JP3510765B2 - 折り畳み農作業機 - Google Patents
折り畳み農作業機Info
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Description
右両側の作業機部分を中央部分側に折り畳み可能とし、
左右の作業機部分を折り畳んだ状態で中央部分の両側に
スタンドを着脱可能に設けた折り畳み農作業機に関す
る。
チ機構を介して農作業機の長さ方向中央部分を昇降可能
に装着し、上記トラクタから農作業機の中央部分に動力
を伝達すると共に、上記中央部分に対し、該中央部分か
ら左右両側に延出している作業機部分を、それぞれ中央
部分側に折り畳み可能とした農作業機が周知である。そ
して、上記農作業機に車輪(キャスタ)付スタンドを装
着するには、機体重心位置が後方にあるにもかかわらず
フレームの前方にスタンド取付け部を設けて着脱するよ
うにしている。また、農作業機の前後左右に計4個のス
タンドを設けたものもある。
スタンドにおいては、上記前者の場合はスタンドの前後
長が長くなって大きなものとなり、重量が重くなってい
た。また、後者の場合には、スタンドを4個も必要と
し、その着脱操作が面倒である、といった問題点もあっ
た。
できて着脱が容易に行え、スタンド部材の前後方向の回
動が阻止されて強度アップになる,折り畳み農作業機を
提供することを目的とする。
めに本発明は、 A.トラクタTの後部に3点リンクヒッチ機構を介して
農作業機1の長さ方向中央部分4を昇降可能に装着し、
上記トラクタTから農作業機の中央部分4に動力を伝達
すると共に、上記中央部分4に対し、該中央部分4から
左右両側に延出している作業機部分5を、それぞれ中央
部分4側に折り畳み可能とした農作業機1において、上
記農作業機1を中央部分4と左右の作業機部分5L,5
Rとに3分割し、該中央部分4の左右の端部と左右の作
業機部分5L,5Rの内端部とをそれぞれ回転支点6に
よりほぼ180°回転可能に連結して上記中央部分4の
背面4aと左右の作業機部分の背面5La,5Raとを
重ね合わせるようにして折り畳み可能とし、上記左右の
作業機部分5L,5Rを折り畳んだ状態で、上記中央部
分4の中央部フレーム24の左右両側端部に車輪付スタ
ンド23を着脱可能に配設したことを特徴としている。
部分4を左右長さ方向に貫通するパイプ状の中央部フレ
ーム24の両端部に、連結部23aを嵌挿させて係止ピ
ン25を挿通して係止すると共に、該車輪付スタンド2
3の前後方向の回動を規制する当て板26を上記中央部
分4の左右両側端部から側方に突出させたことを特徴と
している。
は、車輪付スタンド23の重量を下げることが可能とな
り、農作業機の中央部分4への着脱が容易に行える。ま
た、車輪付スタンド23の前後方向の回動が当て板26
により阻止されて強度アップになる。
の図面を参照して具体的に説明する。図において、符号
1は左右方向の長さが長く(この実施例では3770m
m)砕土・代掻機能を持つ代掻ハローである。この代掻
ハロー1の前部には、図示しないが、トラクタのトップ
リンクとロアーリンクとからなる周知の3点リンクヒッ
チ機構に連結される,トラクタへの連結部2が設けら
れ、代掻ハロー1はトラクタの後部に昇降可能に装着さ
れる。また、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジ
ョイント、伝動シャフト等を介して、代掻ハロー1の前
側中央部に設けられた変速ギヤボックス3に、入力軸3
aを介して動力が伝達される。
00mm)と左右の作業機部分5L,5R(長さ=各9
30mm)とに3分割され、中央部分4の左右の端部と
左右の作業機部分5L,5Rの内端部とをそれぞれ回転
軸(回転支点)6,6によりほぼ180°回転可能に連
結し、上記中央部分4の背面4aと左右の作業機部分5
L,5Rの背面5La,5Raとを重ね合わせるように
して折り畳み可能としている。図面でも示すように、中
央部分4の長さに対し左右の作業機部分5L,5Rの長
さをほぼ2分の1としている。作業機部分5L,5Rは
左右対称であり、同じ構成であるので一方の作業機部分
5Lについて説明する。
フレームを兼ね、伝動シャフト7,7aを内装した伝動
フレーム8,8aが設けられている。この伝動フレーム
8,8aから、中央部分4においてはトラクタのタイヤ
Tの後方に位置して、また、作業機部分5L,5Rにお
いては外側端に位置して、それぞれチェン伝動ケース9
を垂設している。これら各チェン伝動ケース9の下端部
と伝動フレーム8,8aからチェン伝動ケース9と対向
して垂設した支持フレーム10の下端部との間にロータ
リ軸11が軸架されている。ロータリ軸11の軸周には
多数の砕土・代掻爪12が取付けられて砕土・代掻ロ−
タ13を構成している。
る部分にはドッグクラッチ14が設けられていて、図1
に示す代掻ハロー1全体が作業状態のときはドッグクラ
ッチ14が接続され、左右の作業機部分5L,5Rを回
転軸6を中心に回動して中央部分4上に折り畳むときに
ドッグクラッチ14が切断される。砕土・代掻ロ−タ1
3の上方は、本体フレームに支持されたシールドカバー
15により覆われており、このシールドカバー15の後
端部に、後端位置にレベラー(均平板)17を枢支した
エプロン16の上端部が上下方向に回動自在に枢着され
ている。レベラー17の折り畳み対向部分は、上記回転
軸6の軸心とほぼ等しい軸心で回動するヒンジ18によ
り連結されている。また、レベラー17は、土壌を均平
する均平位置と土壌を掻き寄せる土寄せ位置とに変位可
能である。
はガイド溝19aを有するガイド板19が固設され、こ
のガイド板19の上側に、一端に上記ガイド溝19aに
嵌挿されるガイドピン20aを有し、他端を中央部分4
側に軸20bにより左右方向に回転可能に軸支され、く
字状に屈曲した回転アーム20を設け、この回転アーム
20の中間部と伝動フレーム8との間に油圧シリンダ2
1を介装し、この油圧シリンダ21の伸縮作動により作
業機部分5Lを作業位置と折り畳み位置とに回動させ
る。作業機部分5Lを作業位置にしたときにはロック装
置22によりロックされる。
分4上に折り畳んだとき、中央部分4の左右両端の支持
フレーム10位置には、車輪(キャスタ)付スタンド2
3が着脱可能に設けられている。また、上記各チェン伝
動ケース9の下部前側には、残耕(畦際)処理装置が設
けられている。
上記中央部分4を左右長さ方向に貫通するパイプ状の中
央部フレーム24の両端開口部に、スタンド部材の上部
から側方に突出した連結部23aを嵌挿させて、中央部
フレーム24に穿設したピン孔24aから連結部23a
に穿設したピン孔に係止ピン25を挿通して係止するよ
うにしている。このスタンド部材の前後方向の回動は、
支持フレーム10から側方に突出させた当て板26によ
り規制するようにしている。
作業機によれば、以下の効果を奏することができる。
機部分5L,5Rとに3分割し、該中央部分4の左右の
端部と左右の作業機部分5L,5Rの内端部とをそれぞ
れ回転支点6によりほぼ180°回転可能に連結して上
記中央部分4の背面4aと左右の作業機部分の背面5L
a,5Raとを重ね合わせるようにして折り畳み可能と
し、上記左右の作業機部分5L,5Rを折り畳んだ状態
で、上記中央部分4の中央部フレーム24の左右両側端
部に車輪付スタンド23を着脱可能に配設したので、車
輪付スタンド23の重量を下げても農作業機1を十分支
持することが可能となり、中央部分4への着脱を容易に
行うことができる。
4を左右長さ方向に貫通するパイプ状の中央部フレーム
24の両端部に、連結部23aを嵌挿させて係止ピン2
5を挿通して係止すると共に、該車輪付スタンド23の
前後方向の回動を規制する当て板26を上記中央部分4
の左右両側端部から側方に突出させたので、車輪付スタ
ンド23の前後回転方向の荷重を当て板26により広い
範囲で受け、車輪付スタンド23の前後方向の回動が確
実に阻止されてスタンド23の強度アップを図ることが
できる。
背面図である。
る。
す斜視図である。
作業機部分の背面 5Ra 右作業機部分の背面 6 回転軸(回転支点) 7,7a 伝動シャフト 8 伝動フレーム 9 チェン伝動ケース 10 支持フレーム 11 ロータリ軸 12 砕土・代掻爪 13 砕土・代掻ロ−タ 14 ドッグクラッチ 15 シールドカバー 16 エプロン 17 レベラー 18 ヒンジ 19 ガイド板 19a ガイド溝 20 回転アーム 20a ガイドピン 20b 軸 21 油圧シリンダ 22 ロック装置 23 車輪(キャスタ)付スタンド 23a 連結部 24 パイプ状の中央部フレーム 24a ピン孔 25 係止ピン 26 当て板 T トラクタのタイヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 トラクタ(T)の後部に3点リンクヒッ
チ機構を介して農作業機(1)の長さ方向中央部分
(4)を昇降可能に装着し、上記トラクタ(T)から農
作業機の中央部分(4)に動力を伝達すると共に、上記
中央部分(4)に対し、該中央部分(4)から左右両側
に延出している作業機部分(5)を、それぞれ中央部分
(4)側に折り畳み可能とした農作業機(1)におい
て、 上記農作業機(1)を中央部分(4)と左右の作業機部
分(5L,5R)とに3分割し、該中央部分(4)の左
右の端部と左右の作業機部分(5L,5R)の内端部と
をそれぞれ回転支点(6)によりほぼ180°回転可能
に連結して上記中央部分(4)の背面(4a)と左右の
作業機部分の背面(5La,5Ra)とを重ね合わせる
ようにして折り畳み可能とし、上記左右の作業機部分
(5L,5R)を折り畳んだ状態で、上記中央部分
(4)の中央部フレーム(24)の左右両側端部に車輪
付スタンド(23)を着脱可能に配設したことを特徴と
する折り畳み農作業機。 - 【請求項2】 上記車輪付スタンド(23)は、上記中
央部分(4)を左右長さ方向に貫通するパイプ状の中央
部フレーム(24)の両端部に、連結部(23a)を嵌
挿させて係止ピン(25)を挿通して係止すると共に、
該車輪付スタンド(23)の前後方向の回動を規制する
当て板(26)を上記中央部分(4)の左右両側端部か
ら側方に突出させたことを特徴とする請求項1記載の折
り畳み農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11710597A JP3510765B2 (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 折り畳み農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11710597A JP3510765B2 (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 折り畳み農作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304709A JPH10304709A (ja) | 1998-11-17 |
JP3510765B2 true JP3510765B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=14703532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11710597A Expired - Fee Related JP3510765B2 (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 折り畳み農作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510765B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4532772B2 (ja) * | 2001-04-12 | 2010-08-25 | 松山株式会社 | 農作業機 |
JP4589027B2 (ja) * | 2004-04-08 | 2010-12-01 | 株式会社クボタ | 苗植付装置用のスタンド |
KR102208366B1 (ko) | 2014-08-18 | 2021-01-27 | 에디 커런트 리미티드 파트너쉽 | 래칭 장치 |
JP7018821B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-02-14 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11710597A patent/JP3510765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10304709A (ja) | 1998-11-17 |
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