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JP3484859B2 - 樹脂管のブロー成形方法 - Google Patents

樹脂管のブロー成形方法

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JP3484859B2
JP3484859B2 JP4042796A JP4042796A JP3484859B2 JP 3484859 B2 JP3484859 B2 JP 3484859B2 JP 4042796 A JP4042796 A JP 4042796A JP 4042796 A JP4042796 A JP 4042796A JP 3484859 B2 JP3484859 B2 JP 3484859B2
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parison
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正行 後藤
久人 鈴木
正幸 中川
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、フューエルインレ
ットパイプやホース等の樹脂管のブロー成形方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の樹脂管として、自動車の
フューエルタンクに使用されるフューエルインレットパ
イプが知られている。図9はフューエルインレットパイ
プ100の縮径した部分を示す斜視図である。フューエ
ルインレットパイプ100は、フューエルキャップを外
した開口から燃料をタンク本体へ供給するためのパイプ
本体102と、パイプ本体102に連設されてタンク本
体内の燃料蒸気を外部へ逃がすためのリターン管路10
4とを備えている。このフューエルインレットパイプ1
00は、その全長にわたって一定でなく縮径した部分を
有しており、しかも3次元的に曲がった形状に形成され
ている。 【0003】このような一部に縮径したフューエルイン
レットパイプ100を成形する方法の一つとして、ブロ
ー成形方法がある。図10及び図11はフューエルイン
レットパイプ100の縮径した部分を製造しているブロ
ー成形行程を示し、図10は型締め途中の状態を示し、
図11は型締め後の状態を示す図である。フューエルイ
ンレットパイプ100の成形は、以下の工程による。す
なわち、第1型112と第2型114とにより形成され
ているキャビティ116に同一の断面のパリソンPをセ
ットし、その後、パリソンPの一部を第1型112及び
第2型114のカット部112a,114aにより挟ん
で喰い切り部Paを形成し、これとほぼ同時にパリソン
P内にガスを圧送し、冷却固化した後に離型し、さらに
喰い切り部Paをバリとりする。これにより、フューエ
ルインレットパイプ100が成形される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したブロ
ー成形方法により製造されたフューエルインレットパイ
プ100では、図9に示すように、喰い切りした部分の
内壁100bであってパーティングラインPLに沿って
ノッチ100cが形成されることがある。このため、フ
ューエルインレットパイプ100に矢印方向d1の大き
な荷重が加わった場合に、ノッチ100cの部分に応力
が集中しやすくなり、強度が低下することがある。 【0005】 本発明は、上記従来の技術の問題を解決
するものであり、その内壁面にノッチを生じることなく
強度の高いフューエルインレットパイプなどの樹脂管の
ブロー成形方法を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた発明は、異形断面の
樹脂管を製造するブロー成形方法において、パリソンを
供給するパリソン供給手段と、第1型と第2型とを有す
る成形型と、第1型及び第2型にかけて形成され、異形
断面の樹脂管の外形に倣った成形面により囲まれたキャ
ビティと、第1型及び第2型にそれぞれ設けられ、第1
型と第2型との型締めの際に、互いに合わされる第1及
び第2型合わせ面と、第1型と第2型の第1及び第2型
合わせ面に設けられ、パリソンの一部を挟持する喰い切
り型部と、を備え、上記喰い切り型部は、上型及び第2
型合わせ面の長手方向に沿って、ほぼ同じ幅に形成され
た樹脂溜まり溝と、樹脂溜まり溝の両側に沿って突条に
それぞれ形成され、型締めの際にパリソンの一部を挟持
する内側カット部及び外側カット部と、を備えたブロー
成形装置を用いて、第1型と第2型を所定間隔隔てた状
態にて、パリソン供給手段からパリソンを第1及び第2
型のキャビティ間にセットするパリソンセット工程と、
第1型と第2型を型締めして、喰い切り型部により、少
なくともパリソンの一部を挟持することにより、パリソ
ンの一部を縮径した縮径部を形成するとともに、樹脂溜
まり溝を含めた上記喰い切り型部に位置するパリソンの
樹脂を該パリソンの中心側に向かわせつつ型締めを行な
う型締め工程と、上記型締め工程の際またはその後にパ
リソン内にガスをブローするブロー工程と、を備え、上
記型締め工程は、高速の型締めに続いて、低速の型締め
を行なう工程を備え、上記ブロー工程は、低速型締めと
同時またはその後に、パリソン内に低圧のガスを吹き込
んで、パリソンの縮径部の融着を促進しつつ、パリソン
の樹脂の垂れ込みを防止する低圧ブロー工程と、ブロー
エアー圧を通常のブロー圧まで高めたガスをパリソン内
へ圧送して、パリソンを第1型及び第2型の成形面に倣
わせる工程と、を備えたことを特徴とする。 【0007】 【0008】 本発明は、樹脂管を製造するためのブロ
ー成形方法である。ブロー成形方法において、成形型の
第1型と第2型とにより構成されるキャビティにパリソ
ンをセットした状態にて、型締めを行なうと成形型の喰
い切り型部がパリソンの一部を挟持することにより喰い
切り部が形成されて、パリソン自体が縮径される。ここ
で、成形型の喰い切り型部は、樹脂溜まり溝と、その樹
脂溜まり溝の両側に突条に形成された内側及び外側カッ
ト部により構成されているから、型締めの際に、喰い切
り型部に挟持されたパリソンの樹脂部分は、その量を多
く確保されてパリソンの中心に向って流れ、パリソンか
ら形成される樹脂管の内壁をパーティングラインに沿っ
て厚肉にする。したがって、樹脂管の内壁には、パーテ
ィングラインに沿ってノッチが形成されないから、応力
集中することなく、強い強度を得ることができる。 【0009】また、喰い切り型部は、樹脂溜まり溝の両
側に内側及び外側カット部が形成され、パリソンを挟持
する面積も小さいことから、型締め力が増加することも
ない。 【0010】さらに、型締めは、パリソンが喰い切り型
部で挟持され始めてから低速で行なうことにより、パリ
ソンの喰い切り部の融着が促進されてノッチの形成を一
層防止すると共に、パリソン内に低圧ブローを行なうこ
とにより、パリソンの樹脂の垂れ込みを防止することが
できる。 【0011】 【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施の
形態について説明する。 【0012】図1は本発明の一実施の形態に係るフュー
エルインレットパイプ10を装着したフューエルタンク
FTを示す斜視図である。フューエルインレットパイプ
10は、フューエルキャップ(図示省略)を外した開口
から燃料をタンク本体TBへ供給するためのパイプ本体
12と、パイプ本体12に連設されてタンク本体TB内
の燃料蒸気を外部へ逃がすためのリターン管路14とを
備えている。フューエルインレットパイプ10は、異形
断面のパイプであり、しかも3次元的に曲がった形状に
形成されている。 【0013】フューエルインレットパイプ10は、樹脂
材料(HDPE)からブロー成形方法により形成され、
ほぼ同一の断面形状のパリソンから異形断面にかつ三次
元形状に形成されたものである。フューエルインレット
パイプ10は、ブロー成形工程において型締めした際
に、パリソンの一部を成形型の端部で喰い切ることによ
り縮径して異形断面とした縮径部16を有している。図
2は図1の2−2線に沿った縮径部16付近を拡大した
斜視図である。図2に示すように、フューエルインレッ
トパイプ10の縮径部16の内壁16aでありかつその
パーティングラインPLに沿って、他の内壁面に対して
肉厚にした肉厚部16bが形成されている。すなわち、
フューエルインレットパイプ10の縮径部16の内壁1
6aには、肉厚部16bがパーティングラインPLに沿
って形成され、ノッチ形状になっていない。したがっ
て、パイプ本体12に、矢印方向d1の大きな荷重が加
わっても、パーティングラインPL付近に応力が集中す
ることがない。 【0014】次に、上述したフューエルインレットパイ
プ10を成形するブロー成形方法について説明する。こ
のブロー成形方法は、図3に示すブロー成形装置20を
用いて行なわれる。ブロー成形装置20は、パリソン供
給装置22と、成形型30を構成する第1型40及び第
2型50とを備えている。 【0015】パリソン供給装置22は、その先端部にノ
ズル22aを有し、該ノズル22aからパリソンPを押
し出し供給するものである。また、成形型30の第1型
40及び第2型50には、フューエルインレットパイプ
10を形成するためのキャビティ32が形成されてい
る。すなわち、キャビティ32は、第1型40に形成さ
れた第1型キャビティ部42と、第2型50に形成され
た第2型キャビティ部52とから構成され、異形断面の
パイプ本体12及びリターン管路14の外形に倣った成
形面44,54により囲まれている。 【0016】第1型40及び第2型50には、型締めに
より互いに合わされる第1型合わせ面46と、第2型合
わせ面56とがそれぞれ形成されている。図4は第1型
合わせ面46及び第2型合わせ面56付近を拡大した斜
視図である。図4に示すように、第1型合わせ面46及
び第2型合わせ面56は、パリソンPの一部を挟持する
第1型挟持部48及び第2型挟持部58からなる喰い切
り型部38を備えている。喰い切り型部38の第1型挟
持部48、第2型挟持部58は、第1型合わせ面46及
び第2型合わせ面56の長手方向d2に沿って、ほぼ同
じ幅に形成された樹脂溜まり溝48a,58aと、樹脂
溜まり溝48a,58aの両側に沿って突条にそれぞれ
形成されかつ型締めの際にパリソンPの一部を挟持する
内側カット部48b,58b及び外側カット部48c,
58cと、を備えている。内側カット部48b,58b
及び外側カット部48c,58cは、後述するようにパ
リソンPを喰い切り形成できるように脈状になっている
が、その頂上部が平坦に形成されている。また、喰い切
り型部38の側方には、パリソンPの喰い切り部Paを
逃がすための逃がし凹所39が形成されている。 【0017】次に、ブロー成形方法によるフューエルイ
ンレットパイプ10の製造工程について説明する。図5
ないし図7はブロー成形工程を時間順に示した断面図で
あり、図8は第1型40と第2型50との間の距離(型
開き量ST)とブローエアー圧Prを示すタイミングチ
ャートである。まず、第1型40と第2型50とを所定
間隙隔ててセットした状態にて、パリソン供給装置22
のノズル22aからパリソンPを押し出して、パリソン
Pを第1型40の第1型キャビティ部42と第2型50
の第2型キャビティ部52との間にセットする。続い
て、第1型40と第2型50とを高速で所定距離(10
mm程度)まで型締め方向へ移動する高速型締め工程を
行い(図8の時点t0〜t1、図5の状態)、その後、
型締め速度を低速に切り換えた低速型締め工程を行なう
(図8の時点t1〜t2)。この低速型締め工程では、
パリソンPの一部が第1型40の第1型挟持部48と第
2型50の第2型挟持部58により挟持され、パリソン
Pの一部を縮径した喰い切り部Paが形成され始める。 【0018】すなわち、低速型締め工程の際に、喰い切
り型部38の間にあるパリソンPは、樹脂溜まり溝48
a,58aを含めた第1及び第2型挟持部48,58に
おいて樹脂の量を多く確保されている状態にて挟持され
るために、パリソンPの両側(矢印方向d3)に流出す
る量が多くなる。このとき、型締めが低速であるから、
パリソンPの喰い切り部Paの融着部Pbの融着が促進
されると共に、パリソンPの内壁であってパーティング
ラインPLに沿って肉厚を厚くした肉厚部Pcが形成さ
れる(図6の状態)。なお、喰い切り型部38の内側及
び外側カット部48c,58cの切断作用により、パリ
ソンPの一部が分離されて喰い切り部Paとなって逃げ
凹所39に逃がされる。 【0019】続いて、パリソンP内に低い圧力Pr1の
ガスを吹き込む(図8の時点t3〜t4))。この低圧
ブロー工程により、上記工程に引き続いてパリソンPの
喰い切り部Paの融着部Pbにおける融着を促進すると
共に、パリソンPの垂れ込み、つまり、パリソンPに圧
力が加えられていない場合に生じる図7の2点鎖線で示
すような樹脂の垂れ込みが生じるのを防止している。な
お、低圧ブロー工程におけるエアーブローの開始時期及
び圧力は、喰い切り部Paにおける融着部Pbの融着の
促進と樹脂の垂れ込みを考慮して定める。 【0020】さらに、ブローエアー圧Prを通常の圧力
Pr2まで高める高圧ブロー工程を行なう(図8の時点
t4〜t5)。この高圧ブロー工程では、パリソンPの
樹脂の垂れ込みを防止するとともに、パリソンPを第1
型40及び第2型50の成形面44,54に倣わせる
(図7の状態)。そして、高圧ブロー工程が終了した後
に、成形型30のキャビティ32内でパリソンPを冷却
させ、さらに、第1型40と第2型50とを型開きをし
て脱型し、さらに喰い切り部Paをバリとりすることに
より、図1のフューエルインレットパイプ10が完成す
る。 【0021】上記実施の形態によるブロー成形方法にお
いて、低速型締め工程の際に、喰い切り型部38の間に
あるパリソンPの部分は、樹脂溜まり溝48a,58a
を含めた第1及び第2型挟持部48,58においてその
樹脂量を多く確保されている状態にて挟持されるため
に、パリソンPの内壁に向かって流れる量が多くなり、
しかも、型締めが低速であるから、パリソンPの喰い切
り部Paにおける融着が促進される。これにより、フュ
ーエルインレットパイプ10の内壁16aであってパー
ティングラインPLに沿って肉厚を厚くした肉厚部16
bが確実に融着して形成される。しかも、パリソンPの
樹脂の垂れ込みは、低速で型締めを行なっても、パリソ
ンP内に低い圧力Pr1のガスが吹き込まれることによ
り防止されるから、所望の形状のフューエルインレット
パイプ10が製造される。 【0022】したがって、上記ブロー成形方法により製
造されたフューエルインレットパイプ10は、その内壁
16aのパーティングラインPLに沿って肉厚部16b
となって、ノッチの発生をなくすことができ、機械的強
度が高く、しかもパリソンPの垂れ込みによる形状不良
が生じることもない。 【0023】また、喰い切り型部38の内側カット部4
8b,58b及び外側カット部48c,58cは、その
頂上部が平坦になってパリソンPの樹脂の流動を促す
が、その幅も狭いことから、型締め力が増加することも
ない。なお、喰い切り型部38の形状は、型締め力と樹
脂の流動量を考慮して定める。 【0024】さらに、型締めは、高速で互いに近接させ
た後に低速で行なっており、低速で型締めされる距離
は、わずか10mm程度であるから、型締め時間もさほ
ど長くならず、生産性を低下させることもない。 【0025】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。 【0026】(1) 成形型30の喰い切り型部38
は、第1型合わせ面46及び第2型合わせ面56にそれ
ぞれ形成するほか、第1型合わせ面46または第2型合
わせ面56の一方に形成してもよく、つまり、パリソン
Pの樹脂量を多く確保した状態で切断できる構成であれ
ばよい。 【0027】(2) パリソンPを切断する第1及び第
2型挟持部48,58は、樹脂溜まり溝48a,58a
の両側に、内側カット部48b,58b、外側カット部
48c,58cをそれぞれ設けることにより構成した
が、その溝の幅及び数、ならびにカット部の数は特に限
定されず、型締め力を考慮して適宜定めることができ
る。 【0028】(3) 上記実施の形態において、低圧の
エアーブローは、型締め完了後に行なっているが、低速
型締めと同時または、低速型締め前に行なってもよい。
特に、パリソンPの樹脂に垂れ込みが生じやすい場合に
は、初期からブロー圧を加えると有効である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るフューエルインレ
ットパイプ10を備えるフューエルタンクFTを示す斜
視図。 【図2】図2の2−2線に沿ったフューエルインレット
パイプ10の縮径部16を示す斜視図。 【図3】ブロー成形装置20を示す斜視図。 【図4】成形型30の第1型合わせ面46及び第2型合
わせ面56の付近を示す斜視図。 【図5】ブロー成形方法を説明する説明図。 【図6】図5に続く工程を示す説明図。 【図7】図6に続く工程を示す説明図。 【図8】ブロー成形工程を説明するタイミングチャー
ト。 【図9】従来のフューエルインレットパイプ100を示
す斜視図。 【図10】従来のフューエルインレットパイプ100を
製造しているブロー成形方法を説明する説明図。 【図11】図10に続く工程を示す説明図。 【符号の説明】 FT…フューエルタンク TB…タンク本体 P…パリソン Pa…喰い切り部 Pb…融着部 Pc…肉厚部 PL…パーティングライン 10…フューエルインレットパイプ 12…パイプ本体 14…リターン管路 16…縮径部 16a…内壁 16b…肉厚部 20…ブロー成形装置 22…パリソン供給装置 22a…ノズル 30…成形型 32…キャビティ 38…喰い切り型部 39…凹所 40…第1型 42…第1型キャビティ部 44,54…成形面 46…第1型合わせ面 48…第1型挟持部 48a,58a…樹脂溜まり溝 48b,58b…内側カット部 48c,58c…外側カット部 50…第2型 52…第2型キャビティ部 56…第2型合わせ面 58…第2型挟持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−91739(JP,A) 特開 昭63−260424(JP,A) 特開 平6−254954(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 異形断面の樹脂管を製造するブロー成形
    方法において、 パリソンを供給するパリソン供給手段と、 第1型と第2型とを有する成形型と、 第1型及び第2型にかけて形成され、異形断面の樹脂管
    の外形に倣った成形面により囲まれたキャビティと、 第1型及び第2型にそれぞれ設けられ、第1型と第2型
    との型締めの際に、互いに合わされる第1及び第2型合
    わせ面と、 第1型と第2型の第1及び第2型合わせ面に設けられ、
    パリソンの一部を挟持する喰い切り型部と、を備え、 上記喰い切り型部は、上型及び第2型合わせ面の長手方
    向に沿って、ほぼ同じ幅に形成された樹脂溜まり溝と、
    樹脂溜まり溝の両側に沿って突条にそれぞれ形成され、
    型締めの際にパリソンの一部を挟持する内側カット部及
    び外側カット部と、を備えたブロー成形装置を用いて、 第1型と第2型を所定間隔隔てた状態にて、パリソン供
    給手段からパリソンを第1及び第2型のキャビティ間に
    セットするパリソンセット工程と、 第1型と第2型を型締めして、喰い切り型部により、少
    なくともパリソンの一部を挟持することにより、パリソ
    ンの一部を縮径した縮径部を形成するとともに、樹脂溜
    まり溝を含めた上記喰い切り型部に位置するパリソンの
    樹脂を該パリソンの中心側に向かわせつつ型締めを行な
    う型締め工程と、 上記型締め工程の際またはその後にパリソン内にガスを
    ブローするブロー工程と、を備え、 上記型締め工程は、高速の型締めに続いて、低速の型締
    めを行なう工程を備え、 上記ブロー工程は、低速型締めと同時またはその後に、
    パリソン内に低圧のガスを吹き込んで、パリソンの縮径
    部の融着を促進しつつ、パリソンの樹脂の垂れ込みを防
    止する低圧ブロー工程と、ブローエアー圧を通常のブロ
    ー圧まで高めたガスをパリソン内へ圧送して、パリソン
    を第1型及び第2型の成形面に倣わせる工程と、 を備えたことを特徴とする樹脂管のブロー成形方法。
JP4042796A 1995-09-18 1996-02-02 樹脂管のブロー成形方法 Expired - Fee Related JP3484859B2 (ja)

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