JP3467052B2 - 個人識別装置 - Google Patents
個人識別装置Info
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- JP3467052B2 JP3467052B2 JP14595393A JP14595393A JP3467052B2 JP 3467052 B2 JP3467052 B2 JP 3467052B2 JP 14595393 A JP14595393 A JP 14595393A JP 14595393 A JP14595393 A JP 14595393A JP 3467052 B2 JP3467052 B2 JP 3467052B2
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- image
- palm
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/40—Spoof detection, e.g. liveness detection
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/14—Vascular patterns
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Collating Specific Patterns (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばセキュリティ
ーシステムの一部を構成する個人識別装置に関し、特
に、生体の個体差を識別情報として用いる装置に関す
る。
ーシステムの一部を構成する個人識別装置に関し、特
に、生体の個体差を識別情報として用いる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、セキュリティーシステムの入退出
管理等に利用される個人識別装置としては、暗証番号を
入力する方式、ID番号が登録されたカードの情報を磁
気、あるいは光により読み取る方式、指紋、虹彩、眼底
血管等の生体情報を利用する方式等が知られている。
管理等に利用される個人識別装置としては、暗証番号を
入力する方式、ID番号が登録されたカードの情報を磁
気、あるいは光により読み取る方式、指紋、虹彩、眼底
血管等の生体情報を利用する方式等が知られている。
【0003】例えば、指紋を利用する装置は、特開昭6
3−123168号公報に開示され、虹彩を利用するシ
ステムは特開昭62−501889号公報に開示され
る。
3−123168号公報に開示され、虹彩を利用するシ
ステムは特開昭62−501889号公報に開示され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、暗証番
号を利用する方式では脅迫等により暗証番号が他人に洩
れる可能性があり、カードを利用する方式では紛失や盗
難によりカードが他人の手に渡る可能性があり、安全性
に問題がある。
号を利用する方式では脅迫等により暗証番号が他人に洩
れる可能性があり、カードを利用する方式では紛失や盗
難によりカードが他人の手に渡る可能性があり、安全性
に問題がある。
【0005】また、虹彩、眼底血管を利用する方式で
は、上記の方式より安全性は高くなるが、検出のために
目に光を入れる必要があり、利用者の負担が大きいとい
う問題がある。
は、上記の方式より安全性は高くなるが、検出のために
目に光を入れる必要があり、利用者の負担が大きいとい
う問題がある。
【0006】さらに、指紋はパターンが複雑であるため
に特徴点が100以上となり、指紋を利用する方式では
識別処理に多くの時間が必要となる。
に特徴点が100以上となり、指紋を利用する方式では
識別処理に多くの時間が必要となる。
【0007】
【発明の目的】この発明は、上述した従来技術の課題に
鑑みてなされたものであり、安全性が高いと共に、利用
者の負担が少なく、かつ、特徴点が指紋に比べて少ない
生体情報を利用した個人識別装置を提供することを目的
とする。
鑑みてなされたものであり、安全性が高いと共に、利用
者の負担が少なく、かつ、特徴点が指紋に比べて少ない
生体情報を利用した個人識別装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】掌は、厚い皮膚で構成さ
れる隆起部と、皮膚が薄くへこんだ皺部とで構成されて
いる。そして、掌には、一般に運命線、生命線、頭脳線
と呼ばれる比較的太く長い3本の皺があり、この皺のパ
ターンである手相は個人毎に異なるため、これを個人識
別情報として利用することができる。
れる隆起部と、皮膚が薄くへこんだ皺部とで構成されて
いる。そして、掌には、一般に運命線、生命線、頭脳線
と呼ばれる比較的太く長い3本の皺があり、この皺のパ
ターンである手相は個人毎に異なるため、これを個人識
別情報として利用することができる。
【0009】この発明にかかる個人識別装置は、識別情
報としてこの手相を用いることを特徴とし、具体的に
は、手相の像を画像として取り込む入力手段と、取り込
んだ手相の画像から個人の特徴量を抽出する抽出手段
と、登録時に、特徴量を個人識別情報として記憶する記
憶手段と、照合時に、記憶手段に記憶された特徴量と、
入力手段から出力される手相像に基づいて抽出される特
徴量とが一致するか否かを判断する判別手段とを備え、
前記入力手段は、掌を密着させるために凸の曲面を検出
面として有する透明体ブロックと、該透明体ブロックの
内部から前記掌を照明する照明装置と、前記掌が密着さ
れた曲面からの反射光を受光して手相の像を検出する撮
像装置と、から構成され、前記検出面の周辺部から頂点
までの高さの差hは、2mmから8mmの範囲内に設定
され、前記曲面の直径wは、45mmから75mmの範
囲に設定されていることを特徴とする。
報としてこの手相を用いることを特徴とし、具体的に
は、手相の像を画像として取り込む入力手段と、取り込
んだ手相の画像から個人の特徴量を抽出する抽出手段
と、登録時に、特徴量を個人識別情報として記憶する記
憶手段と、照合時に、記憶手段に記憶された特徴量と、
入力手段から出力される手相像に基づいて抽出される特
徴量とが一致するか否かを判断する判別手段とを備え、
前記入力手段は、掌を密着させるために凸の曲面を検出
面として有する透明体ブロックと、該透明体ブロックの
内部から前記掌を照明する照明装置と、前記掌が密着さ
れた曲面からの反射光を受光して手相の像を検出する撮
像装置と、から構成され、前記検出面の周辺部から頂点
までの高さの差hは、2mmから8mmの範囲内に設定
され、前記曲面の直径wは、45mmから75mmの範
囲に設定されていることを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、この発明にかかる個人識別装置の実施
例を説明する。図1は、実施例の個人識別装置の基本的
な構成例を示す。
例を説明する。図1は、実施例の個人識別装置の基本的
な構成例を示す。
【0011】この装置は、図1、図2に示すように、手
1を載せて掌の像を画像として取り込む入力装置2を備
えている。この入力装置2は、光源3及び投光レンズ群
4から構成される照明手段と、透明体ブロックとしての
プリズム5と、結像レンズ群9及び受像素子10から成
る受像手段とから構成されている。
1を載せて掌の像を画像として取り込む入力装置2を備
えている。この入力装置2は、光源3及び投光レンズ群
4から構成される照明手段と、透明体ブロックとしての
プリズム5と、結像レンズ群9及び受像素子10から成
る受像手段とから構成されている。
【0012】光源3は、蛍光灯、白熱電球、発光ダイオ
ード、エレクトロニックルミネッセンス、レーザー等に
より構成される。プリズム5は、照明光が入射する端面
6と、手1が置かれる側に凸となる曲面である検出面7
と、反射光が射出する端面8とを備えている。また、受
像素子10には、CCDセンサー等が用いられる。
ード、エレクトロニックルミネッセンス、レーザー等に
より構成される。プリズム5は、照明光が入射する端面
6と、手1が置かれる側に凸となる曲面である検出面7
と、反射光が射出する端面8とを備えている。また、受
像素子10には、CCDセンサー等が用いられる。
【0013】光源3から発して投光レンズ群4を介して
端面6からプリズム5に入射した照明光は、端面8で内
面反射されて検出面7に対して真下から入射する。検出
面に達した照明光は、皺部に対応する部分では検出面と
掌との間にスペースが生じるために一部が検出面で反射
すると共に、残部はプリズム外へ射出し、隆起部に対応
する部分では掌が検出面に密着するために散乱する。
端面6からプリズム5に入射した照明光は、端面8で内
面反射されて検出面7に対して真下から入射する。検出
面に達した照明光は、皺部に対応する部分では検出面と
掌との間にスペースが生じるために一部が検出面で反射
すると共に、残部はプリズム外へ射出し、隆起部に対応
する部分では掌が検出面に密着するために散乱する。
【0014】受像手段である結像レンズ群9と受像素子
10とは、この例では検出面上の全ての点において臨界
角より大きな角度で反射した光線のみが達する範囲に配
置されており、受像手段には皺部からの反射光は入射せ
ず、端面8から射出した隆起部からの散乱光のみが入射
する。したがって、得られる画像は白の隆起部の中に黒
で皺部の像が形成される。
10とは、この例では検出面上の全ての点において臨界
角より大きな角度で反射した光線のみが達する範囲に配
置されており、受像手段には皺部からの反射光は入射せ
ず、端面8から射出した隆起部からの散乱光のみが入射
する。したがって、得られる画像は白の隆起部の中に黒
で皺部の像が形成される。
【0015】図中の符号11は、手相の画像入力の開始
を指示するスイッチである。スイッチ11は、掌を検出
面7上に置いたときに指先で触れる位置に設けられてお
り、最も簡単には押ボタンスイッチでもよいし、指先の
接触を光電的に捉え、あるいは静電容量の変化として捉
えるスイッチであってもよい。また、スイッチを設ける
位置は、この実施例に限られず、さらに、スイッチを設
けずに後述のID番号の入力を入力開始の信号として用
いることもできる。
を指示するスイッチである。スイッチ11は、掌を検出
面7上に置いたときに指先で触れる位置に設けられてお
り、最も簡単には押ボタンスイッチでもよいし、指先の
接触を光電的に捉え、あるいは静電容量の変化として捉
えるスイッチであってもよい。また、スイッチを設ける
位置は、この実施例に限られず、さらに、スイッチを設
けずに後述のID番号の入力を入力開始の信号として用
いることもできる。
【0016】受像素子10から出力される画像データ
は、モニター12に表示されると共に、フレームメモリ
を備える画像入力装置13に記憶される。コンピュータ
14は、画像入力装置13に記憶された画像データを必
要に応じて読み込み、手相のパターンを画像化して個人
の特徴量を抽出する。
は、モニター12に表示されると共に、フレームメモリ
を備える画像入力装置13に記憶される。コンピュータ
14は、画像入力装置13に記憶された画像データを必
要に応じて読み込み、手相のパターンを画像化して個人
の特徴量を抽出する。
【0017】なお、コンピュータ14は、登録時には、
特徴量を個人識別情報として記憶する記憶手段としての
機能を発揮すると共に、照合時には、記憶された特徴量
と受像素子10の出力から得られる手相像から抽出され
る特徴量とが一致するか否かを判断する判別手段として
機能する。
特徴量を個人識別情報として記憶する記憶手段としての
機能を発揮すると共に、照合時には、記憶された特徴量
と受像素子10の出力から得られる手相像から抽出され
る特徴量とが一致するか否かを判断する判別手段として
機能する。
【0018】モニター11は、主として登録時の確認用
として利用され、照合専用の装置として利用する際には
設ける必要はない。また、ディスプレイ装置15は、登
録時の各種の操作手順の表示、照合時の動作確認情報の
表示等に使用される。
として利用され、照合専用の装置として利用する際には
設ける必要はない。また、ディスプレイ装置15は、登
録時の各種の操作手順の表示、照合時の動作確認情報の
表示等に使用される。
【0019】上記のシステムをセキュリティーシステム
の入退出管理に利用する場合には、少なくとも入力装置
2を制御対象となるオートロックが設けられたドアの近
傍に配置し、このロックをコンピュータ14からの司令
により制御する。
の入退出管理に利用する場合には、少なくとも入力装置
2を制御対象となるオートロックが設けられたドアの近
傍に配置し、このロックをコンピュータ14からの司令
により制御する。
【0020】また、制御の対象となるドアが複数ある場
合には、図3に示すように入力装置2をドア毎に1台づ
つ設けると共に、画像入力装置13とコンピュータ14
とを1組設けて集中管理するよう構成することもでき
る。
合には、図3に示すように入力装置2をドア毎に1台づ
つ設けると共に、画像入力装置13とコンピュータ14
とを1組設けて集中管理するよう構成することもでき
る。
【0021】さらに、図3のシステムを単位として複数
の単位システムを連結して複合システムを構成すること
もできる。図4は、その複合システムの例を示し、各単
位システムのコンピュータ14間が通信網で結ばれてお
り、個人の識別データ、開錠の履歴、あるいは各単位シ
ステムの利用状況等の情報をやり取りすることができ
る。
の単位システムを連結して複合システムを構成すること
もできる。図4は、その複合システムの例を示し、各単
位システムのコンピュータ14間が通信網で結ばれてお
り、個人の識別データ、開錠の履歴、あるいは各単位シ
ステムの利用状況等の情報をやり取りすることができ
る。
【0022】このような複合システムは、例えば同一組
織の施設が複数の箇所に分散している場合に利用でき、
1つの施設で登録した識別データを他の施設においても
利用することにより、各施設において個別に登録する必
要がなく、効率的な運用が可能となる。
織の施設が複数の箇所に分散している場合に利用でき、
1つの施設で登録した識別データを他の施設においても
利用することにより、各施設において個別に登録する必
要がなく、効率的な運用が可能となる。
【0023】次に、図5に基づいて実施例の装置の作用
を説明する。図5の例では(a)登録と(b)照合とを別個
のプログラムで処理しているが、これらの2つの機能を
共通のプログラム内で処理してもよい。
を説明する。図5の例では(a)登録と(b)照合とを別個
のプログラムで処理しているが、これらの2つの機能を
共通のプログラム内で処理してもよい。
【0024】処理がスタートすると、ステップ(図中で
は「S.」で示す)1において個人識別用のID番号の
入力が促され、これが入力されるとステップ2で撮像素
子10から掌の画像データが入力される。処理のスター
トは、登録プログラムを操作者が起動してもよいし、ス
テップ1のID番号入力をトリガとしてスタートさせて
もよい。
は「S.」で示す)1において個人識別用のID番号の
入力が促され、これが入力されるとステップ2で撮像素
子10から掌の画像データが入力される。処理のスター
トは、登録プログラムを操作者が起動してもよいし、ス
テップ1のID番号入力をトリガとしてスタートさせて
もよい。
【0025】ID番号は、キーボードを用いて直接入力
してもよいし、磁気カード等を読取装置にかけて入力す
るようにしてもよい。
してもよいし、磁気カード等を読取装置にかけて入力す
るようにしてもよい。
【0026】ステップ2では、手を所定の位置に置く
と、これをスイッチ11が検出し、光源3が点灯して画
像が画像入力装置13に入力される。あるいは、ID番
号の入力により光源3を点灯させてもよい。画像の入力
が完了すると、図示せぬ告示手段により、画像入力が完
了したことを音声、光等により被測定者に知らせる。登
録時には、モニター12の表示を観察しながら、良好な
画像が得られたか否かを確認し、良好な画像が得られる
まで画像入力を繰り返すこともできる。
と、これをスイッチ11が検出し、光源3が点灯して画
像が画像入力装置13に入力される。あるいは、ID番
号の入力により光源3を点灯させてもよい。画像の入力
が完了すると、図示せぬ告示手段により、画像入力が完
了したことを音声、光等により被測定者に知らせる。登
録時には、モニター12の表示を観察しながら、良好な
画像が得られたか否かを確認し、良好な画像が得られる
まで画像入力を繰り返すこともできる。
【0027】ステップ3では、画像入力装置13に記憶
された画像データをコンピュータ14内で処理して画質
を改善する。入力された画像データには、図6(a)に示
すように検出対象とする3本の比較的太い皺16,1
7,18以外に、ノイズとなる細かい皺も含まれる。こ
こから微細な皺やノイズを除去するために画像データを
二値化して図6(b)に示す画像を取り出す。続いて、画
像の膨張収縮処理をして図6(c)に示すような画像デー
タを得る。なお、個人差により、画質改善処理を実行し
ても細かい皺の情報が残存する可能性があるが、画質改
善によっても消去されない皺は、個人を特定する識別情
報として意味を有するため、必ずしも図6(c)に示すよ
うな3本の皺のみを抽出する必要はない。
された画像データをコンピュータ14内で処理して画質
を改善する。入力された画像データには、図6(a)に示
すように検出対象とする3本の比較的太い皺16,1
7,18以外に、ノイズとなる細かい皺も含まれる。こ
こから微細な皺やノイズを除去するために画像データを
二値化して図6(b)に示す画像を取り出す。続いて、画
像の膨張収縮処理をして図6(c)に示すような画像デー
タを得る。なお、個人差により、画質改善処理を実行し
ても細かい皺の情報が残存する可能性があるが、画質改
善によっても消去されない皺は、個人を特定する識別情
報として意味を有するため、必ずしも図6(c)に示すよ
うな3本の皺のみを抽出する必要はない。
【0028】次に、ステップ4において特徴量を抽出す
るために図7に(1)〜(6)で示されるような特徴点を線
追跡手法などによりピックアップする。特徴点には、
(1)のような端点と(2)のような分岐点とがあり、円形
の画面に表示された同心円を基準として、円の中心に近
い方から順に番号が付される。
るために図7に(1)〜(6)で示されるような特徴点を線
追跡手法などによりピックアップする。特徴点には、
(1)のような端点と(2)のような分岐点とがあり、円形
の画面に表示された同心円を基準として、円の中心に近
い方から順に番号が付される。
【0029】特徴量としては、図7に黒点で示される各
特徴点の数や位置的座標、図8に*印で示されるような
各特徴点から延びる枝線を等分割した点の座標、図9の
矢印で示される枝線の方向ベクトルや特徴点間の接続関
係、同じく図9中の符号a〜dで示される各ベクトルの
なす角度、図10のe〜iで示される枝線上の分割点を
結ぶ直線がなす角度(この例ではh=0)等が考えられ
る。これらの特徴量を単独で、あるいは複数組み合せて
個人を特定する識別情報として利用する。
特徴点の数や位置的座標、図8に*印で示されるような
各特徴点から延びる枝線を等分割した点の座標、図9の
矢印で示される枝線の方向ベクトルや特徴点間の接続関
係、同じく図9中の符号a〜dで示される各ベクトルの
なす角度、図10のe〜iで示される枝線上の分割点を
結ぶ直線がなす角度(この例ではh=0)等が考えられ
る。これらの特徴量を単独で、あるいは複数組み合せて
個人を特定する識別情報として利用する。
【0030】登録時には、ステップ4からステップ5へ
進み、抽出された特徴量をID番号と共にディスク装置
等に記録してデータを保存し、処理を終了する。
進み、抽出された特徴量をID番号と共にディスク装置
等に記録してデータを保存し、処理を終了する。
【0031】照合時には、ステップ6において登録され
ている保存データからID番号をキーにして特徴量を呼
び出し、ステップ7で入力されたデータから抽出された
特徴量と保存されていたデータの特徴量とを比較する。
登録時と照合時とで掌の方向が回転する場合等も予測さ
れるため、比較の際には所定の許容範囲を設けてもよ
い。特徴量として、ベクトルのなす角度や、特徴点間の
接続関係を用いた場合には、回転による影響を受けにく
くすることができる。
ている保存データからID番号をキーにして特徴量を呼
び出し、ステップ7で入力されたデータから抽出された
特徴量と保存されていたデータの特徴量とを比較する。
登録時と照合時とで掌の方向が回転する場合等も予測さ
れるため、比較の際には所定の許容範囲を設けてもよ
い。特徴量として、ベクトルのなす角度や、特徴点間の
接続関係を用いた場合には、回転による影響を受けにく
くすることができる。
【0032】また、上記のズレが許容範囲を越える場合
や、ID番号の入力ミス等の誤操作に対応するため、照
合時には比較結果が他人であるときにもステップ1から
の動作を所定回数繰り返すよう設定してもよい。
や、ID番号の入力ミス等の誤操作に対応するため、照
合時には比較結果が他人であるときにもステップ1から
の動作を所定回数繰り返すよう設定してもよい。
【0033】比較の結果、本人であると確認されれば、
ステップ8からステップ9へ進み、ドアのロックを解除
する等の対応動作をして処理を終了し、本人であること
が確認できなければ、ステップ10へ進んでロックを解
除しない等拒否動作をして処理を終了する。
ステップ8からステップ9へ進み、ドアのロックを解除
する等の対応動作をして処理を終了し、本人であること
が確認できなければ、ステップ10へ進んでロックを解
除しない等拒否動作をして処理を終了する。
【0034】画像データをそのまま保存するのでなく、
特徴量を抽出してから保存するため、保存される個々デ
ータの情報量をコンパクトにすることができると共に、
照合時にも迅速に判別することができる。
特徴量を抽出してから保存するため、保存される個々デ
ータの情報量をコンパクトにすることができると共に、
照合時にも迅速に判別することができる。
【0035】なお、上記の例では、ID番号と手相の特
徴量とをリンクさせて管理しているが、照合処理の時間
が短い場合、すなわち、登録されるデータ件数が少ない
か、1件当たりの特徴量のデータ容量を少なく限定して
いる等の場合には、ID番号を使用せずに、入力された
画像から抽出された特徴量を、登録されている特徴量の
データと逐一比較することにより、照合することもでき
る。
徴量とをリンクさせて管理しているが、照合処理の時間
が短い場合、すなわち、登録されるデータ件数が少ない
か、1件当たりの特徴量のデータ容量を少なく限定して
いる等の場合には、ID番号を使用せずに、入力された
画像から抽出された特徴量を、登録されている特徴量の
データと逐一比較することにより、照合することもでき
る。
【0036】次に、上述した入力装置2の他の構成例を
説明する。プリズム5に対する照明装置と撮像装置との
配置については、検出面7での照明光の反射の仕方によ
り、以下の3通りの組み合せが考えられる。
説明する。プリズム5に対する照明装置と撮像装置との
配置については、検出面7での照明光の反射の仕方によ
り、以下の3通りの組み合せが考えられる。
【0037】第1は、検出面での全反射光を直接利用す
る場合である。この場合には、照明光を検出面の各点に
おける臨界角より大きな角度で検出面へ入射させると共
に、受像手段を臨界角より大きな角度範囲に配置する。
照明光は、皺部に対応する部分では検出面で全反射して
受像手段に到り、隆起部に対応する部分では散乱してそ
の一部が受像手段に達する。したがって、得られる画像
は、グレーの隆起部の中に白で皺部の像が形成される。
る場合である。この場合には、照明光を検出面の各点に
おける臨界角より大きな角度で検出面へ入射させると共
に、受像手段を臨界角より大きな角度範囲に配置する。
照明光は、皺部に対応する部分では検出面で全反射して
受像手段に到り、隆起部に対応する部分では散乱してそ
の一部が受像手段に達する。したがって、得られる画像
は、グレーの隆起部の中に白で皺部の像が形成される。
【0038】第2は、検出面での全反射光を間接的に利
用する場合である。この場合には、照明光を臨界角より
大きな角度で検出面へ入射させると共に、受像手段を全
反射光が到達しない範囲に配置する。全反射光が到達し
ないのは、全反射した光束が射出する側における臨界角
より小さな角度範囲と、照明手段と同一のサイドとであ
る。照明光は、皺部に対応する部分では検出面で全反射
して受像手段へ到達せず、隆起部に対応する部分での散
乱光の一部が受像手段に達する。したがって、得られる
画像は、グレーの隆起部の中に黒で皺部の像が形成され
る。但し、撮像手段を照明手段と同一のサイドに設ける
場合には、隆起部からの戻り光が比較的少なくなるた
め、画像のコントラストを高めることは難しい。
用する場合である。この場合には、照明光を臨界角より
大きな角度で検出面へ入射させると共に、受像手段を全
反射光が到達しない範囲に配置する。全反射光が到達し
ないのは、全反射した光束が射出する側における臨界角
より小さな角度範囲と、照明手段と同一のサイドとであ
る。照明光は、皺部に対応する部分では検出面で全反射
して受像手段へ到達せず、隆起部に対応する部分での散
乱光の一部が受像手段に達する。したがって、得られる
画像は、グレーの隆起部の中に黒で皺部の像が形成され
る。但し、撮像手段を照明手段と同一のサイドに設ける
場合には、隆起部からの戻り光が比較的少なくなるた
め、画像のコントラストを高めることは難しい。
【0039】第3は、検出面での全反射光を全く利用し
ない場合である。この場合には、照明光を臨界角より小
さな角度で検出面へ入射させると共に、受像手段を臨界
角より大きな角度範囲に配置する。照明光は、皺部に対
応する部分では一部が検出面を透過して皺部に達し、皺
部で反射されて検出面に入射すると共に、残りは検出面
で反射され、いずれも臨界角内で進むために受像手段に
は達しない。一方、隆起部に対応する部分での散乱光
は、その一部が受像手段に達する。したがって、得られ
る画像は白の隆線部の中に黒で皺部の像が形成される。
前述の図1に示した構成は、この第3の条件をみたすよ
う各装置が配置されている。
ない場合である。この場合には、照明光を臨界角より小
さな角度で検出面へ入射させると共に、受像手段を臨界
角より大きな角度範囲に配置する。照明光は、皺部に対
応する部分では一部が検出面を透過して皺部に達し、皺
部で反射されて検出面に入射すると共に、残りは検出面
で反射され、いずれも臨界角内で進むために受像手段に
は達しない。一方、隆起部に対応する部分での散乱光
は、その一部が受像手段に達する。したがって、得られ
る画像は白の隆線部の中に黒で皺部の像が形成される。
前述の図1に示した構成は、この第3の条件をみたすよ
う各装置が配置されている。
【0040】図11に示す実施例2では、上述した第1
の条件で各手段が配置されている。光源3から発して投
光レンズ群4を介して端面6からプリズム5に入射した
照明光は、検出面7に対して臨界角より大きな角度で入
射するため、皺部に対応する部分では全反射されると共
に、隆起部に対応する部分では散乱する。皺部からの全
反射光と隆起部における散乱光の一部は、端面8から射
出して結像レンズ群9を介して受像素子10上に結像す
る。
の条件で各手段が配置されている。光源3から発して投
光レンズ群4を介して端面6からプリズム5に入射した
照明光は、検出面7に対して臨界角より大きな角度で入
射するため、皺部に対応する部分では全反射されると共
に、隆起部に対応する部分では散乱する。皺部からの全
反射光と隆起部における散乱光の一部は、端面8から射
出して結像レンズ群9を介して受像素子10上に結像す
る。
【0041】図12に示す実施例3では、上記の第2の
条件で各手段が配置されている。光源3を発して投光レ
ンズ群4を透過した照明光は、プリズムの端面8からプ
リズム5内に入射する。照明光は、検出面7に対して臨
界角より大きな角度で入射するため、皺部に対応する部
分では全反射されてプリズムの他方の端面6からプリズ
ム外に射出する。隆起部に対応する部分で散乱された照
明光の一部は、端面8からプリズム外に射出して結像レ
ンズ群9を介して受像素子10に達する。
条件で各手段が配置されている。光源3を発して投光レ
ンズ群4を透過した照明光は、プリズムの端面8からプ
リズム5内に入射する。照明光は、検出面7に対して臨
界角より大きな角度で入射するため、皺部に対応する部
分では全反射されてプリズムの他方の端面6からプリズ
ム外に射出する。隆起部に対応する部分で散乱された照
明光の一部は、端面8からプリズム外に射出して結像レ
ンズ群9を介して受像素子10に達する。
【0042】図13に示す実施例4では、上記の第3の
条件で各手段が配置されてる。光源3から発して投光レ
ンズ群4を透過した照明光は、プリズム5の端面6から
入射して検出面7に対して臨界角より小さい角度で入射
する。照明光は、皺部に対応する部分では一部が検出面
で反射すると共に、残部はプリズム外へ射出し、隆起部
に対応する部分では散乱する。
条件で各手段が配置されてる。光源3から発して投光レ
ンズ群4を透過した照明光は、プリズム5の端面6から
入射して検出面7に対して臨界角より小さい角度で入射
する。照明光は、皺部に対応する部分では一部が検出面
で反射すると共に、残部はプリズム外へ射出し、隆起部
に対応する部分では散乱する。
【0043】受像手段である結像レンズ群9と受像素子
10とは、臨界角より大きな角度範囲に配置されている
ため、受像手段には皺部からの反射光は入射せず、端面
8から射出した隆起部からの散乱光のみが入射する。
10とは、臨界角より大きな角度範囲に配置されている
ため、受像手段には皺部からの反射光は入射せず、端面
8から射出した隆起部からの散乱光のみが入射する。
【0044】第3の条件を満たすためには、図13に破
線で示したように端面8側から照明光を入射させるよう
光源3と投光レンズ群4とを配置してもよいし、実線で
示した光源と破線で示した光源とを同時に点灯させても
よい。また、図14に示す実施例5のように、プリズム
5の真下から照明してもよい。ただし、図13の破線位
置や図14の位置に照明手段を設ける場合には、端面8
で直接反射された光束が受像手段に達しないよう配慮す
る必要がある。
線で示したように端面8側から照明光を入射させるよう
光源3と投光レンズ群4とを配置してもよいし、実線で
示した光源と破線で示した光源とを同時に点灯させても
よい。また、図14に示す実施例5のように、プリズム
5の真下から照明してもよい。ただし、図13の破線位
置や図14の位置に照明手段を設ける場合には、端面8
で直接反射された光束が受像手段に達しないよう配慮す
る必要がある。
【0045】図15に示す実施例6、および図16に示
す実施例7は、いずれも上記の条件3を満たす配置であ
る。底面6から入射した照明光は、検出面7の頂点の接
平面に対して垂直に入射し、隆起部からの散乱光が端面
8から射出して受像素子10に達する。
す実施例7は、いずれも上記の条件3を満たす配置であ
る。底面6から入射した照明光は、検出面7の頂点の接
平面に対して垂直に入射し、隆起部からの散乱光が端面
8から射出して受像素子10に達する。
【0046】透明体ブロックとしてのプリズム5の形状
は、三角プリズムに限られず、条件を満たせば、台形や
角錐、角錐台等の形状とすることもできる。また、プリ
ズムの検出面の曲面形状は、球面のみでなく回転対称な
非球面、楕円体面、あるいは、回転非対称な非球面であ
ってもよい。
は、三角プリズムに限られず、条件を満たせば、台形や
角錐、角錐台等の形状とすることもできる。また、プリ
ズムの検出面の曲面形状は、球面のみでなく回転対称な
非球面、楕円体面、あるいは、回転非対称な非球面であ
ってもよい。
【0047】なお、検出面7の周辺部から頂点までの高
さの差h(図17参照)は、掌の窪みに合わせて設定すれ
ばよいが、個人差により、また、掌への力の入れ具合に
より、1mm〜10mm程度のばらつきが認められた
(サンプル数30名)。したがって、hは2mmから8m
mの範囲に設定すれば、一般に掌にフィットする形状と
なる。また、検出面の曲面部の直径wは、45mmから
75mmの範囲にあればよい。
さの差h(図17参照)は、掌の窪みに合わせて設定すれ
ばよいが、個人差により、また、掌への力の入れ具合に
より、1mm〜10mm程度のばらつきが認められた
(サンプル数30名)。したがって、hは2mmから8m
mの範囲に設定すれば、一般に掌にフィットする形状と
なる。また、検出面の曲面部の直径wは、45mmから
75mmの範囲にあればよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、個人を特定する識別情報として手相を用いることに
より、安全で、利用者にかかる負担を小さくしつつ、か
つ、指紋を用いるよりも少ない特徴点で、すなわち短時
間で判別が可能な個人識別装置を提供することができ
る。
ば、個人を特定する識別情報として手相を用いることに
より、安全で、利用者にかかる負担を小さくしつつ、か
つ、指紋を用いるよりも少ない特徴点で、すなわち短時
間で判別が可能な個人識別装置を提供することができ
る。
【0049】また、入力手段として凸の曲面を検出面と
して備える透明体ブロックを利用することにより、掌全
体の像を正確に検出することができる。
して備える透明体ブロックを利用することにより、掌全
体の像を正確に検出することができる。
【図1】 この発明にかかる個人識別装置の実施例1を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】 図1に示す入力装置の斜視図である。
【図3】 複数の入力装置を一台のコンピュータで管理
する場合の単位システムのシステム図である。
する場合の単位システムのシステム図である。
【図4】 1台、または複数の入力装置を管理する複数
のコンピュータ間を通信網で接続した複合システムのシ
ステム図である。
のコンピュータ間を通信網で接続した複合システムのシ
ステム図である。
【図5】 この発明の実施例の装置の作動を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】 (a)は入力される掌の画像を示す説明図、
(b)は(a)の画像データを二値化して得られる画像を示
す説明図、(c)は(b)の画像データを膨張収縮処理して
得られる画像を示す説明図である。
(b)は(a)の画像データを二値化して得られる画像を示
す説明図、(c)は(b)の画像データを膨張収縮処理して
得られる画像を示す説明図である。
【図7】 図6の画像データから特徴点を抽出した状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】 特徴量を特徴点間の分割点の座標として捉え
る場合の説明図である。
る場合の説明図である。
【図9】 特徴量を特徴点の分割点間や特徴点間を結ぶ
ベクトル、あるいは、これらのベクトルのなす角度とし
て捉える場合の説明図である。
ベクトル、あるいは、これらのベクトルのなす角度とし
て捉える場合の説明図である。
【図10】 特徴量を分割点を結ぶ直線のなす角度とし
て捉える場合の説明図である。
て捉える場合の説明図である。
【図11】 実施例2にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】 実施例3にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図13】 実施例4にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図14】 実施例5にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図15】 実施例6にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図16】 実施例7にかかる入力装置の光学系を示す
説明図である。
説明図である。
【図17】 プリズムの曲面の大きさを示す説明図であ
る。
る。
1…手
2…入力装置
3…光源
4…投光レンズ群
5…プリズム
7…検出面
6…端面
8…端面
9…結像レンズ群
10…受像素子
14…コンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−204390(JP,A)
特開 平4−78979(JP,A)
特開 昭57−136238(JP,A)
特開 昭60−92579(JP,A)
特開 平3−275879(JP,A)
塩野充外2名,手形を用いたゲート管
理のための個人同定実験,電子情報通信
学会論文誌D−II,1991年 6月25
日,Vol. J74−D−II, N
o. 6,pp.688−697
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06T 7/00
G06T 1/00
Claims (4)
- 【請求項1】手相の像を画像として取り込む入力手段
と、 取り込んだ手相の画像から個人の特徴量を抽出する抽出
手段と、 登録時に、前記特徴量を個人識別情報として記憶する記
憶手段と、 照合時に、前記記憶手段に記憶された特徴量と、 前記入力手段から出力される手相像に基づいて抽出され
る特徴量とが一致するか否かを判断する判別手段とを備
え、前記入力手段は、 掌を密着させるために凸の曲面を検出面として有する透
明体ブロックと、 該透明体ブロックの内部から前記掌を照明する照明装置
と、 前記掌が密着された曲面からの反射光を受光して手相の
像を検出する撮像装置と、から構成され 前記検出面の周辺部から頂点までの高さの差hは、2m
mから8mmの範囲内に設定され、 前記曲面の直径wは、45mmから75mmの範囲に設
定されていることを特徴とする 個人識別装置。 - 【請求項2】 前記入力手段と、前記抽出手段と、前記記
憶手段と、前記判別手段とがそれぞれ1つづつ設けられ
て構成されることを特徴とする請求項1に記載の個人識
別装置。 - 【請求項3】 前記入力手段が複数設けられ、前記抽出手
段、前記記憶手段、前記判別手段はそれぞれ1つづつ設
けられ、前記複数の入力手段からの情報を一括して処理
することを特徴とする請求項1に記載の個人識別装置。 - 【請求項4】 前記入力手段と、前記抽出手段と、前記記
憶手段と、前記判別手段とがそれぞれ複数設けられ、前
記複数の判別手段の間でデータ転送が可能な通信網を有
することを特徴とする請求項1に記載の個人識別装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14595393A JP3467052B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 個人識別装置 |
DE4421242A DE4421242B4 (de) | 1993-06-17 | 1994-06-17 | Bilderfassungseinrichtung für ein Identifikationssystem |
US08/261,968 US5526436A (en) | 1993-06-17 | 1994-06-17 | Image detecting apparatus for an individual identifying system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14595393A JP3467052B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 個人識別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721366A JPH0721366A (ja) | 1995-01-24 |
JP3467052B2 true JP3467052B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=15396855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14595393A Expired - Fee Related JP3467052B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 個人識別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467052B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5598474A (en) * | 1994-03-29 | 1997-01-28 | Neldon P Johnson | Process for encrypting a fingerprint onto an I.D. card |
US6185319B1 (en) * | 1996-12-06 | 2001-02-06 | Yamatake Honeywell Co., Ltd. | Fingerprint input apparatus |
JP2944602B2 (ja) | 1998-01-14 | 1999-09-06 | 警察庁長官 | 掌紋印象の登録・照合方法およびその装置 |
US6175407B1 (en) * | 1998-12-17 | 2001-01-16 | Identix Incorporated | Apparatus and method for optically imaging features on the surface of a hand |
KR100347269B1 (ko) * | 1999-08-26 | 2002-08-07 | 주식회사 세코닉스 | 지문 인식 장치 |
US6496630B2 (en) * | 2000-03-10 | 2002-12-17 | Omron Corporation | Fingerprint recognition device and fingerprint reading window construction |
JP4601380B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-12-22 | 富士通株式会社 | 生体認証システムの登録方法、生体認証システム及びそのプログラム |
FR3006791B1 (fr) * | 2013-06-07 | 2015-06-26 | Morpho | Dispositif de capture d'une image representative d'une empreinte d'une partie du corps d'une personne |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14595393A patent/JP3467052B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
塩野充外2名,手形を用いたゲート管理のための個人同定実験,電子情報通信学会論文誌D−II,1991年 6月25日,Vol. J74−D−II, No. 6,pp.688−697 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0721366A (ja) | 1995-01-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |