JP3509171B2 - 船外機用ウォータポンプ - Google Patents
船外機用ウォータポンプInfo
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 60
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 6
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- 230000001603 reducing effect Effects 0.000 description 5
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C5/00—Rotary-piston machines or pumps with the working-chamber walls at least partly resiliently deformable
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船外機用ウォータポン
プに係り、特に円筒状のポンプハウジングと当該ポンプ
ハウジング内に偏心して装備されたインペラとを有する
船外機用ウォータポンプに関する。
プに係り、特に円筒状のポンプハウジングと当該ポンプ
ハウジング内に偏心して装備されたインペラとを有する
船外機用ウォータポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】船外機用のウォータポンプは、ポンプ用
回転体としてのインペラと、このインペラをその回転軸
を幾分偏心させて回転自在に収納した円筒状のポンプハ
ウジングとを備えている。このポンプハウジングの外周
囲の一部には、インペラの偏心軸に近接した位置に水吐
出ポートが設けられている。また、ポンプハウジングの
一部を成すアンダーパネルには、水吸入ポートが設けら
れている。そして、前述したインペラは、船外機用エン
ジンの出力軸に連結されて駆動されるようになってい
る。
回転体としてのインペラと、このインペラをその回転軸
を幾分偏心させて回転自在に収納した円筒状のポンプハ
ウジングとを備えている。このポンプハウジングの外周
囲の一部には、インペラの偏心軸に近接した位置に水吐
出ポートが設けられている。また、ポンプハウジングの
一部を成すアンダーパネルには、水吸入ポートが設けら
れている。そして、前述したインペラは、船外機用エン
ジンの出力軸に連結されて駆動されるようになってい
る。
【0003】この種のウォータポンプでは、単にエンジ
ンの回転に応じて所定量の水を吐出するに留められてお
り、水量の調整は行われない。そして、必要な場合は、
サーモスタットと圧力リリーフバルブにより水量調整が
成されるようになっている。
ンの回転に応じて所定量の水を吐出するに留められてお
り、水量の調整は行われない。そして、必要な場合は、
サーモスタットと圧力リリーフバルブにより水量調整が
成されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における船外機用のウォータポンプにあっては、水
量をコントロール出来ないため、例えば、寒冷地にあっ
ては、低回転時(トローリング時)に,暖かい地方の場
合に比較して水量が増してエンジンが過冷却状態の傾向
となる。一方、低回転時に最適水量となるように設定す
ると、暖かい地方においては高回転時に水量が不足する
傾向となる。
来例における船外機用のウォータポンプにあっては、水
量をコントロール出来ないため、例えば、寒冷地にあっ
ては、低回転時(トローリング時)に,暖かい地方の場
合に比較して水量が増してエンジンが過冷却状態の傾向
となる。一方、低回転時に最適水量となるように設定す
ると、暖かい地方においては高回転時に水量が不足する
傾向となる。
【0005】このことは、暖かい地方の水は寒冷地の水
より温度が高く且つ比重が小さいことや、或いは暖かい
地方では水導入管およびウォータポンプ等の各構成部材
が寒冷地の場合に比較して幾分膨張して全体的な容量が
少なくなることに起因しているものと解されている。
より温度が高く且つ比重が小さいことや、或いは暖かい
地方では水導入管およびウォータポンプ等の各構成部材
が寒冷地の場合に比較して幾分膨張して全体的な容量が
少なくなることに起因しているものと解されている。
【0006】このため、従来の船外機用のウォータポン
プにあっては、上記現象に対する適当な改善策をみいだ
すことができず、このため、暖かい地方で長時間にわた
る高速回転を継続する場合には、エンジンの温度上昇に
充分注意しなければならない、という煩わしさがあっ
た。
プにあっては、上記現象に対する適当な改善策をみいだ
すことができず、このため、暖かい地方で長時間にわた
る高速回転を継続する場合には、エンジンの温度上昇に
充分注意しなければならない、という煩わしさがあっ
た。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する煩わし
さを改善し、とくに寒冷地における低回転と暖かい地方
における高速回転の継続のいずれの場合にあっても、水
量の過不足等に起因したエンジンの冷却の過不足を生じ
ることなくエンジン冷却用の冷却水を比較的円滑に且つ
効率よくなし得る船外機用ウォータポンプを提供するこ
とを、その目的とする。
さを改善し、とくに寒冷地における低回転と暖かい地方
における高速回転の継続のいずれの場合にあっても、水
量の過不足等に起因したエンジンの冷却の過不足を生じ
ることなくエンジン冷却用の冷却水を比較的円滑に且つ
効率よくなし得る船外機用ウォータポンプを提供するこ
とを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ポンプ用回
転体と、このポンプ用回転体を幾分偏心させて回転自在
に収納した円筒状のポンプハウジングと、このポンプハ
ウジングの外周囲の一部でポンプ用回転体の偏心軸に近
接した位置に設けられ,ポンプ用回転体に付勢された水
を外部に送り出す水吐出ポートと、ポンプハウジングの
一部を成すアンダーパネルに設けられた水吸入ポートと
を備えている。
転体と、このポンプ用回転体を幾分偏心させて回転自在
に収納した円筒状のポンプハウジングと、このポンプハ
ウジングの外周囲の一部でポンプ用回転体の偏心軸に近
接した位置に設けられ,ポンプ用回転体に付勢された水
を外部に送り出す水吐出ポートと、ポンプハウジングの
一部を成すアンダーパネルに設けられた水吸入ポートと
を備えている。
【0009】アンダーパネルの一部で且つ前述したポン
プハウジング内の負圧領域から正圧領域に移行する境界
位置にエアー抜き穴が設けられている。そして、ポンプ
用回転体は船外機用エンジンの出力軸に連結されてい
る。
プハウジング内の負圧領域から正圧領域に移行する境界
位置にエアー抜き穴が設けられている。そして、ポンプ
用回転体は船外機用エンジンの出力軸に連結されてい
る。
【0010】このエアー抜き穴から更に正圧領域に入り
込んだ位置に,比較的直径の小さい圧力抜き穴を設け
る、という構成をとっている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
込んだ位置に,比較的直径の小さい圧力抜き穴を設け
る、という構成をとっている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【0011】
【作 用】まず、ウォータポンプ2内は、インペラ4の
回転動作と共に前述した如く負圧領域Hと正圧領域Sに
分けられる。圧力抜き穴14Bは正圧領域Sに設けられ
ているため、正圧領域S内は、この圧力抜き穴14Bの
作用によって常時減圧作用をうける。
回転動作と共に前述した如く負圧領域Hと正圧領域Sに
分けられる。圧力抜き穴14Bは正圧領域Sに設けられ
ているため、正圧領域S内は、この圧力抜き穴14Bの
作用によって常時減圧作用をうける。
【0012】一方、この圧力抜き穴14Bは、その直径
が比較的小さく設定されているため、インペラ4の回転
動作の影響を強く受ける。即ち、密閉された空間内を一
定圧力の流体が流れた場合に生じる当該流体の粘性と慣
性の係わり合いに関するもので、流体の流速が増すに従
って冷却水の粘性が強く影響し、直径の小さい圧力抜き
穴14Bは水膜等によってその開口状態から閉ざされた
のと同等の状態へと変化する。
が比較的小さく設定されているため、インペラ4の回転
動作の影響を強く受ける。即ち、密閉された空間内を一
定圧力の流体が流れた場合に生じる当該流体の粘性と慣
性の係わり合いに関するもので、流体の流速が増すに従
って冷却水の粘性が強く影響し、直径の小さい圧力抜き
穴14Bは水膜等によってその開口状態から閉ざされた
のと同等の状態へと変化する。
【0013】この場合、インペラ4の円筒状ボス部4A
に近接した位置では、インペラ4の翼4aの厚さが比較
的厚くなっている。このため、インペラ4の高速回転時
にあっては、圧力抜き穴14Bを物理的に塞いでいる時
間も多くなる。かかる点においても、本実施例ではイン
ペラ4の高速回転時における圧力抜き穴14Bの減圧作
用が大幅に抑制された状態となる。
に近接した位置では、インペラ4の翼4aの厚さが比較
的厚くなっている。このため、インペラ4の高速回転時
にあっては、圧力抜き穴14Bを物理的に塞いでいる時
間も多くなる。かかる点においても、本実施例ではイン
ペラ4の高速回転時における圧力抜き穴14Bの減圧作
用が大幅に抑制された状態となる。
【0014】このため、上述したようにエンジンの低速
回転時にあって、正圧領域S内は、圧力抜き穴14Bの
作用で常時減圧作用をうける。一方、エンジンが高速回
転になるに従い、圧力抜き穴14Bの減圧作用が水の粘
性および慣性等によって抑制され、あたかも圧力抜き穴
14Bが存在しないかの如き状態が生じる。かかる現象
は、発明者らの長年の繰り返し実験の結果,見い出すこ
とができ、その再現性を確認することができた。
回転時にあって、正圧領域S内は、圧力抜き穴14Bの
作用で常時減圧作用をうける。一方、エンジンが高速回
転になるに従い、圧力抜き穴14Bの減圧作用が水の粘
性および慣性等によって抑制され、あたかも圧力抜き穴
14Bが存在しないかの如き状態が生じる。かかる現象
は、発明者らの長年の繰り返し実験の結果,見い出すこ
とができ、その再現性を確認することができた。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0016】この図1乃至図5において、船外機1用の
ウォータポンプ2は、ポンプ用回転体としてのインペラ
4と、このインペラ4を支持するとともに回転駆動する
駆動軸(後述する船外機用エンジンの出力軸6)を幾分
偏心(図2ではdだけ偏心)させて回転自在に収納した
円筒状のポンプハウジング8とを備えている。このポン
プハウジング8の外周囲の一部には、インペラ4の偏心
された駆動軸に近接して水吐出ポート10が設けられて
いる。
ウォータポンプ2は、ポンプ用回転体としてのインペラ
4と、このインペラ4を支持するとともに回転駆動する
駆動軸(後述する船外機用エンジンの出力軸6)を幾分
偏心(図2ではdだけ偏心)させて回転自在に収納した
円筒状のポンプハウジング8とを備えている。このポン
プハウジング8の外周囲の一部には、インペラ4の偏心
された駆動軸に近接して水吐出ポート10が設けられて
いる。
【0017】ここで、ポンプハウジング8は、断面が逆
U字状のウォータポンプケース12と、このウォータポ
ンプケース12の下端面部分を密封するアンダーパネル
14とを備えている。ポンプハウジング8内は、図3に
示すように水吐出ポート10側が正圧領域Sをなし、こ
の正圧領域Sの反対側が負圧領域Hをなしており、この
正圧領域Sと負圧領域Hとにより二分されている(図3
参照)。
U字状のウォータポンプケース12と、このウォータポ
ンプケース12の下端面部分を密封するアンダーパネル
14とを備えている。ポンプハウジング8内は、図3に
示すように水吐出ポート10側が正圧領域Sをなし、こ
の正圧領域Sの反対側が負圧領域Hをなしており、この
正圧領域Sと負圧領域Hとにより二分されている(図3
参照)。
【0018】また、アンダーパネル14には、図3に示
すように、前述した水吐出ポート10の反対側に位置す
る負圧領域Hに水吸入ポート12Aが設けられている。
この水吸入ポート12Aは、前述したインペラ4の偏心
された駆動軸に近接した位置でインペラ4の回転方向に
そって一定幅の長穴により構成されている。また、前述
したインペラ4の駆動軸は、船外機用エンジンの出力軸
6がこれを担っており、インペラ4は船外機用エンジン
に駆動されるようになっている。
すように、前述した水吐出ポート10の反対側に位置す
る負圧領域Hに水吸入ポート12Aが設けられている。
この水吸入ポート12Aは、前述したインペラ4の偏心
された駆動軸に近接した位置でインペラ4の回転方向に
そって一定幅の長穴により構成されている。また、前述
したインペラ4の駆動軸は、船外機用エンジンの出力軸
6がこれを担っており、インペラ4は船外機用エンジン
に駆動されるようになっている。
【0019】一方、ウォータポンプ2から送り出される
冷却水は、図5に示すように、船外機1の下部に設けら
れた吸水口1Aからまず吸水され、該ウォータポンプ2
に付勢されて導水管1Bを介してシリンダ周囲のエンジ
ン冷却通路1Cに送られる。冷却水は、このエンジン冷
却通路1Cを通過しながらエンジンを適度に冷却した
後、その大部分は船外機1の内壁を通って下降し、プロ
ペラ20の支軸の内部を通って当該プロペラ20の回転
と共に外部に放出される。また、冷却水の一部は、船外
機1の内壁を下降する以前に補助排出口1Eから外部に
放出されるようになっている。
冷却水は、図5に示すように、船外機1の下部に設けら
れた吸水口1Aからまず吸水され、該ウォータポンプ2
に付勢されて導水管1Bを介してシリンダ周囲のエンジ
ン冷却通路1Cに送られる。冷却水は、このエンジン冷
却通路1Cを通過しながらエンジンを適度に冷却した
後、その大部分は船外機1の内壁を通って下降し、プロ
ペラ20の支軸の内部を通って当該プロペラ20の回転
と共に外部に放出される。また、冷却水の一部は、船外
機1の内壁を下降する以前に補助排出口1Eから外部に
放出されるようになっている。
【0020】ウォータポンプケース12の下端面部分を
密封するアンダーパネル14には、更に、図3に示すよ
うに、当該アンダーパネル14の一部で且つ前述したポ
ンプハウジング8内の負圧領域Hから正圧領域Sに移行
する境界位置に、エアー抜き穴14Aが設けられてい
る。また、このエアー抜き穴14Aから更に正圧領域S
に入り込んだ位置に、比較的直径の小さい圧力抜き穴1
4Bが設けられている。
密封するアンダーパネル14には、更に、図3に示すよ
うに、当該アンダーパネル14の一部で且つ前述したポ
ンプハウジング8内の負圧領域Hから正圧領域Sに移行
する境界位置に、エアー抜き穴14Aが設けられてい
る。また、このエアー抜き穴14Aから更に正圧領域S
に入り込んだ位置に、比較的直径の小さい圧力抜き穴1
4Bが設けられている。
【0021】そして、このエアー抜き穴14Aと圧力抜
き穴14Bとは、前述したインペラ4の回転中心部に位
置する円筒状ボス部4Aに近接して設けられている。こ
の円筒状ボス部4Aに近接した位置においては、インペ
ラ4の翼(ベーン)4aの回転方向部分が幾分厚く形成
されている。
き穴14Bとは、前述したインペラ4の回転中心部に位
置する円筒状ボス部4Aに近接して設けられている。こ
の円筒状ボス部4Aに近接した位置においては、インペ
ラ4の翼(ベーン)4aの回転方向部分が幾分厚く形成
されている。
【0022】圧力抜き穴14Bは、本実施例ではその大
きさが最大直径で約2.5〔mm〕に設定されている。
この圧力抜き穴14Bの直径寸法は、2.5〔mm〕以
下であれば、例えば2.0〔mm〕でも,或いは1.0
〔mm〕でもよい。
きさが最大直径で約2.5〔mm〕に設定されている。
この圧力抜き穴14Bの直径寸法は、2.5〔mm〕以
下であれば、例えば2.0〔mm〕でも,或いは1.0
〔mm〕でもよい。
【0023】また、この圧力抜き穴14Bの位置は、本
実施例では図3に示すように、エアー抜き穴14Aと同
心円上で且つエアー抜き穴14Aから約30°正圧領域
S側に入り込んだ位置に設けられているが、正圧領域S
内であれば他の箇所であってもよい。
実施例では図3に示すように、エアー抜き穴14Aと同
心円上で且つエアー抜き穴14Aから約30°正圧領域
S側に入り込んだ位置に設けられているが、正圧領域S
内であれば他の箇所であってもよい。
【0024】ここで、上記実施例の圧力抜き穴14Bの
動作について、説明する。
動作について、説明する。
【0025】まず、ウォータポンプ2内は、インペラ4
の回転動作(図3の矢印B参照)と共に前述した如く負
圧領域Hと正圧領域Sに分けられる。圧力抜き穴14B
は正圧領域Sに設けられているため、正圧領域S内は、
この圧力抜き穴14Bの作用によって常時減圧作用をう
けている。
の回転動作(図3の矢印B参照)と共に前述した如く負
圧領域Hと正圧領域Sに分けられる。圧力抜き穴14B
は正圧領域Sに設けられているため、正圧領域S内は、
この圧力抜き穴14Bの作用によって常時減圧作用をう
けている。
【0026】一方、この圧力抜き穴14Bは、その直径
が約2.5〔mm〕若しくはそれ以下に設定されている
ため、インペラ4の回転動作の影響を強く受ける。即
ち、密閉された空間内を一定圧力の流体が流れた場合に
生じる当該流体の粘性と慣性の係わり合いに関するもの
で、流体の流速が増すに従って冷却水の粘性が強く影響
し、直径の小さい圧力抜き穴14Bは水膜等によってそ
の開口状態から閉ざされたのと同等の状態へと変化す
る。
が約2.5〔mm〕若しくはそれ以下に設定されている
ため、インペラ4の回転動作の影響を強く受ける。即
ち、密閉された空間内を一定圧力の流体が流れた場合に
生じる当該流体の粘性と慣性の係わり合いに関するもの
で、流体の流速が増すに従って冷却水の粘性が強く影響
し、直径の小さい圧力抜き穴14Bは水膜等によってそ
の開口状態から閉ざされたのと同等の状態へと変化す
る。
【0027】この場合、インペラ4の円筒状ボス部4A
に近接した位置では、インペラ4の翼4aの厚さが比較
的厚くなっている。このため、インペラ4の高速回転時
にあっては、圧力抜き穴14Bを物理的に塞いでいる時
間も多くなる。かかる点においても、本実施例ではイン
ペラ4の高速回転時における圧力抜き穴14Bの減圧作
用が大幅に抑制された状態となっている。
に近接した位置では、インペラ4の翼4aの厚さが比較
的厚くなっている。このため、インペラ4の高速回転時
にあっては、圧力抜き穴14Bを物理的に塞いでいる時
間も多くなる。かかる点においても、本実施例ではイン
ペラ4の高速回転時における圧力抜き穴14Bの減圧作
用が大幅に抑制された状態となっている。
【0028】このため、上述したようにエンジンの低速
回転時にあって、正圧領域S内は、圧力抜き穴14Bの
作用で常時減圧作用をうける。一方、エンジンが高速回
転になるに従い、圧力抜き穴14Bの減圧作用が水の粘
性および慣性等によって抑制され、あたかも圧力抜き穴
14Bが存在しないかの如き状態が生じる。かかる現象
は、発明者らの長年の繰り返し実験の結果,見い出すこ
とができ、その再現性を確認することができたものであ
る。その実験結果の一例を図4に示す。
回転時にあって、正圧領域S内は、圧力抜き穴14Bの
作用で常時減圧作用をうける。一方、エンジンが高速回
転になるに従い、圧力抜き穴14Bの減圧作用が水の粘
性および慣性等によって抑制され、あたかも圧力抜き穴
14Bが存在しないかの如き状態が生じる。かかる現象
は、発明者らの長年の繰り返し実験の結果,見い出すこ
とができ、その再現性を確認することができたものであ
る。その実験結果の一例を図4に示す。
【0029】この図4に示す実験例は、直径2.5〔m
m〕の圧力抜き穴14Bを上述した条件でアンダーパネ
ル14に設けた場合のもので、エンジン回転数が低くな
ると冷却水のポンプ吐出量が従来例に比較して大幅に低
下することが認められる。
m〕の圧力抜き穴14Bを上述した条件でアンダーパネ
ル14に設けた場合のもので、エンジン回転数が低くな
ると冷却水のポンプ吐出量が従来例に比較して大幅に低
下することが認められる。
【0030】このように、上記実施例によると、エンジ
ンの高速回転時には従来例とほぼ同等のポンプ吐出量が
確保され、同時にエンジンの低速回転時には従来例と異
なってポンプ吐出量を大幅に低下させることができ、従
って、エンジンの低速回転時には過冷却に成りやすいと
いう従来例の不都合を、上記実施例では有効に排除する
ことが可能となっている。
ンの高速回転時には従来例とほぼ同等のポンプ吐出量が
確保され、同時にエンジンの低速回転時には従来例と異
なってポンプ吐出量を大幅に低下させることができ、従
って、エンジンの低速回転時には過冷却に成りやすいと
いう従来例の不都合を、上記実施例では有効に排除する
ことが可能となっている。
【0031】なお、上記実施例においては、圧力抜き穴
14Bを一個設けた場合を例示したが、複数の圧力抜き
穴14Bを設けたものであってもよい。この場合は、圧
力抜き穴14Bの直径を適当に小さくすると都合がよ
い。
14Bを一個設けた場合を例示したが、複数の圧力抜き
穴14Bを設けたものであってもよい。この場合は、圧
力抜き穴14Bの直径を適当に小さくすると都合がよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、ウォータポンプケースの下端面部
分を密封するアンダーパネルに、正圧領域に入り込んだ
位置に比較的直径の小さい圧力抜き穴を設けたので、低
速回転時にウォータポンプ内の正圧領域を幾分減圧する
ことができ、このため寒冷地における低速回転時の水吐
出量を少なくすることができ、一方、エンジンが高速回
転になるに従い圧力抜き穴の減圧作用が水の粘性および
慣性等によって抑制され,あたかも圧力抜き穴が存在し
ないかの如き状態が生じ、従って、寒冷地における低回
転と暖かい地方における高速回転の継続のいずれの場合
にあっても、水量の過不足等に起因したエンジン冷却の
過不足を有効に排除することができ、エンジン冷却用の
冷却水を円滑に且つ効率よく供給することができるとい
う従来にない優れた船外機用ウォータポンプを提供する
ことができる。
ので、これによると、ウォータポンプケースの下端面部
分を密封するアンダーパネルに、正圧領域に入り込んだ
位置に比較的直径の小さい圧力抜き穴を設けたので、低
速回転時にウォータポンプ内の正圧領域を幾分減圧する
ことができ、このため寒冷地における低速回転時の水吐
出量を少なくすることができ、一方、エンジンが高速回
転になるに従い圧力抜き穴の減圧作用が水の粘性および
慣性等によって抑制され,あたかも圧力抜き穴が存在し
ないかの如き状態が生じ、従って、寒冷地における低回
転と暖かい地方における高速回転の継続のいずれの場合
にあっても、水量の過不足等に起因したエンジン冷却の
過不足を有効に排除することができ、エンジン冷却用の
冷却水を円滑に且つ効率よく供給することができるとい
う従来にない優れた船外機用ウォータポンプを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置実施例を示す一部省略した断面図
である。
である。
【図2】図1に示す実施例のAーA線に沿った断面図で
ある。
ある。
【図3】図1乃至図2におけるアンダーパネルに設けら
れた圧力抜き穴の例を示す説明図である。
れた圧力抜き穴の例を示す説明図である。
【図4】図1の実施例における動作特性の例を示す線図
である。
である。
【図5】図1の実施例を組み込んだ船外機の例を示す説
明図である。
明図である。
2 船外機用ウォータポンプ
4 ポンプ用回転体としてのインペラ
4A 円筒状ボス部
6 船外機用エンジンの出力軸
8 ポンプハウジング8
10 水吐出ポート
12 ウォータポンプケース
12A 水吸入ポート
14 アンダーパネル
14A エアー抜き穴
14B 圧力抜き穴
H 負圧領域
S 正圧領域
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭51−62101(JP,U)
実開 昭59−160878(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F04C 5/00 311
B63H 20/28
F04C 29/10 311
Claims (2)
- 【請求項1】 ポンプ用回転体と、このポンプ用回転体
を幾分偏心させて回転自在に収納した円筒状のポンプハ
ウジングと、このポンプハウジングの外周囲の一部で前
記ポンプ用回転体の回転駆動軸に近接した位置に設けら
れ前記ポンプ用回転体に付勢された水を送り出す水吐出
ポートと、前記ポンプハウジングの一部を成すアンダー
パネルに設けられた水吸入ポートとを備え、前記アンダ
ーパネルの一部で且つ前記ポンプハウジング内の負圧領
域から正圧領域に移行する境界位置にエアー抜き穴を設
けると共に、前記ポンプ用回転体が船外機用エンジンの
出力軸に連結されてなる船外機用ウォータポンプにおい
て、前記ポンプ回転体の翼の厚さを、当該ポンプ回転体の回
転中心部に位置する円筒状ボス部に近接した位置では比
較的厚く形成すると共に、 前記 エアー抜き穴から正圧領域に入り込んだ位置であっ
て、前記円筒ボス部に近接した位置に、比較的直径の小
さい圧力抜き穴を設け、 これにより、低速回転時にウォータポンプ内の正圧領域
を減圧し、高速回転時に減圧作用を抑制する、 ことを特
徴とする船外機用ウォータポンプ。 - 【請求項2】 前記圧力抜き穴は、直径寸法が2.5
〔mm〕以下であることを特徴とする請求項1記載の船
外機用ウォータポンプ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP05446194A JP3509171B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 船外機用ウォータポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05446194A JP3509171B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 船外機用ウォータポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07243386A JPH07243386A (ja) | 1995-09-19 |
JP3509171B2 true JP3509171B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=12971318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05446194A Expired - Fee Related JP3509171B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 船外機用ウォータポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509171B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2077228A2 (en) | 2007-12-25 | 2009-07-08 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Outboard motor |
US7892054B2 (en) | 2007-12-20 | 2011-02-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Outboard motor |
US7892055B2 (en) | 2007-12-20 | 2011-02-22 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Outboard motor |
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-
1994
- 1994-02-28 JP JP05446194A patent/JP3509171B2/ja not_active Expired - Fee Related
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