JP3462635B2 - マイクロストリップアンテナ - Google Patents
マイクロストリップアンテナInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信や携帯無線に
用いられる高周波アンテナに関する。
用いられる高周波アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来移動体通信や携帯無線に用いられる
高周波アンテナとして図3に示すマイクロストリップア
ンテナがある。
高周波アンテナとして図3に示すマイクロストリップア
ンテナがある。
【0003】図3は従来のマイクロストリップアンテナ
の概略断面図である。
の概略断面図である。
【0004】図3において従来のマイクロストリップア
ンテナは薄い金属導体板からなるパッチ102およびグ
ランド103が一定の誘電率を有する誘電体基板101
の両面上にそれぞれ接着されて、同軸プローブ105が
グランド103側に配置されている。グランド103は
同軸プローブ105の被覆線105bと電気的に接続さ
れ、被覆線105bはアース104に接地されている。
また同軸プローブ105の芯線105aは誘電体基板1
01を貫通してパッチ102の所定の位置である給電点
106においてパッチ102と電気的に接続されてい
る。
ンテナは薄い金属導体板からなるパッチ102およびグ
ランド103が一定の誘電率を有する誘電体基板101
の両面上にそれぞれ接着されて、同軸プローブ105が
グランド103側に配置されている。グランド103は
同軸プローブ105の被覆線105bと電気的に接続さ
れ、被覆線105bはアース104に接地されている。
また同軸プローブ105の芯線105aは誘電体基板1
01を貫通してパッチ102の所定の位置である給電点
106においてパッチ102と電気的に接続されてい
る。
【0005】従来のマイクロストリップアンテナは以上
の様に構成されているのでマイクロストリップアンテナ
に直線偏波が到来すると、パッチ102の端部とグラン
ド103の間が磁壁となって共振器として働くので、誘
電体基板101では固有モードが励振され同軸プローブ
105に接続された図示しない受信装置に供給される。
また固有モードは基本モード及びその高次モードからな
り、基本モードの周波数は誘電体基板101の誘電率
(ε)と直線偏波の受信方向のパッチ102の長さ
(d)を調整することによって決まる。したがって受信
装置はマイクロストリップアンテナから供給された固有
モードから基本モードを選択し信号処理する。
の様に構成されているのでマイクロストリップアンテナ
に直線偏波が到来すると、パッチ102の端部とグラン
ド103の間が磁壁となって共振器として働くので、誘
電体基板101では固有モードが励振され同軸プローブ
105に接続された図示しない受信装置に供給される。
また固有モードは基本モード及びその高次モードからな
り、基本モードの周波数は誘電体基板101の誘電率
(ε)と直線偏波の受信方向のパッチ102の長さ
(d)を調整することによって決まる。したがって受信
装置はマイクロストリップアンテナから供給された固有
モードから基本モードを選択し信号処理する。
【0006】また図4は図3におけるマイクロストリッ
プアンテナのVSWR(電圧定在波比)特性である。図
中110は周波数1.575GHzの基本モードであ
り、111は2次モードである。2次モードは基本モー
ドの約2倍の周波数で共振するモードである。なお基本
モード110、2次モード111共ピークが2つ見られ
るのは円偏波対応にアンテナがチューニングされている
ためである。
プアンテナのVSWR(電圧定在波比)特性である。図
中110は周波数1.575GHzの基本モードであ
り、111は2次モードである。2次モードは基本モー
ドの約2倍の周波数で共振するモードである。なお基本
モード110、2次モード111共ピークが2つ見られ
るのは円偏波対応にアンテナがチューニングされている
ためである。
【0007】また従来のマイクロストリップアンテナは
短絡ピンを追加構成することによっても基本モードの周
波数は調整できる。図5は従来における短絡ピンを用い
たマイクロストリップアンテナの概略断面図である。
短絡ピンを追加構成することによっても基本モードの周
波数は調整できる。図5は従来における短絡ピンを用い
たマイクロストリップアンテナの概略断面図である。
【0008】図5において金属導体からなる短絡ピン1
07を誘電体基板101内に貫通させその一方端をパッ
チ102の所定位置に設けられた接点108に電気的に
接続し、他方端をグランド103上に設けられた接点1
09に電気的に接続してパッチ102およびグランド1
03を短絡している。このように短絡ピン107を用い
た場合は図3に比べて基本モードの周波数は低く設定す
ることができる。したがって高次モードも基本モードの
周波数に応じて変化する。
07を誘電体基板101内に貫通させその一方端をパッ
チ102の所定位置に設けられた接点108に電気的に
接続し、他方端をグランド103上に設けられた接点1
09に電気的に接続してパッチ102およびグランド1
03を短絡している。このように短絡ピン107を用い
た場合は図3に比べて基本モードの周波数は低く設定す
ることができる。したがって高次モードも基本モードの
周波数に応じて変化する。
【0009】従来のマイクロストリップアンテナは以上
の様に構成されて受信する基本モードが調整されてい
た。
の様に構成されて受信する基本モードが調整されてい
た。
【0010】近年情報の多様化に伴って自動車に用いる
通信手段として衛生電波を用いたGPS(Global
Positioning System)に加えてV
ICS(Vehicle Information a
nd Communication System)が
整備されつつある。VICSは道路交通情報通信システ
ムであり、情報メディアとして電波ビーコン、光ビーコ
ン、FM多重放送などが考えられている。電波ビーコン
および光ビーコンは、道路上に直接設置されて車がビー
コンの真下を通過したときに、情報を受け取り受信範囲
は局所的である(前後30m程度)。またFM多重放送
は既存のFM放送局の通常放送に道路交通情報などを重
ねて送るものであり、広域を受け持つメディアとして考
えられている。
通信手段として衛生電波を用いたGPS(Global
Positioning System)に加えてV
ICS(Vehicle Information a
nd Communication System)が
整備されつつある。VICSは道路交通情報通信システ
ムであり、情報メディアとして電波ビーコン、光ビーコ
ン、FM多重放送などが考えられている。電波ビーコン
および光ビーコンは、道路上に直接設置されて車がビー
コンの真下を通過したときに、情報を受け取り受信範囲
は局所的である(前後30m程度)。またFM多重放送
は既存のFM放送局の通常放送に道路交通情報などを重
ねて送るものであり、広域を受け持つメディアとして考
えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の手
段によって基本モードの周波数を調整したとしても1つ
のアンテナには1つの固有モードから得られる1つの基
本モードしかないので1つのアンテナで複数の帯域の信
号を同時に受信することはできなかった。
段によって基本モードの周波数を調整したとしても1つ
のアンテナには1つの固有モードから得られる1つの基
本モードしかないので1つのアンテナで複数の帯域の信
号を同時に受信することはできなかった。
【0012】本発明は上記の欠点に鑑みなされたもので
あって、1つのアンテナで従来の基本モードの周波数に
加えて異なる他の基本周波数を同時に受信ができるマイ
クロストリップアンテナを提供することを目的とする。
あって、1つのアンテナで従来の基本モードの周波数に
加えて異なる他の基本周波数を同時に受信ができるマイ
クロストリップアンテナを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、平板状の誘電
体を放射導体と接地導体ではさみ、放射導体上の給電点
に電力を供給する給電線を取り付けたマイクロストリッ
プアンテナにおいて、前記放射導体と電気的に接続さ
れ、且つ、前記接地導体を非接触で貫通する導体ピンを
備え、前記誘電体の誘電率と前記放射導体の受信方向の
長さにより、第1の基本周波数が決定され、前記導体ピ
ンが前記放射導体の所定位置に配置されることにより、
前記第1の基本周波数とは異なる第2の基本周波数が決
定され、前記第1の基本周波数帯域の信号と前記第2の
基本周波数帯域の信号を同時に受信することを特徴とす
る。また、前記放射導体と前記接地導体とを短絡する短
絡ピンを設けないことを特徴とする。また、複数の前記
導体ピンを備えることを特徴とする。
体を放射導体と接地導体ではさみ、放射導体上の給電点
に電力を供給する給電線を取り付けたマイクロストリッ
プアンテナにおいて、前記放射導体と電気的に接続さ
れ、且つ、前記接地導体を非接触で貫通する導体ピンを
備え、前記誘電体の誘電率と前記放射導体の受信方向の
長さにより、第1の基本周波数が決定され、前記導体ピ
ンが前記放射導体の所定位置に配置されることにより、
前記第1の基本周波数とは異なる第2の基本周波数が決
定され、前記第1の基本周波数帯域の信号と前記第2の
基本周波数帯域の信号を同時に受信することを特徴とす
る。また、前記放射導体と前記接地導体とを短絡する短
絡ピンを設けないことを特徴とする。また、複数の前記
導体ピンを備えることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、マイクロストリップアンテナ
のパッチの所定位置にパッチと電気的に接続された整合
ピンを設けて、整合ピンがグランドを非接触で貫通する
ように配置することにより、受信する固有モードの基本
モードの周波数を変えることなく高次モードの周波数を
シフトさせることができる。
のパッチの所定位置にパッチと電気的に接続された整合
ピンを設けて、整合ピンがグランドを非接触で貫通する
ように配置することにより、受信する固有モードの基本
モードの周波数を変えることなく高次モードの周波数を
シフトさせることができる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を図1乃至図2に基づい
て以下に説明するが図3について上述した従来のものと
同等の部分には同一の符号を付してある。
て以下に説明するが図3について上述した従来のものと
同等の部分には同一の符号を付してある。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるマイクロ
ストリップアンテナの概略図であり、図中(a)は断面
図、(b)は底面図である。図1においてパッチ102
は各辺の長さA、BがそれぞれA=60mm、B=6
2.8mm、厚さ35μmの矩形の銅箔で形成されてい
る。また誘電体基板101はダイキン工業(株)製の合
成樹脂PFA(パーフルオロ・アルコキシ樹脂)を用い
たものであり、誘電率ε=2.2(ダイキン工業(株)
の型番AP−210)を有していて4.5mmの厚さで
形成されている。また同軸プローブ105の芯線105
aは図の(b)のようにパッチ102の2辺からの距離
C、Dがそれぞれ24mmの位置にある給電点106に
接続されている。また被覆線105bはグランド103
と電気的に接続されて共にアース104に接地される。
ストリップアンテナの概略図であり、図中(a)は断面
図、(b)は底面図である。図1においてパッチ102
は各辺の長さA、BがそれぞれA=60mm、B=6
2.8mm、厚さ35μmの矩形の銅箔で形成されてい
る。また誘電体基板101はダイキン工業(株)製の合
成樹脂PFA(パーフルオロ・アルコキシ樹脂)を用い
たものであり、誘電率ε=2.2(ダイキン工業(株)
の型番AP−210)を有していて4.5mmの厚さで
形成されている。また同軸プローブ105の芯線105
aは図の(b)のようにパッチ102の2辺からの距離
C、Dがそれぞれ24mmの位置にある給電点106に
接続されている。また被覆線105bはグランド103
と電気的に接続されて共にアース104に接地される。
【0017】また、同図中1は金属導体からなる整合ピ
ンであり、図の(b)のように誘電体基板101を略垂
直に貫通して一方端をパッチ102の2辺からの距離
E、FがそれぞれE=30mm、F=22mmの位置に
設けられた接点2に電気的に接続されている。また整合
ピン1の他方端はグランド103が形成する水平面と交
差する付近に位置するが、グランド103には整合ピン
1を軸とする所定の大きさに矩形孔3が設けられてい
て、整合ピン1がグランド103と電気的に非接触に配
置されている。
ンであり、図の(b)のように誘電体基板101を略垂
直に貫通して一方端をパッチ102の2辺からの距離
E、FがそれぞれE=30mm、F=22mmの位置に
設けられた接点2に電気的に接続されている。また整合
ピン1の他方端はグランド103が形成する水平面と交
差する付近に位置するが、グランド103には整合ピン
1を軸とする所定の大きさに矩形孔3が設けられてい
て、整合ピン1がグランド103と電気的に非接触に配
置されている。
【0018】次に本発明におけるマイクロストリップア
ンテナのVSWR(電圧定在波比)特性を図2に示す。
ここでは従来のマイクロストリップアンテナのVSWR
(電圧定在波比)特性(図4)と同じ円偏波を用いて受
信した。図2中4は周波数1.575GHzの基本モー
ドであり図4で得られた基本モードと同じ周波数で受信
しているが、整合ピン1を設けることによって図4の従
来における共振2次モード111の周波数が約2倍の
3.15GHzから2.5GHzに移動してモード5と
なって受信されていることがわかる。
ンテナのVSWR(電圧定在波比)特性を図2に示す。
ここでは従来のマイクロストリップアンテナのVSWR
(電圧定在波比)特性(図4)と同じ円偏波を用いて受
信した。図2中4は周波数1.575GHzの基本モー
ドであり図4で得られた基本モードと同じ周波数で受信
しているが、整合ピン1を設けることによって図4の従
来における共振2次モード111の周波数が約2倍の
3.15GHzから2.5GHzに移動してモード5と
なって受信されていることがわかる。
【0019】したがって本発明における図1のマイクロ
ストリップアンテナは周波数1.575GHzの基本モ
ードに加えて、他の基本モード2.5GHzを同時に受
信できる。このため本発明における図1のマイクロスト
リップアンテナを例えば自動車の受信用アンテナとして
用いることによりGPSの受信周波数1.57542G
HzとVICSの電波ビーコン周波数2.5GHzを同
時に受信することができる。
ストリップアンテナは周波数1.575GHzの基本モ
ードに加えて、他の基本モード2.5GHzを同時に受
信できる。このため本発明における図1のマイクロスト
リップアンテナを例えば自動車の受信用アンテナとして
用いることによりGPSの受信周波数1.57542G
HzとVICSの電波ビーコン周波数2.5GHzを同
時に受信することができる。
【0020】なお本実施例において誘電体基板101は
ダイキン工業(株)製の合成樹脂PFA(パーフルオロ
・アルコキシ樹脂)を用いたものであり誘電率ε=2.
2(ダイキン工業(株)の型番AP−210)を有して
いて4.5mmの厚さで形成したが、ダイキン工業
(株)製の合成樹脂FEP(四フッ化エチレン・六フッ
化プロピレン共重合樹脂)を用いて誘電率ε=2.2
(ダイキン工業(株)の型番NP−20)とし、4.5
mmの厚さで形成しても同様の効果が得られる。
ダイキン工業(株)製の合成樹脂PFA(パーフルオロ
・アルコキシ樹脂)を用いたものであり誘電率ε=2.
2(ダイキン工業(株)の型番AP−210)を有して
いて4.5mmの厚さで形成したが、ダイキン工業
(株)製の合成樹脂FEP(四フッ化エチレン・六フッ
化プロピレン共重合樹脂)を用いて誘電率ε=2.2
(ダイキン工業(株)の型番NP−20)とし、4.5
mmの厚さで形成しても同様の効果が得られる。
【0021】また整合ピン1の断面形状は円形に限らず
不整形でも良い。さらに複数の整合ピンをパッチ上の所
定の箇所に設けてモードの周波数を調整しても良い。
不整形でも良い。さらに複数の整合ピンをパッチ上の所
定の箇所に設けてモードの周波数を調整しても良い。
【0022】また本実施例ではグランド103に矩形孔
3を設けて整合ピン1とグランド103を電気的に非接
触を保ったが、3の形状は円形その他不整形でもよく整
合ピン1とグランド103が近接してかつ電気的に非接
触であれば同様の効果が得られる。
3を設けて整合ピン1とグランド103を電気的に非接
触を保ったが、3の形状は円形その他不整形でもよく整
合ピン1とグランド103が近接してかつ電気的に非接
触であれば同様の効果が得られる。
【0023】また本実施例では受信の場合について説明
したが、この発明を送信の場合に用いても良い。
したが、この発明を送信の場合に用いても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロストリップア
ンテナのパッチの所定位置にパッチと電気的に接続され
た整合ピンを設けて、整合ピンがグランドを非接触で貫
通するように配置することにより、受信する固有モード
の基本モードの周波数を変えることなく高次モードの周
波数をシフトさせることができるので1つのアンテナで
従来の基本モードの周波数に加えて異なる他の基本周波
数を同時に受信することができる。
ンテナのパッチの所定位置にパッチと電気的に接続され
た整合ピンを設けて、整合ピンがグランドを非接触で貫
通するように配置することにより、受信する固有モード
の基本モードの周波数を変えることなく高次モードの周
波数をシフトさせることができるので1つのアンテナで
従来の基本モードの周波数に加えて異なる他の基本周波
数を同時に受信することができる。
【0025】したがって、異なる基本モードを受信する
場合に従来のように2種類のアンテナを用いる必要がな
く、受信装置が小型でシンプルなものとなり、安価にで
きる。
場合に従来のように2種類のアンテナを用いる必要がな
く、受信装置が小型でシンプルなものとなり、安価にで
きる。
【図1】本発明の一実施例におけるマイクロストリップ
アンテナの概略図である。
アンテナの概略図である。
【図2】本発明におけるマイクロストリップアンテナの
VSWR(電圧定在波比)特性である。
VSWR(電圧定在波比)特性である。
【図3】従来のマイクロストリップアンテナの概略断面
図である。
図である。
【図4】従来の図3におけるマイクロストリップアンテ
ナのVSWR(電圧定在波比)特性である。
ナのVSWR(電圧定在波比)特性である。
【図5】従来における短絡ピンを用いたマイクロストリ
ップアンテナの概略断面図である。
ップアンテナの概略断面図である。
101・・・誘電体基板
102・・・パッチ
103・・・グランド
104・・・アース
105・・・同軸プローブ
105a・・芯線
105b・・被覆線
106・・・給電点
107・・・短絡ピン
108・・・接点
109・・・接点
110・・・基本モード
111・・・2次モード
1・・・・・整合ピン
2・・・・・接点
3・・・・・矩形孔
4・・・・・基本モード
5・・・・・モード
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01Q 13/08
Claims (3)
- 【請求項1】 平板状の誘電体を放射導体と接地導体で
はさみ、前記放射導体上の給電点に電力を供給する給電
線を取り付けたマイクロストリップアンテナにおいて、 前記放射導体と電気的に接続され、且つ、前記接地導体
を非接触で貫通する導体ピンを備え、 前記誘電体の誘電率と前記放射導体の受信方向の長さに
より、第1の基本周波数が決定され、前記導体ピンが前
記放射導体の所定位置に配置されることにより、前記第
1の基本周波数とは異なる第2の基本周波数が決定さ
れ、 前記第1の基本周波数帯域の信号と前記第2の基本周波
数帯域の信号を同時に受信することを特徴とするマイク
ロストリップアンテナ。 - 【請求項2】 前記放射導体と前記接地導体とを短絡す
る短絡ピンを設けないことを特徴とする請求項1に記載
のマイクロストリップアンテナ。 - 【請求項3】 複数の前記導体ピンを備えることを特徴
とする請求項1又は2に記載のマイクロストリップアン
テナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18350095A JP3462635B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | マイクロストリップアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18350095A JP3462635B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | マイクロストリップアンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0918226A JPH0918226A (ja) | 1997-01-17 |
JP3462635B2 true JP3462635B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=16136919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18350095A Expired - Fee Related JP3462635B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | マイクロストリップアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3462635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4057560B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2008-03-05 | アルプス電気株式会社 | アンテナ装置 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP18350095A patent/JP3462635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0918226A (ja) | 1997-01-17 |
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