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JP3503984B2 - エンボス付与ウェブおよびその製造用ロール - Google Patents

エンボス付与ウェブおよびその製造用ロール

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JP3503984B2
JP3503984B2 JP05841094A JP5841094A JP3503984B2 JP 3503984 B2 JP3503984 B2 JP 3503984B2 JP 05841094 A JP05841094 A JP 05841094A JP 5841094 A JP5841094 A JP 5841094A JP 3503984 B2 JP3503984 B2 JP 3503984B2
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JP
Japan
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web
roll
embossing
top surface
embossed
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JP05841094A
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仁 木村
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Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
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Publication date
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1プライまたは2プラ
イのトイレットぺーパー、ボックス収容または携帯用テ
ィッシュペーパーなどに供するエンボス付与ウェブおよ
びその製造用ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】トイレットペーパーやティッシュペーパ
ーなどのウェブ(以下、単にウェブとも称する)は、人
体に直接触れて使用することが多いので、滑らかさ、し
なやかさ、ふんわり感、柔らかさなどの性質に優れるも
のが望まれている。これらの性質に優れるウェブを得る
ため、ウェブにエンボスを形成することが従来より行わ
れている。
【0003】従来におけるエンボス付与ウェブとして、
たとえば、図7および図8に示すものがある。図7にお
けるハッチングされた部分は、エンボスの頂面に当たる
部分であり、実質的に平坦で、その頂面形状はほぼ正方
形とされている。一方、エンボスにおける頂面間の凹部
は図8から判るように断面半円状のお椀形とされ、全体
として富士山形のエンボスが形成されている。
【0004】また、それぞれその寸法を示すように、隣
あう頂面同士のピッチは約3.54mm、対向する頂面同
士のピッチは5.0mmとされ、エンボス深さは約1.5
mmとされている。エンボス数は10mm四方あたり約8個
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、エン
ボス付与ウェブは、エンボスが形成されていないウェブ
と比較すると、滑らかさ、しなやかさ、ふんわり感、柔
らかさなどの性質に優れるため、トイレットペーパー等
として適するものである。
【0006】しかし、この種のウェブは、人体に直接触
れて使用されることを考慮すると、上記した滑らかさな
どの性質にさらに優れるものが望まれるものである。
【0007】そこで、本発明の課題は、滑らかさ、しな
やかさ、ふんわり感、柔らかさなどの性質により一層優
れ、トイレットペーパー等としてさらに好適であるエン
ボス付与ウェブを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、坪量が15〜60g/m2である1プライ
の紙ウェブに、金属製エンボスロールとこれと対となる
弾性可撓性ロールとによりエンボスが形成されたエンボ
ス付与ウェブにおいて、実質的に平坦な菱形の頂面を有
し、頂面間の凹部形状が全体として台形型のエンボスを
有し、前記頂面径が0.3〜0.8mm、深さが0.2
〜2mm、ウェブ10mm四方あたりの個数が30個〜
150個であり、かつウェブ10mm四方あたりの前記
頂面の面積比率が5〜25%のエンボスが形成され、さ
らに縦横の各ピッチが0.5〜4.0mmであることを
特徴とするエンボス付与ウェブ、並びに、1プライの坪
量が10〜30g/m2でありこれが2枚重ね合わされ
た2プライの紙ウェブに、金属製エンボスロールとこれ
と対となる弾性可撓性ロールとによりエンボスが形成さ
れたエンボス付与ウェブにおいて、実質的に平坦な菱形
の頂面を有し、頂面間の凹部形状が全体として台形型の
エンボスを有し、前記頂面径が0.3〜0.8mm、深
さが0.2〜2mm、ウェブ10mm四方あたりの個数
が30個〜150個であり、かつウェブ10mm四方あ
たりの前記頂面の面積比率が5〜25%のエンボスが形
成され、さらに縦横の各ピッチが0.5〜4.0mmで
あることを特徴とするエンボス付与ウェブを提供するも
のである。
【0009】 また、本発明のエンボス付与ウェブ製造
用ロールは、ロールの表面に、実質的に平坦な菱形の頂
面を有し、頂面間の凹部形状が全体として台形型のエン
ボスを有し、前記頂面径が0.3〜0.8mm、個数が
ウェブ10mm四方あたり30個〜150個であり、深さ
が0.2〜2mmのエンボスが形成されていることを特徴
とするものである。
【0010】ここで、30個〜150個分のエンボスと
は、その一部または全部を含むエンボスが30個〜15
0個存在するという意味ではなく、エンボス頂面の総面
積がエンボス30個〜150個分に相当することを意味
する。
【0011】
【作用】本発明者らは、トイレットペーパー等として好
適に使用できるウェブを得るために、ウェブに形成する
エンボスについて鋭意研究を重ねた。その結果、ウェブ
に形成するエンボスの大きさおよび量によってそれらの
性質が著しく異なることを知見した。
【0012】この知見に基づき、さらなる研究を続けた
結果、坪量が15〜60g/m2である1プライの、また
は1プライの坪量が10〜30g/m2でありこれが2枚
重ね合わされた2プライの紙ウェブにエンボスを形成す
るに際し、一つのエンボスの最小径が0.2mm以上、最
大径が1.0mm以下であり、エンボス深さが0.2〜2
mmである小さいエンボスを、ウェブ10mm四方あたり3
0個〜150個形成することにより、後の実施例の欄で
説明するように、滑らかさなどのウェブの各性質が向上
することが判った。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。図1は本発明に係るエンボス付与ウェブの一部
拡大平面図であり、図2はその2−2線断面図である。
図1および図2に各部分についての寸法を示すが、本実
施例に係るエンボス付与ウェブWにおいては、実質的に
平坦な頂面Tを有し、その形状としては実施例において
は、菱形とされている。その寸法例は、最大径aが0.
8mm、最小径bが0.4mmとされ、エンボス付与形態と
しては、長ピッチAが3.0mm、短ピッチBが1.4mm
とされている。さらに、エンボス深さは0.54mmとさ
れている。そして、頂面T,T間の凹部の形状は、図2
から判るように断面が曲線部を持たない形状とされ、全
体としていわゆる台形型のエンボスとされている。な
お、本実施例に係るエンボス付与ウェブにおいて、頂面
T,T…はウェブ10mm四方にあたり約47個分形成さ
れている。
【0014】また、上記のエンボス付与ウェブは、たと
えば図3に示す、本発明に係るエンボス付与ウェブ製造
用の金属製エンボスロールEによって容易に製造するこ
とができる。エンボスロールEには複数の突起が設けら
れており、それらの突起は、ウェブに形成するエンボス
の形状とされている。
【0015】このエンボスロールEを使用して、対とな
る表面がゴムなどの弾性可撓性ロールとの間、あるいは
前記エンボスロールEの凹部に各突起が対応する金属製
の雌エンボスロールRとの間で、第4図のように、ウェ
ブ原反W0 をニップしながら通すことによりエンボスを
付与できる。31は繰り出しロール、32は巻取ロール
である。
【0016】 以下本発明の効果を実施例によりさらに
詳説する。 (実験例1) また、図1および図2に示す本発明に係るウェブと、図
7および図8に示す従来のウェブとの間で、各性質項目
についての比較実験を行った。これらの各項目の意味に
ついては次記のとおりである。
【0017】<滑らかさ> 紙の「滑らかさ」はMIU値、MMD値で表される。M
IU値とは人間が感じるすべりやすさを表す値で、数値
が小さい程すべりやすいことを示している。一方MMD
値とは人間が感じるざらつき感を表す値で、数値が小さ
い程ざらつき感が少ないことを示している。したがっ
て、MIU値、MMD値が小さい程滑らかさに優れるこ
ととなる。
【0018】<しなやかさ> 「しなやかさ」とは、絹のようにコシのない状態を表
し、紙の官能評価の項目の一つとして利用される評価方
法である。「しなやかさ」は、「純曲げ試験」によって
表され、数値が小さい程「しなやかさ」に優れることを
示す。この純曲げ試験について説明すると、純曲げ試験
は図5に示す純曲げ試験測定機Mを用いて行うことがで
きる。測定される長さ200mmのウェブWの一側辺を固
定支柱10に固定し、対向する他側辺を固定支柱10と
平行に立設された回転支柱20に固定する。固定支柱1
0と回転支柱20との距離は約10mmとされている。そ
して、図6に示すように、固定支柱10を軸として、回
転支柱20をX,Yの方向にそれぞれ90度回転させた
ときに必要な力を測定する。このとき必要な力がウェブ
の「しなやかさ」の指標となり、この測定値が小さい程
「しなやかさ」に優れているとするものである。
【0019】<ふんわり感> 「ふんわり感」は、ウェブをロール状に巻き取り、この
巻取ロールを手でつかんだ時に強く感じることから、巻
取ロールの圧縮試験によって表すことができる。圧縮試
験は、ウェブの巻取ロールの胴面に対して、人間がつか
む力とほぼ同じである250gの力を加重し、このとき
巻取ロール胴面が沈み込んだ深さを測定するものであ
る。この深さが大きい程「ふんわり感」があるとするも
のである。
【0020】<柔らかさ> 「柔らかさ」は、「すべりやすさ」「しなやかさ」「ふ
んわり感」のすべてに対応しており、上記したこれらの
性質の各試験に優れるもの程「柔らかさ」に優れるもの
である。
【0021】<紙粉量> ウェブにエンボスを形成する際には、その圧力によって
エンボス形成位置におけるウェブが若干破損し、その部
分が紙粉となって欠落する。したがって、紙粉の発生量
が多い程ウェブの欠落量が多いことを示しており、紙粉
が発生しないほうが好ましい。本実験においては、トイ
レットロールにおいて、一般的に1回当たりに使用する
長さ(1カット19.5cm×4カット分)だけミシン目
を入れ、合計77回カットしたときに発生する紙粉量を
測定した。
【0022】以上の測定実験の他、「柔らかさ」、「滑
らかさ」、「しっかり感」、「ふんわり感」、「乾燥強
度」、「紙粉量」について官能試験も行った。この官能
試験では、男女各5人の合計10人のモニターにより5
段階評価し、その平均評価を指標としたものである。結
果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】以下、表1に示す各試験結果に基づいて、
本発明に係るウェブと従来のウェブとを比較し、両者の
性質の相違について説明する。 <滑らかさ> 従来例に係るウェブはMIU値、MMD値がそれぞれ
3.41、1.31であるのに対して、本発明に係るウ
ェブは、それぞれ2.82、1.22であり、本発明に
係るウェブの方がすべりやすく、かつざらつき感が少な
いことを示しており、本発明に係るウェブの方が「滑ら
かさ」に優れていることが判る。また、官能評価によっ
ても、本発明に係るウェブの方が「滑らかさ」に優れて
いると感じられた。これは、本発明に係るウェブにおい
ては、従来例に係るウェブよりも小さい面積のエンボス
(従来例の約1/3)が、単位面積あたりにより多く
(従来例の約6倍)形成されていることによるものであ
る。
【0025】<しなやかさ> 純曲げ試験機Mによる測定の結果、本発明に係るウェブ
の「しなやかさ」は、4.2gcm2/cm ×10-3であった。
これに対し、従来例に係るウェブの「しなやかさ」は、
7.3gcm2/cm ×10-3であった。この結果より、本発明
に係るウェブの方が、「しなやかさ」に優れていること
が判る。また、官能評価によっても、従来例に係るウェ
ブよりも「しなやかさ」に優れると感じられた。これ
は、滑らかさと同様、本発明に係るウェブには細かいエ
ンボスが多数形成されているため、紙のコシがくだかれ
ていることによるものである。
【0026】<ふんわり感> 前記の試験を行った結果、本発明に係るウェブの沈み深
さは、9.68mmであったのに対し、従来例に係るウェ
ブの沈み深さは、7.48mmであった。この結果、本発
明に係るウェブの方が、「ふんわり感」に優れているこ
とが判る。また、官能評価によっても、本発明に係るウ
ェブの方が従来例に係るウェブよりも「ふんわり感」に
優れると感じられた。
【0027】マイクロキルティングエンボスが形成され
たウェブの場合、2枚のウェブが重なっているときにそ
れらの間に空隙が形成され、「ふんわり感」が向上す
る。したがって、本発明に係るウェブは、従来例に係る
ウェブよりも「ふんわり感」に優れたものとなる。また
この結果より、2プライのウェブとして使用する場合、
特に、顕著に優れた「ふんわり感」を得ることができる
ことも判る。
【0028】<柔らかさ> 本発明に係るウェブは、従来例に係るウェブと比較し
て、「すべりやすさ」「しなやかさ」「ふんわり感」の
すべてにおいて優れているため、本発明に係るウェブの
方が「柔らかさ」には当然優れていることが判る。
【0029】<紙粉量> 実験の結果、本発明に係るウェブを製造した際に発生し
た紙粉量は、38mgであったのに対し、従来のウェブを
製造した際に発生した紙粉量は、65mgであった。この
結果から明らかなように、本発明に係るウェブを製造す
るときの方が、発生する紙粉量が少ないことが判る。ま
た目視評価によっても、本発明に係るウェブの紙粉量の
方が少ないと感じられた。
【0030】<しっかり感> 官能評価によるもののみであるが、官能評価による「し
っかり感」は、両者とも優劣の差はほとんど感じられな
かった。
【0031】<見栄え> 官能評価によってのみ評価したところ、本発明に係るウ
ェブの方が、きめが細かいため、従来例に係るウェブと
比較すると、見た目に高級感に優れ、見栄え良く感じら
れた。
【0032】以上の各項目に対する評価から判るよう
に、本発明に係るウェブは、従来のウェブと比較して、
総合的に従来のウェブよりもはるかに優れていることは
明らかである。
【0033】(実験例2) 次に、表2に示すとおり、ウェブの坪量、エンボスの最
小径、エンボスの最大径、エンボス深さ、縦横ピッチ、
ウェブ10mm四方あたりの頂面の面積比率、エンボス個
数を変化させ、物性実験と官能評価を行った。その両者
の綜合評価結果を本発明例については表3に示す。綜合
結果の評価は、次記のとおりである。◎:きわめて優れ
る、○:良い、△:普通、×:悪い、××:著しく悪
い。なお、※印の欄は、本発明の範囲外のものを示す。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】表3および表4に示されるように、本発明
例に係る範囲内のエンボスが形成されたウェブは、いず
れも、比較例に示すエンボスが形成されたウェブより
も、高い評価を得られた。この結果より、本発明に係る
エンボス付与ウェブが、各性質に優れていることが判
る。
【0037】
【0038】また、エンボスの断面形状としては、上記
した富士山型であっても台形型などの適宜の形状とする
ことができる。しかし、富士山型の場合、凹部の形状が
不明瞭となるので、凹部が台形のものが特に見栄えの点
で良好である。なお、ウェブ10mm四方あたりの頂面の
面積比率としては、5〜25%が好ましい。縦横の各ピ
ッチは、0.5〜4.0mmが好ましい。菱形などの頂面
の寸法が不整の場合、頂面の最大径方向のピッチが、頂
面の最小径方向のピッチより長いことが望ましい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、滑らかさ、しなやかさ、ふんわり感、柔らか
さなどの性質に一層優れるエンボス付与ウェブを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンボス付与ウェブの一部拡大平
面図である。
【図2】その2−2線断面図である。
【図3】本発明に係るエンボス付与ウェブ製造用ロール
の斜視図である。
【図4】エンボス付与ウェブを製造用ロールによって製
造する工程の模式図である。
【図5】純曲げ試験機の斜視図である。
【図6】純曲げ試験時における純曲げ試験機の断面図で
ある。
【図7】従来のエンボス付与ウェブの一部拡大平面図で
ある。
【図8】その8−8線断面図である。
【符号の説明】
W…ウェブ、R…製造用ロール、M…純曲げ試験機、1
0…固定支柱、20…回転支柱。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31F 1/00 - 7/02 D21H 11/00 - 27/42 B44B 5/00 - 5/02 D21B 1/00 - 1/38 D21C 1/00 - 11/14 D21D 1/00 - 5/28 D21F 1/00 - 13/12 D21G 1/00 - 9/00 D21J 1/00 - 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】坪量が15〜60g/m2である1プライ
    の紙ウェブに、金属製エンボスロールとこれと対となる
    弾性可撓性ロールとによりエンボスが形成されたエンボ
    ス付与ウェブにおいて、 実質的に平坦な菱形の頂面を有し、頂面間の凹部形状が
    全体として台形型のエンボスを有し、前記頂面径が0.
    3〜0.8mm、深さが0.2〜2mm、ウェブ10m
    m四方あたりの個数が30個〜150個であり、かつウ
    ェブ10mm四方あたりの前記頂面の面積比率が5〜2
    5%のエンボスが形成され、 さらに縦横の各ピッチが0.5〜4.0mmであること
    を特徴とするエンボス付与ウェブ。
  2. 【請求項2】1プライの坪量が10〜30g/m2であ
    りこれが2枚重ね合わされた2プライの紙ウェブに、金
    属製エンボスロールとこれと対となる弾性可撓性ロール
    とによりエンボスが形成されたエンボス付与ウェブにお
    いて、 実質的に平坦な菱形の頂面を有し、頂面間の凹部形状が
    全体として台形型のエンボスを有し、前記頂面径が0.
    3〜0.8mm、深さが0.2〜2mm、ウェブ10m
    m四方あたりの個数が30個〜150個であり、かつウ
    ェブ10mm四方あたりの前記頂面の面積比率が5〜2
    5%のエンボスが形成され、 さらに縦横の各ピッチが0.5〜4.0mmであること
    を特徴とするエンボス付与ウェブ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のエンボス付与ウ
    ェブを製造するための金属製エンボスロールであって、 ロール表面に、頂面が実質的に平坦であり、その径が
    0.3〜0.8mm、個数がウェブ10mm四方あたり
    30個〜150個であり、深さが0.2〜2mmのエン
    ボスが形成されていることを特徴とするエンボス付与ウ
    ェブ製造用ロール。
JP05841094A 1994-03-29 1994-03-29 エンボス付与ウェブおよびその製造用ロール Expired - Lifetime JP3503984B2 (ja)

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