JP3481556B2 - 光pdsシステム - Google Patents
光pdsシステムInfo
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- JP3481556B2 JP3481556B2 JP2000148953A JP2000148953A JP3481556B2 JP 3481556 B2 JP3481556 B2 JP 3481556B2 JP 2000148953 A JP2000148953 A JP 2000148953A JP 2000148953 A JP2000148953 A JP 2000148953A JP 3481556 B2 JP3481556 B2 JP 3481556B2
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- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光PDSシステム
に関し、特に、親局装置に接続される子局装置の間およ
び子局装置に接続されるユーザ端末装置間での秘匿性を
向上させることができる光PDSシステムに関する。
に関し、特に、親局装置に接続される子局装置の間およ
び子局装置に接続されるユーザ端末装置間での秘匿性を
向上させることができる光PDSシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光PDS(Passive Do
uble Star)システムの一例を図12に示す。
図12は、従来の光PDSシステムの一例を示す構成ブ
ロック図である。
uble Star)システムの一例を図12に示す。
図12は、従来の光PDSシステムの一例を示す構成ブ
ロック図である。
【0003】図12に示す光PDSシステムでは、親局
装置91に対して子局装置92〜9nが接続されてい
る。親局装置91と子局装置92〜9nとの間は、一般
に、スターカプラを介して接続される。各子局装置には
複数のユーザ端末装置が接続されている。図12に示す
例では、子局装置92には、ユーザ端末装置926およ
び927が接続されている。各ユーザ端末装置は、例え
ば、電話端末またはパーソナルコンピュータ等の情報端
末である。ここで、図12には、子局装置92の内部構
成のみが明示されているが、親局装置91に接続される
他の子局装置の内部構成についても同様である。
装置91に対して子局装置92〜9nが接続されてい
る。親局装置91と子局装置92〜9nとの間は、一般
に、スターカプラを介して接続される。各子局装置には
複数のユーザ端末装置が接続されている。図12に示す
例では、子局装置92には、ユーザ端末装置926およ
び927が接続されている。各ユーザ端末装置は、例え
ば、電話端末またはパーソナルコンピュータ等の情報端
末である。ここで、図12には、子局装置92の内部構
成のみが明示されているが、親局装置91に接続される
他の子局装置の内部構成についても同様である。
【0004】子局装置92では、パスワード記憶部92
4は、子局装置92のパスワードを記憶し、秘匿解除回
路921および多重回路925に対してパスワードを出
力する。CRC演算回路923は、多重回路925から
の出力データに対してCRC(Cyclic Redu
ndancy Check:冗長度符号チェック)によ
る演算(以下、CRC演算という。)を施し、そのCR
C演算結果を多重回路925に対して出力する。多重回
路925は、ユーザ端末装置926および927からの
送信データ、CRC演算回路923から出力されるCR
C演算結果およびパスワード記憶部924から出力され
るパスワードを多重化して、上りデータ(上り信号)と
して親局装置91に対して送信する。
4は、子局装置92のパスワードを記憶し、秘匿解除回
路921および多重回路925に対してパスワードを出
力する。CRC演算回路923は、多重回路925から
の出力データに対してCRC(Cyclic Redu
ndancy Check:冗長度符号チェック)によ
る演算(以下、CRC演算という。)を施し、そのCR
C演算結果を多重回路925に対して出力する。多重回
路925は、ユーザ端末装置926および927からの
送信データ、CRC演算回路923から出力されるCR
C演算結果およびパスワード記憶部924から出力され
るパスワードを多重化して、上りデータ(上り信号)と
して親局装置91に対して送信する。
【0005】ここで、上りデータには、例えば、パスワ
ード、制御データ、送信データ、CRC演算結果等が含
まれる。制御データは、親局装置91および子局装置9
2〜9nが各種の処理を行うためのデータである。送信
データは、子局装置92〜9nに接続される各ユーザ端
末装置からの送信データである。CRC演算結果は、C
RC演算回路923における演算結果である。
ード、制御データ、送信データ、CRC演算結果等が含
まれる。制御データは、親局装置91および子局装置9
2〜9nが各種の処理を行うためのデータである。送信
データは、子局装置92〜9nに接続される各ユーザ端
末装置からの送信データである。CRC演算結果は、C
RC演算回路923における演算結果である。
【0006】親局装置91では、パスワード分離回路9
14は、上りデータに含まれるパスワードを抽出して、
パスワード更新回路915に対して出力する。CRCチ
ェック回路912は、上りデータに含まれるCRC演算
結果を参照して、親局装置91と子局装置92〜9nと
の間の通信転送に誤りが発生したか否かを判断し、その
結果をパスワード更新回路915に対して出力する。
14は、上りデータに含まれるパスワードを抽出して、
パスワード更新回路915に対して出力する。CRCチ
ェック回路912は、上りデータに含まれるCRC演算
結果を参照して、親局装置91と子局装置92〜9nと
の間の通信転送に誤りが発生したか否かを判断し、その
結果をパスワード更新回路915に対して出力する。
【0007】具体的には、CRCチェック回路912
は、上りデータに含まれるパスワード、制御データおよ
び送信データに対してCRC演算を施し、その演算結果
と上りデータに含まれるCRC演算結果とを比較するこ
とにより、通信転送に誤りが発生したか否かを判断す
る。演算結果と上りデータ含まれるCRC演算結果とが
一致すれば、通信転送が正常になされたと判断し、そう
でなければ、通信転送に異常が発生したと判断する。
は、上りデータに含まれるパスワード、制御データおよ
び送信データに対してCRC演算を施し、その演算結果
と上りデータに含まれるCRC演算結果とを比較するこ
とにより、通信転送に誤りが発生したか否かを判断す
る。演算結果と上りデータ含まれるCRC演算結果とが
一致すれば、通信転送が正常になされたと判断し、そう
でなければ、通信転送に異常が発生したと判断する。
【0008】パスワード更新回路915は、CRCチェ
ック回路912からの通知結果に基づき、保持している
パスワードをパスワード分離回路914から出力される
パスワードに更新する。つまり、親局装置91と子局装
置92〜9nとの間の通信転送が正常になされた場合に
は、保持しているパスワードをパスワード分離回路91
4から出力されるパスワードに更新し、通信転送に誤り
が発生した場合には、パスワードの変更をせず、現在の
パスワードをそのまま使用する。また、パスワード更新
回路915は、パスワードを秘匿回路913に対して出
力する。
ック回路912からの通知結果に基づき、保持している
パスワードをパスワード分離回路914から出力される
パスワードに更新する。つまり、親局装置91と子局装
置92〜9nとの間の通信転送が正常になされた場合に
は、保持しているパスワードをパスワード分離回路91
4から出力されるパスワードに更新し、通信転送に誤り
が発生した場合には、パスワードの変更をせず、現在の
パスワードをそのまま使用する。また、パスワード更新
回路915は、パスワードを秘匿回路913に対して出
力する。
【0009】秘匿回路913は、パスワード更新回路9
15から出力されるパスワードを基に下りデータ(下り
信号)に対して秘匿処理を施し、子局装置92〜9nに
対して出力する。従って、子局装置92〜9nは、同一
の下りデータを受信する。
15から出力されるパスワードを基に下りデータ(下り
信号)に対して秘匿処理を施し、子局装置92〜9nに
対して出力する。従って、子局装置92〜9nは、同一
の下りデータを受信する。
【0010】子局装置92では、秘匿解除回路921
は、パスワード記憶部924から出力されるパスワード
を基に下りデータに対して秘匿解除処理を行い、秘匿解
除された下りデータを分離回路922に対して出力す
る。分離回路922は、秘匿解除処理された下りデータ
を対応するユーザ端末装置に対して出力する。子局装置
93〜9nも、子局装置92と同様の動作を行う。
は、パスワード記憶部924から出力されるパスワード
を基に下りデータに対して秘匿解除処理を行い、秘匿解
除された下りデータを分離回路922に対して出力す
る。分離回路922は、秘匿解除処理された下りデータ
を対応するユーザ端末装置に対して出力する。子局装置
93〜9nも、子局装置92と同様の動作を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の光PDSシステ
ムでは、親局装置91から発せられる下りデータは、接
続される全ての子局装置に対して送信される。図12に
示す例では、子局装置92〜9nに対して送信される。
従って、各子局装置が保持しているパスワードが漏洩し
た場合には、各子局装置間での秘匿が確保されなくなる
場合がある。例えば、一の子局装置に対する下りデータ
が他の子局装置によって解読されてしまうという場合が
ある。
ムでは、親局装置91から発せられる下りデータは、接
続される全ての子局装置に対して送信される。図12に
示す例では、子局装置92〜9nに対して送信される。
従って、各子局装置が保持しているパスワードが漏洩し
た場合には、各子局装置間での秘匿が確保されなくなる
場合がある。例えば、一の子局装置に対する下りデータ
が他の子局装置によって解読されてしまうという場合が
ある。
【0012】そして、このような事態を回避するため
に、各子局装置が保持するパスワードのワード長を長く
することも考えられるが、パスワードは各子局装置にお
いて上りデータに多重されるので、子局装置に接続され
る各ユーザ端末装置からの送信データのデータ転送量が
小さくなるという場合がある。
に、各子局装置が保持するパスワードのワード長を長く
することも考えられるが、パスワードは各子局装置にお
いて上りデータに多重されるので、子局装置に接続され
る各ユーザ端末装置からの送信データのデータ転送量が
小さくなるという場合がある。
【0013】また、上記の光PDSシステムでは、各子
局装置ごとのパスワードを使用して親局装置91と子局
装置92〜9nとの間で情報のやり取りがなされるの
で、子局装置に接続されるユーザ端末装置どうしの間で
の秘匿が確保されなくなるという場合がある。
局装置ごとのパスワードを使用して親局装置91と子局
装置92〜9nとの間で情報のやり取りがなされるの
で、子局装置に接続されるユーザ端末装置どうしの間で
の秘匿が確保されなくなるという場合がある。
【0014】そこで、本発明は、以上のような課題を解
決するものであって、親局装置に接続される子局装置の
間および子局装置に接続されるユーザ端末装置の間の秘
匿性を向上させることができる光PDSシステムを提供
することを目的とする。
決するものであって、親局装置に接続される子局装置の
間および子局装置に接続されるユーザ端末装置の間の秘
匿性を向上させることができる光PDSシステムを提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】パスワードは、子局装置
に接続されるユーザ端末装置ごとに対応して設定され、
親局装置および子局装置は、それぞれ、1フレーム毎に
パスワードを更新することを特徴とする。
に接続されるユーザ端末装置ごとに対応して設定され、
親局装置および子局装置は、それぞれ、1フレーム毎に
パスワードを更新することを特徴とする。
【0016】各子局装置は、ユーザ端末装置ごとのパス
ワードを1フレーム毎に生成する第一のパスワード生成
部と、パスワードを第一のパスワード生成部から出力さ
れるパスワードに更新する第一のパスワード更新部と、
第一のパスワード更新部から出力されるパスワードにて
下りデータに対して秘匿解除処理を施す秘匿解除処理部
とを備え、親局装置は、ユーザ端末装置ごとのパスワー
ドを1フレーム毎に生成する第二のパスワード生成部
と、パスワードを第二のパスワード生成部から出力され
るパスワードに更新する第二のパスワード更新部と、第
二のパスワード更新部から出力されるパスワードにて下
りデータに対して秘匿処理を施す秘匿処理部とを備え
た。1フレームごとに、親局装置および子局装置がパス
ワードを変更することによって、子局装置間の秘匿性の
向上が図れる。また、パスワードは各ユーザ端末装置に
対して割り当てられているため、ユーザ端末装置間の秘
匿性の向上も図れる。
ワードを1フレーム毎に生成する第一のパスワード生成
部と、パスワードを第一のパスワード生成部から出力さ
れるパスワードに更新する第一のパスワード更新部と、
第一のパスワード更新部から出力されるパスワードにて
下りデータに対して秘匿解除処理を施す秘匿解除処理部
とを備え、親局装置は、ユーザ端末装置ごとのパスワー
ドを1フレーム毎に生成する第二のパスワード生成部
と、パスワードを第二のパスワード生成部から出力され
るパスワードに更新する第二のパスワード更新部と、第
二のパスワード更新部から出力されるパスワードにて下
りデータに対して秘匿処理を施す秘匿処理部とを備え
た。1フレームごとに、親局装置および子局装置がパス
ワードを変更することによって、子局装置間の秘匿性の
向上が図れる。また、パスワードは各ユーザ端末装置に
対して割り当てられているため、ユーザ端末装置間の秘
匿性の向上も図れる。
【0017】第一のパスワード生成部は、多重化された
ユーザ端末装置からの送信データに対するCRC演算結
果と各ユーザ端末装置の番号とを基にパスワードを生成
し、各子局装置は、CRC演算結果を上りデータに多重
化して親局装置に対して送信し、第二のパスワード生成
部は、上りデータに含まれるCRC演算結果と各ユーザ
端末装置の番号とをもとにパスワードを生成する。
ユーザ端末装置からの送信データに対するCRC演算結
果と各ユーザ端末装置の番号とを基にパスワードを生成
し、各子局装置は、CRC演算結果を上りデータに多重
化して親局装置に対して送信し、第二のパスワード生成
部は、上りデータに含まれるCRC演算結果と各ユーザ
端末装置の番号とをもとにパスワードを生成する。
【0018】第一のパスワード生成部および第二のパス
ワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置の
番号との排他的論理和をもって新たなパスワードを生成
する。各ユーザ端末装置に対応するパスワードを生成す
ることで、ユーザ端末装置間の秘匿性の向上を図ること
ができる。
ワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置の
番号との排他的論理和をもって新たなパスワードを生成
する。各ユーザ端末装置に対応するパスワードを生成す
ることで、ユーザ端末装置間の秘匿性の向上を図ること
ができる。
【0019】第一のパスワード生成部および第二のパス
ワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置の
ユーザの任意のユーザパスワードとの排他的論理和をも
って新たなパスワードを生成する。ユーザの任意のユー
ザパスワードに対するパスワードを生成することによ
り、ユーザ間の情報の秘匿性を向上させることができ
る。
ワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置の
ユーザの任意のユーザパスワードとの排他的論理和をも
って新たなパスワードを生成する。ユーザの任意のユー
ザパスワードに対するパスワードを生成することによ
り、ユーザ間の情報の秘匿性を向上させることができ
る。
【0020】親局装置は、各子局装置との間の伝送状態
を判断する伝送状態判断部を備え、その判断結果を下り
データに多重化して各子局装置に対して送信し、各子局
装置は、下りデータに含まれる判断結果を基に各子局装
置との間の伝送状態を判断する。従って、親局装置およ
び子局装置は、パスワードの変更を行うことができる。
を判断する伝送状態判断部を備え、その判断結果を下り
データに多重化して各子局装置に対して送信し、各子局
装置は、下りデータに含まれる判断結果を基に各子局装
置との間の伝送状態を判断する。従って、親局装置およ
び子局装置は、パスワードの変更を行うことができる。
【0021】伝送状態判断部は、上りデータに対してC
RC演算を施し、そのCRC演算結果と上りデータに含
まれるCRC演算結果とを比較することにより伝送状態
を判断する。例えば、伝送状態判断部は、CRC演算結
果と上りデータに含まれるCRC演算結果とが等しい場
合には、伝送状態が正常であると判断し、そうでなけれ
ば、伝送過程において異常が発生したと判断する。
RC演算を施し、そのCRC演算結果と上りデータに含
まれるCRC演算結果とを比較することにより伝送状態
を判断する。例えば、伝送状態判断部は、CRC演算結
果と上りデータに含まれるCRC演算結果とが等しい場
合には、伝送状態が正常であると判断し、そうでなけれ
ば、伝送過程において異常が発生したと判断する。
【0022】第一のパスワード更新部および第二のパス
ワード更新部は、親局装置と各子局装置との間の伝送状
態が正常であるときに、パスワードを更新する。従っ
て、伝送状態によらず、親局装置および子局装置は同一
のパスワードを使用することになり、親局装置と子局装
置との間の通信の信頼性を向上させることができる。
ワード更新部は、親局装置と各子局装置との間の伝送状
態が正常であるときに、パスワードを更新する。従っ
て、伝送状態によらず、親局装置および子局装置は同一
のパスワードを使用することになり、親局装置と子局装
置との間の通信の信頼性を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光PDSシス
テムの実施の形態について図面を参照して説明する。図
1は、本発明による光PDSシステムの構成を示す構成
ブロック図である。
テムの実施の形態について図面を参照して説明する。図
1は、本発明による光PDSシステムの構成を示す構成
ブロック図である。
【0024】図1に示す光PDSシステムでは、親局装
置1に対して子局装置2〜nが接続される。子局装置2
〜nには、それぞれ、複数のユーザ端末装置が接続され
る。図1に示す例では、子局装置2には、ユーザ端末装
置201および202が接続される。ここにいうユーザ
端末装置は、例えば、電話端末またはパーソナルコンピ
ュータ等の情報端末である。親局装置1と子局装置2〜
nとの間は、例えば、フォトカプラを介して接続され
る。
置1に対して子局装置2〜nが接続される。子局装置2
〜nには、それぞれ、複数のユーザ端末装置が接続され
る。図1に示す例では、子局装置2には、ユーザ端末装
置201および202が接続される。ここにいうユーザ
端末装置は、例えば、電話端末またはパーソナルコンピ
ュータ等の情報端末である。親局装置1と子局装置2〜
nとの間は、例えば、フォトカプラを介して接続され
る。
【0025】子局装置2では、多重回路230は、ユー
ザ端末装置201および202からの送信データを多重
化してCRC演算回路223および多重回路231に対
して出力する。CRC演算回路223は、多重回路23
0からの出力データに対してCRC演算を施して、その
演算結果をパスワード生成回路226および多重回路2
31に対して出力する。パスワード生成回路226は、
CRC演算回路223から出力されるCRC演算結果を
もとにパスワードを生成し、ユーザ1パスワード更新回
路227およびユーザ2パスワード更新回路228に対
して出力する。多重回路231は、多重回路230から
の出力データとCRC演算回路223からのCRC演算
結果とを多重化して上りデータ(上り信号)として親局
装置1に対して送信する。
ザ端末装置201および202からの送信データを多重
化してCRC演算回路223および多重回路231に対
して出力する。CRC演算回路223は、多重回路23
0からの出力データに対してCRC演算を施して、その
演算結果をパスワード生成回路226および多重回路2
31に対して出力する。パスワード生成回路226は、
CRC演算回路223から出力されるCRC演算結果を
もとにパスワードを生成し、ユーザ1パスワード更新回
路227およびユーザ2パスワード更新回路228に対
して出力する。多重回路231は、多重回路230から
の出力データとCRC演算回路223からのCRC演算
結果とを多重化して上りデータ(上り信号)として親局
装置1に対して送信する。
【0026】親局装置1では、上りデータは、CRCチ
ェック回路112およびCRC分離回路119にて受信
される。CRC分離回路119は、上りデータに含まれ
る情報からCRC演算結果を分離し、パスワード生成回
路118およびCRCチェック回路112に対して出力
する。CRCチェック回路112は、上りデータおよび
CRC分離回路119から出力される情報をもとに必要
な情報(データ)を生成してチェック結果多重回路11
1およびパスワード更新回路116に対して出力する。
ェック回路112およびCRC分離回路119にて受信
される。CRC分離回路119は、上りデータに含まれ
る情報からCRC演算結果を分離し、パスワード生成回
路118およびCRCチェック回路112に対して出力
する。CRCチェック回路112は、上りデータおよび
CRC分離回路119から出力される情報をもとに必要
な情報(データ)を生成してチェック結果多重回路11
1およびパスワード更新回路116に対して出力する。
【0027】パスワード生成回路118は、CRC分離
回路119から出力される情報を基にパスワードを生成
して、パスワード更新回路116に対して出力する。パ
スワード更新回路116は、CRCチェック回路112
から出力される情報をもとにパスワードを更新し、秘匿
回路113に対してパスワードを出力する。
回路119から出力される情報を基にパスワードを生成
して、パスワード更新回路116に対して出力する。パ
スワード更新回路116は、CRCチェック回路112
から出力される情報をもとにパスワードを更新し、秘匿
回路113に対してパスワードを出力する。
【0028】秘匿回路113は、パスワード更新回路1
16から出力されるパスワードを基に下りデータ(下り
信号)に対して秘匿処理を施してチェック結果多重回路
111に対して出力する。チェック結果多重回路111
は、秘匿回路113にて秘匿処理が施された下りデータ
とCRCチェック回路112からのデータとを多重化し
て、子局装置2〜nに対して出力する。
16から出力されるパスワードを基に下りデータ(下り
信号)に対して秘匿処理を施してチェック結果多重回路
111に対して出力する。チェック結果多重回路111
は、秘匿回路113にて秘匿処理が施された下りデータ
とCRCチェック回路112からのデータとを多重化し
て、子局装置2〜nに対して出力する。
【0029】子局装置2では、下りデータは、チェック
結果BIT終端回路224および秘匿解除回路221に
て受信される。チェック結果BIT終端回路224は、
下りデータに含まれる情報を基に必要な情報を生成して
ユーザ1パスワード更新回路227およびユーザ2パス
ワード更新回路228に対して出力する。ユーザ1パス
ワード更新回路227およびユーザ2パスワード更新回
路228は、チェック結果BIT終端回路224から出
力される情報を基に必要な情報を生成して、秘匿解除回
路221に対して出力する。
結果BIT終端回路224および秘匿解除回路221に
て受信される。チェック結果BIT終端回路224は、
下りデータに含まれる情報を基に必要な情報を生成して
ユーザ1パスワード更新回路227およびユーザ2パス
ワード更新回路228に対して出力する。ユーザ1パス
ワード更新回路227およびユーザ2パスワード更新回
路228は、チェック結果BIT終端回路224から出
力される情報を基に必要な情報を生成して、秘匿解除回
路221に対して出力する。
【0030】秘匿解除回路221は、ユーザ1パスワー
ド更新回路227およびユーザ2パスワード更新回路2
28から出力される情報を基に、下りデータに対して秘
匿解除処理を施して分離回路222に対して出力する。
分離回路222は、秘匿解除された下りデータを対応す
るユーザ端末装置に対して出力する。
ド更新回路227およびユーザ2パスワード更新回路2
28から出力される情報を基に、下りデータに対して秘
匿解除処理を施して分離回路222に対して出力する。
分離回路222は、秘匿解除された下りデータを対応す
るユーザ端末装置に対して出力する。
【0031】なお、図1に示す例では、子局装置2の内
部構成のみが例示されているが、親局装置1に接続され
ている他の子局装置(3〜n)の内部構成についても同
様である。
部構成のみが例示されているが、親局装置1に接続され
ている他の子局装置(3〜n)の内部構成についても同
様である。
【0032】図2は、各子局装置から親局装置1に対す
る上り方向の信号の流れを説明するための説明図であ
る。子局装置2〜nは、それぞれ、接続されるユーザ端
末装置からの送信データを多重化してスターカプラ10
に対して送信する。スターカプラ10は、子局装置2〜
nからの送信データ(上りデータ)を多重化して親局装
置1に対して送信する。
る上り方向の信号の流れを説明するための説明図であ
る。子局装置2〜nは、それぞれ、接続されるユーザ端
末装置からの送信データを多重化してスターカプラ10
に対して送信する。スターカプラ10は、子局装置2〜
nからの送信データ(上りデータ)を多重化して親局装
置1に対して送信する。
【0033】図3は、親局装置1から各子局装置に対す
る下り方向の信号の流れを説明するための説明図であ
る。スターカプラ10は、親局装置1からの下りデータ
を分岐して子局装置2〜nに対して送信する。そして、
各子局装置は、その分岐された下りデータを対応するユ
ーザ端末装置に対して出力する。
る下り方向の信号の流れを説明するための説明図であ
る。スターカプラ10は、親局装置1からの下りデータ
を分岐して子局装置2〜nに対して送信する。そして、
各子局装置は、その分岐された下りデータを対応するユ
ーザ端末装置に対して出力する。
【0034】次に、動作について説明する。ここでは、
ユーザ端末装置201、202からの送信データが親局
装置1に対して送信され、親局装置1からの下りデータ
がユーザ端末装置201および202にて受信されるま
での過程を例にとって説明する。ここで、図4は、親局
装置1と子局装置2との間の情報のやり取りを説明する
ためのシーケンス図である。図5は、子局装置2の動作
を説明するためのフローチャートである。
ユーザ端末装置201、202からの送信データが親局
装置1に対して送信され、親局装置1からの下りデータ
がユーザ端末装置201および202にて受信されるま
での過程を例にとって説明する。ここで、図4は、親局
装置1と子局装置2との間の情報のやり取りを説明する
ためのシーケンス図である。図5は、子局装置2の動作
を説明するためのフローチャートである。
【0035】多重回路230は、ユーザ端末装置201
および202からの送信データを1送信(以下、1フレ
ームという。)単位で多重化して、多重回路231およ
びCRC演算回路223に対して出力する。CRC演算
回路223は、多重回路230にて多重化されたデータ
に対してCRC演算を施し、そのCRC演算結果をパス
ワード生成回路226に対して出力する(ステップS5
01)。このとき、CRC演算結果を多重回路231に
対しても出力する。
および202からの送信データを1送信(以下、1フレ
ームという。)単位で多重化して、多重回路231およ
びCRC演算回路223に対して出力する。CRC演算
回路223は、多重回路230にて多重化されたデータ
に対してCRC演算を施し、そのCRC演算結果をパス
ワード生成回路226に対して出力する(ステップS5
01)。このとき、CRC演算結果を多重回路231に
対しても出力する。
【0036】パスワード生成回路226は、各ユーザ端
末装置の番号とCRC演算回路223から出力されるC
RC演算結果を基に、各ユーザ端末装置ごとのパスワー
ドを生成する(ステップS502)。図6は、パスワー
ド生成回路226の内部の構成を示す説明図である。
末装置の番号とCRC演算回路223から出力されるC
RC演算結果を基に、各ユーザ端末装置ごとのパスワー
ドを生成する(ステップS502)。図6は、パスワー
ド生成回路226の内部の構成を示す説明図である。
【0037】パスワード生成回路226は、CRC演算
結果と各ユーザ端末装置の番号との排他的論理和(Ex
clusive OR)をとることによりユーザ端末装
置毎のパスワードを生成する。ここで、各ユーザ端末装
置の番号は、例えば、ユーザ端末装置が電話端末である
ときは、電話端末の電話番号であり、ユーザ端末装置が
情報端末である場合には、情報端末のアドレスである。
結果と各ユーザ端末装置の番号との排他的論理和(Ex
clusive OR)をとることによりユーザ端末装
置毎のパスワードを生成する。ここで、各ユーザ端末装
置の番号は、例えば、ユーザ端末装置が電話端末である
ときは、電話端末の電話番号であり、ユーザ端末装置が
情報端末である場合には、情報端末のアドレスである。
【0038】パスワード生成回路226は、生成した各
ユーザ端末装置ごとのパスワードを、それぞれ、ユーザ
1パスワード更新回路227およびユーザ2パスワード
更新回路228に対して出力する。ここで、ユーザ1パ
スワード更新回路227には、ユーザ端末装置201の
パスワードが、ユーザ2パスワード更新回路228に
は、ユーザ端末装置202のパスワードが記憶されると
する。
ユーザ端末装置ごとのパスワードを、それぞれ、ユーザ
1パスワード更新回路227およびユーザ2パスワード
更新回路228に対して出力する。ここで、ユーザ1パ
スワード更新回路227には、ユーザ端末装置201の
パスワードが、ユーザ2パスワード更新回路228に
は、ユーザ端末装置202のパスワードが記憶されると
する。
【0039】多重回路231は、多重回路230からの
出力データおよびCRC演算回路223からのCRC演
算結果を多重化して、上りデータとして親局装置1に対
して送信する(ステップS503)。上りデータには、
例えば、図7に示すように、制御データ、送信データお
よびCRC演算結果が含まれる。図7は、上りデータの
一例を示す説明図である。ここで、制御データは、親局
装置1および子局装置2における各種処理に使用される
データであり、送信データは、ユーザ端末装置201お
よび202からの送信データである。CRC演算結果
は、CRC演算回路223から出力される演算結果であ
る。
出力データおよびCRC演算回路223からのCRC演
算結果を多重化して、上りデータとして親局装置1に対
して送信する(ステップS503)。上りデータには、
例えば、図7に示すように、制御データ、送信データお
よびCRC演算結果が含まれる。図7は、上りデータの
一例を示す説明図である。ここで、制御データは、親局
装置1および子局装置2における各種処理に使用される
データであり、送信データは、ユーザ端末装置201お
よび202からの送信データである。CRC演算結果
は、CRC演算回路223から出力される演算結果であ
る。
【0040】次に、親局装置1における動作について説
明する。図8は、親局装置1における動作を説明するた
めのフローチャートである。親局装置1では、子局装置
2から送信される上りデータは、CRCチェック回路1
12およびCRC分離回路119にて受信される。CR
C分離回路119は、上りデータに含まれるCRC演算
結果のみを抽出して、パスワード生成回路118に対し
て出力する(ステップS504)。また、同時に、CR
Cチェック回路112に対しても出力する。
明する。図8は、親局装置1における動作を説明するた
めのフローチャートである。親局装置1では、子局装置
2から送信される上りデータは、CRCチェック回路1
12およびCRC分離回路119にて受信される。CR
C分離回路119は、上りデータに含まれるCRC演算
結果のみを抽出して、パスワード生成回路118に対し
て出力する(ステップS504)。また、同時に、CR
Cチェック回路112に対しても出力する。
【0041】パスワード生成回路118は、CRC分離
回路119から出力されるCRC演算結果と子局装置2
に接続される各ユーザ端末装置の番号とを基に各ユーザ
端末装置ごとのパスワードを生成する(ステップS50
5)。パスワード生成回路118は、パスワード生成回
路226と同一構成であってもよく、ユーザ端末装置の
番号とCRC演算結果との排他的論理和をとることによ
りユーザ端末装置毎のパスワードを生成する。ここで、
パスワード生成回路118は、例えば、上りデータに含
まれる制御データからユーザ端末装置ごとの番号を取得
する。そして、パスワード生成回路118は、生成した
パスワードをパスワード更新回路116に対して出力す
る。
回路119から出力されるCRC演算結果と子局装置2
に接続される各ユーザ端末装置の番号とを基に各ユーザ
端末装置ごとのパスワードを生成する(ステップS50
5)。パスワード生成回路118は、パスワード生成回
路226と同一構成であってもよく、ユーザ端末装置の
番号とCRC演算結果との排他的論理和をとることによ
りユーザ端末装置毎のパスワードを生成する。ここで、
パスワード生成回路118は、例えば、上りデータに含
まれる制御データからユーザ端末装置ごとの番号を取得
する。そして、パスワード生成回路118は、生成した
パスワードをパスワード更新回路116に対して出力す
る。
【0042】CRCチェック回路112は、受信した上
りデータに対してCRC演算を施す(ステップS50
6)。ここでは、上りデータに含まれる送信データに対
してCRC演算を施す。そして、ここで求めたCRC演
算結果とCRC分離回路119から出力されるCRC演
算結果とを比較することにより、親局装置1と子局装置
2との間の通信転送が正常になされたか否かを判断す
る。具体的には、CRCチェック回路112にて求めた
CRC演算結果とCRC分離回路119から出力される
CRC演算結果とが同一であれば、通信転送が正常に行
われたと判断し、そうでなければ、通信転送に誤りが発
生したと判断する。
りデータに対してCRC演算を施す(ステップS50
6)。ここでは、上りデータに含まれる送信データに対
してCRC演算を施す。そして、ここで求めたCRC演
算結果とCRC分離回路119から出力されるCRC演
算結果とを比較することにより、親局装置1と子局装置
2との間の通信転送が正常になされたか否かを判断す
る。具体的には、CRCチェック回路112にて求めた
CRC演算結果とCRC分離回路119から出力される
CRC演算結果とが同一であれば、通信転送が正常に行
われたと判断し、そうでなければ、通信転送に誤りが発
生したと判断する。
【0043】CRCチェック回路112は、上記の判断
結果をチェックビットとしてパスワード更新回路116
およびチェック結果多重回路111に対して出力する。
例えば、通信転送が正常に行われた場合には、「1」の
データを出力し、誤りが発生した場合には、「0」のデ
ータを出力する。
結果をチェックビットとしてパスワード更新回路116
およびチェック結果多重回路111に対して出力する。
例えば、通信転送が正常に行われた場合には、「1」の
データを出力し、誤りが発生した場合には、「0」のデ
ータを出力する。
【0044】パスワード更新回路116は、CRCチェ
ック回路112での判断結果を基に、内部に保持してい
るパスワードをパスワード生成回路118から出力され
るパスワードに更新するか否かを判断する(ステップS
507)。つまり、親局装置1と子局装置2との間の通
信転送が正常になされたか否かによって、パスワードの
更新を判断する。判断結果が正常であることを示すとき
には(ステップS507)、内部に保持しているパスワ
ードをパスワード生成回路118から出力されるパスワ
ードに更新する(ステップS508)。そうでない場合
(ステップS507)、パスワードの更新を行わない
(ステップS509)。そして、パスワード更新回路1
16は、パスワードを秘匿回路113に対して出力す
る。
ック回路112での判断結果を基に、内部に保持してい
るパスワードをパスワード生成回路118から出力され
るパスワードに更新するか否かを判断する(ステップS
507)。つまり、親局装置1と子局装置2との間の通
信転送が正常になされたか否かによって、パスワードの
更新を判断する。判断結果が正常であることを示すとき
には(ステップS507)、内部に保持しているパスワ
ードをパスワード生成回路118から出力されるパスワ
ードに更新する(ステップS508)。そうでない場合
(ステップS507)、パスワードの更新を行わない
(ステップS509)。そして、パスワード更新回路1
16は、パスワードを秘匿回路113に対して出力す
る。
【0045】秘匿回路113は、パスワード更新回路1
16から通知されるパスワードを基に、下りデータに対
して秘匿処理を施し、秘匿処理が施された下りデータを
チェック結果多重回路111に対して出力する(ステッ
プS510)。
16から通知されるパスワードを基に、下りデータに対
して秘匿処理を施し、秘匿処理が施された下りデータを
チェック結果多重回路111に対して出力する(ステッ
プS510)。
【0046】チェック結果多重回路111は、秘匿回路
113にて秘匿処理された下りデータとCRCチェック
回路112から出力されるチェックビットとを多重化し
て、子局装置2〜nに対して送信する(ステップS51
1)。ここで、下りデータには、例えば、図9に示すよ
うに、秘匿データおよびチェックビットが含まれる。図
9は、下りデータの一例を示す説明図である。秘匿デー
タは、秘匿回路113にて秘匿処理された下りデータで
あり、チェックビットは、CRCチェック回路112か
ら出力されるチェックビットである。
113にて秘匿処理された下りデータとCRCチェック
回路112から出力されるチェックビットとを多重化し
て、子局装置2〜nに対して送信する(ステップS51
1)。ここで、下りデータには、例えば、図9に示すよ
うに、秘匿データおよびチェックビットが含まれる。図
9は、下りデータの一例を示す説明図である。秘匿デー
タは、秘匿回路113にて秘匿処理された下りデータで
あり、チェックビットは、CRCチェック回路112か
ら出力されるチェックビットである。
【0047】次に、子局装置2における動作について説
明する。図10は、子局装置2の動作を説明するための
フローチャートである。子局装置2では、下りデータ
は、チェック結果BIT終端回路224および秘匿解除
回路221にて受信される。
明する。図10は、子局装置2の動作を説明するための
フローチャートである。子局装置2では、下りデータ
は、チェック結果BIT終端回路224および秘匿解除
回路221にて受信される。
【0048】チェック結果BIT終端回路224は、下
りデータに含まれるチェックビットを参照することによ
り、親局装置1と子局装置2との間の通信転送が正常に
行われたか否かを判断し(ステップS512)、その判
断結果をユーザ1パスワード更新回路227およびユー
ザ2パスワード更新回路228に対して出力する。
りデータに含まれるチェックビットを参照することによ
り、親局装置1と子局装置2との間の通信転送が正常に
行われたか否かを判断し(ステップS512)、その判
断結果をユーザ1パスワード更新回路227およびユー
ザ2パスワード更新回路228に対して出力する。
【0049】ユーザ1パスワード更新回路227および
ユーザ2パスワード更新回路228は、チェック結果B
IT終端回路224から出力される判断結果に基づいて
パスワードの更新を行う。
ユーザ2パスワード更新回路228は、チェック結果B
IT終端回路224から出力される判断結果に基づいて
パスワードの更新を行う。
【0050】通信転送が正常に行われた場合には(ステ
ップS512)、ユーザ1パスワード更新回路227お
よびユーザ2パスワード更新回路228は、内部に保持
しているパスワードをパスワード生成回路226から出
力されるパスワードに更新する(ステップS513)。
通信転送が正常に行われなかった場合には(ステップS
512)、ユーザ1パスワード更新回路227およびユ
ーザ2パスワード更新回路228は、パスワードの更新
をせず、内部に保持しているパスワードをそのまま使用
する(ステップS514)。ユーザ1パスワード更新回
路227およびユーザ2パスワード更新回路228は、
パスワードを秘匿解除回路221に対して出力する。
ップS512)、ユーザ1パスワード更新回路227お
よびユーザ2パスワード更新回路228は、内部に保持
しているパスワードをパスワード生成回路226から出
力されるパスワードに更新する(ステップS513)。
通信転送が正常に行われなかった場合には(ステップS
512)、ユーザ1パスワード更新回路227およびユ
ーザ2パスワード更新回路228は、パスワードの更新
をせず、内部に保持しているパスワードをそのまま使用
する(ステップS514)。ユーザ1パスワード更新回
路227およびユーザ2パスワード更新回路228は、
パスワードを秘匿解除回路221に対して出力する。
【0051】秘匿解除回路221は、ユーザ1パスワー
ド更新回路227およびユーザ2パスワード更新回路2
28から出力されるパスワードを基に親局装置1から送
信される下りデータに対して秘匿解除処理を施して(ス
テップS515)、分離回路222に対して出力する。
分離回路222は、秘匿解除された下りデータを対応す
るユーザ端末装置に対して出力する。
ド更新回路227およびユーザ2パスワード更新回路2
28から出力されるパスワードを基に親局装置1から送
信される下りデータに対して秘匿解除処理を施して(ス
テップS515)、分離回路222に対して出力する。
分離回路222は、秘匿解除された下りデータを対応す
るユーザ端末装置に対して出力する。
【0052】なお、本実施の形態では、親局装置1と子
局装置2との間の情報のやり取りを例にとって説明した
が、親局装置1と子局装置3〜nとの間の情報のやり取
りについても同様である。
局装置2との間の情報のやり取りを例にとって説明した
が、親局装置1と子局装置3〜nとの間の情報のやり取
りについても同様である。
【0053】以上のように、本実施の形態によれば、親
局装置1と子局装置2〜nは、それぞれ、1フレームご
とに、パスワードを変更することで、上りデータおよび
下りデータの情報のやり取りを行う。従って、パスワー
ドの漏洩がされにくくなるため、子局装置間の秘匿性を
向上させることができる。また、パスワードが子局装置
に接続されるユーザ端末装置ごとに対して割り当てられ
ているため、ユーザ端末装置間の情報の秘匿性を向上さ
せることができる。
局装置1と子局装置2〜nは、それぞれ、1フレームご
とに、パスワードを変更することで、上りデータおよび
下りデータの情報のやり取りを行う。従って、パスワー
ドの漏洩がされにくくなるため、子局装置間の秘匿性を
向上させることができる。また、パスワードが子局装置
に接続されるユーザ端末装置ごとに対して割り当てられ
ているため、ユーザ端末装置間の情報の秘匿性を向上さ
せることができる。
【0054】また、親局装置1および子局装置2〜n
は、それぞれ、親局装置1と子局装置2〜nとの間の通
信転送が正常になされた場合にのみ、パスワードを更新
する。通信転送が正常になされなかった場合には、パス
ワードの更新をせずに、現在使用しているパスワードを
そのまま使用する。従って、通信転送の状態の如何によ
らず、親局装置1および子局装置2〜nは同一のパスワ
ードを用いて秘匿処理または秘匿解除処理を行うため、
親局装置1と子局装置2〜nとの間の通信の信頼性を向
上させることができる。
は、それぞれ、親局装置1と子局装置2〜nとの間の通
信転送が正常になされた場合にのみ、パスワードを更新
する。通信転送が正常になされなかった場合には、パス
ワードの更新をせずに、現在使用しているパスワードを
そのまま使用する。従って、通信転送の状態の如何によ
らず、親局装置1および子局装置2〜nは同一のパスワ
ードを用いて秘匿処理または秘匿解除処理を行うため、
親局装置1と子局装置2〜nとの間の通信の信頼性を向
上させることができる。
【0055】さらに、親局装置1と子局装置2〜nとの
間の通信転送に用いられるパスワードのワード長を長く
することなしに上記のような効果が得られるので、親局
装置1と子局装置2〜nとの間の通信転送容量の低減化
を防止することができる。
間の通信転送に用いられるパスワードのワード長を長く
することなしに上記のような効果が得られるので、親局
装置1と子局装置2〜nとの間の通信転送容量の低減化
を防止することができる。
【0056】また、本実施の形態では、パスワード生成
回路226およびパスワード生成回路118が子局装置
に接続されるユーザ端末装置の番号をもとにパスワード
を生成する場合を例にとって説明したが、ユーザ端末の
番号の代わりに各ユーザごとの任意のユーザパスワード
を使用してもよい。このとき、各ユーザ間の情報の秘匿
性を向上させることができる。
回路226およびパスワード生成回路118が子局装置
に接続されるユーザ端末装置の番号をもとにパスワード
を生成する場合を例にとって説明したが、ユーザ端末の
番号の代わりに各ユーザごとの任意のユーザパスワード
を使用してもよい。このとき、各ユーザ間の情報の秘匿
性を向上させることができる。
【0057】上記の実施の形態では、パスワード生成回
路118および226が排他的論理和(Exclusi
ve OR)による論理回路で構成された例を明示した
が、Exclusive NORによる論理回路で構成
されてもよい。このとき、パスワード生成回路118お
よび226の内部構成は、例えば、図11に示すように
なる。図11は、パスワード生成回路118および22
6の他の構成を示す説明図である。また、パスワード生
成回路118および226は、他の論理回路(ANDゲ
ート、ORゲート等)の任意の組み合わせによって構成
されてもよい。
路118および226が排他的論理和(Exclusi
ve OR)による論理回路で構成された例を明示した
が、Exclusive NORによる論理回路で構成
されてもよい。このとき、パスワード生成回路118お
よび226の内部構成は、例えば、図11に示すように
なる。図11は、パスワード生成回路118および22
6の他の構成を示す説明図である。また、パスワード生
成回路118および226は、他の論理回路(ANDゲ
ート、ORゲート等)の任意の組み合わせによって構成
されてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、親局装置および各子局
装置は、それぞれ、1フレームごとにパスワードを更新
し、そのパスワードを用いて秘匿処理または秘匿解除処
理を行う。従って、各子局装置間の秘匿性を向上させる
ことが期待できる。また、パスワードは子局装置に接続
されるユーザ端末装置ごとに割り当てられるため、ユー
ザ端末装置間の秘匿性も向上させることができる。
装置は、それぞれ、1フレームごとにパスワードを更新
し、そのパスワードを用いて秘匿処理または秘匿解除処
理を行う。従って、各子局装置間の秘匿性を向上させる
ことが期待できる。また、パスワードは子局装置に接続
されるユーザ端末装置ごとに割り当てられるため、ユー
ザ端末装置間の秘匿性も向上させることができる。
【0059】また、親局装置および子局装置は、それぞ
れ、親局装置と子局装置との間の通信転送が正常になさ
れた場合においてのみ、パスワードを更新し、通信転送
が正常になされなかった場合には、パスワードの更新を
せずに現在のパスワードをそのまま使用する。従って、
通信転送の状態の如何によらず親局装置および子局装置
は同一のパスワードを使用するため、親局装置と子局装
置との間の通信における信頼性を向上させることができ
る。
れ、親局装置と子局装置との間の通信転送が正常になさ
れた場合においてのみ、パスワードを更新し、通信転送
が正常になされなかった場合には、パスワードの更新を
せずに現在のパスワードをそのまま使用する。従って、
通信転送の状態の如何によらず親局装置および子局装置
は同一のパスワードを使用するため、親局装置と子局装
置との間の通信における信頼性を向上させることができ
る。
【図1】 本発明による光PDSシステムの構成を示す
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図2】 各子局装置から親局装置1に対する上り方向
の信号の流れを説明するための説明図である。
の信号の流れを説明するための説明図である。
【図3】 親局装置1から各子局装置に対する下り方向
の信号の流れを説明するための説明図である。
の信号の流れを説明するための説明図である。
【図4】 親局装置1と子局装置2との間の情報のやり
取りを説明するためのシーケンス図である。
取りを説明するためのシーケンス図である。
【図5】 子局装置2の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】 パスワード生成回路118および226の内
部の構成を示す説明図である。
部の構成を示す説明図である。
【図7】 上りデータの一例を示す説明図である。
【図8】 親局装置1の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9】 下りデータの一例を示す説明図である。
【図10】 子局装置2の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】 パスワード生成回路118および226の
他の構成を示す説明図である。
他の構成を示す説明図である。
【図12】 従来の光PDSシステムの一例を示す構成
ブロック図である。
ブロック図である。
1 親局装置
111 チェック結果多重回路
112 CRCチェック回路
113 秘匿回路
116 パスワード更新回路
118 パスワード生成回路
119 CRC分離回路
2〜n 子局装置
201、202 ユーザ端末装置
221 秘匿解除回路
222 分離回路
223 CRC演算回路
224 チェック結果BIT終端回路
226 パスワード生成回路
227 ユーザ1パスワード更新回路
228 ユーザ2パスワード更新回路
230、231 多重回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04L 12/44
H04B 10/20
H04L 9/08
Claims (8)
- 【請求項1】複数の子局装置のそれぞれに複数のユーザ
端末装置が接続され、各子局装置とスターカプラを介し
て接続される親局装置がパスワードに基づき下りデータ
に対する秘匿処理を施し、親局装置からの秘匿化された
下りデータが分岐して複数の子局装置にて受信され、子
局装置はパスワードに基づき下りデータに対する秘匿解
除処理を施す光PDSシステムにおいて、前記各子局装置は、 ユーザ端末装置から前記親局装置への送信データについ
てのCRC演算結果とユーザ端末装置の番号とを演算す
ることによりパスワードを生成する子局側パスワード生
成回路と、 前記親局装置からのユーザ端末装置への秘匿データを前
記子局側パスワード生成回路が生成したパスワードによ
って秘匿解除する秘匿解除回路とを備え、 前記親局装置は、 前記子局装置を介してユーザ端末装置から送信された送
信データに付随するCRC演算結果とユーザ端末装置の
番号とを演算することによりパスワードを生成する親局
側パスワード生成回路と、 ユーザ端末装置への送信データに対して前記親局側パス
ワード生成回路が生成したパスワードによって秘匿処理
を行って秘匿データを生成する秘匿回路とを備え、 前記 親局装置および前記各子局装置は、それぞれ、1フ
レーム毎にパスワードを更新することを特徴とする光P
DSシステム。 - 【請求項2】 子局側パスワード生成回路は、ユーザ端
末装置ごとのパスワードを1フレーム毎に生成する第一
のパスワード生成部と、 パスワードを第一のパスワード生成部から出力されるパ
スワードに更新する第一のパスワード更新部とを含み、秘匿解除回路は、 第一のパスワード更新部から出力され
るパスワードにて下りデータに対して秘匿解除処理を施
し、親局側パスワード生成回路 は、ユーザ端末装置ごとのパ
スワードを1フレーム毎に生成する第二のパスワード生
成部と、 パスワードを第二のパスワード生成部から出力されるパ
スワードに更新する第二のパスワード更新部とを含み、秘匿回路は、 第二のパスワード更新部から出力されるパ
スワードにて下りデータに対して秘匿処理を施す請求項
1記載の光PDSシステム。 - 【請求項3】 第一のパスワード生成部は、多重化され
たユーザ端末装置からの送信データに対するCRC演算
結果と各ユーザ端末装置の番号とを演算することにより
パスワードを生成し、 各子局装置は、CRC演算結果を上りデータに多重化し
て親局装置に対して送信し、 第二のパスワード生成部は、上りデータに含まれるCR
C演算結果と各ユーザ端末装置の番号とをもとにパスワ
ードを生成する請求項2記載の光PDSシステム。 - 【請求項4】 第一のパスワード生成部および第二のパ
スワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置
の番号との排他的論理和をもって新たなパスワードを生
成する請求項3記載の光PDSシステム。 - 【請求項5】 第一のパスワード生成部および第二のパ
スワード生成部は、CRC演算結果と各ユーザ端末装置
のユーザの任意のユーザパスワードとの排他的論理和を
もって新たなパスワードを生成する請求項3記載の光P
DSシステム。 - 【請求項6】 親局装置は、各子局装置との間の伝送状
態を判断する伝送状態判断部を備え、その判断結果を下
りデータに多重化して各子局装置に対して送信し、 各子局装置は、下りデータに含まれる判断結果を基に各
子局装置との間の伝送状態を判断する請求項2ないし5
記載の光PDSシステム。 - 【請求項7】 伝送状態判断部は、上りデータに対して
CRC演算を施し、そのCRC演算結果と上りデータに
含まれるCRC演算結果とを比較することにより伝送状
態を判断する請求項6記載の光PDSシステム。 - 【請求項8】 第一のパスワード更新部および第二のパ
スワード更新部は、親局装置と各子局装置との間の伝送
状態が正常であるときに、パスワードを更新する請求項
2ないし請求項7記載の光PDSシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148953A JP3481556B2 (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 光pdsシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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