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JP3502276B2 - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JP3502276B2
JP3502276B2 JP27942098A JP27942098A JP3502276B2 JP 3502276 B2 JP3502276 B2 JP 3502276B2 JP 27942098 A JP27942098 A JP 27942098A JP 27942098 A JP27942098 A JP 27942098A JP 3502276 B2 JP3502276 B2 JP 3502276B2
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hole
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健夫 宮崎
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ダイワ精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、リ−ル本体に支
持され、ハンドルで連動回転する駆動軸を改良した魚釣
用リ−ルに関する。 【0002】 【従来の技術】従来ハンドル操作によりスプ−ルに釣糸
を巻回するために連動回転する駆動軸は、例えば登録実
用新案第3012875 号公報等の魚釣用両軸受型リ−ルで
は、端部にハンドルが装着され、リ−ル本体内部に巻取
り駆動部材、制動部材、逆転防止部材、筒部材等の内周
非円形部材が装着されるハンドル軸があげられる。この
ハンドル軸の外周には、巻取り駆動部材、制動部材、逆
転防止部材、筒部材等の内周非円形部材が回り止め嵌合
される非円形外周部が形成されて、軸方向外方よりこれ
らの部材が嵌合され組み込まれている。しかしながら、
ハンドル軸の非円形外周部を含めハンドル軸全体が中実
状に形成されていることより重量化し、そのため、ハン
ドルがわ側板が反ハンドルがわに比べて重量化して左右
のバランスが悪くなり、魚釣り操作性が悪い。 【0003】又、ハンドル軸の例えば小判形に形成され
た非円形外周部の平面部の接触面積や、対向平面部と対
向曲面部の芯ズレの影響も加わって巻取り駆動部材、制
動部材、逆転防止部材、筒部材等の内周非円形部材を容
易に嵌合組み込みできないことがある。更に又、ハンド
ル軸上に装着される駆動部材(駆動歯車、制動部材等)
の性能維持のために定期的に注油する場合は、ハンドル
側の外側板を取り外して内部に注油する必要があり、メ
ンテナンス性に劣る等の課題が残されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、中実状に形成されたハンドル軸全体で重量化し、
ハンドルがわ側板が反ハンドルがわに比べて重量化して
左右のバランスが悪くなり、魚釣り操作性が悪く、例え
ば小判形に形成されたハンドル軸の非円形外周部の平面
部の接触面積や、対向平面部と対向曲面部の芯ズレの影
響も加わって軸上に装着される駆動部材の嵌合組み込み
が容易にできなかったり、注油のメンテナンス性に劣る
等の課題が残されている。 【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、駆動軸の
軽量化と重量偏寄を軽減し、魚釣り操作性の向上と、組
み込み性とメンテナンス性を向上した魚釣用リ−ルを提
供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明は、ハンドルの回転に連動回
転される外周に回り止め部を有する駆動軸の前記回り止
め部に該回り止め部に直交する長手方向に孔部を設けた
ことを要旨とするものである。 【0007】 【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、魚釣用
両軸受型リ−ルでは駆動軸5の回り止め部5fと直交する
長手方向の貫通孔からなる孔部5hと、他端5bの回り止め
部5jと直交する孔部5kを設けることによる軽量化で、一
方への重量偏寄の軽減が図れて魚釣り操作性が向上する
と共に駆動部材(クラッチ反転用歯車25、ころがり式一
方向クラッチBの内輪26、駆動歯車6、制動板29、カラ
−20)への定期的注油を行う場合は、リ−ル側板2を外
すことなく、駆動軸5の貫通孔からなる孔部5hからの注
入により容易に注油できてメンテナンス性が向上する。
又、駆動軸の非円形外周部の平面部aの接触面積が軽減
され、対向平面部aと対向曲面部bの芯ズレの影響が少
なくなって駆動軸上に装着される駆動部材(クラッチ反
転用歯車25、ころがり式一方向クラッチBの内輪26、駆
動歯車6、制動板29、カラ−20)の嵌合組み込みが容易
になって組み込み性が改善される。 【0008】魚釣用スピニングリ−ルでは駆動軸5′の
回り止め部5qと直交する長手方向の貫通孔からなる孔部
5sを設けることにより軽量化され、駆動軸5′の非円形
外周部の平面部の接触面積が軽減され、スプ−ル軸3′
が前後に軽摩擦抵抗で往復動されると共に、駆動軸上に
装着される駆動部材(連動歯車39、逆転防止爪車40、軸
受35、カラ−36、ロ−タ37の筒部37a )の嵌合組み込み
が容易になって組み込み性が改善される。 【0009】 【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図4は第1実施例で魚釣用リ−ルを魚釣
用両軸受型リ−ルで述べれば、図1は魚釣用両軸受型リ
−ルの要部断面平面図と要部拡大断面平面図、図2は駆
動軸の平面図、図3は駆動軸の斜視図、図4は駆動軸と
ころがり式一方向クラッチの要部断面正面図である。 【0010】リ−ル本体Aは側枠1と左側リ−ル側板10
と右側リ−ル側板2で構成されている。側枠1は左右両
側枠1a、1bと支柱1cとリ−ル脚11の固定板1dと指載せ杆
1eが一体的に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持され
ている。左右両側枠1a、1bの外側には夫々リ−ル側板1
0、2が取り付けられている。両側枠1a、1b間にはスプ
−ル12が回転可能に支持され、スプ−ル12が固定された
スプ−ル軸3は側枠1a側の図示しない一方の軸受と側枠
1b側のスプ−ルカバ−に取り付けられた他方の軸受13と
リ−ル側板2に取り付けられた軸受14で回転可能に支持
されている。スプ−ル軸3の細径部3aにはピニオン4が
軸方向に摺動自在に嵌合されてスプ−ル軸3の係合部3b
とピニオン4の係合部4aが係合・離脱可能に構成されて
いる。ピニオン4には駆動軸5に嵌合された駆動歯車6
が噛合されている。 【0011】スプ−ル軸3の係合部3bとピニオン4の係
合部4aは、図示しないクラッチレバ−で作動板15が操作
されて係合・離脱される。リ−ル側板2の軸受14の外側
には軸筒部2aが突出形成されて外周に雄螺子が形成され
ている。雄螺子にはカバ−ツマミ16が螺合され、カバ−
ツマミ16の内側底面にスラスト軸受17が固定されてスプ
−ル軸3の細径部3aの他端3cが当接されている。駆動軸
5は右側枠1bに設けられた軸受18とリ−ル側板2に取り
付けられた軸受19にカラ−20を介して軸承され、軸受18
側の駆動軸5の一端鍔部5aは止め板21で抜け止めされて
いる。カラ−20は駆動軸5の外周に回り止め嵌合されて
いる。駆動軸5の外周の軸受19の外側にはドラグ調整ツ
マミ22が螺合されてドラグ調整ツマミ22の筒部がカラ−
20に当接され、駆動軸5の他端5bにはハンドル23がナッ
ト24で取り付けられている。 【0012】駆動軸5の形状は、一端鍔部5aと他端5bの
間に、小径部5cと大径鍔部5dと軸部5eと軸部5eの長手方
向の回り止め部5fとネジ部5gと、軸部5eに回り止め部5f
と直交する長手方向の貫通孔からなる孔部5hとが形成さ
れ、他端5bにネジ部5iと回り止め部5jと回り止め部5jと
直交する孔部5kとが形成されている。貫通孔からなる孔
部5kは他端5bの長さ等に応じて丸孔でも長孔でもよい。
貫通孔からなる孔部5hはグリス等の油溜めとすることが
できる。駆動軸5の対向平面部を夫々aとし、対向曲面
部を夫々bとする。 【0013】駆動軸5にはクラッチ反転用歯車25が回り
止め嵌合されて駆動軸5の大径鍔部5dに当接され、クラ
ッチ反転用歯車25ところがり式一方向クラッチBの内輪
26の間に摩擦板27と駆動歯車6と摩擦板28と制動板29が
嵌合されている。スプ−ル軸3の係合部3bとピニオン4
の係合部4aが離脱されたクラッチOFF状態から係合さ
れたクラッチON状態に反転される構成は、スプ−ル12
に図示しない釣糸が巻回される方向にハンドル23が回転
された時、クラッチ反転用歯車25で離脱位置の作動板15
が係合位置に移動されて係合部3bと係合部4aが係合され
るように構成されている。リ−ル側板2の軸受19より内
側に凹部からなる円筒支持部2bが突出形成されて円筒支
持部2b内の駆動軸5の外周にころがり式一方向クラッチ
Bの内輪26が回り止め嵌合されている。 【0014】駆動歯車6は中心透孔6aで駆動軸5の軸部
5e外周に回転自在に嵌合され、凹部6b内に前記摩擦板28
と制動板29が収容されて制動板29にころがり式一方向ク
ラッチBの内輪26が当接されている。 【0015】ころがり式一方向クラッチBは、内輪26と
内輪26の外周に回転可能に載せられた複数個の棒状ころ
がり部材30と外輪7と合成樹脂材の保持体31と発条32と
で構成されている。外輪7は孔明き有底筒状に形成され
て外周には複数個の回り止め部7aが突出形成され、内周
面7bには凹部からなる棒状ころがり部材30の自由回転域
αと傾斜面からなる棒状ころがり部材30が当接されて回
転が阻止される阻止面βが構成されている。図面では外
輪7は孔明き有底筒状で一側開口側に蓋33が図示されて
いる。保持体31の複数個の貫通孔からなる孔部には複数
個の棒状ころがり部材30が挿入されて保持されると共
に、発条32で押圧付勢されている。 【0016】リ−ル側板2の凹状からなる円筒支持部2b
の形状は、円筒支持部2bの内周面に外輪7の外周の複数
個の回り止め部7aに相似形の凹部2cが形成されている。
リ−ル側板2の円筒支持部2b内にはころがり式一方向ク
ラッチBの外輪7外周が圧入されて回り止め嵌着されて
いる。 【0017】魚釣用両軸受型リ−ルの動作は、スプ−ル
軸3の係合部3bとピニオン4の係合部4aが係合されたク
ラッチON状態で、スプ−ル12に図示しない釣糸が巻回
される方向にハンドル23が回転されると、図4で駆動軸
5と内輪26が時計方向に回転される。この回転でころが
り式一方向クラッチBの棒状ころがり部材30は自由回転
域αに位置されて駆動軸5と内輪26と駆動歯車6とピニ
オン4とスプ−ル軸3とスプ−ル12が正回転される。 【0018】次に魚釣用両軸受型リ−ルの逆転防止動作
は、獲物の引きでスプ−ル12に巻回された図示しない釣
糸が繰り出されると、スプ−ル12が逆回転され、この回
転で駆動軸5と内輪26が図4で反時計方向に逆回転され
る。駆動軸5と内輪26が逆回転されると、ころがり式一
方向クラッチBの棒状ころがり部材30が自由回転域α位
置から阻止面β位置に移動されて当接され、棒状ころが
り部材30のクサビ作用で外輪7に対して内輪26の逆回転
が阻止される。このことでスプ−ル12の逆回転が停止さ
れる。更にこの時、棒状ころがり部材30のクサビ作用に
よる逆転時の遊度が少ないことから敏速にスプ−ル12の
逆回転が停止される。 【0019】前記のように駆動軸5は、軸部5eの長手方
向の回り止め部5fと直交する長手方向の貫通孔からなる
孔部5hと、他端5bの回り止め部5jと直交する孔部5kとで
軽量化され、貫通孔からなる孔部5hはグリス等の油溜め
とすることができる。又、リ−ル側板2を外すことな
く、ドラグ調整ツマミ22とカラ−20を外すことで貫通孔
からなる孔部5hの中に注油することができる。 【0020】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、駆動軸5の回り止め部5fと直交する長手方向
の貫通孔からなる孔部5hと、他端5bの回り止め部5jと直
交する孔部5kを設けることによる軽量化で、一方への重
量偏寄の軽減が図れて魚釣り操作性が向上すると共に駆
動部材(クラッチ反転用歯車25、ころがり式一方向クラ
ッチBの内輪26、駆動歯車6、制動板29、カラ−20)へ
の定期的注油を行う場合は、リ−ル側板2を外すことな
く、駆動軸5の貫通孔からなる孔部5hからの注入により
容易に注油できてメンテナンス性が向上する。又、駆動
軸の非円形外周部の平面部aの接触面積が軽減され、対
向平面部aと対向曲面部bの芯ズレの影響が少なくなっ
て駆動軸上に装着される駆動部材(クラッチ反転用歯車
25、ころがり式一方向クラッチBの内輪26、駆動歯車
6、制動板29、カラ−20)の嵌合組み込みが容易になっ
て組み込み性が改善される。 【0021】図5から図8は魚釣用リ−ルを魚釣用スピ
ニングリ−ルとした第2実施例で、図5は魚釣用スピニ
ングリ−ルの要部断面側面図、図6は駆動軸周りの要部
拡大断面側面図、図7は駆動軸の平面図、図8は駆動軸
の斜視図である。 【0022】第2実施例は、リ−ル本体8と図示しない
蓋体に取り付けられた図示しない軸受で駆動歯車6′の
回動軸6cが軸支され、回動軸6cの中心多角形孔にハンド
ル23が折り畳み自在に取り付けられたハンドル軸34が左
右交換自在に挿入嵌合されている。リ−ル本体8の前部
には軸受35で筒状駆動軸5′が回転自在に軸受されると
共に前側に突出されている。軸受35より前側の筒状駆動
軸5′の外周にカラ−36とロ−タ37の筒部37a が嵌合さ
れてナット38で固定されている。筒状駆動軸5′の形状
は、軸部5mの外周一端にネジ部5nと外周他端側の基端5o
の前側にピニオン5pと軸部5mの長手方向の回り止め部5q
と軸部5mの中心透孔5rと、軸部5mに回り止め部5qと直交
する長手方向の貫通孔からなる孔部5sとが形成されてい
る。 【0023】筒状駆動軸5′の基端5oは軸受部8aの凹穴
8bで回転自在に軸承され、基端5oの前側に一体的に形成
されたピニオン5pに駆動歯車6′が噛合されてロ−タ37
はハンドル23の回転に連動して回転されるように支持さ
れている。筒状駆動軸5′のピニオン5pより前側の外周
に連動歯車39と逆転防止爪車40が回り止め嵌合され、そ
の前側に軸受35とカラ−36とロ−タ37の筒部37a が嵌合
されている。筒状駆動軸5′の中心透孔5rと軸受部8aの
透孔8cには先端にスプ−ル41が取り付けられたスプ−ル
軸3′が前後往復動可能に摺動自在に挿入され、スプ−
ル軸3′の後端部には摺動子42がビス43で取り付けられ
ている。 【0024】リ−ル本体8内にはスプ−ル軸3′と平行
にトラバ−スカム溝を有する軸部材9がリ−ル本体8の
後側壁の透孔8dと軸受部8aの透孔8cにリ−ル本体8の後
側から挿入されて支承されている。軸部材9には後端に
頭部9aが、頭部9aの前側に太径部9bが、太径部9bの後端
側に周溝9cが、周溝9cより前側の太径部9b外周にトラバ
−スカム溝9dが、太径部9bの前端に回り止め部9eが、そ
の前側に周溝9fが夫々形成されている。頭部9aの前側太
径部9b外周には割カラ−44が嵌められてリ−ル本体8の
後側壁の透孔8dに回転自在に嵌合されている。後端の周
溝9cにはEリング45が嵌められてリ−ル本体8に抜け止
めされている。太径部9bの前端の回り止め部9eにスプ−
ル41を前後に往復動する機構の小歯車46が嵌合されて周
溝9fにEリング45が嵌められて抜け止めされている。小
歯車46は連動歯車39に噛合されている。 【0025】魚釣用スピニングリ−ルの動作は、ハンド
ル23が回転されると、駆動歯車6′が回転されてピニオ
ン5pを介して筒状駆動軸5′が回転され、ロ−タ37が回
転される。更に連動歯車39と小歯車46を介してトラバ−
スカム溝9dを有する軸部材9が連動回転されて摺動子42
とスプ−ル軸3′が前後に往復動される。 【0026】前記のように筒状駆動軸5′は、軸部5mの
長手方向の回り止め部5qと直交する長手方向の貫通孔か
らなる孔部5sで軽量化され、貫通孔からなる孔部5sはグ
リス等の油溜めとすることができる。 【0027】前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構
成されると、駆動軸5′の回り止め部5qと直交する長手
方向の貫通孔からなる孔部5sを設けることにより軽量化
され、駆動軸5′の非円形外周部の平面部の接触面積が
軽減され、スプ−ル軸3′が前後に軽摩擦抵抗で往復動
されると共に、駆動軸上に装着される駆動部材(連動歯
車39、逆転防止爪車40、軸受35、カラ−36、ロ−タ37の
筒部37a )の嵌合組み込みが容易になって組み込み性が
改善される。 【0028】図9、図10は第1実施例の第1変形例で、
図9は駆動軸の平面図、図10は図9のF10−F10断面線の
駆動軸の断面側面図である。 【0029】第1変形例では、駆動軸5の一側面の回り
止め部5fに面して凹部からなる孔部5tが形成されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0030】図11は第1実施例の第2変形例で、図11は
駆動軸の断面側面図である。 【0031】第2変形例では、駆動軸5の両側面の回り
止め部5fに面して凹部からなる孔部5u、5vが形成されて
いる。他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【0032】図12は第1実施例の第3変形例で、図12は
駆動軸の断面側面図である。 【0033】第3変形例では、駆動軸5の両側面の回り
止め部5fに面して複数個の袋穴からなる孔部5w、5xが形
成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。 【0034】前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸
受型リ−ルと魚釣用スピニングリ−ルで述べたが、他の
形式のリ−ルに実施してもよい。 【0035】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0036】魚釣用両軸受型リ−ルでは、駆動軸の回り
止め部と直交する長手方向の貫通孔からなる孔部と、他
端の回り止め部と直交する貫通孔からなる孔部を設ける
ことによる軽量化で、一方への重量偏寄の軽減が図れて
魚釣り操作性が向上すると共に駆動部材への定期的注油
を行う場合は、リ−ル側板を外すことなく、駆動軸の貫
通孔からなる孔部からの注入により容易に注油できてメ
ンテナンス性が向上する。又、駆動軸の非円形外周部の
平面部の接触面積が軽減され、対向平面部と対向曲面部
の芯ズレの影響が少なくなって駆動軸上に装着される駆
動部材の嵌合組み込みが容易になって組み込み性が改善
される。 【0037】魚釣用スピニングリ−ルでは、駆動軸の回
り止め部と直交する長手方向の貫通孔からなる孔部を設
けることにより軽量化され、駆動軸の非円形外周部の平
面部の接触面積が軽減され、スプ−ル軸が前後に軽摩擦
抵抗で往復動されると共に、駆動軸上に装着される駆動
部材の嵌合組み込みが容易になって組み込み性が改善さ
れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面平面図と要部拡大断面平面図である。 【図2】同駆動軸の平面図である。 【図3】同駆動軸の斜視図である。 【図4】同駆動軸ところがり式一方向クラッチの要部断
面正面図である。 【図5】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。 【図6】同駆動軸周りの要部拡大断面側面図である。 【図7】同駆動軸の平面図である。 【図8】同駆動軸の斜視図である。 【図9】第1実施例の第1変形例で、駆動軸の平面図で
ある。 【図10】同図9のF10−F10断面線の駆動軸の断面側面図
である。 【図11】第1実施例の第2変形例で、駆動軸の断面側面
図である。 【図12】第1実施例の第3変形例で、駆動軸の断面側面
図である。 【符号の説明】 5、5′ 駆動軸 5f、5j、5q 回り止め部 5h、5k、5s、5t、5u、5v、5w、5x 孔部 23 ハンドル

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ハンドルの回転に連動回転される外周に回
    り止め部を有する駆動軸の前記回り止め部に該回り止め
    部に直交する長手方向に孔部を設けたことを特徴とする
    魚釣用リ−ル。
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