JP3454947B2 - パーソナル通信サービス分散制御システム - Google Patents
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Description
ソナル識別情報(以下、パーソナルIDということがあ
る)を用いてユーザ毎に定義されたパーソナルIDサー
ビスを実行する通信システムにおいて、このサービス制
御を分散して行なうパーソナル通信サービス分散制御シ
ステムに関する。
パーソナルコンピュータや無線による通信が可能な携帯
型の個人情報管理機器などの通信端末を通じ、パーソナ
ルIDによる電話の発着信、FAXや電子メールの送受
信が可能なパーソナル通信システムを対象とする。ただ
し、ユーザの利用端末登録は、無線IDカードによる自
動位置登録、端末へのパーソナルID入力、パーソナル
IDが書き込まれた磁気カードやICカードの通信端末
への挿入などいずれの方法も許容するものとし、場合に
よってユーザが複数の端末を使い分けることを制限する
ものではない。
利用する端末やネットワークの種別が異なる場合でも、
それぞれのサービスが利用可能な、異種ネットワークを
統合したサービスを対象とする。これには、例えば、携
帯型情報端末を利用しているユーザに対して電話をかけ
た場合、ネットワーク内の音声認識装置を利用して音声
をテキストに変換し、電子メールを作成して、目的のユ
ーザが存在するエリアの無線基地局を介して、携帯端末
に電子メールを届けるなどの通信サービスが考えられ
る。
合のパーソナル通信サービスを、個人毎にカスタマイズ
することを許容するシステムを対象とする。
の一例を示す図であり、現在稼働しているパーソナルI
D通信システムには、図25(a)に示すような主に電
話サービスを対象としたもの10と、図25(b)に示
すような電子メールを対象としたもの11がある。
ソナル通信サービスのシステム10は、一般に、物理網
を形成する複数の電話機7−1〜7−4や、複数の交換
装置4などのハードウェアと、物理網(ハードウェア)
を制御するサービス制御装置2とから構成されている。
そして、このような構成のシステムでは、ユーザに割り
当てられたパーソナルID(PID)と、そのユーザが
着信用に登録した端末の電話番号(DN)との対応テー
ブル21を交換装置4に接続したサービス制御装置2内
に構築し、発信者がある端末7−1から入力したパーソ
ナルID(例えばPID1)をサービス制御装置2で転
送先の電話番号(例えばDN1)に変換することによ
り、電話機の設置された場所ならどこにいても、常に同
じパーソナル番号で着信させることができるというもの
である。
通信サービスシステム11は、図25(b)に示すよう
に、物理網を形成する複数のPC端末(パソコン端末)
8、複数の無線基地局6と、物理網を制御する電子メー
ル蓄積装置12とから構成されることにより、このシス
テムを利用するユーザに対して、利用する端末に関係な
い個人IDを用いて、メールサービスのホストマシンに
LAN(Local Area Network)または電話回線を通じて
接続することによって、パーソナルコンピュータなどか
ら電子メールの送受信を可能にするものである。さら
に、この中には、無線モデムを持つ携帯情報端末9によ
り専用の無線基地局6を介して、ネットワークの接続手
順を必要とせずに電子メールのやり取りが可能なものも
ある。
電話サービスや電子メールシステムなどのパーソナルI
D通信サービスのように、ユーザ個人同志の通信には、
様々な通信メディアが利用できるが、これらのサービス
が利用できるネットワークは相互に独立に発展してきた
ため、例えば電話サービスのユーザが電子メールシステ
ムのユーザへ情報を伝達しようとした場合、同じ通信相
手でも利用するメディアによって接続手順や通信相手の
パーソナルIDが異なってしまい、異種網のサービスを
簡単に利用することができないという課題がある。
トワークの提供者が用意した既成のサービスに割り当て
られた特殊な番号をユーザが指定して利用するだけであ
り、ユーザが自身で個人用の通信サービスを定義するこ
とができない。そこで、上述のような電話網と情報網を
統合したネットワークを構築することが考えられるが、
この場合は、上述のそれぞれのネットワーク内におい
て、特定のサービスを提供するハードウェアリソースを
検索するために、図26に示すような分散ディレクトリ
データベースシステム13が用いられる。
ム13は、あるサービス制御装置14−1から他のサー
ビス制御装置14−3へ情報の伝達を行なう場合、ま
ず、サービス制御装置14−3の位置を知るために、サ
ービス制御装置14−1内のサービスプログラムSP
が、分散ディレクトリシステム18の検索転送機能手段
16に検索要求する。そして、分散ディレクトリシステ
ム18が検索を行ない、その検索結果を検索要求をした
サービス制御装置14−1へ送信し、目的のサービス制
御装置14−3へと情報伝達のルーティングを行なう。
なお、図26中、14−2もサービス制御装置である。
は、図27に示すような、端末や個人の情報を格納して
おく記憶領域(ディレクトリ)を双方向にポインタで繋
げた木構造のデータ構造を持つデータベース17を複数
設けたものであり、ある特定の情報を検索する場合に、
検索を上述の木構造の根(ルート)19から一段ずつ下
位方向へと行ない、検索が最後の段まで行なわれても所
望の情報が発見できない時は、別のデータベース17を
同様の手順で検索する。
用可能なハードウェアリソースが膨大な量になるため、
特定のサービスを提供するハードウェアリソースを検索
するデータベースが必要不可欠になる。また、図26に
示したような、分散ディレクトリデータベースシステム
13を用いてハードウェアリソースの検索を行なうと、
ある1つのデータベース17を最初(ルート19)から
最後の段まで検索し、その結果、所望のハードウェアリ
ソースの情報が得られなければ、他のデータベース17
を再度最初から検索を行なってしまうため、非常に効率
が悪く、検索に大きな時間を費やしてしまうため、情報
伝達に遅延を生じてしまうという課題がある。
達するネットワークも分散しているため、ネットワーク
の制御には、ハードウェアリソースの検索を行なった
後、情報伝達のルーティングを行なうという2つの手順
が必要となるため、同様に情報伝達の遅延が生じ、効率
的ではない。また、図26に示すように、各種のパーソ
ナル通信サービスの実行を制御している各サービスプロ
グラムSPは、それぞれ各サービス制御装置14−1〜
14−3に分散して設けられており、その動作位置も各
サービス制御装置14−1〜14−3内に固定されてい
るが、ユーザは、移動する度に利用する通信端末と通信
網とを切り換えるため、各サービス制御装置14−1〜
14−3で効率的に信号転送を行なっても、ユーザの移
動先の通信網とユーザが移動する前に動作していたサー
ビスプログラムSPとが地理的に離れてしまうと、サー
ビス制御装置間(例えば、サービス制御装置14−1と
サービス制御装置14−3との間)での信号転送による
サービス実行の遅延は避けられないという課題もある。
たもので、例えば電話のパーソナル番号通信サービスシ
ステムと電子メールシステムとのような異種網間を統合
することにより、情報の発信者が着信者の利用している
端末の種類を意識することなく、同一のパーソナルID
による異種網統合のパーソナル通信サービスを実現でき
るようにした、パーソナル通信サービス分散制御システ
ムを提供することを目的とする。
いて個人専用の通信サービスを定義することを可能に
し、さらに、その通信サービスに基づいて複数のネット
ワークを制御する場合に、遅延時間の少ない分散処理シ
ステムを実現しうる、パーソナル通信サービス分散制御
システムも提供することも目的とする。さらに、ユーザ
の移動に伴ってそのユーザに対応するサービス制御装置
内のサービスプログラムを移動させることにより、ユー
ザが移動した場合にも、高速なパーソナル通信サービス
を実行できるようにした、パーソナル通信サービス分散
制御システムも提供することも目的とする。
ック図であるが、この図1に示すシステムも、ユーザを
識別するパーソナル識別情報を用いて、ユーザ毎に定義
されたパーソナル識別情報サービスを実行する通信シス
テムについてのものである。そして、この図1におい
て、1−1〜1−Nは、物理網を構成するハードウェア
リソースであり、2はハードウェアリソース1−1〜1
−Nに接続されるサービス制御装置である。また、この
サービス制御装置2には、パーソナル識別情報毎に独立
して物理網を制御するサービス制御プログラム手段2−
1と、物理網に散在するハードウェアリソース1−1〜
1−Nを制御するリソース制御プログラム手段2−2と
が設けられるとともに、ディレクトリ管理プログラム手
段2−3が設けられている。
手段2−3には、サービス制御プログラム手段2−1と
リソース制御プログラム手段2−2及びハードウェアリ
ソース1−1〜1−Nを一意に識別するための分散ディ
レクトリ2−31と、制御信号の転送先を検索する転送
先検索機能手段2−32および制御信号を転送する転送
機能手段2−33とが設けられている。
2−3は、分散ディレクトリ2−31を辿って、制御信
号の転送先検索とルーティングを同時に行なうように構
成されている。 ここで、分散ディレクトリ2−31は、
サービス制御プログラム手段2−1またはリソース制御
プログラム手段2−2の位置情報を保持するホームディ
レクトリと、分割されたディレクトリの接続関係の情報
を保持するエイリアスディレクトリとを用いて構築され
る(請求項1)。そして、上記のディレクトリ管理プロ
グラム手段2−3は、上記のディレクトリ検索の途中で
該エイリアスディレクトリが検出されると、当該エイリ
アスディレクトリが保持する上記接続関係の情報に従っ
て、上記分割されたディレクトリを管理する他のディレ
クトリ管理プログラム手段2−3に上記制御信号を転送
する手段をそなえていてもよい(請求項2)。
に、他のユーザのパーソナル識別情報を新たに再定義す
ることを可能にするパーソナル識別情報ディレクトリを
設けて、プログラム間通信における受信側アドレスに、
この再定義したパーソナル識別情報のディレクトリ名を
用いることにより、ディレクトリ管理プログラム手段2
−3がその分散ディレクトリ2−31を検索することな
く制御信号のルーティングを行なう手段をそなえて構成
してもよい(請求項3)。
管理プログラム手段2−3に、同一装置内に存在するサ
ービス制御プログラム手段2−1とリソース制御プログ
ラム手段2−2のホームディレクトリ名と、このディレ
クトリの位置情報との対応テーブルを設けて、プログラ
ム間通信のためのメッセージの転送依頼を受けた場合、
ディレクトリ管理プログラム手段2−3が、この対応テ
ーブルを参照することにより、受信側アドレスが、サー
ビス制御プログラム手段2−1またはリソース制御プロ
グラム手段2−1のホームディレクトリ名に一致した場
合、或いは、送信側ホームディレクトリを表す省略記号
を含んでいる場合に、ディレクトリのルートからホーム
ディレクトリまでのディレクトリ検索を行なうことな
く、高速なプログラム間通信を行なう手段をそなえて構
成してもよい(請求項4)。
リ管理プログラム手段2−3のホームディレクトリ内
に、検索の起点となるカレントディレクトリ名の記憶領
域と該カレントディレクトリの位置情報の記憶領域とを
設けて、さらにプログラム間通信における受信側アドレ
スの指定に、このカレントディレクトリを表す省略記号
を含めた場合、ディレクトリ管理プログラム手段2−3
がホームディレクトリの対応テーブルとカレントディレ
クトリの位置情報を参照することにより、ディレクトリ
のルートから該カレントディレクトリまでのディレクト
リ検索を行なうことなく、高速なプログラム間通信を行
なう手段をそなえて構成してもよい(請求項5)。
−3に、ハードウェアリソース1−1〜1−Nにアクセ
スしうる通信端末の状態を保存する記憶領域としてのオ
ブジェクトを設け、ディレクトリ管理プログラム手段2
−3に通信端末に固有の識別名のディレクトリを設け、
各サービス制御プログラム手段2−1に、ユーザの利用
している端末の固有の識別名のリストを保存する記憶領
域を設けて、さらに該通信端末の位置管理は、ディレク
トリ管理プログラム手段2−3内のエリアディレクトリ
変更で行ない、ユーザの端末登録管理を、サービス制御
プログラム手段2−3が行なうようにしてもよい(請求
項6)。
−3内の各オブジェクトに、イベント通知条件の情報を
保存する記憶領域を設け、オブジェクトのホームディレ
クトリに、イベント通知先ホームディレクトリ名とその
位置情報との対応テーブルを保存する記憶領域を設け
て、さらにディレクトリ管理プログラム手段2−3内の
特定のオブジェクトに対して、該オブジェクト状態変更
イベントの通知予約を実現する場合に、オブジェクトの
状態更新を行なった後に該オブジェクトの通知条件と対
応テーブルを参照することにより、イベント通知を行な
う手段をそなえて構成してもよい(請求項7)。
2−3内の各ディレクトリに、イベント通知条件の情報
を保存する記憶領域を設け、これらのディレクトリの上
位のホームディレクトリまたはルートディレクトリに、
イベント通知先ホームディレクトリ名とその位置情報と
の対応テーブルDを保存する記憶領域を設けて、ディレ
クトリ管理プログラム手段2−3内の特定のディレクト
リの下位に存在する全てのオブジェクトに対して、オブ
ジェクト状態変更イベントの通知予約を実現する場合
に、オブジェクトの状態更新を行なった後に、オブジェ
クトのホームディレクトリとルートディレクトリの通知
条件と対応テーブルを参照することにより、イベント通
知を行なう手段をそなえて構成してもよい(請求項
8)。
るが、この図2のシステムも、図1にて前述したものと
同様のハードウェアリソース1−1〜1−Nと、これら
のハードウェアリソース1−1〜1−Nに接続されるサ
ービス制御装置2とで構成されており、さらにサービス
制御装置2にも、図1にて前述したものと同様のサービ
ス制御プログラム手段2−1と、リソース制御プログラ
ム手段2−2とが設けられるとともに、ディレクトリ管
理プログラム手段2−3が設けられている。
段2−3には、図1にて前述したものと同様の分散ディ
レクトリ2−31,転送先検索手段2−32及び転送機
能手段2−33が設けられている他、パーソナル識別情
報ディレクトリ2−315,リソースディレクトリ2−
316,エリアディレクトリ2−317及び移動管理手
段2−38が設けられている。
2−315は、ユーザ毎のサービス制御プログラム手段
2−1を識別するためのものであり、リソースディレク
トリ2−316は、ハードウェアリソース1−1〜1−
Nを識別するものであり、エリアディレクトリ2−31
7は、ユーザとハードウェアリソース1−1〜1−Nと
の物理位置を識別するためのものである。
ードウェアリソース1−1〜1−Nにアクセスしうる通
信端末が移動した場合に、その移動に応じたエリアディ
レクトリ2−317の変更と移動先の他のサービス制御
装置との間でのサービス制御プログラム手段2−1の移
動とを行なうものである(請求項9)。また、サービス
制御プログラム手段2−1内には、サービス制御プログ
ラム手段2−1の移動先を表すエリアディレクトリ名を
保存するメモリを設けてもよく、この場合は、サービス
制御プログラム手段2−1が、このメモリを逐次更新
し、エリアディレクトリ2−317の情報を得る場合、
または上述の通信端末の状態を保存する記憶領域として
のオブジェクトに制御信号を送信する場合に、エリアデ
ィレクトリ2−317の相対アドレスを用いるように構
成される(請求項10)。
は、サービス制御プログラム手段2−1の物理位置を保
存する記憶領域としてのホームオブジェクトのコピーを
設けてもよく、この場合は、リソース制御プログラム手
段2−2が、サービス制御プログラム手段2−1に制御
信号を送信する場合に、エリアディレクトリ2−317
の相対アドレスを用いるように構成される(請求項1
1)。
−315には、サービス制御装置2におけるパーソナル
識別情報のデータを保存するメモリとしてのキャッシュ
領域を設けてもよく、この場合は、サービス制御プログ
ラム手段2−1が、サービス制御装置2と他のサービス
制御装置との間を移動する際に、このキャッシュ領域
に、パーソナル識別情報とサービス制御プログラム手段
2−1のホームオブジェクトのコピーをサービス制御装
置間で移動させ、サービス制御プログラム手段2−1
と、他のサービス制御プログラム手段との間で制御信号
を送信する場合に、このキャッシュ領域を優先して検索
する手段をそなえて構成される(請求項12)。
とキャッシュ領域との両者に参照されるリソース制御プ
ログラム手段2−2のホームオブジェクトのコピーを共
通のメモリとして構成してもよい(請求項13)。ま
た、サービス制御プログラム手段2−1内には、サービ
ス制御プログラム手段2−1の移動の可否を予め設定し
ておく移動許容情報記憶領域を設けてもよく、この場合
は、サービス制御プログラム手段2−1が、この移動許
容情報記憶領域での設定に基づいてサービス制御プログ
ラム手段の移動の可否を決定するように構成される(請
求項14)。
グラム手段2−1には、移動遅延時間設定部が設けら
れ、サービス制御プログラム手段2−1が、この移動遅
延時間設定部の設定により、サービス制御プログラム手
段2−1の移動を遅延させるように構成される(請求項
15)。
御システムでは、図1に示すように、ユーザを識別する
パーソナル識別情報を用いて、ユーザ毎に定義されたパ
ーソナル識別情報サービスを実行する通信システムにお
いて、サービス制御装置2内のサービス制御プログラム
手段2−1が、パーソナル識別情報毎に独立して物理網
を制御し、同じくリソース制御プログラム手段2−2が
物理網に散在するハードウェアリソース1−1〜1−N
を制御する。
トリ管理プログラム手段2−3は、ディレクトリ管理プ
ログラム手段2−3内の分散ディレクトリ2−31によ
り、サービス制御プログラム手段2−1とリソース制御
プログラム手段2−2及びハードウェアリソース1−1
〜1−Nを一意に識別し、転送先検索機能手段2−32
により、制御信号の転送先を検索し、転送機能手段2−
33により制御信号の転送を行なう。この結果、ディレ
クトリ管理プログラム手段2−3により、分散ディレク
トリ2−31を辿って、制御信号の転送先とルーティン
グとを同時に行うことができる。
ディレクトリは、サービス制御プログラム手段2−1ま
たはリソース制御プログラム手段2−2の位置情報を保
持し、同じく分散ディレクトリ2−31のエイリアスデ
ィレクトリが分割されたディレクトリの接続関係の情報
を保持しているので、ディレクトリ管理プログラム手段
2−3は、分散ディレクトリのディレクトリ検索を行な
うことにより、制御信号の転送先検索と制御信号のルー
ティングとを同時に行なうことができる(請求項1)。
例えば、ディレクトリ管理プログラム手段2−3は、上
記ディレクトリ検索の途中でエイリアスディレクトリが
検出されると、当該エイリアスディレクトリが保持する
該接続関係の情報に従って、上記分割されたディレクト
リを管理する他のディレクトリ管理プログラム手段に制
御信号を転送することができる(請求項2)。
1の個人用パーソナル識別情報ディレクトリにより、他
のユーザのパーソナル識別情報を新たに再定義できるよ
うにすることもできる。そして、この場合、プログラム
間通信における受信側アドレスに、この再定義したパー
ソナル識別情報のディレクトリ名を用いることにより、
ディレクトリ管理プログラム手段2−3がその分散ディ
レクトリ2−31を検索することなく制御信号のルーテ
ィングを行なう(請求項3)。
リ管理プログラム手段2−3内の対応テーブルが、同一
装置内に存在するサービス制御プログラム手段2−1と
リソース制御プログラム手段2−2のホームディレクト
リ名と該ディレクトリの位置情報を、保持するようにす
ることもできる。そして、プログラム間通信のためのメ
ッセージの転送依頼を受けた場合、ディレクトリ管理プ
ログラム手段2−3が該対応テーブルを参照するので、
受信側アドレスが、サービス制御プログラム手段2−1
またはリソース制御プログラム手段2−2のホームディ
レクトリ名に一致した場合、或いは、送信側ホームディ
レクトリを表す省略記号を含んでいる場合に、ディレク
トリ管理プログラム手段2−3が、ディレクトリのルー
トから該ホームディレクトリまでのディレクトリ検索を
行なうことなく、高速なプログラム間通信を行なう(請
求項4)。
管理プログラム手段2−3の記憶領域が、ホームディレ
クトリ内の検索の起点となるカレントディレクトリ名を
記憶し、このカレントディレクトリの位置情報を記憶す
るようにすることもできる。そして、プログラム間通信
のためのメッセージの転送依頼を受けた場合に、ディレ
クトリ管理プログラム手段2−3がホームディレクトリ
の対応テーブルとカレントディレクトリの位置情報を参
照するので、プログラム間通信における受信側アドレス
の指定に、カレントディレクトリを表す省略記号を含め
た場合、ディレクトリ管理プログラム手段2−3が、デ
ィレクトリのルートから該カレントディレクトリまでの
ディレクトリ検索を行なうことなく、高速なプログラム
間通信を行なう(請求項5)。
2−3の記憶領域としてのオブジェクトがハードウェア
リソース1−1〜1−Nにアクセスしうる通信端末の状
態を保存し、同じく、エリアディレクトリが通信端末の
存在するエリアを保存するようにすることもできる。ま
た、各サービス制御プログラム手段2−1の記憶領域
が、ユーザの利用している端末の固有の識別名リストを
保存するようにすることもできる。そして、ディレクト
リ管理プログラム手段2−3がエリアディレクトリの変
更により通信端末の位置管理を行ない、サービス制御プ
ログラム手段2−1がユーザの端末の登録管理を行な
う。こうして、異種通信端末の位置管理とユーザ登録管
理を行なうことができる(請求項6)。
−3内の各オブジェクトの記憶領域が、イベント通知条
件の情報を保存し、さらにイベント通知先ホームディレ
クトリ名とその位置情報との対応テーブルを保存するよ
うにすることもできる。そして、特定のオブジェクトに
対して、該オブジェクト状態変更イベントの通知予約を
実現する場合、該オブジェクトの状態更新を行なった後
に該オブジェクトの通知条件と対応テーブルが参照さ
れ、イベントの通知が行なわれる(請求項7)。
−3内の各ディレクトリの記憶領域がイベント通知条件
の情報を保存し、さらに各ディレクトリの上位のホーム
ディレクトリ、またはルートディレクトリの記憶領域
が、イベント通知先ホームディレクトリ名とその位置情
報との対応テーブルを保存するようにすることもでき
る。そして、特定のディレクトリの下位に存在する全て
のオブジェクトに対して、該オブジェクト状態変更イベ
ントの通知予約を実現する場合、オブジェクトの状態更
新を行なった後に、そのオブジェクトのホームディレク
トリとルートディレクトリの通知条件との対応テーブル
が参照され、イベント通知が行なわれる(請求項8)。
制御装置2内のサービス制御プログラム手段2−1によ
り、パーソナル識別情報毎に独立して物理網を制御し、
リソース制御プログラム手段2−2により、物理網に散
在するハードウェアリソース1−1〜1−Nを制御する
ことができる。そして、サービス制御装置2では、ディ
レクトリ管理プログラム手段2−3内の分散ディレクト
リ2−31により、サービス制御プログラム手段2−1
とリソース制御プログラム手段2−2及びハードウェア
リソース1−1〜1−Nを一意に識別し、転送先検索機
能手段2−32により、制御信号の転送先を検索し、転
送機能手段2−33により、転送先検索機能手段2−3
2で検索された転送先へ制御信号の転送を行なうことが
できる。
グラム手段2−3では、パーソナル識別情報ディレクト
リ2−315により、ユーザ毎のサービス制御プログラ
ム手段2−1を識別し、リソースディレクトリ2−31
6により、ハードウェアリソース1−1〜1−Nを識別
し、エリアディレクトリ2−317により、ユーザとハ
ードウェアリソース1−1〜1−Nとの物理位置を識別
することができるので、移動管理手段2−38により、
ユーザまたはハードウェアリソース1−1〜1−Nにア
クセスしうる通信端末が移動した場合に、その移動に応
じたエリアディレクトリ2−317の変更と移動先のほ
かのサービス制御装置との間でのサービス制御プログラ
ム手段2−1の移動とを、ユーザとハードウェアリソー
ス1−1〜1−Nとの物理位置に関わらず遅延なく行な
うことができる(請求項9)。
内に、サービス制御プログラム手段2−1の移動先を表
すエリアディレクトリ名を保存するメモリを設ければ、
サービス制御プログラム手段2−1により、このメモリ
を逐次更新し、エリアディレクトリ2−317の情報を
得る場合、または上述の通信端末の状態を保存する記憶
領域としてのオブジェクトに制御信号を送信する場合
に、エリアディレクトリ2−317の相対アドレスを用
いることができるようになる(請求項10)。
に、サービス制御プログラム手段2−1の物理位置を保
存する記憶領域としてのホームオブジェクトのコピーを
設ければ、リソース制御プログラム手段2−2がサービ
ス制御プログラム手段2−1に制御信号を送信する場合
に、エリアディレクトリ2−317の相対アドレスを用
いることができるようになる(請求項11)。
−315に、サービス制御装置2におけるパーソナル識
別情報のデータを保存するメモリとしてのキャッシュ領
域を設ければ、サービス制御プログラム手段2−1が、
サービス制御装置2と他のサービス制御装置との間を移
動する際に、このキャッシュ領域に、パーソナル識別情
報とサービス制御プログラム手段2−1のホームオブジ
ェクトのコピーをサービス制御装置間で移動させること
ができ、サービス制御プログラム手段2−1と他のサー
ビス制御プログラム手段との間で制御信号を送信する場
合には、このキャッシュ領域を優先して検索することに
より、高速に制御信号の送信を行なうことができる(請
求項12)。
−2のホームオブジェクトのコピーを、エリアディレク
トリ2−317とキャッシュ領域との両者に共通のメモ
リとして構成すれば、エリアディレクトリ2−317と
パーソナル識別情報のキャッシュディレクトリとのどち
らもこのメモリを参照するので、パーソナル通信サービ
スの分散制御を遅延なく行なうことができる(請求項1
3)。
内に、サービス制御プログラム手段2−1の移動の可否
を予め設定しておく移動許容情報記憶領域を設ければ、
この移動許容情報記憶領域での設定に基づいてサービス
制御プログラム手段の移動の可否を決定することができ
るので、サービス制御プログラム手段の移動が必要な場
合にのみ、サービス制御プログラム手段の移動を行なう
ことができる(請求項14)。
段2−1に、移動遅延時間設定部を設ければ、この移動
遅延時間設定部での設定に基づいて、サービス制御プロ
グラム手段2−1の移動を遅延させることができるの
で、この場合も、サービス制御プログラム手段の移動が
必要な場合にのみ、サービス制御プログラム手段の移動
を行なうことができる(請求項15)。
する。 (a)第1実施例の説明 図3は本発明の第1実施例としてのパーソナル通信サー
ビス分散制御システムの構成を示すブロック図であり、
この図3に示すシステムは、ユーザを識別するパーソナ
ルIDを用いて、ユーザ毎に定義されたパーソナルID
サービスを実行するシステムの一例であり、このシステ
ムには、物理網を構成するハードウェアリソースとして
の音声応答装置3、交換装置4、集線装置5、無線基地
局6、電話機7、パソコン(PC)8と、これらのハー
ドウェアリソースに接続される3つのサービス制御装置
2とが設けられている。なお、図中の携帯型情報端末9
は、サービス制御装置2に直接は接続されないが、無線
基地局6を介して情報の伝達を行なうものである。
ビス制御プログラム手段2−1、リソース制御プログラ
ム手段2−2、ディレクトリ管理プログラム手段2−3
が設けられている。ここで、サービス制御プログラム手
段2−1は、パーソナルID毎に独立して物理網を制御
するものであり、リソース制御プログラム手段2−2
は、物理網に散在する上記ハードウェアリソース3〜9
を制御するものである。
−2には、LANを制御するプログラム(LAN Mn
g)、ハードウェアリソース3〜9の位置管理を行なう
プログラム(Area Mng)、交換装置4を制御す
るプログラム(Call Ctrl Mng)、音声応
答装置3を制御するプログラム(Voice Ctrl
Mng)が用意されている。
−3は、サービス制御プログラム手段2−1とリソース
制御プログラム手段2−2及びハードウェアリソース3
〜9を一意に識別し、物理網またはハードウェアリソー
ス3〜9を制御する際の制御メッセージの転送先検索と
ルーティングを同時に行なうものである。このようにし
て、電話のパーソナル番号通信サービスと電子メールシ
ステムという、これまでそれぞれ独立して発展してきた
ネットワークを統合することが可能になり、情報の発信
者が着信者の利用している端末の種類を意識することな
く、異種網におけるパーソナルID通信サービスを簡単
に利用できるようになる。
ム手段2−3およびサービス制御プログラム手段2−1
について、それぞれ図16と図4を用いて詳述する。ま
ず、図16は、ディレクトリ管理プログラム手段2−3
の内部構成の一例を説明するための図であるが、この図
16に示すように、ディレクトリ管理プログラム手段2
−3には、ディレクトリを保存する記憶領域(以下、分
散ディレクトリという)2−31と、この分散ディレク
トリ2−31を検索し、制御信号を転送する検索転送機
能手段2−32と、分散ディレクトリの情報更新を行う
コマンド実行機能手段2−33とが設けられている。
種類のディレクトリ(directory,alias,home,resource
)のオブジェクトを双方向のポインタで繋げたデータ
構造となっている。ここで、タイプが"directory" のオ
ブジェクト2−312は、木構造を形成するために用い
られ、0個以上の他のオブジェクトとポインタで繋げら
れ、タイプが"alias" のディレクトリ(エイリアスディ
レクトリ)2−313のオブジェクトは他のオブジェク
トを参照するための位置情報を保存している。なお、こ
の"alias" オブジェクトは他のディレクトリ管理プログ
ラム手段2−3内に存在するオブジェクトを参照するこ
とも可能であるため、複数のディレクトリ管理プログラ
ム手段2−3で分散ディレクトリを構成することが可能
である。
ームディレクトリ)2−311のオブジェクトは、図3
にて前述した、サービス制御プログラム手段2−1また
はリソース制御プログラム手段2−2に制御信号を転送
するためのアドレス情報を保存しており、タイプが"res
ource"のディレクトリ(リソースディレクトリ)2−3
14のオブジェクトはリソース制御プログラム手段2−
2が制御対象とするハードウェアの一部に関してその状
態を保存している。ただし、この"resource"オブジェク
トは必ずリソース制御プログラム手段2−2の"home"オ
ブジェクトの下位にポインタで繋げられる。
2−314のオブジェクトに、他のオブジェクトの位置
情報や制御信号を転送するためのアドレス情報を持たせ
て、分散ディレクトリ2−31の検索と制御メッセージ
のルーティングを同時に行なうことにより、異種網を統
合したパーソナル通信サービスを高速に行なえるように
なっている。
造の全ての段を検索し終わり、その結果、所望のハード
ウェアリソースが発見できずに他の分散ディレクトリ2
−31を再度検索し直す、といった無駄な処理を行なわ
ずに済み、これにより高速なプログラム間通信を行なう
ことができ、上述のパーソナル通信サービスを遅延なく
実行できる。
段2−1の内部構成の一例を説明するための図である
が、この図4に示すように、サービス制御プログラム手
段2−1には、サービスプログラムSPを格納するサー
ビスプログラム記憶領域2−1A、登録端末記憶領域
(ユーザの利用している端末の固有の識別名リスト記憶
領域)2−1B、サービスプログラムを実行するサービ
ス実行機能手段2−1C、図3にて前述したディレクト
リ管理プログラム手段2−3と同様の構成を有するディ
レクトリ管理プログラム手段2−1Dが設けられてい
る。
ーザが登録した端末オブジェクトを識別するエイリアス
("alias" )ディレクトリ2−312のオブジェクト
(図16参照)のディレクトリ名を保存するものであ
る。なお、この登録端末記憶領域2−1Bは複数の端末
を同時に登録することを許容する。また、ディレクトリ
管理プログラム手段2−1Dには、個人用ディレクトリ
記憶領域a1,検索転送機能手段b1及びコマンド実行
機能手段c1が設けられており、これらの各手段a1,
b1,c1により、ユーザがディレクトリ管理プログラ
ム手段2−1D内のパーソナルIDディレクトリの情報
を取得し、他のユーザのパーソナルIDを再定義するこ
とを可能にしている。
レクトリ名を指定することで、ディレクトリ管理プログ
ラム手段2−1Dでは、検索転送機能手段b1により個
人用ディレクトリ記憶領域a1を検索を行なうので、図
16を用いて説明した分散ディレクトリ2−31を検索
せずに済み、これにより高速にサービス制御プログラム
手段間の通信が行なえるようになっている。
る端末が異なる場合でも、情報の発信者は、利用する端
末に依存しない同一のパーソナルIDを用いて個人専用
のパーソナルID通信サービスをユーザ自身で定義する
ことが可能になっている。次に、上述のディレクトリ管
理プログラム手段2−3による制御メッセージ転送の内
部処理の一例を図5を用いて説明するが、この場合も、
図5に示すように、サービス制御装置としてのサービス
制御ノードNode ID:#01 (Node ID:#02) 〔この例では、
各ノードを区別できるように、便宜上この符号を用い
る〕内には、サービス制御プログラム手段2−1(2′
−1)、ディレクトリ管理プログラム手段2−3(2′
−3)が設けられており、さらにディレクトリ管理プロ
グラム手段2−3(2′−3)内には検索転送機能手段
2−32(2′−32)、ホームディレクトリの情報テ
ーブル(対応テーブル)2−34(2′−34)と、デ
ィレクトリの領域(以下、分散ディレクトリという)2
−31(2′−31)が設けられている。
他のディレクトリ2′−312(メモリ番地 ptr:#441
)のオブジェクトの位置情報と転送先アドレスの情報
を内部情報2−313Aとして持つエイリアスディレク
トリ2−313のオブジェクトと、転送先アドレスと制
御コマンドのリストを内部情報2′−311Aとして持
つホームディレクトリ2′−311のオブジェクトが設
けられている。
手段2−1(Node ID:#01,ディレクトリ名: "1:1" )か
ら別のサービス制御プログラム手段2′−1(Node ID:
#02,ディレクトリ名:"n:k")に、コマンド名が"operati
on1"の制御メッセージを送信(転送)する場合は、ま
ず、通信サービスを利用するユーザから制御メッセージ
を受信したサービス制御ノード(装置)(Node ID:#01)
内のサービス制御プログラム手段2−1が、サービスの
実行に必要な制御メッセージをディレクトリ管理プログ
ラム手段2−3のアクセスポイント(ap:#1001 プロセ
ス間通信のメッセージキュー)に送信する。
トリ管理プログラム手段2−3は、その制御メッセージ
の送信先アドレスが、ディレクトリ名か、ノードID、プ
ロセスID、メモリ番地で示される物理アドレスかをチェ
ックする。ここで、このとき受信した制御メッセージの
送信先アドレスは、ディレクトリ名("n:k")であるた
め、この制御メッセージは、検索転送機能手段2−32
に渡され、検索転送機能手段2−32では、送信先ディ
レクトリのアドレス"n:k" に一致するホームディレクト
リの情報テーブル(対応テーブル)2−34のエントリ
が検索される。
情報テーブル2−34に送信先ディレクトリのアドレ
ス"n:k" がないので、検索転送機能手段2−32は、自
ディレクトリ管理プログラム手段2−3内の分散ディレ
クトリ2−31のルートから送信先ディレクトリのアド
レス"n:k" に一致するかを1段ずつ検索する。この際、
検索転送機能手段2−32は、まずアドレス"n" のオブ
ジェクトを検索し、検索途中のオブジェクトのタイプ
が"directory" または"home"ならば検索を続行する。
検索途中のオブジェクトのタイプが"alias" であること
が検出され、このエイリアスディレクトリ2−313の
オブジェクトの内部情報2−313Aから転送先のオブ
ジェクトが別のサービス制御ノード(装置)(Node ID:
#02)のディレクトリ管理プログラム手段2′−3(ap:#
0551) にあることがわかり、制御メッセージがそのディ
レクトリ管理プログラム手段2′−3(ap:#0551)へ転送
される。
取ったディレクトリ管理プログラム手段2′−3の検索
転送機能手段2′−32は、まず、分散ディレクトリ
2′−31のオブジェクト"n" から下方向へ、オブジェ
クト":k"を検索する。そして、検索転送機能手段2′−
32が転送先ディレクトリのアドレス"n:k"を発見する
と、検索転送機能手段2′−32は、"n:k" のディレク
トリ2′−311のオブジェクトのタイプがhomeである
ため、転送先アドレス(Node ID:#02,AP:#1001) を、そ
の内部情報2′−311Aから取得し、コマンド名が"o
peration1"の制御メッセージをコマンド実行機能手段
2′−33機能手段に渡す。
ッセージを受け取ったコマンド実行機能手段2′−33
は、コマンド種別がオブジェクト"n:k" のデータ(内部
情報)操作コマンドであるか、オブジェクト"n:k" の内
部のコマンドリストに一致するかをチェックする。そし
て、コマンド種別がデータ操作コマンドであれば、オブ
ジェクト"n:k" のデータ操作を行なうが、この場合、"o
peration1"が、オブジェクトの内部情報2′−311A
のコマンドリストに一致するので、転送先アドレスを(N
ode ID:#02,AP:#1001)に設定し、制御メッセージを目的
のサービス制御プログラム手段2′−1に転送する。
313のオブジェクトに他のディレクトリ2′−312
(メモリ番地 ptr:#441 )のオブジェクトの位置情報や
制御メッセージの転送先アドレスなどの情報を持たせる
ことにより、エイリアスディレクトリ2−313のオブ
ジェクト以下の不要な検索を行なわずに済む。また、分
散ディレクトリ2−31の検索と制御メッセージのルー
ティングとを同時に行なうことができるため、所望のハ
ードウェアリソースの検索時間を大幅に短縮し、高速な
プログラム間通信が行なうことができるとともに異種網
を統合したパーソナルID通信サービスが遅延なく実行
することができる。
2−1内に個人用のパーソナルIDディレクトリa1と
検索転送機能手段b1とが設けられた場合に、ディレク
トリ管理プログラム手段2−3が、個人専用ディレクト
リを用いてサービス制御プログラム手段2−1(ディレ
クトリ名:"1:1" )から別のサービス制御プログラム手
段(ディレクトリ名:"Satoh")に、コマンド名が"opera
tion1"の制御メッセージを転送する処理の一例を図6を
用いて詳述する。なお、図6中、図5で既述の符号と同
じ符号は同じ部分を示す。
が、他の処理の実行中(例えば、サービスプログラムの
実行中)に別のサービス制御プログラム手段2′−1に
制御メッセージの送信が必要になると、サービス制御プ
ログラム手段2−1は制御コマンドoperation1の制御メ
ッセージ(制御コマンド)を生成し、その制御メッセー
ジを内部の検索転送機能手段b1に渡す。
手段b1は、ディレクトリ管理プログラム手段2−3の
それと同様に、個人用パーソナルIDディレクトリa1
内で一致するディレクトリ名"Satoh" を検索する。目的
のディレクトリ名"Satoh" が個人用パーソナルIDディ
レクトリa1内で発見された場合、そのエイリアスディ
レクトリ2−313aのオブジェクトは他のサービス制
御プログラム手段2′−1のホームディレクトリ2′−
311のエイリアスであることをその内部情報313a
から検出し、そのエイリアス情報から転送先物理アドレ
ス(02.0551.111)を得る。
理アドレスを設定し、ディレクトリ管理プログラム手段
2−3に送信する。制御メッセージを受信したディレク
トリ管理プログラム手段2−3は、その制御メッセージ
の送信先アドレスが、ディレクトリ名か、ノードID、
プロセスID、メモリアドレスで示される物理アドレス
かをチェックする。
2−3は、制御メッセージの送信先アドレスが物理アド
レス(02.0551.111) であることを検出し、分散ディレク
トリ2−31を検索することなく、直ちに別のディレク
トリ管理プログラム手段2′−3(Node ID:#02,AP:#05
51) にメッセージを転送する。転送されたメッセージを
受信したディレクトリ管理プログラム手段2′−3内の
検索転送機能手段2′−32は、目的のディレクトリの
オブジェクト(ptr:#111) のタイプが"home"であること
を知り、ホームディレクトリ"n:k" の内部情報2′−3
11Aから転送先アドレス(Node ID:#02,AP:1001)を取
得する。
メッセージが、コマンド実行機能手段2′−33を経由
して、目的のサービス制御プログラム手段2′−1に転
送される。このように、所望のハードウェアリソースの
位置検索を行なう場合に、サービス制御プログラム手段
2′−1内に個人用のパーソナルIDディレクトリa1
を設けることにより、ユーザが通信相手のディレクトリ
名を通信相手の氏名(Satoh)という簡単な名称に定義す
ることができるので、個人専用のパーソナルID通信サ
ービスが定義できる。
ィレクトリ名を送信先(通信相手)のアドレスに指定す
る場合、上述したように、ディレクトリ管理プログラム
手段2−3が分散ディレクトリ2−31を検索せずに制
御メッセージを転送するので、遅延のない個人専用のパ
ーソナルID通信サービスが実現できる。ところで、図
7は、ディレクトリ管理プログラム手段2−3の他の一
例を説明するための図であるが、この図7に示すよう
に、このディレクトリ管理プログラム手段2−3内に
は、図16にて前述したものと同様の分散ディレクトリ
2−31,転送先検索機能手段2−32及び転送機能手
段2−33が設けられている他、対応テーブル2−34
が設けられている。
ログラム手段2−3では、分散ディレクトリ2−31
が、ホームディレクトリ2−311とエイリアスディレ
クトリ2−313とで構成されており、さらに、ホーム
ディレクトリ2−311が、カレントディレクトリ名記
憶領域1Aとカレントディレクトリ位置情報記憶領域1
Bとで構成されている。
ービス制御装置2に存在するサービス制御プログラム手
段2−1とリソース制御プログラム手段2−2のホーム
ディレクトリ名と、このディレクトリの位置情報との対
応を記憶しておくものであり、ホームディレクトリ2−
311は、サービス制御プログラム手段2−1又はリソ
ース制御プログラム手段2−2の位置情報を保存するも
のであり、エイリアスディレクトリ2−313は、分割
されたディレクトリ2−312の接続情報を保存するも
のである。
Aは、分散ディレクトリ2−31における検索の起点と
なるカレントディレクトリ名を記憶するものであり、カ
レントディレクトリ位置情報記憶領域1Bは、このカレ
ントディレクトリの位置情報を記憶するものである。こ
のような構成により、このディレクトリ管理プログラム
手段2−3では、ホームディレクトリの対応テーブル2
−34とカレントディレクトリの位置情報記憶領域1B
を参照することにより、ディレクトリのルートからカレ
ントディレクトリまでのディレクトリ検索を行なうこと
なく、高速なプログラム間通信が行なうことができる。
ジの送信先に、図5又は図6にて前述したようなディレ
クトリ名("n:k" または"Satoh" )を用いるのではな
く、カレントディレクトリを表す省略記号(".") を用い
て、サービス制御プログラム手段2−1(ディレクトリ
名:"1:1" ) から別のサービス制御プログラム手段2′
−1(カレントディレクトリ名:"n:k") に、コマンド名
が"operation1"の制御メッセージを送信する場合の処理
の一例を図8を用いて詳述する。
てのサービス制御ノードNode ID:#01(Node ID:#02)のデ
ィレクトリ管理プログラム手段2−3(2′−3)内に
は分散ディレクトリ2−31(2′−31)、転送先検
索機能手段2−32(2′−32)、コマンド実行機能
手段2−33(2′−33)、対応テーブルとしてのホ
ームディレクトリの情報テーブル2−34(2′−3
4)が設けられている。
−31)には、ホームディレクトリ2−311(2′−
311)、エイリアスディレクトリ2−313(2′−
313)が設けられている。ここで、分散ディレクトリ
2−31のエイリアスディレクトリ2−313は、他の
ディレクトリ管理プログラム手段2′−3の分散ディレ
クトリ2′−31内のディレクトリ2′−312(メモ
リ番地 ptr:#441 )との接続関係を、その内部情報とし
て持っている。
は、制御信号の転送先アドレスA−1、カレントディレ
クトリ名記憶領域1AとしてのカレントディレクトリA
−2、カレントディレクトリ位置情報記憶領域1Bとし
ての位置情報テーブルA−3が設けられている。そし
て、サービス制御プログラム手段2−1が、送信先アド
レスにカレントディレクトリを示す"." を指定した制御
コマンド名"operation1"の制御メッセージをディレクト
リ管理プログラム手段2−3に送信すると、この制御メ
ッセージを受信したディレクトリ管理プログラム手段2
−3内の検索転送機能手段2−32は送信先アドレスに
カレントディレクトリ"." が含まれていることを検出
し、カレントディレクトリを調べるために、送信元サー
ビス制御プログラム手段2−1のホームディレクトリ"
1:1" のメモリ番地をホームディレクトリの情報テーブ
ル2−34から検出する。
メモリ番地が、「ptr:#005」であることが分かり、その
オブジェクト2−311の内部情報2−311Aのカレ
ントディレクトリ記憶領域A−2からカレントディレク
トリが"n:k" であることを検出し、位置情報テーブルA
−3からディレクトリ"n:k" の物理アドレス(02.0551.1
11) を取得する。
た例と同様に、制御メッセージが、ディレクトリ管理ロ
グラム手段2′−3(Node ID:#02,AP:#0551) に転送さ
れ、コマンド実行機能2′−33を経由して、目的のサ
ービス制御プログラム手段2′−1(Node ID:#02,AP:#1
001)に転送される。このように、プログラム間通信にお
ける通信相手の受信側アドレスの指定に、検索の起点と
なるカレントディレクトリ"n:k" を表す省略記号"." を
含ませることができれば、ディレクトリ管理プログラム
手段2−3が分散ディレクトリ2−31のルートからカ
レントディレクトリ"n:k" までの検索を行なわずに、制
御メッセージを別のディレクトリ管理プログラム手段
2′−3に転送できるので、高速なプログラム通信が行
なえる。さらに、受信側アドレスに省略記号を含ませる
ことができることで、制御メッセージのヘッダ情報や制
御用のトラヒックを削減することができる。
構成の他の一例を説明するための図であるが、この図9
に示すサービス制御装置2にも、サービス制御プログラ
ム手段2−1、ディレクトリ管理プログラム手段2−3
が設けらており、さらに、サービス制御プログラム手段
2−1には、識別名リスト記憶領域2−12が設けられ
ており、ディレクトリ管理プログラム手段2−3には、
通信端末状態記憶領域2−35,識別名ディレクトリ記
憶領域2−36及びエリアディレクトリ記憶領域2−3
7が設けられている。
は、ユーザの利用している端末の固有の識別名を記憶す
るものであり、通信端末状態記憶領域2−35は、通信
端末の状態を保存するものであり、識別名ディレクトリ
記憶領域2−36は、通信端末に固有の識別名のディレ
クトリを記憶するものであり、エリアディレクトリ記憶
領域2−37は、通信端末が存在するエリアの物理位置
を記憶するものである。
ービス制御装置2では、通信端末の位置管理を、ディレ
クトリ管理プログラム手段2−3内のエリアディレクト
リ2−37の変更で行ない、ユーザの端末登録管理を、
サービス制御プログラム手段2−1の識別名リスト記憶
領域2−12により行なうことができるので、異種網通
信端末の位置管理とユーザ登録管理を行なうことができ
る。
御装置2における動作について、図10を用いて詳述す
るが、特に、制御エリアが"Area:A1" に属する端末"Ter
m:11:001" の登録要求の制御メッセージにより、端末が
サービス制御プログラム手段2−1およびディレクトリ
管理プログラム手段2−3に登録される場合の一例につ
いて説明する。
に、サービス制御装置2としてのNODE1の内部には
サービス制御プログラム手段2−1、ディレクトリ管理
プログラム手段2−3が設けられており、このサービス
制御プログラム手段2−1の内部には、ユーザの利用す
る端末の登録端末記憶領域2−1Bが設けられており、
また、ディレクトリ管理プログラム手段2−3の内部に
は、分散ディレクトリ2−31が設けられている。
内部を構成するディレクトリは、"Area"、"A1"、"A2"と
いう端末の位置情報を保持するディレクトリのオブジェ
クトと"Term"、"11"、"12"という端末名やその端末の状
態を保持するディレクトリのオブジェクトにより構成さ
れている。そして、端末登録要求の制御メッセージをサ
ービス制御プログラム手段2−1が受信すると、サービ
ス制御プログラム手段2−1は、ディレクトリ管理プロ
グラム手段2−3にその制御メッセージを転送し、この
制御メッセージを受信したディレクトリ管理プログラム
手段2−3は、内部の分散ディレクトリ2−31内で、
オブジェクト"Term:11" を検索し、オブジェクト"Term:
11" を発見すると、そのオブジェクト"Term:11" の下位
に新たにエイリアスディレクトリ2−313のオブジェ
クト"001" を生成する。
2−3は、オブジェクト"Area:A1"を検索し、オブジェ
クト"A1"を発見すると、そのオブジェクト"A1"の下位に
新たなリソースディレクトリ2−314のオブジェクト
を生成し、上述の端末のアドレス情報"Term:11:001" を
内部情報としてコピーする。コピーが完了すると、ディ
レクトリ管理プログラム手段2−3は、オブジェクト"A
1"とエイリアスディレクトリ2−313のオブジェク
ト"001" との接続情報をエイリアスディレクトリ2−3
13の内部情報としてコピーすることにより、携帯端
末"Term:11:001" の登録が完了する。
の登録過程において、生成されたオブジェクトの削除を
行なうだけで、登録端末を解除することができる。次
に、図11及び図12は、上述のようにして登録された
携帯端末"Term:11:001" が、制御エリアを"Area:A1" か
ら"Area:A2" に変更する場合の一例を説明するための図
であり、図11は変更前の状態、図12は変更後の状態
を示している。
m:11:001" が、制御エリアを変更する場合における、デ
ィレクトリ管理プログラム手段2−3,2′−3(DM
1,DM2)とリソース管理プログラム手段2−2(A
M2)との連携動作を説明するための図(ステップS1
〜ステップS16)である。まず、図11及び図13に
示すように、リソース管理プログラム手段2′−2(A
M2)は、携帯端末"Term:11:001" がエリアA2("Are
a:A2") に入ってきたことを検出すると(ステップS
1)、ディレクトリ管理プログラム手段2′−3(DM
2)に対してディレクトリ変更コマンド"moveto"を送信
する(ステップS2)。
は、移動した端末のオブジェクト"Term:11:001" を検索
し(ステップS3)、エイリアスディレクトリ2′−3
13のオブジェクトにより、この"Term:11:001" が別の
ディレクトリ管理プログラム手段2−3にあることを知
り、ディレクトリ変更コマンド"moveto"をディレクトリ
管理プログラム手段2−3に転送する(ステップS
4)。
したディレクトリ管理プログラム手段2−3(DM1)
は、"Term:11:001" を検索する(ステップS5)。そし
て、ディレクトリ管理プログラム手段2−3(DM1)
がオブジェクト"Term:11:001" を発見すると(ステップ
S6)、そのオブジェクト"Term:11:001"をロックする
(ステップS7)。
−3(DM1)は、移動先のディレクトリ"Area:A2" を
検索し(ステップS8)、このディレクトリ"Area:A2"
にオブジェクトをコピーするコマンド"addObj"を生成し
て、ディレクトリ管理プログラム手段2−3(DM2)
にコマンド"addObj"を転送する(ステップS9)。そし
て、図12、図13に示すように、ディレクトリ管理プ
ログラム手段2′−3(DM2)が、ディレクトリ"Are
a:A2" を発見すると(ステップS10)、新たなリソー
スディレクトリ2′−314のオブジェクトをディレク
トリ"Area:A2" の下位に生成する(ステップS11)
し、そのオブジェクトにロックを掛け(ステップS1
2)、オブジェクト"Term:11:001" をこの新たなリソー
スディレクトリ2′−314のオブジェクトにコピーす
る(ステップS13)。
ディレクトリ管理プログラム手段2−3(DM1)に
は、新たなリソースディレクトリ2′−314のオブジ
ェクトのエイリアス情報を応答として返送する(ステッ
プS14)。そして、ディレクトリ管理プログラム手段
2−3(DM1)は受信したエイリアス情報で"Term:1
1:001" のエイリアスを更新し(ステップS15)、コ
ピー元のオブジェクトを削除する(ステップS16)。
2′−3(DM2)はオブジェクト"Term:11:001" のコ
ピーが完了すると、そのオブジェクトのロックを解除す
る(ステップS17)。このように、ユーザの端末の登
録、解除、位置情報の変更などの処理をディレクトリ管
理プログラム手段2−3(DM1)内のエリアディレク
トリ“A1”のオブジェクトの生成,削除及び変更のみ
で行なえるため、有効な端末の登録および位置情報管理
が行なえる。
成,削除,変更などの、オブジェクトに対するイベント
通知予約設定の一例を図14を用いて詳述するが、この
場合、この図14に示すように、ホームディレクトリ2
−311のオブジェクト(内部情報)2−311Aに
は、制御メッセージの転送先アドレスの記憶領域A−
1、カレントディレクトリ名の記憶領域A−2、カレン
トディレクトリの位置情報テーブル(対応テーブル)と
してのディレクトリキャッシュA−3、制御コマンドの
リスト記憶領域A−4、被参照プログラム名の記憶領域
A−5が設けられている。
位に属するオブジェクト314Bには、このホームディ
レクトリ2−311の位置情報を保持するホーム位置情
報の記憶領域B−1、属性情報の記憶領域B−2、制御
コマンドのリストの記憶領域B−3、被参照プログラム
の記憶領域B−4、イベント通知条件の記憶領域B−5
が設けられている。
2のホームディレクトリ名"Rsc:VRU1”の下にあるオブ
ジェクト名"Rsc:VRU:port:1"の属性値"attribute1"
が、"0"になったら、サービス制御プログラム"n:k" に
イベントを通知するよう設定されている状態の場合、リ
ソース制御プログラム手段2−2が、オブジェクト31
4B("Rsc:VRU1:port:1" )の属性情報の記憶領域B2
の属性情報"attribute1"を"0" に書き換えると、ディレ
クトリ管理プログラム手段2−3はイベント通知条件の
記憶領域B−5からイベントを通知すべき通知先アドレ
ス"n:k" を抽出し、ホーム位置情報の記憶領域B−1か
ら"n:k" のエイリアス情報を抽出し、通知先のホームデ
ィレクトリを経由して、イベントが通知される。
において、オブジェクト314Bが複数存在した場合
に、イベント通知を行なう例について、図15を用いて
詳述する。なお、図15中、図14にて既述の符号と同
一の符号は同じ部分を示す。そして、この図15に示す
ように、ホームディレクトリ2−311のディレクトリ
名が"Rsc:VRU1"のオブジェクト(内部情報)2−311
Aには、図15におけるA−1〜A−5に加えて、イベ
ント通知条件の記憶領域A−6が設けられている。
−6には、「ディレクトリ名"Rsc:VRU1:port" の下のい
ずれかのオブジェクトの記憶領域B−2における属性情
報"attribute1"の値が"0" になった場合、イベントを"
n:k" に通知する」という条件が設定されており、この
状態で、リソース制御プログラム手段2−2が、オブジ
ェクト314B−1,314B−2,314B−3のい
ずれかの記憶領域B−2の属性情報"attribute1"の値
を"0" に書き換えると、書き換えられたオブジェクト
は、図14を用いて説明した例と同じ経路でイベントの
送信を行なうが、他のオブジェクトもイベント通知条件
A−6により、同様にイベントの送信を行なうことにな
る。
の記憶領域B−5にイベント通知条件が設定されていな
くても、属性情報"attribute1"が"0" になれば、ホーム
ディレクトリ2−311のオブジェクト(内部情報)2
−311Aに設けられたイベント通知条件A−6を参照
して、イベント通知が送信されるのである。このよう
に、ホームディレクトリ2−311("Rsc:VRU1")のオ
ブジェクト(内部情報)2−311Aの下位に存在する
オブジェクト314Bの内部にオブジェクトの状態変更
イベントの通知条件を設定する、あるいは、ホームディ
レクトリ2−311("Rsc:VRU1")のオブジェクト2−
311Aの内部、ホームディレクトリ2−311("Rs
c:VRU1")のオブジェクト2−311Aの下位に存在す
る全てのオブジェクト314B−1〜314B−3に状
態変更イベントの通知条件を設定するので、リソース制
御プログラム手段2−2がイベント通知を意識した処理
を行なわずに済み、サービス制御プログラム手段2−1
が扱う個人専用の通信サービスに柔軟性を与えることが
できる。
ービス分散制御システムにおけるディレクトリ管理プロ
グラム手段2−3の構成を示すブロック図であるが、こ
の図17に示すように、このディレクトリ管理プログラ
ム手段2−3には、第1実施例にて前述したものと同様
のディレクトリ記憶領域(分散ディレクトリ)2−3
1,検索転送機能手段2−32及びコマンド実行機能手
段2−33が設けられている他、移動管理機能手段2−
39が設けられている。また、本実施例におけるディレ
クトリ記憶領域2−31は、パーソナルID(パーソナ
ル識別情報)ディレクトリ31と、リソースディレクト
リ32と、エリアディレクトリ33とで構成されてい
る。なお、パーソナル通信サービス分散制御システム全
体の構成は、第1実施例中、図3に示したものと同様で
ある。
は、ユーザ毎のサービス制御プログラム手段2−1を識
別するための情報を記憶しておくものであり、リソース
ディレクトリ32は、電話機7やパソコン8(いずれも
図3参照)などの端末(ハードウェアリソース)を識別
するための情報を記憶しておくものであり、エリアディ
レクトリ33は、ユーザと端末との地理的な位置を識別
するもので、ユーザと端末の移動場所が地理的なエリア
(物理位置)の階層関係で表して保存されている。
えば、携帯型情報端末9を利用しているユーザが地理的
にエリアを移動した場合に、そのユーザの利用していた
携帯型情報端末9にサービスを提供していたサービス制
御装置2内のサービス制御プログラム手段2−1を、ユ
ーザが移動したエリアにサービスを提供している他のサ
ービス制御装置に移動させるもので、ディレクトリ記憶
領域2−31のエリアディレクトリ33の変更とサービ
ス制御プログラム手段2−1(図3参照)の移動とを行
なうものである。
段2−1であるが、本実施例におけるサービス制御プロ
グラム手段2−1は、図18に示すように、第1実施例
中、図4にて前述したものと同様のサービスプログラム
SPを記憶しておくサービスプログラム記憶領域2−1
A,登録端末記憶領域2−1B及びサービス実行機能手
段2−1Cを有している他、ユーザ位置記憶領域2−1
E,移動許容情報記憶領域2−1F及び移動遅延時間設
定部2−1Gを有して構成されている。
サービス制御プログラム手段2−1の移動先を表すエリ
アディレクトリ名を保存するメモリで、サービス制御プ
ログラム手段2−1により、逐次このユーザ位置記憶領
域2−1Eが更新され、ディレクトリ管理プログラム手
段2−3内のエリアディレクトリ33(図17参照)の
情報を得る場合、または携帯型端末9をはじめとする通
信端末の状態を保存しているエリアディレクトリ33内
のオブジェクトに制御信号を送信する場合に、このエリ
アディレクトリ名の相対アドレスが用いられるようにな
っている。
サービス制御プログラム手段2−1の移動の可否を予め
設定しておくものであり、サービス制御プログラム手段
2−1が、この移動許容情報記憶領域2−1Fでの設定
を参照することにより、サービス制御プログラム手段2
−1の移動の可否が決定されるようになっている。さら
に、移動遅延時間設定部2−1Gは、サービス制御プロ
グラム手段2−1の移動を遅延させる時間を設定してお
くもので、この移動遅延時間設定部2−1Gの設定によ
り、サービス制御プログラム手段2−1の移動が遅延さ
せられるようになっている。なお、サービスプログラム
記憶領域2−1A,登録端末記憶領域2−1B及びサー
ビス実行機能手段2−1Cについては、第1実施例にて
前述しているので、その説明は省略する。
通信サービス分散制御システムの要部であるサービス制
御プログラム手段2−1及びディレクトリ管理プログラ
ム手段での各種の処理について詳述する。まず、第1実
施例と同様に、ユーザが端末の登録または解除を行なう
場合は、ユーザが端末の登録(または解除)操作を行な
うことにより、その端末を制御しているサービス制御装
置2のリソース制御プログラム手段2−1が、端末登録
(または解除)コマンドを該当するユーザのサービス制
御プログラム2−1へ送信するよう、サービス制御装置
2内のディレクトリ管理プログラム手段2−3に要求す
る。
ログラム手段2−3では、パーソナルIDディレクトリ
31を用いて、そのコマンドを該当するユーザのサービ
ス制御プログラム2−1に転送し、この端末登録(また
は解除)コマンドを受信したサービス制御プログラム手
段2−1では、内部の登録端末記憶領域2−1Bに端末
の識別名を追加(または削除)する。
が、携帯電話などの携帯型情報端末9のように、地理的
に移動する可能性がある端末(以下、ユーザ位置検出用
端末という)であるかを判別し、ユーザ位置検出用端末
であれば、受信したコマンドからユーザ位置を表すエリ
アディレクトリ名を読み出し、これに基づき、ユーザ位
置記憶領域2−1の情報を更新する。
1では、登録(または解除)端末のイベント通知設定コ
マンドが生成されるとともに、その通知条件として端末
のエリアディレクトリ名の変更が設定され、このイベン
ト通知設定コマンドがディレクトリ管理プログラム手段
2−3へ送信される。そして、このイベント通知設定コ
マンドを受信したディレクトリ管理プログラムでは、該
当する端末オブジェクト331の検索が行なわれ、この
端末オブジェクト331に対してコマンドのイベント通
知条件の設定(解除の場合は削除)が行なわれる。
2−3内のエリアディレクトリ33の情報を得る場合、
または端末オブジェクト331にコマンド(制御信号)
を送信する場合に、ユーザ位置記憶領域2−1に記憶さ
れているエリアディレクトリ33のエリアディレクトリ
名(相対アドレス)を用いることにより、他のサービス
制御装置2′を経由することなく、高速に制御コマンド
を転送することができるのである。
(例えば、携帯型情報端末9)が地理的に移動する場合
の処理について、図19及び図20と、図21に示すシ
ーケンス図(ステップE1〜ステップE29)を用いて
詳述する。なお、図19は登録端末が移動する前のサー
ビス制御装置内の状態を示しており、図20は登録端末
が移動した後のサービス制御装置内の状態を示してい
る。また、これらの図19〜図21では、連携動作する
2つのサービス制御装置2,2′のうち、サービス制御
装置2を“NODE1”、サービス制御装置2′を“N
ODE2”と表し、サービス制御装置2内のサービス制
御プログラム手段2−1及びディレクトリ管理プログラ
ム手段2−3をそれぞれ“SC1”及び“DM1”、サ
ービス制御装置2′内のサービス制御プログラム手段
2′−1,リソース制御プログラム手段2′−2及びデ
ィレクトリ管理プログラム手段2′−3をそれぞれ“S
C2”,“AM2”及び“DM2”と表している。
装置2の制御エリアであるエリアA1("Area:A1") に存
在する端末"02"が、上述のような処理により登録される
と、ディレクトリ管理プログラム手段2−3では、登録
端末の情報"Area:A1:02"がエリアディレクトリ33の端
末オブジェクト331に記憶され、その識別名として"A
rea:A1:01"がエリアディレクトリ33のホームオブジェ
クト332に設定されるとともに、このホームオブジェ
クト332のアドレスを相対アドレスとして指し示すよ
うにパーソナルIDディレクトリ31のエイリアス(ali
as) オブジェクト311が設定される。
ム手段2−1では、登録端末記憶領域2−1B(図18
参照)に登録端末の情報として"Area:A1:02"が記憶さ
れ、ユーザ位置記憶領域2−1E(図18参照)にユー
ザの地理的な位置情報として"Area:A2" が記憶される。
この状態で、その後、この登録端末が、サービス制御装
置2′の制御エリアであるエリアA2("Area:A2") に移
動すると、まず、端末から送信される位置検出イベント
から端末の移動がリソース制御プログラム(AM)2′
−2で検出され(ステップE1)、この端末のオブジェ
クト"Area:A1:02"のエリアディレクトリ"Area:A1"
を、"Area:A2" に変更するよう、要求メッセージ(re
q."Area:A1:02"moveto "Area:A2")が、サービス制御装
置2′内のディレクトリ管理プログラム手段2′−3へ
送信される(ステップE2)。
2′−3では、移動した端末のオブジェクト"Area:A1:0
2"の検索が内部のパーソナルIDディレクトリ(PI
D)31′で行なわれるとともに(ステップE3)、要
求メッセージが別のサービス制御装置2内のディレクト
リ管理プログラム手段2−3に転送される(ステップE
4)。
は、移動した端末のオブジェクト"Area:A1:02"が、移動
した端末の物理位置を保存しているエリアディレクトリ
33内のホームオブジェクト332の情報に基づいて検
索される(ステップE5)。つまり、エリアディレクト
リ33での相対アドレスを用いて、移動した端末のオブ
ジェクト"Area:A1:02"が検索される。その後、端末オブ
ジェクト"Area:A1:02"(オブジェクト331:図19参
照)が発見されると(ステップE6)、このオブジェク
ト"Area:A1:02"が不用意に書き換えられてしまわないよ
う、"Area:A1:02"のロックが開始されるとともに(ステ
ップE7)、移動先のエリアディレクトリ"Area:A2" の
検索がエリアディレクトリ33で開始される(ステップ
E8)。
ム手段2−3では、検索中のディレクトリ"Area:A2" に
新たな端末オブジェクトを生成させるための要求メッセ
ージ(req."Area:A2" addObj") が生成され、ディレクト
リ管理プログラム手段2′−3へ送信される(ステップ
E9)。この要求メッセージを受信したディレクトリ管
理プログラム手段2′−3では、ディレクトリ"Area:A
2" (ディレクトリ333′)が発見されると(ステッ
プE10)、図20に示すように、このディレクトリ"A
rea:A2" の下位に新たな端末オブジェクト"Area:A2:05"
(端末オブジェクト331′)が生成されるとともに
(ステップE11)、このオブジェクト"Area:A2:05"の
内容が不用意に書き換えられてしまわないようロックさ
れ(ステップE12)、この応答として応答メッセージ
(resp) がディレクトリ管理プログラム手段2−3へ返
信される(ステップE13)。
2′−3では、生成した端末オブジェクト"Area:A2:05"
に、ディレクトリ管理プログラム手段から受信した端末
のオブジェクト"Area:A1:02"がコピーされた後(ステッ
プE14)、この端末オブジェクト"Area:A2:05"のロッ
クが解除される(ステップE15)。一方、ディレクト
リ管理プログラム手段2−3では、端末オブジェクトの
コピー完了の通知を受信した後、ロック中の端末オブジ
ェクト"Area:A1:02"が削除される(ステップE16)。
ここまでの処理により、端末オブジェクトの移動が完了
することになる。
2′−3では、移動した端末のオブジェクト"Area:A2:0
5"に設定されたイベント通知条件(エリアディレクトリ
の変更)から、エリア変更のイベントメッセージ(event
"Area:A1:02","Area:A2")がサービス制御プログラム手
段2−1へ送信され(ステップE17)、このイベント
メッセージを受信したサービス制御プログラム手段2−
1では、内部の登録端末記憶領域2−1B及びユーザ位
置記憶領域2−1B(図18参照)の情報が、それぞ
れ"Area:A1:02"及び"Area:A2" に更新されて、ユーザ位
置が保存される(ステップE18)。
1からは、ホームオブジェクトの移動要求(req."Area:
A1:02" moveto "Area:A2")が、ディレクトリ管理プログ
ラム手段2−3へ送信される(ステップE19)。この
要求を受信したディレクトリ管理プログラム手段2−3
では、サービス制御プログラム手段2−1からのホーム
オブジェクトの移動が、サービス制御装置2とサービス
制御装置2′との間にまたがるものであることが検出さ
れ、ホームオブジェクト"Area:A1:01"のロックが開始さ
れるとともに(ステップE20)、サービス制御プログ
ラム手段2−1へ処理の終了要求が送信される(ステッ
プE21)。
1は、登録端末情報("Area:A1:02")やユーザ位置情報("
Area:A1") などのユーザ情報をディレクトリ管理プログ
ラム手段2−3に送信し(ステップE22)、処理を終
了する。さらに、ディレクトリ管理プログラム手段2−
3では、ディレクトリ"Area:A2" の検索が開始されると
ともに(ステップE23)、サービス制御プログラム手
段2−1から転送されたユーザ情報が、ディレクトリ管
理プログラム手段2′−3へ送信される(ステップE2
4)。
2′−3では、新たに生成されるサービス制御プログラ
ム手段2′−1のために、ディレクトリ管理プログラム
手段2−3から転送されたユーザ情報が送信されるると
ともに(ステップE25,E26)、内部の移動管理機
能手段2′−39により、新たなサービス制御プログラ
ム手段2′−1がサービス制御装置2′上に生成される
とともに、エリアディレクトリ33′内のディレクト
リ"Area:A2" (ディレクトリ333′)の下位にホーム
オブジェクト332′が生成され、転送されてきたユー
ザ情報がコピーされてその識別名が"Area:A2:04"に設定
される(ステップE27)。
2′−3内のパーソナルIDディレクトリ(PID)3
1′では、パーソナルIDの情報(キャッシュデータ)
を保存するメモリ領域としてのキャッシュ領域31a
に、サービス制御プログラム手段2′−1のホームオブ
ジェクト"Area:A2:04"(ホームオブジェクト332′)
を相対アドレスで示すエイリアスオブジェクト"PID:11:
01" (エイリアスオブジェクト311′)が生成され、
ホームオブジェクト"Area:A2:04"とエイリアスオブジェ
クト"PID:11:01" とのリンクが設定される。
4"がコピーされたメモリ領域が、エリアディレクトリ3
3′及びキャッシュ領域31aに参照される共通のメモ
リ領域となるので、ホームオブジェクト"Area:A2:04"の
コピーに必要なメモリ領域を削減できるとともに、パー
ソナルIDとサービス制御プログラム手段2−1のホー
ムオブジェクト"Area:A1:01"(ホームオブジェクト33
2:図19参照)のコピーをサービス制御装置2,2′
間で移動させ、サービス制御プログラム手段2−1,2
−1′間で制御コマンド(制御信号)を送信する場合
に、このキャッシュ領域31aを優先して検索すれば、
高速に制御コマンドの転送が行なえるようになる。
ラム手段2′−3からディレクトリ管理プログラム手段
2−3へ移動完了通知が送信されると(ステップE2
8)、ディレクトリ管理プログラム手段2−3では、ロ
ック中のホームオブジェクト"Area:A1:01"(ホームオブ
ジェクト332:図19参照)が削除され(ステップE
29)、サービス制御装置2内のサービス制御プログラ
ム手段2−1を、サービス制御装置2′へ移動する処理
が完了する。
実施例中、図11〜図13にて前述した端末移動の際の
処理において、端末の移動に伴ってサービス制御プログ
ラム手段2−1を別のサービス制御装置2′へ移動させ
ることができるようにしたものである。以上のように、
本実施例におけるパーソナル通信サービス分散制御シス
テムによれば、ユーザの移動に伴ってそのユーザの利用
している端末を制御しているサービス制御プログラム手
段2−1も制御装置2,2′間を移動させることができ
るので、ユーザがどこに移動しても、遅延の少ないパー
ソナル通信サービスの実行が可能となる。
に伴ってそのユーザの利用している端末を制御するサー
ビス制御プログラム手段2−1も制御装置2′へ移動さ
せる場合、ユーザの移動が頻繁であると、その都度、サ
ービス制御プログラム手段2−1を移動させることにな
り、サービス実行処理の遅延を招く恐れがある。そこ
で、図18にて前述したように、サービス制御プログラ
ム手段2−1内の移動許容情報記憶領域2−1Fに、サ
ービス制御プログラム手段2−1の移動の可否を予め設
定しておき、この移動許容情報記憶領域2−1Fでの設
定に基づいてサービス制御プログラム手段2−1の移動
の可否が決定されるようにしておくとともに、移動遅延
時間設定部2−1Gに、サービス制御プログラム手段2
−1の移動を遅延させる所定の時間を設定しておき、こ
れらの移動許容情報記憶領域2−1F及び移動遅延時間
設定部2−1Gでの設定に基づいて、サービス制御プロ
グラム手段2−1の移動の可否を決定し、その移動を遅
延させるようにすれば、移動が頻繁な端末に対するサー
ビス制御プログラム手段2−1の無駄な移動を抑制する
ことができる。
に、図21にて前述したステップE18までの処理と同
様にしてユーザの地理的な位置がサービス制御プログラ
ム手段2−1内のユーザ位置記憶領域2−1E(図18
参照)に記憶された後に、まずサービス制御プログラム
手段2−1により、移動許容情報記憶領域2−1Fにサ
ービス制御プログラム手段2−1の移動許可が設定され
ているかが判別され(ステップF1)、移動許可が設定
されていれば、タイマーが、(現在時刻)+(移動遅延
時間設定部2−1Gで設定されている時間)に設定され
る(ステップF1のYESルートからステップF2)。
逆に、移動許可が設定されていなければ、何の処理も行
なわれずサービス制御プログラム手段2−1の移動も行
なわれない(ステップF1のNOルートからステップF
3)。
と、その旨がサービス制御プログラム手段2−1に通知
され(ステップF4)、サービス制御プログラム手段2
−1では、ユーザ位置記憶領域2−1Eに記憶されてい
るユーザ位置と自己(サービス制御プログラム手段2−
1)の位置とが等しいか否かの判定が行なわれる(ステ
ップF5)。
グラム手段2−1の位置とが等しければ、サービス制御
プログラム手段2−1の移動は行なわれないが(ステッ
プF5のYESルートからステップF6)、等しくなけ
れば図21にて前述したステップE19〜ステップE2
9と同様に、ユーザの端末が移動したエリアのサービス
制御装置(この図22においては、サービス制御装置
2′)へサービス制御プログラム手段2−1の移動が行
なわれる。
間が経過する前に、ユーザの端末が元のエリアに戻って
きた場合は、サービス制御プログラム手段2−1が保存
しているユーザ位置記憶領域2−1Eでのユーザ位置
と、サービス制御プログラム手段2−1との位置が一致
するので、サービス制御プログラム手段2−1の移動は
行なわれないことになる。
2−1内の移動許容情報記憶領域2−1Fでの設定に基
づいて、サービス制御プログラム手段2−1の他のサー
ビス制御装置2′への移動の可否を決定し、移動遅延時
間設定部2−1Gでの遅延時間の設定に基づいて、サー
ビス制御プログラム手段2−1の移動を遅延させること
ができるので、例えば、頻繁に移動を繰り返すユーザに
対しては、無駄なサービス制御プログラム手段2−1の
移動を行なわないので、パーソナル通信サービスを高速
に実行できる。
末の移動に伴って上述のサービス制御プログラム手段2
−1を、移動した端末を制御しているサービス制御装置
へ移動させた場合と、第1実施例にて前述したように、
ユーザの利用する端末が移動してもサービス制御プログ
ラム手段2−1を移動させない場合との処理の比較を、
図23と図24との比較で、簡単に述べる。なお、これ
らの図23及び図24中、各サービス制御プログラム手
段(SC1,SC2)2−1,2−2は図18にて前述
したものと同様のものであり、ディレクトリ管理プログ
ラム手段(DM1,DM2)2−3,2′−3は、図1
9にて前述したものと同様のものである。また、リソー
ス制御プログラム手段(Rsc.mng:リソースマネージャ
ー) 2−2Aは、携帯端末(T1)103を制御するも
のであり、リソース制御プログラム手段2−2B及び2
−2Cは、それぞれ交換機106及び107を介して固
定電話機(T2)104及び携帯電話機(T3)105
へのサービス実行を制御するものである。
話103からユーザ101の携帯端末103へ発信し
て、ユーザ101とユーザ102との通話を可能にする
場合、図23に示すように、まず、携帯端末(PDA)
103を登録中のユーザ101(User A) が、ディレク
トリ管理プログラム手段2−3に管理されているエリア
(Area 1)にいるときに、ディレクトリ管理プログラム手
段2′−3に管理されているエリア(Area 2)にいるユー
ザ102(User B) が、携帯電話機105を用いてユー
ザ101に発信すると、この発信要求は交換機107の
リソース制御プログラムを経由して、ユーザ102が管
理されているサービス制御プログラム手段2′−1へ転
送される(ステップC1)。
−1は、ユーザ101が管理されているサービス制御プ
ログラム手段2−1へ、携帯電話機105からの音声の
接続要求を送信し(ステップC2)、サービス制御プロ
グラム手段2−1は、自己が管理しているエリア(Area
1)で登録中の携帯端末103が音声呼を受けられないこ
とをチェックするとともに、ディレクトリ管理プログラ
ム手段2−3のエリアディレクトリからユーザ101が
存在しているエリア(Area 1)に空状態の固定電話機10
4があることを調べる(ステップC3〜C5)。
1は、ユーザ101の携帯端末103に、近くの電話機
で応答するようにというガイダンス出力要求を送信し
(ステップC6)、ユーザ101がこれに応答すると、
サービス制御プログラム手段2−1は、固定電話機10
4と携帯電話機105との接続要求をディレクトリ管理
プログラム手段2−3に送信し、ディレクトリ管理プロ
グラム手段2−3は、この要求に基づき、リソース制御
プログラム手段2−2Bを介して交換機106と交換機
107との通話路の接続を行なう。
からの発信に対して、移動場所の登録していない端末
(固定電話機105)を使って応答することが可能にな
る。従って、図24に示すように、ユーザ101がサー
ビス制御プログラム手段2−1と離れたエリア(Area 1)
に移動したにもかかわらず、サービス制御プログラム手
段2−1を移動させずに上述のステップC3〜C5と同
様の処理を行なった場合に増加するサービス制御装置
2,2′間で転送される制御メッセージの数を大幅に削
減することができ、これにより、ユーザが移動した場合
でも、高速にパーソナル通信サービスを実行することが
できる。
本発明のパーソナル通信サービス分散制御システムによ
れば、ユーザを識別するパーソナル識別情報を用いて、
ユーザ毎に定義されたパーソナル識別情報サービスを実
行する通信システムにおいて、物理網を構成するハード
ウエアリソースと、ハードウエアリソースに接続される
サービス制御装置とをそなえ、サービス制御装置内に、
パーソナル識別情報毎に独立して物理網を制御するサー
ビス制御プログラム手段と、物理網に散在するハードウ
ェアリソースを制御するリソース制御プログラム手段
と、サービス制御プログラム手段とリソース制御プログ
ラム手段及びハードウェアリソースを一意に識別するた
めの分散ディレクトリを管理し、制御信号の転送先検索
機能手段と転送機能手段との両方を持つディレクトリ管
理プログラム手段とを設け、ディレクトリ管理プログラ
ム手段が、分散ディレクトリを辿って、制御信号の転送
先検索とルーティングとを同時に行なうように構成され
ているので、異種網を統合した個人専用のパーソナル通
信サービスを遅延なく実行することが可能になる。
ビス制御プログラム手段またはリソース制御プログラム
手段の位置情報を保持するホームディレクトリと、分割
されたディレクトリの接続関係の情報を保持するエイリ
アスディレクトリとを用いて構築されているので、散在
するリソース制御プログラム手段の検索を高速に行なえ
る。例えば、ディレクトリ管理プログラム手段は、ディ
レクトリ検索の途中でエイリアスディレクトリが検出さ
れると、当該エイリアスディレクトリが保持する接続関
係の情報に従って、上記分割されたディレクトリを管理
する他のディレクトリ管理プログラム手段に制御信号を
転送することができる(請求項2)。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、サービス
制御プログラム手段内に、個人用のパーソナル識別情報
ディレクトリを設け、他のユーザのパーソナル識別情報
を新たに再定義することを可能とし、プログラム手段間
通信における受信側アドレスに再定義したパーソナル識
別情報のディレクトリ名を用いることにより、ディレク
トリ管理プログラム手段がその分散ディレクトリを検索
することなく制御信号のルーティングを行なう手段をそ
なえているので、異種網を統合したシステムにおいて、
サービス制御プログラム手段間の通信を高速に行なえる
とともに、パーソナルIDをユーザが新たに再定義でき
るので、利用するメディアにかかわらず、同じパーソナ
ルIDを用いて異種網のメディアのサービスを利用する
ことが可能になる。
ル通信サービス分散制御システムによれば、サービス制
御装置のディレクトリ管理プログラム手段内に、同一装
置内に存在するサービス制御プログラム手段とリソース
制御プログラム手段のホームディレクトリ名とディレク
トリの位置情報との対応テーブルを設け、プログラム間
通信のためのメッセージの転送依頼を受けた場合、ディ
レクトリ管理プログラム手段が、対応テーブルを参照す
ることにより、受信側アドレスが、サービス制御プログ
ラム手段またはリソース制御プログラム手段のホームデ
ィレクトリ名に一致した場合、或いは、送信側ホームデ
ィレクトリを表す省略記号を含んでいる場合に、ディレ
クトリのルートからホームディレクトリまでのディレク
トリ検索を行なうことなく、高速なプログラム間通信を
行なうように構成されているので、送信先アドレスにホ
ームディレクトリを示す省略記号を含ませることがで
き、これにより、制御メッセージのヘッダ情報を削減
し、制御用のトラヒックを削減できる効果がある。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、サービス
制御装置のディレクトリ管理プログラム手段のホームデ
ィレクトリ内に、検索の起点となるカレントディレクト
リ名の記憶領域とカレントディレクトリの位置情報の記
億領域とを設け、プログラム間通信における受信側アド
レスの指定に、カレントディレクトリを表す省略記号を
含めた場合、ディレクトリ管理プログラム手段が、ホー
ムディレクトリの対応テーブルとカレントディレクトリ
の位置情報を参照することにより、ディレクトリのルー
トからカレントディレクトリまでのディレクトリ検索を
行なうことなく、高速なプログラム間通信を行なえるよ
うに構成されているので、これにより受信側アドレスに
カレントディレクトリを示す省略記号を含ませることが
できるので、制御メッセージのヘッダ情報を削減し、制
御用のトラヒックを削減できる効果がある。
ル通信サービス分散制御システムによれば、ハードウェ
アリソースにアクセスしうる通信端末の状態を保存する
記憶領域としてのオブジェクトをディレクトリ管理プロ
グラム手段内に設け、通信端末に固有の識別名のディレ
クトリと通信端末が存在するエリアのディレクトリとを
ディレクトリ管理プログラム手段に設け、各サービス制
御プログラム手段内に、ユーザの利用している端末の固
有の識別名のリストを保存する記憶領域を設け、通信端
末の位置管理は、ディレクトリ管理プログラム手段内の
エリアディレクトリ変更で行ない、ユーザの端末登録管
理は、サービス制御プログラム手段が行なうことによ
り、異種通信端末の位置管理とユーザ登録管理を行なう
ように構成されているので、これによりユーザの端末の
登録、解除、位置情報の変更などの処理は、ディレクト
リ管理プログラム手段内のエリアディレクトリの変更の
みで行なうことができ、これにより有効な端末の登録お
よび位置情報管理を行なうことができ、その結果、異種
網を統合した遅延の少ない個人専用のパーソナル通信サ
ービスが実行できる効果がある。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、ディレク
トリ管理プログラム手段内の特定のオブジェクトに対し
て、オブジェクト状態変更イベントの通知予約を実現す
る場合に、各オブジェクト内にイベント通知条件の情報
を保存する記憶領域を設け、イベント通知先ホームディ
レクトリ名とその位置情報との対応テーブルを保存する
記憶領域をオブジェクトのホームディレクトリに設け、
オブジェクトの状態更新を行なった後にオブジェクトの
通知条件と対応テーブルを参照することにより、イベン
ト通知を行なうように構成されているので、これにより
リソース制御プログラム手段がイベント通知を意識した
処理をしないため、遅延の少ないイベント通知が可能に
なり、サービス制御プログラム手段の扱う個人専用のパ
ーソナル通信サービスに柔軟性を与えるという効果があ
る。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、各ディレ
クトリにイベント通知条件の情報を保存する記憶領域を
設け、イベント通知先ホームディレクトリ名とその位置
情報との対応テーブルを保存する記憶領域をディレクト
リ上位のホームディレクトリ、またはルートディレクト
リに設け、オブジェクトの状態更新を行なった後に、オ
ブジェクトのホームディレクトリとルートディレクトリ
の通知条件と対応テーブルを参照することにより、イベ
ント通知が行なうように構成されているので、これによ
りディレクトリ管理プログラム内の特定のディレクトリ
の下位に存在する全てのオブジェクトの状態変更イベン
トの通知予約を、その上位のホームディレクトリ、また
はルートディレクトリにおいて行なえばよく、リソース
制御プログラムがイベント通知を意識した処理をせず、
遅延の少ないイベント通知が可能になるという効果があ
る。また、サービス制御プログラム手段の扱う個人専用
の通信サービスに柔軟性を与える効果もある。
ル通信サービス分散制御システムによれば、ディレクト
リ管理プログラム手段が、ユーザ毎のサービス制御プロ
グラム手段を識別するパーソナル識別情報ディレクトリ
と、ハードウェアリソースを識別するリソースディレク
トリと、ユーザとハードウェアリソースとの物理位置を
識別するためのエリアディレクトリとを用いて構成され
るとともに、ユーザまたはハードウェアリソースにアク
セスしうる通信端末が移動した場合に、その移動に応じ
たエリアディレクトリの変更と移動先の他のサービス制
御装置との間でのサービス制御プログラム手段の移動と
を行なう移動管理手段をそなえているので、ユーザの利
用する通信端末の移動に伴って、移動管理手段によりエ
リアディレクトリの変更とサービス制御プログラム手段
の移動とを行なうことができ、これにより、ユーザがど
こに移動しても、遅延の少ないパーソナル通信サービス
の実行が行なえる効果がある。
ソナル通信サービス分散制御システムによれば、サービ
ス制御プログラム手段内に、サービス制御プログラム手
段の移動先を表すエリアディレクトリ名を保存するメモ
リを設け、サービス制御プログラム手段が逐次このメモ
リを更新し、サービス制御プログラム手段が、エリアデ
ィレクトリの情報を得る場合、または通信端末の状態を
保存する記憶領域としてのオブジェクトに制御信号を送
信する場合に、このエリアディレクトリの相対アドレス
を用いるように構成されているので、複数のサービス制
御装置を経由することなく高速に制御信号を送信するこ
とができる効果がある。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、ディレク
トリ管理プログラム手段内のエリアディレクトリに、サ
ービス制御プログラム手段の物理位置を保存する記憶領
域としてのホームオブジェクトのコピーを設け、リソー
ス制御プログラム手段がサービス制御プログラム手段に
制御信号を送信する場合に、エリアディレクトリの相対
アドレスを用いるように構成されているので、請求項1
0に記載のシステムと同様に、複数のサービス制御装置
を経由することなく高速に制御信号を送信することがで
きる効果がある。
ソナル通信サービス分散制御システムによれば、ディレ
クトリ管理プログラム手段内のパーソナル識別情報ディ
レクトリに、サービス制御装置におけるパーソナル識別
情報のキャッシュデータを保存するメモリ領域としての
キャッシュ領域を設け、サービス制御プログラム手段
が、サービス制御装置間を移動する際に、このキャッシ
ュ領域に、パーソナル識別情報とサービス制御プログラ
ム手段のホームオブジェクトのコピーをサービス制御装
置間で移動させ、サービス制御プログラム手段間で制御
信号を送信する場合に、このキャッシュ領域を優先して
検索する手段をそなえているので、この場合も、複数の
サービス制御装置を経由することなく高速に制御信号を
送信することができる効果がある。
ナル通信サービス分散制御システムによれば、エリアデ
ィレクトリとパーソナル識別情報のキャッシュ領域との
両者が参照するリソース制御プログラム手段のホームオ
ブジェクトのコピーを共通のメモリとするので、ホーム
オブジェクトのコピーに必要なメモリ領域を大幅に削減
できるとともに、高速に制御信号を送信することができ
る効果がある。
の本発明のパーソナル通信サービス分散制御システムに
よれば、サービス制御プログラム手段内に、サービス制
御プログラム手段の移動の可否を予め設定しておく移動
許容情報記憶テーブルと、サービス制御プログラム手段
の移動を遅延させる移動遅延時間設定部とを設けてもよ
いので、頻繁に移動を繰り返すユーザの通信端末に対し
てサービス制御プログラム手段の無駄な移動を大幅に削
減でき、これにより、パーソナル通信サービスをさらに
高速に行なえる効果がある。
ービス分散制御システムの構成を示すブロック図であ
る。
を説明するための図である。
ッセージ転送の一例を説明するための図である。
ィレクトリによる制御メッセージ転送の一例を説明する
ための図である。
他の一例を説明するための図である。
いた場合の制御メッセージ転送の一例を説明するための
図である。
するための図である。
の図である。
の一例(端末移動前)を説明するための図である。
の一例(端末移動後) を説明するための図である。
の動作を説明するための図である。
の一例を説明するための図である。
約設定の一例を説明するための図である。
の一例を説明するための図である。
サービス分散制御システムにおけるディレクトリ管理プ
ログラム手段の構成を示すブロック図である。
手段の構成を示すブロック図である。
手段をサービス制御装置間で移動させる処理を説明する
ための図である。
手段をサービス制御装置間で移動させる処理を説明する
ための図である。
手段をサービス制御装置間で移動させる処理を説明する
ためのシーケンス図である。
手段をサービス制御装置間で移動させる場合の他の処理
を説明するためのシーケンス図である。
手段をサービス制御装置間で移動させる場合の端末同士
の接続処理を説明するための図である。
手段をサービス制御装置間で移動させない場合の端末同
士の接続処理を説明するための図である。
であり、(a)は電話サービスを対象としたパーソナル
ID通信システムを示す図、(b)は電子メールを対象
としたパーソナルID通信システムを示す図である。
ステム構成の概略を説明するための図である。
方法を説明するための図である。
ソース制御プログラム手段 2−3、2′−3 ディレクトリ管理プログラム手段 2−12 識別名リスト記憶領域 2−31、2′−31 分散ディレクトリ 2−311、2′−311 ホームディレクトリ 2−312、2′312 ディレクトリ 2−313、2′−313 エイリアスディレクトリ 2−314、2′−314 オブジェクト 2−315 パーソナル識別情報ディレクトリ 2−316 リソースディレクトリ 2、317 エリアディレクトリ 2−32、2′−32 転送先検索機能手段 2−33 転送機能手段 2−34 ホームディレクトリの位置情報テーブル(対
応テーブル) 2−35 通信端末状態記憶領域 2−36 識別名ディレクトリ記憶領域 2−37 エリアディレクトリ記憶領域 2−38 移動管理手段 2−39 移動管理機能手段 3 音声応答装置 4 交換装置 5 集線装置 6 無線基地局 7、7−1〜7−4 電話機 8 パソコン 9 携帯型情報端末 10 電話サービスを対象とした通信サービス網 11 電子メールシステムを対象とした通信サービス網 12 電子メール蓄積装置 13 分散ディレクトリデータベースシステム 14−1〜14−3 サービス制御装置 16 検索転送機能手段 17 データベース 18 分散ディレクトリシステム 19 ルート 21 対応テーブル 31 パーソナルIDディレクトリ 31a キャッシュ領域 32 リソースディレクトリ 33 エリアディレクトリ 101,102 ユーザ 103 携帯端末(T1) 104 固定電話機(T2) 105 携帯電話機(T3) 106,107 交換機 2−311A、2′−311A、2−313A、313
a オブジェクトの内部情報 311,311′ エイリアスオブジェクト 331,331′ 端末オブジェクト 332,332′ ホームオブジェクト 333′ディレクトリ 314B、314B−1〜314B〜3 オブジェクト 1A カレントディレクトリ名記憶領域 1B カレントディレクトリ位置情報記憶領域 A−1 転送先アドレス A−2 カレントディレクトリ記憶領域 A−3 ディレクトリキャッシュ(カレントディレクト
リ位置情報記憶領域) A−4 制御コマンドリストの記憶領域 A−5 被参照プログラムの記憶領域 A−6 イベント通知条件の記憶領域 B−1 ホームディレクトリの位置情報記憶領域 B−2 属性情報の記憶領域 B−3 制御コマンドリストの記憶領域 B−4 被参照プログラムの記憶領域 B−5 イベント通知条件の記憶領域 SP サービスプログラム
Claims (15)
- 【請求項1】 ユーザを識別するパーソナル識別情報を
用いて、ユーザ毎に定義されたパーソナル識別情報サー
ビスを実行する通信システムにおいて、 物理網を構成するハードウェアリソースと、該ハードウ
ェアリソースに接続されるサービス制御装置とをそな
え、 該サービス制御装置内に、 該パーソナル識別情報毎に独立して該物理網を制御する
サービス制御プログラム手段と、 該物理網に散在する該ハードウェアリソースを制御する
リソース制御プログラム手段と、 該サービス制御プログラム手段と該リソース制御プログ
ラム手段及び該ハードウェアリソースを一意に識別する
ための分散ディレクトリを管理し、制御信号の転送先検
索機能手段と転送機能手段との両方を持つディレクトリ
管理プログラム手段とを設け、該分散ディレクトリが、該サービス制御プログラム手段
または該リソース制御プログラム手段の位置情報を保持
するホームディレクトリと、分割されたディレクトリの
接続関係の情報を保持するエイリアスディレクトリとを
用いて構築されるとともに、 該ディレクトリ管理プログラム手段が、該分散ディレク
トリのディレクトリ検索を行なうことにより、該制御信
号の転送先検索と該制御信号のルーティングとを同時に
行なう手段を有することを特徴とする、パーソナル通信
サービス分散制御システム。 - 【請求項2】 該ディレクトリ管理プログラム手段が、 該ディレクトリ検索の途中で該エイリアスディレクトリ
が検出されると、当該エイリアスディレクトリが保持す
る該接続関係の情報に従って、上記分割されたディレク
トリを管理する他のディレクトリ管理プログラム手段に
該制御信号を転送する手段をそなえ たことを特徴とする
請求項1記載のパーソナル通信サービス分散制御システ
ム。 - 【請求項3】 該サービス制御プログラム手段内に、他
のユーザのパーソナル識別情報を新たに再定義すること
を可能にすべく、個人用のパーソナル識別情報ディレク
トリを設け、プログラム間通信における受信側アドレス
に再定義したパーソナル識別情報のディレクトリ名を用
いることにより、該ディレクトリ管理プログラム手段が
その分散ディレクトリを検索することなく該制御信号の
ルーティングを行なう手段をそなえたことを特徴とする
請求項1記載のパーソナル通信サービス分散制御システ
ム。 - 【請求項4】 該サービス制御装置のディレクトリ管理
プログラム手段内に、同一装置内に存在する該サービス
制御プログラム手段とリソース制御プログラム手段のホ
ームディレクトリ名と該ディレクトリの位置情報との対
応テーブルを設け、プログラム間通信のためのメッセー
ジの転送依頼を受けた場合、該ディレクトリ管理プログ
ラム手段が該対応テーブルを参照することにより、受信
側アドレスが、該サービス制御プログラム手段または該
リソース制御プログラム手段のホームディレクトリ名に
一致した場合、或いは、送信側ホームディレクトリを表
す省略記号を含んでいる場合に、ディレクトリのルート
から該ホームディレクトリまでのディレクトリ検索を行
なうことなく、高速なプログラム間通信を行なう手段を
そなえたことを特徴とする請求項1記載のパーソナル通
信サービス分散制御システム。 - 【請求項5】 該サービス制御装置のディレクトリ管理
プログラム手段のホームディレクトリ内に、検索の起点
となるカレントディレクトリ名の記憶領域と該カレント
ディレクトリの位置情報の記億領域とを設け、プログラ
ム間通信における受信側アドレスの指定に、該カレント
ディレクトリを表す省略記号を含めた場合、ディレクト
リ管理プログラム手段がホームディレクトリの対応テー
ブルとカレントディレクトリの位置情報を参照すること
により、ディレクトリのルートから該カレントディレク
トリまでのディレクトリ検索を行なうことなく、高速な
プログラム間通信を行なう手段をそなえたことを特徴と
する請求項1記載のパーソナル通信サービス分散制御シ
ステム。 - 【請求項6】 該ハードウェアリソースにアクセスしう
る通信端末の状態を保存する記憶領域としてのオブジェ
クトをディレクトリ管理プログラム手段内に設け、該通
信端末に固有の識別名のディレクトリと該通信端末が存
在するエリアのディレクトリとをディレクトリ管理プロ
グラム手段に設け、各サービス制御プログラム手段内
に、ユーザの利用している端末の固有の識別名のリスト
を保存する記憶領域を設け、該通信端末の位置管理は、
該ディレクトリ管理プログラム手段内のエリアディレク
トリ変更で行ない、ユーザの端末登録管理は、該サービ
ス制御プログラム手段が行なうことにより、異種通信端
末の位置管理とユーザ登録管理を行なう手段をそなえた
ことを特徴とする請求項1記載のパーソナル通信サービ
ス分散制御システム。 - 【請求項7】 該ディレクトリ管理プログラム手段内の
特定のオブジェクトに対して、該オブジェクト状態変更
イベントの通知予約を実現する場合に、各オブジェクト
内にイベント通知条件の情報を保存する記憶領域を設
け、イベント通知先ホームディレクトリ名とその位置情
報との対応テーブルを保存する記憶領域を該オブジェク
トのホームディレクトリに設け、オブジェクトの状態更
新を行なった後に該オブジェクトの通知条件と対応テー
ブルを参照することにより、イベント通知を行なう手段
をそなえたことを特徴とする請求項1記載のパーソナル
通信サービス分散制御システム。 - 【請求項8】 該ディレクトリ管理プログラム手段内の
特定のディレクトリの下位に存在する全てのオブジェク
トに対して、該オブジェクト状態変更イベントの通知予
約を実現する場合に、各ディレクトリにイベント通知条
件の情報を保存する記憶領域を設け、イベント通知先ホ
ームディレクトリ名とその位置情報との対応テーブルを
保存する記憶領域を該ディレクトリ上位のホームディレ
クトリ、またはルートディレクトリに設け、オブジェク
トの状態更新を行なった後に、該オブジェクトのホーム
ディレクトリとルートディレクトリの通知条件と対応テ
ーブルを参照することにより、イベント通知を行なう手
段をそなえたことを特徴とする請求項1記載のパーソナ
ル通信サービス分散制御システム。 - 【請求項9】 ユーザを識別するパーソナル識別情報を
用いて、ユーザ毎に定義されたパーソナル識別情報サー
ビスを実行する通信システムにおいて、 物理網を構成するハードウェアリソースと、該ハードウ
ェアリソースに接続されるサービス制御装置とをそな
え、 該サービス制御装置内に、 該パーソナル識別情報毎に独立して該物理網を制御する
サービス制御プログラム手段と、 該物理網に散在する該ハードウェアリソースを制御する
リソース制御プログラム手段と、 該サービス制御プログラム手段と該リソース制御プログ
ラム手段及び該ハードウェアリソースを一意に識別する
ための分散ディレクトリを管理し、制御信号の転送先検
索機能手段と転送機能手段との両方を持つディレクトリ
管理プログラム手段とを設け、 該ディレクトリ管理プログラム手段が、ユーザ毎の該サ
ービス制御プログラム手段を識別するためのパーソナル
識別情報ディレクトリと、該ハードウェアリソースを識
別するためのリソースディレクトリと、ユーザと該ハー
ドウェアリソースとの物理位置を識別するためのエリア
ディレクトリとを用いて構成されるとともに、 ユーザまたは該ハードウェアリソースにアクセスしうる
通信端末が移動した場合に、その移動に応じた該エリア
ディレクトリの変更と移動先の他のサービス制御装置と
の間での該サービス制御プログラム手段の移動とを行な
う移動管理手段をそなえて構成されたことを特徴とす
る、パーソナル通信サービス分散制御システム。 - 【請求項10】 該サービス制御プログラム手段内に、
該サービス制御プログラム手段の移動先を表すエリアデ
ィレクトリ名を保存するメモリを設け、該サービス制御
プログラム手段が、該メモリを逐次更新するとともに、
該エリアディレクトリの情報を得る場合、または該通信
端末の状態を保存する記憶領域としてのオブジェクトに
制御信号を送信する場合に、該エリアディレクトリの相
対アドレスを用いるように構成されていることを特徴と
する請求項9記載のパーソナル通信サービス分散制御シ
ステム。 - 【請求項11】 該ディレクトリ管理プログラム手段内
の該エリアディレクトリに、該サービス制御プログラム
手段の物理位置を保存する記憶領域としてのホームオブ
ジェクトのコピーを設け、該リソース制御プログラム手
段が、該サービス制御プログラム手段に制御信号を送信
する場合に、該エリアディレクトリの相対アドレスを用
いるように構成されていることを特徴とする請求項9記
載のパーソナル通信サービス分散制御システム。 - 【請求項12】 該ディレクトリ管理プログラム手段内
の該パーソナル識別情報ディレクトリに、該サービス制
御装置における該パーソナル識別情報のデータを保存す
るメモリとしてのキャッシュ領域を設け、該サービス制
御プログラム手段が、該サービス制御装置間を移動する
際に、該キャッシュ領域に、該パーソナル識別情報と該
サービス制御プログラム手段の該ホームオブジェクトの
コピーを制御ノード間で移動させ該サービス制御プログ
ラム手段間で制御信号を送信する場合に、該ディレクト
リキャッシュを優先して検索する手段をそなえたことを
特徴とする請求項9記載のパーソナル通信サービス分散
制御システム。 - 【請求項13】 該エリアディレクトリと該キャッシュ
領域との両者に参照される該リソース制御プログラム手
段の該ホームオブジェクトのコピーを共通のメモリとし
たことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の
パーソナル通信サービス分散制御システム。 - 【請求項14】 該サービス制御プログラム手段内に、
該サービス制御プログラム手段の移動の可否を予め設定
しておく移動許容情報記憶領域を設け、該サービス制御
手段が、該移動許容情報記憶領域での設定に基づき該サ
ービス制御プログラム手段の移動の可否を決定するよう
に構成されたことを特徴とする請求項9記載のパーソナ
ル通信サービス分散制御システム。 - 【請求項15】 該サービス制御プログラム手段内に、
移動遅延時間設定部を設け、該サービス制御プログラム
手段が、該移動遅延時間設定部の設定に基づき該サービ
ス制御プログラム手段の移動を遅延させるように構成さ
れたことを特徴とする請求項9記載のパーソナル通信サ
ービス分散制御システム。
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