JP3514152B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
燃機関より排出される排気ガスから窒素酸化物(NO
x)を浄化することができる排気浄化装置に関するもの
である。
排気ガスからNOxを浄化する排気浄化装置として、吸
蔵還元型NOx触媒に代表されるNOx吸収剤がある。N
Ox吸収剤は、流入排気ガスの空燃比がリーン(即ち、
酸素過剰雰囲気下)のときにNOxを吸収し、流入排気
ガスの酸素濃度が低下したときに吸収したNOxを放出
するものであり、このNOx吸収剤の一種である吸蔵還
元型NOx触媒は、流入排気ガスの空燃比がリーン(即
ち、酸素過剰雰囲気下)のときにNOxを吸収し、流入
排気ガスの酸素濃度が低下したときに吸収したNOxを
放出しN2に還元する触媒である。
媒あるいはNOx触媒ということもある)を希薄燃焼可
能な内燃機関の排気通路に配置すると、リーン空燃比の
排気ガスが流れたときには排気ガス中のNOxが触媒に
吸収され、ストイキ(理論空燃比)あるいはリッチ空燃
比の排気ガスが流れたときに触媒に吸収されていたNO
xがNO2として放出され、さらに排気ガス中のHCやC
Oなどの還元成分によってN2に還元され、即ちNOxが
浄化される。
黄分が含まれており、内燃機関で燃料を燃焼すると、燃
料中の硫黄分が燃焼してSO2やSO3などの硫黄酸化物
(SOx)が発生する。前記吸蔵還元型NOx触媒は、N
Oxの吸収作用を行うのと同じメカニズムで排気ガス中
のSOxの吸収を行うので、内燃機関の排気通路にこの
NOx触媒を配置すると、このNOx触媒にはNOxのみ
ならずSOxも吸収される。
Oxは時間経過とともに安定な硫酸塩を形成するため、
前記NOx触媒からNOxの放出・還元を行うのと同じ条
件下では、分解、放出されにくく触媒内に蓄積され易い
傾向がある。NOx触媒内のSOx蓄積量が増大すると、
触媒のNOx吸収容量が減少して排気ガス中のNOxの除
去を十分に行うことができなくなりNOx浄化効率が低
下する。これが所謂SOx被毒である。
能を長期に亘って高く維持するために、NOx触媒より
も上流に、排気ガス中のSOxを主に吸収するSOx吸収
剤を配置し、NOx触媒にSOxが流れ込まないようにし
てSOx被毒の防止を図った排気浄化装置が開発されて
いる。
リーンのときにSOxを吸収し、流入ガスの酸素濃度が
低いときに吸収したSOxをSO2として放出するもので
あるが、このSOx吸収剤のSOx吸収容量にも限りがあ
るため、SOx吸収剤がSOxで飽和する前にSOx吸収
剤からSOxを放出させる処理、即ち再生処理を実行す
る必要がある。
例えば特許番号第2605580号の特許公報に開示さ
れている。この公報によれば、SOx吸収剤に吸収され
たSOxを放出させるには、流入排気ガスの空燃比をス
トイキまたはリッチにして酸素濃度を低下させる必要が
あり、また、SOx吸収剤の温度が高い方がSOxが放出
され易いとされている。
が高くなるが、この再生排気は高温でストイキまたはリ
ッチであるので、再生排気をNOx触媒に流しても再生
排気中のSOxはNOx触媒に吸収されにくく、そのまま
素通りして排出されることとなる。
では、SOx吸収剤とNOx触媒とを接続する排気管から
分岐してNOx触媒を迂回するバイパス通路を設けると
ともに、排気ガスをNOx触媒とバイパス通路のいずれ
に流すか選択的に切り替える排気切替弁を設け、SOx
吸収剤からSOxを放出させる再生処理実行中は排気切
替弁により排気ガスをバイパス通路に流れるようにして
NOx触媒には流れないようにし、再生処理を実行して
いない時には排気切替弁により排気ガスをNOx触媒に
流れるようにしてバイパス通路には流れないようにする
ことによって、NOx触媒にSOxが吸収されるのを確実
に防止するようにしている。
再生時期は、内燃機関から排出されるSOx量を積算し
て積算値が設定値になったときとしたり、あるいは内燃
機関の運転時間が設定時間に達したときとするなど、い
ずれにしても内燃機関の運転状態の積算によって再生時
期に達したか否かを判定している。
スの熱に晒されるため経時的に熱劣化が生じ、この熱劣
化の進行によってSOx吸収剤のSOx吸収容量が減少し
ていくという現象が生じる。そのため、熱劣化が進行し
た場合に、実際にはSOx吸収剤を再生すべき時である
にもかかわらず再生時期に達していないと判定されて、
SOx吸収剤の再生が遅れる虞れがあった。
SOx吸収剤からSOxが放出され易くなることが、以下
の事象から本出願人により確認されている。SOx吸収
剤の熱劣化が殆ど進んでいない場合には、NOx触媒か
らNOxを放出させるために排気ガスの空燃比を短時間
だけ(スパイク的に)ストイキまたはリッチ(以下、こ
れをリッチスパイクという)にしたときに、その排気ガ
スがSOx吸収剤に流れても極めて短時間なためSOx吸
収剤からSOxは放出されない。しかしながら、SOx吸
収剤の熱劣化が進行した場合には、たとえ短時間といえ
ども前記リッチスパイクの排気ガスがSOx吸収剤に流
れたときに、SOx吸収剤からSOxが放出されるように
なる。その結果、SOxがNOx触媒に流れ込んでSOx
被毒を生じさせる虞れがあった。
鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする
課題は、SOx吸収剤の再生を適正な時期に実行して、
NOx吸着剤のSOx被毒を防止することにある。
するために、以下の手段を採用した。本発明は、(イ)
希薄燃焼可能な内燃機関の排気通路に配置され流入する
排気ガスの空燃比がリーンのときにSOxを吸収し流入
する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収したSOxを
放出するSOx吸収剤と、(ロ)前記SOx吸収剤よりも
下流の前記排気通路に配置され流入する排気ガスの空燃
比がリーンのときにNOxを吸収し流入する排気ガスの
酸素濃度が低いときに吸収したNOxを放出するNOx吸
収剤と、(ハ)前記NOx吸収剤におけるNOxの吸収・
放出を制御すべく排気ガスの空燃比を制御する排気空燃
比制御手段と、(ニ)前記SOx吸収剤からSOxを放出
させてSOx吸収剤を再生させるべく排気ガスの酸素濃
度を低減する再生手段と、を備える内燃機関の排気浄化
装置において、(ホ)前記排気空燃比制御手段により排
気ガスの空燃比をストイキまたはリッチに制御したとき
の前記SOx吸収剤の下流における排気ガスのSOx濃度
を検出するSOx濃度検出手段と、(ヘ)前記SOx濃度
検出手段で検出した排気ガスのSOx濃度に基づいて前
記SOx吸収剤の劣化の状態を判定する劣化判定手段
と、(ト)前記劣化判定手段により判定されたSOx吸
収剤の劣化の状態に応じて前記再生手段によるSOx吸
収剤の再生頻度を変更する再生頻度変更手段と、を備え
ることを特徴とする。
浄化装置では、排気空燃比制御手段が排気ガスの空燃比
をリーンに制御しているときに排気ガス中のNOxがN
Ox吸収剤に吸収され、排気空燃比制御手段が排気ガス
の空燃比をストイキまたはリッチに制御することにより
排気ガスの酸素濃度を低下させているときに、NOx吸
収剤に吸収されたNOxが放出される。そして、排気空
燃比制御手段が排気ガスの空燃比をストイキまたはリッ
チに制御しているときに、SOx濃度検出手段がSOx吸
収剤下流の排気ガスのSOx濃度を検出し、検出された
SOx濃度に基づいて劣化判定手段がSOx吸収剤の劣化
状態(劣化程度)を判定する。さらに、劣化判定手段の
判定結果に応じて再生頻度変更手段がSOx吸収剤の再
生頻度を変更し、再生手段は変更後の再生頻度でSOx
吸収剤を再生する。これにより、SOx吸収剤のSOx吸
収容量が劣化によって低下した場合にも、SOx吸収剤
は適正な時期に再生されるようになるとともに、NOx
吸収剤がSOx被毒するのを防止することができる。
いて、希薄燃焼可能な内燃機関としては、筒内直接噴射
式のリーンバーンガソリンエンジンやディーゼルエンジ
ンを例示することができる。
機関吸気通路及びSOx吸収剤よりも上流での排気通路
内に供給された空気及び燃料(炭化水素)の比をいう。
いて、SOx吸収剤としては、アルミナからなる担体上
に銅Cu、鉄Fe、マンガンMn、ニッケルNiのよう
な遷移金属、ナトリウムNa、チタンTiおよびリチウ
ムLiから選ばれた少なくとも一つを坦持したものを例
示することができる。また、SOxを硫酸イオンSO4 2-
の形でSOx吸収剤内に吸収され易くするために、SOx
吸収剤の担体上に、白金Pt、パラジウムPd、ロジウ
ムRhのいずれかを坦持させるのが好ましい。
いて、NOx吸収剤としては、吸蔵還元型NOx触媒を例
示することができる。吸蔵還元型NOx触媒は、流入す
る排気ガスの空燃比がリーンのときにNOxを吸収し、
流入する排気ガス中の酸素濃度が低下すると吸収したN
Oxを放出し、N2に還元する触媒である。この吸蔵還元
型NOx触媒は、例えばアルミナを担体とし、この担体
上に例えばカリウムK、ナトリウムNa、リチウムL
i、セシウムCsのようなアルカリ金属、バリウムB
a、カルシウムCaのようなアルカリ土類、ランタンL
a、イットリウムYのような希土類から選ばれた少なく
とも一つと、白金Ptのような貴金属とが担持されてな
るものを例示することができる。
いて、内燃機関がガソリンエンジンの場合には、排気空
燃比制御手段および再生手段は燃焼室に供給される混合
気の空燃比を制御する手段により実現可能である。ま
た、内燃機関がディーゼルエンジンの場合には、排気空
燃比制御手段および再生手段は、吸気行程または膨張行
程または排気行程で燃料を噴射する所謂副噴射を制御す
る手段、あるいは、SOx吸収剤よりも上流の排気通路
内に還元剤を供給制御する手段により実現可能である。
いて、劣化判定手段によるSOx吸収剤の劣化状態の判
定は、SOx濃度検出手段により検出されたSOx濃度が
高いほどSOx吸収剤の劣化が進んでいると判定する。
SOx吸収剤から放出されるSOx量はSOx吸収剤の温
度にも関係するので、SOx吸収剤の温度によって判定
誤差が生じないようにするのが好ましい。そのために
は、例えば、SOx吸収剤の劣化状態の判定基準となる
SOx濃度をSOx吸収剤の温度に応じて予め設定してお
いてもよい。あるいは、SOx吸収剤が所定の基準温度
のときの劣化状態の判定基準となるSOx濃度を予め設
定しておき、SOx濃度検出手段により検出されたSOx
濃度を基準温度におけるSOx濃度に補正した上で劣化
状態を判定するようにしてもよい。
いて、再生頻度変更手段によるSOx吸収剤の再生頻度
の変更は、例えば、SOx吸収剤が再生時期に達したか
否かの判定基準となるSOx吸収容量や機関運転時間を
変更することにより達成することができる。再生頻度変
更手段は、SOx吸収剤の劣化が大きくなるにしたがっ
て、SOx吸収剤の再生頻度を多くするように変更す
る。
いて、劣化判定手段によるSOx吸収剤の劣化判定は、
SOx吸収剤の再生終了直後に近い時期に実行するのが
好ましい。これは次の理由による。SOx吸収剤の劣化
状態が同じ場合であっても、SOx吸収剤に吸収されて
いるSOx量が多いほどSOxを放出し易くなる。したが
って、SOx吸収剤に吸収されているSOx量が同じ程度
のときにSOx吸収剤の劣化判定を実行する方が判定精
度が高くなり、また、SOx吸収剤の再生直後は吸収さ
れているSOx量が極めて少ないためSOxは放出されに
くいはずであるから、これに近い時期にSOx吸収剤の
劣化判定を実行する方が、劣化を厳密に判定することが
できる。
は、SOx吸収剤とNOx吸収剤との間から排気通路を分
岐しNOx吸収剤を迂回して排気ガスを流すバイパス通
路を設け、排気ガスをNOx触媒とバイパス通路のいず
れか一方に選択して流す排気流れ切替手段を設け、SO
x吸収剤の再生中は排気ガスをバイパス通路に流し、S
Ox吸収剤を再生していないときには排気ガスをNOx吸
収剤に流すようにすることも可能である。このようにす
ると、SOx吸収剤の再生排気をNOx吸収剤に流れない
ようにすることができる。ただし、このようにバイパス
通路や排気流れ切替手段を設けなくても本発明は成立す
る。
気浄化装置の一実施の形態を図1から図7の図面に基い
て説明する。
リンエンジンに適用した場合の概略構成を示す図であ
る。この図において、符号1は機関本体、符号2はピス
トン、符号3は燃焼室、符号4は点火栓、符号5は吸気
弁、符号6は吸気ポート、符号7は排気弁、符号8は排
気ポートを夫々示す。
ージタンク10に連結され、各枝管9には夫々吸気ポー
ト6内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁11が取り付
けられている。サージタンク10は吸気ダクト12およ
びエアフロメータ13を介してエアクリーナ14に連結
され、吸気ダクト12内にはスロットル弁15が配置さ
れている。
を介してSOx吸収剤17を内蔵したケーシング18に
連結され、ケーシング18の出口部は排気管19を介し
て吸蔵還元型NOx触媒(NOx吸収剤)20を内蔵した
ケーシング21に連結されている。以下、吸蔵還元型N
Ox触媒20をNOx触媒20と略す。このケーシング2
1は排気管22を介して図示しないマフラーに接続され
ている。
2は、NOx触媒20を迂回するバイパス管26によっ
て連結されており、バイパス管26の分岐部であるケー
シング21の入口部21aには、アクチュエータ27に
よって弁体が作動される排気切替弁(排気流れ切替手
段)28が設けられている。この排気切替弁28はアク
チュエータ27によって、図1の実線で示されるように
バイパス管26の入口部を閉鎖し且つNOx触媒20へ
の入口部を全開にするバイパス閉位置と、図1の破線で
示されるようにNOx触媒20への入口部を閉鎖し且つ
バイパス管26の入口部を全開にするバイパス開位置の
いずれか一方の位置を選択して作動せしめられる。
ト(ECU)30はデジタルコンピュータからなり、双
方向バス31によって相互に接続されたROM(リード
オンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)33、CPU(セントラルプロセッサユニット)3
4、入力ポート35、出力ポート36を具備する。エア
フロメータ13は吸入空気量に比例した出力電圧を発生
し、この出力電圧がAD変換器37を介して入力ポート
35に入力される。
9には、SOx吸収剤17を出た排気ガスの温度に比例
した出力電圧を発生する温度センサ23と、SOx吸収
剤17を出た排気ガスのSOx濃度に比例した出力電圧
を発生するSOxセンサ(SOx濃度検出手段)24が取
り付けられており、温度センサ23の出力電圧とSOx
センサ24の出力電圧がそれぞれAD変換器38,40
を介して入力ポート35に入力される。また、入力ポー
ト35には機関回転数を表す出力パルスを発生する回転
数センサ41が接続されている。出力ポート36は対応
する駆動回路39を介して夫々点火栓4および燃料噴射
弁11、アクチュエータ27に接続されている。
基づいて燃料噴射時間TAUが算出される。 TAU=TP・K ここで、TPは基本燃料噴射時間を示しており、Kは補
正係数を示している。基本燃料噴射時間TPは機関シリ
ンダ内に供給される混合気の空燃比を理論空燃比とする
のに必要な燃料噴射時間を示している。この基本燃料噴
射時間TPは予め実験により求められ、機関負荷Q/N
(吸入空気量Q/機関回転数N)および機関回転数Nの
関数として図2に示すようなマップの形で予めROM3
2内に記憶されている。補正係数Kは機関シリンダ内に
供給される混合気の空燃比を制御するための係数であっ
て、K=1.0であれば機関シリンダ内に供給される混
合気は理論空燃比となる。これに対してK<1.0にな
れば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比は理論
空燃比よりも大きくなり、即ちリーンとなり、K>1.
0になれば機関シリンダ内に供給される混合気の空燃比
は理論空燃比よりも小さくなり、即ちリッチとなる。
機関低中負荷運転領域では補正係数Kの値が1.0より
も小さい値とされてリーン空燃比制御が行われ、機関高
負荷運転領域、エンジン始動時の暖機運転時、加速時、
及び120km/h以上の定速運転時には補正係数Kの
値が1.0とされてストイキ制御が行われ、機関全負荷
運転領域では補正係数Kの値は1.0よりも大きな値と
されてリッチ空燃比制御が行われるように設定してあ
る。
度が最も高く、したがって運転期間中の大部分において
補正係数Kの値が1.0よりも小さくされて、リーン混
合気が燃焼せしめられることになる。
の代表的な成分の濃度を概略的に示している。この図か
らわかるように、燃焼室3から排出される排気ガス中の
未燃HC,COの濃度は燃焼室3内に供給される混合気
の空燃比がリッチになるほど増大し、燃焼室3から排出
される排気ガス中の酸素O2の濃度は燃焼室3内に供給
される混合気の空燃比がリーンになるほど増大する。
触媒20は、例えばアルミナを担体とし、この担体上に
例えばカリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セ
シウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カル
シウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa、イッ
トリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つ
と、白金Ptのような貴金属とが担持されてなる。機関
吸気通路およびNOx触媒20より上流の排気通路内に
供給された空気および燃料(炭化水素)の比をNOx触
媒20への流入排気ガスの空燃比と称する(以下、排気
空燃比と略称する)と、このNOx触媒20は、排気空
燃比がリーンのときにはNOxを吸収し、流入排気ガス
中の酸素濃度が低下すると吸収したNOxを放出するN
Oxの吸放出作用を行う。
内に燃料(炭化水素)あるいは空気が供給されない場合
には、排気空燃比は燃焼室3内に供給される混合気の空
燃比に一致し、したがってこの場合には、NOx触媒2
0は燃焼室3内に供給される混合気の空燃比がリーンの
ときにはNOxを吸収し、燃焼室3内に供給される混合
気中の酸素濃度が低下すると吸収したNOxを放出する
ことになる。
配置すればこのNOx触媒20は実際にNOxの吸放出作
用を行うが、この吸放出作用の詳細なメカニズムについ
ては明かでない部分もある。しかしながら、この吸放出
作用は図4に示すようなメカニズムで行われているもの
と考えられる。次に、このメカニズムについて担体上に
白金PtおよびバリウムBaを担持させた場合を例にと
って説明するが、他の貴金属,アルカリ金属,アルカリ
土類,希土類を用いても同様なメカニズムとなる。
と流入排気ガス中の酸素濃度が大巾に増大し、図4
(A)に示されるように酸素O2 がO2 -又はO2-の形で
白金Ptの表面に付着する。一方、流入排気ガスに含ま
れるNOは、白金Ptの表面上でO2 -又はO2-と反応
し、NO2 となる(2NO+O2 →2NO2 )。
Pt上で酸化されつつNOx触媒20内に吸収されて酸
化バリウムBaOと結合しながら、図4(A)に示され
るように硝酸イオンNO3 -の形でNOx触媒20内に拡
散する。このようにしてNOxがNOx触媒20内に吸収
される。
Ptの表面でNO2が生成され、NOx触媒20のNOx
吸収能力が飽和しない限り、NO2がNOx触媒20内に
吸収されて硝酸イオンNO3 -が生成される。
が低下してNO2の生成量が低下すると反応が逆方向
(NO3 -→NO2)に進み、NOx触媒20内の硝酸イオ
ンNO 3 -がNO2またはNOの形でNOx触媒20から放
出される。即ち、流入排気ガス中の酸素濃度が低下する
と、NOx触媒20からNOxが放出されることになる。
図3に示されるように、流入排気ガスのリーンの度合い
が低くなれば流入排気ガス中の酸素濃度が低下し、した
がって流入排気ガスのリーンの度合いを低くすればNO
x触媒20からNOxが放出されることとなる。
混合気がストイキまたはリッチにされて排気空燃比がス
トイキまたはリッチになると、図3に示されるように機
関からは多量の未燃HC,COが排出され、これら未燃
HC,COは、白金Pt上の酸素O2 -又はO2-と反応し
て酸化せしめられる。
になると流入排気ガス中の酸素濃度が極度に低下するた
めにNOx触媒20からNO2またはNOが放出され、こ
のNO2またはNOは、図4(B)に示されるように未
燃HC、COと反応して還元せしめられてN2となる。
ず白金Pt上の酸素O2 -又はO2-とただちに反応して酸
化せしめられ、次いで白金Pt上の酸素O2 -又はO2-が
消費されてもまだHC,COが残っていれば、このH
C,COによってNOx触媒20から放出されたNOxお
よびエンジンから排出されたNOxがN2に還元せしめら
れる。
またはNOが存在しなくなると、NOx触媒20から次
から次へとNO2またはNOが放出され、さらにN2に還
元せしめられる。したがって、排気空燃比をストイキま
たはリッチにすると短時間の内にNOx触媒20からN
Oxが放出されることになる。
NOxがNOx触媒20に吸収され、排気空燃比をストイ
キあるいはリッチにするとNOxがNOx触媒20から短
時間のうちに放出され、N2に還元される。したがっ
て、大気中へのNOxの排出を阻止することができる。
うに、全負荷運転時には燃焼室3内に供給される混合気
がリッチとされ、また高負荷運転時、エンジン始動時の
暖機運転時、加速時、及び120km/h以上の定速運
転時には混合気が理論空燃比とされ、低中負荷運転時に
は混合気がリーンとされるので、低中負荷運転時に排気
ガス中のNOxがNOx触媒20に吸収され、全負荷運転
時及び高負荷運転時にNOx触媒20からNOxが放出さ
れ還元されることになる。しかしながら、全負荷運転あ
るいは高負荷運転の頻度が少なく、低中負荷運転の頻度
が多くその運転時間が長ければ、NOxの放出・還元が
間に合わなくなり、NOx触媒20のNOxの吸収能力が
飽和してNOxを吸収できなくなってしまう。
気の燃焼が行われている場合、即ち中低負荷運転を行っ
ているときには、比較的に短い周期でスパイク的(短時
間)にストイキまたはリッチ混合気の燃焼が行われるよ
うに混合気の空燃比を制御し、短周期的にNOxの放出
・還元を行っている。このようにNOxの吸放出のため
に、排気空燃比(この実施の形態では混合気の空燃比)
が比較的に短い周期で「リーン」と「スパイク的なスト
イキまたはリッチ(以下、これをリッチスパイクとい
う)」を交互に繰り返されるように制御することを、以
下の説明ではリーン・リッチスパイク制御と称す。
り、燃料中の硫黄が燃焼するとSO2やSO3などの硫黄
酸化物(SOx)が発生し、NOx触媒20は排気ガス中
のこれらSOxも吸収する。NOx触媒20のSOx吸収
メカニズムはNOx吸収メカニズムと同じであると考え
られる。即ち、NOxの吸収メカニズムを説明したとき
と同様に担体上に白金PtおよびバリウムBaを坦持さ
せた場合を例にとって説明すると、前述したように、排
気空燃比がリーンのときには、酸素O2がO2 -又はO2-
の形でNOx触媒20の白金Ptの表面に付着してお
り、流入排気ガス中のSOx(例えばSO2)は白金Pt
の表面上で酸化されてSO3となる。
表面で更に酸化されながらNOx触媒20内に吸収され
て酸化バリウムBaOと結合し、硫酸イオンSO4 2-の
形でNOx触媒20内に拡散し硫酸塩BaSO4を生成す
る。この硫酸塩BaSO4は安定していて分解しずら
く、流入排気ガスの空燃比をリッチにしても分解されず
にNOx触媒20内に残ってしまう。したがって、時間
経過に伴いNOx触媒20内のBaSO4の生成量が増大
するとNOx触媒20の吸収に関与できるBaOの量が
減少してNOxの吸収能力が低下してしまう。これが即
ちSOx被毒である。
20にSOxが流入しないように、流入する排気ガスの
空燃比がリーンのときにSOxを吸収し流入する排気ガ
スの酸素濃度が低いときに吸収したSOxを放出するS
Ox吸収剤17を、NOx吸収剤20よりも上流に配置し
ているのである。このSOx吸収剤17は、SOx吸収剤
17に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにはS
Oxと共にNOxも吸収するが、流入する排気ガスの空燃
比をストイキまたはリッチにし酸素濃度が低くなると吸
収したSOxばかりでなくNOxも放出する。
が吸収されると安定した硫酸塩BaSO4が生成され、
その結果、NOx触媒20に流入する排気ガスの空燃比
をストイキまたはリッチにしてもSOxがNOx触媒20
から放出されなくなる。したがって、SOx吸収剤17
に流入する排気ガスの空燃比をストイキまたはリッチに
したときにSOx吸収剤17からSOxが放出されるよう
にするためには、吸収したSOxが硫酸イオンSO4 2-の
形でSOx吸収剤17内に存在するようにするか、ある
いは、硫酸塩BaSO4が生成されたとしても硫酸塩B
aSO4が安定しない状態でSOx吸収剤17に存在する
ようにすることが必要となる。これを可能とするSOx
吸収剤17としては、アルミナからなる担体上に銅C
u、鉄Fe、マンガンMn、ニッケルNiのような遷移
金属、ナトリウムNa、チタンTiおよびリチウムLi
から選ばれた少なくとも一つを坦持したSOx吸収剤1
7を用いることができる。
7に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに排気ガ
ス中のSO2がSOx吸収剤17の表面で酸化されつつ硫
酸イオンSO4 2-の形でSOx吸収剤17内に吸収され、
次いでSOx吸収剤17内に拡散される。この場合、S
Ox吸収剤17の担体上に白金Pt、パラジウムPd、
ロジウムRhのうちのいずれかを坦持させておくとSO
2がSO3 2-の形で白金Pt、パラジウムPd、ロジウム
Rh上に吸着し易くなり、かくしてSO2は硫酸イオン
SO4 2-の形でSOx吸収剤17内に吸収され易くなる。
したがって、SO2の吸収を促進するためにはSOx吸収
剤17の担体上に白金Pt、パラジウムPd、ロジウム
Rhのいずれかを坦持させることが好ましい。
流に配置すると、SOx吸収剤17に流入する排気ガス
の空燃比がリーンになると排気ガス中のSOxがSOx吸
収剤17に吸収され、したがって、下流のNOx触媒2
0にはSOxが流れ込まなくなり、NOx触媒20では排
気ガス中のNOxのみが吸収されることになる。
吸収されたSOxは硫酸イオンSO4 2 -の形でSOx吸収
剤17に拡散しているか、あるいは不安定な状態で硫酸
塩BaSO4となっている。したがって、SOx吸収剤1
7に流入する排気ガスの空燃比がストイキまたはリッチ
になって酸素濃度が低下するとSOx吸収剤17に吸収
されているSOxがSOx吸収剤17から容易に放出され
ることになる。
熱に晒されるため経時的に熱劣化が生じることが確認さ
れており、この熱劣化によって次のような現象が生じる
ことがわかった。その第1の現象は、SOx吸収剤17
のSOx放出に関する問題である。SOx吸収剤17に熱
劣化が生じていないか、熱劣化が余り進行していないと
き(換言すれば、熱劣化の程度が小さいとき)には、S
Ox吸収剤17にストイキまたはリッチ空燃比の排気ガ
スを短時間(例えば5秒以下)流したのではSOx吸収
剤17からSOxは放出されない。これについては、本
出願人は、SOx吸収剤17が熱劣化していないとき
に、NOx触媒20からNOxを放出させるために行うリ
ーン・リッチスパイク制御のときのリッチスパイクの継
続時間ではSOx吸収剤17からSOxが放出されないこ
とを確認している。
が進行するにしたがって(換言すると、熱劣化の程度が
大きくなるにしたがって)、SOx吸収剤17にストイ
キまたはリッチ空燃比の排気ガスを短時間流した場合に
もSOx吸収剤17からSOxが放出されるようになる。
しかも、このときにSOx吸収剤17から放出されるS
Oxの量は、熱劣化の進行が進むにしたがって大きくな
る傾向がある。
生じる第2の現象は、SOx吸収容量に関する問題であ
り、SOx吸収剤17の熱劣化が進行するにしたがっ
て、SOx吸収剤17が吸収可能なSOx量、即ちSOx
吸収容量が低減していく。そのため、SOx吸収剤17
の熱劣化が進行するにしたがってSOx吸収剤17の再
生時期を早め、再生頻度を多くしていかないと、SOx
吸収剤17の再生が間に合わなくなり、NOx触媒20
がSOx被毒する虞れがある。
剤17の再生後にリーン・リッチスパイク制御に移行し
た直後の第1回目のリッチスパイク時に、SOx吸収剤
17の出ガスのSOx濃度をSOxセンサ24によって検
出し、検出されたSOx濃度に基づいてSOx吸収剤17
の熱劣化の状態(程度)を判定し、その熱劣化の状態に
基づいてSOx吸収剤17の再生頻度を変更するように
した。尚、この実施の形態においては、SOx吸収剤1
7の再生頻度の変更は、SOx吸収剤17の再生時期か
否かを判定するときの判定基準となるSOx吸収容量の
設定を変更することにより実現する。
x吸収剤17の再生処理について説明する。SOx吸収剤
17の再生時期は、ECU30が、エンジンの運転状態
の履歴からSOx吸収剤17に吸収されたSOx量を積算
し、その積算値が予め設定しておいたSOx吸収容量に
達したときとする。ここで、再生時期か否かの判定基準
となるSOx吸収容量は、SOx吸収剤17の熱劣化の状
態に基づいて変更し得るものであり、後述する熱劣化判
定マップから適宜設定される。
期であると判定すると、SOx吸収剤17からSOxを放
出させる再生処理を実行する。SOx吸収剤17の再生
処理を実行するに際し、ECU30は、機関回転数Nと
機関負荷Q/Nからその時の機関運転状態を判断し、ま
た、温度センサ23で検出したその時の排気ガス温度を
SOx吸収剤17の温度として代用して、機関運転状態
とSOx吸収剤17の温度に基づき燃費悪化が少なく最
も効率的にSOxを放出できるストイキまたはリッチ条
件および処理時間を選定し、選定した空燃比条件の排気
ガスを選定した処理時間だけSOx吸収剤17に流すこ
とにより実行する。
せるには、SOx吸収剤17の温度を所定温度(例え
ば、550゜C)以上の高温にする必要があることがわ
かっており、ECU30は、SOx吸収剤17の再生処
理実行中、適宜の手段によって排気ガス温度の温度制御
を行い、SOx吸収剤17の温度を前記所定温度(以
下、これをSOx放出温度という)以上に制御する。
7から流出する排気ガス(以下、これを再生排気とい
う)にはSOx吸収剤17から放出された多量のSOxが
含まれている。この再生排気は高温でストイキまたはリ
ッチであるため、これをNOx触媒20に流しても再生
排気中のSOxはNOx触媒20に吸収されにくく、その
まま素通りするはずであるが、NOx触媒20に全く吸
収されないという保障はない。そこで、この実施の形態
では、SOx吸収剤17の再生処理時にSOx吸収剤17
から放出されたSOxがNOx触媒20に流入するのを阻
止するために、SOx吸収剤17の再生処理時には再生
排気をバイパス管26内に導くようにしている。
媒20で吸放出し還元浄化するために空燃比のリーン・
リッチスパイク制御を実行しているときには、排気切替
弁28が図1において実線で示すようにバイパス閉位置
に保持され、したがって、このときにはSOx吸収剤1
7から流出した排気ガスはNOx触媒20に流入する。
そして、排気ガス中のSOxはSOx吸収剤17に吸収さ
れ、排気ガス中のNOxのみがNOx触媒20で吸放出さ
れて、還元浄化されることになる。
すべきとき、即ちSOx吸収剤17の再生処理を実行す
るときには、空燃比制御はリーン・リッチスパイク制御
からストイキまたはリッチ制御に切り替えられ、同時に
排気切替弁28がバイパス閉位置から図1において破線
で示すバイパス開位置に切り替えられ保持される。これ
によりSOx吸収剤17から流出した再生排気はNOx触
媒20内には流入せず、バイパス管26内に流入する。
したがって、NOx触媒20が再生排気中のSOxによっ
てSOx被毒するのを確実に阻止することができる。
尚、排気ガス(再生排気)中のSOxは排気ガス中の未
燃HC、COによって還元せしめられ、SO2となって
放出される。
止すべきときには、空燃比制御がストイキまたはリッチ
制御からリーン・リッチスパイク制御に切り替えられ、
同時に、排気切替弁28がバイパス開位置から図1にお
いて実線で示すバイパス閉位置に切り替えられる。
本体1から未燃HC,COおよびNOxが排出される
が、SOx吸収剤17は三元活性を有しているのでこれ
ら未燃HC,COおよびNOxはSOx吸収剤17におい
てかなり浄化せしめられる。したがって、これら未燃H
C,COおよびNOxが大気中に放出される虞れがな
い。
判定手順について説明する。図5は、SOx吸収剤17
に流入する排気ガスの空燃比(以下、入ガス空燃比と称
す)と、SOx吸収剤17から流出した排気ガスのSOx
濃度(以下、出ガスSOx濃度と称す)の一例を示す図
である。
リッチスパイク制御しているときにNOx触媒20にお
いてNOxの吸放出が行われ、入ガス空燃比を高温スト
イキ制御しているときにSOx吸収剤17の再生が行わ
れる。尚、この例では、リーン・リッチスパイク制御に
おいては、例えば60km/hでの定速走行でリーン運
転継続時間を40秒、リッチスパイクとしてのストイキ
運転継続時間を2秒程度としてこれを交互に繰り返す。
一方、SOx吸収剤17の再生処理時は空燃比をストイ
キ制御とし、その継続時間はリーン・リッチスパイク制
御の時のリッチスパイク継続時間よりも十分に長い時
間、例えば約1時間としている。
ない場合には、入ガス空燃比をリーン・リッチスパイク
制御していてSOx吸収剤17にリッチスパイクの排気
ガスが流入しても、短時間であるためSOx吸収剤17
からSOxが放出されることがなく、SOx吸収剤17の
次回再生時期まで出ガスSOx濃度はほぼ零の状態が続
く。
が徐々に進行してくると、入ガス空燃比をリーン・リッ
チスパイク制御していてSOx吸収剤17にリッチスパ
イクの排気ガスが流入したときに、SOx吸収剤17か
らSOxが放出されるようになり、その結果、SOxを含
む排気ガスがリッチスパイク時に同期してSOx吸収剤
17から流出するようになる。
17の熱劣化が進行しているときほど高くなる傾向があ
り、また、各リッチスパイク時における出ガスSOx濃
度のピーク値は、リッチスパイクの回数が増えるにした
がって徐々に高くなる傾向がある。そこで、この実施の
形態では、SOx吸収剤17を再生した直後の第1回目
のリッチスパイク時にSOxセンサ24によって検出し
た出ガスSOx濃度のピーク値からSOx吸収剤17の熱
劣化の状態(熱劣化の程度)を判定することにした。
る時期を「SOx吸収剤17を再生した直後の第1回目
のリッチスパイク時」とした理由は次の通りである。S
Ox吸収剤17の再生直後は、SOx吸収剤17に吸収さ
れているSOx量が極めて少なく、SOxは放出されにく
いはずである。したがって、SOx吸収剤17の熱劣化
を厳密に判定するには再生直後が一番最適であり、毎回
同じ時期に熱劣化の状態を判定するのが判定精度を向上
させることになる。
を判定する時期については、SOx吸収剤17の再生終
了直後に近い時期が好ましいということであって、必ず
しも「SOx吸収剤17を再生した直後の第1回目のリ
ッチスパイク時」に限定されるものではない。したがっ
て、例えば、判定時期を「SOx吸収剤17を再生した
直後から数えて第n回目のリッチスパイク時(nは自然
数)」とすることも可能である。また、SOx吸収剤1
7を再生した直後から数えて第n回目〜第(n+α)回
目のリッチスパイク時の出ガスSOx濃度のピーク値を
平均し、その平均値に基づいて熱劣化の状態を判定する
ことも可能である。
のピーク値に基づいて、ECU30は、予めROM32
に記憶されている熱劣化判定マップを参照して、SOx
吸収剤17の熱劣化の状態を判定する。
おり、この例では、ピーク値dpが0≦dp<d1のとき
には熱劣化の状態がレベル1(L1)であると判定し、
ピーク値dpがd1≦dp<d2のときには熱劣化の状態が
レベル2(L2)であると判定し、ピーク値dpがd2≦
dp<d3のときには熱劣化の状態がレベル3(L3)で
あると判定し、ピーク値dpがdp≧d3のときには熱劣
化の状態がレベル4(L4)であると判定する。尚、こ
こで、ピーク値dは、d1<d2<d3<d4である。
x吸収剤17の再生時期に達したか否かの判定基準とな
るSOx吸収容量Cを設定しておく。この例では、レベ
ル1(L1)のSOx吸収容量はC1、レベル2(L2)の
SOx吸収容量はC2、レベル3(L3)のSOx吸収容量
はC3、レベル4(L4)のSOx吸収容量はC4になって
いる。尚、ここで、SOx吸収容量Cは、C1>C2>C3
>C4であり、熱劣化のレベルLが上がるにしたがっ
て、SOx吸収容量Cは小さく設定されている。
された熱劣化のレベルと前回のSOx吸収剤再生後に判
定された熱劣化のレベルとを比較してレベルが変わった
か否かを判定し、熱劣化のレベルが変わっていないとき
にはSOx吸収容量を変更せず、熱劣化のレベルが変わ
ったときには、今回判定された熱劣化のレベルに対応し
たSOx吸収容量に変更する。即ち、熱劣化のレベルL
が上がったときにはSOx吸収容量を小さくする。
吸収剤17に流入したときにSOx吸収剤17から放出
されるSOx量はSOx吸収剤17の温度とも関係があ
り、SOx吸収剤17の温度が高い時の方がSOxが放出
され易いことがわかっている。そこで、SOx吸収剤1
7の温度によって熱劣化のレベル判定に誤差が生じない
ようにするために、SOx吸収剤17の温度を所定の温
度域に分割し、予め各温度域ごとに図6に相当する熱劣
化判定マップを作成しROM32に記憶させておく。
C4についてはどの熱劣化判定マップでも同じ値とし、
熱劣化のレベルを決定するしきい値であるピーク値d
1,d2,d3,d4の値だけを各温度域の熱劣化判定マッ
プ毎に相違させるようにする。例えば、450゜Cを含
む温度域の熱劣化判定マップにおけるd2を1ppmとし、
550゜Cを含む温度域の熱劣化判定マップにおけるd
2を2ppmとし、700゜Cを含む温度域の熱劣化判定マ
ップにおけるd2を5ppmとする如くである。
おけるSOx吸収剤再生処理実行ルーチンを説明する。
このルーチンを構成する各ステップからなるフローチャ
ートはECU30のROM32に記憶してあり、フロー
チャートの各ステップにおける処理は総てECU30の
CPU34によって実行される。なお、この再生処理実
行ルーチンは所定時間毎に実行される。
ステップ101において、現在のエンジン1の運転状態
からSOx吸収剤17に吸収されるSOx量を算出し、S
Ox吸収剤再生処理後から現在までにSOx吸収剤17に
吸収されたSOx吸収量を積算する。
ステップ102に進み、SOx吸収剤17の再生時期か
否かを判定する。即ち、ステップ102で算出したSO
x吸収量が判定基準であるSOx吸収容量に達している場
合には、ECU30は、SOx吸収剤17の再生時期で
あると判定してステップ103に進み、ステップ101
で算出したSOx吸収量がSOx吸収容量に達していない
場合には再生時期ではないと判定してリターンに進む。
て、ECU30は、SOx吸収剤再生制御を実行する。
即ち、ECU30は、排気ガス温度がSOx放出温度以
上になるように温度制御を実行し、排気ガスの空燃比が
所定のストイキまたはリッチ条件となるように空燃比制
御を実行し、再生排気がバイパス管26に流れるように
排気切替弁28の切り替え制御を実行する。
制御を所定時間実行したときにSOx吸収剤再生制御を
終了して、排気ガスの空燃比制御をリーン・リッチスパ
イク制御に移行するとともに、排気ガスがNOx触媒2
0に流れるように排気切替弁28を切り替えて、ステッ
プ104に進む。
プ104において、SOxセンサ24によってSOx吸収
剤再生直後の第1回目のリッチスパイク時の出ガスSO
x濃度のピーク値を検出するとともに、温度センサ23
によってSOx吸収剤温度を検出する。
ステップ105に進み、SOx吸収剤17の再生時期か
否かの判定基準となるSOx吸収容量を変更する必要が
あるか否かを判定する。詳述すると、ECU30は、ス
テップ104で検出したSOx吸収剤温度に該当する温
度域の熱劣化判定マップを参照して、ステップ104で
検出した出ガスSOx濃度のピーク値に基づいて、現在
のSOx吸収剤17の熱劣化の状態がどのレベルにある
かを判定する。さらに、現在のSOx吸収剤17の熱劣
化のレベルが、前回のSOx吸収剤再生後に判定した熱
劣化のレベルと変わっているか否かを判定する。
わっていない場合には、ステップ105において、SO
x吸収容量を変更する必要なしと判定してリターンに進
む。
熱劣化のレベルが前回判定された熱劣化のレベルと変わ
っている場合には、SOx吸収容量を変更する必要があ
ると判定してステップ106に進み、ECU30は、S
Ox吸収容量を今回判定された熱劣化のレベルに対応す
るSOx吸収容量に変更してリターンに進む。即ち、熱
劣化のレベルが上がったときにはSOx吸収容量を小さ
くする。その結果、次回本ルーチンを実行するときに
は、ステップ102において変更後のSOx吸収容量を
判定基準としてSOx吸収剤17の再生時期か否かが判
定されることになる。これにより、SOx吸収剤17の
熱劣化の状態が進行したときには、SOx吸収剤17の
再生頻度が多くなることになる。
一連の信号処理のうちステップ105を実行する部分
は、SOx吸収剤17の劣化の状態を判定する劣化判定
手段ということができ、ステップ106を実行する部分
は、SOx吸収剤17の再生頻度を変更する再生頻度変
更手段ということができる。
Ox吸収剤17の熱劣化の状態に応じてSOx吸収剤17
の再生頻度を変更するので、SOx吸収剤17の再生が
適正な時期に実行されるようになり、NOx触媒20が
SOx被毒するのを確実に阻止することができる。その
結果、NOx触媒20のNOx浄化率を常に高い状態に維
持することができる。
は本発明をガソリンエンジンに適用した例で説明した
が、本発明をディーゼルエンジンに適用することができ
ることは勿論である。ディーゼルエンジンの場合は、燃
焼室での燃焼がストイキよりもはるかにリーン域で行わ
れるので、通常の機関運転状態ではSOx吸収剤17お
よびNOx触媒20に流入する排気ガスの空燃比は非常
にリーンであり、SOxおよびNOxの吸収は行われるも
のの、SOxおよびNOxの放出が行われることは殆どな
い。
したように燃焼室3に供給する混合気をストイキあるい
はリッチにすることによりSOx吸収剤17およびNOx
触媒20に流入する排気ガスの空燃比をストイキあるい
はリッチにし、SOx吸収剤17やNOx触媒20に吸収
されているSOxやNOxを放出させることができるが、
ディーゼルエンジンの場合には、燃焼室に供給する混合
気をストイキあるいはリッチにすると燃焼の際に煤が発
生するなどの問題があり採用することはできない。
に適用する場合、流入する排気ガスの空燃比をストイキ
あるいはリッチにするためには、機関出力を得るために
燃料を燃焼するのとは別に、還元剤(例えば燃料である
軽油)を排気ガス中に供給する必要がある。排気ガスへ
の還元剤の供給は、吸気行程や膨張行程や排気行程にお
いて気筒内に燃料を副噴射することによっても可能であ
るし、あるいは、SOx吸収剤17の上流の排気通路内
に還元剤を供給することによっても可能である。
循環装置(所謂、EGR装置)を備えている場合には、
排気再循環ガスを多量に燃焼室に導入することによっ
て、排気ガスの空燃比をストイキまたはリッチにするこ
とが可能である。
よれば、(イ)希薄燃焼可能な内燃機関の排気通路に配
置され流入する排気ガスの空燃比がリーンのときにSO
xを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸
収したSOxを放出するSOx吸収剤と、(ロ)前記SO
x吸収剤よりも下流の前記排気通路に配置され流入する
排気ガスの空燃比がリーンのときにNOxを吸収し流入
する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収したNOxを
放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記NOx吸収剤におけ
るNOxの吸収・放出を制御すべく排気ガスの空燃比を
制御する排気空燃比制御手段と、(ニ)前記SOx吸収
剤からSOxを放出させてSOx吸収剤を再生させるべく
排気ガスの酸素濃度を低減する再生手段と、(ホ)前記
排気空燃比制御手段により排気ガスの空燃比をストイキ
またはリッチに制御したときの前記SOx吸収剤の下流
における排気ガスのSOx濃度を検出するSOx濃度検出
手段と、(ヘ)前記SOx濃度検出手段で検出した排気
ガスのSOx濃度に基づいて前記SOx吸収剤の劣化の状
態を判定する劣化判定手段と、(ト)前記劣化判定手段
により判定されたSOx吸収剤の劣化の状態に応じて前
記再生手段によるSOx吸収剤の再生頻度を変更する再
生頻度変更手段と、を備えることにより、SOx吸収剤
の再生を適正な時期に実行することができるようにな
り、その結果、NOx吸収剤がSOx被毒するのを確実に
防止することができるという優れた効果が奏される。
化装置において、前記劣化判定手段によるSOx吸収剤
の劣化判定を、SOx吸収剤の再生終了直後に近い時期
に実行するようにした場合には、SOx吸収剤の劣化状
態の判定精度を高めることができるという効果がある。
施の形態の概略構成図である。
ある。
COおよび酸素の濃度を概略的に示す線図である。
明するための図である。
SOx濃度の変化の一例を示す図である。
一例を示す図である。
ルーチンである。
Claims (2)
- 【請求項1】 (イ)希薄燃焼可能な内燃機関の排気通
路に配置され流入する排気ガスの空燃比がリーンのとき
にSOxを吸収し流入する排気ガスの酸素濃度が低いと
きに吸収したSOxを放出するSOx吸収剤と、(ロ)前
記SOx吸収剤よりも下流の前記排気通路に配置され流
入する排気ガスの空燃比がリーンのときにNOxを吸収
し流入する排気ガスの酸素濃度が低いときに吸収したN
Oxを放出するNOx吸収剤と、(ハ)前記NOx吸収剤
におけるNOxの吸収・放出を制御すべく排気ガスの空
燃比を制御する排気空燃比制御手段と、(ニ)前記SO
x吸収剤からSOxを放出させてSOx吸収剤を再生させ
るべく排気ガスの酸素濃度を低減する再生手段と、を備
える内燃機関の排気浄化装置において、 (ホ)前記排気空燃比制御手段により排気ガスの空燃比
をストイキまたはリッチに制御したときの前記SOx吸
収剤の下流における排気ガスのSOx濃度を検出するS
Ox濃度検出手段と、(ヘ)前記SOx濃度検出手段で検
出した排気ガスのSOx濃度に基づいて前記SOx吸収剤
の劣化の状態を判定する劣化判定手段と、(ト)前記劣
化判定手段により判定されたSOx吸収剤の劣化の状態
に応じて前記再生手段によるSOx吸収剤の再生頻度を
変更する再生頻度変更手段と、を備えることを特徴とす
る内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】 前記劣化判定手段によるSOx吸収剤の
劣化判定は、SOx吸収剤の再生終了直後に近い時期に
実行することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の
排気浄化装置。
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