JP3483251B2 - ツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取付構造 - Google Patents
ツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取付構造Info
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Description
の窓用サッシの下枠取付構造に関するもので、特にテラ
スやベランダ等に出入する窓に設ける下枠の段差を解消
した下枠取付構造に関するものである。
ランダ等の出入口となる窓の下枠取付構造としては例え
ば図4に示すように、床根太の上に床下張材を床張りし
た開口部において、側根太Bの上面に床張りした床下張
材C上に窓用サッシの下枠Aの一部を取付け、そして床
仕上げ材より突出した室内側仕切板Fに堰堤状の化粧枠
Eを取付けて室内側段差部を保護したものが知られてい
た。
住宅の窓用サッシの下枠取付構造は、床下張材の上に窓
用サッシの下枠の一部を取付けているため、下枠の室内
側仕切板の高さが、床下張材の上に設ける床仕上げ材の
厚みより高くなって、下枠の取付部分が床上げ面より突
出し、したがってこの室内側仕切板に取付ける化粧枠も
床仕上げ面より突出して配置されて段差が生ずることに
なり、テラスやベランダヘの出入に際して障害となり、
また掃除の掃出し口としても不便である等の問題点を有
していた。そこで、本発明は前記の問題点を解消して、
テラスやベランダヘの出入にも障害がなく、また掃除の
掃出し口としても支障のないように、とくに、床仕上材
の端部が凹んで仕切板が突出して段差ができないように
して、出入口の段差をなくしたツーバイフォー住宅の窓
用サッシの下枠取付構造を提供することを目的としたも
のである。
するために、床根太上に床下張材を床張し、該床下張材
に床仕上げ材を配して構成した部屋の開口部に窓用サッ
シを取付けるツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取
付構造において、前記開口部の側根太または端根太の上
面の床下張材のない位置、即ち、床下張材を床張りした
時に、規格寸法の床下張材と側根太および端根太との間
で寸法上の隙間が生じたときは該隙間、隙間のないとき
は床下張材の端部を所定長さに切断して形成した隙間の
位置を窓用サッシの下枠の取付部とし、この取付部に下
枠の室内側を取付け、該下枠の室内側が備える仕切板と
床仕上げ材の端部に段差ができないように、床仕上げ材
の端部を下方より保持するアタッチメントを設け、開口
部出入口の下枠の段差を解消するように構成したもので
ある。また、前記アタッチメントは、床仕上げ材と側根
太または端根太の上面と床下張材の端部とに囲まれて形
成される空間部を保持するように構成し、更には、前記
床下張材の端部の厚さに応じて高さを調節するための、
折曲除去可能な延長部を設けた構成にしたものである。
に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のツ
ーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取付構造を用いた
引違い窓の例であって、その縦断面を示したものであ
り、図2は同じくその横断面を示したものである。図1
に示す引違い窓は、上枠、下枠、左右の竪枠を四角状に
組合せたツーバイフォー住宅の窓用サッシ枠に2枚の障
子を引違い状に建込んだもので、枠組壁により構成した
建物外周部の開口部に半外付け状態に取付けたものであ
る。そしてこのツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠
1は、押出成形により一体に成形した主体枠と、これに
係止して用いる床仕上げ材12の端部用アタッチメント
17とから構成されている。主体枠はその上面2に、網
戸用レール3、室外側障子用レール4、室内側障子用レ
ール5が夫々室内方向に高く段差をつけて一体に成形さ
れており、最も室内側には室内側障子用レール5と同じ
高さの仕切板6が設けられている。網戸用レール3と室
外側障子用レール4とは中空状に構成された枠部に設け
られていて、その枠部の下面の室内側端部より取付片8
が延出しており、側根太7の室外側側面に釘9により外
付けするようになっている。また室内側障子用レール5
と仕切板6とを有する枠部分は、床下張材11の端部の
ない側根太7の上面10に載置して、下部に設けた取付
片14をビス18によりビス止めして取付けられ、室内
側障子用レール5と仕切板6の上面が、床下張材11の
上にのせたカーペット等の床仕上げ材16の上面と略等
しくなるよう構成されている。なお、床下張材11の構
造用合板はその規格が910mm幅で1820mmの長さで
あるため床根太に床張りした時に端根太および側根太の
上では寸法上若干の隙間が生じ通常は床合板スペーサー
15を用いて塞いでいる。そこでこの隙間を利用して床
合板スペーサー15を用いずに隙間をあけておき、この
隙間を室内側障子用レール5と仕切板6とを有する枠部
分の取付空間として用いるとよい。また床合板スペーサ
ー15を必要としない隙間のないものにあっては、床下
張材11の端部を所定の長さに切断して、側根太7また
は端根太の上面取付空間を形成する。
用いる床仕上げ材16の端部用アタッチメント17につ
いて説明する。図3は本発明の下枠取付構造を拡大して
示したもので、床下張材11の上に床仕上げ材16とし
て屈曲するカーペットを用いたものであって、このアタ
ッチメント17はカーペットの柔軟性によってその端部
21が凹んで仕切板6が突出して段差ができないように
したものである。このアタッチメント17は、カーペッ
トの端部21と側根太7と床下張材llとに囲まれて形
成された空間部を保持するようにL字状の形状をした開
口幅と同一長さの枠体であって、図3に示すように上面
よりビス24により側根太7にビス止めして構成されて
いる。 アタッチメント17の一端は、仕切板6の基部
に設けた係止部22に係止し、他端は脚部23を形成し
て側根太7の上面10に載置するようになっている。そ
して仕切板6の係止部22とこれに係止するアタッチメ
ント17の一端にフックを形成しこれにより係止するよ
うにすれば、アタッチメント17をビス止めなしに設け
ることができる。また、床下張材11の厚さの異なるも
のに使用できるようにアタッチメント17の係止する一
端と脚部23となる他端の夫々の下端に折曲除去できる
ようにした延長部を設けておき、床下張材11の厚さに
よって適宜折曲除去して高さを調整することができる。
口部の側根太または端根太の上面の床下張材のない位置
に窓用サッシの下枠の取付部を形成し、この取付部に下
枠の室内側を取付け、室内側が備える仕切板に、床仕上
げ材の端部を下方より保持するアタッチメントを係止す
るようにしたため、床仕上げ材の上面と仕切板および室
内側障子用レールの上面が略同一となり開口部の出入口
の段差を簡単な構成によって解消することで、段差によ
る転倒が防止できると共に掃除においても円滑な室外へ
の掃出しができ、また下枠の室内側を側根太または端根
太の端部上面に取付けるようにしたため、下枠の取付精
度が良好となり窓用サッシが変形して取付けられること
がない。とくに、床仕上げ材にカーペットのような柔軟
な部材を用いる場合でも、アタッチメントが床仕上げ材
の端部を下方より保持するため、柔軟な床仕上げ材の端
部が凹んで仕切板が突出して段差ができることがなく、
床仕上げ材の上面と仕切板および室内側障子用レールの
上面が略同一となり、開口部の出入口の段差を簡単な構
成によって解消することができる。更に、床下張材の厚
さに応じてアタッチメントの高さを調整することができ
る。
面図である。
る。
る。
側根太、10…側根太上面、11…床下張材、15…床
合板スペーサー、16…床仕上げ材、17…アタッチメ
ント、21…床仕上げ材端部、22…係止部、23…脚
部、24…ビス、
Claims (2)
- 【請求項1】床根太上に床下張材を床張し、該床下張材
に床仕上げ材を配して構成した部屋の開口部に窓用サッ
シを取付けるツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取
付構造において、 前記開口部の側根太または端根太の上面の床下張材のな
い位置、即ち、床下張材を床張りした時に、規格寸法の
床下張材と側根太および端根太との間で寸法上の隙間が
生じたときは該隙間、隙間のないときは床下張材の端部
を所定長さに切断して形成した隙間の位置を窓用サッシ
の下枠の取付部とし、この取付部に下枠の室内側を取付
け、該下枠の室内側が備える仕切板と床仕上げ材の端部
に段差ができないように、床仕上げ材の端部を下方より
保持するアタッチメントを設け、該アタッチメントは床
仕上げ材と側根太または端根太の上面と床下張材の端部
とに囲まれて形成される空間部を保持するよう構成され
ていることを特徴とする、開口部出入口の下枠の段差を
解消するようにしたツーバイフォー住宅の窓用サッシの
下枠取付構造。 - 【請求項2】請求項1に記載されたツーバイフォー住宅
の窓用サッシの下枠取付構造において、 前記アタッチメントには、前記床下張材の端部の厚さに
応じて高さを調節するための折曲除去可能な延長部が設
けられている下枠取付構造。
Priority Applications (1)
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JP35173895A Division JP3501322B2 (ja) | 1995-12-16 | 1995-12-16 | ツーバイフォー住宅の窓用サッシの下枠取付構造 |
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- 2002-01-11 JP JP2002004298A patent/JP3483251B2/ja not_active Expired - Fee Related
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