JP3472809B2 - 多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワーク - Google Patents
多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワークInfo
- Publication number
- JP3472809B2 JP3472809B2 JP2000270841A JP2000270841A JP3472809B2 JP 3472809 B2 JP3472809 B2 JP 3472809B2 JP 2000270841 A JP2000270841 A JP 2000270841A JP 2000270841 A JP2000270841 A JP 2000270841A JP 3472809 B2 JP3472809 B2 JP 3472809B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- optical
- signal
- optical packet
- label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0062—Network aspects
- H04Q11/0066—Provisions for optical burst or packet networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
- H04Q2011/0007—Construction
- H04Q2011/002—Construction using optical delay lines or optical buffers or optical recirculation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
- H04Q2011/0007—Construction
- H04Q2011/0032—Construction using static wavelength routers (e.g. arrayed waveguide grating router [AWGR] )
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0005—Switch and router aspects
- H04Q2011/0037—Operation
- H04Q2011/0039—Electrical control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/0001—Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
- H04Q11/0062—Network aspects
- H04Q2011/0077—Labelling aspects, e.g. multiprotocol label switching [MPLS], G-MPLS, MPAS
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多波長ラベルを
用いた光パケットルーティングによる光通信に関するも
のであり、特に、波長分割多重(WDM)技術を基にし
た、多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法
とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネ
ットワークに関している。
用いた光パケットルーティングによる光通信に関するも
のであり、特に、波長分割多重(WDM)技術を基にし
た、多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法
とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネ
ットワークに関している。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを伝送路とする光パケット通
信において、トランクラインのリンク部分だけではな
く、複数のトランクラインを結合する節(ネットワーク
ノード)における切換転送機能までを光領域の技術で実
現する、いわゆるフォトニックネットワークが提案され
ている。このネットワークにおいては、それぞれの光パ
ケットがネットワークノードを通過する際に、それぞれ
の光パケットに付けられたアドレス情報に基づいて、予
め決められたルートに自律的に切り替えられる。この場
合、それぞれの光パケットのアドレス情報を光ラベル化
し、光領域でラベル照合や識別をおこない、その識別結
果に基づいて、光パケットの出力経路を切り替えるとい
う光パケットルーティング方式が求められている。
信において、トランクラインのリンク部分だけではな
く、複数のトランクラインを結合する節(ネットワーク
ノード)における切換転送機能までを光領域の技術で実
現する、いわゆるフォトニックネットワークが提案され
ている。このネットワークにおいては、それぞれの光パ
ケットがネットワークノードを通過する際に、それぞれ
の光パケットに付けられたアドレス情報に基づいて、予
め決められたルートに自律的に切り替えられる。この場
合、それぞれの光パケットのアドレス情報を光ラベル化
し、光領域でラベル照合や識別をおこない、その識別結
果に基づいて、光パケットの出力経路を切り替えるとい
う光パケットルーティング方式が求められている。
【0003】波長分割多重(WDM)技術を基にした、従
来のフォトニックネットワークにおいては、ルーティン
グを行うための識別子(ラベル)として単一の波長の光
信号を用いる構成やその方法が多く提案されている。こ
の技術で用いられるパケットラベルの識別には、アレー
導波路回折格子(AWG)等の限界識別数の低い単純な波長
識別デバイスが用られている。
来のフォトニックネットワークにおいては、ルーティン
グを行うための識別子(ラベル)として単一の波長の光
信号を用いる構成やその方法が多く提案されている。こ
の技術で用いられるパケットラベルの識別には、アレー
導波路回折格子(AWG)等の限界識別数の低い単純な波長
識別デバイスが用られている。
【0004】この様に単一波長をラベルとして用いた場
合、1つのネットワーク内で確保できるラベル数は、現
在の技術で100から200程度であることが多く、1
000程度が限界である。
合、1つのネットワーク内で確保できるラベル数は、現
在の技術で100から200程度であることが多く、1
000程度が限界である。
【0005】光符号分割多重(OCDM)方式を用い、その処
理に,位相符号処理装置を用いるラベルスイッチングル
ータとしては、文献1(K.Kitayamaand N. Wada, “Pho
tonic IP Routing”, IEEE Photon. Technol.Lett.、vo
l. 11, no. 12, pp. 1689-1691, December 1999.)にお
いて提案されたものがある。この文献に記載されたラベ
ルは、光の位相(例えば0,π)からなるパターンのラベ
ル(位相ラベル)からなっており、例えば、"000
π"、"00ππ"、"0π0π"などのラベルである。この
ラベルを処理するには、位相符号処理装置を用いる。入
力信号(位相ラベル)は、複数に分岐された後、複数のそ
れぞれ独立した光相関演算処理装置に入射する。それぞ
れの光相関演算処理装置は、それぞれ独立した位相ラベ
ルと一致するよう構成されている。このように、本発明
と文献1では、ラベルの構成法とラベル処理装置におい
て相異するものである。
理に,位相符号処理装置を用いるラベルスイッチングル
ータとしては、文献1(K.Kitayamaand N. Wada, “Pho
tonic IP Routing”, IEEE Photon. Technol.Lett.、vo
l. 11, no. 12, pp. 1689-1691, December 1999.)にお
いて提案されたものがある。この文献に記載されたラベ
ルは、光の位相(例えば0,π)からなるパターンのラベ
ル(位相ラベル)からなっており、例えば、"000
π"、"00ππ"、"0π0π"などのラベルである。この
ラベルを処理するには、位相符号処理装置を用いる。入
力信号(位相ラベル)は、複数に分岐された後、複数のそ
れぞれ独立した光相関演算処理装置に入射する。それぞ
れの光相関演算処理装置は、それぞれ独立した位相ラベ
ルと一致するよう構成されている。このように、本発明
と文献1では、ラベルの構成法とラベル処理装置におい
て相異するものである。
【0006】また、時間拡散/波長ホッピング符号を用
いる光符号化において、ビットごとに波長の異なる複数
個の光パルス列を用い、チャネル毎に特定の符号系列の
中の異なる符号を設定することによって符号化し、また
受信信号の光復号化方法として、時間領域での整合フィ
ルタリングを行って再生する方法が、特許第30383
78号公報に開示されている。ここにはルーティングに
ついて開示されていない点において、本発明とは相違し
ている。
いる光符号化において、ビットごとに波長の異なる複数
個の光パルス列を用い、チャネル毎に特定の符号系列の
中の異なる符号を設定することによって符号化し、また
受信信号の光復号化方法として、時間領域での整合フィ
ルタリングを行って再生する方法が、特許第30383
78号公報に開示されている。ここにはルーティングに
ついて開示されていない点において、本発明とは相違し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来の光
パケットのルーティング方法と光パケットルーティング
装置、および光パケットネットワーク構成では、単一波
長をラベルとして用いた場合、1つのネットワーク内で
確保できるラベル数は、現在の技術で100から200
程度であることが多く、1000程度が限界であった。
パケットのルーティング方法と光パケットルーティング
装置、および光パケットネットワーク構成では、単一波
長をラベルとして用いた場合、1つのネットワーク内で
確保できるラベル数は、現在の技術で100から200
程度であることが多く、1000程度が限界であった。
【0008】本発明は波長分割多重(WDM)技術を基に
した多波長ラベルを用いた光パケットルーティングによ
り、従来のフォトニックネットワークにおけるルーティ
ングの識別子用のラベルの限界数に比較して、これを大
幅に増加し、波長資源の有効利用を図ることができる多
波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその
装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワ
ークを提供することを目的とする。
した多波長ラベルを用いた光パケットルーティングによ
り、従来のフォトニックネットワークにおけるルーティ
ングの識別子用のラベルの限界数に比較して、これを大
幅に増加し、波長資源の有効利用を図ることができる多
波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその
装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワ
ークを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、多波長ラベルを用いた光
パケットルーティング方法に関しており、光パケットを
通信に用いる方法で、前記の光パケット信号はデータ信
号とアドレス信号を含み、また、そのデータ信号を伝送
する光信号の波長帯域以外の波長帯域の光信号をそのア
ドレス信号が含み、そのアドレス信号が、同じ時間軸位
置にある波長の異なる複数の光パルスについて波長に依
存した遅延時間を与える第1の操作を施されて時間的に
ずれた波長の異なる複数の光パルスに変換され、それら
の光パルスは予め決められた光路を伝送し、該光路が分
散を持つ場合には、その分散が補償され、それらの光パ
ルスは上記の波長に依存した遅延時間を与える操作の逆
過程に相応する第2の操作を施されて、第2の操作によ
り同じ時間軸位置にある波長の異なる複数の光パルスが
生成され、その生成されたパルス信号を用いて伝送系路
が決められることを特徴としている。
に、請求項1に記載の発明は、多波長ラベルを用いた光
パケットルーティング方法に関しており、光パケットを
通信に用いる方法で、前記の光パケット信号はデータ信
号とアドレス信号を含み、また、そのデータ信号を伝送
する光信号の波長帯域以外の波長帯域の光信号をそのア
ドレス信号が含み、そのアドレス信号が、同じ時間軸位
置にある波長の異なる複数の光パルスについて波長に依
存した遅延時間を与える第1の操作を施されて時間的に
ずれた波長の異なる複数の光パルスに変換され、それら
の光パルスは予め決められた光路を伝送し、該光路が分
散を持つ場合には、その分散が補償され、それらの光パ
ルスは上記の波長に依存した遅延時間を与える操作の逆
過程に相応する第2の操作を施されて、第2の操作によ
り同じ時間軸位置にある波長の異なる複数の光パルスが
生成され、その生成されたパルス信号を用いて伝送系路
が決められることを特徴としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、光多波長
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、上記した請求項1に記載の発明の構成に加えて、ア
ドレス信号とデータ信号とは予め決められた時間差で伝
送されることを特徴としている。
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、上記した請求項1に記載の発明の構成に加えて、ア
ドレス信号とデータ信号とは予め決められた時間差で伝
送されることを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明の特徴に加えて、光多波長ラベルを用いた
光パケットルーティング方法に関しており、光パケット
のアドレス信号は、予め決められた波長帯域幅で区切ら
れた波長情報と予め決められた時間差情報とにより識別
されるアドレス情報を含むことを特徴としている。
に記載の発明の特徴に加えて、光多波長ラベルを用いた
光パケットルーティング方法に関しており、光パケット
のアドレス信号は、予め決められた波長帯域幅で区切ら
れた波長情報と予め決められた時間差情報とにより識別
されるアドレス情報を含むことを特徴としている。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、光多波長
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明
の特徴に加えて、光パケットのアドレス信号は、波長ル
ータで用いられ、かつ、第1の波長帯域幅で区切られた
波長情報により識別される第1のアドレス情報と、第2
の波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時
間差情報とにより識別される第2のアドレス情報とを含
むことを特徴としている。
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明
の特徴に加えて、光パケットのアドレス信号は、波長ル
ータで用いられ、かつ、第1の波長帯域幅で区切られた
波長情報により識別される第1のアドレス情報と、第2
の波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時
間差情報とにより識別される第2のアドレス情報とを含
むことを特徴としている。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、光多波長
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、上記した請求項4に記載の発明の構成に加えて、第
1のアドレス情報に基づいて波長の違いにより光路の切
り換えができる第1のルータによりルーティングを行な
い、第2のアドレス情報に基づいて波長と時間差の違い
により光路の切り換えができる第2のルータによりルー
ティングを行なうことを特徴としている。
ラベルを用いた光パケットルーティング方法に関してお
り、上記した請求項4に記載の発明の構成に加えて、第
1のアドレス情報に基づいて波長の違いにより光路の切
り換えができる第1のルータによりルーティングを行な
い、第2のアドレス情報に基づいて波長と時間差の違い
により光路の切り換えができる第2のルータによりルー
ティングを行なうことを特徴としている。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、多波長ラ
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、データ信号とアドレス信号を含み、また、そのデー
タ信号を伝送する光信号の波長帯域以外の波長帯域の光
信号をそのアドレス信号が含む光パケット信号のルーテ
ィング装置で、その光パケット信号に含まれる、予め決
められた波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決めら
れた時間差情報とにより識別されるアドレス信号とデー
タ信号とを分離する手段と、該アドレス信号から上記の
波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時間
差情報とにより識別されるアドレス情報を復調する手段
と、復調されたアドレス情報により光スイッチを切り換
える手段と、上記のデータ信号の光路を該光スイッチに
より選択する手段とを備えたことを特徴としている。
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、データ信号とアドレス信号を含み、また、そのデー
タ信号を伝送する光信号の波長帯域以外の波長帯域の光
信号をそのアドレス信号が含む光パケット信号のルーテ
ィング装置で、その光パケット信号に含まれる、予め決
められた波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決めら
れた時間差情報とにより識別されるアドレス信号とデー
タ信号とを分離する手段と、該アドレス信号から上記の
波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時間
差情報とにより識別されるアドレス情報を復調する手段
と、復調されたアドレス情報により光スイッチを切り換
える手段と、上記のデータ信号の光路を該光スイッチに
より選択する手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、多波長ラ
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、請求項6に記載の多波長ラベルを用いた光パケット
ルーティング装置において、予め決められた波長帯域幅
で区切られた波長情報と予め決められた時間差情報とに
より識別されるアドレス信号からアドレス情報を復調す
る手段は、マルチセクションファイバ回折格子を用いた
復調手段であることを特徴としている。
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、請求項6に記載の多波長ラベルを用いた光パケット
ルーティング装置において、予め決められた波長帯域幅
で区切られた波長情報と予め決められた時間差情報とに
より識別されるアドレス信号からアドレス情報を復調す
る手段は、マルチセクションファイバ回折格子を用いた
復調手段であることを特徴としている。
【0016】また、請求項8に記載の発明は、多波長ラ
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、上記した請求項6に記載の発明の構成に加えて、多
波長のレーザ光を含むパルス光源と、該パルス光源から
のパルス信号を複数の光路に分岐する手段と、分岐され
たひとつのパルス信号を変調した後、マルチセクション
ファイバ回折格子と相互作用する手段により第1のパル
ス信号を得る構成と、分岐された他のパルス信号の波長
帯域幅を狭める手段とその狭められたパルス信号を変調
する手段とにより第2のパルス信号を得る構成と、第1
のパルス信号と第2のパルス信号との時間差を調整する
手段と、時間差の調整された第1のパルス信号と第2の
パルス信号とを同一の光路に導く手段とを備えたことを
特徴としている。
ベルを用いた光パケットルーティング装置に関してお
り、上記した請求項6に記載の発明の構成に加えて、多
波長のレーザ光を含むパルス光源と、該パルス光源から
のパルス信号を複数の光路に分岐する手段と、分岐され
たひとつのパルス信号を変調した後、マルチセクション
ファイバ回折格子と相互作用する手段により第1のパル
ス信号を得る構成と、分岐された他のパルス信号の波長
帯域幅を狭める手段とその狭められたパルス信号を変調
する手段とにより第2のパルス信号を得る構成と、第1
のパルス信号と第2のパルス信号との時間差を調整する
手段と、時間差の調整された第1のパルス信号と第2の
パルス信号とを同一の光路に導く手段とを備えたことを
特徴としている。
【0017】また、請求項9に記載の発明は、多波長ラ
ベルを用いた光パケットネットワークに関しており、上
記の光パケットルーティング装置を複数含むネットワー
クに関しており、少なくともそれらの2台が光路で接続
され光パケットネットワークが形成されていることを特
徴としている。
ベルを用いた光パケットネットワークに関しており、上
記の光パケットルーティング装置を複数含むネットワー
クに関しており、少なくともそれらの2台が光路で接続
され光パケットネットワークが形成されていることを特
徴としている。
【0018】また、請求項10に記載の発明は、多波長
ラベルを用いた光パケットネットワークに関しており、
光パケット通信用のネットワークで、アドレス信号に含
まれる複数の光パルスの波長の違いにより光路の切り換
えができる波長ルータと、請求項6、7、あるいは8の
いずれかに記載の光パケットルーティング装置とを含
み、上記の波長ルータと、上記の光パケットルーティン
グ装置とは光路で接続されて光パケットネットワークを
形成していることを特徴としている。
ラベルを用いた光パケットネットワークに関しており、
光パケット通信用のネットワークで、アドレス信号に含
まれる複数の光パルスの波長の違いにより光路の切り換
えができる波長ルータと、請求項6、7、あるいは8の
いずれかに記載の光パケットルーティング装置とを含
み、上記の波長ルータと、上記の光パケットルーティン
グ装置とは光路で接続されて光パケットネットワークを
形成していることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】従来のパケット通信では、時間方
向に広がった信号系の集合を示していたが、本発明にお
けるパケットは、波長方向に広がった信号系の集合、ま
た、波長方向と時間方向の両方に広がった信号系の集合
をも意味している。
向に広がった信号系の集合を示していたが、本発明にお
けるパケットは、波長方向に広がった信号系の集合、ま
た、波長方向と時間方向の両方に広がった信号系の集合
をも意味している。
【0020】また、本発明は、波長方向と時間方向の両
方に広がった二次元空間の複数の点を構成要素として持
った符号を取り扱うものであり、特に、波長方向と時間
方向の両方に広がった信号系の光信号データを光ラベル
として用いるものである。この光ラベルを、光領域パケ
ットスイッチングの識別子として用いることにより、1
つのネットワーク内で確保できる識別子数を大幅に増加
し、波長資源を有効に利用するものである。これらの実
施形態を、以下に具体的に説明する。
方に広がった二次元空間の複数の点を構成要素として持
った符号を取り扱うものであり、特に、波長方向と時間
方向の両方に広がった信号系の光信号データを光ラベル
として用いるものである。この光ラベルを、光領域パケ
ットスイッチングの識別子として用いることにより、1
つのネットワーク内で確保できる識別子数を大幅に増加
し、波長資源を有効に利用するものである。これらの実
施形態を、以下に具体的に説明する。
【0021】図1は多波長ラベルを用いたラベルスイッ
チングルータ(多波長ラベルスイッチングルータ)のシス
テム構成例である。この多波長ラベルスイッチングルー
タは、ラベル・データ分離装置1、多波長ラベル処理装
置2、ラベル書換装置3、光スイッチ4、光遅延器5、
光カプラ15からなる。
チングルータ(多波長ラベルスイッチングルータ)のシス
テム構成例である。この多波長ラベルスイッチングルー
タは、ラベル・データ分離装置1、多波長ラベル処理装
置2、ラベル書換装置3、光スイッチ4、光遅延器5、
光カプラ15からなる。
【0022】図1の多波長ラベルスイッチングルータに
は、送信機側から送られた被伝送データに付けられた多
波長ラベルをヘッダとして持つ光パケットが入力され
る。この多波長ラベルスイッチングルータに入力された
光パケットは、ラベル・データ分離装置1により2つに
分岐され、それぞれ多波長ラベル処理装置2へと光遅延
器5へとに送られる。多波長ラベル処理装置2に送られ
た多波長ラベルは多波長ラベル処理装置2により、電気
信号に変換されることなく、光信号のままラベルの読み
とりと、スイッチ制御用信号の出力が行われる。出力さ
れたスイッチ制御用信号は、光スイッチ4に送られ、そ
こで、光検波器により高周波電気信号に変換され、光ス
イッチ4に印加される。一方、光スイッチ4に向かうデ
ータは、光遅延器5で多波長ラベル処理装置2との光路
差に相当する時間的遅延を与えられた後、多波長ラベル
処理装置2からの制御信号を基に、光スイッチ4から出
力される。さらに、この出力とラベル書換装置3から送
出される新たなラベルとは光カプラ15により合波さ
れ、光パケットとして出力される。
は、送信機側から送られた被伝送データに付けられた多
波長ラベルをヘッダとして持つ光パケットが入力され
る。この多波長ラベルスイッチングルータに入力された
光パケットは、ラベル・データ分離装置1により2つに
分岐され、それぞれ多波長ラベル処理装置2へと光遅延
器5へとに送られる。多波長ラベル処理装置2に送られ
た多波長ラベルは多波長ラベル処理装置2により、電気
信号に変換されることなく、光信号のままラベルの読み
とりと、スイッチ制御用信号の出力が行われる。出力さ
れたスイッチ制御用信号は、光スイッチ4に送られ、そ
こで、光検波器により高周波電気信号に変換され、光ス
イッチ4に印加される。一方、光スイッチ4に向かうデ
ータは、光遅延器5で多波長ラベル処理装置2との光路
差に相当する時間的遅延を与えられた後、多波長ラベル
処理装置2からの制御信号を基に、光スイッチ4から出
力される。さらに、この出力とラベル書換装置3から送
出される新たなラベルとは光カプラ15により合波さ
れ、光パケットとして出力される。
【0023】図2は、多波長ラベルを有する光パケット
の第1の構成例を示す。この光パケットは、波長帯域λ
1、λ2、・・λnに分けられる。これを以下では大帯域
構成と称する。またこの大帯域構成におけるそれぞれの
波長帯域は、それぞれ更に細分化され、これを小帯域構
成と称する。小帯域構成は、例えば、A、B、C、D、Eな
る帯域を持っているものとする。光ラベル化は、多波長
のパルス列に、小帯域においてアドレス情報のマッピン
グを行うことによって行なわれる。上記小帯域A、B、
C、D、Eのうち、A、 B、 C、Dは、多波長ラベルに使用
し、それに使用しなかった小帯域、Eに、被伝送データ
の光信号が割り当てられることにより、光パケットが生
成される。
の第1の構成例を示す。この光パケットは、波長帯域λ
1、λ2、・・λnに分けられる。これを以下では大帯域
構成と称する。またこの大帯域構成におけるそれぞれの
波長帯域は、それぞれ更に細分化され、これを小帯域構
成と称する。小帯域構成は、例えば、A、B、C、D、Eな
る帯域を持っているものとする。光ラベル化は、多波長
のパルス列に、小帯域においてアドレス情報のマッピン
グを行うことによって行なわれる。上記小帯域A、B、
C、D、Eのうち、A、 B、 C、Dは、多波長ラベルに使用
し、それに使用しなかった小帯域、Eに、被伝送データ
の光信号が割り当てられることにより、光パケットが生
成される。
【0024】このラベル生成法では、例えば、大帯域の
ラベルに8波を用いれば、1,0000を超えるラベル数
を確保できる。
ラベルに8波を用いれば、1,0000を超えるラベル数
を確保できる。
【0025】図3は、多波長ラベルを有する光パケット
の第2の構成例を示す図である。図2の方法と同様に、
大帯域構成として波長帯域をλ1、λ2、・・λnに分け
る。また、小帯域構成において光ラベルに用いるそれぞ
れの光パルスには、データ信号と中心波長が異なり、か
つ幅の狭い小帯域をそれぞれ割り当て、データ信号には
ひとつの大帯域構成メンバの中のそれらの残りの帯域全
てを割り当てることにより、多波長ラベルとデータ信号
とすることにより、光パケットを生成する。
の第2の構成例を示す図である。図2の方法と同様に、
大帯域構成として波長帯域をλ1、λ2、・・λnに分け
る。また、小帯域構成において光ラベルに用いるそれぞ
れの光パルスには、データ信号と中心波長が異なり、か
つ幅の狭い小帯域をそれぞれ割り当て、データ信号には
ひとつの大帯域構成メンバの中のそれらの残りの帯域全
てを割り当てることにより、多波長ラベルとデータ信号
とすることにより、光パケットを生成する。
【0026】図4は、多波長ラベルを有する光パケット
の第3の構成例を示す図である。波長帯域λ1、λ2、・
・λnそれぞれの帯域の帯域幅の全てを用いてアドレス
情報を付与し、それぞれを光ラベルに用いる。また、デ
ータ信号には大帯域構成メンバの帯域全てを割り当て
て、データ信号を生成する。この場合、ラベル部とデー
タ部の分離は時間ゲートなどを用いることにより容易に
行なうことができる。この構成による利点は、アドレス
信号に対するデータ信号の比率を容易に高められること
である。
の第3の構成例を示す図である。波長帯域λ1、λ2、・
・λnそれぞれの帯域の帯域幅の全てを用いてアドレス
情報を付与し、それぞれを光ラベルに用いる。また、デ
ータ信号には大帯域構成メンバの帯域全てを割り当て
て、データ信号を生成する。この場合、ラベル部とデー
タ部の分離は時間ゲートなどを用いることにより容易に
行なうことができる。この構成による利点は、アドレス
信号に対するデータ信号の比率を容易に高められること
である。
【0027】ネットワーク中に上記の多波長ラベルスイ
ッチングルータを用いた構成例を図5に示す。図5の構
成は、多波長ラベルを用いた光パケット送受信装置7に
多波長ラベルスイッチングルータ8を接続し、多波長ラ
ベルスイッチングルータ8間を、既に市販されている波
長ルータ9でつないでネットワークとしたものである。
この波長ルータ9には単一波長で構成された光パケット
を送受信する装置22を接続することも可能である。ま
た、図11に示すように、多波長ラベルスイッチングル
ータ8同士を接続してネットワークを構成することも可
能である。本発明の光パケットのルーティング方法で
は、ネットワーク中の波長ルータ9は、ひとつの大帯域
構成メンバ内のそれぞれの小帯域を同一波長とみなし、
その大帯域構成メンバごとの光パケットのルーティング
を行うものである。ただし、この多波長ラベルスイッチ
ングルータ8は、小帯域構成まで識別し、図1に示した
多波長ラベル処理装置と光スイッチを基にしたルーティ
ングを行う。このような構成により、容易に従来の、単
一波長を用いてルーティングを行うフォトニックネット
ワークとの融合を図ることができる。
ッチングルータを用いた構成例を図5に示す。図5の構
成は、多波長ラベルを用いた光パケット送受信装置7に
多波長ラベルスイッチングルータ8を接続し、多波長ラ
ベルスイッチングルータ8間を、既に市販されている波
長ルータ9でつないでネットワークとしたものである。
この波長ルータ9には単一波長で構成された光パケット
を送受信する装置22を接続することも可能である。ま
た、図11に示すように、多波長ラベルスイッチングル
ータ8同士を接続してネットワークを構成することも可
能である。本発明の光パケットのルーティング方法で
は、ネットワーク中の波長ルータ9は、ひとつの大帯域
構成メンバ内のそれぞれの小帯域を同一波長とみなし、
その大帯域構成メンバごとの光パケットのルーティング
を行うものである。ただし、この多波長ラベルスイッチ
ングルータ8は、小帯域構成まで識別し、図1に示した
多波長ラベル処理装置と光スイッチを基にしたルーティ
ングを行う。このような構成により、容易に従来の、単
一波長を用いてルーティングを行うフォトニックネット
ワークとの融合を図ることができる。
【0028】また、図2、3、4のように、それぞれの
大帯域メンバがそれぞれの小帯域メンバに分割されると
き、これらそれぞれの小帯域メンバは、それぞれ異なっ
た中心波長を持っているが、これらが時間軸について並
んだ光パルス列となる多波長ラベルの生成例を図6に示
す。図6に示すように、マルチセクションファイバ回折
格子に、多波長パルスを入射する事により、反射出力で
は、波長に応じて異なった時間遅れを与えられることに
なり、時間差のある多波長ラベルが生成される。
大帯域メンバがそれぞれの小帯域メンバに分割されると
き、これらそれぞれの小帯域メンバは、それぞれ異なっ
た中心波長を持っているが、これらが時間軸について並
んだ光パルス列となる多波長ラベルの生成例を図6に示
す。図6に示すように、マルチセクションファイバ回折
格子に、多波長パルスを入射する事により、反射出力で
は、波長に応じて異なった時間遅れを与えられることに
なり、時間差のある多波長ラベルが生成される。
【0029】図7は、マルチセクションファイバ回折格
子による、多波長ラベルの識別器を示している。これ
は、図6に示した多波長ラベル生成用のマルチセクショ
ンファイバ回折格子を、光の入射方向に対し反転させた
構成を持っている。この多波長ラベル識別器に特定の多
波長ラベルが入射されると、反射出力では、ラベル生成
時に各パルスが受けた時間遅れが補償され、元の多波長
パルスが再生される。
子による、多波長ラベルの識別器を示している。これ
は、図6に示した多波長ラベル生成用のマルチセクショ
ンファイバ回折格子を、光の入射方向に対し反転させた
構成を持っている。この多波長ラベル識別器に特定の多
波長ラベルが入射されると、反射出力では、ラベル生成
時に各パルスが受けた時間遅れが補償され、元の多波長
パルスが再生される。
【0030】一方、この多波長ラベル識別器における反
射帯域の組み合わせ特性(波長と位置)が、入射される
多波長ラベルと一致しない場合には、ラベル生成時に各
パルスが受けた時間遅れが補償されず、元の多波長パル
スは再生されない。従って、これら多波長ラベル識別器
出力に閾値処理を施すことにより、多波長ラベルの一致
あるいは不一致が識別可能となる。
射帯域の組み合わせ特性(波長と位置)が、入射される
多波長ラベルと一致しない場合には、ラベル生成時に各
パルスが受けた時間遅れが補償されず、元の多波長パル
スは再生されない。従って、これら多波長ラベル識別器
出力に閾値処理を施すことにより、多波長ラベルの一致
あるいは不一致が識別可能となる。
【0031】図1に示した多波長ラベル処理装置の中で
は、マルチセクションファイバ回折格子で構成されるこ
れらの多波長ラベル識別器がアレー状に並べられ、この
アレー状識別器に光パケットを同時に入射する事によ
り、予め決められたルートとラベルとを対応付けるルー
ティングテーブルと、パケットラベルとの照合が同時並
列的に行われる。
は、マルチセクションファイバ回折格子で構成されるこ
れらの多波長ラベル識別器がアレー状に並べられ、この
アレー状識別器に光パケットを同時に入射する事によ
り、予め決められたルートとラベルとを対応付けるルー
ティングテーブルと、パケットラベルとの照合が同時並
列的に行われる。
【0032】図8は多波長ラベルを有する光パケット信
号を送信する多波長パケット送信機のブロック図を示
す。図8のスーパーコンティニュアム光源10は中心波
長1.56μmの多波長光源であり、これから出射され
た光パルスは、広い波長分布をもった光パルスである。
この光パルスは、光カプラ17aにより通過帯域幅5n
mのバンドパスフィルタ16を通過しデータ信号を構成
するひとつの小帯域メンバと、バンドパスフィルタを通
過せずラベルを構成する小帯域メンバ群に分けられる。
バンドパスフィルタ16を通過した光信号は、強度変調
器12bにより、パターン発生器11bからの10Gb
psの電気信号で強度変調され、光遅延器5により時間
調整されてバーストデータが生成される。また、バンド
パスフィルタを通過しない光は、強度変調器12aによ
りパターン発生器11aからの10Gbpsの電気信号
で強度変調され、サーキュレータ14で光路に接続され
たマルチセクションファイバ回折格子13に入力される
ことにより多波長ラベルが生成される。これらのバース
トデータと多波長ラベルとは、光カプラ17bにより合
波され、光パケットとして出力される。
号を送信する多波長パケット送信機のブロック図を示
す。図8のスーパーコンティニュアム光源10は中心波
長1.56μmの多波長光源であり、これから出射され
た光パルスは、広い波長分布をもった光パルスである。
この光パルスは、光カプラ17aにより通過帯域幅5n
mのバンドパスフィルタ16を通過しデータ信号を構成
するひとつの小帯域メンバと、バンドパスフィルタを通
過せずラベルを構成する小帯域メンバ群に分けられる。
バンドパスフィルタ16を通過した光信号は、強度変調
器12bにより、パターン発生器11bからの10Gb
psの電気信号で強度変調され、光遅延器5により時間
調整されてバーストデータが生成される。また、バンド
パスフィルタを通過しない光は、強度変調器12aによ
りパターン発生器11aからの10Gbpsの電気信号
で強度変調され、サーキュレータ14で光路に接続され
たマルチセクションファイバ回折格子13に入力される
ことにより多波長ラベルが生成される。これらのバース
トデータと多波長ラベルとは、光カプラ17bにより合
波され、光パケットとして出力される。
【0033】図9は、それぞれ特性の異なるマルチセク
ションファイバ回折格子13をアレー状に3個配置し、
これを多波長ラベル処理装置とした多波長ラベルスイッ
チングルータの一部21のブロック図である。入力され
た多波長ラベルを有する光パケットは、光カプラ17a
により分岐され、バンドパスフィルタ16を通過しない
多波長ラベル部と、バンドパスフィルタ16を通過する
データ部とに分離される。さらに光カプラ17aにより
複数に分岐されサーキュレータ14によりマルチセクシ
ョンファイバ回折格子13に入射されることにより、多
波長ラベル部は、上述の図7に示したマルチセクション
ファイバ回折格子を用いた方式により、ラベルの照合が
行われる。ラベルが一致した多波長ラベル識別器からの
み、スイッチを駆動する制御信号が出力される。この制
御信号により特定のゲートスイッチが開けられ、データ
部の信号が選択されたポートから出射される。
ションファイバ回折格子13をアレー状に3個配置し、
これを多波長ラベル処理装置とした多波長ラベルスイッ
チングルータの一部21のブロック図である。入力され
た多波長ラベルを有する光パケットは、光カプラ17a
により分岐され、バンドパスフィルタ16を通過しない
多波長ラベル部と、バンドパスフィルタ16を通過する
データ部とに分離される。さらに光カプラ17aにより
複数に分岐されサーキュレータ14によりマルチセクシ
ョンファイバ回折格子13に入射されることにより、多
波長ラベル部は、上述の図7に示したマルチセクション
ファイバ回折格子を用いた方式により、ラベルの照合が
行われる。ラベルが一致した多波長ラベル識別器からの
み、スイッチを駆動する制御信号が出力される。この制
御信号により特定のゲートスイッチが開けられ、データ
部の信号が選択されたポートから出射される。
【0034】図8の構成の多波長パケット送信機からの
信号を、図9の構成をもった多波長ラベルスイッチング
ルータの一部21に入射した各部の信号波形を図10に
示す。図10(a)ないし(f)はそれぞれ、(a)マ
ルチセクション・ファイバ回折格子により生成された多
波長ラベルの光信号を電気的に検出した波形、(b)多
波長ラベルをヘッダとして持つ光パケットの光信号を電
気的に検出した波形、(c)マルチセクション・ファイ
バ回折格子により構成された多波長ラベル照合器のラベ
ル一致の場合の出力の光信号を電気的に検出した波形、
(d)マルチセクション・ファイバ回折格子により構成
された、多波長ラベル照合器のラベル不一致の場合の出
力の光信号を電気的に検出した波形の光信号を電気的に
検出した波形、(e)多波長ラベルがポート#1に対応
する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を電気
的に検出した波形、(f)多波長ラベルがポート#3に
対応する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を
電気的に検出した波形である。このように、本発明の多
波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法によ
り、光信号のルーティングが問題無く行なわれているこ
とが分かる。
信号を、図9の構成をもった多波長ラベルスイッチング
ルータの一部21に入射した各部の信号波形を図10に
示す。図10(a)ないし(f)はそれぞれ、(a)マ
ルチセクション・ファイバ回折格子により生成された多
波長ラベルの光信号を電気的に検出した波形、(b)多
波長ラベルをヘッダとして持つ光パケットの光信号を電
気的に検出した波形、(c)マルチセクション・ファイ
バ回折格子により構成された多波長ラベル照合器のラベ
ル一致の場合の出力の光信号を電気的に検出した波形、
(d)マルチセクション・ファイバ回折格子により構成
された、多波長ラベル照合器のラベル不一致の場合の出
力の光信号を電気的に検出した波形の光信号を電気的に
検出した波形、(e)多波長ラベルがポート#1に対応
する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を電気
的に検出した波形、(f)多波長ラベルがポート#3に
対応する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を
電気的に検出した波形である。このように、本発明の多
波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法によ
り、光信号のルーティングが問題無く行なわれているこ
とが分かる。
【0035】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0036】請求項1、あるいは2に記載の発明では、
多波長からなる光パルスをラベルに用いて容易に光パケ
ット通信におけるルーティングができるようになった。
多波長からなる光パルスをラベルに用いて容易に光パケ
ット通信におけるルーティングができるようになった。
【0037】また、請求項3、4、あるいは5に記載の
発明では、アドレス信号に波長軸と時間軸とにより張ら
れた2次元空間に属する光パルスを基本信号として用い
たので、光パケットのルーティングのためのラベル数を
増加させることができた。
発明では、アドレス信号に波長軸と時間軸とにより張ら
れた2次元空間に属する光パルスを基本信号として用い
たので、光パケットのルーティングのためのラベル数を
増加させることができた。
【0038】また、請求項6、7、あるいは8に記載の
発明では、マルチセクションファイバ回折格子を用いた
簡単な構成により、アドレス信号に波長軸と時間軸とに
より張られた2次元空間に含まれる光パルスを発生する
ことができる様になり、容易に光パケットのルーティン
グのためのラベルを発生しあるいはルーティングするこ
とができるようになった。
発明では、マルチセクションファイバ回折格子を用いた
簡単な構成により、アドレス信号に波長軸と時間軸とに
より張られた2次元空間に含まれる光パルスを発生する
ことができる様になり、容易に光パケットのルーティン
グのためのラベルを発生しあるいはルーティングするこ
とができるようになった。
【0039】また、請求項9、あるいは10に記載の発
明では、波長の違いにより光路の切り換えができる従来
型の光パケットルーティング装置と本発明の光パケット
ルーティング装置とを混在させたネットワークや本発明
の光パケットルーティング装置同士を接続したネットワ
ークが構成できるようになった。
明では、波長の違いにより光路の切り換えができる従来
型の光パケットルーティング装置と本発明の光パケット
ルーティング装置とを混在させたネットワークや本発明
の光パケットルーティング装置同士を接続したネットワ
ークが構成できるようになった。
【図1】多波長ラベルを用いたラベルスイッチングルー
タのシステム構成を示す図である。
タのシステム構成を示す図である。
【図2】多波長ラベルを有する光パケットの第1の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】多波長ラベルを有する光パケットの第2の構成
例を示す図である
例を示す図である
【図4】多波長ラベルを有する光パケットの第3の構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】多波長ラベルスイッチングルータと波長ルータ
を用いたネットワーク構成例を示す図である。
を用いたネットワーク構成例を示す図である。
【図6】マルチセクション・ファイバ回折格子を用い
た、多波長ラベルの生成法を示す図である。
た、多波長ラベルの生成法を示す図である。
【図7】マルチセクション・ファイバ回折格子を用い
た、多波長ラベルの照合方法を示す図である。
た、多波長ラベルの照合方法を示す図である。
【図8】多波長ラベルを有する光パケット信号を送信す
る多波長パケット送信機のブロック図である。
る多波長パケット送信機のブロック図である。
【図9】マルチセクションファイバ回折格子をアレー状
に配置し、これを多波長ラベル処理装置とした多波長ラ
ベルスイッチングルータの一部のブロック図である。
に配置し、これを多波長ラベル処理装置とした多波長ラ
ベルスイッチングルータの一部のブロック図である。
【図10】多波長ラベルスイッチングルータの各部の信
号波形を図10に示す図で、(a)はマルチセクション
・ファイバ回折格子により生成された多波長ラベルの光
信号を電気的に検出した波形を示す図で、(b)は多波
長ラベルをヘッダとして持つ光パケットの光信号を電気
的に検出した波形を示す図で、(c)はマルチセクショ
ン・ファイバ回折格子により構成された多波長ラベル照
合器のラベル一致の場合の出力の光信号を電気的に検出
した波形を示す図で、(d)はマルチセクション・ファ
イバ回折格子により構成された、多波長ラベル照合器の
ラベル不一致の場合の出力の光信号を電気的に検出した
波形の光信号を電気的に検出した波形を示す図で、
(e)は多波長ラベルがポート#1に対応する場合の3
ポートスイッチの出力波形の光信号を電気的に検出した
波形を示す図で、(f)は多波長ラベルがポート#3に
対応する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を
電気的に検出した波形を示す図である。
号波形を図10に示す図で、(a)はマルチセクション
・ファイバ回折格子により生成された多波長ラベルの光
信号を電気的に検出した波形を示す図で、(b)は多波
長ラベルをヘッダとして持つ光パケットの光信号を電気
的に検出した波形を示す図で、(c)はマルチセクショ
ン・ファイバ回折格子により構成された多波長ラベル照
合器のラベル一致の場合の出力の光信号を電気的に検出
した波形を示す図で、(d)はマルチセクション・ファ
イバ回折格子により構成された、多波長ラベル照合器の
ラベル不一致の場合の出力の光信号を電気的に検出した
波形の光信号を電気的に検出した波形を示す図で、
(e)は多波長ラベルがポート#1に対応する場合の3
ポートスイッチの出力波形の光信号を電気的に検出した
波形を示す図で、(f)は多波長ラベルがポート#3に
対応する場合の3ポートスイッチの出力波形の光信号を
電気的に検出した波形を示す図である。
【図11】多波長ラベルスイッチングルータを用いたネ
ットワーク構成例を示す図である。
ットワーク構成例を示す図である。
1 ラベル・データ分離装置
2 多波長ラベル処理装置
3 ラベル書換装置
4 光スイッチ
5 光遅延器
6 ゲート
7 電気信号のネットワーク
8 多波長ラベルスイッチングルータ
9 波長ルータ
10 スーパーコンティニュアム光源
11a、11b パターン発生器
12a、12b 強度変調器
13 マルチセクションファイバ回折格子
14 サーキュレータ
15 光カプラ
16 バンドパスフィルタ
17a、b 光カプラ
18 光検出器
19 波形成型器
20 ゲートドライバー
21 多波長ラベルスイッチングルータの一部
22 単一波長で構成された光パケットを送受信する装
置
置
フロントページの続き
(72)発明者 久保田 文人
東京都小金井市貫井北町4−2−1 郵
政省通信総合研究所内
(56)参考文献 特開 平6−164628(JP,A)
特許3038378(JP,B2)
N.Wada et al.,2.5
Gbit/s time−spread
/wavelength−hop op
tical code divisio
n multiplexing usi
ng fiber Bragg gra
ting ,Electronics
letters,IEEE,2000年 4
月27日,Vol.36, No.9,p
p.815−817
Naoya Wada et a
l.,Photonic IP rou
ting using optical
codes:10Gbit/s opi
tical packet trans
fer experiment,Opt
ical Fiber Communi
cation Conference,
2000,2000年 3月 7日,Vol.
2,pp.362−364
朴辰憲 他,光ラベルスイッチを用い
た超高速リングネットワークの検討,第
3回フォトニックネットワークをベース
とする次世代インターネット技術研究
会,日本,社団法人電子情報通信学会,
2000年 5月 9日,pp.70−75
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04B 10/00 - 10/28
H04J 14/00 - 14/08
H04L 12/56
H04Q 3/52
JICSTファイル(JOIS)
Claims (10)
- 【請求項1】 光パケットを通信に用いる方法で、前記
の光パケット信号はデータ信号とアドレス信号を含み、
また、そのデータ信号を伝送する光信号の波長帯域以外
の波長帯域の光信号をそのアドレス信号が含み、 そのアドレス信号が、同じ時間軸位置にある波長の異な
る複数の光パルスについて波長に依存した遅延時間を与
える第1の操作を施されて時間的にずれた波長の異なる
複数の光パルスに変換され、それらの光パルスは予め決
められた光路を伝送され、該光路が分散を持つ場合に
は、その分散が補償され、それらの光パルスは上記の波
長に依存した遅延時間を与える操作の逆過程に相応する
第2の操作を施されて、第2の操作により同じ時間軸位
置にある波長の異なる複数の光パルスが生成され、その
生成されたパルス信号を用いて伝送系路が決められるこ
とを特徴とする多波長ラベルを用いた光パケットルーテ
ィング方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の多波長ラベルを用いた
パケットルーティング方法において、アドレス信号とデ
ータ信号とは予め決められた時間差で伝送されることを
特徴とする多波長ラベルを用いた光パケットルーティン
グ方法。 - 【請求項3】 光パケットのアドレス信号は、予め決め
られた波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められ
た時間差情報とにより識別されるアドレス情報を含むこ
とを特徴とする請求項1に記載の多波長ラベルを用いた
光パケットルーティング方法。 - 【請求項4】 光パケットのアドレス信号は、波長ルー
タで用いられ、かつ、第1の波長帯域幅で区切られた波
長情報により識別される第1のアドレス情報と、第2の
波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時間
差情報とにより識別される第2のアドレス情報とを含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
に記載された多波長ラベルを用いた光パケットルーティ
ング方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の多波長ラベルを用いた
光パケットルーティング方法において、第1のアドレス
情報に基づいて波長の違いにより光路の切り換えができ
る第1のルータによりルーティングを行ない、第2のア
ドレス情報に基づいて波長と時間差の違いにより光路の
切り換えができる第2のルータによりルーティングを行
なうことを特徴とする多波長ラベルを用いた光パケット
ルーティング方法。 - 【請求項6】 データ信号とアドレス信号を含み、ま
た、そのデータ信号を伝送する光信号の波長帯域以外の
波長帯域の光信号をそのアドレス信号が含む光パケット
信号のルーティング装置で、 その光パケット信号に含まれる 、予め決められた波長帯
域幅で区切られた波長情報と予め決められた時間差情報
とにより識別されるアドレス信号とデータ信号とを分離
する手段と、該アドレス信号から上記の波長帯域幅で区
切られた波長情報と予め決められた時間差情報とにより
識別されるアドレス情報を復調する手段と、復調された
アドレス情報により光スイッチを切り換える手段と、上
記のデータ信号の光路を該光スイッチにより選択する手
段とを備えたことを特徴とする多波長ラベルを用いた光
パケットルーティング装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の多波長ラベルを用いた
光パケットルーティング装置において、予め決められた
波長帯域幅で区切られた波長情報と予め決められた時間
差情報とにより識別されるアドレス信号からアドレス情
報を復調する手段は、マルチセクションファイバ回折格
子を用いた復調手段であることを特徴とする多波長ラベ
ルを用いた光パケットルーティング装置。 - 【請求項8】 多波長のレーザ光を含むパルス光源
と、該パルス光源からのパルス信号を複数の光路に分岐
する手段と、分岐されたひとつのパルス信号を変調した
後、マルチセクションファイバ回折格子と相互作用する
手段により第1のパルス信号を得る構成と、分岐された
他のパルス信号の波長帯域幅を狭める手段とその狭めら
れたパルス信号を変調する手段とにより第2のパルス信
号を得る構成と、第1のパルス信号と第2のパルス信号
との時間差を調整する手段と、時間差の調整された第1
のパルス信号と第2のパルス信号とを同一の光路に導く
手段とを備えたことを特徴とする請求項6に記載の多波
長ラベルを用いた光パケットルーティング装置。 - 【請求項9】 請求項6、7、あるいは8のいずれかに
記載の光パケットルーティング装置を複数含み、少なく
ともそれらの2台が光路で接続されて光パケットネット
ワークを形成していることを特徴とする多波長ラベルを
用いた光パケットネットワーク。 - 【請求項10】 光パケット通信用のネットワークで、
アドレス信号に含まれる複数の光パルスの波長の違いに
より光路の切り換えができる波長ルータと、請求項6、
7、あるいは8のいずれかに記載の光パケットルーティ
ング装置とを含み、上記の波長ルータと、上記の光パケ
ットルーティング装置とは光路で接続されて光パケット
ネットワークを形成していることを特徴とする多波長ラ
ベルを用いた光パケットネットワーク。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270841A JP3472809B2 (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワーク |
CA002342556A CA2342556C (en) | 2000-09-06 | 2001-03-30 | Method for routing optical packets using multiple wavelength labels, optical packet router using multiple wavelength labels, and optical packet network that uses multiple wavelength labels |
US09/820,647 US6876817B2 (en) | 2000-09-06 | 2001-03-30 | Method for routing optical packets using multiple wavelength labels, optical packet router using multiple wavelength labels, and optical packet network that uses multiple wavelength labels |
EP01303046.5A EP1187508B1 (en) | 2000-09-06 | 2001-03-30 | Method, network and packet router for optical routing using multiple wavelength labels |
CA2568209A CA2568209C (en) | 2000-09-06 | 2001-03-30 | Optical packet router using multiple wavelength labels, and optical packet network that uses multiple wavelength labels |
US11/095,514 US7177543B2 (en) | 2000-09-06 | 2005-04-01 | Method for routing optical packets using multiple wavelength labels, optical packet router using multiple wavelength labels, and optical packet network that uses multiple wavelength labels |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270841A JP3472809B2 (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002084228A JP2002084228A (ja) | 2002-03-22 |
JP3472809B2 true JP3472809B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=18757211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270841A Expired - Lifetime JP3472809B2 (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワーク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6876817B2 (ja) |
EP (1) | EP1187508B1 (ja) |
JP (1) | JP3472809B2 (ja) |
CA (1) | CA2342556C (ja) |
Families Citing this family (52)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6768827B2 (en) * | 2002-01-16 | 2004-07-27 | The Regents Of The University Of California | Integrated optical router |
US7181140B2 (en) * | 2002-04-17 | 2007-02-20 | Intel Corporation | Method and apparatus for implementing and networking a semiconductor-based optical burst switching module within optical networks |
US20030198307A1 (en) * | 2002-04-19 | 2003-10-23 | Compaq Information | Dynamic clock control to reduce radio interference in digital equipment |
US8660427B2 (en) * | 2002-09-13 | 2014-02-25 | Intel Corporation | Method and apparatus of the architecture and operation of control processing unit in wavelenght-division-multiplexed photonic burst-switched networks |
KR100465317B1 (ko) * | 2002-12-23 | 2005-01-13 | 한국전자통신연구원 | 광통신 노드 시스템, 전광 패킷 라우팅 시스템, 그리고이를 이용한 광패킷 전광 라우팅 방법 및 광패킷 전광라우팅 네트워크 시스템 |
US7848649B2 (en) * | 2003-02-28 | 2010-12-07 | Intel Corporation | Method and system to frame and format optical control and data bursts in WDM-based photonic burst switched networks |
US7428383B2 (en) * | 2003-02-28 | 2008-09-23 | Intel Corporation | Architecture, method and system of WDM-based photonic burst switched networks |
US20040175175A1 (en) * | 2003-03-03 | 2004-09-09 | Antoniades Neophytos A. | Optical packet router for an optical node in a packet switched WDM optical network |
US7298973B2 (en) * | 2003-04-16 | 2007-11-20 | Intel Corporation | Architecture, method and system of multiple high-speed servers to network in WDM based photonic burst-switched networks |
US7266295B2 (en) * | 2003-04-17 | 2007-09-04 | Intel Corporation | Modular reconfigurable multi-server system and method for high-speed networking within photonic burst-switched network |
CN100477628C (zh) | 2003-05-16 | 2009-04-08 | 富士通株式会社 | 通过多层进行通信的通信网中的路径设定方法和通信装置 |
US7266296B2 (en) * | 2003-06-11 | 2007-09-04 | Intel Corporation | Architecture and method for framing control and data bursts over 10 Gbit Ethernet with and without WAN interface sublayer support |
US7310480B2 (en) | 2003-06-18 | 2007-12-18 | Intel Corporation | Adaptive framework for closed-loop protocols over photonic burst switched networks |
US7272310B2 (en) * | 2003-06-24 | 2007-09-18 | Intel Corporation | Generic multi-protocol label switching (GMPLS)-based label space architecture for optical switched networks |
US20050030951A1 (en) * | 2003-08-06 | 2005-02-10 | Christian Maciocco | Reservation protocol signaling extensions for optical switched networks |
US20050068968A1 (en) * | 2003-09-30 | 2005-03-31 | Shlomo Ovadia | Optical-switched (OS) network to OS network routing using extended border gateway protocol |
US7315693B2 (en) * | 2003-10-22 | 2008-01-01 | Intel Corporation | Dynamic route discovery for optical switched networks |
US7340169B2 (en) * | 2003-11-13 | 2008-03-04 | Intel Corporation | Dynamic route discovery for optical switched networks using peer routing |
US7734176B2 (en) * | 2003-12-22 | 2010-06-08 | Intel Corporation | Hybrid optical burst switching with fixed time slot architecture |
JP3796544B2 (ja) * | 2004-01-14 | 2006-07-12 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 光ルータ及び光ルーティング方法 |
US20050177749A1 (en) * | 2004-02-09 | 2005-08-11 | Shlomo Ovadia | Method and architecture for security key generation and distribution within optical switched networks |
US20050175183A1 (en) * | 2004-02-09 | 2005-08-11 | Shlomo Ovadia | Method and architecture for secure transmission of data within optical switched networks |
KR100661348B1 (ko) * | 2004-11-03 | 2006-12-27 | 삼성전자주식회사 | 광 패킷 데이터 스위칭 네트워크에서 레이블 전송 장치 및방법 |
US7430376B1 (en) * | 2004-11-29 | 2008-09-30 | Hrl Laboratories, Llc | All-optical delay generator for PPM communication systems based on a non-linear waveguide with a chirped DBR |
JP4564389B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-10-20 | Kddi株式会社 | 光ルーティング装置および光ルーティング方法 |
JP4692161B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2011-06-01 | 横河電機株式会社 | 中継器及び光通信システム |
JP4556819B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2010-10-06 | 沖電気工業株式会社 | 光符号分割多重受信装置及び当該光符号分割多重受信装置における時間ゲート処理方法 |
JP4649582B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2011-03-09 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 光符号分割多重パケット通信システム |
WO2007043038A1 (en) * | 2005-10-11 | 2007-04-19 | Yissum Research Development Company Of The Hebrew University Of Jerusalem | Optical routing and transport accelerator (orta) |
US7512342B1 (en) | 2005-11-21 | 2009-03-31 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | Digital encoding of labels for optical packet networks |
US7630636B1 (en) * | 2005-11-21 | 2009-12-08 | At&T Intellectual Property Ii, L.P. | Optical swapping of digitally-encoded optical labels |
JP4631797B2 (ja) * | 2006-05-23 | 2011-02-16 | 沖電気工業株式会社 | 光ラベルの認識方法、光ラベル認識装置、及び光ラベルスイッチ |
JP4993706B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-08-08 | 独立行政法人情報通信研究機構 | 光ラベル書換システム及び光ラベルの書換方法 |
US20090226185A1 (en) * | 2008-03-06 | 2009-09-10 | International Business Machines Corporation | Fiber optic communications using hue based encoding |
JP2011149807A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光設備識別システム、光反射装置、及び光設備識別方法 |
CZ302947B6 (cs) * | 2010-09-02 | 2012-01-25 | CESNET, zájmové sdružení právnických osob | Modulární stavebnice zarízení pro variabilní distribuci, smešování a monitoring optických signálu v Internetu a jiných sítích |
JP5588374B2 (ja) * | 2011-02-08 | 2014-09-10 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 光パケット交換システム、光パケット交換装置、および光パケット送信装置 |
JP5439408B2 (ja) * | 2011-02-09 | 2014-03-12 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 光パケット交換システムおよび光パケット送信装置 |
JP5426604B2 (ja) * | 2011-04-26 | 2014-02-26 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 光パケット交換システム |
JP6028517B2 (ja) | 2012-10-19 | 2016-11-16 | 富士通株式会社 | 光伝送装置および光伝送方法 |
US9628878B2 (en) * | 2012-12-11 | 2017-04-18 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and method for multi-wavelength encoding |
US9661405B2 (en) * | 2013-05-10 | 2017-05-23 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and method for photonic switching |
US9654853B2 (en) * | 2013-05-10 | 2017-05-16 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and method for photonic switching |
US9537598B2 (en) * | 2014-04-11 | 2017-01-03 | Nec Corporation | Architecture of open-flow based software-defined optical label swapping |
US10750255B2 (en) * | 2016-04-22 | 2020-08-18 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Segment routing for optical networks |
US9794657B1 (en) | 2016-06-02 | 2017-10-17 | Huawei Technologies Co., Ltd. | System and method for optical switching |
US10015568B2 (en) * | 2016-10-11 | 2018-07-03 | Fluke Corporation | Optically-addressable optical switch |
US10644808B2 (en) * | 2017-08-23 | 2020-05-05 | Seagate Technology Llc | Silicon photonics based optical network |
EP3859998A4 (en) * | 2018-09-27 | 2021-11-24 | NEC Corporation | OPTICAL TRANSMITTER, AND OPTICAL RECEIVER |
GB2597487A (en) * | 2020-07-23 | 2022-02-02 | British Telecomm | Optical network configuration |
JP7590677B2 (ja) * | 2021-12-09 | 2024-11-27 | 日本電信電話株式会社 | 光経路切り替えシステム |
CN114362876B (zh) * | 2022-01-07 | 2023-12-12 | 武汉邮电科学研究院有限公司 | 一种基于码分复用的波长标签传输方法、设备及系统 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2709839B1 (fr) * | 1993-09-10 | 1995-12-01 | Slimane Loualiche | Commutateur de signaux optiques. |
US5541756A (en) * | 1994-11-17 | 1996-07-30 | Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior Universty | Apparatus and method for routing optical signals through wavelength-coding in a self-routed wavelength addressable network |
US6580537B1 (en) * | 1998-07-17 | 2003-06-17 | Regents Of The University Of California, The | High-throughput, low-latency next generation internet networks using optical label switching and high-speed optical header generation, detection and reinsertion |
US6525850B1 (en) * | 1998-07-17 | 2003-02-25 | The Regents Of The University Of California | High-throughput, low-latency next generation internet networks using optical label switching and high-speed optical header generation, detection and reinsertion |
JP3038378B1 (ja) | 1999-01-08 | 2000-05-08 | 郵政省通信総合研究所長 | 光符号分割多重通信方式 |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270841A patent/JP3472809B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-03-30 US US09/820,647 patent/US6876817B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-03-30 CA CA002342556A patent/CA2342556C/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-03-30 EP EP01303046.5A patent/EP1187508B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2005
- 2005-04-01 US US11/095,514 patent/US7177543B2/en not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
N.Wada et al.,2.5Gbit/s time−spread/wavelength−hop optical code division multiplexing using fiber Bragg grating ,Electronics letters,IEEE,2000年 4月27日,Vol.36, No.9,pp.815−817 |
Naoya Wada et al.,Photonic IP routing using optical codes:10Gbit/s opitical packet transfer experiment,Optical Fiber Communication Conference, 2000,2000年 3月 7日,Vol.2,pp.362−364 |
朴辰憲 他,光ラベルスイッチを用いた超高速リングネットワークの検討,第3回フォトニックネットワークをベースとする次世代インターネット技術研究会,日本,社団法人電子情報通信学会,2000年 5月 9日,pp.70−75 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6876817B2 (en) | 2005-04-05 |
CA2342556C (en) | 2007-03-06 |
US20050180750A1 (en) | 2005-08-18 |
EP1187508A2 (en) | 2002-03-13 |
EP1187508B1 (en) | 2013-09-11 |
JP2002084228A (ja) | 2002-03-22 |
US7177543B2 (en) | 2007-02-13 |
EP1187508A3 (en) | 2006-05-03 |
CA2342556A1 (en) | 2002-03-06 |
US20020027686A1 (en) | 2002-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3472809B2 (ja) | 多波長ラベルを用いた光パケットルーティング方法とその装置、および多波長ラベルを用いた光パケットネットワーク | |
JP3374174B2 (ja) | フォトニックネットワークのパケットルーティング方法およびフォトニックネットワーク用パケットルータ | |
US6826368B1 (en) | Wavelength division multiplexing (WDM) with multi-frequency lasers and optical couplers | |
US7024112B2 (en) | In-band wavelength conversion wavelength buffering and multi-protocol lambda switching | |
Wada et al. | Characterization of a full encoder/decoder in the AWG configuration for code-based photonic Routers-part II: experiments and applications | |
JP5561678B2 (ja) | マルチポート光スペクトル位相符号器 | |
EP1472902B1 (en) | Apparatus, system and method for optical packet switching using frequency header | |
US7171117B1 (en) | Optical router | |
US6594049B1 (en) | Optical router | |
Wada et al. | Photonic IP routing using optical codes: 10Gbit/s optical packet transfer experiment | |
KR101032218B1 (ko) | 광학 코드를 동시 발생 및 처리하기 위한 광학 장치 | |
Goto et al. | Label recognition with wavelength-selective collinear acoustooptic switches for photonic label routers | |
US7751710B2 (en) | Photonic cross-connector system, WDM system using the same photonic cross-connector, and optical communication network based on the same WDM system | |
CA2568209C (en) | Optical packet router using multiple wavelength labels, and optical packet network that uses multiple wavelength labels | |
JP2002314508A (ja) | 光学通信システムに用いる方法と装置 | |
Nezamalhosseini et al. | Novel FWM-based spectral amplitude code label recognition for optical packet-switched networks | |
JP2976667B2 (ja) | ループ型光ローカルエリアネットワークシステムにおけるアクセス制御方式およびそのノード装置 | |
JPH0677935A (ja) | 光学可調受信機 | |
US7099593B1 (en) | Self-synchronization of an optical packet network using seed pulses extracted from within the packets | |
JP2003244100A (ja) | 光波長多重リングネットワーク | |
KR100994018B1 (ko) | 단대단 전광 통신시스템 | |
Teixeira et al. | All-optical time-wavelength code router for optical CDMA networks | |
Chen | Spectral efficiency analysis of spectral amplitude coding-based optical packet-switching networks using p value approach | |
EP1057298B1 (en) | Self-synchronization of an optical packet network using seed pulses extracted from within the packets | |
Teh et al. | Multi-Wavelength (40WDM< cd0215f. gif> 10Gbit/s) Optical Packet Router Based on Superstructure Fibre Bragg Gratings |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3472809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |