JP3503635B2 - 光磁気記録再生装置 - Google Patents
光磁気記録再生装置Info
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Description
ッジに収納された記録再生型の記録ディスク又は再生型
の記録ディスクに対し情報信号の記録又は再生を行う光
磁気記録再生装置に関する。
た光磁気ディスクに対し情報信号の記録再生を行う光磁
気記録再生装置が提案されている。
料によりなるディスク基板と、このディスク基板の一方
側の主面部に被着形成された磁性材料によりなる信号記
録層とを有して構成されている。この光磁気ディスクに
対する情報信号の書込みは、上記信号記録層の所定箇所
に対して、集光された光束の照射及び外部磁界の印加を
行うことによりなされる。光束の照射は、ディスク基板
の他方側の主面より、該ディスク基板を透過して行われ
る。そして、外部磁界の印加は、上記ディスク基板の一
方側の主面より行われる。上記信号記録層の光束が照射
された部分は、いわゆるキュリー温度以上に加熱される
ことにより、保磁力を喪失する。そして、この加熱され
た部分の信号記録層は、冷却される過程で、外部磁界の
方向に倣った方向に磁化される。
の光磁気ディスクを回転操作しながら、光束の光強度又
は外部磁界の磁界強度を情報信号に応じて変調すること
により、信号記録層の磁化方向によって該情報信号を記
録することができる。
号の記録を行う記録再生装置は、光磁気ディスクを保持
するとともに回転操作する回転操作機構と、光磁気ディ
スクに外部磁界を印加する磁気ヘッドと、光磁気ディス
クに光束を集光して照射する光学ピックアップ装置とを
備える。これら磁気ヘッド及び光学ピックアップ装置
は、光磁気ディスクを介して互いに相対向する位置に配
設されている。すなわち、これら磁気ヘッド及び光学ピ
ックアップ装置は、互いにアーム部材を介して連結され
ている。また、これら磁気ヘッド及び光学ピックアップ
装置は、アーム部材とともに、光磁気ディスクの内外周
に亘って、該光磁気ディスクの径方向に移動可能に配設
されている。
アに巻装された磁界発生用コイルとから構成されてい
る。この磁気ヘッドは、信号記録層に対し、この信号記
録層上に形成されたいわゆる保護層や滑性層等の薄い合
成樹脂や油脂等からなる層を介して、ほぼ摺接される程
度に近接して配設される。光学ピックアップ装置は、レ
ーザダイオード等の光源及びこの光源の発する光束を導
き集光させる光学デバイス等を備える。この光学ピック
アップ装置は、光束の集光点が信号記録層とディスク基
板との境界面上に位置するように、信号記録層に対し、
光束を集光させる対物レンズの焦点距離にほぼ等しい距
離を隔てて配設される。
を用いる光磁気記録再生装置においては、光磁気ディス
クに対する情報信号の書込みのみならず、光磁気ディス
クに記録された情報信号の読出しをも行えるように構成
されたものがある。光磁気ディスクよりの情報信号の読
出しは、信号記録層に直線偏光状態の光束を集光して照
射し、該光束の信号記録層による反射光束の偏光方向を
検出することにより行う。すなわち、上記光束は、信号
記録層の表面にて反射されるときに、該信号記録層の磁
化方向に応じて、いわゆるカー効果によって偏光方向が
変化させられる。したがって、反射光束の偏光方向を検
出することによって、信号記録層の磁化方向の変化を読
取ることができる。
装置内に配設された検光子及び光検出器により行われ
る。この検光子は、いわゆるウォラストンプリズムや1
/2波長板等であって、偏光方向の違いを光強度の変化
に変換する。上記光検出器は、フォトダイオードやフォ
トトランジスタ等であって、受光した光束の光強度を電
気信号に変換する。
記録再生装置において光磁気ディスクに対して情報信号
の書込みを行うときには、磁気ヘッド及び光学ピックア
ップ装置の双方が稼動される。しかし、この光磁気記録
再生装置において、光磁気ディスクや光ディスクより情
報信号を読出すときには、光学ピックアップ装置のみが
稼動され、磁気ヘッドは稼動されない。
によりなるディスク基板と、このディスク基板の一方の
主面に被着形成された金属材料よりなる反射層とを備え
る。この光ディスクのディスク基板の一方の主面には、
射出成型等の手段により、情報信号に応じた凹凸パター
ンが形成され、この凹凸パターンにより情報信号が記録
されている。この凹凸パターンによって記録されている
情報信号は、ディスク基板の他方の主面側より凹凸パタ
ーンにレーザ光束を照射し、このレーザ光束の反射光量
を検出することによって、読み取ることができる。
は、磁気ヘッド及び光磁気ディスクの磨耗を招来する。
光磁気記録再生装置においては、磁気ヘッド及び光磁気
ディスクの摺接の頻度が多いと、これら磁気ヘッド及び
光磁気ディスクの耐用期間が短縮される。
れたときのみに磁気ヘッドが光磁気ディスクに摺接され
るようにし、光ディスクが装着されたときにはこの磁気
ヘッドを光ディスクより離間させるようにした光磁気記
録再生装置が提案されている。
は、磁気ヘッドは、光磁気ディスク、又は、光ディスク
に対して接離可能に支持されている。そして、この光磁
気記録再生装置においては、磁気ヘッドを支持するアー
ム部材は、光学ピックアップ装置に対して接離する方向
に移動可能となされているとともに、磁気ヘッドを光磁
気ディスクに対して接近させる方向に弾性付勢されてい
る。このアーム部材は、光ディスクが装着されたときに
は、保持部材により、磁気ヘッドを光ディスクより離間
させる位置に保持され、光磁気ディスクが装着されたと
きには、保持部材による保持を解除されて該磁気ヘッド
を光磁気ディスクに近接させる位置に移動される。
にいずれの記録ディスクが装着されたかに応じて、移動
操作される。この保持部材は、光学ピックアップ装置及
び磁気ヘッドが記録ディスクの径方向についていずれの
位置に移動されても、情報信号の読出し時にはアーム部
材を保持している必要があるため、記録ディスクの内外
周に亘る磁気ヘッドの移動可能範囲に亘って設けられて
いる。
ヘッド及び光磁気ディスクの摺接の頻度が少なくなされ
るので、これら磁気ヘッド及び記録ディスクの耐用期間
を長くすることができる。
出し時に保持部材によりアーム部材を保持して磁気ヘッ
ドを記録ディスクより離間させておくようにした光磁気
記録再生装置においては、磁気ヘッド及び光学ピックア
ップ装置が記録ディスクの径方向に移動操作されると
き、保持部材とアーム部材とが摺接されることとなる。
そのため、この光磁気記録再生装置においては、光学ピ
ックアップ装置及び磁気ヘッドの記録ディスクの径方向
への移動操作が高速、かつ、円滑に行えないおそれがあ
る。
案されるものであって、磁気ヘッドの記録ディスクへの
摺接が、情報信号の記録が可能な記録ディスクが装着さ
れたときのみに行われるようになされて、磁気ヘッド及
び記録ディスクの磨耗が最小限度に抑えられる光磁気記
録再生装置を提供することを目的とする。
目的を達成するため、本発明に係る光磁気記録再生装置
は、記録ディスクが収納されたディスクカートリッジが
装着される装着部と、先端側に磁気ヘッドが設けられ、
当該磁気ヘッドを上記装着部に装着されたディスクカー
トリッジに収納された記録ディスクに対する径方向及び
接離方向に移動可能に支持する磁気ヘッド支持部材と、
上記装着部に装着されたディスクカートリッジを挟んで
上記磁気ヘッドと対向する位置に配設され、上記記録デ
ィスクに対して光を照射する光学ピックアップ装置と、
上記磁気ヘッド支持部材及び上記光学ピックアップ装置
を連結する連結部材と、上記ディスクカートリッジの形
状の相違に応じて、上記磁気ヘッド支持部材を操作する
ことにより上記磁気ヘッドを上記記録ディスクに対して
接離させる制御機構と、上記磁気ヘッドが上記記録ディ
スクから離間する方向への当該磁気ヘッド支持部材の回
動を規制する回動規制部材とを備え、記録再生型の記録
ディスクを収納した第1のディスクカートリッジが上記
装着部に装着されたときには、上記制御機構に基づいて
上記磁気ヘッドを当該第1のディスクカートリッジに収
納された記録ディスクと摺接する第1の位置に移動さ
せ、再生型の記録ディスクを収納した第2のディスクカ
ートリッジが上記装着部に装着された場合には、上記制
御機構に基づいて上記回動規制部材により回動規制され
た位置と上記磁気ヘッドが当該第2のディスクカートリ
ッジに収納された記録ディスクと摺接する位置との間の
第2の位置に上記磁気ヘッドを移動させ、上記第1の位
置又は第2の位置に上記磁気ヘッドを移動させた後、上
記磁気ヘッド支持部材を上記光磁気ディスクの径方向に
移動させることを特徴とする。本発明に係る光磁気記録
再生装置を構成する制御機構は、上記磁気ヘッド支持部
材を支持する支軸により基端側を支持され、この支軸の
軸回りの回動及び軸方向の摺動が可能となされたディス
ク種別検出アームを有し、当該ディスク種別検出アーム
は、上記装着部にディスクカートリッジが装着されたと
き、当該ディスクカートリッジに設けられたディスク種
別標示部によって先端側が押圧され、上記支軸の軸回り
に回動操作されて、上記磁気ヘッド支持部材を回動操作
することにより上記磁気ヘッドを上記光磁気ディスクに
対して接離させることを特徴とする。さらに、本発明に
係る光磁気記録再生装置は、上記ヘッド支持部材を上記
カートリッジ装着部から離間する方向に付勢する付勢部
材を更に備え、上記装着部にディスクカートリッジが装
着されない未装着時に、上記磁気ヘッド支持部材は上記
回動規制部材により上記磁気ヘッドが上記光磁気ディス
クから離間する位置に回動規制されていることを特徴と
する。
においては、磁気ヘッドは、制御機構により、ディスク
カートリッジの形状の相違に応じて記録ディスクに対し
て接離される。そして、制御機構により磁気ヘッド支持
部材が操作される場合において、磁気ヘッドが記録ディ
スクから離間される方向へ移動されるとき、回動規制部
材によって磁気ヘッドが記録ディスクから離間する方向
への移動量が規制されるので、装置全体の大きさを大き
くすることなく、外筐への磁気ヘッドの当接による磁気
ヘッドの損傷を防止することができる。
が操作される場合において、磁気ヘッドが記録ディスク
に近接される方向へ移動される場合、磁気ヘッドは、デ
ィスクカートリッジの形状の相違に応じて、回動阻止部
材により、記録ディスクに対する近接方向への移動が阻
止されるので磨耗が防止される。
態を図面を参照しながら説明する。
は、記録媒体となるディスクカートリッジとして、図1
1及び図12に示す記録再生型の第1のディスクカート
リッジ201と、図13及び図14に示す再生型の第2
のディスクカートリッジ211とのいずれかが選択的に
用いられる。
201は、記録再生ディスク205を記録再生カートリ
ッジ202に回転可能に収納している。記録再生ディス
ク205は、いわゆる光磁気ディスクであって、透明な
合成樹脂等よりなる円盤状のディスク基板と、このディ
スク基板の一方の主面に被着形成された磁性材料よりな
る信号記録層とを有している。このディスク基板は、例
えば、直径が64mm程度の大きさを有する。
グ部が設けられている。この被チャッキング部は、ディ
スク基板に穿設された円形の透孔217と、この透孔2
17を閉蓋する金属板216とから構成されている。こ
の被チャッキング部の透孔217は、信号記録層上に同
心円状をなして螺旋状に形成される記録トラックの曲率
中心に中心を一致させている。
17の周囲の円環状部分は、突出形成され、位置決め基
準部223となされている。また、金属板216は、デ
ィスク基板の一方の主面の透孔217の周囲に設けられ
た凹部218内に配設され、該ディスク基板の一方の主
面上に突出しないようになされている。
ディスク205を収納し得る大きさの薄い筺体状に構成
されている。記録再生カートリッジ202の上面側の主
面部には、記録再生ディスク205の一方の主面を内外
周に亘って外方に臨ませる磁気ヘッド用開口部203が
開設されている。また、この記録再生カートリッジ20
2の下面側の主面部には、記録再生ディスク205の他
方の主面を内外周に亘って外方側に臨ませる光学ピック
アップ装置用開口部215が開設されている。これら各
開口部203,215は、互いに相対向する位置にほぼ
同一の大きさ及び形状に形成されている。すなわち、こ
れら各開口部203,215は、それぞれ、記録再生カ
ートリッジ202の各主面部のほぼ中央位置より、第1
のディスクカートリッジ201のディスクカートリッジ
ローディング機構への装着方向に対する側方側の辺部近
傍に亘ってほぼ矩形状に形成されている。また、記録再
生カートリッジ202の下面側の主面部の中央部には、
被チャッキング部及び位置決め基準部223を外方に臨
ませるためのチャッキング用開口部219が設けられて
いる。
は、各開口部203,215を開閉するためのシャッタ
部材204がスライド可能に取付けられている。このシ
ャッタ部材204は、合成樹脂や金属等よりなる矩形状
の薄い板状部材がコ字状に屈曲形成されて構成され、両
側部分によって、各開口部203,215を閉蓋可能に
構成されている。このシャッタ部材204は、中央部分
を記録再生カートリッジ202の一側縁部によって、該
一側縁部に沿う前後方向にスライド可能に支持されてい
る。このシャッタ部材204は、記録再生カートリッジ
202に対してスライドされることにより、各開口部2
03,215を開閉する。
トリッジ202の一側縁部に支持された中央部分には、
該シャッタ部材204を閉蓋操作するためのシャッタ閉
蓋操作孔207が設けられている。
側の主面部には、前後一対の位置決め孔220,221
が穿設されている。これら位置決め孔220,221
は、光磁気記録再生装置において位置決めピンが嵌入さ
れることにより、記録再生カートリッジ202を、光磁
気記録再生装置の記録再生部に対して位置決めさせる。
この記録再生カートリッジ202の底面部の前端側位置
には、ディスク種別標示部である記録再生標示部209
が設けられている。この記録再生標示部209は、例え
ば、0.7mm程度の、ごく浅い深さで記録再生カート
リッジ202の底面部に形成された凹部である。
側縁部には、前端側よりシャッタ部材204の中央部分
に亘るシャッタ開放溝206が設けられている。ディス
クカートリッジローディング機構においては、このシャ
ッタ開放溝206にシャッタ開放片が前方側より挿入さ
れることにより、シャッタ部材204は、記録再生カー
トリッジ202の後方側にスライドされて、各開口部2
03,215を開蓋する。なお、シャッタ部材204の
記録再生カートリッジ202の一側縁部に支持された中
央部分には、シャッタ支持突片部208が、シャッタ解
放溝206に沿って前方側に向けて突設されている。
縁部に対向する他方側の側縁部には、前端側より誤挿入
防止溝224が設けられている。この誤挿入防止溝22
4には、ディスクカートリッジローディング機構におい
て、誤挿入防止片が前方側より挿入される。
ジ211は、再生専用ディスク214を再生専用カート
リッジ212に回転可能に収納している。再生専用ディ
スク214は、透明な合成樹脂等よりなる円盤状のディ
スク基板と、このディスク基板の一方側の主面に被着形
成された金属材料よりなる反射層とを有している。この
再生専用ディスク214は、記録再生ディスク205と
同様の大きさを有している。この再生専用ディスク21
4のディスク基板の一方側の主面には、射出成形等の手
段により微細な凹凸が形成されることによって情報信号
が記録されている。このディスク基板の中央部には、被
チャッキング部が設けられている。この被チャッキング
部は、記録再生ディスク205の被チャッキング部と同
様に、ディスク基板に穿設された円形の透孔217と、
この透孔217を閉蓋する金属板216とから構成され
ている。
ディスク214を収納し得る大きさの薄い筺体状に構成
されている。この再生専用カートリッジ212の下面側
の主面部には、再生専用ディスク214の他方側の主面
を内外周に亘って外方に臨ませる光学ピックアップ装置
用開口部215が開設されている。この光学ピックアッ
プ装置用開口部215は、再生専用カートリッジ212
の各主面部のほぼ中央位置より、この再生専用ディスク
カートリッジ211のディスクカートリッジローディン
グ機構への装着方向に対する側方側の辺部近傍に亘っ
て、ほぼ矩形状に形成されている。また、再生専用カー
トリッジ212の下面側の主面部の中央部には、被チャ
ッキング部及び位置決め基準部223を外方に臨ませる
ためのチャッキング用開口部219が設けられている。
は、光学ピックアップ装置用開口部215を開閉するた
めのシャッタ部材213がスライド可能に取付けられて
いる。このシャッタ部材213は、合成樹脂や金属等よ
りなる矩形状の薄い板状部材の一端側を屈曲形成して構
成され、光学ピックアップ装置用開口部215を閉蓋可
能に構成されている。このシャッタ部材213は、屈曲
された一端側部分を再生専用カートリッジ212の一側
縁部によって、該一側縁部に沿う前後方向にスライド可
能に支持されている。このシャッタ部材213は、再生
専用カートリッジ212に対してスライドされることに
より、光学ピックアップ装置用開口部215を開閉す
る。
スクカートリッジ201のシャッタ部材204と同様
に、シャッタ閉蓋操作孔207及びシャッタ支持突片部
208が設けられている。
記録再生カートリッジ202と同様に、前後一対の位置
決め孔220,221、シャッタ開放溝206及び誤挿
入防止溝224が設けられている。
の底面部の前端側位置には、ディスク種別標示部である
再生専用標示部210が設けられている。この再生専用
標示部210は、記録再生標示部209よりも深く形成
され、例えば、2.5mm程度の深さで再生専用カート
リッジ212の底面部に凹部として形成されている。
は、図1に示すように、シャーシ1を有するディスクカ
ートリッジローディング機構を備えている。このシャー
シ1は、金属板材料等により、シャーシ底板部2と、こ
のシャーシ底板部2の両側にこのシャーシ底板部2に対
してほぼ垂直となされて取付けられた左側の側板部3及
び右側の側板部4とを有している。
記録再生ディスク205に対する情報信号の書込み及び
読出し、又は、再生専用ディスク214よりの情報信号
の読出しを行う記録再生部41が固定されて取付けられ
ている。この記録再生部41は、図2に示すように、シ
ャーシ底板部2に取付けられる基台部57を有してい
る。この基台部57は、シャーシ底板部2に設けられた
切り欠き部5を介して、上面部のほぼ全面を該シャーシ
底板部2の上方側に臨ませている。この基台部57に
は、ほぼ中央部に、各ディスク205,214を回転操
作するためのスピンドルモータが取付けられている。こ
のスピンドルモータは、駆動軸67を基台部57の上面
側に突出させている。この駆動軸67の先端側には、各
ディスク205,214が載置されるディスクテーブル
43が取付けられている。このディスクテーブル43
は、ほぼ円盤状に形成され、中心部に設けられた支持孔
に上記駆動軸67を嵌入させて、該駆動軸67に支持さ
れている。このディスクテーブル43の上面側は、中央
部にほぼ円錐台状に形成されたセンタリング部66が設
けられるとともに、このセンタリング部66の周囲側部
分がディスク載置部65となされている。このセンタリ
ング部66は、各ディスク205,214の被チャッキ
ング部の透孔217に嵌入可能な外径を有して形成され
ている。このセンタリング部66は、各ディスク20
5,214の位置決め基準部223がディスク載置部6
5上に載置されたとき、外周面部を透孔217の内縁部
に当接させて、各ディスク205,214のセンタリン
グを行う。
05,214の被チャッキング部の金属板216を吸引
するためのマグネットが取付けられている。このマグネ
ットにより、ディスクテーブル43は、上記各ディスク
205,214を位置決めして保持する。
置決めピン59,60が植立されている。これら位置決
めピン59,60は、先端側が縮径されてほぼ紡錘形状
に形成されている。これら位置決めピン59,60は、
基台部57上に装着される各ディスクカートリッジ20
1,211の位置決め孔220,221に対応して嵌入
し、基台部57に対する各カートリッジ202,212
の位置決めを行う。
決め突起61,62が植立されている。これら位置決め
突起61,62は、基台部57上に装着される各ディス
クカートリッジ201,211の底面部に当接して、該
基台部57に対する各カートリッジ202,212の高
さ位置の位置決めを行う。
光学ピックアップ装置42が、図1及び図2中矢印Cで
示すように、ディスクテーブル43に接離する方向に移
動操作可能に取付けられている。
ロック部を有し、この光学ブロック部内に、レーザダイ
オード等の光源、この光源より発する光束を導く所定の
光学デバイス及び各ディスク205,214により反射
された光束を受光する光検出器等を内蔵するとともに、
該光学ブロック部に、対物レンズ駆動装置が取付けられ
ている。この光学ピックアップ装置においては、光源の
発する光束は、光学ブロック部より射出されて、対物レ
ンズ駆動装置に支持された対物レンズ68に入射にされ
る。この対物レンズ68は、入射された光束を集光させ
る。対物レンズ駆動装置は、対物レンズ68を、この対
物レンズの光軸方向及び該光軸に直交する方向の2軸方
向に移動操作する。
となされて基台部57に取付けられた一対のガイドシャ
フト69,70に支持されて、これらガイドシャフト6
9,70の軸方向に移動操作可能となされいる。すなわ
ち、各ガイドシャフト69,70は、光学ブロック部に
形成された軸受け孔に挿通されている。
駆動装置を基台部57の上方側に臨ませている。また、
この光学ピックアップ装置42は、対物レンズ68の光
軸を基台部57に対し垂直、すなわち、シャーシ底板部
2に対して垂直としている。
ム73を介して、磁気ヘッド45が取付けられている。
連結アーム73は、図4及び図8に示すように、光学ピ
ックアップ装置42の光学ブロック部に基端側を取付け
られて基台部57にほぼ平行に延在され、先端側には、
磁気ヘッド支持部材となる磁気ヘッド支持アーム44を
支持するための一対の立ち上げ屈曲片部80,81を有
している。これら立ち上げ屈曲片部80,81は、連結
アーム73の両側より上方側に屈曲されて形成され、互
いにほぼ平行となされて相対向している。磁気ヘッド支
持アーム44は、基端側を、各立ち上げ屈曲片部80,
81間に差し渡されて連結アーム71に取付けられた支
軸71に回動可能に支持され、基台部57の後方側より
前方側に向けて延在されている。この磁気ヘッド支持ア
ーム44は、支軸71回りに回動されることにより、前
端側、すなわち、遊端側を上記基台部57に対し接離さ
せる方向の変位が可能となされている。
部57に対向する側には、板バネ部材58を介して、磁
気ヘッド45が取付けられている。この磁気ヘッド45
は、対物レンズ68に相対向する位置に保持されてい
る。すなわち、この磁気ヘッド45は、対物レンズ68
の光軸上に位置され、該対物レンズ68に接離する方向
の移動が可能となされている。
は、一対の立ち上げ屈曲片部80,81の内側となるよ
うに、一対の突片部87,88が設けられている。これ
ら突片部87,88間には、回動規制部材となる回動規
制シャフト72が差し渡されて取付けられている。この
回動規制シャフト72は、支軸71に対して平行となさ
れている。この回動規制シャフト72は、一端側部分
が、一方の突片部88を挿通して、この突片部88の外
側に、一方の立ち上げ屈曲片部81に向けて突出されて
いる。この一方の立ち上げ屈曲片部81の上端部には、
この一方の立ち上げ屈曲片部81の一部が屈曲されて形
成された回動規制部材となる位置規制片89が、内方
側、すなわち、磁気ヘッド支持アーム44側に向けて突
設されている。回動規制シャフト72の一端側部分は、
磁気ヘッド支持アーム44が磁気ヘッド45を基台部5
7より離間させる方向に回動されたとき、位置規制片8
9に当接される。すなわち、磁気ヘッド支持アーム44
は、回動規制シャフト72の一端側部分と位置規制片8
9とが当接する位置よりは、磁気ヘッド45を上記基台
部57より離間させる方向には回動されない。
る捩じりコイルバネ74が外巻装されて取付けられてい
る。この捩じりコイルバネ74は、一方の立ち上げ屈曲
片部81と磁気ヘッド支持アーム44との間に介在配設
されている。この捩じりコイルバネ74は、磁気ヘッド
支持アーム44を、他方の立ち上げ屈曲片部80に対し
て押接させている。すなわち、この他方の立ち上げ屈曲
片部80は、磁気ヘッド支持アーム44の支軸71の軸
方向の位置の基準となる位置決め部材となっている。ま
た、捩じりコイルバネ74は、一方のアーム部を上記基
台部57に係止させ、他方のアーム部を回動規制シャフ
ト72の一端側部分に係止させることによって、磁気ヘ
ッド支持アーム44を、磁気ヘッド45が対物レンズ6
8より離間される方向に回動付勢している。したがっ
て、磁気ヘッド支持アーム44は、各ディスクカートリ
ッジ201,211が装着されない初期状態において
は、回動規制シャフト72の一端側部分を位置規制片8
9に当接させ、図4及び図5に示すように、磁気ヘッド
45を対物レンズ68より離間させた初期位置にある。
スクカートリッジの形状の相違に応じて磁気ヘッド支持
部材を操作することにより磁気ヘッドをディスクに対し
て接離させる制御機構となるディスク種別検出アーム7
8の中途部が取付けられている。このディスク種別検出
アーム78は、中途部に設けられた挿通孔82に回動規
制シャフト72を挿通させることによって、該回動規制
シャフト72に対して、軸回りの回動及び軸方向への摺
動が可能に取付けられている。また、このディスク種別
検出アームの後端側には、支軸71に係合するための係
合切り欠き部83が設けられている。この係合切り欠き
部83は、支軸71を挿通させてこの支軸71に係合し
ている。すなわち、ディスク種別検出アーム78は、支
軸71に対して、軸回りの回動及び軸方向への摺動が可
能となされている。したがって、ディスク種別検出アー
ム78は、支軸71及び回動規制シャフト72に支持さ
れることにより、磁気ヘッド支持アーム44に対する支
軸71の軸回りの回動が規制されている。
端側には、上方側に向けて当接突起79が突設されると
ともに、前方側に向けて被係止突起84が突設されてい
る。
なる一対の移動規制片85,86が突設されている。こ
れら移動規制片85,86は、ディスク種別検出アーム
78の前端側部分を両側より挟持するようにして形成さ
れている。これら移動規制片85,86は、基台部57
に対するディスク種別検出アーム78の支軸71の軸方
向の移動を阻止している。
示すように、ストッパ部材(回動阻止部材)となるスト
ッパアーム75が配設されている。このストッパアーム
75は、基台部57の後方側部分に対し、中途部を支軸
77を介して回動可能に支持されている。このストッパ
アーム75は、一端側の上面部にカートリッジ当接ピン
76を有している。このストッパアーム75は、図2中
矢印Sで示すように、図示しないコイルバネ等の付勢部
材により、カートリッジ当接ピン76を前方側に移動さ
せる方向に回動付勢されて、初期位置に位置決めされて
いる。このとき、このストッパアーム75の他端側部分
は、上記ディスク種別検出アーム78の被係止突起84
の下方側、すなわち、この被係止突起84と上記基台部
57との間に位置している。この状態においては、ディ
スク種別検出アーム78は、被係止突起84とストッパ
アーム75とが当接することにより、基台部57側に回
動することが阻止されている。すなわち、このとき、磁
気ヘッド支持アーム44は、ディスク種別検出アーム7
8を介して、初期位置よりも磁気ヘッド44を基台部5
7に接近させる方向の回動が阻止されている。
3に示すように、基台部57上に第1又は第2のディス
クカートリッジ201,211が装着されると、このデ
ィスクカートリッジ201,211の前端部に当接され
て後方側に移動され、図3中矢印Tで示すように、スト
ッパアーム75を回動させる。このとき、ストッパアー
ムの他端側部分は、被係止突起84の下方側よりも前方
側に移動され、ディスク種別検出アーム78に対する回
動の規制を解除する。
57上に第1のディスクカートリッジ201が装着され
ると、ディスク種別検出アーム78の当接突起79を記
録再生標示部209の底部により押圧されて支軸71回
りに回動され、図7に示すように、磁気ヘッド45を記
録再生ディスク205に摺接させる第1の位置に位置さ
れる。また、この磁気ヘッド支持アーム44は、基台部
57上に第2のディスクカートリッジ211が装着され
ると、当接突起79を再生専用標示部210の底部によ
り押圧されて支軸71回りに回動され、図6に示すよう
に、磁気ヘッド45を初期位置に比して再生専用ディス
ク214側に移動させているが磁気ヘッド45を再生専
用カートリッジ212より離間させた第2の位置に位置
させる。
制御機構は、ディスクカートリッジの形状の相違を電気
的なスイッチ等を介して電気的に検出し、この検出結果
に応じて、磁気ヘッド支持アーム44の回動を制御する
ものとしてもよい。
示すように、各ディスクカートリッジ201,211が
前方側より挿入操作され該ディスクカートリッジ20
1,211を保持するカートリッジホルダ26が配設さ
れている。このカートリッジホルダ26は、カートリッ
ジ押さえ板27に支持されている。このカートリッジ押
さえ板27は、ディスクカートリッジ201,211の
主面部にほぼ等しい大きさ及び形状の平板状の主面部
と、この主面部の両側より垂下された側壁部とを有し
て、金属板等により形成されている。このカートリッジ
押さえ板27は、シャーシ底板部2上に配設され、各側
壁部の後方側部分をシャーシ底板部2に対し回動可能に
支持されており、シャーシ底板部2に対して接離可能と
なされている。このカートリッジ押さえ板27には、各
カートリッジ202,212を下方側に押圧支持するた
めの複数の板バネ部27aが切り起こし形成されてい
る。
ジ202,212が前方側より挿入可能となるように、
これら各カートリッジ202,212にほぼ対応した大
きさの筺体状に、前方側と上面部及び下面部の一部とが
開放されて形成されている。このカートリッジホルダ2
6は、カートリッジ押さえ板27の下面側にこのカート
リッジ押さえ板27にほぼ沿うようにして配設され、後
方側の両側部分をカートリッジ押さえ板27の中途部分
に回動可能に支持されている。すなわち、カートリッジ
ホルダ26は、カートリッジ押さえ板27に対して接離
可能となされているとともに、このカートリッジ押さえ
板27がシャーシ底板部2側に回動したときには、カー
トリッジ押さえ板27及びシャーシ底板部2により挟持
される。
2のディスクカートリッジ201,211が所定の方向
となされて前方側より挿入されると、このカートリッジ
ホルダ26内に設けられたシャッタ開放片がシャッタ開
放溝206内に進入する。そして、ディスクカートリッ
ジ201,211がこのカートリッジホルダ26の内方
側に移動されてシャッタ開放片がシャッタ支持突片部2
08の前端部に当接したときには、このカートリッジホ
ルダ26に設けられたシャッタ閉蓋片が、シャッタ閉蓋
操作孔207内に嵌入する。さらに、ディスクカートリ
ッジ201,211がこのカートリッジホルダ26の内
方側に挿入操作されると、シャッタ部材204,213
は、シャッタ支持突片部208の前端部をシャッタ開放
片に当接させた位置にて停止されているので、第1又は
第2のカートリッジ202,212に対してスライドさ
れ、各開口部203,215を開蓋する。
クトレイ30が配設されている。このディスクトレイ3
0は、第1又は第2のディスクカートリッジ201,2
11が載置される受け板39とこの受け板39を上下動
可能に支持する枠部とを有している。受け板39は、第
1又は第2のディスクカートリッジ201,211の主
面にほぼ等しい形状及び大きさを有して、薄い金属板等
により形成されている。この受け板39には、複数の開
口部が開設されている。これら開口部は、この受け板3
9上に第1又は第2のディスクカートリッジ201,2
11が載置されたときに、このディスクカートリッジ2
01,211の光学ピックアップ装置用開口部215,
チャッキング用開口部219,位置決め孔220,各標
示部209,210等を、該受け板39の下方側に臨ま
せるためのものである。
け板39の前端側に位置する直線状部分と該受け板39
の両側に位置する直線状部分とを有して、ほぼコ字形状
に形成されている。すなわち、枠部は、後方側が開放さ
れている。この枠部は、前後方向の長さが、第1及び第
2のディスクカートリッジ201,211の主面部の前
後方向の長さのほぼ2倍となされている。この枠部の両
側部分の後端側部分同士は、連結板31を介して、互い
に連結されている。この連結板31は、薄い金属板等の
材料により形成され、枠部の上面部に取付けられてい
る。
動可能に支持している。受け板39の上面部の両側部分
には、一対の支持ピン145,146が植設されてい
る。これら支持ピン145,146は、枠部の両側部分
に設けられた一対の支持孔に、下方側より対応して嵌入
されている。この受け板39は、各支持ピン145,1
46を各支持孔に沿わせて、上下方向に移動可能となさ
れている。この受け板39は、前端縁を枠部の前方側の
直線状部分の近傍となしている。この受け板39は、枠
部内に配設されたバネによって、上方側に弾性付勢され
ている。
第1又は第2のディスクカートリッジ201,211の
載置及び取り出しを容易となすために、第1又は第2の
ディスクカートリッジ201,211の両側に対応する
位置に、該ディスクカートリッジ201,211の両側
の一部を外方側に臨ませる一対の切り欠き部32,33
が設けられている。
部2上に配設され、受け板39上に載置された第1又は
第2のディスクカートリッジ201,211を記録再生
部41の上方側の位置と第1又は第2のディスクカート
リッジ201,211の着脱操作位置とに亘って移動可
能とされている。すなわち、枠体30の一方の側部分に
は、ガイド部材34が取付けられている。このガイド部
材34は、合成樹脂等の材料により、シャフト挿通孔3
5を有して形成され、枠部に取付けられて、この枠部よ
り一方の側方向に突出されている。このガイド部材34
のシャフト挿通孔35には、左側の側板部3に取付けら
れたガイドシャフト29が挿通されている。このガイド
シャフト29は、左側の側板部3の前端側部分が外方側
に屈曲されて形成されたシャフト支持部に前端側を支持
され、左側の側板部3の後端側部分に設けられたシャフ
ト支持部に後端側を支持されて、前後方向に延在され
て、左側の側板部3に取付けられている。また、枠部の
他方の側部分には、ガイド突条139が前後方向に突設
されている。このガイド突条139は、右側の側板部2
の上方側部分にスライド可能に支持されている。このデ
ィスクトレイ30は、ガイドシャフト29及びガイド突
条139に沿って、前後方向にスライド可能とされてい
る。
方向である後方側に移動されたときに受け板39を記録
再生部41の上方側の位置となすローディング位置とな
され、図1中矢印A方向である前方側に移動されると、
受け板39をシャーシ1の前方側に突出した位置に位置
させて、この受け板39上への第1又は第2のディスク
カートリッジ201,211の着脱操作を可能となすア
ンローディング位置となされる。
板部3に取付けられたローディングモータにより回動操
作されるカムギヤ28より移動操作される。このカムギ
ヤ28は、外周側に外周ギヤ部が形成され、一方の主面
に第1のカム溝が形成されたギヤである。外周ギヤ部に
はほぼ90°の角度範囲に亘りこの外周ギヤの全幅のほ
ぼ半分の欠歯部が形成されている。
外周ギヤ部にこの外周ギヤ部の全幅のほぼ半分の部分、
すなわち、欠歯部が形成された部分に対応する部分に噛
合するラックギヤが形成されている。すなわち、枠部
は、カムギヤ28が回転すると、このカムギヤ28のほ
ぼ270°の回転範囲内、すなわち、外周ギヤ部がラッ
クギヤに噛合している範囲内において移動操作される。
そして,この枠部は、カムギヤ28のほぼ90°の回転
範囲内、すなわち、欠歯部がラックギヤに対向している
範囲内においては、移動操作されない。
30のみならず、記カートリッジ押さえ板27をも移動
操作する。このカムギヤ28によるカートリッジ押さえ
板27の移動操作は、欠歯部が枠部のラックギヤに対向
するほぼ90°の角度範囲内における回転により行われ
る。
図示しない従動アームを介して、第1のカム溝に係合さ
れている。すなわち、カートリッジ押さえ板27は、カ
ムギヤ28が回動されると、シャーシ底板部2に対して
回動操作される。
の外筺内に配設される支持基板18に対して、いわゆる
フローティング支持されている。すなわち、シャーシ1
は、支持基板18に対して、4本の引っ張りコイルバネ
6,7,8,9及び4個のダンパ22,23,24,2
5を介して支持されている。これらダンパ22,23,
24,25は、ゴム等の可撓性を有する材料からなる袋
状の部材内に高粘度を有する液体材料を封入して構成さ
れている。
気記録再生装置において、第1のディスクカートリッジ
201、又は、第2のディスクカートリッジ211を装
着するには、まず、ディスクトレイ30をアンローディ
ング位置となす。このとき、カートリッジ押さえ板27
は、シャーシ底板部2より離間された位置に保持され、
カートリッジホルダ26を該シャーシ底板部2より離間
させている。この状態において、受け板39上に第1又
は第2のディスクカートリッジ201,211を載置す
る。
ギヤ28が回転を開始すると、ディスクトレイ30は、
図1中矢印Bで示すように、後方側に移動される。そし
て、ディスクトレイがさらに後方側に移動されると、第
1又は第2のディスクカートリッジ201,211がカ
ートリッジホルダ26に前方側より挿入操作される。す
ると、このディスクカートリッジ201,211におい
ては、シャッタ部材204,213が、シャッタ開放片
により、カートリッジ202,212に対して移動操作
され、光学ピックアップ装置用開口部215、又は、磁
気ヘッド用開口部203及び上記光学ピックアップ装置
用開口部215を開蓋される。また、このとき、上記シ
ャッタ閉蓋片は、上記シャッタ閉蓋操作孔207内に嵌
入する。このときまで、上記磁気ヘッド支持アーム44
は、図4及び図5に示すように、上記磁気ヘッド装置4
5を上昇位置に保持する初期位置となされている。
置に至ると、このディスクトレイのラックギヤには欠歯
部が対向し、カムギヤ28がさらに回転しても、このデ
ィスクトレイ30は、停止した状態に維持される。この
とき、第1又は第2のディスクカートリッジ201,2
11は、図5に示すように、記録再生部41の上方側位
置まで搬送されている。このとき、図5中矢印Uで示す
第1又は第2のディスクカートリッジ201,211の
底面部とディスクテーブル43との間の間隔は、例え
ば、4mm程度の充分な距離となされている。
と、第1のカム溝により、カートリッジ押さえ板27が
シャーシ底板部2に近接する側に回動される。すると、
第1又は第2のディスクカートリッジ201,211
は、図6及び図7に示すように、記録再生部41の基台
部57上に載置装着されて、ローディング操作を完了さ
れる。これらディスクカートリッジ201,211は、
カートリッジ押さえ板27の各板バネ部27aにより、
基台部57側に弾性的に押圧支持されている。なお、受
け板39は、第1又は第2のディスクカートリッジ20
1,211に押圧されて、枠部に対して下方側に移動さ
れる。カートリッジ202,212は、各位置決めピン
59,60及び各位置決め突起61,62により、基台
部57上の所定位置に位置決めされる。
1のディスクカートリッジ201が装着された場合にあ
っては、図7に示すように、第2の位置に位置され、第
2のディスクカートリッジ211が装着された場合にあ
っては、図6に示すように、第1の位置に位置される。
また、各ディスク205,214は、ディスクテーブル
43上に位置決めされて装着される。このとき、スピン
ドルモータは、ディスクテーブル43とともに、各ディ
スク205,214を回転操作することが可能とされて
いる。
42は、記録再生ディスク205、又は、再生専用ディ
スク214の他方の主面に対して、対物レンズ68を対
向させている。また、この光学ピックアップ装置42
は、各ディスク205,214に対物レンズ68を対向
させたまま、各ディスク205,214の内外周に亘っ
て移動可能となされている。この光学ピックアップ装置
42は、他方の主面側より、各ディスク205,214
に対して光束を照射することが可能となされている。光
学ピックアップ装置42が各ディスク205,214の
内外周に亘って径方向に移動されると、ディスク種別検
出アーム78は、各移動規制片85,86により支軸7
1の軸方向の移動が阻止されているため、一定の位置に
留まる。このとき、支軸71及び回動規制シャフト72
は、磁気ヘッド支持アーム44とともに移動されて、デ
ィスク種別検出アーム78に対しては軸方向に摺動す
る。
ップ装置42及び磁気ヘッド装置45が動作されること
により、記録再生ディスク205に対する情報信号の書
込みが可能となされている。すなわち、記録再生ディス
ク205が回転操作され、この記録再生ディスク205
の信号記録層に光学ピックアップ装置42によって光束
が集光して照射されて該照射領域が加熱され、この加熱
された部分に磁気ヘッド装置45から外部磁界が印加さ
れることにより、情報信号の書込みが行われる。また、
この状態において、再生専用ディスク214よりの情報
信号の読出しが可能となされている。すなわち、再生専
用ディスク214が回転操作され、反射層に光学ピック
アップ装置42によって光束が集光して照射され、該光
束の反射光束を検出することによって情報信号の読出し
が行われる。
又は第2のディスクカートリッジ201,211をこの
光磁気記録再生装置より取り出すには、カムギヤ28を
上述したローディング操作時の逆方向に回転させ、ディ
スクトレイを前方側に移送する方向に回転させる。する
と、カートリッジ押さえ板27は、シャーシ底板部2よ
り離間する方向に回動され、カートリッジホルダ26を
シャーシ底板部2の上方側に移動させる。このとき、第
1又は第2のディスクカートリッジ201,211は、
記録再生部41の基台部57より離間され、受け板39
上に載置されている。また、磁気ヘッド支持アーム44
は、捩じりコイルバネ74の付勢力により、図5に示す
ように、初期位置に復帰する。
ることにより、ディスクトレイ30が前方側に移動操作
される。このとき、第1又は第2のディスクカートリッ
ジ201,211は、受け板39上に載置されたまま前
方側に搬送される。このとき、第1又は第2のディスク
カートリッジ201,211においては、シャッタ閉蓋
片によって、シャッタ部材204,213の閉蓋操作が
なされる。さらに、カムギヤ28が回転され、ディスク
トレイ30がアンローディング位置に至ると、第1又は
第2のディスクカートリッジ201,211は、ディス
クトレイ30より取り外すことが可能となされている。
おいて、ディスク種別検出アーム78の磁気ヘッド支持
アーム44に対する回動を規制する回動規制部材は、上
述の実施の形態中に示した如き回動規制シャフト72に
限定されない。すなわち、この回動規制部材としては、
図10に示すように、磁気ヘッド支持アーム44よりデ
ィスク種別検出アーム78を挟持するようにして突設さ
れた一対の回動規制片91,92としてもよい。この場
合においても、図10中矢印X及び矢印Yで示すよう
に、ディスク種別検出アーム78が支軸71回りに回動
されたときには、このディスク種別検出アーム78と磁
気ヘッド支持アーム44との間の相対的な回動が阻止さ
れているため、磁気ヘッド支持アーム44は、ディスク
種別検出アーム78に追従して回動操作される。
再生装置においては、磁気ヘッドは、制御機構により、
ディスクカートリッジの形状の相違に応じて記録ディス
クに対して接離される。そして、制御機構により磁気ヘ
ッド支持部材が操作される場合において、磁気ヘッドが
記録ディスクから離間される方向へ移動されるとき、回
動規制部材によって磁気ヘッドが記録ディスクから離間
する方向への移動量が規制されるので、装置全体の大き
さを大きくすることなく、外筐体への磁気ヘッドの当接
による磁気ヘッドの損傷を防止することができる。
が操作される場合において、磁気ヘッドが記録ディスク
に近接される方向へ移動される場合、磁気ヘッドは、デ
ィスクカートリッジの形状の相違に応じて、回動阻止部
材により、記録ディスクに対する近接方向への移動を阻
止されるので磨耗が防止される。
分解斜視図である。
平面図である。
た状態を示す平面図である。
ィスクカートリッジの構成を示す側面図である。
る途中の状態を示す側面図である。
着された状態を示す側面図である。
着された状態を示す側面図である。
成を一部を破断して示す拡大斜視図である。
断して示す拡大平面図である。
を示す拡大側面図である。
視図である。
んだ斜視図である。
視図である。
んだ斜視図である。
57 基台部、 71 支軸、72 回動規制シャフ
ト、 74 捩じりコイルバネ、 75 ストッパアー
ム、 78 ディスク種別検出アーム、 79 当接突
起、 80,81 立ち上げ屈曲片部、 85,86
移動規制片、 201 第1のディスクカートリッジ、
205 記録再生ディスク、 209 記録再生標示
部、 210 再生専用標示部、 211 第2のディ
スクカートリッジ、 214 再生専用ディスク
Claims (3)
- 【請求項1】 記録ディスクが収納されたディスクカー
トリッジが装着される装着部と、 先端側に磁気ヘッドが設けられ、当該磁気ヘッドを上記
装着部に装着されたディスクカートリッジに収納された
記録ディスクに対する径方向及び接離方向に移動可能に
支持する磁気ヘッド支持部材と、 上記装着部に装着されたディスクカートリッジを挟んで
上記磁気ヘッドと対向する位置に配設され、上記記録デ
ィスクに対して光を照射する光学ピックアップ装置と、 上記磁気ヘッド支持部材及び上記光学ピックアップ装置
を連結する連結部材と、 上記ディスクカートリッジの形状の相違に応じて、上記
磁気ヘッド支持部材を操作することにより上記磁気ヘッ
ドを上記記録ディスクに対して接離させる制御機構と、 上記磁気ヘッドが上記記録ディスクから離間する方向へ
の当該磁気ヘッド支持部材の回動を規制する回動規制部
材とを備え記録再生型の記録ディスクを収納した第1のディスクカ
ートリッジが上記装着部に装着されたときには、上記制
御機構に基づいて上記磁気ヘッドを当該第1のディスク
カートリッジに収納された記録ディスクと摺接する第1
の位置に移動させ、 再生型の記録ディスクを収納した第2のディスクカート
リッジが上記装着部に装着された場合には、上記制御機
構に基づいて上記回動規制部材により回動規制された位
置と上記磁気ヘッドが当該第2のディスクカートリッジ
に収納された記録ディスクと摺接する位置との間の第2
の位置に上記磁気ヘッドを移動させ、上記第1の位置又
は第2の位置に上記磁気ヘッドを移動させた後、上記磁
気ヘッド支持部材を上記光磁気ディスクの径方向に移動
させることを特徴とする光磁気記録再生装置。 - 【請求項2】上記制御機構は、上記磁気ヘッド支持部材
を支持する支軸により基端側を支持され、この支軸の軸
回りの回動及び軸方向の摺動が可能となされたディスク
種別検出アームを有し、当該ディスク種別検出アーム
は、上記装着部にディスクカートリッジが装着されたと
き、当該ディスクカートリッジに設けられたディスク種
別標示部によって先端側が押圧され、上記支軸の軸回り
に回動操作されて、上記磁気ヘッド支持部材を回動操作
することにより上記磁気ヘッドを上記光磁気ディスクに
対して接離させることを特徴とする請求項1記載の光磁
気記録再生装置。 - 【請求項3】上記ヘッド支持部材を上記カートリッジ装
着部から離間する方向に付勢する付勢部材を更に備え、 上記装着部にディスクカートリッジが装着されない未装
着時に、上記磁気ヘッド支持部材は上記回動規制部材に
より上記磁気ヘッドが上記光磁気ディスクから離間する
位置に回動規制されていることを特徴とする請求項1記
載の光磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152719A JP3503635B2 (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 光磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152719A JP3503635B2 (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 光磁気記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15730992A Division JP3343939B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-05-26 | 記録及び再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003036578A JP2003036578A (ja) | 2003-02-07 |
JP3503635B2 true JP3503635B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=19194797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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-
2002
- 2002-05-27 JP JP2002152719A patent/JP3503635B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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