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JP3463303B2 - 車両用ヒートポンプ式冷暖房装置 - Google Patents

車両用ヒートポンプ式冷暖房装置

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Publication number
JP3463303B2
JP3463303B2 JP26608992A JP26608992A JP3463303B2 JP 3463303 B2 JP3463303 B2 JP 3463303B2 JP 26608992 A JP26608992 A JP 26608992A JP 26608992 A JP26608992 A JP 26608992A JP 3463303 B2 JP3463303 B2 JP 3463303B2
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JP
Japan
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air
heat exchanger
vehicle interior
refrigerant
temperature
Prior art date
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JP26608992A
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孝佳 松岡
康弘 増村
利男 大橋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/995,096 priority patent/US5404729A/en
Priority to DE4244137A priority patent/DE4244137C2/de
Publication of JPH05229333A publication Critical patent/JPH05229333A/ja
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3207Control means therefor for minimizing the humidity of the air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B6/00Compression machines, plants or systems, with several condenser circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサの駆動に
より冷媒を車室外熱交換器や車室内熱交換器に循環させ
る蒸気圧縮サイクルを備えた車両用ヒートポンプ式冷暖
房装置であって、特に、その冷暖房能力を向上させるも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ヒートポンプ式冷暖房装置
としては、特開平2−290475号公報や特開平2−
130808号公報などに開示されているように、四方
弁で冷媒の流れを暖房運転時と冷房運転時とで逆転さ
せ、暖房運転時には、車室外熱交換器を吸熱器として使
用し、車室内熱交換器を放熱器として使用し、冷房運転
時には、車室外熱交換器を放熱器として使用し、車室内
熱交換器を吸熱器として使用するようにしたものが知ら
れている。
【0003】具体的には、上記特開平2−290475
号公報に開示された冷暖房装置を、図22に図示して説
明する。つまり、暖房運転時には、四方弁2が実線示の
ように切り換えられ、冷媒がコンプレッサ1→四方弁2
→第1車室内熱交換器3→加熱用熱交換器4→第2車室
内熱交換器5→膨張弁6→車室外熱交換器7→四方弁2
→レシーバ8→コンプレッサ1と循環し、第1車室内熱
交換器3がコンプレッサ1から吐出された高温なる冷媒
の熱をブロアファン9で導入された空気に放熱して車室
内暖房用の温風を作り、加熱用熱交換器4がエンジン1
0からの廃熱を冷媒に吸熱し、この冷媒の熱を第2車室
内熱交換器5がブロアファン11で導入された空気に放
熱して車室内暖房用の温風を作り、車室外熱交換器7が
ファン12で導入された外気の熱を冷媒に吸熱する。冷
房運転時には、四方弁2が点線示のように切り換えら
れ、冷媒がコンプレッサ1→車室外熱交換器7→膨張弁
6→第2車室内熱交換器5→第1車室内熱交換器3→四
方弁2→レシーバ8→コンプレッサ1と循環し、車室外
熱交換器7がコンプレッサ1から吐出された高温なる冷
媒の熱を外気に放熱し、第1,第2車室内熱交換器3,
5がブロワファン9,11で導入された空気の熱を冷媒
に放熱して車室内冷房用の冷風を作る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例にあっ
ては、四方弁2で冷媒の流れを暖房運転時と冷媒運転時
とで逆転させ、暖房運転時には、車室外熱交換器7を吸
熱器として使用し、車室内熱交換器3,5を放熱器とし
て使用して車室内暖房用の温風を作り、冷房運転時に
は、車室外熱交換器7を放熱器として使用し、車室内熱
交換器3,5を吸熱器として使用して車室内冷房用の冷
風を作るようになっているので、外気温が低い時や走行
時あるいは降雨時、さらに降雪時などのような気候条件
において、暖房運転を行うと、車室外熱交換器7での吸
熱量が減少する。そして、コンプレッサ1の仕事量が一
定であると仮定すると、車室外熱交換器7からの吸熱量
とコンプレッサ1の仕事量との合計熱量を放熱する車室
内熱交換器3,5での放熱量が減少し、暖房能力が低下
する。しかも、暖房能力が低下すると、着霜現象が生じ
易くなる。そして、着霜現象の発生回数が増えると、デ
フロスト運転の回数が増加し、安定した暖房運転が得ら
れなくなる。
【0005】また、車両特有の現象として、乗員数が多
くなって車室内の温湿度が上昇した時には、窓の防曇を
行うために、冬期においても、冷房運転と暖房運転とを
併用することがある。こうした場合、従来例では、車両
用ヒートポンプ式冷暖房装置で除湿し、その後、エンジ
ン10の排気熱を利用した加熱用熱交換器4で加熱する
ことによって防曇をすることができる。しかし、車両用
ヒートポンプ式冷暖房装置は、冷房運転か暖房運転の一
方のみしか行えないので、熱源容量が小さく加熱に使用
できる熱量が制限される場合には、乗員が適温と感じる
程度に車室内の温度を維持することができない可能性が
ある。
【0006】一方、暖房運転時において、車室内熱交換
器3,5を放熱器として使用し、車室外熱交換器7を吸
熱器として使用せずに、例えば、エンジンの排気熱を利
用した第3の熱交換器で冷媒に吸熱させることも考えら
れるけれども、ソーラカーや電気自動車のように大きな
熱源を持たない場合には使用することはできない。
【0007】そこで本発明にあっては、冷媒の流れを暖
房運転時と冷房運転時とで逆転せずに、冷暖房能力を向
上することを課題にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1〜5の発明に係
る車両用ヒートポンプ式冷暖房装置は、冷媒に仕事量を
加えるコンプレッサと、このコンプレッサの冷媒吐出側
に接続され、冷媒の熱を外気に放熱する車室外熱交換器
と、送風手段の下流側に位置してコンプレッサの冷媒吐
出側に接続され、冷媒の熱を送風手段によって導入され
た空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室内熱
交換器と、この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続
された膨張手段と、送風手段と第1車室内熱交換器の間
に位置して膨張手段の冷媒流出側に接続され、送風手段
によって導入された空気の熱を車室外熱交換器および第
1車室内熱交換器の少なくとも一方から膨張手段を通し
て供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイプの第
2車室内熱交換器と、コンプレッサの冷媒吐出側と車室
外熱交換器および第1車室内熱交換器の冷媒流入側との
間に設けられ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷
房運転時には車室外熱交換器に導入し、暖房運転時には
車室外熱交換器を迂回させて前記第1車室内熱交換器に
導入する冷媒流路切り換え手段と、暖房運転時に第2車
室内熱交換器に導入される空気を外気よりも高温に設定
する手段とを具備する。
【0009】請求項2の発明は、第2車室内熱交換器に
導入される空気を外気よりも高温に設定する手段を、第
1車室内熱交換器の空気下流側に設けられた空調風導入
口と、この空調風導入口を開閉するリターンドアと、こ
の空調風導入口から送風手段の内気導入口側に連設され
た再循環ダクトとで構成したものである。請求項3の発
明は、冷媒圧力または冷媒温度に相関した値を検出する
冷媒検出手段と、この冷媒検出手段からの出力に応じ
て、リターンドアおよび車室内に空調風を吹き出す吹き
出し口を切換える切換手段とを備えたものである。請求
項4の発明は、送風手段によって導入された空気の温度
を検出する吹き出し温度センサと、車室内の温度を検出
する室温センサと、リターンドアの開度を調節するリタ
ーンドア開度調節手段と、第1車室内熱交換器の下流に
設けられたフット吹き出し口を開閉するフットドアと、
このフットドアの開度を調節するフットドア開度調節手
段と、インテークドアを駆動して送風手段への外気導入
量および車室内空気導入量を調節するインテーク手段
と、送風手段によって導入された空気の温度または車室
内の温度に基づいてリターンドア開度調節手段,フット
ドア開度調節手段およびインテーク手段を制御する制御
手段とを付加したものである。請求項5の発明は、暖房
開始時に内気導入量が所定量以上となるようにインテー
ク手段を制御するインテーク制御部と、送風手段によっ
て導入された空気の温度が所定温度未満の場合には、リ
ターンドアを全開、かつフットドアを全閉とし、送風手
段によって導入された空気の温度が所定温度以上になる
と、車室内温度の上昇に従ってリターンドアを徐々に閉
じるとともにフットドアを徐々に開くべく両開度調節手
段を制御するドア制御部とから制御手段を構成したもの
である。
【0010】請求項6の発明は、上述したコンプレッ
サ,車室外熱交換器,第1車室内熱交換器,膨張手段,
第2車室内熱交換器および冷媒流路切り換え手段を備え
るとともに、吸熱タイプの第2車室内熱交換器に導入さ
れる空気の風温を検出する風温センサと、暖房運転時に
風温センサからの検出風温によりコンプレッサの仕事量
を演算し、この演算した仕事量によりコンプレッサを駆
動する手段とを具備するものである。
【0011】請求項7の発明は、上述したコンプレッ
サ,車室外熱交換器,第1車室内熱交換器,膨張手段,
第2車室内熱交換器および冷媒流路切り換え手段を備え
るとともに、第1車室内熱交換器の空気導入側に設けら
れるエアミックスドアと、このエアミックスドアが冷房
運転時に閉じているときに、エアミックスドアを微少量
開いて、第2車室内熱交換器を通過した後の冷風の一部
を第1車室内熱交換器に導入する手段とを具備するもの
である。
【0012】
【作用】暖房運転時には、コンプレッサの駆動により、
冷媒がコンプレッサから流路切り換え手段、第1車室内
熱交換器、膨張手段、第2車室内熱交換器を順に経由し
てコンプレッサに循環し、第1車室内熱交換器がコンプ
レッサから吐出された高温なる冷媒の熱を送風手段で導
入された空気に放熱して温風を作り、第2車室内熱交換
器が送風手段で導入された空気の熱を冷媒に放熱して冷
風を作る。
【0013】冷房運転時には、コンプレッサの駆動によ
り、冷媒がコンプレッサから流路切り換え手段、車室外
熱交換器のみ、または車室外熱交換器と第1車室内熱交
換器との両方、膨張手段、第2車室内熱交換器を順に経
由してコンプレッサに循環し、車室外熱交換器がコンプ
レッサから吐出された高温なる冷媒の熱を外気に放熱
し、第2車室内熱交換器が送風手段で導入された空気の
熱を冷媒に放熱して冷風を作る。
【0014】要するに、流路切り換え手段の流路切り換
え動作により、冷媒が逆流することなく、暖房運転時に
は、第1車室内熱交換器を放熱器として使用し、第2車
室内熱交換器を吸熱器として使用し、冷房運転時には、
車室外熱交換器のみ、または車室外熱交換器と第1車室
内熱交換器との両方を放熱器として使用し、第2車室内
熱交換器を吸熱器として使用する。
【0015】また、特に請求項2では、第1車室内熱交
換器を通過した空気が空調風導入口から再循環ダクトを
介して送風手段の内気導入側に再び導かれる。この空気
の循環により、第2車室内熱交換器に導入される空気が
外気よりも高温となる。さらに請求項3では、冷媒圧力
が低い場合、リターンドアが開き、吹き出し口が閉じら
れる。そして、第2車室内熱交換器から吹き出された空
気は、再循環ダクトを通じて第1車室内熱交換器および
第2車室内熱交換器に供給されるので、冷媒の圧力が高
められ、第1車室内熱交換器からの吹き出し風の温度が
急激に上昇する。さらにまた、請求項4では、送風手段
によって導入された空気の温度または車室内の温度に基
づいて、上記空調風導入口を開閉するリターンドアの開
度、すなわち上記再循環ダクトを通過する循環空気量
と、フット吹き出し口を開閉するフットドアの開度、す
なわちフット吹き出し口から車室内への吹き出し風量
と、送風手段への外気,車室内空気の導入量が適宜調節
される。特に請求項5では、冷房開始時には車室内空気
の導入量が所定量以上になる。またことのとき、送風手
段によって導入された空気の温度が所定温度未満の場合
には、リターンドアが全開、かつフットドアが全閉とな
り、送風手段によって導入された空気の温度が所定温度
以上になると、車室内温度の上昇に従ってリターンドア
が徐々に閉じられるとともにフットドアが徐々に開かれ
る。すなわち、車室内温度の上昇に従って、再循環ダク
ト導かれる空気量が減少するとともに、フット吹き出し
口からの車室内への空気吹出量が増加する。
【0016】
【実施例】図1は、一実施例の車両用ヒートポンプ式冷
暖房装置を示している。
【0017】図1において、コンプレッサ31は、エン
ジンルームのような車室外に設けられ、電動式コンプレ
ッサや油圧駆動式コンプレッサのように、入力値が直接
可変可能になっている。このコンプレッサ31の吐出側
には、車室外熱交換器38と第1車室内熱交換器33と
が流路切り換え手段としての三方弁32を介して接続さ
れている。車室外熱交換器38は、車室外に設けられ、
コンプレッサ31から吐出される冷媒の熱を外気に放熱
する車室外コンデンサになっている。第1車室内熱交換
器33は、インストルメントパネルの裏側のような車室
内前部に配置された装置本体としてのダクト39内に設
けられ、コンプレッサ31から吐出される冷媒の熱を送
風手段としてのブロアファン37によって導入された空
気に放熱する放熱タイプの車室内コンデンサになってい
る。三方弁32は、暖房運転時には、実線示のような流
路切り換え状態となり、コンプレッサ31の吐出側を第
1車室内熱交換器33の冷媒流入側に接続する一方、冷
房運転時には、点線示のような流路切り換え状態とな
り、コンプレッサ31の吐出側を車室外熱交換器38の
冷媒流出側に設けられた逆止弁70を迂回して第1車室
内熱交換器33の冷媒流入側に接続するようになってい
る。逆止弁70は、車室外熱交換器38側から第1車室
内熱交換器33側への冷媒の流れを許容し、第1車室内
熱交換器33側から車室外熱交換器38への冷媒の流れ
を阻止するようになっている。第1車室内熱交換器33
の冷媒流出側には、ダクト39内の第1車室内熱交換器
33よりも上流側に設けられた第2車室内熱交換器35
の冷媒流入側が、車室外に設けられた膨張手段として液
体冷媒を断熱膨張して霧状にする膨張弁34を介して接
続されている。第2車室内熱交換器35は、ブロアファ
ン37によって導入された空気の熱を、車室外熱交換器
38および第1車室内熱交換器33の少なくとも一方か
ら膨張弁34を通して供給された冷媒に放熱して冷風を
作る吸熱タイプのエバポレータになっている。第2車室
内熱交換器35の冷媒流出側には、コンプレッサ31の
冷媒吸入側が、車室外に設けられたレシーバ36を介し
て接続されている。
【0018】ダクト39の第2車室内熱交換器35より
も上流側には、車室内空気を導入する内気導入口40
と、走行風圧を受けて外気を導入する外気導入口41と
が設けられている。この内気導入口40と外気導入口4
1とが分岐する部分のダクト39内には、内気導入口4
0と外気導入口41とを任意の比率で開閉するインテー
クドア42が設けられている。内気導入口40と外気導
入口41との空気導出側(空気流の下流側)と第2車室
内熱交換器35との間に位置するダクト39内には、制
御装置43で駆動されるブロワファンモータ44で回転
駆動されるブロワファン37が設けられている。
【0019】ダクト39の第1車室内熱交換器33より
も上流側には、エアミックスドア46が設けられてい
る。このエアミックスドア46は、制御装置43で駆動
される図外のエアミックスドアアクチュエータにより、
第2車室内熱交換器35を通過して冷えている空気が第
1車室内熱交換器33を迂回して冷えたままの冷風と、
第2車室内熱交換器35を通過して冷えている空気が第
1車室内熱交換器33を通過して暖められた温風との割
合(冷風と温風との風量配分)を調整するように開閉す
る。エアミックスドア46の開度たるエアミックスドア
開度Xdscは、エアミックスドア46が一点鎖線示の
位置となり、冷風と温風との風量配分が冷風100%と
なるときを、エアミックスドア開度Xdsc=0%(全
閉)と設定し、エアミックスドア46が二点鎖線示の位
置となり、冷風と温風との風量配分が温風100%とな
るときを、エアミックスドア開度Xdsc=100%
(全開)と設定してある。
【0020】ダクト39の第1車室内熱交換器33より
も下流側には、上記冷風と温風との混合を良くすること
により、温度調整された空調風を作る部屋としてのエア
ミックスチャンバ47が設けられている。エアミックス
チャンバ47における第1車室内熱交換器33の空気導
出側と対応する部分には、空調風を内気導入口40側に
再循環するため空調風導入口48が設けられている。こ
の空調風導入口48には、内気導入口40側のダクト3
9に設けられた空調風導出口49に連通する再循環用ダ
クト50が接続されている。また、エアミックスチャン
バ47には、図外の対象乗員の上半身に向けて空調風を
吹き出すベンチレータ吹き出し口51と、対象乗員の足
元に向けて空調風を吹き出すフット吹き出し口52と、
図外のフロントウインドガラスに向けて空調風を吹き出
すデフロスタ吹き出し口53とが連設されている。エア
ミックスチャンバ47内には、リターンドア54とベン
チレータドア55とフットドア56とデフロスタドア5
7とが設けられている。リターンドア54は、制御装置
43で駆動される図外のリターンドアアクチュエータに
より、空調風導入口48を開閉する。ベンチレータドア
55は、制御装置43で駆動される図外のベンチレータ
ドアアクチュエータにより、ベンチレータ吹き出し口5
1を開閉する。フットドア56は、制御装置43で駆動
される図外のフットドアアクチュエータにより、フット
吹き出し口52を開閉する。デフロスタドア57は、制
御装置43で駆動される図外のデフロスタドアアクチュ
エータにより、デフロスタ吹き出し口53を開閉する。
【0021】制御装置43は、第2車室内熱交換器吸い
込み風温センサ58と第2車室内熱交換器吹き出し風温
センサ59とベンチレータ吹き出し口風温センサ60と
日射量センサ61と外気温センサ62と室温センサ63
と室温設定器64と吹き出し口モードスイッチ65とブ
ロワファンスイッチ66と第1車室内熱交換器吹き出し
風温センサ67などの熱環境情報入力手段からの第2車
室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsucと第2車
室内熱交換器35の吹き出し空気温度Toutと第1車
室内熱交換器33の吹き出し空気温度Tvとベンチレー
タ吹き出し口51の吹き出し空気温度Tventと車両
の日射量Qsunと車室外の外気温Tambと車室内の
検出室温Troomと車室内の設定室温Tptcなどの
熱環境情報により、エアミックスドア開度Xdscとコ
ンプレッサ31の予測入力値Wとコンプレッサ31の実
入力値Wcompと第2車室内熱交換器35を通過する
通過風量Vevaと目標空調風温度Tofなどの目標冷
暖房条件を演算し、車室内の冷暖房条件が上記演算され
た目標冷暖房条件を維持するように、コンプレッサ31
とフロワファンモータ44とエアミックスドアアクチュ
エータとリターンドアアクチュエータとベンチレータド
アアクチュエータとフットドアアクチュエータとデフロ
スタドアアクチュエータなどを駆動する。
【0022】なお、図1中において、A→Aは、冷媒管
路が連通していることを示している。
【0023】図2は、前記制御装置43において、第2
車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsucと通過
風量Vevaとからコンプレッサ31の予測入力値Wを
求めるために使用する予測入力値マップを示している。
この予測入力値マップは、横軸に第2車室内熱交換器3
5の吸い込み空気温度Tsucを示し、縦軸にコンプレ
ッサ31の予測入力値Wを示し、例えば、ブロワファン
モータ44の回転量から換算した第2車室内熱交換器3
5の通過風量Vevaを表す曲線を平面座標の第1象限
に示し、風量Vevaの変化ごとに、吸い込み空気温度
Tsucから予測入力値Wを求めるようになっている。
例えば、図2において、第2車室内熱交換器35の吸い
込み空気温度Tsuc=Tsuc1で、第2車室内熱交
換器35の通過風量Veva=Veva1であれば、コ
ンプレッサ31の予測入力値W=W11が求められ、ま
た、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsu
cがTsuc1と同じであっても、第2車室内熱交換器
35の通過風量VevaがVeva1からΔVevaだ
け増加したVeva2=Veva1+ΔVevaになる
と、コンプレッサ31の予測入力値WがW12と大きくな
り、逆に、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度
TsucがTsuc1と同じであっても、第2車室内熱
交換器35の通過風量VevaがVeva1からΔVe
vaだけ減少したVeva3=Veva1−ΔVevaに
なると、コンプレッサ31の予測入力値WがW13と小さ
くなる(W12<W11<W13)。このコンプレッサ31の
予測入力値Wは、ブロワファン37によって導入された
通過風量Vevaなる空気が第2車室内熱交換器35で
凍結防止可能な温度にまで冷却されるのに必要となるコ
ンプレッサ31の予測仕事量に相当するものである。
【0024】図3〜図8は、制御装置43における暖房
時および冷房時のフローチャートを示している。これら
のフローチャートは、車両の図外のメインスイッチをオ
ン動作し、制御装置43が起動することにより、処理の
実行が始まる。
【0025】図3は、暖房運転のフローチャートを示し
ている。暖房運転の処理が始まると(ステップ10
1)、エアミックスドア46は開度100%の位置にセ
ットされる。
【0026】ステップ102では、外気温センサ62で
検出される外気温Tambと室温設定器64からの設定
室温Tptcと日射センサ61で検出される日射量Qs
unと第2車室内熱交換器吸い込み風温センサ58で検
出される第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度T
sucとブロワファンモータ印加電圧に相当する第2車
室内熱交換器35の通過風量Vevaと室温センサ63
で検出される検出室温Troomと第2車室内熱交換器
吹き出し風温センサ59で検出される第2車室内熱交換
器35の吹き出し空気温度Toutと第1車室内熱交換
器吹き出し風温センサ60で検出される第1車室内熱交
換器33の吹き出し空気温度Tvとを読み込む。
【0027】ステップ103では、ステップ102で読
み込んだ熱環境情報を基にして、目標吹き出し温度To
fを算出する。
【0028】ステップ104では、ステップ103で算
出した目標吹き出し温度Tofが設定値Tof1以上か
否かを判断し、Tof≧Tof1(ステップ104がY
ES)の場合には、急速に車室内を暖める必要があると
判断して、ステップ106にて暖房ウォームアップ制御
を行う。一方、Tof<Tof1(ステップ104がN
O)の場合には、車室内温度が設定温度に近づいている
と判断して、ステップ105に進み暖房温調制御を行
う。
【0029】図4は、暖房ウォームアップ制御のフロー
チャートを示している。暖房ウォームアップ制御の処理
が始まる(ステップ201)と、ステップ202にて吹
き出し口を決める。吹き出し口は、乗員がマニュアルス
イッチで選択するか、あるいは、目標吹き出し温度To
fに応じて、乗員が快適と感じるように吹き出し口を変
える。
【0030】ステップ203では、第2車室内熱交換器
35の吸い込み空気温度Tsucと通過風量Vevaと
を制御装置43に予め設定された予測入力マップに照合
し、この予測入力マップから吸い込み空気温度Tsuc
と通過風量Vevaとに対応するコンプレッサ31の予
測入力値Wを求める。
【0031】ステップ204では、ステップ203にて
求めた予測入力値Wをコンプレッサ31の実入力値Wc
ompとし、この実入力値Wcompに相当する制御信
号をコンプレッサ31に出力する。
【0032】ステップ205では、ステップ203で求
める予測入力値Wを大きくして車室内を素早く暖めるた
めに、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Ts
ucを上昇させる制御を行う。この吸い込み空気温度T
sucを上昇させる方法としては、インテークドア42
の開度を制御して低温の外気導入量を減少させたり、再
循環ダクト50を使って暖められた吹き出し空気の一部
を内気導入口40に導いたりする。
【0033】ステップ206では、風量制御を行う。風
量制御は、第1車室内熱交換器33からの吹き出し空気
温度Tvや目標吹き出し温度Tofに応じて、乗員の快
適性を損なわないように風量を変化させる。
【0034】図5は、暖房温調制御のフローチャートを
示している。暖房温調制御の処理が始まる(ステップ3
01)と、ステップ302にて吹き出し口を決める。吹
き出し口は、ステップ202と同様に、乗員がマニュア
ルスイッチで選択するか、あるいは、目標吹き出し温度
Tofに応じて、乗員が快適と感じるように吹き出し口
を変える。
【0035】ステップ303では、目標吹き出し温度T
ofと第1車室内熱交換器33からの吹き出し空気温度
Tvとの偏差Δθを計算する。
【0036】ステップ304では、ステップ303で計
算したΔθの大きさを比較し、Δθ<−S0の場合に
は、吹き出し空気温度Tvが目標吹き出し温度Tofよ
り高いと判断してステップ305に進み、コンプレッサ
31の仕事量を減らして吹き出し風温を低下させ、Δθ
>S0の場合には、吹き出し空気温度Tvが目標吹き出
し温度Tofより低いと判断してステップ307に進
み、コンプレッサ31の仕事量を増やして吹き出風し温
を上昇させ、それら以外の場合には、ステップ306に
進み、現状のコンプレッサ31の仕事量を維持する。
【0037】ステップ308では、第2車室内熱交換器
35の吸い込み空気温度Tsucとこの吸い込み空気温
度Tsucの外気温度よりも高い設定値Tsuc’(>
Tamb)との偏差Δθ’を算出する。
【0038】ステップ309では、ステップ308で計
算したΔθ’の大きさを比較し、Δθ’<−S1の場合
には、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Ts
ucが低下したと判断してステップ310に進み、外気
導入量を減らしたり、再循環ダクト50からの風量を増
やしたりして、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気
温度Tsucを高める制御を行い、Δθ’>S1の場合
には、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Ts
ucが高いと判断してステップ312に進み、低温の外
気導入量を増やして第2車室内熱交換器35の吸い込み
空気温度Tsucを下げる制御を行い、それら以外の場
合には、ステップ311に進みそのままで維持する。
【0039】ステップ313では、風量制御を行う。風
量制御は、吹き出し空気温度Tvや目標吹き出し温度T
ofに応じて、乗員の快適性を損なわないように風量を
変化させる。
【0040】図6は、冷房運転のフローチャートを示し
ている。冷房運転の処理が始まる(ステップ401)
と、ステップ402で、外気温センサ62で検出される
外気温Tambと室温設定器64からの設定室温Tpt
cと日射センサ61で検出される日射量Qsunと第2
車室内熱交換器吸い込み風温センサ58で検出される第
2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsucとブ
ロワファンモータ印加電圧に相当する第2車室内熱交換
器35の通過風量Vevaと室温センサ63で検出され
る検出室温Troomと第2車室内熱交換器吹き出し風
温センサ59で検出される第2車室内熱交換器35の吹
き出し空気温度Toutと第1車室内熱交換器吹き出し
風温センサ67で検出される第1車室内熱交換器33の
吹き出し空気温度Tvとを読み込む。
【0041】ステップ403では、ステップ402で読
み込んだ熱環境情報を基にして目標吹き出し温度Tof
を算出する。
【0042】ステップ404では、ステップ403で算
出した目標吹き出し温度Tofが設定値Tof2よりも
小さいか否かを判断し、Tof<Tof2(ステップ4
04がYES)の場合には、ステップ405に進み、T
of≧Tof2(ステップ404がNO)の場合には、
ステップ406に進んで冷房温調制御を実行する。
【0043】ステップ405では、第2車室内熱交換器
35の吹き出し空気温度Toutがθ3以下でt分経過
したか否かを判断する。ステップ405がYESの場合
には、第2車室内熱交換器35が凍結する惧れがあるの
で、ステップ407の冷房クールダウン制御を中止して
ステップ406に進み、通常の冷房温調制御を行う。逆
に、ステップ405がNOの場合には、車室内を急速に
冷却するためにステップ407に進んで、冷房クールダ
ウン制御を実行する。
【0044】図7は、冷房クールダウン制御のフローチ
ャートである。冷房クールダウン制御に入る(ステップ
501)と、ステップ502にて、吹き出し口をベント
吹き出し口51にセットする。ただし、乗員がマニュア
ルスイッチにて吹き出し口を選択している場合には、乗
員の選択を優先させる。
【0045】ステップ503では、エアミックスドア開
度Xdscが0%(Xdsc=0)であるか否かを判断
し、エアミックスドア開度Xdsc=0の場合には、ス
テップ504に進む。
【0046】ステップ504では、エアミックスドア開
度Xdsc=ΔX1として、エアミックスドア46を微
少量ΔX1だけ開き、第2車室内熱交換器35を通過し
た後の冷風の一部を第1車室内熱交換器33に導入す
る。これによって、第1車室内熱交換器33から膨張弁
34に流入する冷媒が確実に液化され冷媒量も安定する
ことから、冷凍サイクルが安定しコンプレッサ31の焼
き付きなどの不具合が減少するとともに、冷房クールダ
ウン性能も向上する。
【0047】ステップ505では、第2車室内熱交換器
35からの吹き出し空気温度Toutの目標値Tou
t’として設定温度Tsetを代入する。
【0048】ステップ506では、吹き出し空気温度T
outが目標値Tout’となるように、コンプレッサ
31の仕事量を制御する。
【0049】ステップ507では、吸い込み口を内気循
環モードとし、インテークドア42で外気導入口41を
全閉としかつ内気導入口40を全開とする。
【0050】ステップ508では、風量制御を行う。
【0051】図8は、冷房温調制御のフローチャートを
示している。暖房温調制御の処理が始まる(ステップ6
01)と、ステップ602にて吹き出し口を決める。吹
き出し口は、暖房時と同様に、乗員がマニュアルスイッ
チで選択するか、あるいは、目標吹き出し温度Tofに
応じて、乗員が快適と感じるように吹き出し口を変え
る。
【0052】ステップ603では、吹き出し口がベント
モードか否かを判断し、ベントモードの場合には、ステ
ップ604に進み、ベントモード以外の場合には、ステ
ップ606に進む。
【0053】ステップ604では、第2車室内熱交換器
35からの吹き出し空気温度Toutの目標値Tou
t’として、目標吹き出し温度Tofを代入する。
【0054】ステップ605では、エアミックスドア開
度Xdscを0%、すなわち、エアミックスドア46を
全閉にする。
【0055】ステップ606では、第1車室内熱交換器
33からの吹き出し空気温度Tvと第2車室内熱交換器
35からの吹き出し空気温度Toutの偏差Δθを算出
する。
【0056】ステップ607では、バイレベルモードに
なっているか否かを判断する。バイレベルモードである
場合には、ステップ608にて、エアミックスドア46
の開閉を判断する時の基準値SをS3とし、ステップ6
09で、第2車室内熱交換器35からの吹き出し空気温
度Toutの目標値Tout’を、Tof−δT1に設
定する。一方、デフロストモードである場合には、ステ
ップ610に進み、エアミックスドア46の開閉を判断
する基準値SをS4とし、ステップ611で、第2車室
内熱交換器35からの吹き出し空気温度Toutの目標
値Tout’を、Tof−δT2に設定する。
【0057】ステップ612では、ステップ606で算
出したΔθの大小を、ステップ608またはステップ6
10で設定した基準値Sに基づいて判定する。θ<−S
の場合には、ステップ613に進み、エアミックスドア
46をΔX2だけ閉じて、リヒートされる風量を減らし
て上下風温の温度差を小さくする。θ>Sの場合には、
ステップ615に進み、エアミックスドア46をΔX2
だけ開いて、リヒートされる風量を増やして上下温風の
温度差を大きくし、それら以外の場合には、エアミック
スドア46の開度は変更しない。
【0058】ステップ616では、第2車室内熱交換器
35からの吹き出し空気温度Toutが、ステップ60
4やステップ609やステップ611で設定した目標値
Tout’となるようにコンプレッサ31の仕事量を制
御する。
【0059】ステップ617では、吸い込み口制御を行
う。本実施例を電気自動車に適用する場合には、外気と
内気で、熱負荷の小さい方を選択して、省電力化するこ
とになる。
【0060】ステップ618では、風量制御を行う。
【0061】この一実施例によれば、暖房運転時には、
三方弁32が図1の実線示のように切り換えられ、冷媒
がコンプレッサ31→三方弁32→第1車室内熱交換器
33→膨張弁34→第2車室内熱交換器35→レシーバ
36→コンプレッサ31と循環し、第1車室内熱交換器
33がコンプレッサ31から吐出された高温なる冷媒の
熱をブロワファン37で導入された空気または車両走行
時のラム圧によって導入された空気に放熱して温風を作
り、第2車室内熱交換器35がブロワファン37で導入
された空気または車両走行時のラム圧によって導入され
た空気の熱を冷媒に放熱して冷風を作る。また、冷房運
転時には、三方弁32が図1の点線示のように切り換え
られ、冷媒がコンプレッサ31→三方弁32→車室外熱
交換器38→逆止弁70→第1車室内熱交換器33→膨
張弁34→第2車室内熱交換器35→レシーバ36→コ
ンプレッサ31と循環し、車室外熱交換器38がコンプ
レッサ31から吐出された高温なる冷媒の熱を外気に放
熱し、残りの熱を第1車室内熱交換器33がブロワファ
ン37で導入された空気または車両走行時のラム圧によ
って導入された空気に放熱して温風を作り、第2車室内
熱交換器35がブロワファン37で導入された空気また
は車両走行時のラム圧によって導入された空気の熱を冷
媒に放熱して冷風を作る。
【0062】要するに、この一実施例での暖房運転時に
は、コンプレッサ31が始動すると、第2車室内熱交換
器35の吸熱量と、コンプレッサ31の実入力値Wco
mpに相当する仕事量とを、第1車室内熱交換器33に
おいて放熱するので、車室内には第2車室内熱交換器3
5の吸い込み空気温度Tsucよりも高温の空気が吹き
出され、運転時間の経過とともに、車室内温度、すなわ
ち、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsu
cは上昇し、それに伴って、コンプレッサ31の実入力
値Wcompも大きくできるので、車室内は加速度的に
暖められる。また、第2車室内熱交換器35に流入した
空気が、第1車室内熱交換器33に流入するので、第2
車室内熱交換器35に流入する空気の熱負荷に対して、
第2車室内熱交換器35で凍結が生じない範囲で、コン
プレッサ31の実入力値Wcompを決めておくことに
より、コンプレッサ31の効率が最適となる。しかも、
第2車室内熱交換器35で除湿され、その後、第1車室
内熱交換器33で加熱されるので、除湿を必要とする暖
房運転時に、暖房能力が低下することはなく、デフロス
ト運転の必要もないので、連続運転が可能となる。さら
に、暖房性能が第2車室内熱交換器35の吸い込み空気
の熱負荷に依存するので、極低外気温時や急速暖房を要
求される場合には、リターンドア54を開いて、第1車
室内熱交換器33を通過した高温空気の一部を再循環ダ
クト50から内気導入口40側に再循環させたり、第2
車室内熱交換器35に流入する空気を図外のヒータや図
外のエンジンの排熱などで加熱することによって、コン
プレッサ31の実入力値Wcompを増加しても、第2
車室内熱交換器35での凍結は生じなくなり、しかも、
このコンプレッサ31の実入力値Wcompの増加分だ
けは、第1車室内熱交換器33の放熱量が増加するの
で、さらに高温の吹き出し空気を得ることができる。
【0063】また、この一実施例での冷房運転時には、
デフロストモードでもなく、ハイレベルモードでもな
く、それ以外のモードが選択されている冷房クールダウ
ン制御において、エアミックスドア開度Xdsc=0
で、エアミックスドア46が閉じているときには、エア
ミックスドア開度Xdsc=ΔX1に設定し、エアミッ
クスドア46を微少量ΔX1だけ開き、第2車室内熱交
換器35を通過した後の冷風の一部を、第1車室内熱交
換器33に導入しているので、第1車室内熱交換器33
から膨張弁34に流入する冷媒の液化量が増加し、第2
車室内熱交換器35に流入する冷媒量が安定し、もっ
て、冷凍サイクルが安定化し、コンプレッサ31での焼
き付きなどの不具合が低下し、クールダウン性能を向上
することができる。
【0064】ここで、前記一実施例に関して、先ず、暖
房運転時の実験を行った結果を示す。この実験での条件
は、外気温度0℃、室内温度5℃、第2車室内熱交換器
35の通過風量4m3/分(固定)、乗員なし、日射な
し、第2車室内熱交換器35は2000cc5人乗り乗
用車用、コンプレッサ31は可変容量コンプレッサであ
って、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Ts
ucに対するコンプレッサ31の実入力値Wcompに
関しては、図9に示すように、第2車室内熱交換器35
の吹き出し空気温度Toutがほぼ0℃となるように、
コンプレッサ31の回転数を変化させた。すなわち、第
2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsucが、
5℃≦Tsuc<11℃では、コンプレッサ31の回転
数を800rpmとし、11℃≦Tsuc<17℃まで
は、吸い込み空気温度Tsucの上昇にしたがってコン
プレッサ31の回転数を800rpmから1600rp
mまで上昇し、Tsuc≧17℃では、コンプレッサ3
1の回転数を1600rpmに固定した。
【0065】上記の条件で、暖房ウォームアップ運転を
開始した場合、1500ccクラス5人乗用車では図1
0のような吹き出し空気温度Tvと検出室温Troom
との温度上昇が得られ、2000ccクラス5人乗用車
では図11に示すような吹き出し空気温度Tvと検出室
温Troomとの温度上昇が得られた。この図10と図
11とを考察すると、第1車室内熱交換器33を通過し
た後の空気をすべて車室内に吹き出すと、2000cc
クラス5人乗用車では車室外への熱損失が大きいため
に、吹き出し空気温度Tvと検出室温Troomとの温
度上昇は、1500ccクラス5人乗用車に比べて、緩
やかなものとなっている。
【0066】そこで、第1車室内熱交換器33を通過し
た後の空気の一部を再循環用ダクト50を用いて内気導
入口49側に再循環させたところ、図12に示す結果が
得られた。この図12は、第1車室内熱交換器33を通
過した1分間当たり4m3の風量の中で、1分間当たり
3m3の風量を再循環させた場合の結果である。このよ
うに、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Ts
ucを高めると、第2車室内熱交換器35で凍結が起こ
りにくくなり、しかも、コンプレッサ31の実入力値W
compが増加でき、結果的に高温の吹き出し空気温度
Tvを得ることができる。
【0067】要するに、この暖房運転時の実験によれ
ば、第2車室内熱交換器35の吸い込み空気温度Tsu
cに応じて、コンプレッサ31の実入力値Wcompを
可変しているので、低外気温時であっても、第2車室内
熱交換器35に流入する空気の熱負荷を高める制御を行
うことによって、車室内の速暖性能を向上させ、連続運
転も可能となる。しかも、第2車室内熱交換器35で冷
却された空気を用いて、第1車室内熱交換器33を冷却
し、しかも、内気循環モード主体で運転を行うことによ
り、第1車室内熱交換器33を小型化しても、暖房性能
を損なうことがない。
【0068】次に、冷房運転時の実験を行った結果を示
す。この実験での条件は、コンプレッサ31は可変容量
タイプで、コントロールバルブによって、第2車室内熱
交換器35からの吹き出し空気温度Toutがほぼ4℃
になるように容量制御されているので、コンプレッサ3
1の実入力値Wcompは、第2車室内熱交換器35の
熱負荷に応じて変化する。そして、コンプレッサ31の
回転数は1100rpm(固定)、外気温Tambは3
6℃、第2車室内熱交換器35の通過風量Vevaは1
分間あたり5m3で25℃(40%)であった。
【0069】図13は、ベントモードでの実験結果で、
縦軸にはベンチレータ吹き出し口51からの吹き出し空
気温度Tventとコンプレッサ31の実入力値Wco
mpとを示し、横軸には車速を示している。このベンド
モードでは、エアミックスドア開度Xdsc=0%と
し、目標空調風温度Tofを4℃に想定したので、目標
吹き出し温度Tofは、吹き出し空気温度Toutの目
標値Tout’に等しく(Tout’=Tof=4℃)
となる。この図13によれば、ベンドモードでは、車速
の増加にともなって、コンプレッサ31の実入力値Wc
ompは小さくなるが、第2車室内熱交換器35の吹き
出し空気温度Toutはほぼ4℃に保たれ、優れた吹き
出し温度維持性能を示している。
【0070】図14は、バイレベルモードで、補正値δ
1=6とした時の実験結果で、上記図11と同様に、
縦軸にはベンチレータ吹き出し口51からの吹き出し空
気温度Tventとフット吹き出し口52からの吹き出
し空気温度Tfootとコンプレッサ31の実入力値W
compとを示し、横軸には車速を示している。
【0071】また、図14には、比較のために、上記図
13でのコンプレッサ31の実入力値Wcompが△印
で示してある。
【0072】この図14によれば、バイレベルモードで
は、第2車室内熱交換器35を通過した後の空気の一部
が、第1車室内熱交換器33を通過する際に行われる冷
媒と空気との熱交換によるコンプレッサ入力の低減効果
が得られるとともに、図13の場合と同様に、車速の増
加に伴うコンプレッサ入力の低減効果も得られる。ま
た、ベンチレータ吹き出し口51からの吹き出し空気温
度Tventとフット吹き出し口52からの吹き出し空
気温度Tfootとのどちらも、車速によらずほぼ一定
に維持されていることが明らかである。
【0073】図15は、デフロスタモード時の実験結果
で、上記図13と同様に、縦軸にはデフロスタ吹き出し
口53からの吹き出し空気温度Tdefとコンプレッサ
31の実入力値Wcompとを示し、横軸には車速を示
している。この図15の実験では、エアミックスドア開
度Xdsc=100%で、吹き出し空気温度Toutの
目標値Tout’が4℃の場合を示している。また、図
15には、第2車室内熱交換器35の吹き出し空気温度
Toutを点線で示してある。
【0074】この図15によれば、デフロスタモードの
場合でも、ベンドモードやバイレベルモードの場合と同
じように、車速によらずデフロスタ吹き出し口53から
の吹き出し空気温度Tdefが一定に保たれており、ま
た、エアミックスドア46を開いて冷熱回収することに
よるコンプレッサ入力の低減効果と、走行によるコンプ
レッサ入力の低減効果とが得られていることが明らかで
ある。
【0075】次に、図16〜図21により本発明の他の
実施例を説明する。図16は本実施例における車両用ヒ
ートポンプ式冷暖房装置のダクトの外観を示す分解斜視
図、図17はその内部構成を示す図である。このダクト
は、ブロアユニット201と、クーラーユニット202
と、ヒ−タユニット203とが連結されて成る。ブロア
ユニット201には、上述したと同様に車室内空気を導
入する一対の内気導入口140と、車室外空気(外気)
を導入する外気導入口141とが設けられ、各導入口1
40,141からの導入される空気量の比率は一対のイ
ンテークドア142の開度により調節される。インテー
クドア142は、上述した制御装置43(図1)に接続
されたインテークドアアクチュエータ301により駆動
される。
【0076】導入口140,141から導入された空気
は、ブロアファン137を介してクーラーユニット20
2側に送られ、第2車室内熱交換器135を通過してヒ
−タユニット203側に送られる。ヒ−タユニット20
3には、上述したと同様に第1車室内熱交換器133
と、エアミックスドア146と、各吹き出し口、すなわ
ちベント吹き出し口151と、フット吹き出し口152
と、デフロスタ吹き出し口153が設けられるととも
に、これらの吹き出し口をそれぞれ開閉するベントドア
155、フットドア156およびデフロスタドア157
が設けられている。フットドア156は、制御装置43
(図1)に接続されたフットドアアクチュエータ302
により開閉される。
【0077】また、ヒ−タユニット203における第1
車室内熱交換器133の空気導入側と対向する部分に
は、空調風を内気導入口140側に再循環するための空
調風導入口148、および上記ベント吹き出し口15
1,フット吹き出し口152,デフロスタ吹き出し口1
53に通じるヒ−タユニット吹き出し口157が設けら
れている。空調風導入口148には、ブロアユニット2
01の内気導入口140近傍に設けられた空調風導出口
149に連通する再循環用ダクト150が接続されてい
る。154は、上記空調風導入口148を開閉するリタ
ーンドアであり、上記制御装置43に接続されたリター
ンドアアクチュエータ303により駆動される。さらに
本実施例では、再循環用ダクト150内にヒ−タとして
のPTCサーミスタ(Positive Temperature Coefficie
nt Thermistor)304が配設され、バッテリから不図示
のスイッチを介して電源が供給されている。このPTC
サーミスタ304は、電圧の印加により自己発熱し、温
度が所定値に達すると急激に抵抗値が増加して電流が減
少し、それ以上温度が上がらなくなるもので、再循環ダ
クト150の通過空気量に拘らず温度を一定に保持する
機能が自動的に働くものである。
【0078】なお、本実施例における空調用冷媒サイク
ルは、第1,第2の車室内熱交換器の符号が33,35
から133,135にそれぞれ変わった以外は図1と全
く同様の構成であり、コンプレッサ31や車室外熱交換
器38などは図示を省略している。
【0079】図18は本実施例における暖房ウォームア
ップ制御を示し、これは、上述した図4の制御にステッ
プ207,208を新たに加えたものである。なお、他
の制御手順は先の実施例と同様であり、図示を省略す
る。図18において、ステップ207では、インテーク
ドアアクチュエータ301によりインテークドア142
を駆動して100%内気導入に切換える。ステップ20
8では、フットドア156およびリターンドア154の
開度制御を行う。なお、ウォームアップ制御中は、ベン
ト吹き出し口151およびデフロスタ吹き出し口153
は閉じられる。
【0080】この開度制御の詳細は図19のサブル−チ
ンに示され、まずステップ701では、第2車室内熱交
換器吹き出し温度センサ59(図1)で検出された第2
車室内熱交換器135の吹き出し空気温度Toutを所
定温度Ta(例えば、−2℃〜−3℃)と比較し、To
ut<Taであればステップ702に進む。なおTou
tは、ブロアファン137によって各ユニット201,
202,203内に導入された空気温度に相関した値を
示すとともに、冷媒の圧力や温度に応じて変化する。ス
テップ702では、フットドアアクチュエータ302を
介してフットドア156の開度Xfを0%(全閉)とす
るとともに、リターンドアアクチュエータ303を介し
てリターンドア154の開度Xrを100%(全開)と
し、さらに前述のスイッチをオンしてPTCサーミスタ
304に電源を供給(オン)して再循環ダクト150内
の空調風を加熱する。
【0081】フットドア156を全閉としたことによ
り、フット吹き出し口152からの車室内への空気吹出
量はゼロとなる。また、リターンドア154を全開とし
たことにより、第1の車室内熱交換器133を通過した
空気の殆どが再循環ダクト150を通って空調風導入口
149からブロアユニット201に導かれた後、再びブ
ロアファン137を介してクーラユニット202側に循
環する。これにより、第2車室内熱交換器135に導入
される空気を外気よりも高温に暖めることができる。特
に、再循環ダクト150には、ヒ−タとしてのPTCサ
ーミスタ304が設けられているから、上記第2車室内
熱交換器135に導入される空気をより一層暖めること
ができ、これにより上記吹き出し空気温度Toutも上
昇する。ステップ702の後はステップ701に戻る。
【0082】一方、ステップ701で吹き出し空気温度
Toutが所定値Ta以上と判定されると、ステップ7
03でフットドア156の開度Xfを所定開度Xfaと
し、フット吹き出し口152から空気を所定量だけ車室
内に吹き出す。またこのとき、上述と同様にリターンド
アの開度Xrは100%(全開)であり、PTCサーミ
スタ304はオンである。ステップ704では、上述し
た室温センサ63にて検出された車室内空気温度Tro
omを所定温度Tbと比較し、Troom<Tbであれ
ばステップ703に戻り、Troom≧Tbであればス
テップ705に進む。
【0083】ステップ705では、フットドア156お
よびリターンドア154の開度Xf,Xrをそれぞれ車
室内温度Troomに応じて変化させる。詳しくは、図
20に示すように、車室内温度Troomの上昇に従っ
て、フットドア156を徐々に開くとともに、リターン
ドア154を徐々に閉じる。なお、PTCサーミスタ3
04はオンのままである。これによりフット吹き出し口
152から車室内への吹出量が徐々に増加するととも
に、再循環ダクト150に導かれる空気量は徐々に減少
する。
【0084】ステップ706では、車室内温度Troo
mを所定温度Tc(>Tb)と比較し、Troom<T
cであればステップ705に戻り、Troom≧Tcで
あればステップ707に進む。ステップ707では、フ
ットドア156の開度Xfを100%(全開)とすると
ともに、リターンドア154の開度Xrを0%(全閉)
とし、更にPTCサーミスタ304をオフしてリターン
する。
【0085】以上の実施例によれば、ウォームアップ時
には、ブロアユニット201への空気導入量が100%
車室内空気となる。またこのとき、フットドア156お
よびリターンドア154の開度がが図21に示すように
制御される。すなわち、暖房運転を開始した直後(低温
起動時)で第2車室内熱交換器135の吹き出し空気温
度Toutが所定温度Ta未満の場合には、フットドア
156が全閉、かつリターンドア154が全開となる。
フットドア156が全閉したことで、冷風がフット吹き
出し口152から車室内に吹き出されることがなく、乗
員が不快感を感じることはない。また、ベントドア15
1,フットドア152,デフロスタドア153が閉じ、
リターンドア154が全開となったことで、第1の車室
内熱交換器133を通過した空気が再循環ダクト150
に導かれ、PTCサーミスタ304で暖められて空調風
導出口149からブロアユニット201に導かれる。そ
の結果、第2車室内熱交換器135に吸い込まれる空気
の温度が外気温よりも高くなり、冷媒の持つエネルギが
高くなる。そして、冷媒の圧力および温度が上昇し、第
1車室内熱交換器133から吹き出される空気の温度が
上昇する。したがって、一度上昇し始めた空気は加速度
的に上昇するので、暖房起動時には素早く空調風の温度
を高めることができる。なお、再循環ダクト150の空
調風導入口148は、第1車室内熱交換器133の対向
する面に設けられているので、熱交換器133から吹き
出された空調風はユニット203の側壁に沿って旋回し
て導入口148に導かれる。したがって、空気の流れが
スムーズになり、通気抵抗を少なくすることができる。
【0086】そして、上記空気温度Toutが所定温度
Ta以上になると(ウォームアップ初期)、フットドア
156が所定量Xfaだけ開き、これにより第1の車室
内熱交換器133で更に暖められた温風がフット吹き出
し口152から車室内に吹き出される。その後は、車室
内温度Troomの上昇に従ってフットドア156が徐
々に開かれるとともにリターンドア154が徐々に閉じ
られる。すなわち、このときは100%車室内空気導入
であるからから、車室内温度Troomが高くなれば、
再循環回路150にて空気を暖める必要はなく、リター
ンドア154を徐々に閉じてゆくとともに、温風を多く
車室内に送風すべくフットドア156を徐々に開いてゆ
く。最終的には、車室内温度Troomが所定値Tcに
達した時点でリターンドア154を全閉するとともに、
フットドア156を全開とし、かつPTCサーミスタ3
04をオフする(安定時)。
【0087】以上の実施例では、第2車室内熱交換器吹
き出し温度センサ59が吹き出し温度センサを、リター
ンドアアクチュエータ303、フットドアアクチュエー
タ302がリターンドア開度調節手段,フットドア開度
調節手段を、制御装置34(図1)が制御手段をそれぞ
れ構成する。
【0088】なお、再循環ダクト内に設けられるヒ−タ
はPTCサーミスタ以外でもよく、また特にヒ−タは設
けなくてもよい。さらに、暖房ウォームアップ制御のと
きには100%車室内空気導入としたが、ある程度外気
を導入するようにしてもよい。吹き出し温度センサとし
ては、第2車室内熱交換器吹き出し温度センサ59に代
えて、第1車室内熱交換器吹き出し温度センサ67や第
2車室内熱交換器吸い込み風温センサ58を用いてもよ
いし、また再循環ダクト105、ブロアユニット20
1、クーラーユニット202、ヒ−タユニット203の
いずれかに新たに温度センサを設けてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流路切り
換え手段の流路切り換え動作により、冷媒が逆流するこ
となく、暖房運転時には、第1車室内熱交換器を放熱器
として使用し、第2車室内熱交換器を吸熱器として使用
し、冷房運転時には、車室外熱交換器のみ、または車室
外熱交換器と第1車室内熱交換器との両方を放熱器とし
て使用し、第2車室内熱交換器を吸熱器として使用して
いるので、暖房運転時において、第2車室内熱交換器の
吸熱量とコンプレッサの仕事熱量とを第1車室内熱交換
器で放熱し、暖房能力が向上する。しかも、第2車室内
熱交換器で除湿した後、第1車室内熱交換器で加熱する
ので、除湿を必要とする暖房運転時に、暖房能力が低下
することはなく、デフロスト運転の必要もないので、連
続運転が可能となる。また、冷房運転時と暖房運転時
で、冷媒の流れ方向が変わらないので、配管の耐圧性向
上や管径を変更することなく、現行の冷房装置の配管や
冷媒をそのまま使用できる。
【0090】さらに、本発明によれば、第2車室内熱交
換器と第1車室内熱交換器とを、ブロワファンの下流側
に順次配置する一方、暖房時に第2車室内熱交換器に導
入される空気を外気よりも高温に設定する手段を付加し
たり、第1車室内熱交換器を通過した高温空気の一部を
第2車室内熱交換器の吸い込み側に再循環させて、極低
外気温時や急速暖房時の立ち上がりを、一層早くするこ
とができる。
【0091】また、本発明によれば、第2車室内熱交換
器に導入される空気を外気よりも高温に設定する手段
を、第1車室内熱交換器の空気下流側に設けられた空調
風導入口と、この空調風導入口を開閉するリターンドア
と、この空調風導入口から前記送風手段の内気導入口側
に連接された再循環ダクトと、で構成することにより、
別体のヒータやエンジンの排熱を使用することなく、第
2車室内熱交換器に導入される空気を外気よりも高温に
暖めることができ、よって、ソーラカーや電気自動車の
ように大きな熱源を持たない場合でも、極低外気温時や
急速暖房時の立ち上がりを、一層早くすることができ
る。さらに、この構成によれば、暖房時に第1の車室内
熱交換器の放熱量をアップさせることなく十分な暖房性
能が得られるので、第1の車室内熱交換器の放熱量アッ
プに伴う第2の車室内熱交換器の吸熱量アップをも回避
することができ、第2の車室内熱交換器の凍結が防止で
きる。
【0092】また本発明によれば、上述した空調導入口
と、リターンドアと、再循環ダクトとを設けた上で、送
風手段によって導入された空気の温度または車室内温度
に基づいてリターンドア開度またはフットドア開度を制
御することにより、フット吹き出し口から車室内への吹
き出し量または再循環ダクトを通って循環する空気量を
を適正に制御することが可能となる。特に送風手段によ
って導入された空気の温度が所定温度未満の場合にはリ
ターンドアを全開、かつフットドアを全閉とし、第2車
室内熱交換器の吹き出し温度が所定温度以上になると、
車室内温度の上昇に従ってリターンドアを徐々に閉じる
とともに、フットドアを徐々に開くようににすれば、冷
風が足下に吹き出されることによる不快感を回避できる
とともに、車室内を素早く適温に制御することができ、
加えて暖房機能と上記第2の車室内熱交換器の凍結防止
機能を効率よく成立させることが可能となる。
【0093】また、本発明によれば、第2車室内熱交換
器と第1車室内熱交換器とを、送風手段の下流側に順次
配置する一方、第2車室内熱交換器に導入される空気の
風温を検出する風温センサと、暖房時に風温センサから
の検出風温によりコンプレッサの仕事熱量を演算し、こ
の演算した仕事熱量によりコンプレッサを駆動する手段
とを付加することにより、第2車室内熱交換器で凍結が
発生することなく、しかも、このコンプレッサの実入力
値Wの増加分だけは、第1車室内熱交換器の放熱量が増
加するので、さらに高温の吹き出し空気温度を得ること
ができる。
【0094】また、本発明によれば、送風手段の下流側
に、前記吸熱タイプの第2車室内熱交換器と前記放熱タ
イプの第1車室内熱交換器とを順次配置する一方、前記
第1車室内熱交換器の空気導入側にエアミックスドアを
設け、このエアミックスドアが冷房運転時に閉じている
ときに、エアミックスドアを微少量開いて、前記第2車
室内熱交換器を通過した後の冷風の一部を第1車室内熱
交換器に導入する手段を付加することにより、第1車室
内熱交換器から膨張弁に流入する冷媒の液化量が増加
し、第2車室内熱交換器に流入する冷媒量が安定し、も
って、冷凍サイクルが安定化し、コンプレッサでの液圧
縮などの不具合が低下し、クールダウン性能を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示す構成図。
【図2】一実施例に使用する予測入力値マップ図。
【図3】一実施例の暖房運転時のコンプレッサのフロー
チャート。
【図4】一実施例の暖房ウオームアップ時のフローチャ
ート。
【図5】一実施例の暖房温調時のフローチャート。
【図6】一実施例の冷房運転時のフローチャート。
【図7】一実施例の冷房クールダウン時のフローチャー
ト。
【図8】一実施例の冷房温調時のフローチャート。
【図9】一実施例における暖房運転時による実験の吸い
込み空気温度とコンプレッサの回転数との条件を示す
図。
【図10】一実施例における暖房運転時による1500
ccクラス5人乗用車での実験結果を示す図。
【図11】一実施例における暖房運転時による2000
ccクラス5人乗用車での実験結果を示す図。
【図12】一実施例における暖房運転時による2000
ccクラス5人乗用車での急速暖房時の実験結果を示す
図。
【図13】一実施例における冷房運転時によるベントモ
ードでの実験結果を示す図。
【図14】一実施例における冷房運転時によるバイレベ
ルモードでの実験結果を示す図。
【図15】一実施例における冷房運転時によるデフロス
タモードでの実験結果を示す図。
【図16】他の実施例における冷暖房装置の構成を示す
分解斜視図。
【図17】上記冷暖房装置の内部構成を示す図。
【図18】他の実施例における暖房ウォームアップ時の
フローチャート。
【図19】他の実施例におけるリターンドアおよびフッ
トドア制御のフローチャート。
【図20】車室内空気温度に対するリターンドア開度お
よびフットドア開度を示す図。
【図21】ウォームアップ時のリターンドア開度および
フットドア開度を示す図。
【図22】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
31 コンプレッサ 32 流路切り換え手段 33,133 第1車室内熱交換器 35,135 第2車室内熱交換器 37 ブロアファン(送風手段) 38 車室外熱交換器 40,140 内気導入口 41,141 外気導入口 43 制御装置 46,146 エアミックスドア 48,148 空調風導入口 49,149 空調風導出口 50,150 再循環ダクト 54,154 リターンドア 58 第2車室内熱交換器吸い込み風温センサ 59 第2車室内熱交換器吹き出し温度センサ 63 室温センサ 301 インテークドアアクチュエータ 302 フットドアアクチュエータ 303 リターンドアアクチュエータ 304 PTCサーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−179322(JP,A) 特開 昭57−4415(JP,A) 実開 昭58−112613(JP,U) 実開 昭63−74312(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 - 3/06 B25B 13/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、 このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を
    外気に放熱する車室外熱交換器と、送風手段の下流側に位置して 前記コンプレッサの冷媒吐
    出側に接続され、冷媒の熱を前記送風手段によって導入
    された空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室
    内熱交換器と、 この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張
    手段と、前記送風手段と前記第1車室内熱交換器の間に位置して
    前記 膨張手段の冷媒流出側に接続され、送風手段によっ
    て導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記
    第1車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段
    を通して供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイ
    プの第2車室内熱交換器と、 前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器お
    よび前記第1車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設け
    られ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時
    には前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時には前記
    車室外熱交換器を迂回させて前記第1車室内熱交換器に
    導入する冷媒流路切り換え手段と 暖房運転時に前記第2車室内熱交換器に導入される空気
    を外気よりも高温に設定する手段と を具備することを特
    徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記第2車室内熱交換器に導入される空
    気を外気よりも高温に設定する手段を、前記第1車室内
    熱交換器の空気下流側に設けられた空調風導入口と、こ
    の空調風導入口を開閉するリターンドアと、この空調風
    導入口から前記送風手段の内気導入口側に連設された再
    循環ダクトとで構成したことを特徴とする請求項1に記
    載した車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
  3. 【請求項3】 冷媒圧力または冷媒温度に相関した値を
    検出する冷媒検出手段と、この冷媒検出手段からの出力
    に応じて、前記リターンドアおよび車室内に空調風を吹
    き出す吹き出し口を切換える切換手段とを備えたことを
    特徴とする請求項2に記載した車両用ヒートポンプ式冷
    暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記送風手段によって導入された空気の
    温度を検出する吹き出し温度センサと、車室内の温度を
    検出する室温センサと、前記リターンドアの 開度を調節
    するリターンドア開度調節手段と、前記第1車室内熱交
    換器の下流に設けられたフット吹き出し口を開閉するフ
    ットドアと、このフットドアの開度を調節するフットド
    ア開度調節手段と、インテークドアを駆動して前記送風
    手段への外気導入量および車室内空気導入量を調節する
    インテーク手段と、前記送風手段によって導入された空
    気の温度または前記車室内の温度に基づいて前記リター
    ンドア開度調節手段,フットドア開度調節手段およびイ
    ンテーク手段を制御する制御手段とを付加したことを特
    徴とする請求項3に記載した車両用ヒートポンプ式冷暖
    房装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、暖房開始時に前記内気
    導入量が所定量以上となるように前記インテーク手段を
    制御するインテーク制御部と、前記送風手段によって導
    入された空気の温度が所定温度未満の場合には、前記リ
    ターンドアを全開、かつフットドアを全閉とし、前記送
    風手段によって導入された空気の温度が所定温度以上に
    なると、前記車室内温度の上昇に従ってリターンドアを
    徐々に閉じるとともにフットドアを徐々に開くべく前記
    両開度調節手段を制御するドア制御部とから構成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載した車両用ヒート
    ポンプ式冷暖房装置。
  6. 【請求項6】 冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、 このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を
    外気に放熱する車室外熱交換器と、 送風手段の下流側に位置して前記コンプレッサの冷媒吐
    出側に接続され、冷媒の熱を前記送風手段によって導入
    された空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室
    内熱交換器と、 この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張
    手段と、 前記送風手段と前記第1車室内熱交換器の間に位置して
    前記膨張手段の冷媒流出側に接続され、送風手段によっ
    て導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記
    第1車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段
    を通して供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイ
    プの第2車室内熱交換器と、 前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器お
    よび前記第1車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設け
    られ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷 房運転時
    には前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時には前記
    車室外熱交換器を迂回させて前記第1車室内熱交換器に
    導入する冷媒流路切り換え手段と、 前記吸熱タイプの第2車室内熱交換器に導入される空気
    の風温を検出する風温センサと、 暖房運転時に前記風温センサからの検出風温により前記
    コンプレッサの仕事量を演算し、この演算した仕事量に
    より前記コンプレッサを駆動する手段とを具備する こと
    を特徴とする車両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
  7. 【請求項7】 冷媒に仕事量を加えるコンプレッサと、 このコンプレッサの冷媒吐出側に接続され、冷媒の熱を
    外気に放熱する車室外熱交換器と、 送風手段の下流側に位置して前記コンプレッサの冷媒吐
    出側に接続され、冷媒の熱を前記送風手段によって導入
    された空気に放熱して温風を作る放熱タイプの第1車室
    内熱交換器と、 この第1車室内熱交換器の冷媒流出側に接続された膨張
    手段と、 前記送風手段と前記第1車室内熱交換器の間に位置して
    前記膨張手段の冷媒流出側に接続され、送風手段によっ
    て導入された空気の熱を前記車室外熱交換器および前記
    第1車室内熱交換器の少なくとも一方から前記膨張手段
    を通して供給された冷媒に放熱して冷風を作る吸熱タイ
    プの第2車室内熱交換器と、 前記コンプレッサの冷媒吐出側と前記車室外熱交換器お
    よび前記第1車室内熱交換器の冷媒流入側との間に設け
    られ、コンプレッサから吐出される冷媒を、冷房運転時
    には前記車室外熱交換器に導入し、暖房運転時には前記
    車室外熱交換器を迂回させて前記第1車室内熱交換器に
    導入する冷媒流路切り換え手段と、 前記第1車室内熱交換器の空気導入側に設けられるエア
    ミックスドアと、 このエアミックスドアが冷房運転時に閉じているとき
    に、前記エアミックスドアを微少量開いて、前記第2車
    室内熱交換器を通過した後の冷風の一部を第1車室内熱
    交換器に導入する手段とを具備する ことを特徴とする車
    両用ヒートポンプ式冷暖房装置。
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