段22は、受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って復号し、復号後の信号を端末機器に伝達する。従来
の音声符号化復号装置においては、このようにして音声
信号や、音声帯域内信号、或いはDTMF信号の復号が
行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声符
号化復号装置では、音声帯域内信号とDTMF信号とが
共に第1音声符号化手段14、および第1音声復号手段
20によって処理される。より具体的には、従来の音声
符号化復号装置では、DTMF信号を処理するための資
源(ソフトウェアやハードウェアの資源)が、音声帯域
内信号を処理するための資源で代用されている。このた
め、従来の音声符号化復号装置では、DTMF信号が忠
実に伝送できないという問題、換言すると、DTMF信
号の伝送が不確実になるという問題が生じていた。
号化復号装置では、音声帯域内信号とDTMF信号とが
共に第1音声符号化手段14、および第1音声復号手段
20によって処理される。より具体的には、従来の音声
符号化復号装置では、DTMF信号を処理するための資
源(ソフトウェアやハードウェアの資源)が、音声帯域
内信号を処理するための資源で代用されている。このた
め、従来の音声符号化復号装置では、DTMF信号が忠
実に伝送できないという問題、換言すると、DTMF信
号の伝送が不確実になるという問題が生じていた。
【0010】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、音声信号および音声帯域内信号に
加えてDTMF信号を確実に伝送することのできる音声
符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符
号化復号方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、音声信号および音声帯域内信号に
加えてDTMF信号を確実に伝送することのできる音声
符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符
号化復号方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
端末装置から出力される信号を符号化して出力すると共
に、他の装置から供給される符号化信号を復号して端末
装置に供給する音声符号化復号装置であって、端末装置
から送信されてきた信号の特徴に基づいて、その信号を
音声信号、或いは音声帯域内信号として識別する信号識
別手段と、前記端末装置から送信されてきた信号がDT
MF/トーン信号であるか否かを判別するDTMF/ト
ーン信号検出手段と、前記信号識別手段の識別結果と前
記DTMF/トーン信号検出手段の判別結果を他の装置
に対して通知する識別結果通知手段と、音声帯域内信号
を符号化して出力する第1音声符号化手段と、音声信号
を符号化して出力する第2音声符号化手段と、DTMF
信号を符号化して出力する第3音声符号化手段と、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末機器から
出力された信号が音声帯域内信号であると特定される場
合に、その信号を前記第1音声符号化手段に処理させ、
前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末機器
から出力された信号が音声信号であると特定される場合
に、その信号を前記第2音声符号化手段に処理させ、ま
た、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末
機器から出力された信号がDTMF/トーン信号である
と特定される場合に、その信号を前記第3音声符号化手
段に処理させる第1セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
端末装置から出力される信号を符号化して出力すると共
に、他の装置から供給される符号化信号を復号して端末
装置に供給する音声符号化復号装置であって、端末装置
から送信されてきた信号の特徴に基づいて、その信号を
音声信号、或いは音声帯域内信号として識別する信号識
別手段と、前記端末装置から送信されてきた信号がDT
MF/トーン信号であるか否かを判別するDTMF/ト
ーン信号検出手段と、前記信号識別手段の識別結果と前
記DTMF/トーン信号検出手段の判別結果を他の装置
に対して通知する識別結果通知手段と、音声帯域内信号
を符号化して出力する第1音声符号化手段と、音声信号
を符号化して出力する第2音声符号化手段と、DTMF
信号を符号化して出力する第3音声符号化手段と、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末機器から
出力された信号が音声帯域内信号であると特定される場
合に、その信号を前記第1音声符号化手段に処理させ、
前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末機器
から出力された信号が音声信号であると特定される場合
に、その信号を前記第2音声符号化手段に処理させ、ま
た、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末
機器から出力された信号がDTMF/トーン信号である
と特定される場合に、その信号を前記第3音声符号化手
段に処理させる第1セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
【0012】請求項2記載の発明は、端末装置から出力
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、DTMF/ト
ーン信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第3音声復号手段と、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTM
F/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別し
た判別結果とを受信し、前記識別結果と前記判別結果と
に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信号を基礎
とするものであると特定される場合に、その符号化信号
を前記第1音声復号手段に処理させ、前記識別結果と前
記判別結果とに基づいて受信した符号化信号が音声信号
を基礎とするものであると特定される場合に、その符号
化信号を前記第2音声復号手段に処理させ、また、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信
号がDTMF/トーン信号を基礎とするものであると特
定される場合に、その符号化信号を前記第3音声復号手
段に処理させる第2セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、DTMF/ト
ーン信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第3音声復号手段と、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTM
F/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別し
た判別結果とを受信し、前記識別結果と前記判別結果と
に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信号を基礎
とするものであると特定される場合に、その符号化信号
を前記第1音声復号手段に処理させ、前記識別結果と前
記判別結果とに基づいて受信した符号化信号が音声信号
を基礎とするものであると特定される場合に、その符号
化信号を前記第2音声復号手段に処理させ、また、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信
号がDTMF/トーン信号を基礎とするものであると特
定される場合に、その符号化信号を前記第3音声復号手
段に処理させる第2セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、DTMF/ト
ーン信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第3音声復号手段と、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTM
F/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別し
た判別結果とを受信し、前記識別結果と前記判別結果と
に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信号を基礎
とするものであると特定される場合に、その符号化信号
を前記第1音声復号手段に処理させ、前記識別結果と前
記判別結果とに基づいて受信した符号化信号が音声信号
を基礎とするものであると特定される場合に、その符号
化信号を前記第2音声復号手段に処理させ、また、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信
号がDTMF/トーン信号を基礎とするものであると特
定される場合に、その符号化信号を前記第3音声復号手
段に処理させる第2セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、DTMF/ト
ーン信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第3音声復号手段と、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTM
F/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別し
た判別結果とを受信し、前記識別結果と前記判別結果と
に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信号を基礎
とするものであると特定される場合に、その符号化信号
を前記第1音声復号手段に処理させ、前記識別結果と前
記判別結果とに基づいて受信した符号化信号が音声信号
を基礎とするものであると特定される場合に、その符号
化信号を前記第2音声復号手段に処理させ、また、前記
識別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信
号がDTMF/トーン信号を基礎とするものであると特
定される場合に、その符号化信号を前記第3音声復号手
段に処理させる第2セレクタと、を備えることを特徴と
するものである。
【0014】請求項4記載の発明は、複数の音声符号化
復号装置をネットワーク内に含む音声符号化復号システ
ムであって、請求項1記載の音声符号化復号装置と、請
求項2記載の音声符号化復号装置とを含むことを特徴と
するものである。
復号装置をネットワーク内に含む音声符号化復号システ
ムであって、請求項1記載の音声符号化復号装置と、請
求項2記載の音声符号化復号装置とを含むことを特徴と
するものである。
【0015】請求項5記載の発明は、端末装置から出力
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号方法であって、端末装置から送信されてき
た信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別する信号識別ステップと、前
記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トーン
信号であるか否かを判別するDTMF/トーン信号検出
ステップと、前記信号識別ステップの識別結果と前記D
TMF/トーン信号検出ステップの判別結果を他の装置
に対して通知するステップと、前記識別結果と前記判別
結果とに基づいて、前記端末機器から出力された信号が
音声帯域内信号であると特定される場合に、音声帯域内
信号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理する
ステップと、前記識別結果と前記判別結果とに基づい
て、前記端末機器から出力された信号が音声信号である
と特定される場合に、音声信号を符号化して出力し得る
方法でその信号を処理するステップと、前記識別結果と
前記判別結果とに基づいて、前記端末機器から出力され
た信号がDTMF信号であると特定される場合に、DT
MF信号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理
するステップと、を備えることを特徴とするものであ
る。
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号方法であって、端末装置から送信されてき
た信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別する信号識別ステップと、前
記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トーン
信号であるか否かを判別するDTMF/トーン信号検出
ステップと、前記信号識別ステップの識別結果と前記D
TMF/トーン信号検出ステップの判別結果を他の装置
に対して通知するステップと、前記識別結果と前記判別
結果とに基づいて、前記端末機器から出力された信号が
音声帯域内信号であると特定される場合に、音声帯域内
信号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理する
ステップと、前記識別結果と前記判別結果とに基づい
て、前記端末機器から出力された信号が音声信号である
と特定される場合に、音声信号を符号化して出力し得る
方法でその信号を処理するステップと、前記識別結果と
前記判別結果とに基づいて、前記端末機器から出力され
た信号がDTMF信号であると特定される場合に、DT
MF信号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理
するステップと、を備えることを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項6記載の発明は、端末装置から出力
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号方法であって、他の装置から、符号化信号
と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特徴
に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識別
した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTMF
/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別した
判別結果とを受信するステップと、前記識別結果と前記
判別結果とに基づいて、受信した符号化信号が音声帯域
内信号を基礎とするものであるか、音声信号を基礎とす
るものであるか、或いはDTMF/トーン信号を基礎と
するものであるかを判別するステップと、音声帯域内信
号を基礎とする符号化信号が受信されたと判別される場
合に、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号し
得る方法でその信号を復号するステップと、音声信号を
基礎とする符号化信号が受信されたと判別される場合
に、音声信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法
でその信号を復号するステップと、DTMF信号を基礎
とする符号化信号が受信されたと判別される場合に、D
TMF信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法で
その信号を復号するステップと、を備えることを特徴と
するものである。
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号方法であって、他の装置から、符号化信号
と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特徴
に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識別
した結果である識別結果と、当該符号化信号がDTMF
/トーン信号を基礎とするものであるか否かを判別した
判別結果とを受信するステップと、前記識別結果と前記
判別結果とに基づいて、受信した符号化信号が音声帯域
内信号を基礎とするものであるか、音声信号を基礎とす
るものであるか、或いはDTMF/トーン信号を基礎と
するものであるかを判別するステップと、音声帯域内信
号を基礎とする符号化信号が受信されたと判別される場
合に、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号し
得る方法でその信号を復号するステップと、音声信号を
基礎とする符号化信号が受信されたと判別される場合
に、音声信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法
でその信号を復号するステップと、DTMF信号を基礎
とする符号化信号が受信されたと判別される場合に、D
TMF信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法で
その信号を復号するステップと、を備えることを特徴と
するものである。
【0017】請求項7記載の発明は、端末装置から出力
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、端末装置から送信されてき
た信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別する信号識別手段と、前記信
号識別手段の識別結果を他の装置に対して通知する識別
結果通知手段と、音声帯域内信号を符号化して出力する
第1音声符号化手段と、音声信号を符号化して出力する
第2音声符号化手段と、前記端末機器から出力された信
号が音声帯域内信号として識別された場合に、その信号
を前記第1音声符号化手段に処理させ、また、前記端末
機器から出力された信号が音声信号として識別された場
合に、その信号を前記第2音声符号化手段に処理させる
第1セレクタと、前記端末装置から送信されてきた信号
がDTMF/トーン信号であるか否かを判別すると共
に、その信号がDTMF/トーン信号であると判別され
た場合に、当該DTMF/トーン信号の周波数情報を前
記他の装置に対して出力するDTMF/トーン信号検出
手段と、を備えることを特徴とするものである。
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、端末装置から送信されてき
た信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別する信号識別手段と、前記信
号識別手段の識別結果を他の装置に対して通知する識別
結果通知手段と、音声帯域内信号を符号化して出力する
第1音声符号化手段と、音声信号を符号化して出力する
第2音声符号化手段と、前記端末機器から出力された信
号が音声帯域内信号として識別された場合に、その信号
を前記第1音声符号化手段に処理させ、また、前記端末
機器から出力された信号が音声信号として識別された場
合に、その信号を前記第2音声符号化手段に処理させる
第1セレクタと、前記端末装置から送信されてきた信号
がDTMF/トーン信号であるか否かを判別すると共
に、その信号がDTMF/トーン信号であると判別され
た場合に、当該DTMF/トーン信号の周波数情報を前
記他の装置に対して出力するDTMF/トーン信号検出
手段と、を備えることを特徴とするものである。
【0018】請求項8記載の発明は、端末装置から出力
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、他の装置か
ら、符号化信号と共に、当該符号化信号の基礎とされた
信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内
信号として識別した結果である識別結果を受信し、前記
識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信
号を基礎とするものであると特定される場合に、その符
号化信号を前記第1音声復号手段に処理させ、また、前
記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声信号を
基礎とするものであると特定される場合に、その符号化
信号を前記第2音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情
報が供給された場合に、その周波数情報に対応するDT
MF/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生
手段と、前記他の装置から前記周波数情報が供給されて
いない場合に復号された音声帯域内信号または復号され
た音声信号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記
周波数情報が供給されている場合に前記DTMF/トー
ン信号を前記端末機器に供給する第3セレクタと、を備
えることを特徴とするものである。
される信号を符号化して出力すると共に、他の装置から
供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、他の装置か
ら、符号化信号と共に、当該符号化信号の基礎とされた
信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内
信号として識別した結果である識別結果を受信し、前記
識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信
号を基礎とするものであると特定される場合に、その符
号化信号を前記第1音声復号手段に処理させ、また、前
記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声信号を
基礎とするものであると特定される場合に、その符号化
信号を前記第2音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情
報が供給された場合に、その周波数情報に対応するDT
MF/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生
手段と、前記他の装置から前記周波数情報が供給されて
いない場合に復号された音声帯域内信号または復号され
た音声信号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記
周波数情報が供給されている場合に前記DTMF/トー
ン信号を前記端末機器に供給する第3セレクタと、を備
えることを特徴とするものである。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項7記載の音
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、他の装置か
ら、符号化信号と共に、当該符号化信号の基礎とされた
信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内
信号として識別した結果である識別結果を受信し、前記
識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信
号を基礎とするものであると特定される場合に、その符
号化信号を前記第1音声復号手段に処理させ、また、前
記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声信号を
基礎とするものであると特定される場合に、その符号化
信号を前記第2音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情
報が供給された場合に、その周波数情報に対応するDT
MF/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生
手段と、前記他の装置から前記周波数情報が供給されて
いない場合に復号された音声帯域内信号または復号され
た音声信号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記
周波数情報が供給されている場合に前記DTMF/トー
ン信号を前記端末機器に供給する第3セレクタと、を備
えることを特徴とするものである。
声符号化復号装置であって、音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号を復号して端末機器に出力する第1音声復
号手段と、音声信号を基礎とする符号化信号を復号して
端末機器に出力する第2音声復号手段と、他の装置か
ら、符号化信号と共に、当該符号化信号の基礎とされた
信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内
信号として識別した結果である識別結果を受信し、前記
識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声帯域内信
号を基礎とするものであると特定される場合に、その符
号化信号を前記第1音声復号手段に処理させ、また、前
記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音声信号を
基礎とするものであると特定される場合に、その符号化
信号を前記第2音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情
報が供給された場合に、その周波数情報に対応するDT
MF/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生
手段と、前記他の装置から前記周波数情報が供給されて
いない場合に復号された音声帯域内信号または復号され
た音声信号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記
周波数情報が供給されている場合に前記DTMF/トー
ン信号を前記端末機器に供給する第3セレクタと、を備
えることを特徴とするものである。
【0020】請求項10記載の発明は、複数の音声符号
化復号装置をネットワーク内に含む音声符号化復号シス
テムであって、請求項7記載の音声符号化復号装置と、
請求項8記載の音声符号化復号装置とを含むことを特徴
とするものである。
化復号装置をネットワーク内に含む音声符号化復号シス
テムであって、請求項7記載の音声符号化復号装置と、
請求項8記載の音声符号化復号装置とを含むことを特徴
とするものである。
【0021】請求項11記載の発明は、端末装置から出
力される信号を符号化して出力すると共に、他の装置か
ら供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する
音声符号化復号方法であって、端末装置から送信されて
きた信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或い
は音声帯域内信号として識別する信号識別ステップと、
前記信号識別ステップの識別結果を他の装置に対して通
知するステップと、前記端末機器から出力された信号が
音声帯域内信号として識別された場合に、音声帯域内信
号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理するス
テップと、前記端末機器から出力された信号が音声信号
として識別された場合に、音声信号を符号化して出力し
得る方法でその信号を処理するステップと、前記端末装
置から送信されてきた信号がDTMF/トーン信号であ
るか否かを判別するステップと、前記端末装置から送信
されてきた信号がDTMF/トーン信号であると判別さ
れた場合に、当該DTMF/トーン信号の周波数情報を
前記他の装置に対して出力するステップと、を備えるこ
とを特徴とするものである。
力される信号を符号化して出力すると共に、他の装置か
ら供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する
音声符号化復号方法であって、端末装置から送信されて
きた信号の特徴に基づいて、その信号を音声信号、或い
は音声帯域内信号として識別する信号識別ステップと、
前記信号識別ステップの識別結果を他の装置に対して通
知するステップと、前記端末機器から出力された信号が
音声帯域内信号として識別された場合に、音声帯域内信
号を符号化して出力し得る方法でその信号を処理するス
テップと、前記端末機器から出力された信号が音声信号
として識別された場合に、音声信号を符号化して出力し
得る方法でその信号を処理するステップと、前記端末装
置から送信されてきた信号がDTMF/トーン信号であ
るか否かを判別するステップと、前記端末装置から送信
されてきた信号がDTMF/トーン信号であると判別さ
れた場合に、当該DTMF/トーン信号の周波数情報を
前記他の装置に対して出力するステップと、を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0022】請求項12記載の発明は、端末装置から出
力される信号を符号化して出力すると共に、他の装置か
ら供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する
音声符号化復号方法であって、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果を受信するステップと、前記
識別結果に基づいて、受信した符号化信号が音声帯域内
信号を基礎とするものであると判別される場合に、音声
帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法で
その信号を復号する第1音声複合ステップと、前記識別
結果に基づいて、受信した符号化信号が音声信号を基礎
とするものであると判別される場合に、音声信号を基礎
とする符号化信号を復号し得る方法でその信号を復号す
る第2音声複合ステップと、前記他の装置からDTMF
/トーン信号の周波数情報が供給された場合に、その周
波数情報に対応するDTMF/トーン信号を生成するス
テップと、前記他の装置から前記周波数情報が供給され
ていない場合に復号された音声帯域内信号または復号さ
れた音声信号を端末機器に供給するステップと、前記他
の装置から前記周波数情報が供給されている場合に前記
DTMF/トーン信号を前記端末機器に供給するステッ
プと、を備えることを特徴とするものである。
力される信号を符号化して出力すると共に、他の装置か
ら供給される符号化信号を復号して端末装置に供給する
音声符号化復号方法であって、他の装置から、符号化信
号と共に、当該符号化信号の基礎とされた信号をその特
徴に基づいて音声信号、或いは音声帯域内信号として識
別した結果である識別結果を受信するステップと、前記
識別結果に基づいて、受信した符号化信号が音声帯域内
信号を基礎とするものであると判別される場合に、音声
帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法で
その信号を復号する第1音声複合ステップと、前記識別
結果に基づいて、受信した符号化信号が音声信号を基礎
とするものであると判別される場合に、音声信号を基礎
とする符号化信号を復号し得る方法でその信号を復号す
る第2音声複合ステップと、前記他の装置からDTMF
/トーン信号の周波数情報が供給された場合に、その周
波数情報に対応するDTMF/トーン信号を生成するス
テップと、前記他の装置から前記周波数情報が供給され
ていない場合に復号された音声帯域内信号または復号さ
れた音声信号を端末機器に供給するステップと、前記他
の装置から前記周波数情報が供給されている場合に前記
DTMF/トーン信号を前記端末機器に供給するステッ
プと、を備えることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.
以下、図1を参照して本発明の実施の形態1について説
明する。図1は、本実施形態の音声符号化復号装置のブ
ロック図を示す。本実施形態の音声符号化復号装置は、
電話機等の端末機器から受信する音声信号等を符号化し
て他の音声符号化復号装置(対向装置)に送信すると共
に、符号化された状態で対向装置から送信される信号を
復号して端末機器に供給する装置である。
明する。図1は、本実施形態の音声符号化復号装置のブ
ロック図を示す。本実施形態の音声符号化復号装置は、
電話機等の端末機器から受信する音声信号等を符号化し
て他の音声符号化復号装置(対向装置)に送信すると共
に、符号化された状態で対向装置から送信される信号を
復号して端末機器に供給する装置である。
【0024】本実施形態において、端末機器から音声符
号化復号装置には、音声信号、FAX信号やモデム信号
等の音声帯域内信号、プッシュホン電話機のボタン操作
に伴うDTMF信号、更には、単一の周波数成分で構成
されるトーン信号などが入力されることがある。以下、
DTMF信号と上記のトーン信号とを合わせて「DTM
F/トーン信号」と称す。
号化復号装置には、音声信号、FAX信号やモデム信号
等の音声帯域内信号、プッシュホン電話機のボタン操作
に伴うDTMF信号、更には、単一の周波数成分で構成
されるトーン信号などが入力されることがある。以下、
DTMF信号と上記のトーン信号とを合わせて「DTM
F/トーン信号」と称す。
【0025】端末機器から出力されるそれらの信号は、
第1セレクタ手段30に供給されると共に、信号識別手
段32およびDTMF/トーン信号検出手段34にも供
給される。信号識別手段32は、送信されてきた信号の
特徴に基づいて、その信号が音声帯域内信号であるか、
或いは、音声信号であるかを識別し、その識別結果を第
1セレクタ30に供給する。また、DTMF/トーン信
号検出手段34は、端末機器から送信されてきた信号の
特徴に基づいて、その信号がDTMF/トーン信号であ
るか否かを識別し、その識別結果を第1セレクタ30に
供給する。
第1セレクタ手段30に供給されると共に、信号識別手
段32およびDTMF/トーン信号検出手段34にも供
給される。信号識別手段32は、送信されてきた信号の
特徴に基づいて、その信号が音声帯域内信号であるか、
或いは、音声信号であるかを識別し、その識別結果を第
1セレクタ30に供給する。また、DTMF/トーン信
号検出手段34は、端末機器から送信されてきた信号の
特徴に基づいて、その信号がDTMF/トーン信号であ
るか否かを識別し、その識別結果を第1セレクタ30に
供給する。
【0026】第1セレクタ30は、信号識別手段32か
ら供給される識別結果、およびDTMF/トーン信号検
出手段34から供給される識別結果を対向装置に向けて
出力する。更に、第1セレクタ30は、それらの識別結
果に基づいて、音声帯域内信号を第1音声符号化手段3
6に、音声信号を第2音声符号化手段38に、また、D
TMF/トーン信号を第3音声符号化手段40に供給す
る。従って、本実施形態の装置では、第1音声符号化手
段36によって音声帯域内信号が処理され、第2音声符
号化手段38で音声信号が処理され、更に、第3音声符
号化手段40によってDTMF/トーン信号が処理され
る。
ら供給される識別結果、およびDTMF/トーン信号検
出手段34から供給される識別結果を対向装置に向けて
出力する。更に、第1セレクタ30は、それらの識別結
果に基づいて、音声帯域内信号を第1音声符号化手段3
6に、音声信号を第2音声符号化手段38に、また、D
TMF/トーン信号を第3音声符号化手段40に供給す
る。従って、本実施形態の装置では、第1音声符号化手
段36によって音声帯域内信号が処理され、第2音声符
号化手段38で音声信号が処理され、更に、第3音声符
号化手段40によってDTMF/トーン信号が処理され
る。
【0027】第1乃至第3音声符号化手段36,38,
40は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに
従って符号化し、適当な伝送速度で送信する。本実施形
態において、第3音声符号化手段40は、DTMF/ト
ーン信号を処理するための専用資源により、すなわち、
専用のハードウェアやソフトウェアにより実現されてい
るため、DTMF/トーン信号を正確に符号化すること
ができる。従って、本実施形態の音声符号化復号装置に
よれば、音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/
トーン信号の全てを、対向装置に向けて忠実に送出する
ことができる。
40は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに
従って符号化し、適当な伝送速度で送信する。本実施形
態において、第3音声符号化手段40は、DTMF/ト
ーン信号を処理するための専用資源により、すなわち、
専用のハードウェアやソフトウェアにより実現されてい
るため、DTMF/トーン信号を正確に符号化すること
ができる。従って、本実施形態の音声符号化復号装置に
よれば、音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/
トーン信号の全てを、対向装置に向けて忠実に送出する
ことができる。
【0028】本実施形態の音声符号化復号装置には、対
向装置から、符号化された信号と、その信号の種類に関
する識別結果、具体的には、その信号が音声信号である
か、音声帯域内信号であるか、或いはDTMF/トーン
信号であるかを表す信号が供給される。それらの信号お
よび識別結果は、第2セレクタ手段42によって受信さ
れる。第2セレクタ手段42は、受信した識別結果に基
づいて、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を第1
音声復号手段44に、音声信号を基礎とする符号化信号
を第2音声復号手段46に、また、DTMF/トーン信
号を基礎とする符号化信号を第3音声復号手段48に供
給する。
向装置から、符号化された信号と、その信号の種類に関
する識別結果、具体的には、その信号が音声信号である
か、音声帯域内信号であるか、或いはDTMF/トーン
信号であるかを表す信号が供給される。それらの信号お
よび識別結果は、第2セレクタ手段42によって受信さ
れる。第2セレクタ手段42は、受信した識別結果に基
づいて、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を第1
音声復号手段44に、音声信号を基礎とする符号化信号
を第2音声復号手段46に、また、DTMF/トーン信
号を基礎とする符号化信号を第3音声復号手段48に供
給する。
【0029】第1乃至第3音声復号手段44,46,4
8は、受信した信号を所定のアルゴリズムに従って復号
し、復号後の信号を端末機器に伝達する。本実施形態の
装置において、第3音声復号手段48は、DTMF/ト
ーン信号を処理するための専用資源により実現されてい
るため、DTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号
を正確に復号することができる。従って、本実施形態の
音声符号化復号装置によれば、対向装置から送信されて
くる音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/トー
ン信号の全てを忠実に端末機器に供給することができ
る。
8は、受信した信号を所定のアルゴリズムに従って復号
し、復号後の信号を端末機器に伝達する。本実施形態の
装置において、第3音声復号手段48は、DTMF/ト
ーン信号を処理するための専用資源により実現されてい
るため、DTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号
を正確に復号することができる。従って、本実施形態の
音声符号化復号装置によれば、対向装置から送信されて
くる音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/トー
ン信号の全てを忠実に端末機器に供給することができ
る。
【0030】上述の如く、本実施形態の音声符号化復号
装置は、DTMF/トーン信号を処理するための専用資
源を備えている。また、本実施形態の音声符号化復号装
置は、端末機器から出力されるDTMF/トーン信号を
その専用資源に処理させ、また、対向装置から送出され
るDTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号をその
専用資源に処理させる機能を備えている。このため、本
実施形態の音声符号化復号装置によれば、音声信号や音
声帯域内信号に加えて、DTMF/トーン信号をも確実
に伝送することができる。
装置は、DTMF/トーン信号を処理するための専用資
源を備えている。また、本実施形態の音声符号化復号装
置は、端末機器から出力されるDTMF/トーン信号を
その専用資源に処理させ、また、対向装置から送出され
るDTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号をその
専用資源に処理させる機能を備えている。このため、本
実施形態の音声符号化復号装置によれば、音声信号や音
声帯域内信号に加えて、DTMF/トーン信号をも確実
に伝送することができる。
【0031】尚、上記の実施形態においては、第1セレ
クタ30が前記請求項1記載の「識別結果通知手段」お
よび「第1セレクタ」に相当している。
クタ30が前記請求項1記載の「識別結果通知手段」お
よび「第1セレクタ」に相当している。
【0032】実施の形態2.
次に、図2を参照して本発明の実施の形態2について説
明する。図2は、本実施形態の音声符号化復号装置のブ
ロック図を示す。本実施形態の音声符号化復号装置は、
実施の形態1の装置と同様に、電話機等の端末機器から
出力される音声信号等を符号化して対向装置に送信する
と共に、符号化された状態で対向装置から送信される信
号を復号して端末機器に供給する装置である。
明する。図2は、本実施形態の音声符号化復号装置のブ
ロック図を示す。本実施形態の音声符号化復号装置は、
実施の形態1の装置と同様に、電話機等の端末機器から
出力される音声信号等を符号化して対向装置に送信する
と共に、符号化された状態で対向装置から送信される信
号を復号して端末機器に供給する装置である。
【0033】本実施形態において、端末機器から出力さ
れる音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/トー
ン信号などは、第1セレクタ手段50に供給されると共
に、信号識別手段52およびDTMF/トーン信号検出
手段54にも供給される。信号識別手段52は実施の形
態1の信号識別手段32と同様に機能し、受信信号が音
声帯域内信号であるか、或いは、音声信号であるかを表
す識別結果を第1セレクタ50に供給する。
れる音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF/トー
ン信号などは、第1セレクタ手段50に供給されると共
に、信号識別手段52およびDTMF/トーン信号検出
手段54にも供給される。信号識別手段52は実施の形
態1の信号識別手段32と同様に機能し、受信信号が音
声帯域内信号であるか、或いは、音声信号であるかを表
す識別結果を第1セレクタ50に供給する。
【0034】第1セレクタ50は、信号識別手段52か
ら供給される識別結果を対向装置に向けて出力すると共
に、その識別結果に基づいて、音声帯域内信号を第1音
声符号化手段56に、また、音声信号を第2音声符号化
手段58に供給する。従って、本実施形態の装置では、
第1音声符号化手段56によって音声帯域内信号が処理
され、かつ、第2音声符号化手段58によって音声信号
が処理される。第1および第2音声符号化手段56,5
8は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って符号化し、適当な伝送速度で送信する。
ら供給される識別結果を対向装置に向けて出力すると共
に、その識別結果に基づいて、音声帯域内信号を第1音
声符号化手段56に、また、音声信号を第2音声符号化
手段58に供給する。従って、本実施形態の装置では、
第1音声符号化手段56によって音声帯域内信号が処理
され、かつ、第2音声符号化手段58によって音声信号
が処理される。第1および第2音声符号化手段56,5
8は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って符号化し、適当な伝送速度で送信する。
【0035】本実施形態において、DTMF/トーン信
号検出手段54は、端末機器から送信されてきた信号の
中からDTMF/トーン信号を検出する。そして、DT
MF/トーン信号を検出すると、その信号の周波数情報
を4ビットのコード信号で対向装置に通知する。このよ
うに、本実施形態の装置は、端末機器からDTMF/ト
ーン信号が出力された場合に、その信号自体ではなく、
その信号の周波数情報のみを対向装置に供給する。
号検出手段54は、端末機器から送信されてきた信号の
中からDTMF/トーン信号を検出する。そして、DT
MF/トーン信号を検出すると、その信号の周波数情報
を4ビットのコード信号で対向装置に通知する。このよ
うに、本実施形態の装置は、端末機器からDTMF/ト
ーン信号が出力された場合に、その信号自体ではなく、
その信号の周波数情報のみを対向装置に供給する。
【0036】本実施形態の音声符号化復号装置には、対
向装置から、音声信号または音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号と、その信号の種類に関する識別結果と、
DTMF/トーン信号の周波数情報とが伝送される。そ
れらの信号のうち符号化信号と識別結果とは第2セレク
タ手段60によって受信される。
向装置から、音声信号または音声帯域内信号を基礎とす
る符号化信号と、その信号の種類に関する識別結果と、
DTMF/トーン信号の周波数情報とが伝送される。そ
れらの信号のうち符号化信号と識別結果とは第2セレク
タ手段60によって受信される。
【0037】第2セレクタ手段60は、受信した識別結
果に基づいて、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号
を第1音声復号手段62に、また、音声信号を基礎とす
る符号化信号を第2音声復号手段64にそれぞれ供給す
る。第1音声復号手段62、および第2音声復号手段6
4は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って復号し、復号後の信号を第3セレクタ手段66に供
給する。
果に基づいて、音声帯域内信号を基礎とする符号化信号
を第1音声復号手段62に、また、音声信号を基礎とす
る符号化信号を第2音声復号手段64にそれぞれ供給す
る。第1音声復号手段62、および第2音声復号手段6
4は、それぞれ受信した信号を所定のアルゴリズムに従
って復号し、復号後の信号を第3セレクタ手段66に供
給する。
【0038】対向装置から伝送されるDTMF/トーン
信号の周波数情報は、DTMF/トーン信号発生手段6
8によって受信される。DTMF/トーン信号発生手段
68は、上記の周波数情報を受信すると、第3セレクタ
手段66に対して選択信号を出力すると共に、その周波
数情報に対応するDTMF信号、またはトーン信号(単
一周波数成分)を生成して、生成した信号を第3セレク
タ手段66に供給する。
信号の周波数情報は、DTMF/トーン信号発生手段6
8によって受信される。DTMF/トーン信号発生手段
68は、上記の周波数情報を受信すると、第3セレクタ
手段66に対して選択信号を出力すると共に、その周波
数情報に対応するDTMF信号、またはトーン信号(単
一周波数成分)を生成して、生成した信号を第3セレク
タ手段66に供給する。
【0039】第3セレクタ手段66は、DTMF/トー
ン信号発生手段68から選択信号が出力されていない場
合は、第1または第2音声復号手段62,64で復号さ
れた信号を端末機器に供給する。また、その選択信号が
出力されている場合は、DTMF/トーン信号発生手段
68で生成されたDTMF信号またはトーン信号を端末
機器に供給する。
ン信号発生手段68から選択信号が出力されていない場
合は、第1または第2音声復号手段62,64で復号さ
れた信号を端末機器に供給する。また、その選択信号が
出力されている場合は、DTMF/トーン信号発生手段
68で生成されたDTMF信号またはトーン信号を端末
機器に供給する。
【0040】上述の如く、本実施形態の装置によれば、
対向装置との間でDTMF/トーン信号を送受信するこ
となく、その周波数情報のみを送受信することにより、
忠実にDTMF/トーン信号を伝送することができる。
このため、本実施形態の音声符号化復号装置によれば、
音声信号や音声帯域内信号に加えて、DTMF/トーン
信号も確実に伝送することができる。
対向装置との間でDTMF/トーン信号を送受信するこ
となく、その周波数情報のみを送受信することにより、
忠実にDTMF/トーン信号を伝送することができる。
このため、本実施形態の音声符号化復号装置によれば、
音声信号や音声帯域内信号に加えて、DTMF/トーン
信号も確実に伝送することができる。
【0041】尚、上記の実施形態においては、第1セレ
クタ50が前記請求項7記載の「識別結果通知手段」お
よび「第1セレクタ」に相当している。
クタ50が前記請求項7記載の「識別結果通知手段」お
よび「第1セレクタ」に相当している。
【0042】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
または5記載の発明によれば、端末機器から出力される
音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF信号を、そ
れぞれの信号を正確に符号化し得る手法で符号化するこ
とができる。従って、本発明によれば、音声信号および
音声帯域内信号に加えて、DTMF信号をも正確に出力
することのできる音声符号化復号装置が実現できる。
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
または5記載の発明によれば、端末機器から出力される
音声信号、音声帯域内信号、およびDTMF信号を、そ
れぞれの信号を正確に符号化し得る手法で符号化するこ
とができる。従って、本発明によれば、音声信号および
音声帯域内信号に加えて、DTMF信号をも正確に出力
することのできる音声符号化復号装置が実現できる。
【0043】請求項2または6記載の発明によれば、他
の装置から供給される符号化信号を、その種類に応じた
適切な手法で復号することができる。このため、本発明
によれば、音声信号または音声帯域内信号を基礎とする
符号化信号に加えて、DTMF信号を基礎とする符号化
信号も正確に復号することのできる音声符号化復号装置
が実現できる。
の装置から供給される符号化信号を、その種類に応じた
適切な手法で復号することができる。このため、本発明
によれば、音声信号または音声帯域内信号を基礎とする
符号化信号に加えて、DTMF信号を基礎とする符号化
信号も正確に復号することのできる音声符号化復号装置
が実現できる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、音声信号お
よび音声帯域内信号に加えて、DTMF信号を正確に符
号化して出力することができると共に、音声信号または
音声帯域内信号を基礎とする符号化信号に加えて、DT
MF信号を基礎とする符号化信号も正確に復号すること
のできる音声符号化復号装置が実現できる。
よび音声帯域内信号に加えて、DTMF信号を正確に符
号化して出力することができると共に、音声信号または
音声帯域内信号を基礎とする符号化信号に加えて、DT
MF信号を基礎とする符号化信号も正確に復号すること
のできる音声符号化復号装置が実現できる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、送信側の音
声符号化復号装置が音声信号、音声帯域内信号、および
DTMF信号を正確に符号化して出力することができる
と共に、受信側の音声符号化復号装置がそれらの符号化
信号を正確に復号することができる。このため、本発明
によれば、音声信号および音声帯域内信号に加えて、D
TMF信号を忠実に伝送し得るシステムを実現すること
ができる。
声符号化復号装置が音声信号、音声帯域内信号、および
DTMF信号を正確に符号化して出力することができる
と共に、受信側の音声符号化復号装置がそれらの符号化
信号を正確に復号することができる。このため、本発明
によれば、音声信号および音声帯域内信号に加えて、D
TMF信号を忠実に伝送し得るシステムを実現すること
ができる。
【0046】請求項7または11記載の発明によれば、
端末機器から出力される音声信号、および音声帯域内信
号を、それぞれの信号を正確に符号化し得る手法で符号
化することができると共に、端末機器から出力されるD
TMF信号の周波数情報を正確に出力することができ
る。従って、本発明によれば、音声信号または音声帯域
内信号の内容と同様に、DTMF信号の内容も正確に出
力できる音声符号化復号装置を実現することができる。
端末機器から出力される音声信号、および音声帯域内信
号を、それぞれの信号を正確に符号化し得る手法で符号
化することができると共に、端末機器から出力されるD
TMF信号の周波数情報を正確に出力することができ
る。従って、本発明によれば、音声信号または音声帯域
内信号の内容と同様に、DTMF信号の内容も正確に出
力できる音声符号化復号装置を実現することができる。
【0047】請求項8または12記載の発明によれば、
他の装置から供給される音声信号または音声帯域内信号
の符号化信号を、その種類に応じた適切な手法で復号す
ることができると共に、他の装置から供給される周波数
情報に基づいて適正なDTMF信号を生成することがで
きる。このため、本発明によれば、音声信号または音声
帯域内信号の内容と同様に、DTMF信号の内容も正確
に端末機器に供給し得る音声符号化復号装置を実現する
ことができる。
他の装置から供給される音声信号または音声帯域内信号
の符号化信号を、その種類に応じた適切な手法で復号す
ることができると共に、他の装置から供給される周波数
情報に基づいて適正なDTMF信号を生成することがで
きる。このため、本発明によれば、音声信号または音声
帯域内信号の内容と同様に、DTMF信号の内容も正確
に端末機器に供給し得る音声符号化復号装置を実現する
ことができる。
【0048】請求項9記載の発明によれば、音声信号お
よび音声帯域内信号を正確に符号化し、かつ、DTMF
信号の周波数情報を正確に出力することができると共
に、音声信号または音声帯域内信号の符号化信号を正確
に復号し、かつ、周波数情報より正確なDTMF信号を
生成することのできる音声符号化復号装置を実現するこ
とができる。
よび音声帯域内信号を正確に符号化し、かつ、DTMF
信号の周波数情報を正確に出力することができると共
に、音声信号または音声帯域内信号の符号化信号を正確
に復号し、かつ、周波数情報より正確なDTMF信号を
生成することのできる音声符号化復号装置を実現するこ
とができる。
【0049】請求項10記載の発明によれば、送信側の
音声符号化復号装置が音声信号、音声帯域内信号、およ
びDTMF信号の内容を正確に出力することができ、か
つ、受信側の音声符号化復号装置がそれらの内容を正確
に端末機器に伝達することができる。このため、本発明
によれば、音声信号および音声帯域内信号に加えて、D
TMF信号を忠実に伝送し得るシステムを実現すること
ができる。
音声符号化復号装置が音声信号、音声帯域内信号、およ
びDTMF信号の内容を正確に出力することができ、か
つ、受信側の音声符号化復号装置がそれらの内容を正確
に端末機器に伝達することができる。このため、本発明
によれば、音声信号および音声帯域内信号に加えて、D
TMF信号を忠実に伝送し得るシステムを実現すること
ができる。
【図1】 本発明の実施の形態1の音声符号化復号装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の音声符号化復号装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図3】 従来の音声符号化復号装置のブロック図であ
る。
る。
10;30;50 第1セレクタ、 12,32,5
2 信号識別手段、 14;36;56 第1音声符
号化手段、 16;38;58 第2音声符号化手
段、 18;42;60 第2セレクタ、 20,
44,62 第1音声復号手段、 22,46,64
第2音声復号手段、 34;54 DTMF/トー
ン信号検出手段、 40 第3音声符号化手段、
48 第3音声復号手段、 66 第3セレクタ、
68 DTMF/トーン信号発生手段。
2 信号識別手段、 14;36;56 第1音声符
号化手段、 16;38;58 第2音声符号化手
段、 18;42;60 第2セレクタ、 20,
44,62 第1音声復号手段、 22,46,64
第2音声復号手段、 34;54 DTMF/トー
ン信号検出手段、 40 第3音声符号化手段、
48 第3音声復号手段、 66 第3セレクタ、
68 DTMF/トーン信号発生手段。
Claims (12)
- 【請求項1】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号装置であっ
て、 端末装置から送信されてきた信号の特徴に基づいて、そ
の信号を音声信号、或いは音声帯域内信号として識別す
る信号識別手段と、 前記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トー
ン信号であるか否かを判別するDTMF/トーン信号検
出手段と、 前記信号識別手段の識別結果と前記DTMF/トーン信
号検出手段の判別結果を他の装置に対して通知する識別
結果通知手段と、 音声帯域内信号を符号化して出力する第1音声符号化手
段と、 音声信号を符号化して出力する第2音声符号化手段と、 DTMF信号を符号化して出力する第3音声符号化手段
と、 前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末機器
から出力された信号が音声帯域内信号であると特定され
る場合に、その信号を前記第1音声符号化手段に処理さ
せ、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前記端末
機器から出力された信号が音声信号であると特定される
場合に、その信号を前記第2音声符号化手段に処理さ
せ、また、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて前
記端末機器から出力された信号がDTMF/トーン信号
であると特定される場合に、その信号を前記第3音声符
号化手段に処理させる第1セレクタと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号装置。 - 【請求項2】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号装置であっ
て、 音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号して端末
機器に出力する第1音声復号手段と、 音声信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第2音声復号手段と、 DTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号を復号し
て端末機器に出力する第3音声復号手段と、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果と、
当該符号化信号がDTMF/トーン信号を基礎とするも
のであるか否かを判別した判別結果とを受信し、前記識
別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信号
が音声帯域内信号を基礎とするものであると特定される
場合に、その符号化信号を前記第1音声復号手段に処理
させ、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて受信し
た符号化信号が音声信号を基礎とするものであると特定
される場合に、その符号化信号を前記第2音声復号手段
に処理させ、また、前記識別結果と前記判別結果とに基
づいて受信した符号化信号がDTMF/トーン信号を基
礎とするものであると特定される場合に、その符号化信
号を前記第3音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、 を備えることを特徴とする音声符号化復号装置。 - 【請求項3】音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を
復号して端末機器に出力する第1音声復号手段と、 音声信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第2音声復号手段と、 DTMF/トーン信号を基礎とする符号化信号を復号し
て端末機器に出力する第3音声復号手段と、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基 づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果と、
当該符号化信号がDTMF/トーン信号を基礎とするも
のであるか否かを判別した判別結果とを受信し、前記識
別結果と前記判別結果とに基づいて受信した符号化信号
が音声帯域内信号を基礎とするものであると特定される
場合に、その符号化信号を前記第1音声復号手段に処理
させ、前記識別結果と前記判別結果とに基づいて受信し
た符号化信号が音声信号を基礎とするものであると特定
される場合に、その符号化信号を前記第2音声復号手段
に処理させ、また、前記識別結果と前記判別結果とに基
づいて受信した符号化信号がDTMF/トーン信号を基
礎とするものであると特定される場合に、その符号化信
号を前記第3音声復号手段に処理させる第2セレクタ
と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の音声符号化復
号装置。 - 【請求項4】請求項1記載の音声符号化復号装置と、請
求項2記載の音声符号化復号装置とをネットワーク中に
含むことを特徴とする音声符号化復号システム。 - 【請求項5】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号方法であっ
て、 端末装置から送信されてきた信号の特徴に基づいて、そ
の信号を音声信号、或いは音声帯域内信号として識別す
る信号識別ステップと、 前記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トー
ン信号であるか否かを判別するDTMF/トーン信号検
出ステップと、 前記信号識別ステップの識別結果と前記DTMF/トー
ン信号検出ステップの判別結果を他の装置に対して通知
するステップと、 前記識別結果と前記判別結果とに基づいて、前記端末機
器から出力された信号が音声帯域内信号であると特定さ
れる場合に、音声帯域内信号を符号化して出力し得る方
法でその信号を処理するステップと、 前記識別結果と前記判別結果とに基づいて、前記端末機
器から出力された信号が音声信号であると特定される場
合に、音声信号を符号化して出力し得る方法でその信号
を処理するステップと、 前記識別結果と前記判別結果とに基づいて、前記端末機
器から出力された信号がDTMF信号であると特定され
る場合に、DTMF信号を符号化して出力し得る方法で
その信号を処理するステップと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号方法。 - 【請求項6】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号方法であっ
て、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果と、
当該符号化信号がDTMF/トーン信号を基礎とするも
のであるか否かを判別した判別結果とを受信するステッ
プと、 前記識別結果と前記判別結果とに基づいて、受信した符
号化信号が音声帯域内信号を基礎とするものであるか、
音声信号を基礎とするものであるか、或いはDTMF/
トーン信号を基礎とするものであるかを判別するステッ
プと、 音声帯域内信号を基礎とする符号化信号が受信されたと
判別される場合に、音声帯域内信号を基礎とする符号化
信号を復号し得る方法でその信号を復号するステップ
と、 音声信号を基礎とする符号化信号が受信されたと判別さ
れる場合に、音声信号を基礎とする符号化信号を復号し
得る方法でその信号を復号するステップと、 DTMF信号を基礎とする符号化信号が受信されたと判
別される場合に、DTMF信号を基礎とする符号化信号
を復号し得る方法でその信号を復号するステップと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号方法。 - 【請求項7】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号装置であっ
て、 端末装置から送信されてきた信号の特徴に基づいて、そ
の信号を音声信号、或いは音声帯域内信号として識別す
る信号識別手段と、 前記信号識別手段の識別結果を他の装置に対して通知す
る識別結果通知手段と、 音声帯域内信号を符号化して出力する第1音声符号化手
段と、 音声信号を符号化して出力する第2音声符号化手段と、 前記端末機器から出力された信号が音声帯域内信号とし
て識別された場合に、その信号を前記第1音声符号化手
段に処理させ、また、前記端末機器から出力された信号
が音声信号として識別された場合に、その信号を前記第
2音声符号化手段に処理させる第1セレクタと、 前記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トー
ン信号であるか否かを判別すると共に、その信号がDT
MF/トーン信号であると判別された場合に、当該DT
MF/トーン信号の周波数情報を前記他の装置に対して
出力するDTMF/トーン信号検出手段と、 を備えることを特徴とする音声符号化復号装置。 - 【請求項8】端末装置から出力される信号を符号化して
出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号を
復号して端末装置に供給する音声符号化復号装置であっ
て、 音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号して端末
機器に出力する第1音声復号手段と、 音声信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第2音声復号手段と、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果を受
信し、前記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音
声帯域内信号を基礎とするものであると特定される場合
に、その符号化信号を前記第1音声復号手段に処理さ
せ、また、前記識別結果に基づいて受信した符号化信号
が音声信号を基礎とするものであると特定される場合
に、その符号化信号を前記第2音声復号手段に処理させ
る第2セレクタと、 前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情報が
供給された場合に、その周波数情報に対応するDTMF
/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生手段
と、 前記他の装置から前記周波数情報が供給されていない場
合に復号された音声帯域内信号または復号された音声信
号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記周波数情
報が供給されている場合に前記DTMF/トーン信号を
前記端末機器に供給する第3セレクタと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号装置。 - 【請求項9】音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を
復号して端末機器に出力する第1音声復号手段と、 音声信号を基礎とする符号化信号を復号して端末機器に
出力する第2音声復号手段と、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果を受
信し、前記識別結果に基づいて受信した符号化信号が音
声帯域内信号を基礎とするものであると特定される場合
に、その符号化信号を前記第1音声復号手段に処理さ
せ、また、前記識別結果に基づいて受信した符号化信号
が音声信号を基礎とするものであると特定される場合
に、その符号化信号を前記第2音声復号手段に処理させ
る第2セレクタと、 前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情報が
供給された場合に、その周波数情報に対応するDTMF
/トーン信号を生成するDTMF/トーン信号発生手段
と、 前記他の装置から前記周波数情報が供給されていない場
合に復号された音声帯域内信号または復号された音声信
号を端末機器に供給し、前記他の装置から前記周波数情
報が供給されている場合に前記DTMF/トーン信号を
前記端末機器に供給する第3セレクタと、 を備えることを特徴とする請求項7記載の音声符号化復
号装置。 - 【請求項10】請求項7記載の音声符号化復号装置と、
請求項8記載の音声符号化復号装置とをネットワーク中
に含むことを特徴とする音声符号化復号システム。 - 【請求項11】端末装置から出力される信号を符号化し
て出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号
を復号して端末装置に供給する音声符号化復号方法であ
って、 端末装置から送信されてきた信号の特徴に基づいて、そ
の信号を音声信号、或いは音声帯域内信号として識別す
る信号識別ステップと、 前記信号識別ステップの識別結果を他の装置に対して通
知するステップと、 前記端末機器から出力された信号が音声帯域内信号とし
て識別された場合に、音声帯域内信号を符号化して出力
し得る方法でその信号を処理するステップと、 前記端末機器から出力された信号が音声信号として識別
された場合に、音声信号を符号化して出力し得る方法で
その信号を処理するステップと、 前記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トー
ン信号であるか否かを判別するステップと、 前記端末装置から送信されてきた信号がDTMF/トー
ン信号であると判別された場合に、当該DTMF/トー
ン信号の周波数情報を前記他の装置に対して出力するス
テップと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号方法。 - 【請求項12】端末装置から出力される信号を符号化し
て出力すると共に、他の装置から供給される符号化信号
を復号して端末装置に供給する音声符号化復号方法であ
って、 他の装置から、符号化信号と共に、当該符号化信号の基
礎とされた信号をその特徴に基づいて音声信号、或いは
音声帯域内信号として識別した結果である識別結果を受
信するステップと、 前記識別結果に基づいて、受信した符号化信号が音声帯
域内信号を基礎とするものであると判別される場合に、
音声帯域内信号を基礎とする符号化信号を復号し得る方
法でその信号を復号する第1音声複合ステップと、 前記識別結果に基づいて、受信した符号化信号が音声信
号を基礎とするものであると判別される場合に、音声信
号を基礎とする符号化信号を復号し得る方法でその信号
を復号する第2音声複合ステップと、 前記他の装置からDTMF/トーン信号の周波数情報が
供給された場合に、その周波数情報に対応するDTMF
/トーン信号を生成するステップと、 前記他の装置から前記周波数情報が供給されていない場
合に復号された音声帯域内信号または復号された音声信
号を端末機器に供給するステップと、 前記他の装置から前記周波数情報が供給されている場合
に前記DTMF/トーン信号を前記端末機器に供給する
ステップと、 を備えることを特徴とする音声符号化復号方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17155099A JP3514294B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17155099A JP3514294B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000358260A JP2000358260A (ja) | 2000-12-26 |
JP3514294B2 true JP3514294B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=15925218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17155099A Expired - Fee Related JP3514294B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 音声符号化復号装置、音声符号化復号システムおよび音声符号化復号方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3514294B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3786842B2 (ja) | 2001-03-30 | 2006-06-14 | 三菱電機株式会社 | 音声伝送装置 |
-
1999
- 1999-06-17 JP JP17155099A patent/JP3514294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000358260A (ja) | 2000-12-26 |
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