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JP3489265B2 - 半導体装置の製法 - Google Patents

半導体装置の製法

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Publication number
JP3489265B2
JP3489265B2 JP12188795A JP12188795A JP3489265B2 JP 3489265 B2 JP3489265 B2 JP 3489265B2 JP 12188795 A JP12188795 A JP 12188795A JP 12188795 A JP12188795 A JP 12188795A JP 3489265 B2 JP3489265 B2 JP 3489265B2
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Japan
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forming
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semiconductor layer
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JP12188795A
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孝行 五味
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to KR1019960015856A priority patent/KR100419674B1/ko
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Priority to EP96401090A priority patent/EP0743682A3/en
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Priority to US09/182,520 priority patent/US6596600B1/en
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Publication of JP3489265B2 publication Critical patent/JP3489265B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
    • H10D84/60Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers characterised by the integration of at least one component covered by groups H10D10/00 or H10D18/00, e.g. integration of BJTs
    • H10D84/65Integrated injection logic

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インテグレイテッド・
インジェクション・ロジック(IntegreatedInjection L
ogic;IIL)セル構造を有する半導体装置の製法に係
わる。
【0002】
【従来の技術】インテグレイテッド・インジェクション
・ロジック(Integreated InjectionLogic ;IIL)
セル構造は、共通の半導体基板上に、定電流源トランジ
スタと、スイッチトランジスタとを有してなる構造で、
通常のバイポーラ素子と同一のプロセスにて簡便でしか
も高密度にロジック回路を組み込むことができる特徴を
有し、CMOS(相補型MOS絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタ集積回路)が普及する以前には広く用いられて
いた。
【0003】現在では、CMOSによる回路素子の微細
化による大規模化、高速化、低消費電力化、低価格化が
進みロジック回路の形成の主役にはCMOSが用いられ
ることが多くなった。
【0004】その一方で、IILセル構造もリニア回路
のオンチップ化が容易で、中小規模の製造においては安
価であることから、民生部門での利用がなされている。
【0005】IILセル構造によるロジック回路におい
ても、上述のCMOSの場合と同様に、回路素子の微細
化による大規模化、高速化、低消費電力化、低価格化は
可能である。
【0006】IILセル構造において上述の回路素子の
微細化を実現する手段として、例えば、上下2層の多結
晶シリコンによるエミッタ/ベース自己整合構造バイポ
ーラー型トランジスタの構造と製法をIILセル構造に
応用することが考えられている(T.H.Ning,Symp.ofVLSI
Tech.Invited Paper,p34(1981)参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】IILセル構造による
ロジック回路は、単位セル内に複数のコレクタ領域・コ
レクタ電極が設けられてマルチコレクタ構造を成してい
る。ところがこのIILセルでは、マルチコレクタ構造
を成す各コレクタ毎にスイッチングスピードが異なるた
めに、回路の設計が難しくなり、大規模化がいまだ実現
されていない。
【0008】上述のマルチコレクタ構造における各コレ
クタ毎のスイッチングスピードの差が発生する原因とし
ては、コレクタの位置がベースから遠くなるに従って、
ベース直列抵抗RB が大きくなり、その部分の電位降下
の発生により、IILセル構造内のスイッチングトラン
ジスタ(逆方向のバイポーラトランジスタ)部における
電流増幅率および遮断周波数が低下し、スイッチングス
ピードが低下することがあげられる。
【0009】図10Aおよび図10Bにそれぞれ従来の
IILセル構造の単位セルの平面図および断面図を示
す。この例では、n型の高不純物濃度のエミッタ電極取
り出し領域60aに囲まれたn型のエミッタ領域60上
に、p型の真性ベース領域61sとp型の高不純物濃度
の外部ベース領域61gとによるベース領域61と、p
型の高不純物濃度のインジェクタ領域62とが形成さ
れ、真性ベース領域61s上に複数のn型の高不純物濃
度のコレクタ領域63が形成されている。エミッタ電極
取り出し領域60a、外部ベース領域61g、インジェ
クタ領域62、コレクタ領域63の各領域上にはそれぞ
れ、エミッタ電極E、ベース電極B、インジェクタ電極
I、コレクタ電極C(C1〜C5)がオーミックにコン
タクトされている。
【0010】このうち、真性ベース領域61s,外部ベ
ース領域61gは、それぞれマスクを用いた低不純物濃
度,高不純物濃度のイオン注入により形成される。
【0011】また、図10に示す構造のIILセル構造
に対して、外部ベース領域61gのイオン注入ドーズ量
をパラメータとしたIILリング発振器のインジェクシ
ョン電流と遅延時間の関係を図11に示す。このIIL
リング発振器は、奇数個の単位セルを選びその各単位セ
ルにおいて、ベース電極とコレクタ電極とを隣接する単
位セルのベース電極またはコレクタ電極と直列に結線
し、最終ゲート(ベース電極またはコレクタ電極)の出
力を最初のゲートの入力として発振させ、発振周波数お
よびスイッチングの遅延時間を測定するものである。こ
のとき結線はAl線等を用いて、隣接するセルのベース
電極と、複数あるコレクタ電極のうちの1つのコレクタ
電極を順次つないでいく。すなわち1,2,3,‥‥n
番目(nは奇数)の単位セルのベース電極をそれぞれB
1 ,B2 ,B3 ,‥‥Bn 、コレクタ電極をC1
2 ,C3 ,‥‥Cnとすれば、例えばB1 −B2 ,C
2 −C3 ,B3 −B4 ,‥‥Cn-1 −Cn のように同種
の電極同士を、あるいはB1 −C2 ,B2 −C3 ,B3
−C4 ,B4 −C5 ,‥‥Bn-1 −Cn のように異種の
電極同士を結び、最後にBn −C1 を結んでループ状に
してリング発振器を形成する。図11において、縦軸は
遅延時間(ns)、横軸はインジェクション電流(μ
A)を示し、いずれも対数目盛としている。図11中、
×印は外部ベース領域61gのイオン注入のドーズ量が
1×1014cm-2で、層抵抗が500Ω/□である場
合、○印は同じく2×1014cm-2で315Ω/□の場
合、△印は同じく3×1014cm-2で230Ω/□の場
合、□印は同じく5×1014cm-2で150Ω/□の場
合を示す。
【0012】リング発振器を互いに最も近い位置にある
ベースとコレクタとにより形成した場合、すなわち単位
セル内においてベース電極とこのベース電極に隣接する
位置にあるコレクタ電極とをリング発振器に用い、これ
らがインジェクタから見て反対側の端にある場合(図1
1中曲線群A)においては、図11から遅延時間のドー
ズ量依存性がないことがわかる。一方、リング発振器を
互いに最も遠い位置にあるベースとコレクタとにより形
成した場合、すなわち単位セル内においてベース電極が
インジェクタと隣接し、かつコレクタ電極はインジェク
タおよびベース電極とこれとは反対側の端にあるコレク
タ電極とをリング発振器に用いた場合(図11中曲線群
B)においては、図11からインジェクタの電流が10
μA以上の大電流側において、ドーズ量が大きいほど遅
延時間がより短くなる、すなわち動作が速くなっている
ことがわかる。
【0013】また、一般にはIILセルは、これと同一
の半導体基板上に形成される他の素子としてのバイポー
ラトランジスタの形成と同時に形成するものである。す
なわち、この場合それぞれ多結晶シリコンによる第1お
よび第2の2層の半導体層によって、エミッタ/ベース
自己整合構造バイポーラトランジスタと、コレクタ/ベ
ース自己整合構造のスイッチトランジスタによるIIL
セルとを同時に形成する。この場合のIILセル構造の
平面図および断面図を図12Aおよび図12Bに示す。
【0014】図12Aの平面図に示すIILセル構造の
単位セルにおいて、図示の例では、図12Aの右からイ
ンジェクタI、ベースB、コレクタC(C1〜C3)、
エミッタE、がそれぞれ形成されている。
【0015】図12Bの断面図において、p型の半導体
基板31にn型の共通の高不純物濃度のエミッタ埋め込
み領域32および低不純物濃度のエミッタ領域33が形
成され、エミッタ領域33の上に、それぞれp型の高不
純物濃度のインジェクタ領域36、ベース電極取出し領
域34bおよび複数の外部ベース領域34gが形成さ
れ、各外部ベース領域34gの間にp型の低不純物濃度
の真性ベース領域34s、真性ベース領域34sの上に
それぞれn型の高不純物濃度の複数のコレクタ領域35
が形成されている。これら各領域によって、IILセル
が構成されている。またセル周囲にはエミッタ電極取出
し領域38、さらにその外側に素子分離絶縁層37が形
成されている。
【0016】そして、この構成によるIILセルは、実
際には共通の半導体基板31に同時に複数形成されるも
のであり、その配置は図12A中の鎖線において隣接す
るセルが重ね合わせられて配置される。
【0017】この構成のIILセルにおける、外部ベー
ス領域34gとこれによって囲まれている真性ベース領
域34sとからなるベース領域34は、図13にその断
面図を示すように、次のような工程を経て形成される。
【0018】まず、半導体基板表面に酸化絶縁膜42を
形成し、この絶縁膜42のベース領域34、ベース電極
取出し領域34bおよびインジェクタ領域36の各形成
部上にそれぞれ開口を形成し、これら開口を通じてエミ
ッタ領域33上に接してp型の不純物がドープされた多
結晶シリコンによる第1の半導体層41を形成する。さ
らに、層間絶縁層43を第1の半導体層41を覆って全
面的に形成し、この層間絶縁層43とこれの下の第1の
半導体層41に対して各コレクタ領域の形成部に開口を
形成し、これら開口を通じて、真性ベース領域のp型の
不純物のイオン注入を行う。
【0019】次に、CVD法により絶縁膜50を表面を
覆って全面的に形成する。その後、アニールを行って、
第1の半導体層41からp型の高濃度の不純物をエミッ
タ領域33に拡散させて、外部ベース領域34g、ベー
ス電極取出し領域34bおよびインジェクタ領域36を
形成し、また先のp型のイオン注入を行って形成した領
域により真性ベース領域34sを形成する。
【0020】このようにして、図13に断面図を示すよ
うに、真性ベース領域34sと外部ベース領域34gか
らなるベース領域34を形成する。
【0021】この後は、RIE(反応性イオンエッチン
グ)法等により、絶縁膜50をエッチングして、上述の
コレクタ領域形成部の開口内に、図12に示すようにサ
イドウォールを形成する。次に、これら開口を通じて各
真性ベース領域34s上に接して全コレクタ領域形成部
上に跨って、n型の不純物がドープされた多結晶シリコ
ンによる第2の半導体層44を形成する。次に、アニー
ルをすることにより、この第2の半導体層44からn型
の不純物の拡散を行って、コレクタ領域35を形成す
る。
【0022】そして、エミッタ電極取出し領域38上の
絶縁膜42と層間絶縁層43に電極コンタクト開口を形
成し、ベース電極取出し領域34bとインジェクタ領域
36上の層間絶縁層43に第1の半導体層41を露出す
る電極コンタクト開口を形成して、これらコンタクト開
口内を含んで全面的にAl等の金属層を蒸着し、フォト
リソグラフィーによるパターン化を行って、エミッタ電
極取り出し領域38上と、ベース電極取り出し領域34
b上の第1の半導体層41上と、インジェクタ領域36
上の第1の半導体層41と、各コレクタ領域35上の第
2の半導体層44上とにそれぞれエミッタ電極45e、
ベース電極45b、インジェクタ電極45i、コレクタ
電極45cを形成する。また第2の半導体層44に対し
て例えばコレクタ電極45cのパターン化に続いてこの
コレクタ電極の形成部以外をエッチング除去する。
【0023】このようにして、第1の半導体層41によ
ってベース領域34とベース電極取出し領域34bの形
成とこれらの位置の整合、更にベース電極取出し領域3
4b上にオーミックに形成されたベース電極45bと、
各ベース領域34に対する電気的連結を行うものであ
り、第2の半導体層44によって各コレクタ領域35と
各ベース領域34との整合、各コレクタ領域35に対す
るコレクタ電極取出しの整合とを行うことができるもの
である。
【0024】ところで、この構成においてはベース電極
45bと各ベース領域34との電気的連結は、絶縁層4
2上に形成された第1の半導体層41によってなされる
ものであり、この不純物ドープによる多結晶シリコン層
はその比抵抗が比較的大であることから、特にベース電
極45bから遠ざかる位置にあるベース領域に関するベ
ース直列抵抗が大となる。
【0025】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、マルチコレクタ構造におけるコレクタ毎のスイ
ッチングスピードの差が少ないIILセル構造によるロ
ジック回路を提案しようとするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、共通の半導体
基板上に、定電流源トランジスタと、スイッチトランジ
スタとを有してなるインテグレイテッド・インジェクシ
ョン・ロジックセルが形成された半導体装置の製造方法
において、半導体基板に素子分離絶縁層を形成する工程
と、スイッチトランジスタのエミッタ埋め込み領域を形
成する工程と、半導体基板上に絶縁層を形成する工程
と、この絶縁層に、スイッチトランジスタの複数のコレ
クタ領域の形成部を包含する領域上と、インジェクショ
ン電極の取り出し部とにそれぞれ開口を形成する工程
と、これら開口を通じて半導体基板に連接して第1導電
型の第1の半導体層を形成する工程と、第1の半導体層
をパターン化する工程と、パターン化された第1の半導
体層上を覆って層間絶縁層を形成する工程と、層間絶縁
層に複数の各コレクタ領域形成部とインジェクション電
極の取出し部とスイッチトランジスタのエミッタ電極取
出し部とにそれぞれ開口を形成する工程と、第1の半導
体層及びその上の層間絶縁層をマスクとして開口を通じ
たイオン注入により、半導体基板にベース領域となるイ
オン注入領域を形成する工程と、アニールにより、第1
の半導体層から第1導電型の不純物を拡散させて外部ベ
ース領域を形成すると共に、イオン注入領域から真性ベ
ース領域を拡散形成する工程と、層間絶縁層のコレクタ
領域形成部の開口内を含んで第2導電型の第2の半導体
層を形成する工程と、この第2の半導体層にコレクタ領
域およびコレクタ電極形成部を残すパターン化工程とを
採る。そして、上述の第1の半導体層に対するパターン
化は、インジェクション電極と、ベース電極およびベー
ス領域形成部と、複数のコレクタ領域間に位置する部分
を残すパターン化とする。
【0027】
【作用】上述の本発明の構成によれば、定電流源トラン
ジスタと、スイッチトランジスタとを有してなるインテ
グレイテッド・インジェクション・ロジック(IIL)
セル構造において、半導体基板上に形成された、第1導
電型の不純物がドープされた第1の半導体層について、
ベース電極およびベース領域形成部と、複数のコレクタ
領域間に位置する部分において半導体基板に直接的に接
触する直接接触部が形成され、この直接接触部からの第
1導電型の不純物の拡散によりベース領域が形成される
ことにより、ベース電極から複数のコレクタ領域の下を
カバーして、第1導電型の不純物拡散によりなり低抵抗
のベース領域が、連続して形成される。
【0028】このように、低抵抗の外部ベース領域がベ
ース電極取出し部と複数のコレクタ領域の下に連続して
形成されることによりベース/コレクタ間の抵抗が低減
される。
【0029】また、第1の半導体層の形成の際に、イン
ジェクション電極と、ベース電極およびベース領域形成
部と、複数のコレクタ領域間に位置する部分を残すよう
にパターン化することにより、ベース領域形成部と複数
のコレクタ領域間に位置する部分に前述の直接接触部が
形成されることとなり、上述のように直接接触部より不
純物を拡散させて低抵抗の外部ベース領域を複数のコレ
クタ領域間にも連続して形成することができる。
【0030】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明による半導体
装置とその製法の一例について説明する。
【0031】図1ABに示すように、例えば(111)
結晶面を主面とする第1導電型例えばp型の単結晶シリ
コンウエハーによる半導体サブストレイト71を用意す
る。この半導体サブストレイト71の表面に、これを熱
酸化して厚さ300nmの酸化膜による不純物拡散のマ
スク層(図示せず)を形成し、IILセルの形成部に拡
散窓を穿設する。この拡散窓を通じてサブストレイト7
1の一主面に、これとは異なる導電型のn型の不純物を
拡散して高不純物濃度の埋め込み領域3を形成する。こ
の埋め込み領域3を形成する不純物拡散は、例えば基板
温度約1200℃で、Sb2 3 を用いたSbの気相拡
散によって行い、面抵抗ρs が例えば20〜50Ω/
□、深さXj が1〜2μm程度の埋め込み領域3を形成
する。その後、上述の拡散マスクの酸化膜をエッチング
除去し、半導体サブストレイト71上に、埋め込み領域
3と同導電型のn型のシリコン半導体層をエピタキシャ
ル成長して、抵抗率が1〜5Ωcm、厚さ0.7〜2μ
mのエピタキシャル層4を形成して、半導体基板1を形
成する。
【0032】図2Aに示すように、エピタキシャル層4
の最終的にIILセルの形成部を囲んでその外周部に局
部的熱酸化いわゆるLOCOS(LOCAL Oxidation of S
ilicon)によって素子分離絶縁層7を形成する。このた
めにまず図1Bに示すように、例えばエピタキシャル層
4上の表面を熱酸化して厚さ20〜50nmのバッファ
層となる酸化膜5を形成し、これの上に全面的に耐酸化
膜6を、例えばSi34 を50〜100nm程度の厚
さに減圧CVD(化学的気相成長)法によって成膜して
形成する。そして、この耐酸化膜6およびバッファ層を
フォトリソグラフィーによるパターンエッチングして素
子分離絶縁層7の形成部に開口を形成する。この開口を
通じて、エピタキシャル層4を所要の深さにエッチング
して溝73を形成する。そして同様の開口を通して外部
に露呈した溝73内に1000〜1050℃にて2〜6
時間スチーム酸化によって0.8〜1.5μm程度の厚
さの素子分離絶縁層7を形成する。この場合、溝73の
深さは、この溝73内に形成した素子分離絶縁層の表面
が、半導体基板1の表面とほぼ同一平面を形成できる程
度の深さの例えば素子分離絶縁層7の厚さの約1/2の
厚さに選定する。
【0033】図2Aに示すように、耐酸化膜6のSi3
4 を熱リン酸を用いてエッチオフして、次にフォトリ
ソグラフィーによりIILセル形成部におけるエミッタ
電極取出し領域の形成部に開口を形成する。
【0034】この開口部にn型不純物イオンの例えばP
+ (リン)を40〜100keVで1015〜1016cm
-2のドーズ量でイオン注入をして、図2Aに示すように
エミッタ電極取出し領域8を形成する。
【0035】図2Bに示すように、表面平坦化処理をす
る。この平坦化処理は図示しないが、全面的に、例えば
SiO2 膜による平坦化膜をCVD法により100〜6
00nmの厚さに形成する。次に900〜1000℃に
て30分間程度のアニールを行い、エミッタ電極取出し
領域8の拡散を行う。
【0036】LOCOSによる素子分離層7上部の平坦
化のためレジストを塗布し、エッチバックを行って図2
Bに示すように、素子分離層7を含んで、半導体基板1
の全表面の平坦化を行う。
【0037】900℃の熱酸化により、エピタキシャル
層4の表面に全面的に10〜30nmの酸化膜(図示せ
ず)を形成する。レジストをイオン注入マスクとして、
第1導電型のp型不純物イオン例えばB + (ボロン)を
200〜500keVで1013〜1014cm-2のドーズ
量でイオン注入して高不純物濃度のp型の素子分離領域
11を形成する。
【0038】次に図3Aに示すように表面を覆って全面
的に例えばSiO2 による酸化物絶縁層12を、CVD
法により50〜200nmの厚さに形成し、続いて、O
2 /CHF3 ガス等を用いたRIE法により上述の酸化
物絶縁層12にエッチングを施すことにより、エピタキ
シャル層4上のインジェクション電極の取出し部および
複数のコレクタ領域の形成部を包含する領域上に開口を
行う。
【0039】第1の半導体層13として第2導電型の不
純物の例えばB(ボロン)で高濃度にドープされた多結
晶シリコン層をCVD法により、100〜300nmの
厚さに上記開口内を含んで全面的に形成し、さらに図3
Bに示すように、C2 Cl33 /SF6 ガス等を用い
たRIE(反応性イオンエッチング)法にて第1の半導
体層13をエッチングして、インジェクション電極とベ
ース電極形成部およびベース領域形成部と、コレクタ領
域間に位置する部分を残してパターン化する。
【0040】続いて図4Aに示すように、全面的に例え
ばSiO2 酸化物層からなる層間絶縁層14を、CVD
法によって300〜500nmの厚さに形成する。
【0041】図4Bに示すように、層間絶縁層14とこ
れの下の第1の半導体層13をそれぞれO2 /CHF3
ガス、C2 Cl3 3 /SF6 ガス等を用いたRIE法
によりエッチングして、コレクタ形成領域の開口14h
を行う。
【0042】半導体基板1表面に熱酸化にて酸化膜を
(図示せず)5〜30nmの厚さに形成し、上述のコレ
クタ形成領域の開口14hから第1導電型のp型の不純
物B+を20〜100keVで1013〜1014cm-2
ドーズ量のイオン注入することにより、ベース領域のイ
オン注入領域15を形成する。さらに高速性能を改善し
たい場合は、続けて第2導電型不純物例えばP+ を30
0〜500keVで1012cm-2程度のドーズ量でイオ
ン注入し、図示しないが、エミッタ抵抗の低減化を図る
ための第2導電型のn型の高不純物濃度ペデスタル領域
を形成する。
【0043】図示しないが、サイドウォールを形成する
SiO2 等の絶縁層をCVD法にて300〜600nm
の厚さに全面的に形成し、800〜950℃にて10〜
60分のアニールを行う。この際に、開口14hを通じ
て第1の半導体層13から高濃度のB(ボロン)がエピ
タキシャル層4に拡散し、IILセル構造の外部ベース
領域17gおよびインジェクタ領域18が形成される。
また、ベース領域のイオン注入領域15から真性ベース
領域17sも拡散形成される。尚、これらの領域17
g、17sおよび18は、この後のアニールにおいても
拡散される。O2 /CHF3 ガスを用いたRIE法によ
り、上述の全面的に形成したSiO 2 等のCVDによる
絶縁層をエッチングして、図5Aに示すように、サイド
ウォール絶縁膜16を形成する。
【0044】次に開口14h内を含んで第2の半導体層
19としての、コレクタ電極用の第2導電型の不純物例
えばAs(ヒ素)が高濃度にドープされた多結晶シリコ
ン層をCVD法により50〜200nmの厚さに、全面
的に形成する。または、CVD法により多結晶シリコン
層を形成した後に、As+ を30〜100keVで10
15〜1016cm-2のドーズ量にてイオン注入を行って第
2の半導体層19を形成してもよい。
【0045】図示しないが、アニール時の保護用のSi
2 等の酸化物層を、CVD法により300nmの厚さ
に全面的に形成する。800℃以上で数十分程度、さら
に900〜1100℃で数秒から数十秒アニールする。
これにより、先に開口14hを通じてイオン注入した箇
所にコレクタ領域20が形成される。アニール後、ウエ
ットエッチングにより、上述の保護用の酸化膜をエッチ
オフする。
【0046】そして図5Bに示すように、コレクタ領域
20とコレクタ電極形成部のみに第2の半導体層19が
残るように、例えばC2 Cl3 3 /SF6 ガス等を用
い、第2の半導体層19をエッチングする。
【0047】図6Aに示すように、RIE法等により層
間絶縁層14や絶縁層12にパターンエッチングを行っ
て、IILセル構造のベース電極、エミッタ電極および
インジェクタ電極取出しのための開口をする。
【0048】図6Bに示すように、例えばチタンとチタ
ンナイトライドの積層によるバリアメタル(図示せず)
を介して、表面を覆って全面的にAl層22をスパッタ
リングによって形成する。AL層22をRIE法にてエ
ッチングして、Al層22に開口を行う。
【0049】その後は通常の多層配線の工程を採って、
例えばAl金属層によるエミッタ電極22e、ベース電
極22b、インジェクタ電極22i、各コレクタ電極2
2cが形成される。コレクタ電極22cの形成部では余
分な第2の半導体層19がエッチオフされる。
【0050】上述のようにして、図7Aに平面図、図7
Bに断面図を示すような、IILセル構造を形成するこ
とができる。このIILセル構造は共通の半導体基板1
上に定電流源トランジスタと、スイッチトランジスタと
を有し、半導体基板1上に第1導電型の不純物がドープ
された第1の半導体層13と、第2導電型の不純物がド
ープされた第2の半導体層19とが互いに電気的に絶縁
されて形成され、第2の半導体層によりスイッチトラン
ジスタの複数のコレクタ電極22cおよび不純物拡散に
よる複数のコレクタ領域20が形成されている。さらに
第1の半導体層13は、ベース電極取出し部と複数のコ
レクタ領域20間において、半導体基板1に直接的に接
触する直接接触部が形成され、この直接接触部からの第
1導電型の不純物拡散により外部ベース領域17gが形
成されている。このようにして得た本発明によるIIL
セルは、低抵抗の外部ベース領域17gが図12で示し
た従来構造に比し格段により大きく取られている点に特
徴がある。そして、この構成によるIILセルは、実際
には共通の半導体基板1に同時に複数形成されるもので
あり、その配置は図7A中の鎖線において隣接するセル
が重ね合わせられて配置される。
【0051】上述の本発明によるIILは、各コレクタ
電極とベース電極間に第1の半導体層13とこれからの
不純物導入による拡散層が並列して形成されていること
から、ベース領域17におけるベース直列抵抗RB は、
従来構造の図12で示された第1の半導体層単独層から
とした場合に比して、約1/2〜1/3となる。そし
て、図12に示した、ベース抵抗の低減を行わない従来
例と比較すると、IILセル構造の大きさは、実際には
例えば各電極を形成するに当たってのAlのパターンの
大きさの制約によって決定されるものであって両者は同
じ大きさとなり、本発明の適用によりセル構造の大きさ
の変更は必要としない。
【0052】図10Aおよび図10Bに示した従来のI
ILセルにおいては、真性ベース領域61sと外部ベー
ス領域61gとをそれぞれイオン注入して、その拡散に
よって形成しており、ベース領域61全体が深くなる。
またイオン注入をレジストの窓開けで行うため、マスク
合わせの余裕分が必要となり横に拡がってしまう。その
ため、ベース領域61が広くなり、セルサイズを小さく
することができない。またイオン注入により形成するこ
とから、外部ベース領域の抵抗が比較的高くなる。
【0053】本発明製法を適用すれば、第1の半導体層
からの拡散により外部ベース領域を形成するのと、2層
の半導体層を用いた自己整合技術により、ベース・コレ
クタ層が形成できることから、低抵抗で層厚の薄い外部
ベース領域とすることができ、ベース抵抗の低減と、I
ILセルの微細化とを共に実現できる。
【0054】上述の実施例では、IILセル構造の周囲
をエミッタ電極取出し領域8によりリング状にとり囲
み、外部からの電気的ノイズを遮断し論理回路を安定に
動作することができる。しかしながら、このリング状の
エミッタ電極取出し領域8の代わりにLOCOS酸化に
よる素子分離層絶縁層7と埋め込み層3とによって囲む
こともできる。次にこの場合の例を説明する。
【0055】この例では、実施例1における半導体装置
の製法において、図2Aで示したn型不純物の注入によ
るエミッタ電極取出し領域8を、単位IILセル構造の
一方の側にのみ形成するものである。また、LOCOS
酸化による素子分離絶縁層7は、後にエミッタ電極取り
出し領域8を形成しない側においては、n型の埋め込み
層3の上に張り出して形成するものである。
【0056】実際の形成方法を、上述の実施例で用いた
図1〜図7、図8に示す一工程の断面図を用いて説明す
る。図8において図1〜図7の各部と対応する部分には
同一符号を付して示す。前述の実施例において図2Aに
示したエミッタ電極取出し領域8を、この例では図8に
断面図を示すように、単位セルの片方の側にだけ、例え
ば図8における断面図の左側に形成する。また、エミッ
タ電極取出し領域8を形成しない右側においては、あら
かじめLOCOS技術による酸化によって形成する素子
分離絶縁層7を、埋め込み層3の上の部分にも形成され
るようにする。このエミッタ電極取出し領域8を形成す
るまでの工程と、更に各電極の形成を行う工程は、上述
の実施例において説明したと同様の工程を採ることがで
きる。
【0057】そして、この例では図9Aおよび図9Bに
それぞれ平面図と断面図を示すように、単位IILセル
を複数平行配列するものであるが、この場合隣り合う2
つのセルが素子分離絶縁層7を共有しこれを介して接す
る構造とする。すなわち図9Aにおける鎖線が単位セル
の境界となる。この図9Aを図7Aと比較すると、単位
IILセルのセル幅やセル長が小さくなっていることが
わかる。
【0058】従って、セル構造の外側周囲をエミッタ電
極取出し領域8の代わりに素子分離層7によって囲むこ
とにより、隣接するセル構造との距離を素子分離層の最
小形成幅にまで近づけることが可能となる。これにより
セル構造のより微細化が可能となる。
【0059】尚、上述の各実施例では第1導電型がp型
で第2導電型がn型とした場合、すなわちサブストレイ
ト71をp型とした例であるが、サブストレイトがn型
として、第1導電型がn型で第2導電型がp型とするI
ILセル構造を形成することもできる。
【0060】また、上述の各実施例ではエミッタ/ベー
スを形成する半導体層をいずれも多結晶シリコン層とし
て形成した例であるが、その少なくとも一方を他の材料
例えば多結晶シリコンとシリサイド(WSix 等)の高
融点金属層とによる積層膜としても、同様にして本発明
によるIILセル構造を形成することができる。
【0061】尚、上述の実施例は本発明の一部の例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
を採り得る。
【0062】このようにして本発明を適用することによ
りコレクタのスイッチングスピードの向上が達成され
る。
【0063】
【発明の効果】本発明によりIILセル構造において、
コレクタ電極の下の絶縁膜を省略し、低抵抗のベース領
域を大きく取ることにより、IILセル構造の微細化
と、ベース抵抗の低減とをともに実現することができ
る。
【0064】セル構造の微細化により、IILセル構造
を用いた半導体装置の設計の自由度が増し、半導体装置
の小型化をはかることができる。
【0065】またベース抵抗の低減により、各コレクタ
毎のスイッチング速度の差が縮小し、スイッチング速度
の向上が図られることによって、IILによる論理回路
の性能が向上する。またスイッチング速度の差が縮小し
速度が向上することにより、論理回路の設計が従来に比
して容易になり、さらなる大規模化をはかることができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図2】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図3】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図4】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図5】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図6】A、B 本発明によるIILセル構造およびそ
の製法の一実施例の一工程を示す構成図(断面図)であ
る。
【図7】A、B 本発明によるIILセル構造の一実施
例を示す平面図および断面図である。
【図8】本発明によるIILセル構造およびその製法の
他の例の一工程を示す構成図(断面図)である。
【図9】A、B 本発明によるIILセル構造の他の一
例を示す平面図および断面図である。
【図10】A、B 従来のIILセル構造の平面図およ
び断面図である。
【図11】ゲート領域の不純物濃度とIIL回路による
リング発振器の遅延時間との関係を示すグラフである。
【図12】2層の多結晶シリコンによるエミッタ/ベー
ス自己整合構造のバイポーラトランジスタを応用したI
ILセル構造の従来の例である。 A IILセル構造の平面図である。 B IILセル構造の断面図である。
【図13】図12に示したIILセル構造の製造におけ
る一工程の断面図である。
【符号の説明】
1、31 半導体基板 3、32 埋め込み領域 4 エピタキシャル層 7、37 素子分離絶縁層 8、38、60a エミッタ電極取出し領域 11 素子分離領域 12 絶縁層 13、41 第1の半導体層 14、43 層間絶縁層 14h コレクタ形成領域の開口 15 ベース領域イオン注入領域 16 サイドウォール絶縁膜 17、34、61 ベース領域 17s、34s、61s 真性ベース領域 17g、34g、61g 外部ベース領域 18、36 インジェクタ領域 19、44 第2の半導体層 20、35 コレクタ領域 22、45 Al層 22e、45e エミッタ電極 22c、45c コレクタ電極 22b、45b ベース電極 22i、45i インジェクタ電極 33 エミッタ領域 34b ベース電極取出し領域 42 絶縁膜 60 エミッタ領域 62 インジェクタ領域 63 コレクタ領域 71 サブストレイト 73 溝

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の半導体基板上に、定電流源トラン
    ジスタと、スイッチトランジスタとを有してなるインテ
    グレイテッド・インジェクション・ロジックセルが形成
    された半導体装置の製法において、 上記半導体基板に素子分離絶縁層を形成する工程と、 上記スイッチトランジスタのエミッタ埋め込み領域を形
    成する工程と、 上記半導体基板上に絶縁層を形成する工程と、 該絶縁層に、上記スイッチトランジスタの複数のコレク
    タ領域の形成部を包含する領域上と、インジェクション
    電極の取り出し部とにそれぞれ開口を形成する工程と、 上記絶縁層の各開口を通じて上記半導体基板に連接して
    第1導電型の第1の半導体層を形成する工程と、 該第1の半導体層をパターン化する工程と、 該パターン化された第1の半導体層上を覆って層間絶縁
    層を形成する工程と、 該層間絶縁層に、上記複数の各コレクタ領域形成部と、
    上記インジェクション電極の取出し部と、上記スイッチ
    トランジスタのエミッタ電極取出し部とにそれぞれ開口
    を形成する工程と、上記第1の半導体層及びその上の上記層間絶縁層をマス
    クとして、上記開口を通じたイオン注入により、上記半
    導体基板にベース領域となるイオン注入領域を形成する
    工程と、 アニールにより、上記第1の半導体層から第1導電型の
    不純物を拡散させて外部ベース領域を形成すると共に、
    上記イオン注入領域から真性ベース領域を拡散形成する
    工程と、 上記層間絶縁層の上記各コレクタ領域形成部の開口内を
    含んで第2導電型の第2の半導体層を形成する工程と、 該第2の半導体層に上記コレクタ領域およびコレクタ電
    極形成部を残すパターン化工程とを採り、 上記第1の半導体層に対するパターン化は、上記インジ
    ェクション電極と、ベース電極およびベース領域形成部
    と、上記複数のコレクタ領域間に位置する部分を残すパ
    ターン化とすることを特徴とする半導体装置の製法。
  2. 【請求項2】 上記ベース領域を、上記ベース電極取出
    し部からこれに隣り合うコレクタ領域に連なって形成す
    ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
    法。
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