JP3482552B2 - 静電荷像現像用トナーと現像剤及びそれを用いた画像形成方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナーと現像剤及びそれを用いた画像形成方法Info
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Description
印刷などにおける静電荷像を現像するトナー、現像剤及
びそれを用いた画像形成方法に関する。
最も一般的なものは、米国特許2,297,691号、
同2,357,809号等に記載されているが如く、感
光体表面上に静電潜像を形成し、該静電潜像を着色微粉
末からなる乾式現像剤によりトナー像とする現像工程
と、次に紙などの記録材に前記トナー像を転写する転写
工程と、それに続く加熱や加圧などにより記録材上にト
ナー像を定着させる定着工程により画像を形成する方法
である。
てトナー像が形成されるが、このトナー像を形成する全
てのトナーが記録材に転写されるわけではなく、通常は
感光体上にトナーの一部が残留する。従来、この残留し
たトナーはクリーニング器により回収され廃棄されてい
たが、近年、経済性、環境安全性の面から回収されたト
ナーを、トナー搬送スクリュー等により再び現像器中に
戻して再度現像用トナーとして利用する、いわゆるトナ
ーリサイクルシステムを採用した画像形成方法が注目さ
れている。
り形成するためには、トナーが高い流動性を有し、安定
した帯電性を維持することが必要である。
は、結着樹脂中に少なくとも着色剤を含有する着色粒子
に、シリカ微粒子などの流動化剤を添加混合することが
知られている。
動化剤を含有してなるトナーを用いてトナーリサイクル
システムを採用した画像形成方法により画像を形成した
場合、トナーはトナー搬送スクリューなどによる過大な
物理的圧縮力を受け、その結果トナー粒子の表面に存在
すべき流動化剤がトナー粒子中に埋め込まれ、次第にト
ナーの流動性が低下するとともにトナーの帯電量が変化
し、トナー飛散、カブリ発生を起し、また画像濃度が低
下するという問題点がある。
としてキャリアの帯電性能を安定して持続させることが
重要になる。キャリアの劣化原因としては主に被覆樹脂
の摩耗、剥離や、トナー微粉がキャリア表面へ付着汚染
する、いわゆるトナースペント等が挙げられる。
クルシステムを採用した画像形成方法では、トナーがよ
り多数回の撹拌ストレスを受けるためトナー微粉が多く
発生することがわかっており、トナースペントによるキ
ャリア劣化がより促進されてしまう。
して、粒子径の大きい流動化剤を研磨剤として用いるこ
とによりトナースペント物を除去する技術が提案されて
いる(例えば特開昭62−180376号、特開平1−
234859号公報)。
剤の粒子径が大きくなると感光体表面に研磨傷を発生さ
せてしまいクリーニング不良に起因する画像汚れを発生
する問題がある。特に軟質な有機系感光体(OPC)を
使用した画像形成方法により画像を形成する場合、流動
化剤による感光体の研磨傷が発生しやすいという問題が
ある。そこでアモルファスシリコンなどの高硬度の感光
層を有する感光体を使用することで研磨傷を低減するこ
とも提案されている。しかし、アモルファスシリコン感
光体は電荷保持能が低い、それ自体高価なことによる装
置全体の製造コスト上昇などの問題が依然として解消さ
れていない。
を高めるために次に掲げるような技術が提案されてい
る。
素吸着法によるBET比表面積が、0.2〜30m2/
gの無機微粉体を混合してトナーを構成する技術(例え
ば特開昭60−136752号)。
面積が40〜200m2/gであり、かつ、平均粒子径
が0.2〜2μmである無機微粉体を混合してトナーを
構成する技術(例えば特開平4−44053号公報)。
平均粒子径は大きいが比表面積が小さいものであるた
め、無機微粉体による研磨効果はあるが比表面積も小さ
く研磨点が少ないため、この無機微粉体のキャリア表面
に対する研磨力は不十分である。
つ、比表面積の大きい無機微粉体を用いることで、無機
微粉体の表面凹凸を利用して研磨効果の向上を達成した
ものだが、平均粒径が大きくトナーからの脱離が多いた
め、特に有機感光体を用いた画像形成方法に使用すると
クリーニング部において過剰な圧力を受け、脱離した無
機微粒子が感光体を傷つける問題が依然としてある。
基づいてなされたものであって、その目的は、クリーニ
ング手段による感光体表面に対する傷問題を発生させず
に、高度の研磨効果を有する微粒子をトナーに含有させ
ることにより、トナーリサイクルシステムを採用した画
像形成方法においても、感光体およびキャリアの劣化が
なく優れた画像を安定に供給できる静電荷像現像用トナ
ーと現像剤及び画像形成方法を提供することにある。
成を採ることにより達成される。
荷像現像用トナーにおいて、該外添剤の少なくとも1種
がUV吸光法において300nm透過率が30〜60
(%)で、かつ600nm透過率が70〜100(%)
の酸化チタン微粒子であり、その一次数平均粒径が80
(nm)〜200(nm)であることを特徴とする静電
荷像現像用トナー。
ーとキャリアよりなる現像剤において、該静電荷像現像
用トナーは(1)に記載された静電荷像現像用トナーで
あることを特徴とする現像剤。
用した画像形成方法において、使用する静電荷像現像用
トナーが(1)に記載の静電荷像現像用トナーであるこ
とを特徴とする画像形成方法。
に用いる酸化チタン微粒子はUV吸光法において300
nm透過率が30〜60(%)であり、かつ600nm
透過率が70〜100(%)である。此の条件に当ては
まる酸化チタン微粒子は、鋭角な凸部がなくかつ表面に
多孔性の凹凸があるものと推定される。この表面状態に
よりキャリア表面、感光体表面に対する研磨効果を向上
させ、またブレード等のクリーニング手段による感光体
表面に対する傷を発生させることの無い特性をトナーに
与えるものと思われる。
の酸化チタン微粒子は、ファンデルワールス力、及び静
電付着力により着色粒子からの脱離がなく、またトナー
リサイクルシステムにおける過大な物理的圧縮力を受け
ても着色粒子中に埋没しにくい為、トナー帯電量の変化
が生じ難く、より優れた画像を安定に供給できる静電荷
像現像用トナーとすることが出来るものと推定される。
酸化チタン微粒子を表面処理したものが望ましいが、U
V吸光法において、300nm透過率が30〜60
(%)であり、かつ600nm透過率が70〜100
(%)であるものが使用される。
次のように測定した。
オクチルフェニルエーテルの1(%)水溶液250(m
l)中に,酸化チタン微粒子25.0(mg)を精秤し
たものを分散させ、マグネチックスターラーで5分間撹
拌し、さらに超音波振とう機で5分間分散させた後、直
ちに10倍に希釈しUV分光光度計を用いて300(n
m)および600(nm)の透過率を測定する。
作所(株)製U−3500形を使用して、結果を得た。
化学反応を経て製造する方法であり、一般に硫酸法と塩
酸法がある。硫酸法は下記の反応が進み不溶性の含水酸
化チタンとなる。
iOSO4+2H2O TiOSO4+2H2O→TiO(OH)2+H2SO4 また塩酸法は四塩化チタンを水に溶解させ塩酸水溶液と
する。次いで苛性ソーダ等の強塩基を投入し水酸化チタ
ンを生成させ析出させる。
50〜650(℃)で焼成し解砕することで本発明に使
用する酸化チタン微粒子となる。
法により製造するのが好ましく、しかも比較的低い焼成
温度により焼成するため酸化チタン微粒子中の含有水分
量が多いため電子写真技術において使用するにはカップ
リング剤またはシリコーンオイルにより表面処理して使
用することが好ましい。この場合表面処理酸化チタンの
疎水化度は30〜80(%)が好ましい。
るが、例えばジメチルジクロロシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチル
トリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラザン、ジメチ
ルシリコーンオイル、オクチル−トリクロルシラン、デ
シル−トリクロルシラン、ノニル−トリクロルシラン、
(4−t−プロピルフェニル)−トリクロルシラン、
(4−t−ブチルフェニル)−トリクロルシラン、ジペ
ンチル−ジクロルシラン、ジヘキシル−ジクロルシラ
ン、ジオクチル−ジクロルシラン、ジノニル−ジクロル
シラン、ジデシル−ジクロルシラン、ジドデシル−ジク
ロルシラン、(4−t−ブチルフェニル)−オクチル−
ジクロルシラン、ジオクチル−ジクロルシラン、ジデセ
ニル−ジクロルシラン、ジノネニル−ジクロルシラン、
ジ−2−エチルヘキシル−ジクロルシラン、ジ−3,3
−ジメチルペンチル−ジクロルシラン、トリヘキシル−
クロルシラン、トリオクチル−クロルシラン、トリデシ
ル−クロルシラン、ジオクチル−メチル−クロルシラ
ン、オクチル−ジメチル−クロルシラン、(4−t−プ
ロピルフェニル)−ジエチル−クロルシラン、アミノ変
性シリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル
などがあげられる。
ントロールを目的に行われ、処理剤は目的に応じ便宜選
べば良い。また処理剤は単独でも2種類以上の処理剤を
使用しても良い。
ノール滴定試験法により評価した。
純水50mlの入った容量300mlのビーカーに添加
し、ビーカー内の溶液をマグネチックスターラーで常時
撹拌しながらメタノールをビュレットから微粒子の全量
が湿潤されるまで滴定する。すなわち微粒子の全量が溶
液中に懸濁されたときを滴定の終点とする。疎水化度は
終点に達したときのメタノール及び純水の液状混合物中
のメタノールの百分率として表せる。
一次粒子径は以下の要領により測定したものである。着
色粒子に酸化チタン微粒子を混合処理し、電子顕微鏡に
より撮影したものを日本アビオニクス(株)製SPIC
CA(型番TMN−1528−01)の画像処理により
100個計測し、数平均一次粒子径を求めた。
0.2〜5.0(wt%)、好ましくは0.2〜1.2
(wt%)の添加量になるように添加混合される。
向上剤としてさらに流動化剤を添加しても良い。
下の無機微粒子が好ましい。また単独で使用しても2種
以上を併用しても良い。
子としては例えば、シリカ、アルミナ、酸化チタン、酸
化マグネシウム、酸化ジルコニウム、チタン酸バリウ
ム、チタン酸マグネシウム、チタン酸化カルシウム、チ
タン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、珪砂、クレイ、雲
母、珪灰石、珪藻土、酸化クロム、酸化セリウム、ベン
ガラ、三酸化アンチモン、硫酸バリウム、炭酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、炭化珪素、窒化珪素、脂肪酸金属
塩などを挙げることができるが、特にシリカが好まし
い。
電性を示すようにカップリング剤や変性シリコーンオイ
ル等の各種表面処理剤により流動化剤表面を処理し帯電
性をコントロールして使用しても良い。
と着色剤とからなる着色粒子と外添剤とからなる。その
結着樹脂としては、トナー用結着樹脂として通常用いら
れる樹脂を使用することができ、その具体例としては、
例えばスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−ア
クリル系共重合体樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ
系樹脂、その他を挙げることができる。
リル系共重合体樹脂はスチレン系単量体とアクリル系単
量体との共重合体よりなる樹脂である。
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、α−メチルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、
p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレンなどを
挙げることができる。
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリ
ル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリ
ル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリ
ル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリ
ル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリ
ル酸ドデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メ
タクリル酸ジエチルアミノエチル、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、アクリルアミド、などを挙げるこ
とができる。
しては、例えばカーボンブラック、ニグロシン系染料、
アニリンブラック、アセチレンブラック、フタロシアニ
ンブルー、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロ
ムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレ
ッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、
フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオクサレー
ト、ランプブラック、ローズベンガル、これらの混合
物、磁性体などを挙げることができる。
えばポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィ
ン、またパラフィンワックス、カルナバワックス、サゾ
ールワックス、シリコーンワニス等を用いることがで
き、これらを単独で、或いは2種類以上組み合わせて用
いることができる。
らに磁性粉が含有される。磁性粉としては、フェライ
ト、マグネタイト、ヘマタイト等の鉄、亜鉛、コバル
ト、ニッケル、マンガン等の合金もしくは化合物等を用
いることができる。磁性粉の平均粒径は1μm以下が好
ましく、特に0.5μm以下が好ましい。また磁性粉の
配合量は、核粒子全体の20〜70重量%の範囲が好ま
しい。
ば荷電制御剤を含有させて使用しても良い。荷電制御剤
としては、例えば、金属錯体系化合物、サリチル酸誘導
体、カリックスアレーン化合物、ニグロシン系染料、4
級アンモニウム塩系化合物、トリフェニルメタン系化合
物などがあり、これらを単独で、或いは2種類以上組み
合わせて用いることができる。
色剤を混練、粉砕等の工程を経て、着色粒子を製造し、
その他外添剤を外添し製造されるのが一般的である。
μm、比重3〜7のものが好ましい。平均径がこれより
小さいものでは、現像時に感光体にキャリアが付着する
キャリア付着が生じやすく、この範囲をこえるものでは
比表面積が小さく、トナーとの帯電電荷を有効に保持で
きない傾向があり、連続使用時の帯電不良等を生じやす
い。更に1個のキャリアの自重が大きく、トナーに与え
るストレスが大きいため、前述酸化チタンやシリカ等の
添加剤の埋没を促進してしまう。
は、トナーとの混合が困難となりトナーの帯電電荷が不
均一となり、この範囲よりも大きい場合には、1個のキ
ャリアの自重が大きく、トナーに与えるストレスが大き
いため、前述の添加剤の埋没を促進してしまう。
定されないが、例えばシリコーン樹脂、スチレン−アク
リル樹脂、含フッ素樹脂、オレフィン樹脂等がある。
中に溶解し、流動層中にスプレーしコア上にコーティン
グしても良く、また、樹脂の微粒子を機械的衝撃力によ
りメカノケミカル的にコーティングしてもよい。更には
樹脂粒子を静電的に核粒子に付着させた後に熱溶融させ
て被覆する方法も好適に使用される。
好ましくは0.3〜4μmがよい。
ないが、特にトナーリサイクルシステムを用いる画像形
成方法に好適に使用できる。トナーリサイクルシステム
においてトナーは過大な物理的圧縮力を受けるため着色
粒子微粉等によるキャリアスペント速度が非常に促進さ
れてしまう。しかし、本発明トナーの酸化チタン微粒子
は着色粒子中に埋没しにくく、着色粒子表面上に存在
し、酸化チタン微粒子自身により、また酸化チタン微粒
子表面の凹凸によりキャリアスペント物の研磨除去効果
を維持するため、トナー帯電量の変化が生じ難く優れた
画像を維持することが出来るためと推定される。
ずに感光体上に残留したトナーをクリーニング器で回収
し、この回収したトナーを再び現像器、及びまたはトナ
ー補給ボックスに戻し再使用するシステムを指す。
る画像形成装置の断面図の一例を示す。7は感光体であ
り、感光体としては回転ドラム状の形態を有しており、
有機光導電体(所謂OPC)や、金属光導電体(所謂S
eTe、As2Se3等)が好ましく、特に多様な素材か
ら組み立てることが出来、したがって多様な性能要求に
対応出来ること、易廃棄性の観点からOPC感光体が好
ましい。
下流側に向かって、順に帯電器1、露光光学系2、現像
器3、転写器5、分離器6、クリーニング器8が配置さ
れている。10は定着器である。
より感光体7の表面が一様な電位に帯電され、次いで露
光光学系2により像様露光されて感光体7の表面に静電
潜像が形成される。そして、現像器3内に収容された現
像剤により、上記の静電潜像が現像されてトナー像が形
成される。このトナー像は転写器5により記録材Pに静
電転写され、熱ローラー定着器10により加熱定着され
て定着画像が形成される。一方、転写器5を通過した感
光体7はクリーニング器8により残留トナーがクリーニ
ングされて次の画像の形成に供される。更にクリーニン
グ器に回収されたトナーは後述するトナーリサイクルシ
ステムにより再び現像器3及び又はトナー補給ボックス
20に戻されて再使用に供される。
及び3に示す。この例において3は現像器、13は現像
スリーブ、7は感光体、8はクリーニング器、16はト
ナー搬送スクリュー1、17はトナー搬送スクリュー
2、18はトナー搬送スクリュー3、20はトナー補給
ボックスである。本例の装置はトナー搬送スクリュー
1,2,3により順次クリーニング部で回収したトナー
を搬送し、現像器に具備された該回収トナー専用の分配
器(Newトナー供給口とは別体)に供給する様にした
ものである。即ち、16のトナー搬送スクリュー1、1
7のトナー搬送スクリュー2、18のトナー搬送スクリ
ュー3はそれぞれ内部に回転軸とこの回転軸に沿ってス
パイラル状に設けた羽根を有してなり、トナーは回転軸
の回転に伴って羽根により順次搬送され、分配器に供給
され、回収したトナーは再び感光体上の潜像現像に供さ
れる。
本例の装置ではトナー搬送スクリュー1,2,3により
順次クリーニング部で回収したトナーを搬送し、トナー
補給ボックスに供給するようにしたものである。本例の
図2との差異はトナー補給ボックス内で新トナーと回収
したリサイクルトナーを予め撹拌混合した後、現像器に
供給するところに特徴がある(18のハッチ部分は20
の内部に挿入されている)。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
径100nm)を、ヘキシルトリメトキシシラン60
(g)を溶解したトルエン溶媒に添加し超音波分散後、
媒体撹拌ミルにより高分散処理を施した後、分散液中の
トルエンを蒸発させ乾燥後、ジェットミルにて解砕し表
面処理した酸化チタン微粒子A(一次数平均粒径180
nm)を得た。ジェットミル解砕回数を2回、及び3回
とすることで粒度の異なる酸化チタン微粒子B(一次数
平均粒径130nm)及びC(一次数平均粒径85n
m)を得た。
を弱めて一回解砕することで酸化チタン微粒子D(一次
数平均粒径200nm)を得た。
(一次数平均粒径30nm)およびアナターゼ型親水性
酸化チタン微粒子3(一次数平均粒径200nm)を同
様に表面処理を施し解砕して酸化チタン微粒子E(一次
数平均粒径50nm)及びF(一次数平均粒径250n
m)を得た。さらに、前述の酸化チタン微粒子Aの製法
において、ヘキシルトリメトキシシランの代わりに、ジ
メチルシリコーンオイルを用いた他は同様にして、酸化
チタン微粒子G(一次数平均粒径180nm)を得た。
に示す。
8.5μmの着色粒子を得た。該着色粒子にシリカ0.
8wt%と前記酸化チタン微粒子0.6wt%をそれぞ
れ混合処理しトナーA〜Gを得た。これらの一覧表を下
記表2に示す。
用い上記トナーを、トナー濃度5(%)となるように混
合して二成分現像剤A〜Gを作製した。
ニカ(株)社製 Konica U−BIX4145を
改造し、図2のトナーリサイクル機機構を有する評価機
により3万枚の実写テストを行い、画質(黒ポチの発
生、直径0.3mm以上の黒点の有無)と、感光体表面
状態を評価した。
体傷、フィルミングも無く良好な画質が得られた。現像
剤D及びFは黒ポチが発生した。現像剤Eは感光体表面
にトナー樹脂成分によるフィルミングがおこり、画質が
低下した。
トナーに含有させることによりトナーリサイクルシステ
ムを採用した画像形成方法においてもトナーおよび感光
体特性に変化がなく長期にわたり画質低下の無い複写画
像を形成できることがわかる。
る感光体表面に対する傷問題を発生させずに、高度の研
磨効果を有する微粒子をトナーに含有させることによ
り、トナーリサイクルシステムを採用した画像形成方法
においても、感光体およびキャリアの劣化がなく優れた
画像を安定に供給できる静電荷像現像用トナーと現像剤
及び画像形成方法を提供することが出来る。
念断面図。
の概念断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 着色粒子と外添剤からなる静電荷像現像
用トナーにおいて、該外添剤の少なくとも1種がUV吸
光法において300nm透過率が30〜60(%)で、
かつ600nm透過率が70〜100(%)の酸化チタ
ン微粒子であり、その一次数平均粒径が80(nm)〜
200(nm)であることを特徴とする静電荷像現像用
トナー。 - 【請求項2】 少なくとも静電荷像現像用トナーとキャ
リアよりなる現像剤において、該静電荷像現像用トナー
は請求項1に記載された静電荷像現像用トナーであるこ
とを特徴とする現像剤。 - 【請求項3】 トナーリサイクルシステムを採用した画
像形成方法において、使用する静電荷像現像用トナーが
請求項1に記載の静電荷像現像用トナーであることを特
徴とする画像形成方法。
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