JP3450063B2 - 被検体の異常箇所標定装置 - Google Patents
被検体の異常箇所標定装置Info
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Description
E(アコースティックエミッション)に基づいて、被検体
の異常箇所を標定する被検体の異常箇所標定装置に関す
る。
置としては、被検体の異常箇所から発生するAEを、被
検体に取り付けられた2つのAEセンサで検出し、この
2つのAEセンサからのAE信号を包絡線検波して、こ
の包絡線検波した2つのAE信号のピークの発生時刻間
の時刻差に基づいて、上記被検体の異常箇所を標定する
ものがある。
AE信号のピークの時刻差を測定する最小時間単位が固
定されていたので、(時刻差÷最小時間単位)が最大記憶
容量を越える場合には、上記時刻差の計測が不可能にな
り、位置標定ができなくなるという問題がある。
刻差の計測分解能のミスマッチをなくして、標定ミスを
防ぐことができる被検体の異常箇所標定装置を提供する
ことにある。
め、請求項1の発明の被検体の異常箇所標定装置は、互
いに所定の間隔を隔てて設けられた2つのAEセンサ
と、一方のAEセンサからのAE信号を受けた時刻と、
他方のAEセンサからのAE信号を受けた時刻との時刻
差を計測する時刻差計測手段とを備え、上記時刻差に基
づいて被検体の異常箇所を標定する被検体の異常箇所標
定装置であって、上記時刻差計測手段は、上記AE信号
をいつ受けたということを表すための最大記憶容量nの
記憶部を有し、上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測
する最小時間単位tと上記最大記憶容量nとを掛け算し
た最大計測可能時間t・n内に、上記時刻差計測手段が
上記一方のAEセンサからのAE信号を受けた時刻と、
上記他方のAEセンサからのAE信号を受けた時刻とを
識別できたか否かを判別する計測成否判別手段と、上記
計測成否判別手段が、上記最大計測可能時間t・n内
に、上記両方のAEセンサからのAE信号を識別できな
かったと判断したときに、上記時刻差計測手段が上記時
刻差を計測する最小時間単位tを減少させて、上記時刻
差計測手段に計測をやり直しさせる計測きざみ制御手段
とを備えたことを特徴としている。
隔を隔てて設けられた2つのAEセンサと、一方のAE
センサからのAE信号を受けた時刻と、他方のAEセン
サからのAE信号を受けた時刻との時刻差を計測する時
刻差計測手段とを備え、上記時刻差に基づいて被検体の
異常箇所を標定する被検体の異常箇所標定装置であっ
て、上記時刻差計測手段は、上記AE信号をいつ受けた
ということを表すための最大記憶容量nの記憶部を有
し、上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小時
間単位tと上記最大記憶容量数nとを掛け算した最大計
測可能時間t・n内に、上記時刻差計測手段が上記一方
および他方の両方のAEセンサからのAE信号を受けた
か否かを判別する計測成否判別手段と、上記計測成否判
別手段が、上記最大計測可能時間t・n内に、上記両方
のAEセンサからのAE信号を受けなかったと判断した
ときに、上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最
小時間単位tを増大させて、上記時刻差計測手段に計測
をやり直しさせる計測きざみ制御手段とを備えたことを
特徴としている。
隔を隔てて設けられた2つのAEセンサと、一方のAE
センサからのAE信号を受けた時刻と、他方のAEセン
サからのAE信号を受けた時刻との時刻差を計測する時
刻差計測手段とを備え、上記時刻差に基づいて被検体の
異常箇所を標定する被検体の異常箇所標定装置であっ
て、上記時刻差計測手段は、上記AE信号をいつ受けた
ということを表すための最大記憶容量nの記憶部を有
し、上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小時
間単位tと上記格納箇所数nとを掛け算した最大計測可
能時間t・n内に、上記時刻差計測手段が上記一方およ
び他方の両方のAEセンサからのAE信号を受けたか否
かを判別する計測成否判別手段と、上記計測成否判別手
段が、上記最大計測可能時間t・n内に、上記両方のA
EセンサからのAE信号を受けたと判断したときに、上
記最大計測可能時間t・nを上記時刻差計測手段が計測
した時刻差に近づけるように、上記最小時間単位tを減
少させる計測きざみ制御手段とを備えることを特徴とし
ている。
測手段が上記最大計測可能時間t・n内に上記両方のA
EセンサからのAE信号を識別できなかったと、上記計
測成否判別手段が判断したときに、上記計測きざみ制御
手段は上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小
時間単位tを減少させて、上記時刻差計測手段に計測を
やり直しさせる。
小時間単位tが大き過ぎて、2つの異なるAE信号の時
刻差を判別できなかったときに、上記最小時間単位tを
減少させて、AE信号の時刻差を計測する分解能力を高
めることができる。したがって、請求項1の発明によれ
ば、2つのAE信号の時刻差を確実に計測することがで
き、異常箇所を確実に標定することができる。
記時刻差計測手段が上記最大計測可能時間t・n内に上
記両方のAEセンサからのAE信号を受けなかったと計
測成否判別手段が判断したときに、上記計測きざみ制御
手段は、上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最
小時間単位tを増大させて上記時刻差計測手段に計測を
やり直しさせる。
小時間単位tが小さ過ぎて、最大計測可能時間t・nが
上記2つのAE信号の時刻差よりも小さかったときに、
上記最小時間単位tを増大させて、計測可能時間t・n
を増大させ、2つのAE信号の時刻差を確実に計測する
ことができる。従って、請求項2の発明によれば、異常
箇所を確実に標定することができる。
差計測手段が上記最大計測可能時間t・n内に上記両方
のAEセンサからのAE信号を受けたと、上記計測成否
判別手段が判断したときに、上記計測きざみ制御手段は
上記最小時間単位tを減少させて、上記最大計測可能時
間t・nを上記時刻差に近づける。
つのAE信号の時刻差の計測精度を向上させることがで
きる。
説明する。
装置の第1実施例の構成を示す。この第1実施例は、互
いに所定の間隔を隔てて被検体に取り付けられて、被検
体から発生するAEを検出してAE信号を発生する2つ
のAEセンサ1A,1Bと、このAEセンサ1A,1Bか
らのAE信号を増幅するプリアンプ2と、このプリアン
プ2からのAE信号の内の所定の帯域の成分を通過させ
るバンドパスフィルター3と、このバンドパスフィルタ
ー3からのAE信号を増幅するメインアンプ4と、この
メインアンプ4からのAE信号を包絡線検波する包絡線
検波回路5と、この包絡線検波回路5からのAE信号に
基づいて上記被検体の異常箇所を標定するコンピュータ
6とを備えている。
らのAE信号を受けた時刻とAEセンサ1BからのAE
信号を受けた時刻との時刻差を計測し、この時刻差に基
づいて上記被検体の異常箇所を標定するようになってい
る。
つ受けたかということを表すための最大記憶容量nの記
憶部を備えている。
フローチャートに沿って説明する。
できる最小単位である最小時間単位tを設定可能な値の
うちの最大値に設定する。すなわち、上記時刻差計測に
おける分解能を最低に設定する。
みを開始し、計時を開始して、被検体の異常箇所の位置
標定を開始する。すなわち、上記最小時間単位t毎に、
上記AE信号を受けたか否かの情報を上記記憶部に格納
する。
最大計測可能時間(t・n)つまり(最小時間単位t×
最大記憶容量n)だけ時間が経過したか否かを判断し、
上記t・nだけ時間が経過したと判断したときにステッ
プS4に進み、上記t・nだけ時間が経過していないと
判断したときにステップS2に戻る。
n内に、上記AEセンサ1AからのAE信号を受けた時
刻T1Aと上記AEセンサ1BからのAE信号を受けた時
刻T1Bとを、識別できたか否かを判断する。このステッ
プS4が計測成否判別手段を構成している。そして、上
記2つの時刻T1AとT1Bとを識別できたと判断したとき
にステップS5に進み、上記2つの時刻T1AとT1Bを識
別できなかったと判断したときにステップS6に進む。
らのAE信号を受けた時刻T1Aと上記AEセンサ1Bか
らのAE信号を受けた時刻T1Bとの時刻差ΔTを算出す
る。そして、この時刻差ΔTから上記被検体の異常箇所
を標定する。そして、この標定結果を表示する。
位tが設定可能な値のうちの最小値tminであるか否か
を判断し、上記最小時間単位tが最小値tminであると
判断したときにはステップS7に進み、上記最小時間単
位tが最小値tminでないと判断したときにはステップ
S8に進む。
は、異常箇所の位置標定ができなかったことを表すエラ
ー表示を行う。
は、上記最小時間単位tを減少させて、時刻差計測にお
ける分解能を上げる。次に、ステップS9に進み、計時
時間を零にリセットしてから、ステップS2に戻る。
手段を構成している。
小時間単位tが大き過ぎて、2つの異なるAE信号を受
けた時刻を識別できなかったときに、最小時間単位tを
減少させて、2つのAE信号の時刻差を計測する分解能
力を高めることができる。したがって、この第1実施例
によれば、2つのAE信号の時刻差を確実に計測するこ
とができ、被検体の異常箇所を確実に標定することがで
きる。
この第2実施例が上記第1実施例と異なる点は、図1に
示したコンピュータ6の構成だけである。したがって、
この第2実施例が備えるコンピュータの動作を、図3に
示したフローチャートに沿って説明する。
サ1A,1Bからの2つのAE信号の時刻差を計測でき
る最小単位である最小時間単位tを設定可能な値のうち
の最小値に設定する。即ち、上記時刻差計測における分
解能を最高に設定する。
込みを開始し、計時を開始して、被検体の異常箇所の位
置標定を開始する。すなわち、上記最小時間単位t毎
に、上記AE信号を受けたか否かの情報を上記記憶部に
格納する。
後、最大計測可能時間(t・n)つまり(最小時間単位
t×最大記憶容量n)だけ時間が経過したか否かを判断
し、上記t・nだけ時間が経過したと判断したときにス
テップS14に進み、上記t・nだけ時間が経過してい
ないと判断したときにステップS12に戻る。
・n内に、AEセンサ1AからのAE信号とAEセンサ
1BからのAE信号とを、受けたか否かを判断する。こ
のステップS14が計測成否判別手段を構成している。
そして、上記2つのAE信号を受けたと判断したときに
ステップS15に進み、上記2つのAE信号を受けなか
ったと判断したときにステップS16に進む。
からのAE信号を受けた時刻T1Aと上記AEセンサ1B
からのAE信号を受けた時刻T1Bとの時刻差ΔTを算出
する。そして、この時刻差ΔTから上記被検体の異常箇
所を標定する。そして、この標定結果を表示する。
単位tが設定可能な値のうちの最大値tmaxであるか否
かを判断し、上記最小時間単位tが最大値tmaxである
と判断したときにはステップS17に進み、上記最小時
間単位tが最大値tmaxでないと判断したときにはステ
ップS18に進む。
は、異常箇所の位置標定ができなかったことを表すエラ
ー表示を行う。
7は、上記最小時間単位tを増大させて、時刻差計測に
おける分解能を下げる。次に、ステップS19に進み、
計時時間を零にリセットしてから、ステップS12に戻
る。
制御手段を構成している。
小時間単位tが小さ過ぎて、最大計測可能時間t・nが
上記2つのAE信号の時刻差よりも小さかったときに、
上記最小時間単位tを増大させて、計測可能時間t・n
を増大させ、2つのAE信号の時刻差を確実に計測する
ことができる。したがって、第2実施例によれば、異常
箇所を確実に標定することができる。
この第3実施例が上記第1実施例と異なる点は、図1に
示したコンピュータ6の構成だけである。したがって、
この第3実施例が備えるコンピュータの動作を、図4に
示したフローチャートに沿って説明する。
サ1A,1Bからの2つのAE信号の時刻差を計測でき
る最小単位である最小時間単位tを設定可能な値のうち
の最大値に設定する。すなわち、上記時刻差計測におけ
る分解能を最低に設定する。そして、AE信号の取り込
みを開始し、計時を開始して、被検体の異常箇所の位置
標定を開始する。
位t毎に、上記AE信号を受けたか否かの情報を上記記
憶部に格納する。
後、最大計測可能時間(t・n)つまり(最小時間単位
t×最大記憶容量n)だけ時間が経過したか否かを判断
し、上記t・nだけ時間が経過したと判断したときにス
テップS34に進み、上記t・nだけ時間が経過してい
ないと判断したときにステップS32に戻る。
・n内に、AEセンサ1AからのAE信号とAEセンサ
1BからのAE信号との両方を受けたか否かを判断す
る。このステップS34が計測成否判別手段を構成して
いる。そして、上記2つのAE信号を受けたと判断した
ときにステップS36に進み、上記2つのAE信号を受
けなかったと判断したときにステップS35に進む。
異常箇所の位置標定ができなかったことを表すエラー表
示を行う。
6は、上記AEセンサ1AからのAE信号を受けた時刻
T1Aと上記AEセンサ1BからのAE信号を受けた時刻
T1Bとの時刻差ΔTを算出する。そして、上記最大計測
可能時間t・nから上記時刻差ΔTを減算した値(t・
n−ΔT)が正である制限下での最小の最小時間単位t
opを計算する。この最小の最小時間単位topによる位置
標定は、最適分解能を実現できる。
のAEセンサ1Aと1Bからの2つのAE信号を受けた
ときの上記最小時間単位tが上記最小の最小時間単位t
opに等しかったか否かを判断し、等しかったと判断した
ときに、ステップS38に進み、等しくなかったと判断
したときに、ステップS39に進む。
ら、上記被検体に発生した異常箇所を標定し、この標定
結果を表示する。
tを減少させて、上記最小の最小時間単位topに設定し
て、ステップS40に進み、計時時間を零に戻してか
ら、ステップS32に戻る。
測きざみ制御手段を構成している。このように、この第
3実施例によれば、上記両方のAEセンサ1Aと1Bか
らの両方のAE信号を受けることができる条件の元での
最小の最小時間単位topで上記2つのAE信号の時刻差
を計測することができる。したがって、この第3実施例
によれば、常に最高の分解能で被検体の異常箇所の位置
を標定することができる。
位置標定の分解能の初期設定を最低値にして、この最低
値から分解能を上げて行くようにし、第2実施例ではコ
ンピュータ6は位置標定の分解能の初期設定を最高値に
して、この最高値から分解能を下げて行くようにした
が、コンピュータ6が分解能の初期設定を上記最低と最
高の間の任意の中間値に設定し、位置標定可能になるま
で、分解能を上記中間値から増減を交互に繰り返しなが
ら、順次上記中間値から遠い値に変えて行くような動作
を実行するものであってもよい。
ンサを被検体に直接に取り付けたが、AEセンサを被検
体に直接に取り付けずに、他の部材を介して間接的に取
り付けてもよい。
明の被検体の異常箇所標定装置は、最大計測可能時間t
・n内に、2つのAEセンサからのAE信号を受けた時
刻を識別できなかったと判断したときに、時刻差計測手
段が時刻差を計測する最小時間単位tを減少させて、時
刻差計測手段に計測をやり直しさせる計測きざみ制御手
段を備えている。
小時間単位tが大き過ぎて、2つの異なるAE信号の時
刻差を識別できなかったときに、最小時間単位tを減少
させて、AE信号の時刻差を計測する分解能力を高める
ことができる。従って、請求項1の発明によれば、2つ
のAE信号の時刻差を確実に計測することができ、異常
箇所を確実に標定することができる。
間t・n内に、上記両方のAEセンサからのAE信号を
受けなかったと判断したときに、上記時刻差計測手段が
上記時刻差を計測する最小時間単位tを増大させて、上
記時刻差計測手段に計測をやり直しさせる計測きざみ制
御手段を備えている。
小時間単位tが小さ過ぎて、最大計測可能時間t・nが
2つのAE信号の時刻差よりも小さかったときに、最小
時間単位tを増大させて、計測可能時間t・nを増大さ
せ、2つのAE信号の時刻差を確実に計測することがで
きる。したがって、請求項2の発明によれば、異常箇所
を確実に標定することができる。
間t・n内に、上記両方のAEセンサからのAE信号を
受けたと判断したときに、上記最大計測可能時間t・n
を上記時刻差計測手段が計測した時刻差に近づけるよう
に、上記最小時間単位tを減少させる計測きざみ制御手
段を備えている。
つのAE信号の時刻差の計測精度を向上させることがで
き、異常箇所の標定精度を向上させることができる。
実施例のブロック図である。
ートである。
コンピュータのフローチャートである。
コンピュータのフローチャートである。
パスフィルター、4…メインアンプ、5…包絡線検波回
路、6…コンピュータ。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに所定の間隔を隔てて設けられた2
つのAEセンサと、一方のAEセンサからのAE信号を
受けた時刻と、他方のAEセンサからのAE信号を受け
た時刻との時刻差を計測する時刻差計測手段とを備え、
上記時刻差に基づいて被検体の異常箇所を標定する被検
体の異常箇所標定装置であって、 上記時刻差計測手段は、上記AE信号をいつ受けたとい
うことを表すための最大記憶容量nの記憶部を有し、 上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小時間単
位tと上記最大記憶容量nとを掛け算した最大計測可能
時間t・n内に、上記時刻差計測手段が上記一方のAE
センサからのAE信号を受けた時刻と、上記他方のAE
センサからのAE信号を受けた時刻とを識別できたか否
かを判別する計測成否判別手段と、 上記計測成否判別手段が、上記最大計測可能時間t・n
内に、上記両方のAEセンサからのAE信号を識別でき
なかったと判断したときに、上記時刻差計測手段が上記
時刻差を計測する最小時間単位tを減少させて、上記時
刻差計測手段に計測をやり直しさせる計測きざみ制御手
段とを備えたことを特徴とする被検体の異常箇所標定装
置。 - 【請求項2】 互いに所定の間隔を隔てて設けられた2
つのAEセンサと、一方のAEセンサからのAE信号を
受けた時刻と、他方のAEセンサからのAE信号を受け
た時刻との時刻差を計測する時刻差計測手段とを備え、
上記時刻差に基づいて被検体の異常箇所を標定する被検
体の異常箇所標定装置であって、 上記時刻差計測手段は、上記AE信号をいつ受けたとい
うことを表すための最大記憶容量nの記憶部を有し、 上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小時間単
位tと上記最大記憶容量数nとを掛け算した最大計測可
能時間t・n内に、上記時刻差計測手段が上記一方およ
び他方の両方のAEセンサからのAE信号を受けたか否
かを判別する計測成否判別手段と、 上記計測成否判別手段が、上記最大計測可能時間t・n
内に、上記両方のAEセンサからのAE信号を受けなか
ったと判断したときに、上記時刻差計測手段が上記時刻
差を計測する最小時間単位tを増大させて、上記時刻差
計測手段に計測をやり直しさせる計測きざみ制御手段と
を備えたことを特徴とする被検体の異常箇所標定装置。 - 【請求項3】 互いに所定の間隔を隔てて設けられた2
つのAEセンサと、一方のAEセンサからのAE信号を
受けた時刻と、他方のAEセンサからのAE信号を受け
た時刻との時刻差を計測する時刻差計測手段とを備え、
上記時刻差に基づいて被検体の異常箇所を標定する被検
体の異常箇所標定装置であって、 上記時刻差計測手段は、上記AE信号をいつ受けたとい
うことを表すための最大記憶容量nの記憶部を有し、 上記時刻差計測手段が上記時刻差を計測する最小時間単
位tと上記格納箇所数nとを掛け算した最大計測可能時
間t・n内に、上記時刻差計測手段が上記一方および他
方の両方のAEセンサからのAE信号を受けたか否かを
判別する計測成否判別手段と、 上記計測成否判別手段が、上記最大計測可能時間t・n
内に、上記両方のAEセンサからのAE信号を受けたと
判断したときに、上記最大計測可能時間t・nを上記時
刻差計測手段が計測した時刻差に近づけるように、上記
最小時間単位tを減少させる計測きざみ制御手段とを備
えることを特徴とする被検体の異常箇所標定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26862694A JP3450063B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 被検体の異常箇所標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26862694A JP3450063B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 被検体の異常箇所標定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128998A JPH08128998A (ja) | 1996-05-21 |
JP3450063B2 true JP3450063B2 (ja) | 2003-09-22 |
Family
ID=17461166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26862694A Expired - Fee Related JP3450063B2 (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 被検体の異常箇所標定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3450063B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11493335B2 (en) | 2020-09-16 | 2022-11-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Measurement device and measurement method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6567268B2 (ja) * | 2014-11-18 | 2019-08-28 | 株式会社東芝 | 信号処理装置、サーバ装置、検知システム及び信号処理方法 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP26862694A patent/JP3450063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11493335B2 (en) | 2020-09-16 | 2022-11-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Measurement device and measurement method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08128998A (ja) | 1996-05-21 |
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