JP3512919B2 - 物体形状・カメラ視点移動の復元装置及び復元方法 - Google Patents
物体形状・カメラ視点移動の復元装置及び復元方法Info
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Description
視覚や、コンピュータグラフィクス映像作成に利用でき
る、多視点で得られた画像情報から物体の3次元形状
と、カメラの物体に対する相対的な運動(視点の移動)
を求める物体形状及びカメラ視点移動の復元装置および
復元方法に関するものである。
られる情報を用いて、環境や物体の3次元形状、位置を
計測する研究が盛んに行なわれている。この技術によ
り、例えばロボットが視覚機能を備え、周囲の環境変化
に柔軟に対応して行動することが出来る。また、3次元
情報を用いた、より高度な画像監視、画像検査等を行な
うことが可能となる。コンピュータグラフィクス映像作
成の際に必要な、映像化する対象の形状データ等の入力
を省力化することも出来る。
としては、ステレオ法と呼ばれる方法が代表的である。
ステレオ法は、基本的には相対的な位置と方向が既知で
ある左右2台のカメラから得られる2枚のステレオ画像
から、3次元空間中で同一点に対応する点同士を対応づ
け、三角測量の原理を用いて、その点の3次元座標を算
出する方法である。以下、ステレオ法により得られる3
次元形状をステレオデータと呼ぶ。
た形状を表している。従って、異なる視点から得られた
データを統合することによって、物体の全周形状を得る
ことが出来るようになり、また、TVカメラ等の視覚セ
ンサを搭載したロボットが環境内を動きまわって環境の
マップを作成するといったようなことが出来る。
るためには、各視点間の関係、つまり、カメラの対象物
に対する相対運動(移動)に関するパラメータが必要と
なる。これに関してはターンテーブルを用いたり、マニ
ピュレータの先端にカメラを取り付ける等、視覚センサ
以外の装置を用いてカメラの運動を知ることで、このよ
うなパラメータを得ることも出来るが、ターンテーブル
の大きさ、マニピュレータの可動範囲の制約により、対
象物の大きさが制限されたり、視覚センサ以外の装置の
分、コストが大きくなるという問題がある。また、移動
ロボットの車輪に取り付けたエンコーダからの情報を用
いることによってもロボットの運動を求めることが出来
るが、精度が非常に悪い。
体形状とカメラの運動(物体に対するカメラ視点の移動
の推移)を同時に復元する必要がある。カメラ運動を復
元する一方法を以下に示す。例えば、図10のように、
物体上のn個の特徴点を第1、第2視点から計測し、そ
の2視点間の関係を求める場合を考える。
点、…、第m−1・m視点に順次適用すれば、1〜m視
点のカメラ運動を復元することが出来る。しかし、この
方法では物体形状の修正を行なっていないから、運動パ
ラメータの推定誤差が累積するという問題がある。
解くことが出来ず、反復法によって解くことになるが、
適切な初期値の設定や解の収束性等の数値計算上の問題
がある。このため、カメラの運動は2次元運動に制限さ
れる。また、全ての特徴点が全視点で計測されているこ
とを仮定しているため、カメラの運動に伴って、見えて
いた特徴点が見えなくなったり、逆に見えていなかった
特徴点が現れたりする場合を扱うことは困難である。特
に、運動が大きくなると、最初に見えていた特徴点がな
くなり、すべて新しく現れた特徴点となるが、その場合
を扱うことは出来ない。
メラによって得られる時系列画像から、カメラの投影モ
デルとして弱中心投影モデルを仮定し、線型計算でカメ
ラの相対運動と物体形状を求める方法がある。
に示す中心投影モデルが用いられる。ここで、11は視
点、12は撮像面、13は光軸である。中心投影モデル
では、3次元空間中に設定されたある点を原点とするワ
ールド座標系に対する3次元座標が(x,y,z)であ
る点Pi (i=1〜n)が、画像上で(u,v)に投影
される時、(x,y,z)と(u,v)の間には、
で、両式の分母は、カメラの視点と点Pi の光軸方向の
距離である。これは一般に奥行きと呼ばれる。中心投影
では、奥行きdを(x,y,z)の関数として表す。
行きをPi (i=1〜n)の重心Cの奥行きdc と、重
心からの変位Δd(x,y,z)に分離して考える。
している。ここで、Δdが、dc に比べて小さい場合
(Δd<<dc )、
らず一定であるから、点Pi (i=1〜n)の奥行きd
は一定と近似することが出来る。この場合、式(4)で
両式の分母をh(一定)とおいて、(x,y,z)と
(u,v)の関係が、
像上の投影位置の関係が線型となり、従来よりも安定に
物体形状とカメラ運動を復元することが出来る。この方
法は、ステレオカメラを必要とせず、1台のカメラのみ
を用いるという利点がある反面、投影モデルとして中心
投影の近似である弱中心投影モデルを仮定しているの
で、 Δd<<dc …(9) という関係が成り立たない場合には、著しく精度が悪く
なるという問題がある。具体的に言えば、物体がカメラ
から遠く、かつ、形状の光軸方向の広がりが小さい場合
にしか適用出来ないという問題がある。
には相対的な位置と方向が既知である左右2台のカメラ
から得られる2枚のステレオ画像から、3次元空間中で
同一点に対応する点同士を対応づけ、三角測量の原理を
用いて、その点の3次元座標を算出する方法である。そ
して、ステレオ法により得られる3次元形状をステレオ
データと呼ぶが、ステレオデータは、物体をある方向か
ら見た形状を表していることから、多視点のステレオデ
ータ、すなわち、物体を異なる位置で見たステレオデー
タを統合することによって、物体の全周形状を得ること
が出来るようになり、また、TVカメラ等の視覚センサ
を搭載したロボットが環境内を動き回って環境のマップ
を作成するといったようなことが出来る。
には、各視点間の関係、つまり、カメラの対象物に対す
る相対運動(移動)に関するパラメータが必要となる。
そして、これに関してはターンテーブルを用いたり、マ
ニピュレータの先端にカメラを取り付ける等、視覚セン
サ以外の装置を用いてカメラの運動を知ることで、得る
ことも出来るが、ターンテーブルの大きさ、マニピュレ
ータの可動範囲の制約により、対象物の大きさが制限さ
れたり、視覚センサ以外の装置の分、コストが大きくな
るという問題がある。また、移動ロボットの車輪に取り
付けたエンコーダからの情報を用いることによってもロ
ボットの運動を求めることが出来るが、精度が非常に悪
い。
体形状とカメラの運動を同時に復元する必要があり、そ
のための手法がいくつかあるが、カメラ運動が2次元に
拘束され、さらにはカメラの運動に伴う特徴点の見え隠
れには対応できず、物体形状とカメラ運動を高速かつ高
精度に復元することができない等の問題をかかえる。
‐カメラ間の距離、物体の大きさの制約があり、カメラ
運動が2次元に拘束されるという問題があり、さらに、
カメラの運動に伴う特徴点の見え隠れには対応できず、
物体形状とカメラ運動を高速かつ高精度に復元すること
ができないという問題があった。
体-カメラ間の距離、物体の大きさの制約がなく、カメ
ラ運動が2次元に拘束されることもなく、さらに、カメ
ラの運動に伴う特徴点の見え隠れにも対応し、物体形状
とカメラ運動(物体形状とカメラの視点移動推移)を高
速かつ高精度に復元する物体形状・カメラ視点移動の復
元装置及び復元方法を提供することにある。
め、本発明に係る物体形状・カメラ視点移動の復元装置
は、視点を移動させながら物体を撮像して複数の画像情
報を得る複数のカメラを含み、視点座標系における該複
数の画像情報中の互いに対応付けられた特徴点の3次元
軌跡を前記物体の形状を示す形状情報として入力する物
体形状入力手段と、前記物体形状入力手段により入力さ
れた前記形状情報を用いて、3次元空間中に設定された
点を原点とするワールド座標系における前記物体の形状
と前記カメラの前記物体に対する前記視点の移動推移を
前記各視点に対応して反復的に復元する形状・運動復元
手段と、前記形状・運動復元手段により復元された前記
物体の形状と前記視点移動推移の情報を出力する出力手
段とを具備することを特徴とする。
動の復元装置は、視点を移動させながら物体を撮像して
複数の画像情報を得る複数のカメラを含み、視点座標系
における該複数の画像情報中の互いに対応付けられた特
徴点の3次元軌跡を前記物体の形状を示す形状情報とし
て入力する物体形状入力手段と、前記視点を複数のグル
ープに分け、前記物体形状入力手段により入力された前
記形状情報のうちの前記各グループの各基準座標系に対
する形状情報を用いて、3次元空間中に設定された点を
原点とするワールド座標系における前記物体の形状と前
記カメラの前記物体に対する前記視点の移動推移を前記
各グループに対応して反復的に復元する形状・運動復元
手段と、前記形状・運動復元手段により復元された前記
物体の形状と前記視点移動推移の情報を出力する出力手
段とを具備することを特徴とする。
変えながら種々の異なる視点での視点座標系に対する物
体形状情報を取得して提供するから、カメラ‐物体間、
物体の大きさ等の制約がない。また、視点数を増やしな
がら計算を行なうから、特徴点の見え隠れに対応し、カ
メラの視点移動の推移(カメラ運動)を高精度に復元す
ることが出来るようになり、また、このようにして高精
度に復元されたカメラ運動を用いることができるから、
高精度に物体形状を復元することが出来るようになる。
また、繰り返し計算の各段階で行なわれるのは、単なる
行列計算や重心の計算であるから、全体として非常に高
速な計算が可能である。
一具体例について説明する。
て得られた物体形状から、視点数を増やしながら繰り返
し計算を行なうことにより、物体形状とカメラの相対運
動を高速かつ高精度に復元するものであり、図1に、一
例としての本発明装置の概略構成をブロック図で示す。
ここでは本発明装置は、物体形状入力手段1、形状・運
動復元手段2、出力手段3とから構成している。
視点において視点座標系に対する物体形状を入力するも
のであり、カメラ(撮像手段)を有していて種々の視点
からの物体形状の情報を例えばステレオ画像として取得
して提供するものである。カメラは移動可能である。
に対する物体形状とカメラ運動を復元するものであり、
出力手段3は形状・運動復元手段2により復元された物
体形状とカメラ運動の情報を出力するものである。
系を第1視点におけるカメラ座標系にとる。
細を説明する。
点座標系に対する物体形状を入力するものであるが、さ
らにその詳細を示すと、図3に示すように、画像入力手
段1‐1、画像蓄積手段1-2、画像処理手段1-3から
構成される。
(種々の視点)においてのステレオ画像を入力するもの
であり、この画像入力手段1‐1は、ステレオカメラを
用いて構成されていて、このステレオカメラにより位置
を変えてそれぞれの位置でのステレオ画像を撮影するこ
とにより、種々の視点での各ステレオ画像を取り込んで
画像蓄積手段1‐2に入力することができるものであ
る。
するためのものであり、この画像情報蓄積手段1‐2で
は、画像メモリを用いて、画像情報入力手段1により入
力された各ステレオ画像の画像情報を蓄積するものであ
る。
1‐2に蓄積されている画像情報を用いて、各特徴点の
カメラ座標系から見た3次元軌跡を求める処理を行うも
のである。
4に示すように、特徴点抽出手段1‐3‐1、ステレオ
対応づけ手段1‐3‐2、特徴点追跡手段1‐3‐3か
ら構成されていて、図5に符号O,O´,O″,…を付
して示すような各視点別のステレオ画像から図5の実線
矢印のように、各特徴点のカメラ座標系から見た3次元
軌跡を求めるものである。
抽出手段1‐3‐1は、画像蓄積手段1‐2から送られ
てきた各視点のステレオ画像のうち、どちらか一方の画
像に対し、物体の角のような複数方向に濃度変化が存在
する特徴点を抽出する処理をするものである。つまり、
一枚のステレオ画像を構成する左右像のうちの一方の画
像(以下の例では左画像とする)における物体の角のよ
うな複数方向に濃度変化が存在する特徴点pL を、抽出
するものである。これを各ステレオ画像毎にそれぞれ行
う。
図6のように、特徴点抽出手段1‐3‐1にて抽出され
た特徴点p(座標位置は(x,y))の右画像中での位
置を、各ステレオ画像単位で、それぞれ求める処理を行
うものであり(例えば、左画像での特徴点pL を右画像
での対応点pR に対応づけるといった処理)、特徴点追
跡手段1‐3‐3は、ステレオ対応づけ手段1‐3‐2
が求めた各ステレオ画像単位での特徴点について、視点
間の対応づけを行なうものである。つまり、あるステレ
オ画像での特徴点は、別なステレオ画像ではどこに対応
するかを求めるものである。
は、画像蓄積手段1‐2に蓄積されている各視点のステ
レオ画像(視点を変えて取得した各別々のステレオ画
像)を用い、それぞれのステレオ画像単位で、その左右
画像のどちらか一方の画像に対し、物体の“角”のよう
な複数方向に濃度変化が存在する特徴点を抽出する処理
をする。
うとすると、この場合、ステレオ対応づけ手段1‐3‐
2は図6のように、ある視点での1枚のステレオ画像を
構成する左右一対の画像のうち、左画像において抽出し
た特徴点pについて、右画像中における対応点を求め
る。つまり、左右一対の画像のうちの左画像において抽
出した特徴点の、右画像中での位置を求めるわけであ
る。
今、左画像中の位置が(x,y)の特徴点pの右画像中
の位置を求める場合を考える。これは以下の相関関数C
から求める。
は各々左画像と右画像の点(x,y)での画像濃度を表
している。また、al ,ar とvl ,vr はウインドウ
領域内の平均と分散を表す。Cは、左右画像の2d×2
dのウインドウ領域内のパターンの類似度を表してい
る。
大となる位置が、左画像における特徴点pの、右画像上
での位置である。探索範囲は、左右カメラの幾何学的な
関係によって決定される。例えば、両カメラを光軸を平
行にして配置した場合、各特徴点の左右画像上における
垂直方向の位置は一致する。この場合、探索範囲は同一
走査線上となる。
‐3‐2は図6のように、ある視点でのステレオ画像に
おける左画像において抽出した各特徴点について、その
ステレオ画像における右画像中において抽出した各特徴
点の対応、つまり、一つのステレオ画像を構成する左右
像におけるその左画像において抽出した各特徴点の、右
画像中での位置を求める。
別のステレオ画像についても行う。その結果、各ステレ
オ画像それぞれについて、それぞれの左右像の特徴点の
対応が分かる。
の各ステレオ画像毎に求められた左右画像の各特徴点の
対応から、各特徴点について視点間の対応づけを行な
う。
ったとして異なる視点のステレオ画像間における各特徴
点の対応づけを行う。
けと同様に、相関係数Cを用いる。ここで、ステレオ対
応づけの場合は、左右カメラの位置関係が既知であるの
で、探索範囲はある直線上に限定されたが、視点間の対
応づけでは、別の位置で撮った画像間の対応づけとなる
から、2次元探索となり、ある大きさの探索ウインドウ
領域を設定し、そのウインドウ領域内で対応づけを行な
うようにする。
おけるカメラ座標系に対する3次元座標、つまり、カメ
ラ座標系に対する1個の特徴点の3次元的な軌跡を示し
ており、また、行列Pの各行は、ある視点のカメラ座標
系に対する特徴点の3次元座標を表している。
互の隠れにより、ステレオカメラが運動するに連れて、
追跡不能となる特徴点や、今まで見えていなかった新し
い特徴点が出現することがある。また、画像上の特徴が
大きく変わることにより、特徴点の追跡が出来なくなっ
たり、あるいは、ステレオ対応づけが出来なくなること
もある。このため、行列Pは全要素が定義される訳では
なく、定義出来ない要素も出てくる。
意のベクトル、例えば零ベクトルを定義しておく。行列
Pの各要素が定義されているかどうかを表現するm×n
の行列Wを以下のように定義する。
行列Pと信頼度行列Wを求め、形状・運動復元手段2に
送る。
度行列Wから、物体形状とカメラ運動を復元する。処理
の流れを図7に示し、その概略を以下に示す。
理を説明する。まずはじめに、k=2とおく(ステップ
S1)。そして、行列P、Wの1〜k行から、1〜k視
点までのカメラ運動M(k) を求める(ステップS2)。
1〜k視点までのカメラ運動M(k) と行列P、Wの1〜
k行から、物体形状S(k) を求め(ステップS3)、S
=S(k) とする(ステップS4)。そして、kをインク
リメント(+1)して、kがk≧nになるまでこれを繰
り返し(ステップS5,S10)、kがk≧nに達した
ならば、計算終了の手順に移り、M(n) ,S(n) ,Sを
算出する(ステップS6〜S8)。
し(ステップS9)、その結果、終了条件を満たさなけ
れば、ステップS6に戻り、M(n) ,S(n) ,Sを算出
し、終了条件を満たせば計算を終了する。
状・運動復元手段2は図8に示すように、加算手段2‐
1、カメラ運動復元手段2‐2、物体形状復元手段2‐
3、終了判定手段2‐4から構成されている。
を初期値とし、終了判定手段2‐4から命令が送られる
と、kを1増やして、カメラ運動復元手段2‐2にその
値を送る。つまり、図7でのステップS10の処理を行
う。
‐1からのkの値をもらって、行列P、Wの1〜k行か
ら、1〜k視点までのカメラ運動M(k) を復元する処理
を行う。つまり、図7でのステップS2の処理を行う。
視点の両方で3次元計測された特徴点のワールド座標系
に対する重心位置は、
ると、
これは次のようにして求めることが出来る(参考文献
[1]参照)。上式を以下のように展開する。
角成分の和)を表し、At はAの転置行列を表す。
ず一定となる。
ことになる。
れば、求めることが出来る。CをC=UWVt (U,
V:直交行列、W:対角要素が非負の対角行列)と特異
値分解し、Tr [AB]=Tr [BA]の関係を用いる
と、
テレオカメラの運動M(k) を用いて、k視点までのステ
レオデータを統合した物体形状S(k) を求める処理を行
う。つまり、図7のステップS3およびステップS4で
の処理を行うものである。k視点までのステレオカメラ
の運動M(k) を用いて、k視点までのステレオデータを
統合した物体形状S(k) を求めるというこの処理は、以
下のようにして算出する。
行)に代入する。
のS2,S3,S4,S5,S10の処理を繰り返させ
るべく加算手段2‐1にインクリメントを指示し、kが
k≧nに達したならば、終了判定手段2‐4は、計算を
終了するかどうかを判定する。これは図7のステップS
6〜S9の処理である。
がある。
運動M(m) と、1〜m視点のステレオデータから得られ
た物体形状S(m) が算出された時点で計算を終了すると
いう手法である。
が算出された後、視点選択手段が全視点を選択し、カメ
ラ運動復元手段2‐2と物体形状復元手段2‐3によ
り、M(m) 、S(m) を修正することも出来るので、この
場合には、計算回数、M(m) 、あるいはS(m) 、あるい
はS(m) の前段階の値との差から終了判定を行なう。
チャートであり、このフローチャートのステップS6か
らステップS9がそれに該当していて、計算回数、M
(m) 、あるいはS(m) 、あるいはS(m) の前段階の値と
の差から終了判定を行なう。
ップS9での終了判定の結果、終了であるならば、得ら
れた物体形状とカメラ運動の情報を出力手段3に送る。
しかし、終了でなければ、加算手段2‐1での処理に戻
る。形状・運動復元手段2による以上の処理により、物
体形状とカメラ運動が復元されるので、この復元結果は
出力手段3に渡される。
ら得られた復元結果を用いて物体形状の情報と、カメラ
の物体に対する相対運動の情報を出力する。
種々の視点でそれぞれ得られた画像情報から、物体形状
と物体に対するカメラの相対運動を同時に復元すること
が出来る。
形状の計測を2台のカメラによるステレオ法を用いてい
るが、3台以上のカメラを用いたり、1つのカメラを動
かして3次元位置情報を求めるようにしても良い。ある
いは、カメラ以外のレンジファインダ等の視覚センサに
より多視点における物体形状を入力するようにしても良
い。
状と、カメラの運動を復元する場合について説明した
が、物体を動かしても良い。静止した環境で対象物体の
み動かせば、任意の背景から対象物体を切り出して、そ
の形状を求めることが出来る。
処理で、各視点でそれぞれ得られたステレオ画像から、
それぞれ画像の持つ特徴抽出を行なう場合について説明
したが、画像の特徴からではなく、予め設定したΔf視
点おきに特徴抽出を行う用にすることもできる。
る値が上述の例では0または1であったが、以下のよう
に設定しても良い。
す。すなわち、図9(a)のような明確なピークが存在
する場合、ほぼ一意に対応づけられたことを示すから、
このような場合のステレオデータの信頼性は高い。
が、その高さが低い場合、局所パターンが最も似ている
対応候補でもかなり違うことになり、右画像上に対応す
る点がない可能性が高い。従って、このような場合のス
テレオデータの信頼性は低い。
持つ場合、他にも局所パターンが非常に良く似た対応候
補が存在することを示すから、例えば2番目に高い候補
が真の対応点である可能性も高い。従って、このような
場合のステレオデータの信頼性も低い。
の、視差に対する変化を考慮して、以下のような信頼度
を定義する。
に明確な高いピークが存在する場合、Cmax が大きくな
るから、信頼度wは大きくなる。また、図9(b)、図
9(c)の場合は、各々、Cmax →小、ΣC→大となる
から、信頼度wは小さくなる。形状・運動復元手段2に
おける計算は、具体例で説明した方法で行なうことが出
来る。信頼度が大きいステレオデータは、形状・運動復
元に大きく影響し、逆に、信頼度が小さいステレオデー
タの形状・運動復元に対する影響は小さく抑えることが
出来る。
相関係数による方法を用いたが、特徴抽出を行なってか
ら対応づけを行なう方法、周囲の対応結果と矛盾しない
ように対応づけを行なう方法、これらを組み合わせた方
法等がある。
変形を実施できる。
を変えながら撮像して画像情報を得るカメラと、このカ
メラから得られた画像情報を元に、異なる視点での視点
座標系に対する前記物体の形状情報を得る物体形状入力
手段と、この物体形状入力手段により得られたそれぞれ
異なる視点での視点座標系に対する物体の形状情報を用
いて、ワールド座標系に対する前記物体の形状と前記カ
メラの前記物体に対する視点移動推移を復元する形状・
運動復元手段と、この形状・運動復元手段により復元さ
れた物体形状とカメラの視点移動推移の情報を出力する
出力手段とを具備して構成したものである。
数を増やしながら反復的に物体形状とカメラの視点移動
推移の情報を復元する構成としたものである。
ら撮像して画像情報を得るカメラと、このカメラから得
られた画像情報を元に、異なる視点での視点座標系に対
する前記物体の形状情報を得る物体形状入力手段と、全
視点を複数のグループに分け、前記物体形状入力手段か
らの前記物体の形状情報のうち、前記各グループの各基
準座標系に対する物体形状情報からワールド座標系に対
する前記物体の形状と前記カメラの前記物体に対する視
点移動推移を復元する形状・運動復元手段と、復元され
た物体形状とカメラの視点移動推移の情報を出力する出
力手段とを具備したものである。
ープ数を増やしながら反復的に物体形状とカメラ運動を
復元する構成としたものである。
れぞれ異なる視点での視点座標系に対する物体形状を取
得し、この取得したそれぞれ異なる視点での視点座標系
に対する物体形状の情報を用いて、ワールド座標系に対
する物体形状とカメラ視点移動の推移を、視点数を増や
しながら反復的に復元し、この復元された物体形状とカ
メラ視点移動推移の情報を出力する。
復元する際には、視点数を増やしながら反復的に復元す
る。
記物体形状情報のうち、前記各グループの各基準座標系
に対する物体形状の情報からワールド座標系に対する物
体形状とカメラ視点移動推移を、グループ数を増やしな
がら反復的に復元し、この復元された物体形状とカメラ
運動の情報を出力する。
変えながら種々の異なる視点での視点座標系に対する物
体形状情報を取得して提供するから、カメラ‐物体間、
物体の大きさ等の制約がない。また、視点数を増やしな
がら計算を行なうから、特徴点の見え隠れに対応し、カ
メラの視点移動の推移(カメラ運動)を高精度に復元す
ることが出来るようになり、また、このようにして高精
度に復元されたカメラ運動を用いることができるから、
高精度に物体形状を復元することが出来るようになる。
また、繰り返し計算の各段階で行なわれるのは、単なる
行列計算や重心の計算であるから、全体として非常に高
速な計算が可能である。
た画像情報から、物体形状と、物体に対するカメラの相
対的な運動を同時に求めることが出来、物体‐カメラ間
の距離や物体の大きさの制約がなく、また、カメラ運動
が2次元に拘束されることもなく、さらに、カメラの運
動に伴う特徴点の見え隠れにも対応し、物体形状とカメ
ラ運動を高速かつ高精度に復元することができるなど、
その実用的効果は多大である。
具体例の全体構成を示すブロック図。
定義を説明するための図。
置の構成要素である物体形状入力手段1の構成例を示す
ブロック図。
置の構成要素である画像処理手段1‐3の構成例を示す
ブロック図。
置の構成要素である画像処理手段1‐3における処理を
説明するための図。
対応づけを説明するための図。
置の構成要素である形状・運動復元手段2における処理
の流れを示すフローチャート。
置の構成要素である形状・運動復元手段2の構成例を示
すブロック図。
Cの視差に対する変化を説明するための図。
運動の復元方法を説明するための図。
Claims (7)
- 【請求項1】視点を移動させながら物体を撮像して複数
の画像情報を得る複数のカメラを含み、視点座標系にお
ける該複数の画像情報中の互いに対応付けられた特徴点
の3次元軌跡を前記物体の形状を示す形状情報として入
力する物体形状入力手段と、 前記物体形状入力手段により入力された前記形状情報を
用いて、3次元空間中に設定された点を原点とするワー
ルド座標系における前記物体の形状と前記カメラの前記
物体に対する前記視点の移動推移を前記各視点に対応し
て反復的に復元する形状・運動復元手段と、 前記形状・運動復元手段により復元された前記物体の形
状と前記視点移動推移の情報を出力する出力手段とを具
備することを特徴とする物体形状・カメラ視点移動の復
元装置。 - 【請求項2】視点を移動させながら物体を撮像して複数
の画像情報を得る複数のカメラを含み、視点座標系にお
ける該複数の画像情報中の互いに対応付けられた特徴点
の3次元軌跡を前記物体の形状を示す形状情報として入
力する物体形状入力手段と、 前記視点を複数のグループに分け、前記物体形状入力手
段により入力された前記形状情報のうちの前記各グルー
プの各基準座標系に対する形状情報を用いて、3次元空
間中に設定された点を原点とするワールド座標系におけ
る前記物体の形状と前記カメラの前記物体に対する前記
視点の移動推移を前記各グループに対応して反復的に復
元する形状・運動復元手段と、 前記形状・運動復元手段により復元された前記物体の形
状と前記視点移動推移の情報を出力する出力手段とを具
備することを特徴とする物体形状・カメラ視点移動の復
元装置。 - 【請求項3】前記形状・運動復元手段は、前記カメラの
視点移動推移を復元するカメラ運動復元手段と、復元さ
れたカメラ視点移動推移の情報を用いて前記物体の形状
を復元する物体形状復元手段を具備することを特徴とす
る請求項1または2に記載の物体形状・カメラ視点移動
の復元装置。 - 【請求項4】前記物体形状入力手段は、ステレオ画像計
測を用いて物体形状情報を得るものであることを特徴と
する請求項1または2に記載の物体形状・カメラ視点移
動の復元装置。 - 【請求項5】前記物体形状入力手段は、前記形状情報に
対して信頼度情報を求める機能を有し、前記形状・運動
復元手段は、前記信頼度情報を加味して前記物体の形状
と前記視点移動推移を復元する処理を行なうことを特徴
とする請求項1または2に記載の物体形状及びカメラ視
点移動の復元装置。 - 【請求項6】視点を移動させながら物体を撮像して複数
の画像情報を得る複数のカメラを含み、視点座標系にお
ける該複数の画像情報中の互いに対応付けられた特徴点
の3次元軌跡を前記物体の形状を示す形状情報として入
力するステップと、 入力された前記形状情報を用いて、3次元空間中に設定
された点を原点とするワールド座標系における前記物体
の形状と前記カメラの前記物体に対する前記視点の移動
推移を前記各視点に対応して反復的に復元するステップ
と、 復元された前記物体の形状と前記視点移動推移の情報を
出力するステップとを具備することを特徴とする物体形
状・カメラ視点移動の復元方法。 - 【請求項7】視点を移動させながら物体を撮像して複数
の画像情報を得る複数のカメラを含み、視点座標系にお
ける該複数の画像情報中の互いに対応付けられた特徴点
の3次元軌跡を前記物体の形状を示す形状情報として入
力するステップと、 前記視点を複数のグループに分け、入力された前記形状
情報の前記各グループの各基準座標系に対する形状情報
を用いて、3次元空間中に設定された点を原点とするワ
ールド座標系における前記物体の形状と前記カメラの前
記物体に対する前記視点の移動推移を前記各グループに
対応して反復的に復元するステップと、 復元された前記物体の形状と前記視点移動推移の情報を
出力するステップとを具備することを特徴とする物体形
状・カメラ視点移動の復元方法。
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---|---|---|---|
JP23887095A JP3512919B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 物体形状・カメラ視点移動の復元装置及び復元方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23887095A JP3512919B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 物体形状・カメラ視点移動の復元装置及び復元方法 |
Publications (2)
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---|---|
JPH0979820A JPH0979820A (ja) | 1997-03-28 |
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ID=17036489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23887095A Expired - Fee Related JP3512919B2 (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 物体形状・カメラ視点移動の復元装置及び復元方法 |
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JP2010014699A (ja) * | 2008-06-05 | 2010-01-21 | Toppan Printing Co Ltd | 形状計測装置及び形状計測方法 |
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-
1995
- 1995-09-18 JP JP23887095A patent/JP3512919B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0979820A (ja) | 1997-03-28 |
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