JP3459143B2 - スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法 - Google Patents
スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法Info
- Publication number
- JP3459143B2 JP3459143B2 JP22275295A JP22275295A JP3459143B2 JP 3459143 B2 JP3459143 B2 JP 3459143B2 JP 22275295 A JP22275295 A JP 22275295A JP 22275295 A JP22275295 A JP 22275295A JP 3459143 B2 JP3459143 B2 JP 3459143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- oscillation
- output
- switching element
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
使用されているスイッチング電源や高周波インバーター
回路などに使用されているスイッチングコンバータにお
ける過負荷保護方法に関する。 【0002】 【従来の技術】図10に、従来の構成の一例として複合
電流共振ブリッジコンバータ回路を示す。この図におい
て、1は入力電圧源、2および3はスイッチング素子、
4は共振コンデンサである。5および6は共振インダク
タンスであり、共振インダクタンス5は、例えば、主ト
ランスの漏れインダクタンスあるいは別個のインダクタ
ンスにより形成されるものであり、また、インダクタン
ス6は主トランスの励磁インダクタンスから形成される
ものである。7は理想変圧器としての主トランス、8お
よび9はダイオード、14および15はスイッチング素
子両端容量、16および17はインピーダンス素子、1
1はパルス駆動回路、10は発振器である。 【0003】なお、各スイッチング素子両端容量14お
よび15は、スイッチング素子2おおび3自身の寄生容
量のみの場合もあるが、一般的には、スイッチング損失
低減のためや輻射及び誘導雑音妨害対策のために外付け
容量が付加されることが多い。ここでは、前記寄生容量
と該外部付加容量との合成容量をそれぞれ14および1
5と表している。 【0004】また、26は整流平滑回路であり、該整流
平滑回路26の出力が負荷に供給される。27は誤差増
幅器、28はフォトカップラ、21および21’は後述
する電圧低下検出回路である。さらに、53はインピー
ダンス素子、12はダイオード、13はインピーダンス
素子とコンデンサとからなるローパスフィルタ、54は
コンパレータ、55は基準電圧源、29はラッチ回路で
あり、これらについては後述する。 【0005】この図に記載されたコンバータは次のよう
に動作する。すなわち、スイッチング素子2および3
は、発振器10の出力によりパルス駆動回路11を介し
て交互にスイッチングされる。入力電圧源1からの入力
電圧がスイッチング素子2および3により交互にスイッ
チングされることにより、接続された共振コンデンサ
4、共振インダクタンス5、共振インダクタンス6、主
トランス7および前記スイッチング素子両端容量14あ
るいは15の間に共振電流が流れ、主トランス7の二次
側に交流電圧が出力される。その出力を整流平滑回路2
6により整流、平滑することにより、負荷に所望のエネ
ルギーが供給されるものである。 【0006】スイッチング素子2および3は位相の反転
した全く同じ動作を繰り返すので、ここでは、スイッチ
ング素子3の動作について説明する。図11は、図10
中の各部における電圧あるいは電流の波形を示す図であ
る。スイッチング素子2がターンオフした直後において
は、容量14への充電電流および容量15からの放電電
流が共振インダクタンス6(あるいは主トランス7へ分
流して)→共振インダクタンス5→共振コンデンサ4→
入力電圧源1という経路で流れる(図11の期間a)。 【0007】そして、容量14の充電および容量15の
放電が完了した後は、ダイオード9が導通に転じ、ダイ
オード9、共振インダクタンス6、共振インダクタンス
5、共振コンデンサ4およびダイオード9を経由して電
流が流れ、共振コンデンサ4の充電が完了される(図1
1の期間b)。 【0008】その後、スイッチング素子3が導通され、
共振コンデンサ4から共振インダクタンス5、共振イン
ダクタンス6(および主トランス7)、導通したスイッ
チング素子3を経由して共振コンデンサ4からの放電が
行われる(図11の期間c)。 【0009】なお、この期間cには、整流平滑回路26
に含まれるダイオードが導通し、実際に出力理想変成器
7を介して出力側に電力が供給される電力伝達期間と、
前記ダイオードが非導通状態となり、出力理想変成器7
に励磁電流のみが流れる電力非伝達期間(期間cの後半
部分)とが存在している。そして、今度は同様な動作が
スイッチング素子2に対して行われ、以下、これが交互
に繰り返されるものである。 【0010】このコンバータ回路は以上のように動作す
るものであり、図11に示す各部波形にみられるよう
に、3つのモード(前記期間a、b、cの各モード)の
共振系の合成された電流波形によりスイッチング素子の
ゼロクロス動作がほぼ理想的に実現されていることがわ
かる。 【0011】また、このコンバータ回路においては、出
力電圧の制御を動作周波数、すなわち、発振器10の発
振周波数を制御することにより行っている。すなわち、
コンバータの一次側の共振回路は、図12の(1)に示
すように、共振インダクタンス5、6および共振コンデ
ンサ4により決定される共振周波数において最も小さい
インピーダンス値となる周波数対インピーダンス特性を
有している。そこで、動作周波数を共振周波数よりも高
い状態で動作させ、この特性曲線の右側(アッパーサイ
ド)を利用して出力電圧の制御を行っている。これを、
アッパーサイド制御と呼ぶ。また、逆に、動作周波数を
共振周波数よりも低い周波数として動作させ、特性曲線
の左側(ローワーサイド)を利用して出力電圧の制御を
することもでき、これをローワーサイド制御と呼ぶ。 【0012】本例では、アッパーサイド制御をするもの
として説明する。例えば、出力電圧を上げるためには、
発振器10の発振周波数を下げることにより、共振回路
のインピーダンスを下げ、共振回路に流れる電流を増加
させる。すなわち、主トランス7の二次側に発生した電
圧は、誤差増幅器27において参照電圧と比較され、対
応する制御信号がフォトカップラ28、30を介して、
発振器10にフィードバックされ、該発振器10の発振
周波数が低くなるように制御される。一方、出力電圧を
下げるときには、逆に、発振器10の発振周波数を上げ
ればよい。つまり、発振周波数を変化させることによ
り、図12に示すAからBの範囲の所望のインピーダン
スを得るようにしている。 【0013】また、このコンバータ回路において、負荷
の短絡などの過負荷状態となったときには、一次側電流
の大きさが所定値を超えたことを検出して保護動作を行
うようになされている。ここでは、低圧側スイッチング
素子3に直列に接続されたインピーダンス素子53によ
って一次側に流れる電流を電圧に変換し、この電圧をダ
イオード12で整流した後、ローパスフィルタ13を通
して過負荷保護比較器54に入力し、該電圧が基準電圧
源55により設定された閾値を超えた場合にはラッチ回
路29を駆動し、その出力により発振器10を発振停止
とすることにより、保護動作を行っている。 【0014】ここで過負荷状態における動作を考えてみ
ると、負荷短絡等のような過負荷時においては、一次側
からみたインピーダンスが負荷抵抗と動作周波数の影響
で誘導性から容量性へと変化するために、共振周波数が
上昇し、図12の(2)に示すような周波数対インピー
ダンス特性となる。このとき動作周波数は変更されない
ために、図12のDに示すように、アッパーサイド制御
の領域から、動作周波数が共振周波数よりも低い、いわ
ゆるローワーサイド制御の領域に突入することとなる。
いったんこのローワーサイド制御状態になってしまう
と、系のインピーダンスが上がってしまい、出力電圧は
低下する。このとき、前述したように、出力電圧が低下
したときに発振器10の発振周波数を下げるように制御
が行われるから、出力電圧がさらに低下することとな
る。 【0015】このことは、過負荷時に周波数変化を伴う
保護動作が行われない限りは、過負荷時には発振周波数
は外部時定数で決定される最低発振周波数に固定されて
しまい、かつ、その上で本来のアッパーサイド制御とは
異なるローワーサイド制御が継続されることを意味して
いる。 【0016】図10の原理図であらわされるコンバータ
回路がローワーサイド制御に突入してしまった場合に
は、ダイオードの逆回復時間やスイッチング素子両端容
量成分等の影響により、するどいサージ電流が現れ、図
13に示すようなスイッチング波形となり、これはスイ
ッチング素子にとっては大きなストレスとなる。 【0017】前述したように、単純に一次側電流を検出
して過負荷保護回路を動作させる方式を採用したとき
は、検出が瞬時に行われなければ、全く同様に、瞬く間
にローワーサイド制御に突入してしまう。そして、もし
過負荷動作を検出する閾値がある程度高く、且つ、発振
器10の発振停止動作までに遅延時間があるならば、過
負荷保護動作自体が働かない可能性がある。つまり、イ
ンピーダンスの逆転現象によってローワーサイド制御時
の一次側電流が抑えられるため、前記保護回路の閾値に
達しないままになってしまうのである。このことは、図
10に示したように、電流をインピーダンス素子53に
よって検出し平均値電圧に変換する方式の場合顕著とな
る。 【0018】このような不都合を回避する方法として、
図10に示すような電圧低下検出回路21を、前記誤差
増幅器27と並列に設け、過負荷による制御不能状態及
びインピーダンスの逆転現象を出力電圧の低下として捉
え、負荷短絡時に発振周波数を上げて動作周波数を共振
周波数よりも高くすることにより、一次側電流を伸ばし
過負荷状態の検出を容易する方法がある。すなわち、出
力電圧が低下すると、電圧低下検出回路21中のトラン
ジスタが導通し、それによりトランジスタを導通させ、
フォトカップラ中の発光ダイオードを点灯させて、発振
器10に接続されたフォトトランジスタのインピーダン
スを減少させることにより、その発振周波数を高くす
る。なお、この電圧低下検出回路21は、必ずしも、前
述した位置に設ける必要はなく、図10に波線21’で
示したような位置に設けてもよい。 【0019】負荷短絡時に、このようにして、発振周波
数を高くすることによりローワーサイド制御への移行を
阻止し、その後、負荷電流の増大に対応して増加してい
る一次側電流の大きさをインピーダンス素子53の電圧
により検知して、過負荷保護比較器54により発振器1
0を発振停止状態にもちこみ素子の保護及び危険防止を
確保している。 【0020】また、前記した図10に示す発振周波数を
高くすることによりローワーサイド制御への移行を阻止
する第1の方法に対して、第2の方法として、一次側電
流をパルス検出し、その値が閾値を超えると発振周波数
を過負荷時共振周波数よりも高くすることにより、一次
側電流の伸びを抑えて保護動作を行うという方法があ
る。その過渡的動作波形を図14に示す。 【0021】 【発明が解決しようとする課題】しかし図10に示す第
1の方法では、電圧低下検出回路21は主トランス7の
出力電圧をその電圧源として使用するものであるため、
発振停止に至るまでの時間、すなわち、発振周波数を上
昇させてアッパーサイド制御を確保する時間も電圧低下
検出回路21の電圧源の電圧低下と共に短くなり、つい
にはその動作を保持できなくなる。それまでの時間内に
保護動作が行われていないときには、その瞬間にアッパ
ーサイド制御に突入してしまうこととなる。 【0022】これを防ぐためには、図10の電圧検出用
ローパスフィルタ13の時定数を短くすることが動作を
確実にする一番の方法であるが、しかし、そうした場合
には入力電圧源の瞬間断続や負荷の過渡的な増大が起こ
ったときに誤動作を起こしやすくなる。また、この方法
は、一旦ローワーサイド制御に入りかかるのを強引に防
ぎ、強制的にインピーダンスをある時間だけ高くすると
いった方法であるから、スイッチング素子の動作におけ
る電流損失ストレスはゼロにすることは出来ない。 【0023】また、補助電源を搭載し常に前記電圧低下
検出回路21用電圧源をバックアップする方法も考えら
れるが、この場合、電源自体の構成が複雑化してしまう
こととなる。さらに、たとえば、発振停止ではなく間欠
発振モードへの持ち込みといった方法でも保護動作の保
持を基本にすれば同じ問題は残ってしまう。 【0024】一方、前述した第2の方法によれば、ロー
ワーサイド制御にならないので、スイッチング素子自体
のストレスは追放することが可能である。しかし、一次
側において電流を検出する場合には、当然の事ながら、
出力側の実際の過負荷電流は検出することができない。
たとえば、図14に示すように、出力トランスの巻数比
において一次側巻数が二次側巻数に比べ圧倒的に多いと
きには、たとえ一次側電流をある値に抑えたとしても、
二次側巻線にはかなりの電流が流れることになり発煙・
発火の危険が存在してしまう。 【0025】これを防ぐためには、二次側電流を直接検
出してフィードバックする必要がある。しかしながら、
多巻線トランスを使用する場合には、その検出のための
回路が複雑化し部品点数も増大してしまうという問題点
がある。そこで、過負荷状態をピーク電流で検出して保
護動作に持ち込んでスイッチング素子へのストレスは与
えないようにし、その保護動作がある期間継続したなら
ば停止するように動作させるなんらかの方法が理想的で
ある。 【0026】そこで、本発明は、過負荷状態において、
スイッチング素子へのストレスを与えないようにし、か
つ、巻線の発煙保護など回路全体の保護を安定に行うこ
とのできるスイッチングコンバータの過電力保護回路を
提供することを目的としている。 【0027】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチングコンバータにおける過負荷保
護方法は、発振回路と、該発振回路の出力により駆動さ
れるスイッチング素子と、該スイッチング素子により一
次側が駆動され二次側から負荷に出力が供給されるトラ
ンスと、該トランスに関連して設けられた共振回路であ
って、通常動作状態における共振周波数が前記発振回路
の動作周波数範囲よりも低く設定されており、前記トラ
ンス一次側に流れる電流に対してインピーダンスとして
作用する共振手段と、前記スイッチング素子に流れる電
流が所定の閾値を超えたか否かを検出する過電流検出手
段と、該過電流検出回路の出力に応じて前記発振回路の
発振条件を変化させる発振条件変更手段とを備えたスイ
ッチングコンバータにおける過負荷保護方法であって、
前記過電流検出手段により、前記スイッチング素子に流
れる電流が所定の閾値を超えたか否かを検出し、前記ス
イッチング素子に流れる電流が所定の閾値を超えた場合
には、前記発振条件変更手段により前記発振 回路の動作
周波数を高くし、前記発振回路の動作周波数が高い状態
が継続している時間を測定し、前記発振回路の動作周波
数が高い状態が継続している時間が一定時間を超えた場
合には、前記発振条件変更手段により前記発振回路を間
欠発振状態にし、前記発振回路の間欠発振状態が継続し
ている時間を測定し、前記発振回路の間欠発振状態が継
続している時間が一定時間を超えた場合には、前記発振
条件変更手段により前記発振回路の発振を停止させるも
のである。 【0028】したがって、本発明によれば、共振コンバ
ータまたはブリッジコンバータ回路において負荷短絡な
どの過負荷時にスイッチング素子に流れる電流所定の閾
値を超えたか否かを検出して、前記スイッチング素子に
流れる電流が所定の閾値を超えた場合には、前記発振条
件変更手段により前記発振回路の動作周波数を高くし、
前記発振回路の動作周波数が高い状態が継続している時
間を測定し、前記発振回路の動作周波数が高い状態が継
続している時間が一定時間を超えた場合には、前記発振
条件変更手段により前記発振回路を間欠発振状態にし、
前記発振回路の間欠発振状態が継続している時間を測定
し、前記発振回路の間欠発振状態が継続している時間が
一定時間を超えた場合には、前記発振条件変更手段によ
り前記発振回路の発振を停止させることにより、一次側
電流検出非間欠動作保護回路方式では困難な巻数の少な
い巻線の発煙保護も同時に行うことが出来る。以上によ
り、過大負荷状態においてもより安全に回路全体が保護
される。 【0029】 【発明の実施の形態】図1は本発明のスイッチングコン
バータの第1の実施形態を示す図である。なお、この図
においては、煩雑さを避けるために、前述した図10の
回路と同一の構成要素には同一の番号を付してその詳細
な説明は省略するとともに、出力電圧を一定の電圧に制
御するための誤差増幅器27やフォトカップラ28など
からなる発振周波数制御回路についてはその記載を省略
してある。この図において、52は共振コンデンサ、5
3はインピーダンス素子、54はコンパレータ、55は
基準電圧源、56は過電流時間測定回路、57は間欠発
振回路、58は間欠時間測定回路である。なお、この回
路においては、共振コンデンサ4と共振コンデンサ52
の2つの共振コンデンサを有する回路とされているが、
前述した図10の回路と同様に、1個の共振コンデンサ
4を有する回路としてもよい。 【0030】さて、このように構成されたスイッチング
コンバータにおいて、スイッチング素子2が導通してい
るとき、電流は入力電圧源1からスイッチング素子2、
共振インダクタンス6とトランス7の並列回路、共振イ
ンダクタンス5、共振コンデンサ4、インピーダンス素
子53を通って入力電圧源1に戻る経路で流れ、図1中
の(イ)点には図2のAに示すような電圧が発生する。
また、スイッチング素子3が導通の場合、電流は入力電
圧源1から共振コンデンサ52、共振インダクタンス
5、共振インダクタンス6とトランス7の並列回路、ス
イッチング素子3、インピーダンス素子53を通って入
力電圧源1へ戻る経路で流れ、図1の(イ)点には図2
のBに示すような電圧が発生する。 【0031】ここで、過負荷や負荷短絡などで大電流が
流れたとき、その電流は図2の(A)または(B)に示
すようにインピーダンス素子53によって検出され、基
準電圧源55と比較されてコンパレータ54の出力とし
て図2の(C)のような信号が発生される。なお、イン
ピーダンス素子53、コンパレータ54、基準電圧源5
5により、過電力保護回路が構成される。 【0032】コンパレータ54からの図2(C)に示す
出力信号がハイレベルとなったとき、発振器10の出力
信号は反転される。これにより駆動回路11から瞬時
に、導通している一方のスイッチング素子2または3を
開放し、その直後に他方のスイッチング素子3または2
を導通させる駆動信号が出力されることとなる。その
後、同様に基準電圧55よりも大きな電圧が検出される
と、再度導通しているスイッチング素子が開放され、開
放されているスイッチング素子が導通される。以下、同
様の動作が継続することとなる。 【0033】図2の(D)及び(E)は、このピーク電
流検出により前記過電力保護回路が働いたときのスイッ
チング素子2および3を流れる電流波形である。このよ
うな動作は、過電流が流れようとした時に、そのピーク
電流値を検出することによって、そのスイッチング素子
を開放にいたらしめ他方のスイッチング素子の導通期間
に入るため、これは瞬時に回路の動作周波数を高くする
こととなっている。 【0034】次に、過電流時間測定回路56、間欠発振
回路57および間欠発振時間測定回路58の動作につい
て、図3に示す間欠発振動作説明図と図4に示す間欠発
振時間測定回路の説明図を用いて説明する。 【0035】すなわち、図3のFのようにスイッチング
素子3あるいは2に過電流が流れたとき、過電流時間測
定回路56は、図1の(ロ)点の電圧によってそのこと
を検知し、回路に過電流が連続して時間T0の間流れ続
けているか否かを判定する。そして、過電流が時間T0
だけ継続して流れていることを検出したとき、過電流時
間測定回路56は、図3の(H)に示すような間欠発振
信号を間欠発振回路57に出力して回路を間欠発振動作
状態にする。 【0036】さらに、図4の(J)に示すように、この
間欠発振状態が時間T3だけ続いたとき、間欠時間測定
回路58はそのことを検出して、図4の(K)に示すス
イッチング素子の発振を完全に停止させる信号を出力す
る。 【0037】以上のような動作により、過電流が流れた
とき瞬時に動作周波数を高くすると同時に、その状態が
ある一定時間を超えたら間欠発振動作に入り、スイッチ
ング素子のストレスを低減する。さらに、その間欠発振
状態がある一定時間を超えたらスイッチング素子の発振
を完全に停止してスイッチング素子をはじめとして回路
全体を保護している。 【0038】図5に、図1に記載した第1の実施形態に
おける要部詳細回路図を示す。この図において、図1と
同一の構成要素に対しては同一番号を付して詳細な説明
は省略する。59は図1における過電流時間測定回路5
6と間欠発振回路57との両方の機能を含んだ回路であ
る。60および64はバッファー、61はダイオード、
62は抵抗、63はコンデンサであり、これら60〜6
4によりパルス発生器86が構成されている。 【0039】図5に示した回路の動作を図6および図5
における(ハ)〜(チ)の各点の電圧波形を示す図7を
用いて説明する。図6の(L)はスイッチング素子に流
れる電流に対応してインピーダンス素子53に発生する
電圧を示しており、この電圧が入力され、パルス発生回
路86は図7の(ハ)に示す一定時間持続するパルスを
発生させる。このパルス幅は抵抗62とコンデンサ63
の値によって任意に設定することが可能であるので、主
回路の発振周期の数倍以上の時間T4のパルス幅に設定
しておく。 【0040】そうすることによって、図6の(L)の過
電流L1,L2,L3・・・に対応して、パルス発生回
路86により、それぞれ、(M)、(N)、(O)に示
すような幅T4のパルス信号が発生され、過電流信号が
連続したときには、パルス発生回路86の出力(ハ)の
信号は(P)に示すような連続した信号となる。 【0041】さて、主回路に大電流が流れ、インピーダ
ンス素子53に基準電圧55より大きい電圧が発生する
と、コンパレータ54からパルス信号が出力され、前述
したように発振器10の出力信号が反転され、導通して
いるスイッチング素子が開放され、開放されているスイ
ッチング素子が導通される。また、同時に、パルス発生
回路86から所定の時間幅t4を有するパルス信号が
(ハ)に出力される。(ホ)の電圧は通常はハイレベル
であるから、この(ハ)の信号によりANDゲート65
の出力がハイとなり、電流源66が可能化されて、コン
デンサ68の充電が開始される。 【0042】過電流が連続して検出されたときは、前述
したように(ハ)に連続した信号が発生し、この(ハ)
の信号によってコンデンサ68の電圧(ニ)が上昇して
いく。この過電流信号が任意の設定時間T0だけ連続す
ると、図7に示すように、前記コンデンサ68の電圧は
ヒステリシスを有するコンパレーター70の上側の閾値
電圧Vth−1に達し、コンパレーター70の出力
(ホ)がローレベルに反転する。これにより、以下のよ
うにして、間欠発振動作が開始する。 【0043】すなわち、コンパレータ70の出力電圧
(ホ)がローになることによって、ANDゲート91お
よび92の出力がともにローレベルとされ、スイッチン
グ素子2と3は両方とも開放状態となり、間欠発振の発
振停止期間T1に入る。このとき、(ホ)の電位がロー
となったため、ANDゲート65の出力がローとなり電
流源66が停止するので、コンデンサ68の電荷は抵抗
69を通って放電し、コンデンサ68の電位(ニ)は低
下する。 【0044】このコンデンサ68の電位(ニ)が低下し
てヒステリシスコンパレータ70の下側の閾値電圧Vt
h−2に達すると、コンパレータ70の出力電圧(ホ)
はハイとなり、ANDゲート91および92が再び可能
化されてスイッチング素子2および3に駆動信号が供給
されるようになり、主回路の動作が再開されるととも
に、再び過電流信号によるコンデンサ68の充電が開始
される。このようにして、コンデンサ68の充放電の繰
り返しによって間欠発振が維持される。 【0045】一方、この過電流動作が任意の設定時間T
0に満たないときは、以下のように動作する。コンデン
サ68の電位(ニ)がヒステリシスコンパレータ70の
閾値電圧Vth−1に達する前に、過電流状態が解除さ
れて、コンパレータ54からの出力が出力されない状態
が図6の(M)に示すT4時間以上続いたときは、パル
ス発生回路86の出力(ハ)がローレベルとなる。これ
により、ANDゲート65の出力がローとなってコンデ
ンサ68への充電が停止される。それと同時に、インバ
ータ72の出力がハイとなり、NANDゲート75の出
力(ヘ)がローレベルとなり、ダイオード67が導通し
て、コンデンサ68の電荷(ニ)が急速に放電される。 【0046】なお、この放電動作は、間欠発振動作が開
始された後においては、主回路がオフの期間(T1の期
間)にはコンパレータ70の出力電位(ホ)がローであ
るため、NANDゲート75の出力である(ヘ)点の電
位はハイとなって、ダイオード67を介しての放電がな
されることはない。以上のような一連の動作によって、
過電流信号が連続してT0期間続いたときだけ間欠発振
状態に入るようになっており、T0より短い期間の過電
流による誤動作を防止している。 【0047】次に、図5における間欠発振時間測定回路
58の動作を以下に述べる。前記間欠発振が開始される
と、コンパレータ70の出力の電位(ホ)がローにな
り、インバーター76を介してRSフリップフロップ7
8がセットされ、該RSフリップフロップ78の出力に
より電流源79が可能化され、コンデンサ80の充電が
開始される。 【0048】すると図7の(ト)に示すように、任意の
設定時間T3を経過するとコンデンサ80の電圧は、基
準電圧源82による閾値電圧Vth−3に達しコンパレ
ータ83からの出力信号により、RSフリップフロップ
84がセットされ、図7の(チ)に示すようにその反転
出力信号はローレベルとなる。この信号は、ANDゲー
ト91および92に印加され、これによりスイッチング
素子2および3の駆動信号は禁止され、主回路の動作は
完全に停止される。また、この動作は過電流状態が解除
されると(ヘ)にロー信号が発生することにより解除さ
れる。以上のような動作により、過電流状態が続き間欠
発振が任意の設定時間T3より続いたときには回路の保
護のために主回路の動作が完全に停止するようになされ
ている。 【0049】なお、以上においては、アッパーサイド制
御を行う場合を例として説明したが、ローワーサイド制
御を行うものについても全く同様に適用することができ
ることは明らかである。ただし、この場合においては、
過電流状態となったときに発振回路10の発振周波数を
低くなるように制御することが必要である。 【0050】今までの説明においては、過負荷状態にお
ける保護動作を電子回路を使用してハードウエアにより
実行する例を示してきたが、これに限られることはな
く、マイクロコンピュータなどを使用してソフトウエア
により同様の処理を実行させることもできる。この場合
には、ハードウエアにより行う場合と比較して、基準電
圧や各種時間の設定・変更が容易に行うことができるよ
うになる。図8にそのブロック図の一例を示す。 【0051】図8において、図1と同一の構成要素には
同一の番号を付し、その詳細な説明は省略する。100
はシングルチップマイクロコンピュータであり、内部に
A/D変換器、タイマーなどの周辺回路を内蔵してい
る。101はシングルチップマイクロコンピュータ10
0のアナログ入力ポートであり、このポートから入力さ
れるアナログ信号はマイクロコンピュータ100内のA
/D変換器によりデジタル信号に変換される。102は
出力ポートであり、この出力ポート102から出力され
る信号はパルス駆動回路11に印加され、その動作を制
御するようになされている。また、103は出力ポート
であり、この出力ポート103から出力される信号は発
振器10に印加されて、その発振周波数などの制御を行
うために用いられる。 【0052】図9は、マイクロコンピュータ100によ
り実行される処理の概略を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まず、ステップS110におい
て、アナログ入力ポート101からインピーダンス素子
53の両端に発生している電圧を取り込み、該電圧をA
/D変換し、その値が所定の基準値を超えているか否か
を判定する。その判定結果がNOのときは、再び入力ポ
ート101から電圧を取り込み、過電流であるか否かの
判定を繰り返す。 【0053】さて、過電流状態が発生し、ステップS1
10の判定結果がYESとなったときは、ステップ11
1に進み、出力ポート103から発振器10の発振周波
数を高い周波数に切り替えるための制御信号を出力し、
発振器10の発振周波数を上昇させる。次いで、ステッ
プ112に進み、過電流状態が予め定めた時間(T0)
以上継続しているか否かを判定する。過電流状態となっ
てからT0時間経過していないときは、再びステップ1
12を実行し、T0時間経過したか否かを判定する。な
お、過電流状態でなくなったときは、ステップ110に
戻る。 【0054】T0時間以上過電流状態が継続し、ステッ
プ112の判定結果がYESとなったときは、ステップ
113に進む。このステップ113において、出力ポー
ト102からパルス駆動回路11に対し、例えば、ハイ
レベル期間がT1時間でローレベル期間がT2時間であ
る間欠発振制御信号を出力する。パルス駆動回路11
は、マイクロコンピュータ100からの制御信号がハイ
レベルのときは発振器10から出力される信号をスイッ
チング素子2および3に印加しないように動作し、ロー
レベルのときは駆動信号として印加するように構成され
ており、これにより、T1時間スイッチング素子2およ
び3が動作を停止され、その後T2時間動作され、以
下、これを繰り返す間欠動作モードになる。なお、この
間に、過電流状態でなくなったときは、再びステップ1
10に戻る。 【0055】次いで、ステップ114に進み、間欠発振
状態になってから所定の時間(T3)経過したか否かを
判定する。この判定結果がNOのときは再度ステップ1
14を実行する。一方、この判定結果がYESのとき
は、ステップ115に進み、出力ポート102から常時
ハイレベルの信号をパルス駆動回路11に印加してスイ
ッチング素子2および3の動作を停止する。なお、この
間に過電流状態でなくなったときは、ステップ110を
実行する。 【0056】以上のように、ソフトウエア処理により、
図1〜図7に関して説明したものと同様に、過電流が流
れたとき瞬時に動作周波数を高くすると同時に、その状
態がある一定時間を超えたら間欠発振動作に入り、さら
に、その間欠発振状態がある一定時間を超えたらスイッ
チング素子の発振を完全に停止してスイッチング素子を
はじめとして回路全体を保護することができる。 【0057】 【発明の効果】共振コンバータまたはブリッジコンバー
タ回路において、負荷短絡などの過負荷時に主電流のピ
ーク値を検出して瞬時にスイッチング素子を開放するこ
とができ、スイッチング素子のストレスを防止すること
ができる。また、アッパーサイド制御型コンバータにお
いては、動作周波数を高くして共振インピーダンスを高
くし、負荷への過剰な電力供給を保護できる。さらに、
スイッチング素子のスイッチングストレスを追放でき、
且つ、巻線の発煙保護等回路全体の保護を安定に行うこ
とが出来る。
明図である。 【図3】間欠発振動作を説明するための図である。 【図4】間欠発振動作時間測定回路の説明図である。 【図5】第1の実施形態の詳細回路図である。 【図6】図5の詳細回路の動作を説明するための図であ
る。 【図7】図5の詳細回路の動作を説明するための図であ
る。 【図8】本発明の第2の実施形態を説明するための図で
ある。 【図9】本発明の第2の実施形態における処理のフロー
チャートを示す図である。 【図10】従来の一構成例を示す図である。 【図11】図10における各部の波形を示す図である。 【図12】入力インピーダンス対周波数の関係を示す図
である。 【図13】従来の方法における各部の波形を示す図であ
る。 【図14】ローワーサイド制御における各部の波形を示
す図である。 【符号の説明】 1 入力直流電圧源 2、3 主スイッチング素子 4、52 共振コンデンサ 5、6 共振インダクタンス 8、9 ダイオード 10 発振器 11 パルス駆動回路 13 ローパスフィルタ 14、15 スイッチング素子両端容量 16、17 インピーダンス素子 21 電圧低下検出回路 26 整流平滑回路 27 負荷 53 インピーダンス素子 54、83 コンパレータ 55、71、82 基準電圧源 56 過電流時間測定回路 57 間欠発振回路 58 間欠発振時間測定回路 59 過電流時間測定および間欠発振回路 60、64 バッファ 61、67、85 ダイオード 62、69、73、81 抵抗 63、68、74、80 コンデンサ 65、91、92 ANDゲート 66、79 電流源 70 ヒステリシスコンパレータ 72、76、77 インバータ 75 NANDゲート 78、84 RSフリップフロップ 86 パルス発生器 90 分周回路 100 マイクロコンピュータ 101 アナログ入力ポート 102、103 出力ポート
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発振回路と、該発振回路の出力により駆
動されるスイッチング素子と、該スイッチング素子によ
り一次側が駆動され二次側から負荷に出力が供給される
トランスと、該トランスに関連して設けられた共振回路
であって、通常動作状態における共振周波数が前記発振
回路の動作周波数範囲よりも低く設定されており、前記
トランスの一次側に流れる電流に対してインピーダンス
として作用する共振手段と、前記スイッチング素子に流
れる電流が所定の閾値を超えたか否かを検出する過電流
検出手段と、該過電流検出回路の出力に応じて前記発振
回路の発振条件を変化させる発振条件変更手段とを備え
たスイッチングコンバータにおける過負荷保護方法であ
って、 前記過電流検出手段により、前記スイッチング素子に流
れる電流が所定の閾値を超えたか否かを検出し、 前記スイッチング素子に流れる電流が所定の閾値を超え
た場合には、前記発振条件変更手段により前記発振回路
の動作周波数を高くし、 前記発振回路の動作周波数が高い状態が継続している時
間を測定し、 前記発振回路の動作周波数が高い状態が継続している時
間が一定時間を超えた場合には、前記発振条件変更手段
により前記発振回路を間欠発振状態にし、 前記発振回路の間欠発振状態が継続している時間を測定
し、 前記発振回路の間欠発振状態が継続している時間が一定
時間を超えた場合には、前記発振条件変更手段により前
記発振回路の発振を停止させる スイッチングコンバータ
における過負荷保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22275295A JP3459143B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22275295A JP3459143B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0956152A JPH0956152A (ja) | 1997-02-25 |
JP3459143B2 true JP3459143B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=16787359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22275295A Expired - Fee Related JP3459143B2 (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3459143B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ511145A (en) * | 2001-04-12 | 2003-11-28 | Invensys Energy Systems Nz Ltd | Overcurrent protection by current sensing of switched mode power supply |
JP4525120B2 (ja) * | 2004-03-15 | 2010-08-18 | ソニー株式会社 | 電源制御装置、電源装置、電源回路の制御方法 |
US7602160B2 (en) | 2006-07-31 | 2009-10-13 | System General Corp. | Method and apparatus providing protection for power converter |
JP2010022097A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Panasonic Corp | スイッチング制御回路、半導体装置、およびスイッチング電源装置 |
WO2010116706A1 (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-14 | パナソニック株式会社 | 直流電源装置およびインバータ駆動装置およびこれを用いた空気調和機 |
JP5195603B2 (ja) * | 2009-04-15 | 2013-05-08 | 株式会社デンソー | Dcdcコンバータの制御装置及び制御システム |
JP2011004550A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Panasonic Corp | スイッチング電源装置および半導体装置 |
JP5640830B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2014-12-17 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP5925722B2 (ja) * | 2013-04-05 | 2016-05-25 | コーセル株式会社 | スイッチング電源装置及びその制御方法 |
JP6277753B2 (ja) * | 2014-02-05 | 2018-02-14 | 三菱電機株式会社 | Led点灯装置 |
KR20160140104A (ko) | 2015-05-29 | 2016-12-07 | 삼성전기주식회사 | 제어 회로 및 이를 이용한 전압 변환 장치 |
KR102579294B1 (ko) * | 2018-03-02 | 2023-09-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 저전압 직류 변환장치 및 그 제어방법 |
CN113765406B (zh) * | 2021-09-29 | 2024-02-09 | 阳光电源股份有限公司 | Llc谐振电路的打嗝控制方法、装置 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP22275295A patent/JP3459143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0956152A (ja) | 1997-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3346596B1 (en) | Symmetric time shift control for resonant converters | |
JP4735072B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US9780673B2 (en) | Control method and device for switching power supplies having more than one control mode | |
US9614448B2 (en) | Switching power-supply device | |
WO2010146642A1 (ja) | スイッチング電源装置および半導体装置 | |
KR20180020919A (ko) | 공진형 변환기들을 위해 펄스 폭 변조(pwm)를 이용한 단락 보호 | |
JP6135271B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
CN101964595A (zh) | 电源装置和方法 | |
JP3116338B2 (ja) | スイッチング電源 | |
TWI523380B (zh) | 用以控制功率轉換器之方法、用於功率轉換器之控制器、以及用以從功率轉換器汲取電力之方法 | |
JP3459143B2 (ja) | スイッチングコンバータにおける過負荷保護方法 | |
JP2016027775A (ja) | スイッチング電源装置 | |
US9768701B2 (en) | Synchronous rectifier control using sensing of alternating current component | |
US20150092453A1 (en) | Current resonance type power supply device | |
US10720847B2 (en) | Semiconductor device for switching power supply and AC-DC convertor | |
US6867634B2 (en) | Method for detecting the null current condition in a PWM driven inductor and a relative driving circuit | |
US20200412232A1 (en) | Power converter and method for driving an electronic switch | |
JP5854031B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP4352299B2 (ja) | 電力変換装置における偏磁低減回路 | |
TW202011673A (zh) | 諧振電力轉換器及用於控制其之方法與積體電路控制器 | |
JP2002354798A (ja) | スイッチング電源装置 | |
US11139745B2 (en) | Flyback converter input voltage detection | |
US10948525B2 (en) | Fault detection device and method for switch driving circuit, and electronic device | |
JP4919858B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JP4560882B2 (ja) | スイッチング電源回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030715 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |