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JP3482509B2 - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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Publication number
JP3482509B2
JP3482509B2 JP22092294A JP22092294A JP3482509B2 JP 3482509 B2 JP3482509 B2 JP 3482509B2 JP 22092294 A JP22092294 A JP 22092294A JP 22092294 A JP22092294 A JP 22092294A JP 3482509 B2 JP3482509 B2 JP 3482509B2
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Japan
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suction port
finger
cylinder
outer cylinder
hair dryer
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尚典 明石
広信 長野
高徳 西山
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Kyushu Hitachi Maxell Ltd filed Critical Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、送風ファンおよびヒー
タを内蔵した本体ケースが掌で握り持つためのグリップ
を兼ねている携帯式のヘアードライヤに関する。 【0002】 【従来の技術】この種のヘアードライヤとしては、例え
ば、実公昭33−5255号公報に開示されているよう
に送風ファンおよびヒータを内蔵した本体ケースを有底
筒状に形成し、この本体ケースの底部に吸込口を、その
底部とは反対側の前端に吹出口をそれぞれ設けたものが
ある。使用に際しては本体ケースの外面の前端より後方
側を掌で握り持つようになっているので、専用のグリッ
プを設ける必要がなく、全体がコンパクトで旅行時など
に携帯するに便利である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、前出した従
来のヘアードライヤでは、本体ケースがヒータの熱や送
風ファンのモータの熱によって熱せられ易く、特に全体
がコンパクトなものほど本体ケースが熱くなる。そのた
め、本体ケースの底部を含む外面を掌で握り持っている
時に熱さを感じ、不快感を覚える。また、本体ケースの
底部に吸込口を設けてあるため、本体ケースの外面を把
持する掌または指で吸込口が塞がれやすい。このため風
の吹出量が不安定になる。温風使用時に吸込口が塞がれ
ると、本体ケース内の温度が過剰に上昇し、この過熱に
より本体ケースを持ちにくくし、また本体ケース内の部
品が熱損傷を受ける。また、吹出口から吹き出される温
風の温度も所定値より上昇するため、髪にダメージを与
えやすかった。このような不具合を回避するには、本体
ケースの外面を掌で握るときに、掌を吸込口を有する底
部の外面から少し浮かせ気味に握る必要があるが、これ
では本体ケースを安定よく把持することが難しく、使い
勝手が悪くなる。 【0004】本発明の目的は、上記のような、有底筒状
の本体ケースがグリップを兼ねるコンパクトなヘアード
ライヤにおいて、本体ケースの構造および吸込口の配置
方に工夫を凝らすことにより本体ケースこれ自体を熱さ
を感じることなく、また確実に把持でき、更に把持する
手による吸込口の塞がり防止を図り得る点にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のヘアードライヤ
は、図示例のように、本体ケース2が、前端に吹出口1
を後端側に内側吸込口40をそれぞれ有する内筒10
と、前端を開口し、後端底部を閉口した有底筒状の外筒
11とを組み合わせて構成される。内筒10の内部には
ヒータ3と送風ファン21とが前後にして収納配置され
る。そして外筒11はこれの外面の前端より後方側が掌
で握り持つためのグリップを兼ねるものとし、そのうえ
で外筒11は内筒10の外側に被せて、外筒11の前端
と内筒10の外面前端との間に外側吸込口4を形成し、
かつ後端底部34で内側吸込口40の後方を覆うととも
に、外筒11の内面と内筒10の外面との間に所定の間
隔をあけて前記外側吸込口4と内側吸込口40とを連通
させる外気導入路42を形成してある。 【0006】 【作用】外側吸込口4は、掌で把持される外筒11の前
端に設けてあるので、使用の際に外側吸込口4が掌ない
し指先で塞がれる恐れは一切ない。その外側吸込口4か
ら吸い込まれる外気は内筒10と外筒11間の外気導入
路42を通って内側吸込口40に導入される。外気導入
路42に面した外筒11の内面は、外側吸込口4から導
入された新鮮な外気で常に冷却される。また、外気導入
路42内の外気は有効な断熱層となり、ヒータ3の熱が
外筒11に及ぶのを抑制する。 【0007】 【発明の効果】本発明にかかるヘアードライヤでは、ヒ
ータ3と送風部5を内蔵した内筒10の外側に外気導入
路42を介して有底の外筒11を配したので、外気導入
路42内に導入された新鮮な外気で外筒11を内面側か
ら冷却できるとともに、外気導入路42内が断熱層とな
るので、外筒11がヒータ3や送風部5の熱により熱せ
られるのを有効に抑制できる。従って、外筒11を掌で
握り持っても、熱さによる不快感を覚え難く、使い勝手
が向上できる。また、使用時に外側吸込口4が本体ケー
ス2を把持する手で塞がれないので、吹出口1から常に
安定した量の風を吹き出すことができ、また本体ケース
2内の過熱を防止できて本体ケース2内の各部品に熱損
傷を加えるようなことがない。更に吹出口1から吹き出
される温風の温度も所定温度に維持でき、髪にダメージ
を与えるようなことも無くなって有利である。しかも本
体ケース2の後方底部を、外側吸込口4を塞ぐことな
く、掌にしかと持つことができるので、使い勝手も頗る
良い。 【0008】 【実施例】本発明に係るヘアードライヤの一実施例を図
1ないし図7に基づいて説明する。図1において、これ
の本体ケース2は前後両端を貫通状に開口する内筒10
の外側に、前端を開口し、後端を閉口した有底筒状の外
筒11を被せて両筒10・11をねじ39等で一体的に
結合してなり、内筒10の前端開口部に吹出口1を、内
外筒10・11の前端どうし間に外側吸込口4をそれぞ
れ形成する。 【0009】図1において、内筒10は耐熱性に優れる
プラスチック材料からなる周壁26の前端開口部に吹出
口1を、後端開口部に内側吸込口40をそれぞれ形成す
る。この吹出口1の外周には周壁26の前端を外向きに
張出し更に後ろ向きに延設することで断面U字形状の後
向き鍔27を形成してなる。この内筒10の内部にヒー
タ3と送風部5とを前後にして収納配置する。送風部5
は、図1および図6に示すように直流式のモータ20
と、これの回転軸に固定した軸流式の送風ファン21
と、モータ20に対して直流電圧を印加する整流回路2
2と、モータ20の外周に固定した放射状の整流翼23
とを有する。図6において、20aはモータ抵抗であ
る。この送風部5は内筒10内に、モータ20が前向き
に、送風ファン21が後ろ向きになるように整流翼23
の外周に一体形成したリング23aを内筒10の後端に
一体的に結合することにより収納される。送風ファン2
1の外周は前記リング23aの外周に嵌合固定したファ
ン筒25で囲まれ、このファン筒25内の後端側に上記
内側吸込口40が形成される。 【0010】図1および図3において、ヒータ3は内筒
10内のモータ20の外周からこれの前方に向けてヒー
タ支持板15を介して収納配置される。ヒータ支持板1
5は絶縁材料からなり、モータ20の外周に嵌合固定さ
れる円筒部16とこの外周から90°間隔で放射状に延
びる4つの放射板17とからなっており、その放射板1
7の外側縁に設けた切欠溝にヒータ3が螺旋状に巻き付
けられている。内筒10の内部には放射板17によって
その内周方向に4つに区画された通風路19が形成され
る。 【0011】図1と図3において、外筒11は耐熱性に
優れるプラスチック材料でもって、掌で握り得る大きさ
の有底筒状に形成され、この表面に、例えばアルミニウ
ムメッキ層を形成して意匠的美観を呈してある。この外
筒11の内周には複数のスペーサ33をその周方向に等
間隔おきに放射状に一体に形成し、各スペーサ33は、
外筒11の前端開口付近から後端底部34にわたって連
続する板状に形成してある。かくして、この外筒11と
上記内筒10を結合するには、外筒11のスペーサ33
の内周にこれの前方から内筒10の後端側を所定深さに
嵌合させ、この嵌合により外筒11内の或るスペーサ3
3・33間に設けたボス35と、内筒10の後向き鍔2
7内に設けたボス30とを互いに突き合わせて、ねじ3
9をボス30の孔からボス35の下穴に通してねじ込む
ことにより両筒10・11が一体的に結合される。この
内外筒10・11の結合にあたっては外筒11の前端が
内筒10の後向き鍔27内の環状溝の深さ方向ほぼ中央
付近にまで入る程度に寸法設定しており、これによって
外筒11の前端部と後向き鍔27との間に、後ろ向きに
開口する断面U字状の外側吸込口4が環状に形成され、
この外側吸込口4は内外筒10・11間にスペーサ33
を介して形成される外気導入路42を介して内筒10の
後端側の内側吸込口40と連通する。なお、外側吸込口
4には塵埃や髪の毛等侵入防止用のフィルター24を装
着することが好ましい。 【0012】しかるときは、モータ20の駆動に伴い送
風ファン21が回転すると、外気が外側吸込口4から吸
い込まれ、内外筒10・11間の外気導入路42、内側
吸込口40を通って送風ファン21の軸方向前方に送風
される。送風ファン21の軸方向前方へ送られる風は整
流翼23で整流されてヒータ3の存在する通風路19内
を通って吹出口1から外方へ吹き出される。 【0013】かかる構成によると、外気導入路42に面
した外筒11の内面全体は、外側吸込口4から吸い込ま
れる新鮮な外気で常に冷却される。しかも、外気導入路
42内の外気は有効な断熱層にもなり、ヒータ3や送風
部5のモータ20から発せられる熱により外筒11が熱
せられるのを抑制する。従って、外筒11の外面を掌で
握り持った時に熱さによる不快感を覚え難く、使い勝手
が良い。 【0014】使用に際して、上記外筒11はこの外面の
後端底部34を掌でつかみ、指先を前方に向けて把持さ
れるが、この場合外側吸込口4は外筒11の前端側に設
けてあるので、その把持する手で塞がれる恐れは一切な
い。このため、吹出口1から吹出される風の量は安定
し、髪に風を効率よく当てることができる。また、温風
使用時に内筒10内の温度が異常に上昇することもな
く、内筒10内の各部品が熱により損傷するを防止で
き、これらの耐久性が向上できる。外側吸込口4が塞が
れないので、吹出口1から吹出される温風の温度も所定
温度に維持でき、髪が熱によるダメージを受けるような
こともない。 【0015】外筒11の外面の前端より後方を掌で握り
持った場合に吹出口1は指先方向と一致するので、吹出
口1を頭の表面に向け易く、吹出口1の位置を頭の表面
に沿って自在に移動させ易い。従って吹出口1から吹き
出る風を頭の表面の所望の箇所に楽に当てることがで
き、持ち易さも含めて使い勝手が良い。外側吸込口4は
吹出口1の外周に存在するが、後向き鍔27を介して吹
出口1とは逆方向の本体ケース2の後方側に向けて開口
してある。このため、外側吸込口4に吸い込まれる空気
が、本体ケース2内に入らずに、そのまま吹出口1から
吹き出される風と同伴して前方へ吹かれるようなことが
ない。また吹出口1からの風によって舞い上がった髪が
外側吸込口4に吸い込まれるような恐れもない。 【0016】上記のように使用に際して外筒11はこの
外面の後端底部34を掌でつかみ、指を前方に向けて把
持されるが、このとき外筒11の後端底部34を掌でよ
り確実に把持できるように、また指先を使い易いように
その後端底部34に指掛け部材37を取付けている。指
掛け部材37は脚37aとこれの後端側に一体に張出形
成した円板状の鍔部37bとからなり、脚37aの前端
部を後端底部34の外面中央に設けた凹部36に嵌合固
定してある。脚37aに対する鍔部37bの径方向の張
出し寸法は指一本分の太さ程度に相当しており、鍔部3
7aと外筒11の後端底部34との間に脚37aを挟ん
で2本の指を挿入できるようにしてある。従って、例え
ば、図7に示すように人指し指と中指で指掛け部材37
の脚37aを挟み、掌で外筒11の後端底部34の外面
を把持する。この時、指掛け部材37の鍔部37bは両
指の甲側に引っ掛かるので、他の指に力を加えることな
くヘアードライヤ全体を容易に持つことができ、使用中
にもヘアードライヤが掌から滑り落ちるのをより確実に
防止できる。 【0017】また外筒11の外面の指先が位置する箇所
にはスライド式のスイッチノブ6を設置する。このスイ
ッチノブ6を指先で操作するに伴って上記ヒータ3およ
び送風部5への通電を制御する。この制御部7は、図2
および図6に示すように、スイッチノブ6の操作に伴っ
て切り換わる第1スイッチ12と第2スイッチ13を備
えている。第1スイッチ12は、第1ないし第3接点1
2a〜12cを可動接点12dにより択一的に切り換え
可能とするスイッチであって、ヒータ3と送風部5の共
通回路中に介装してある。可動接点12dは、後述する
電源コード32を介して商用交流電源14に接続され
る。可動接点12dは、スイッチノブ6が初段位置にあ
る時は第1接点12aに接続されて、商用交流電源14
につながる回路を開き、スイッチノブ6が2段目または
3段目にある時は第2接点12bまたは第3接点12c
に接続されて、商用交流電源14につながる回路を閉じ
る。第2スイッチ13は、スイッチノブ6を3段目の切
換位置に操作した時、すなわち、第1スイッチ12の可
動接点12dが第3接点12cに接続されている時に限
ってヒータ3を介装したヒータ回路を閉じる。従って、
スイッチノブ6が2段目の切換え位置に操作された場合
には吹出口1から冷風が吹き出され、3段目の切換え位
置に操作された場合には吹出口1から温風が吹き出る。 【0018】スイッチノブ6の操作形態は、スライド式
に代えて、プッシュ式であってもよい。プッシュ式とし
ては、押すと動作し、手を離すと元の位置へ戻るモーメ
ンタリー形、あるいは押すと動作するが、手を離しても
元の位置へ戻らず、もう一度押すと元の位置に復帰する
オルタネイトアクション形のものなどがある。 【0019】上記電源コード32は内筒10の後向き鍔
27の外周一部から導出されるが、この導出部は上記ス
イッチノブ6と対向するように位置設定してある。電源
コード32の一端はスイッチノブ6を介して第1スイッ
チ12に接続してあり、他端には電源プラグ(図示せ
ず)を接続してある。このようにスイッチノブ6と電源
コード32の本体ケース2からの導出部とは、相互に本
体ケース2の反対側になるように配置してあると、スイ
ッチノブ6側に親指を当てがうことにより使用中何時で
も該スイッチノブ6の切換え操作が円滑に行えるだけで
なく、電源コード32が手の外側に位置して邪魔になる
ようなことがない。 【0020】図1と図4に示すように、上記吹出口1に
はアタッチメント9が着脱可能に装着される。アタッチ
メント9としては、たとえば、円盤状のベース9aの外
表面に周回状に多数のブリッスル9bを突設し、中央部
にベース9aを貫通する複数の吹出小孔9cを設けると
ともに、その内表面に設けた段部9dを吹出口1の内周
面に対し挿脱できるようにしてある。 【0021】図1において、内筒10の吹出口1の外周
で後向き鍔27の前端面には一個または複数個の突起3
1を前方突出状に設けている。図5に示すように、この
ヘアードライヤを吹出口1を下に向けて洗面台などの上
に置くと、上記突起31により吹出口1と洗面台などの
上面43との間に隙間が形成される。従って、温風使用
時に上記のようにヘアードライヤが洗面台などの上に一
時的に置かれた場合にも、本体ケース2内を外気が円滑
に流れるので、本体ケース2内の温度が異常に上昇する
ことがなく、内部の部品が高温に晒されるのを防止でき
る。突起31は内筒10の後向き鍔27の前端面に一体
に突設するに代えて、軟質プラスチックやゴム等の弾性
材で別体に形成したうえで付設するもよい。この場合ヘ
アードライヤを不慮に取り落としたときにもその突起3
1がクッション機能を発揮して吹出口1の周辺の破損を
防止できる。 【0022】なお、外筒11の後端底部34に小孔34
aを設けてある。この小孔34aは、送風ファン21の
吸込み側と連通させるので、使用時には風の吸込口とし
て作用し、使用直後には放熱孔として作用するが、この
小孔34aは必ずしも必要としない。 【0023】次に本発明の別実施例を挙げる。図8ない
し図18はいずれも上記指掛け部材37の変形例を示
す。図8では、指掛け部材37を外筒11に対して伸縮
可能に取付けてある。すなわち、外筒11の後端底部3
4の中央部に設けた環状の凹部36を深みのあるものに
形成し、凹部36の内周の2箇所に掛止溝36a・36
bを周回状に設ける。指掛け部材37の脚37aの前端
部は凹部36内に嵌合する大きさの環状に形成し、その
外周に前記掛止溝36a・36bと択一的に嵌合する掛
止突条37cを突設してある。ヘアードライヤを使用す
る時は、同図に実線で示すように、指掛け部材37の脚
37aを凹部36から引き出して前述のように脚37a
の両側を2本の指で挟むようにする。不使用時には、想
像線で示すように指掛け部材37を凹部36内に押し込
むことによりコンパクト化に寄与する。なお、この指掛
け部材37をスイッチに利用してもよい。例えば、脚3
7aを凹部36から引き出した時にヒータ3および送風
部5に通電し、押し込んだ時に通電を停止する如くであ
る。 【0024】図9においては、指掛け部材37の脚37
aの外方端に、人指し指、中指のように2本の指が別々
に挿入可能な指通し孔37dを左右に設けたものであ
る。指通し孔37dを囲む部分は、断面が平坦または円
形でもよい。 【0025】図10においては、指掛け部材37の脚3
7aの外方端に、人指し指、中指、薬指のように複数の
指が一緒に挿入可能な指通し孔37dを設けたものであ
る。。 【0026】図11においては、指掛け部材37をバン
ド状に形成し、これを本体ケース2に対して回動自在に
取付けた例である。指掛け部材37は、外筒11の外面
に長手方向に沿うように配して両端を外向き後向き鍔2
7の内面に枢着してあり、外筒11の後端底部34の外
面中央部に対応する位置に指通し孔37dを形成してい
る。指掛け部材37の両端は後向き鍔27の外面に枢着
してもよい。使用時は指通し孔37dに、例えば人指し
指を挿入し、他の指を指掛け部材37の外側に添えて持
つ。指で押さえた時に指掛け部材37は容易に撓むもの
とし、外筒11の外面に他の指が添え易いようにする。 【0027】図12においては、外筒11の後端底部3
4の外面中央部に対応する位置に2つの凸部50を設け
たバンド状の指掛け部材37を備えている。使用時は両
側の凸部50と外筒11の後端底部34の外面との間
に、例えば人指し指と中指を挿入し、他の指を指掛け部
材37の外側に添えて持つ。この指掛け部材37も指で
押さえた時に容易に撓むようにしてある。 【0028】図13においては、外筒11の外周におけ
る前後方向の略中央に、環状の掛止溝51を周回状に形
成し、該掛止溝51に環状の指掛け部材37を固定して
ある。指掛け部材37は、外筒11から抜き外せるよう
にしてもよく、また素材はゴムあるいは合成樹脂でもよ
い。使用時には外筒11の底部に掌を当てがい、指掛け
部材37に指先を掛けて把持する。不使用時には外筒1
の外面上の指掛け部材37と後向き鍔27との間に電源
コード32を巻き付けておくこともできる。 【0029】図14においては、外筒11の後端底部3
4の一側に平坦な設置面11aを形成してある。指掛け
部材37は、外筒11の後端底部34の中央部から離れ
た位置に設置して、掛止片37bが前記設置面11aと
同一面上になるのを避けた。使用時には、設置面11a
側に掌を添え、外筒11の外面に各指を添えて把持す
る。指掛け部材37には、前述のように2本の指を添え
て本体ケース2を把持する。設置面11aを下にして洗
面台などの上面43に載置固定すれば、吹出口1からは
斜め上方に向けて風が吹き出され、両手が自由に使え
る。 【0030】図15および図16においては、外筒11
の外面の一部に継手52を突出形成し、これに環状の指
掛け部材37を角度調節可能に枢着したものである。指
掛け部材37は継手軸53を介して継手52に回動可能
に枢着される。継手52には、図16に示すように継手
軸53が通される貫通孔52aを穿設し、貫通孔52a
の周囲に節度用の凸部52bと凹部52cとを周方向に
交互に形成した。継手52の端面と対向する指掛け部材
37の内側の端面にも同様に凸部および凹部(図示せ
ず)を交互に形成してある。ヘアードライヤを手に持っ
て使用する時は、例えば図15に想像線で示すように指
掛け部材37が外筒11の外周に嵌合して回転が制限さ
れるまでこれを折り畳み、その状態で指掛け部材37に
指先を掛けて使用する。ヘアードアイヤを洗面台などの
上に置いて使用する時は、図15に実線で示すように指
掛け部材37を引き起こして所望の傾斜角度に保持す
る。その角度保持は、継手52の凸部52bと凹部52
cとが、指掛け部材37の凹部と凸部にそれぞれ係合す
ることで行える。指掛け部材37の外側縁を洗面台など
上面43に載置固定すれば、両手が自由に使える。これ
による時は、所望の傾斜角度に向けて吹出口1から風が
吹き出せるので、更に使い勝手が良くなる。指掛け部材
37の角度調節は、上記とは別の手段によっても行え
る。 【0031】図17においては、指掛け部材37の脚3
7aを中空に形成し、脚37aの外表面に上記プッシュ
式のスイッチノブ6を備えてある。これによればスイッ
チノブ6が目立たず、見栄えも良くなる。 【0032】図18においては、指通し孔37dを有し
た一対の指掛け部材37を外筒11の後端底部34の中
央部に左右に配したものであり、片方の指掛け部材37
が上記スイッチノブ6を兼ねるものとしてある。それぞ
れの指通し孔37dは指1本が挿入できる大きさであ
る。一方の指掛け部材37は外筒11の後端底部34に
固定し、他方の指掛け部材37は、一方の指掛け部材3
7側に揺動可能であり、この揺動可能な指掛け部材37
を他の指掛け部材37側に1回動かす毎に第1スイッチ
12などの接点が順次切り換わって使用モードが変わる
ようにしてある。 【0033】図19はアタッチメント9の他例を示して
おり、このアタッチメント9は、ベース9aの外表面に
多数のブリッスル9bを突設し、ブリッスル9b間に位
置する部分にベース9aを貫通する複数の吹出小孔9c
を設けたものである。 【0034】図20はアタッチメント9の更に他例を示
しており、このアタッチメント9は、内部の通路9fが
基端から先端にかけて徐々に絞られているノズルであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】ヘアードライヤの縦断側面図である。 【図2】ヘアードライヤの半欠截状態で示す側面図であ
る。 【図3】ヘアードライヤの横断面図である。 【図4】ヘアードライヤの分解斜視図である。 【図5】ヘアードライヤを洗面台等に置いた状態を、一
部破断して示す側面図である。 【図6】ヘアードライヤの回路図である。 【図7】ヘアードライヤの把持状態を示す斜視図であ
る。 【図8】他の実施例を示す指掛け部材の断面図である。 【図9】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図であ
る。 【図10】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図11】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図12】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図13】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図14】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図15】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図16】図15におけるヘアードライヤの継手を側面
図である。 【図17】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図18】他の実施例を示すヘアードライヤの側面図で
ある。 【図19】他の実施例を示すヘアードライヤのアタッチ
メントの斜視図である。 【図20】他の実施例を示すヘアードライヤのアタッチ
メントの斜視図である。 【符号の説明】 1 吹出口 2 本体ケース 3 ヒータ 4 外側吸込口 5 送風部 10 内筒 11 外筒 21 送風ファン 40 内側吸込口 42 外気導入路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−161906(JP,A) 実公 昭33−5255(JP,Y1) 実公 昭51−29187(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 20/10 A45D 20/48 - 20/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体ケース2が、前端に吹出口1を後端
    側に内側吸込口40をそれぞれ有する内筒10と、前端
    を開口し、後端底部を閉口した有底筒状の外筒11とか
    らなり、 内筒10の内部にヒータ3と送風ファン21とを前後に
    して収納配置してあり、 外筒11はこれの外面の前端より後方側が掌で握り持つ
    ためのグリップを兼ねており、 外筒11は内筒10の外側に被せて、外筒11の前端と
    内筒10の外面前端との間に外側吸込口4を形成し、か
    つ後端底部34で内側吸込口40の後方を覆うととも
    に、外筒11の内面と内筒10の外面との間に所定の間
    隔をあけて前記外側吸込口4と内側吸込口40とを連通
    させる外気導入路42を形成してあり、 外筒11に指掛け部材37が取り付けてあ ることを特徴
    とするヘアードライヤ。
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