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JP3457626B2 - ジッタ検出回路 - Google Patents

ジッタ検出回路

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JP3457626B2
JP3457626B2 JP2000118966A JP2000118966A JP3457626B2 JP 3457626 B2 JP3457626 B2 JP 3457626B2 JP 2000118966 A JP2000118966 A JP 2000118966A JP 2000118966 A JP2000118966 A JP 2000118966A JP 3457626 B2 JP3457626 B2 JP 3457626B2
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Japan
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jitter
signal
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detection
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JP2000118966A
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賢二 漆山
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NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • H04L1/205Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector jitter monitoring
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/26Measuring noise figure; Measuring signal-to-noise ratio

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  • Signal Processing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にディジタル発
振回路のクロックのジッタを検出するジッタ検出回路に
属する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル回路用のクロック供給
用の発振回路として、フェーズロックドループ(PL
L)回路が頻繁に用いられるようになってきている。同
回路において、安定性を測る尺度であるジッタの特性を
いかにして保証するかが重要となっており、これをPL
L内部で測定できる回路が必要となっている。
【0003】従来、ジッタ検出回路としては、図11に
示す位相差検出回路10aがある。例えば、このような
位相差検出回路10aを単独で用いる場合には、測定対
象信号をディレイ31aを介して遅延させ、この信号と
クロック信号の位相差の程度をFF(フリップフロッ
プ)32aにより検出し、FF32aの検出出力をジッ
タ検出信号とする。また、位相差検出回路10aを2つ
用意し、測定対象信号とクロック信号をそれぞれ交互に
接続する方法や、ディレイ31aのディレイ値が異なる
位相差検出回路10aを複数用意し、それぞれの検出結
果をジッタの判定に使用する方法もある。
【0004】また、特公平7−50926号公報には、
記憶媒体から再生された映像信号のジッタ検出回路が開
示されている。これは、ジッタを含む映像信号から水平
同期信号を分離する水平同期信号分離回路のn倍の周波
数で発振する電圧制御発振器と、その出力発信周波数を
1/n倍に分周する分周回路とを備え、可変傾斜波発生
回路によって前期分周回路の出力パルスの位相に応じた
タイミングで傾斜波を発生させ、その出力傾斜波の傾斜
部分をサンプルホールド手段によって前記水平同期信号
分離回路の出力である水平同期信号に基づいて生成した
水平走査周期のサンプルパルスでサンプリング後ホール
ドし、そのサンプルホールド電圧を前記電圧制御発振器
に制御電圧として供給すると共に、前記可変傾斜波発生
回路に前記制御信号として供給することにより、電圧制
御発振器からジッタ検出信号を取り出すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。近年、ディジタル
回路に使用するクロックのジッタ特性として、図13に
示す、サイクルトゥサイクルジッタと呼ばれる、連続す
るクロックサイクルのタイミングの偏差の程度を定義す
るようになってきた。これは、ディジタル回路の動作速
度の増加に伴い、クロック周期の安定度を、周期の絶対
値のばらつきの程度で定義する周期ジッタ(図12)の
みでなく、連続するクロックサイクルの相対値的な変動
が小さいことが求められるようになってきているためで
ある。
【0006】しかし、図11に示した位相差検出回路1
0aで測定しているのは、測定した瞬間の位相差の程度
のみであり、図12に示す周期ジッタの判定しか行なう
ことができない。つまり、図11の位相差検出回路10
a単独の方法では、ある瞬間の、2つのクロック信号の
位相差の絶対値のみを検出できる回路であり、位相差の
変動は記録していないため、サイクルトゥサイクルジッ
タの程度は検出できない。同様に、特公平7−5092
6号公報に開示されている方法においても、サンプルホ
ールド手段が、分周回路の出力パルスの位相に応じたタ
イミングで発生させた傾斜波を前記水平同期信号分離回
路の出力である水平同期信号に基づいて生成した略1水
平走査周期のサンプルパルスでサンプリング後ホールド
し、そのサンプルホールド電圧を前記電圧制御発振器に
制御電圧として供給する方法であるので、サイクルトゥ
サイクルジッタの程度は検出できない。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、サイクルトゥサイ
クルジッタの程度を検出するジッタ検出回路を提供する
点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、測定対象信号の同一の基準クロックに対する
連続する所定の位相差を検出して位相差検出信号として
出力する、複数の位相差検出手段と、前記位相差検出手
段各々の後段にそれぞれ接続され、各々の前段に接続さ
れた前記位相差検出手段が出力する前記位相差検出信号
連続する位相差のサイクル毎の変化を検出し、位相差
状態変化検出信号として出力する、複数の位相差状態変
化検出手段と、前記複数の位相差状態変化検出手段の少
なくとも一つが、前記位相差状態変化検出信号を出力す
るのに応じてジッタ検出信号を出力する第1の判定手段
とを備え、前記位相差検出手段は、 前記測定対象信号を
遅延させて遅延信号として出力する遅延手段と、 前記遅
延信号をデータとし、前記基準クロックをクロックとす
る、フリップフロップによる第1の記憶手段とを有し、
前記複数の位相差検出手段の各々が検出する所定の位相
差は、互いに異なることを特徴とするジッタ検出回路に
存する。請求項2記載の発明の要旨は、前記位相差検出
手段は、それぞれが備える遅延手段の遅延時間が、互い
に異なることを特徴とする請求項1に記載のジッタ検出
回路に存する。請求項3記載の発明の要旨は、前記遅延
手段は遅延回路であり、前記第1の記憶手段はフリップ
フロップ回路であり、前記フリップフロップ回路のセッ
トアップ時間と前記遅延回路の遅延時間とを加えた時間
は、前記位相差検出手段同士で互いに異なることを特徴
とする請求項1又は2に記載のジッタ検出回路に存す
る。請求項4記載の発明の要旨は、前記位相差状態変化
検出手段は、現在から1サイクル前の前記位相差検出信
号を記憶して出力する第2の記憶手段と、前記第2の記
憶手段の出力と現在の前記位相差検出信号との間に変化
があるとこれを位相差状態変化検出信号として出力する
第2の判定手段とを備えることを特徴とする請求項1〜
のいずれかに記載のジッタ検出回路に存する。請求項
5記載の発明の要旨は、前記第2の記憶手段は、前記位
相差検出信号をデータとし、前記基準クロックをクロッ
クとするフリップフロップであり、前記第2の判定手段
は、前記位相差検出信号と前記第2の記憶手段の出力の
排他和をとるEX−ORゲートであることを特徴とする
請求項4に記載のジッタ検出回路に存する。請求項6記
載の発明の要旨は、前記第1の判定手段はORゲートで
あり、前記第1の判定手段には、前記位相差検出手段の
うち測定可能な位相差が最も大きい位相差検出手段が出
力する前記位相差検出信号及び、他の位相差検出手段の
後段にそれぞれ接続された前記複数の位相差状態変化検
出手段が出力する前記位相差状態変化検出信号が入力さ
れることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
ジッタ検出回路に存する。請求項7記載の発明の要旨
は、前記第1の判定手段は、前記複数の位相差状態変化
検出回路のうち、選択された任意の2つが出力する前記
位相差状態変化検出信号を組み合わせて入力とするAN
Dゲートを、前記位相差状態変化検出回路の数に応じて
全ての組み合わせに対して備え、前記ANDゲートの出
力全てを入力するORゲートの出力を、前記ジッタ検出
信号として出力することを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載のジッタ検出回路に存する。請求項8記載
の発明の要旨は、前記ジッタ検出信号をデータとし、前
記基準クロックをクロックとするフリップフロップ回路
と、該フリップフロップ回路の出力と前記ジッタ検出信
号との論理積をとるANDゲートと、該ANDゲートの
出力をデータとし、前記基準クロックの反転をクロック
とするフリップフロップとを備えることを特徴とする
求項1〜7のいずれかに記載のジッタ検出回路に存す
る。請求項9記載の発明の要旨は、請求項1〜8に記載
のジッタ検出回路を並列接続して備えることを特徴とす
る発振回路に存する。請求項10記載の発明の要旨は、
請求項1〜8に記載のジッタ検出回路を並列接続して備
えることを特徴とするPLL回路に存する。請求項11
記載の発明の要旨は、前記基準クロックと測定対象信号
とを入れ替えた請求項1〜8に記載のジッタ検出回路を
並列接続して備えることを特徴とするPLL回路に存す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本実施
の形態に係るジッタ検出回路は、同一構成のジッタ検出
回路1,5からなり、それぞれにAクロック信号CAと
Bクロック信号CBが互いに入れ替わった状態で並列に
接続されているものである。以下ジッタ検出回路1につ
いて説明する。
【0010】ジッタ検出回路1は位相差検出回路群2、
位相差状態変化検出回路群3、ORゲート4より構成さ
れる。
【0011】位相差検出回路群2は、第1〜第4の位相
差検出回路10〜13より構成され、各々の入力(デー
タとクロック)にAクロック信号CAとBクロック信号
CBが並列に接続される。本実施の形態に於いては、図
1に示すように4つの位相差検出回路を用いているが、
位相差検出回路の数に制限はなく、位相差検出値の異な
る位相差検出回路を任意数で構成できる。
【0012】第1〜第4の位相差検出回路10〜13で
それぞれ検出できる位相差検出時間Tn(本実施の形態
においては、n=1〜4)は、第1の位相差検出回路1
0がもっとも小さく、第2の位相差検出回路11、第3
の位相差検出回路12の順に大きくなり、第4の位相差
検出回路13がもっとも大きい。第1の位相差検出回路
10の位相差検出時間をT1,第2の位相差検出回路1
1の位相差検出時間をT2,第3の位相差検出回路12
の位相差検出時間をT3、第4の位相差検出回路13の
位相差検出時間をT4とすると、T1<T2<T3<T
4である。ここで、位相差検出時間Tn(n=1〜4)
とは、所定の位相差の検出値即ち、第1〜第4の位相差
検出回路10〜13それぞれが検出可能な位相差を時間
で表すものであり、後述する内部回路のディレイ31の
遅延時間により決定されるものである。
【0013】Aクロック信号CAとBクロック信号CB
の位相差は、位相差の大きさに応じて、位相差検出時間
Tnの異なる第1〜第4の位相差検出回路10〜13に
より第1〜第4の位相差検出信号として検出される。
【0014】第1〜第4の位相差検出信号のうち第1〜
第3の位相差検出信号は、位相差状態変化検出回路群3
の第1〜第3の位相差状態変化検出回路20〜22にそ
れぞれ入力される。しかし、位相差検出時間T4即ち位
相差の検出値がもっとも大きい第4の位相差検出回路1
3が出力する第4の位相差検出信号は、ORゲート4に
直接入力される。
【0015】第1の位相差状態変化検出回路20は、第
1の位相差検出回路10のサイクルごとの出力(第1の
位相差検出信号)の変化を検出し、第1の位相差状態変
化検出信号を出力する。同様に、第2の位相差状態変化
検出回路21は、第2の位相差検出回路11のサイクル
ごとの出力(第2の位相差検出信号)の変化を検出して
第2の位相差状態変化検出信号を出力し、第3の位相差
状態変化検出回路22は、第3の位相差検出回路12の
サイクルごとの出力(第3の位相差検出信号)の変化を
検出して第3の位相差状態変化検出信号を出力する。第
1〜3の位相差状態変化検出信号はORゲート4に入力
される。
【0016】第1〜3の位相差状態変化検出回路20〜
22および第4の位相差検出回路13の出力(第1〜3
の位相差状態変化検出信号,第4の位相差検出信号)の
いずれか1つ以上が機能(変化)した場合、ORゲート
4がアクティブとなり、ジッタありとしてジッタ検出信
号Aが出力される。
【0017】ジッタ検出回路5はジッタ検出回路1と同
一構成であり、Aクロック信号CAとBクロック信号C
Bを入れ替えただけである。従って、ジッタ検出回路1
と全く同様の動作をするものであるので詳しい説明を省
略する。ジッタ検出回路5は、ジッタありと判定した場
合はジッタ検出信号Bを出力する。
【0018】図2は本発明の実施例における、第1の位
相差検出回路10の回路図である。第1〜第4の位相差
検出回路10〜17の回路構成は、すべて同一であるた
め、第1の位相差検出回路10を例にとり説明する。
【0019】図2において、第1の位相差検出回路10
は、ディレイ31とFF(フリップフロップ)32から
構成される。第1の位相差検出回路10には、測定対象
信号(第1の位相差検出回路10においてはAクロック
信号CA)と基準クロック信号(第1の位相差検出回路
10においてはBクロック信号CB)が入力され、測定
対象信号はデータとしてディレイ31を介してFF32
のデータ端子に入力され、基準クロック信号はクロック
としてFF32のクロック端子に入力される。これによ
りFF32のセットアップ時間とディレイ31のディレ
イ時間を加えた時間が、第1の位相差検出回路10のセ
ットアップ時間となり、このセットアップ時間が第1の
位相差検出回路10の位相差検出時間T1に相当する。
【0020】測定対象信号の立上がりタイミングと、基
準クロック信号の立上がりタイミングとの差分の時間が
第1の位相差検出回路10の位相差検出時間T1より大
きいときに、第1の位相差検出回路10から第1の位相
差検出信号が出力される。第2〜4の位相差検出回路1
1〜13からも同様にして第2〜4の位相差検出信号が
出力される。
【0021】これを具体的に説明したのが、図3であ
る。図3を参照すると、各位相差検出信号(例えば第1
の位相差検出信号)が出力される際の、測定対象信号と
基準クロック信号の位相差検出時間Tn(例えばT1)
は、ディレイ(例えばディレイ31)の遅延時間をT
d,FF(例えばFF32)のセットアップ時間をTs
とすると、Tn(T1)=Td+Tsである。各ディレ
イの遅延時間の値を任意に設定することで、所要の値の
位相差を検出する位相差検出回路を作るとこができる。
図1に示した実施の形態に於いては、これを利用し、T
1,T2,T3,T4の順番で検出能の異なる第1〜4
の位相差検出回路10〜13を用意している。
【0022】図4は本発明の実施例における、第1の位
相差状態変化検出回路20の回路図である。各第1〜第
3の位相差状態変化検出回路20〜25の回路は同一構
成であるため、第1の位相差状態変化検出回路20を例
にとり説明する。
【0023】図4を参照すると、第1の位相差状態変化
検出回路20は、FF(フリップフロップ)41とEX
−OR(排他論理ORゲート)42で構成される。FF
41のデータ端子にはデータとして第1の位相差検出信
号(第1の位相差状態変化検出回路20においては、第
1の位相差検出回路10出力)が入力され、クロック端
子にはクロックとして基準クロック信号(第1の位相差
状態変化検出回路20においては、Bクロック信号C
B)が入力される。これにより、FF41には基準クロ
ック信号の1サイクル前の第1の位相差検出信号の状態
が保持される。EX−OR42には、第1の位相差検出
信号と、FF41により保持された、1サイクル前の第
1の位相差検出信号の状態が入力される。EX−OR4
2は、入力された2信号の排他和をとるため、第1の位
相差検出信号の状態が、前のサイクルから変化したとき
に、第1の位相差状態変化検出信号が出力される。同様
に、第2の位相差状態変化検出回路21からは第2の位
相差状態変化検出信号が出力され、第3の位相差状態変
化検出回路22からは第3の位相差状態変化検出信号が
出力される。
【0024】次に、図1の回路の動作について、図1を
参照して説明する。本ジッタ検出回路1,5は、2つの
同じ周波数のクロック信号の位相差を測定するものであ
る。片方に測定対象となるクロック信号(測定対象信
号)を、もう一方に測定の基準となるクロック信号(基
準クロック信号)を入力することで、基準クロック信号
に対する測定対象信号の位相のずれを測定でき、これを
ジッタとみなすことができる。同時に、ある時点におけ
る位相差と、その1周期前の位相差とを比較してその差
を検出するので、サイクルトゥサイクルジッタの程度を
検出することが出来る。
【0025】位相差の符号として、基準クロック信号に
対し、測定対象クロック信号の位相が進んでいる場合と
遅れている場合の2つがあり、この2つの場合それぞれ
に対する測定は、基準クロック信号と測定対象クロック
信号を互いに入れ替えた2つの回路(本実施の形態に於
いてはジッタ検出回路1とジッタ検出回路5)で可能と
なる。
【0026】以下の動作の説明は、図1に示したジッタ
検出回路1において、測定対象となるクロック信号の位
相が、基準クロック信号の位相より進んでいる場合につ
いて行なう。Aクロック信号CAが測定対象信号、Bク
ロック信号CBが基準クロック信号となる。
【0027】図5を参照すると、(ア)の状態におい
て、Aクロック信号CAとBクロック信号CBの位相差
がT1以下の状態が続いている場合には、第1〜第4の
位相差検出信号は出力されない。このため、ジッタ検出
信号Aも出力されない。
【0028】次に、(イ)の状態において、Aクロック
信号CAとBクロック信号CBの位相差がT1からT4
の間で変化する場合には、第1の位相差検出信号の値が
変化した時に、第1の位相差状態変化検出信号が出力さ
れ、ジッタ検出信号Aが出力される。同様に、第2,第
3の位相差検出信号の値が変化した時には、それぞれ第
2,第3の位相差状態変化検出信号が出力され、ジッタ
検出信号Aが出力される。
【0029】図5の(イ)では、一例を示すが、位相差
が例えばT2<T<T3の間の値に収まっている間は第
1〜第3の位相差検出信号の値は変化せず、従ってジッ
タ有りと検出されない。この状態から図のように位相差
がT3<T<T4の間に変化すると、第3の位相差検出
信号の値が変化する。この変化を第3の位相差状態変化
検出回路22が検出し、第3の位相差状態変化検出信号
が出力され、ジッタ検出信号Aが出力される。
【0030】最後に、(ウ)の状態において、Aクロッ
ク信号CAとBクロック信号CBの位相差がT>T4と
なった場合には、前サイクルの状態に関わらず、ジッタ
検出信号Aが出力される。
【0031】以上より、 ・位相差がT1以下:ジッタ検出信号Aは出力されな
い。 ・位相差がT1〜T4の範囲にある:位相差がT1,T
2,T3の値をまたいで変化したときにジッタ検出信号
Aが出力される。 ・位相差がT4以上:無条件にジッタ検出信号Aが出力
される。 といった動作が実現する。
【0032】前述の説明に於いては、基準クロック信号
の位相より測定対象信号の位相が進んでいる場合のジッ
タ検出回路1について説明したが、逆の場合についても
まったく同様であり、Aクロック信号CAに基準クロッ
ク信号、Bクロック信号CBに測定対象クロック信号を
接続することで、基準クロック信号の位相より測定対象
信号の位相が遅れている場合のジッタ検出が可能であ
る。この回路は、図1のジッタ検出回路5に相当する。
【0033】実施の形態に係るジッタ検出回路は上記の
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
【0034】第1の効果として、測定対象信号となるク
ロックのジッタを基準クロック信号に対する位相差とし
て検出する回路において、位相差がある範囲にある場合
には、記録された1サイクル前の位相差状態からの変化
のあるなしを検出できる。これによりサイクルごとのジ
ッタ変化を規定したサイクルトゥサイクルジッタを検出
できる。
【0035】第2の効果として、測定対象信号となるク
ロックのジッタを基準クロック信号に対する位相差とし
て検出する回路において、大きな位相差がある値(T4
で定められる値)を越えた場合は、これを無条件にジッ
タありと検出できる。
【0036】第3の効果として、測定対象信号となるク
ロックのジッタを基準クロック信号に対する位相差とし
て検出する回路において、位相差がある範囲内にある場
合、この値のサイクルごとの変化が小さい場合は、これ
をジッタとは認識しないことができる。すなわち、定常
的位相誤差を安定値として持つ場合、定常的位相誤差を
ジッタとは見なさず無視することができる。
【0037】−発明の他の実施例− 発明の他の実施例として、前サイクルでの位相差が第n
の位相差検出回路の検出値Tnに近い場合、過敏に反応
してしまうのを防止するジッタ検出回路9を図6に示
す。図1のジッタ検出回路1,5では、第1〜3の位相
差状態変化検出回路20〜25の出力状態が変化した場
合に、ORゲート4,8により直ちに変化検出信号を出
力するようになっている。これを、図6のように2つ以
上の位相差状態変化検出回路が動作したときに、これを
位相差ありと判定するように、加算判定回路50を挿入
する。図7に加算判定回路50の内部回路例を示す。
【0038】図7に示される加算判定回路50は、2つ
以上の位相差状態変化検出回路が動作したときに、判定
出力が出力される回路であり、ANDゲート51〜56
と、ORゲート57より構成される。加算判定回路50
は、入力される位相差検出信号(第4の位相差検出信
号)と、全ての位相差状態変化検出信号(第1〜3の位
相差状態変化検出信号)に対し、全ての対となる組み合
わせで論理積を取り、これら全ANDゲート51〜56
の出力を全てORゲート57に入力して論理和をとる。
【0039】これにより、入力信号の任意の2本以上が
位相差状態変化を検出している場合に、ジッタ有りと検
出することが出来る。尚、図7に示した加算判定回路5
0に於いては、入力信号を第4の位相差検出信号及び第
1〜3の位相差状態変化検出信号の4本とし、それに伴
いANDゲート51〜56の数も6個としているが、こ
れらは、前段の位相差状態変化検出回路の数によって任
意に増減できる。
【0040】図8には2回以上連続で位相差検出回路が
動作した場合を位相差ありと検出する、2回連続位相は
ずれ検出回路60を挿入したジッタ検出回路9Aを示
す。また、図9には2回連続位相はずれ検出回路60内
部回路を示し、図10には2回連続位相はずれ検出回路
60の動作を表す。
【0041】2回連続位相はずれ検出回路60は、FF
61、ANDゲート62、インバータ63、FF64で
構成される。図8のORゲート4より出力されるジッタ
検出信号Aは、基準クロック信号(Bクロック信号C
B)の立ち上がりに同期して(ア)、(イ)のように出
力される。(ア)は位相はずれが一回のみの場合で、ジ
ッタ検出信号Aのパルス幅が1クロック分有り、(イ)
は2回連続位相はずれが生じた場合で、ジッタ検出信号
Aのパルス幅が2クロック分有る。2回連続位相はずれ
検出回路60では、ジッタ検出信号Aと基準クロック信
号(Bクロック信号CB)をそれぞれ、データとクロッ
クとしてFF61に入力することで、1クロック遅れた
信号がFF61の出力より得られる。ジッタ検出信号A
とFF61の出力をANDゲート62に入力すると、
(ア)の位相はずれ1回のみの場合は、AND62の出
力は変化せず、(イ)のように2回連続位相はずれが生
じた場合は、AND62より2回連続検出信号が出力さ
れる。これらの動作により、位相はずれが1回のみのと
きはこれを無視し、2回連続位相はずれが生じた場合を
持ってジッタ有りとしてこれを検出する動作が実現でき
る。
【0042】なお、ジッタ検出出力、FF61の出力と
も基準クロック信号の立ち上がりで変化するため、AN
D62の出力に意図しないハザード等のノイズが発生す
る場合がある。このため、図9の回路では、AND62
の出力を基準クロック信号の立ち下がりで保持するた
め、AND62の出力をデータとし、インバータ63を
介した基準クロック信号をクロックとするFF64を用
意している。ノイズは基準クロック信号の立ち上がりで
発生するため、FF64の追加により2回連続検出信号
からノイズを除去できる。
【0043】また、図1の回路では、立上がりエッジの
位相比較のみを行なっているが、入力の論理を基準クロ
ック信号、測定対象信号とも反転することで、立ちさが
りエッジの位相比較を行なうことができる。
【0044】なお、本実施の形態においては、本発明は
上記に限定されず、本発明を適用する上で好適な形態に
適用することができる。
【0045】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0046】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、特に、クロックのジッタを基準クロック信号に対す
る位相差として検出する回路において、位相差がある範
囲にある場合には、記録された1サイクル前の位相差状
態からの変化のあるなしを検出できる。これによりサイ
クルごとのジッタ変化を規定したサイクルトゥサイクル
ジッタを検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態を表す電気回
路のブロック図である。
【図2】図1に示した第1の位相差検出回路の10の内
部構成を表す電気回路のブロック図である。
【図3】図1に示した第1の位相差検出回路の10の動
作を表すタイミングチャートである。
【図4】図1に示した第1の位相差状態変化検出回路2
0の内部構成を表す電気回路のブロック図である。
【図5】図1に示したジッタ検出回路1の動作を表すタ
イミングチャートである。
【図6】本発明における第2の実施の形態を表す電気回
路のブロック図である。
【図7】図6に示した加算判定回路50の内部構成を表
す電気回路図である。
【図8】本発明における第3の実施の形態を表す電気回
路のブロック図である。
【図9】図8に示した2回連続位相はずれ検出回路60
の内部構成を表す電気回路図である。
【図10】図8に示した2回連続位相はずれ検出回路6
0の動作を表すタイミングチャートである。
【図11】従来のジッタ検出回路を表す電気回路図であ
る。
【図12】周期ジッタを表すタイミングチャートであ
る。
【図13】サイクルトゥサイクルジッタを表すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 ジッタ検出回路 2,6 位相差検出回路群 3,7 位相差状態変化検出回路群 4,8 ORゲート 5 ジッタ検出回路 9 ジッタ検出回路 9A ジッタ検出回路 10,14 第1の位相差検出回路 10a 位相差検出回路 11,15 第2の位相差検出回路 12,16 第3の位相差検出回路 13,17 第4の位相差検出回路 20,23 第1の位相差状態変化検出回路 21,24 第2の位相差状態変化検出回路 22,25 第3の位相差状態変化検出回路 31 ディレイ 31a ディレイ 32 FF 32a FF 41 FF 42 EX−OR 50 加算判定回路 51〜56 ANDゲート 57 ORゲート 60 2回連続位相はずれ検出回路 61 FF 62 ANDゲート 63 インバータ 64 FF A ジッタ検出信号 B ジッタ検出信号 CA Aクロック信号 CB Bクロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H03L 7/08

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象信号の同一の基準クロックに対
    する連続する所定の位相差を検出して位相差検出信号と
    して出力する、複数の位相差検出手段と、 前記位相差検出手段各々の後段にそれぞれ接続され、各
    々の前段に接続された前記位相差検出手段が出力する前
    記位相差検出信号の連続する位相差のサイクル毎の変化
    を検出し、位相差状態変化検出信号として出力する、複
    数の位相差状態変化検出手段と、 前記複数の位相差状態変化検出手段の少なくとも一つ
    が、前記位相差状態変化検出信号を出力するのに応じて
    ジッタ検出信号を出力する第1の判定手段とを備え、前記位相差検出手段は、 前記測定対象信号を遅延させて遅延信号として出力する
    遅延手段と、 前記遅延信号をデータとし、前記基準クロックをクロッ
    クとする、フリップフロップによる第1の記憶手段とを
    有し、 前記複数の位相差検出手段の各々が検出する所定の位相
    差は、互いに異なることを特徴とするジッタ検出回路。
  2. 【請求項2】 前記位相差検出手段は、それぞれが備え
    る遅延手段の遅延時間が、互いに異なることを特徴とす
    請求項1に記載のジッタ検出回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段は遅延回路であり、前記第
    1の記憶手段はフリップフロップ回路であり、前記フリ
    ップフロップ回路のセットアップ時間と前記遅延回路の
    遅延時間とを加えた時間は、前記位相差検出手段同士で
    互いに異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ジッタ検出回路。
  4. 【請求項4】 前記位相差状態変化検出手段は、現在か
    ら1サイクル前の前記位相差検出信号を記憶して出力す
    る第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段の出力と現在
    の前記位相差検出信号との間に変化があるとこれを位相
    差状態変化検出信号として出力する第2の判定手段とを
    備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    のジッタ検出回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の記憶手段は、前記位相差検出
    信号をデータとし、前記基準クロックをクロックとする
    フリップフロップであり、 前記第2の判定手段は、前記位相差検出信号と前記第2
    の記憶手段の出力の排他和をとるEX−ORゲートであ
    ることを特徴とする請求項4に記載のジッタ検出回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の判定手段はORゲートであ
    り、前記第1の判定手段には、前記位相差検出手段のう
    ち測定可能な位相差が最も大きい位相差検出手段が出力
    する前記位相差検出信号及び、他の位相差検出手段の後
    段にそれぞれ接続された前記複数の位相差状態変化検出
    手段が出力する前記位相差状態変化検出信号が入力され
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のジ
    ッタ検出回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の判定手段は、 前記複数の位相差状態変化検出回路のうち、選択された
    任意の2つが出力する前記位相差状態変化検出信号を組
    み合わせて入力とするANDゲートを、前記位相差状態
    変化検出回路の数に応じて全ての組み合わせに対して備
    え、 前記ANDゲートの出力全てを入力するORゲートの出
    力を、前記ジッタ検出信号として出力することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれかに記載のジッタ検出回路。
  8. 【請求項8】 前記ジッタ検出信号をデータとし、前記
    基準クロックをクロックとするフリップフロップ回路
    と、該フリップフロップ回路の出力と前記ジッタ検出信
    号との論理積をとるANDゲートと、該ANDゲートの
    出力をデータとし、前記基準クロックの反転をクロック
    とするフリップフロップとを備えることを特徴とする
    求項1〜7のいずれかに記載のジッタ検出回路。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載のジッタ検出回路を
    並列接続して備えることを特徴とする発振回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8に記載のジッタ検出回路
    を並列接続して備えることを特徴とするPLL回路。
  11. 【請求項11】 前記基準クロックと測定対象信号とを
    入れ替えた請求項1〜8に記載のジッタ検出回路を並列
    接続して備えることを特徴とするPLL回路。
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