JP3439966B2 - 情報記録媒体及びその再生装置 - Google Patents
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Description
る映像、音声等の情報を高密度に記録可能な高密度光デ
ィスク等の情報記録媒体、及び当該情報記録媒体から情
報を再生するための再生装置の技術分野に属する。
た光ディスクとしては、いわゆるLD(Laser Disk)、
CD(Compact Disk)等が広く一般化している。
声情報が、各LD等が有する再生開始位置を基準とした
夫々の情報を再生すべき時刻を示す時間情報と共に記録
されている。このため、記録されている情報を記録され
ている順序で再生する一般的な通常再生の他、例えば、
CDにおいては、記録されている複数の曲のうち、聞き
たい曲のみを抽出して聞いたり、再生順序をランダムに
変えて聞く等の再生が可能である。
る映像や再生される音声について視聴者が選択枝をも
ち、当該視聴者がそれらを選択して視聴する等のいわゆ
るインタラクティブな変化に富んだ再生はできないとい
う問題点があった。
外国映画を視聴する場合に、画面に表示されている字幕
で用いられている言語を選択して(例えば、日本語の字
幕と原語の字幕を選択して)表示させたり、又はCDに
記録されている音楽を聴取する場合に、その音楽の音声
を選択する(例えば、英語の歌詞で聞くか或は日本語の
歌詞で聞くかを選択する)ことができないのである。
ディスク自体の大きさを変えずに記憶容量を約10倍に
向上させた光ディスクであるDVDについての提案や開
発が盛んであるが、このDVDに対して、上記複数の字
幕や複数の言語で音声等を記録しておけば、視聴者がそ
れを選択することにより上記インタラクティブな変化に
富んだ再生を楽しむことも可能となる。
きいため、音楽等のオーディオ情報を記録する場合に
は、1枚のDVDに通常のCD数枚分に相当するオーデ
ィオ情報を記録することができる。以下、多少の静止画
を除き、基本的に音声(音楽)情報だけが記録されたD
VDをオーディオDVDと呼ぶことにする。
オDVDを作成する場合、そのミュージシャンの複数の
CDアルバムを1枚のオーディオDVDに記録すること
ができる。また、さらにそのオーディオDVDに、その
ミュージシャンの複数の曲をあるテーマに基づいて収集
した曲集をアルバムとして記録することもできる。
VDにおいて、ビートルズの複数のオリジナルアルバム
を1枚のオーディオDVDに記録し、さらにその複数の
アルバム中に含まれる曲のうち、ジョンレノンがリード
ボーカルを採る曲のみを収集した“ジョンレノン・ボー
カル集”というような新たなアルバムを追加してオーデ
ィオDVDを作成することができる。
記録された複数のアルバムを順に再生すると、同じ曲が
複数回に渡って再生されることになる。すなわち、オー
ディオDVD上に同じ内容の音声情報が複数回記録され
ることになるので、上記の例では、“レット・イット・
ビー”という曲は、オリジナルアルバム“レット・イッ
ト・ビー”の再生中に1回再生され、更に、“ジョンレ
ノン・ボーカル集”というアルバム中で再度再生される
ことになる。
同じ内容の音声情報を複数回記録したのでは、記憶容量
の無駄になってしまうという問題がある。
で、その課題は、記録媒体上に同一の音声情報を重複し
て複数回記録することなく、記録媒体の記録容量を効率
的に利用しつつ上述のようなインタラクティブな再生が
可能なように情報が記録された記録媒体、及びその再生
装置を提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、相互に独立して再生さ
れるべき複数のオーディオ実体情報と、各々が前記複数
のオーディオ実体情報のうちの1つに対応し、前記オー
ディオ実体情報を再生するための複数の単位再生制御情
報と、を有する情報記録媒体において、前記複数のオー
ディオ実体情報は、複数の前記単位再生制御情報によっ
て再生されることが規定されているオーディオ実体情報
である重複実体情報を含み、前記複数の単位再生制御情
報は、前記重複実体情報の再生を規定する重複単位再生
制御情報を含み、全ての前記単位再生制御情報を含む集
中再生制御情報を有し、前記集中再生制御情報は、前記
再生制御情報の各々が前記重複再生制御情報であるか否
かを示す重複情報を含むように構成する。
れば、複数の再生制御情報が同一のオーディオ実体情報
の再生を規定するので、再生制御情報毎に重複してオー
ディオ実体情報を記録する必要が無くなり、効率的な情
報の記録が可能となる。また、集中再生制御情報を参照
することにより全ての再生制御情報を得ることができる
ので、再生処理が単純化される。 更に、重複情報を参照
することにより、他の単位再生制御情報と同一のオーデ
ィオ実体情報の再生を規定する重複再生制御情報を識別
することができる。従って、非重複再生が指定された場
合には、同一のオーディオ実体情報が繰返し再生される
ことを防止できる。
の情報記録媒体において、前記重複単位再生制御情報以
外の単位再生制御情報の集合により構成される情報群
と、前記重複単位再生制御情報を含む単位再生制御情報
の集合により構成される情報群とを含むように構成す
る。
れば、情報記録媒体上に記録された限られたオーディオ
実体情報を利用して種々の情報群を規定することができ
る。
の情報記録媒体において、前記集中再生制御情報に含ま
れる前記単位再生制御情報は、対応する前記実体オーデ
ィオ情報の前記記録媒体上の記録位置を示すアドレス情
報を含み、同一の実体オーディオ情報に対応する重複再
生制御情報と重複再生制御情報以外の再生制御情報とは
同一のアドレス情報を含むように構成する。
れば、各再生制御情報に対応するオーディオ実体情報の
アドレス情報を参照することにより、同一のオーディオ
実体情報に対応する再生制御情報を知ることができる。
従って、非重複再生が指定された場合には、同一のオー
ディオ実体情報が繰返し再生されることを防止できる。
の情報記録媒体において、前記集中再生制御情報は、前
記再生制御情報の各々についての属性情報を含み、前記
属性情報は、少なくとも対応する実体オーディオ情報の
前記記録媒体上の記録位置を示すアドレス情報、サンプ
リング周波数、量子化ビット数の情報を含むように構成
する。
れば、集中再生情報を参照することにより、全ての再生
制御情報に対応するオーディオ実体情報の属性を取得す
ることができ、再生時の処理を迅速かつ容易に行うこと
ができる。
の情報記録媒体において、前記集中再生制御情報は、前
記記録媒体のリードインエリアに記録されているように
構成する。
れば、リードインエリア内の集中再生制御情報が最初に
読取られるので、その後の再生処理などを迅速かつ効率
的に行うことが可能となる。
再生されるべき複数のオーディオ実体情報と、各々が前
記複数のオーディオ実体情報のうちの1つに対応し、前
記オーディオ実体情報を再生するための複数の単位再生
制御情報と、前記記録媒体に含まれる全ての前記単位再
生制御情報を含む集中再生制御情報と、を有する情報記
録媒体であって、前記複数のオーディオ実体情報は、複
数の前記単位再生制御情報によって再生されることが規
定されているオーディオ実体情報である重複実体情報を
含み、前記複数の単位再生制御情報は、前記重複実体情
報の再生を規定する重複単位再生制御情報を含み、全て
の前記単位再生制御情報を含む集中再生制御情報を有
し、前記集中再生制御情報は、前記複数の単位再生制御
情報の各々が前記重複再生制御情報であるか否かを示す
重複情報を含む情報記録媒体から情報を再生する再生装
置において、前記情報記録媒体から情報を読み取る読取
手段と、通常再生又は非重複再生のいずれかを指定する
ユーザの指示を受け取る入力手段と、前記読取手段によ
り読み取られた前記集中再生制御情報を参照し、前記複
数のオーディオ実体情報を再生する再生手段と、を有
し、前記再生手段は、通常再生が指定された場合には前
記集中再生制御情報中に含まれる全ての前記単位再生制
御情報に従って複数のオーディオ実体情報を再生し、非
重複再生が指定された場合には、前記重複情報を参照
し、前記重複再生制御情報以外の単位再生制御情報に従
って複数のオーディオ実体情報を再生するように構成す
る。
ば、通常再生又は非重複再生のいずれかを指定するユー
ザの指示が入力されると、再生装置は集中再生制御情報
を参照して複数のオーディオ実体情報を再生する。ここ
で、再生装置は、通常再生が指定された場合には前記集
中再生制御情報中に含まれる全ての前記単位再生制御情
報に従って複数のオーディオ実体情報を再生する。一
方、非重複再生が指定された場合には、前記重複情報を
参照し、前記重複再生制御情報以外の単位再生制御情報
に従って複数のオーディオ実体情報を再生する。従っ
て、ユーザの選択に応じて、適切な再生モードでオーデ
ィオ情報を再生することが可能となる。
再生されるべき複数のオーディオ実体情報と、各々が前
記複数のオーディオ実体情報のうちの1つに対応し、前
記オーディオ実体情報を再生するための複数の単位再生
制御情報と、全ての前記単位再生制御情報を含む集中再
生制御情報と、を有する情報記録媒体であって、前記複
数のオーディオ実体情報は、複数の前記単位再生制御情
報によって再生されることが規定されているオーディオ
実体情報である重複実体情報を含み、前記複数の単位再
生制御情報は、前記重複実体情報の再生を規定する重複
単位再生制御情報を含み、前記集中再生制御情報は、対
応する前記実体オーディオ情報の前記記録媒体上の記録
位置を示すアドレス情報を含む情報記録媒体の再生装置
において、前記情報記録媒体から情報を読み取る読取手
段と、通常再生又は非重複再生のいずれかを指定するユ
ーザの指示を受け取る入力手段と、前記読取手段により
読み取られた前記集中再生制御情報を参照し、前記複数
のオーディオ実体情報を再生する再生手段と、過去に前
記再生手段により再生されたオーディオ実体情報のアド
レス情報を記憶する記憶手段と、を有し、前記再生手段
は、通常再生が指定された場合には前記集中再生制御情
報中に含まれる全ての前記単位再生制御情報に従って複
数のオーディオ実体情報を再生し、非重複再生が指定さ
れた場合には、前記記憶手段の記憶内容を参照し、対応
する実体オーディオ情報のアドレス情報が前記記憶手段
に記憶されていない単位再生制御情報のみに従って複数
のオーディオ実体情報を再生することを特徴とする再生
装置。
ば、通常再生又は非重複再生のいずれかを指定するユー
ザの指示が入力されると、再生装置は集中再生制御情報
を参照して複数のオーディオ実体情報を再生する。ここ
で、再生装置は、通常再生が指定された場合には前記集
中再生制御情報中に含まれる全ての前記単位再生制御情
報に従って複数のオーディオ実体情報を再生する。一
方、非重複再生が指定された場合には、記録手段の記録
内容を参照し、対応する実体オーディオ情報のアドレス
情報が前記記憶手段に記憶されていない単位再生制御情
報のみに従って複数のオーディオ実体情報を再生する。
従って、ユーザの選択に応じて、適切な再生モードでオ
ーディオ情報を再生することが可能となる。
に記載の再生装置において、前記集中再生制御情報は、
通常再生の場合及び非重複再生の場合の総再生時間情報
を含み、前記再生装置は、ユーザの指定に応じて通常再
生又は非重複再生の場合の総再生時間を表示する表示手
段を有するように構成する。
方法によれば、オーディオ情報の再生前に、指定した再
生モードによる総再生時間が表示される。
態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態
は、上記オーディオDVDに対して本発明を適用した実
施の形態について説明するものである。
リストの左側に示した特許請求の範囲における各構成要
素の一例が、下記リストの右側に示した要素から夫々構
成されている。
オーディオ情報(AOBに対応) 単位再生制御情報 :集中オーディオ情報中のトラック
毎のアドレス情報、属性情報など、又はAPGCI 集中再生制御情報:集中オーディオ情報 重複実体情報:重複トラック 重複再生制御情報:重複トラックに対応するアドレス情
報、属性情報など、又はAPGCI タイトルグループ情報:タイトルグループを定義づける
論理情報(AMGに対応) (I)情報記録媒体の実施の形態 (1)オーディオDVDの物理及び論理フォーマット (A)物理フォーマット 始めに、オーディオDVD上における物理フォーマット
(物理的記録フォーマット)について、図1を用いて説
明する。
ディオDVD200は、その最内周部にリードインエリ
アLIを有すると共にその最外周部にリードアウトエリ
アLOを有し、その間は、一のボリュームスペースとな
っている。この中に、必ずオーディオゾーンが記録され
る。このオーディオゾーンに、音声情報が、夫々にID
(識別)番号を有する複数のATS(Audio Title Se
t)203(ATS#1〜ATS#n)に分割されて記
録される。
当該ディスク内に記録されるファイルのフォーマットを
管理する情報を有するUDF(Universal Disk Forma
t)が記録され、それに続いてAMG(Audio Manager)
202が記録される。このAMG202として記録され
る情報は、例えば、ユーザに対して項目選択を促すため
のメニューや、違法コピー防止のための情報、又は夫々
のタイトルにアクセスするためのアクセステーブル等、
当該オーディオDVD200に記録されている音声情報
を再生するために必要な管理情報である。
tle Set Information)211を先頭として、夫々にI
D番号を有する複数のAOB(Audio Object)210か
ら構成される。
れている部分をAOBセット(AOBS)という。この
AOBセットは音声情報の実体部分であり、ATSI2
11は複数のAOB210から成るAOBセットの管理
・制御情報である。
211には、複数のセル(セルについては後述する。)
を組合わせた論理的区分であるプログラムチェインに関
する種々の情報であるAPGCI(Audio Program Chai
n Information)等の情報が記録される。また、各AO
B210には、制御情報の他に音声情報の実体部分(制
御情報以外の音声そのもの)が記録される。
する複数のセル220により構成されている。
数のオーディオパック230、又は、オーディオパック
230とリアルタイム情報パック(Real Time Informat
ionPack)231により構成される。オーディオパック
230は、オーディオDVDに記録されるべき音声情報
を所定の大きさ毎にパック化したものであり、例えばリ
ニアPCMなどによりデジタル化されたオーディオ情報
が含まれる。リアルタイム情報パック231には、テキ
スト情報、BPM(Beat Per Minutes),拍情報、等が
含まれる。
ォーマットにおいて、夫々の区分は、オーディオDVD
200内に記録させる記録情報の製作者(以下、単に製
作者という。)がその意図に応じて自在に区分設定をし
て記録できるものである。これらの区分毎に後述の論理
構造に基づいて再生することにより、変化に富んだ種々
の再生が可能となる。
組合わせた論理的フォーマット(論理構造)について図
2を用いて説明する。
実際にオーディオDVD200上に情報が記録されてい
るのではない。オーディオDVD上にはあくまで図1に
示す物理フォーマットで音声情報が記録されており、こ
の音声情報を再生するための情報が図2に示す論理フォ
ーマットで、前述したAMG202、ATSI211に
記録されているのである。
ていくと、上記図1において説明した物理構造のうち、
一又は複数のセル220を選択して組合わせることによ
り、インデックス259を構成する。インデックス25
9は、曲番としても使うことができ、ユーザによって、
アクセス可能な最小の単位である。
のトラック260が論理上構成される。このトラック2
60は一つの曲に相当する情報単位である。ユーザは任
意のトラック(曲)を選択し、これにダイレクトにアク
セスすることができる。
は、当該セル220を図1に示す物理フォーマットにお
いて取り扱う際にはセルID番号として取り扱い(図1
中、セルID#と示す。)、図2に示す論理フォーマッ
トにおいて取り扱う際には後述のAPGCI中の記述順
にセル番号として取り扱う。
単位であり、ある共通の属性などを有するセルの集合で
ある。すなわちトラック内の全てのセルの属性は、すべ
て同一である。また、トラックに含まれる全てのセル
は、同一のオブジェクト内に、隣接して記録される。
一のタイトル261が論理上構成される。但し、ユーザ
から、このタイトル自体が、アクセスの単位として認識
されることはない。従って、タイトル番号を指定して任
意のタイトルにアクセスすることはできない。
構成する各トラック260の属性を最大8パターンの中
で独立に定義することができる。すなわち各トラック
(曲)毎に、チャンネル数、量子化方法、サンプリング
周波数など音声情報としての属性を変更してもよい。
PGCIが定義され、当該APGCIには、各トラック
の属性、夫々のトラック260を再生する際の各トラッ
ク260毎のセル220の再生順序、夫々のセル220
のオーディオDVD200上の記録位置であるアドレ
ス、一のトラック260における再生すべき先頭セル2
20の番号、各トラック260の再生方式及び各種コマ
ンドが含まれている。
の他に、実体的な音声情報がトラック(曲)260の組
合わせとして(換言すれば、セル220の組合わせとし
て)含まれることとなる。
タイトルグループ262が論理上構成される。また、タ
イトルグループ262は、ユーザがアクセスできる最大
の単位で、1ボリューム中、最大9個まで定義すること
ができる。このタイトルグループ262は、ある一定の
関連性に基づいて集合された一又は複数のタイトル26
1により構成され、タイトルグループ内の全てのタイト
ルは、連続的に再生される。例えば、ある歌手、作曲家
の曲集などを一つのタイトルグループとして集合させる
ことができる。
り、一のボリューム263が論理上構成される。このボ
リューム263は一枚のアルバム(DVDディスク)に
相当する情報単位である。
音声情報は、オーディオDVD上では図1に示すいずれ
か一のATS203内に記録されていることになる。
て、物理構造において区分された情報を製作者が指定す
ることにより、視聴者が聞く音楽が形成される。 (2)オーディオDVDに記録される音声情報の内容 実施形態の詳細を説明する前に、オーディオDVD上の
オーディオ情報の記録態様について大まかに説明してお
く。オーディオDVDはCD(コンパクトディスク)に
比べて記録容量がかなり大きく、1枚のオーディオDV
D内に複数のCDに相当する音楽情報を記録することが
できる。ここで、オーディオDVD上で、1枚のCDア
ルバムに相当するようなオーディオ情報のまとまりは、
論理フォーマットで説明したタイトルグループ262に
相当する。
Dアルバムを集めたオーディオDVDがあるとする。こ
の場合、当該オーディオDVD中には、“レット・イッ
ト・ビー”、“アビーロード”などの複数(例えば4
枚)のCDアルバムに収録されていた曲が全て含まれて
いる。この個々のCDアルバムに対応するオーディオ情
報が個々のタイトルグループ262として記録される。
例えば、“レット・イット・ビー”がタイトルグループ
#1に記録され、“アビーロード”がタイトルグループ
#2に記録されるという具合である。
ムが1つのタイトルグループに対応しているが、この他
に、1枚のオーディオDVDに記録されたオーディオ情
報中から、あるテーマに基づいて集められたオーディオ
情報のまとまりによってもタイトルグループを構成する
ことができる。
のオリジナルCDアルバムに対応するタイトルグループ
#1〜#4の他に、4枚のオリジナルCDアルバムに収
録されていた曲の中から、ジョンレノンがリードボーカ
ルをとる曲を集めた“ジョンレノン・ボーカル集”(例
えばタイトルグループ#5とする)、或いは“ポールマ
ッカートニー・ボーカル集”(例えばタイトルグループ
#6とする)というようにタイトルグループを構成でき
る。但し、このタイトルグループ#5、#6に含まれて
いる曲は上記タイトルグループ#1〜#4に属するいず
れかの曲が再生されるだけである。即ち、オーディオD
VD上に記録されている実際のオーディオ情報として
は、上記複数のタイトルグループ#1〜#4と同一の曲
のオーディオ情報が別個のタイトルグループ#5、#6
としてオーディオDVD上に重複して記録されるわけで
はない。
とにより記憶媒体の容量を無駄に使用することを防止す
るためである。従って、タイトルグループ#5、#6内
に含まれる曲のオーディオ情報は、タイトルグループ#
1〜#4に含まれている曲のオーディオ情報としてオー
ディオDVD上の各ATS203に記録されているもの
である。タイトルグループ#5、#6に含まれる曲の再
生は当該タイトルグループにおける再生制御情報(この
場合は、AMG及びATSI内に記述される再生制御情
報)を参照して各ATS203に属する実体的なオーデ
ィオ情報を再生することにより行われる。
いて作成されたオーディオ情報の集まり(○○集など)
を「コレクション」とも呼ぶ。よって、「コレクショ
ン」とは、自身とは異なるタイトルグループとして記録
された実体的情報を含むタイトルグループであるという
こともできる。
する曲のまとまりに対応すると考えることができる。前
述の例では、1枚のオーディオDVDに4枚のオリジナ
ルCDアルバムに相当するタイトルグループ#1〜#4
と、2つのコレクションに相当するタイトルグループ#
5、#6が記録されている。この場合、当該オーディオ
DVDに添付される内容リストとしては、合計6枚の異
なるCDアルバムが含まれていることと同じである。実
際には、2つのコレクション(#5、#6)に相当する
タイトルグループの実体的情報は4枚のオリジナルCD
アルバムに相当するタイトルグループに含まれる曲のオ
ーディオ情報であり、実体的なオーディオ情報がオーデ
ィオDVD上に重複して記録されているわけではない。
しかし、ユーザはそのような事情は認識せず、6枚の
異なるCDアルバムが1枚のオーディオDVDに記録さ
れていると認識することができるのである。従って、オ
ーディオDVD上の実体的なオーディオ情報の記録状態
に拘わらず、タイトルグループをユーザが認識する曲の
まとまりと考えることができる。 (3)オーディオ集中情報 次に、オーディオDVD上の記録情報のうち、オーディ
オ集中情報について説明する。オーディオ集中情報と
は、オーディオDVD上に記録されるオーディオ情報の
再生に関連する必要な情報の集合を指し、オーディオD
VDのリードインエリアLI又はAMG202内に記録
されるものである。
は、オーディオ情報の実体は各ATS203に記録され
ており、その再生のために必要な制御情報やそのオーデ
ィオ情報の属性などに関する付帯的情報は各ATS3内
のATSI211中に記述されている。従って、各タイ
トルグループに属するオーディオ情報を再生するために
は、各ATS内のATSIを参照し、そのコントロール
データに含まれる再生制御情報を取得することが必要と
なる。一般的にオーディオDVD再生装置では、オーデ
ィオDVDディスクが挿入されると、リードインエリア
LIの読み取りの後、音声の実体情報の読み取りに先立
ってAMG202及び各ATS203のATSI211
のコントロールデータ内の再生制御情報(APGCI)
が読み取られ、再生装置内の所定のメモリに記憶され
る。従って、各曲の再生時には、再生すべきオーディオ
情報が属するタイトルグループの再生制御情報(APG
CI)を該メモリから取得し、これに基づいて再生を行
う。
データ内の再生制御情報(APGCI)は、単にトラッ
クの再生のための情報だけでなく、各種機能を実現する
ための様々の情報、例えば、曲番サーチや特殊再生のた
めの情報が含まれている。しかしながら、ポータブルプ
レーヤのような簡易再生装置の場合は多くの機能を必要
としない場合が普通であり、この再生制御情報(APG
CI)の一部の情報しか使わないことになる。また、タ
イトルが変わる毎に新しい再生制御情報(APGCI)
をディスクから読み出し、該メモリに記憶する必要があ
る。よって、ディスク全体に何曲収録されているか、ど
のような属性の曲で構成されているのか、重複した曲が
あるのか等を知るためには、全ての再生制御情報(AP
GCI)を読み出し、検索及び計算する必要がある。こ
れには時間がかかり、非効率的である。
VDディスク上に記録された全てのトラック(曲)につ
いての再生制御情報をリードインエリアLI又はAMG
202内にオーディオ集中情報として記録しておく。こ
うすることにより、どのタイトルグループに属するどの
曲を再生する場合でも、当該オーディオ集中情報を参照
することにより容易且つ迅速に再生制御情報を取得する
ことができ、円滑な再生が可能となる。即ち、リードイ
ンエリアLIに集中情報が記録されていれば、オーディ
オDVDディスク挿入後、直ちに曲の再生に必要な再生
制御情報を得ることができる。
ードインエリアLI又はAMG202に記録されるオー
ディオ集中情報は、各ATS203内のATSI211
に記述される再生制御情報の集合であるということがで
きる。
つのタイトルグループを有している。そして、各タイト
ルグループがそれぞれ各ATSに対応しているものとす
る(タイトルグループ#1はATS#1に、タイトルグ
ループ#2はATS#2というような対応)。前述のよ
うにタイトルグループはCDアルバム1枚に相当する概
念であり、ユーザからは4枚の異なるCDアルバムが1
枚のオーディオDVDに記録されていると認識される。
(曲)のスタートアドレス及びエンドアドレスを含む。
これらはオーディオDVD上の絶対アドレスであっても
よいし、オーディオ集中情報が記録された位置からの相
対アドレスであってもよい。
属性情報が含まれる。オーディオ属性情報は、オーディ
オDVD上に記録された全てのトラックのオーディオ情
報の属性に関する情報である。具体的には、このオーデ
ィオ属性情報は、オーディオ情報の符号化方式、サンプ
リング周波数、量子化ビット数、オーディオ情報として
含まれているチャンネル数、当該オーディオ情報のエン
ファシスの有無数等の情報である。オーディオDVD再
生装置はこれらのオーディオ属性情報に合うように自動
的に適応して再生を行う。
上述のコレクションに相当するタイトルグループであ
る。つまり、見かけ上タイトルグループ#1、#2とは
異なるアルバムとしてユーザに認識されるが、実体的に
はグループ#1、#2に含まれるトラックを含んでい
る。本発明では、このコレクションに関連する情報とし
て重複フラグという情報を導入し、これをオーディオ集
中情報に含めている。重複フラグとは、各トラック毎に
付される情報であり、自身のトラックと異なる他のトラ
ックとして再生される実体的オーディオ情報を再生する
トラックであることを示すフラグである。図3を参照す
ると、重複フラグが“1”であるトラック(以下、「重
複トラック」と呼ぶ。)は、再生されるべき実体的なオ
ーディオ情報としては、他のタイトルグループに属する
トラックと同一のオーディオ情報を再生するトラックで
あることが分かる。即ち、タイトルグループ#3のトラ
ック#1は、そのアドレスを見ると分かるように、タイ
トルグループ#1のトラック#1と同一のオーディオ情
報を対象としている。つまり、これらのトラックに対応
するオーディオ情報はアドレス50000から60000に記録さ
れており、ATS#1に属している。タイトルグループ
#3のトラック#1は、タイトルグループ#1のトラッ
ク#1と同一のオーディオ情報である。従って、タイト
ルグループ#3のトラック#1を再生する際は、再生装
置はタイトルグループ#1のトラック#1と同一アドレ
スのオーディオ情報を再生する。
に必ず設けなければならないものではない。重複フラグ
がオーディオ集中情報中に存在しない場合は、アドレス
情報を比較することにより重複トラックか否かを判定す
ることができる。つまり、今まで再生したトラックアド
レス情報をメモリに記憶しておき、今回再生するトラッ
クのアドレス情報と同じものがメモリ内に存在するか否
かを判断する。同一のアドレス情報がメモリ内に存在し
なければ今回のトラックを再生し、メモリ内に存在すれ
ば重複トラックと判定し再生しないようにすればよい。
説明の便宜上、そのトラックに対応するオーディオ情報
が記録されているトラックを数字で示している。たとえ
ば、タイトルグループ#3、トラック#1の「(1-
1)」の表示は、そのトラックがオーディオ情報として
はグループ1のトラック1と同一であることを示してい
る。
と、オーディオDVDに記録された音楽情報を前述のM
D(ミニディスク)等にダビングする場合に、同じ曲が
重複して再生され、MDにコピーされることを防止する
ことができる。
ユーザからは1つのCDアルバムに相当するものとして
認識される。従って、ユーザが図3に示す内容のオーデ
ィオDVDをそのタイトルグループ#1からタイトルグ
ループ#4まで順に再生する指示を再生装置に入力した
とすると、同一の曲が複数回に渡り再生されることにな
る(以下、この再生モードを「通常再生」と呼ぶ。)。
ユーザによっては、そのような繰返しを好まないことも
ある。また、このオーディオDVDの曲をMDなどにダ
ビングする場合は、同一の曲が繰返し記録されることと
なり不適当である。
アドレス情報の比較により重複トラックを判定し、重複
トラックは再生しないこととすれば、同じ曲が繰返し再
生されることが防止できる。即ち、ディスクに記録され
た全ての実体的オーディオ情報(曲)を1回ずつ再生す
ることができる(以下、この再生モードを「非重複再
生」と呼ぶ。)。
が記録されている。具体的には、図3に示すように、各
トラック毎の再生時間、各グループ毎の総再生時間、デ
ィスクの総再生時間、及びディスクの総収録時間であ
る。ここで、ディスク総再生時間は、各グループのトラ
ックを順に再生する場合(通常再生)の再生時間であ
り、重複トラックに関しては他のグループと同一のトラ
ックが再度再生される場合の再生時間である。これに対
し、ディスク総収録時間とは、上記非重複再生、即ち、
同一の曲を繰返し再生しないモードにおける総再生時間
である。総収録時間は、上記のようにオーディオDVD
の曲をテープなどにダビングする際に有用な情報であ
る。
の再生時間のみを記憶しておき、各トラックの再生時間
を加算することにより各種の総再生時間を得るようにし
てもよい。例えば、ディスク総再生時間は全てのタイト
ルグループに含まれるトラックの再生時間を合計するこ
とにより得られる。ディスク総収録時間は、重複フラグ
を参照するかアドレス情報の比較により重複トラックを
判定し、重複トラックを除いた全てのタイトルグループ
に含まれるトラックの再生時間を合計することにより得
られる。
は、後述する。 (II)再生装置の実施の形態 (1)オーディオDVD再生装置 次に、オーディオDVD200に記録されたオーディオ
情報を再生するためのオーディオDVD再生装置の実施
の形態を、図4を用いて説明する。
装置は、ピックアップ80と、復調訂正部81と、スト
リームスイッチ82及び84と、トラックバッファ83
と、システムバッファ85と、デマルチプレクサ86
と、オーディオバッファ92と、オーディオデコーダ9
3と、オーディオデコーダバッファ94と、RTIバッ
ファ95と、RTIデコーダ96と、RTIデコーダバ
ッファ97と、入力部98と、ディスプレイ99と、シ
ステムコントローラ100と、ドライブコントローラ1
01と、スピンドルモータ102と、スライダモータ1
03と、により構成されている。なお、図4に示す構成
は、オーディオDVD再生装置の構成のうち、音声の再
生に関する部分のみを記載したものであり、ピックアッ
プ80及びスピンドルモータ102並びにスライダモー
タ103等をサーボ制御するためのサーボ回路等は従来
技術と同様であるので、図示及び細部説明を省略する。
イオード、ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出器等
を含み、オーディオDVD200に対して再生光として
の光ビームBを照射すると共に、当該光ビームBのオー
ディオDVD200からの反射光を受光し、オーディオ
DVD200上に形成されている情報ピットに対応する
検出信号Spを出力する。このとき、光ビームBがオー
ディオDVD200上の情報トラックに対して正確に照
射されると共に、オーディオDVD1上の情報記録面で
正確に焦点を結ぶように、図示しない対物レンズに対し
て従来技術と同様の方法によりトラッキングサーボ制御
及びフォーカスサーボ制御が施されている。
Spは、復調訂正部81に入力され、復調処理及び誤り
訂正処理が行われて復調信号Sdmが生成され、ストリー
ムスイッチ82及びシステムバッファ85に出力され
る。
ッチ82は、ドライブコントローラ101からのスイッ
チ信号Ssw1によりその開閉が制御され、閉のときに
は、入力された復調信号Sdmをそのままスルーしてトラ
ックバッファ83に出力する。一方、ストリームスイッ
チ82が開のときには、復調信号Sdmは出力されず、不
要な情報(信号)がトラックバッファ83に入力される
ことがない。
ァ83は、FIFO(First In First Out)メモリ等に
より構成され、入力された復調信号Sdmを一時的に記憶
すると共に、ストリームスイッチ84が閉とされている
ときには、記憶した復調信号Sdmを連続的に出力する。
クサ86における分離処理において、後段の各種バッフ
ァがオーバーフローしたり、逆に空になってデコード処
理が中断することがないように、システムコントローラ
100からのスイッチ信号Ssw2により開閉が制御され
る。
調信号Sdmが入力されるシステムバッファ85は、オー
ディオDVD200をローディングしたときに最初に検
出され、オーディオDVD200に記録されている情報
全体に関する管理情報(AMG202等)又はATS2
03毎のATSI211を蓄積して制御情報Scとして
システムコントローラ100に出力すると共に、システ
ムコントローラ100に制御情報Scを出力する。
Sdmが連続的に入力されたデマルチプレクサ86におい
ては、当該復調信号Sdmから各パック毎にオーディオ情
報を抽出し、オーディオ信号Sadとしてオーディオバッ
ファ92に出力する。
オバッファ92は、FIFOメモリ等により構成され、
入力されたオーディオ信号Sadを一時的に蓄積し、オー
ディオデコーダ93に出力する。オーディオ信号Sad
は、オーディオデコーダ93に入力され、システムコン
トローラ100から出力される制御信号Shcに基づい
て、リニアPCM方式における再生処理等が施されて復
調オーディオ信号Saddとして図示しないスピーカ等に
出力される。
タイム情報は、デマルチプレクサからRTIバッファに
出力される。RTIバッハァに一時的に蓄積されたデー
タは、システムコントローラ100から出力される制御
信号Shcに基づいて、RTIデコーダへと出力され、図
示しない表示装置に歌詞等の表示を行う。
いて一時的に音声を中断する(ポーズする)必要がある
ことが検出された場合には、システムコントローラ10
0からポーズ信号Scaがオーディオデコーダ93に出力
され、当該オーディオデコーダ93は一時的に復調オー
ディオ信号Saddの出力を停止する。
コーダ93の構成及び動作について説明する。図5にオ
ーディオデコーダ93の構成を示す。図示のように、オ
ーディオデコーダ93は、デジタルフィルタなどを含む
信号処理部120と、D/Aコンバータ121と、アン
プなどを含むアナログ出力回路122と、ディジタル出
力回路123と、RAM124aを含むシステムマイコ
ン124と、クロック回路125と、を備える。
トローラ100との間で制御信号Scaを交換し、クロッ
ク回路125、信号処理部120、D/Aコンバータ1
21、アナログ出力回路122の動作制御を行う。シス
テムマイコン124は、内部にRAM124aを有す
る。RAM124aは、システムコントローラ100か
ら制御信号Scaとして供給されるオーディオ属性情報を
一時的に記憶し、信号処理部120、D/Aコンバータ
121、クロック回路125などへ制御信号を供給す
る。
からのクロック信号fsを使用し、システムマイコン1
24から得た符号化方式(リニアPCM又はドルビーA
C3など)、サンプリング周波数、量子化ビット数など
の情報に従って、オーディオバッファ92から供給され
るオーディオ信号の復号化、帯域制限などの処理を行
い、更に、エンファシスの有無の情報に従ってディエン
ファシス処理を行い、D/Aコンバータ121へ出力す
る。D/Aコンバータ121は、システムマイコン12
4から得たチャンネル情報に従って、入力された信号を
チャンネル毎に分割し、さらに各チャンネル毎のアナロ
グ信号としてアナログ出力回路122へ出力する。アナ
ログ出力回路122は、各チャンネルの信号毎に適正な
増幅処理を施し、アナログオーディオ信号として図示し
ないスピーカなどへ出力する。
力回路123を介してディジタルオーディオ信号Sadd
を外部へ出力する。
る。次に再生すべきトラック(曲)が指定されると、再
生装置は、リードインエリアLI又はAMG202内の
オーディオ集中情報中のオーディオ属性情報を参照し、
指定されたトラックのオーディオ属性情報に従ってオー
ディオデコーダ93内の動作制御を行う。
は図3に示すように各トラックの記録されているオーデ
ィオDVD上のアドレス情報も記録されている。従っ
て、システムコントローラ100は、このアドレス情報
(スタートアドレス)に基づいて、ドライブコントロー
ラ101へ制御信号Scslを送り、ピックアップ80を
上記スタートアドレスへ移動させる。この処理は、ユー
ザーによる当該トラックの再生指示後直ちに開始する。
即ち、上記のオーディオデコーダ93内の制御と時間的
に並行して行う。
ピックアップ80を移動させた後、システムコントロー
ラ100は、ピックアップ80を一時的に待機状態と
し、オーディオデコーダ93内のオーディオ属性の設定
が完了する程度の待機時間の経過後に再生を開始する。
以上のようにして、曲の再生が行われる。
情報を用いたオーディオ情報の再生方法である、通常再
生及び非重複再生について説明する。
る。図6はその再生処理手順を示したフローチャートで
ある。
示し、ユーザに通常再生モード又は非重複再生モードの
いずれかの選択を促す(ステップS1)。これに対して
ユーザが通常再生を選択すると(ステップS3:YE
S)、システムコントローラ100は、内部メモリ10
0a内に記憶されたオーディオ集中情報を参照し、ま
ず、ディスク総再生時間を取得し、ディスプレイ99に
表示する(ステップS15)。これにより、ユーザは通
常再生に要する時間を知ることができる。なお、前述の
ように総再生時間は各トラックの再生時間を加算するこ
とにより求めてもよい。
1のスタートアドレス、エンドアドレス、属性情報など
を取得する(ステップS16)。次に、システムコント
ローラ100は、ドライブコントローラ101を制御し
てピックアップ80を対応するスタートアドレスに移動
させると共に、取得した属性情報をオーディオデコーダ
93へ送ってオーディオ属性の設定を行う。そして、所
定の待機時間の経過後、トラック#1を再生する(ステ
ップS17)。トラック#1の再生が終了すると、シス
テムコントローラ100は、オーディオ集中情報を参照
して次のトラックがあるか否かを確認する(ステップS
19)。
9:YES)、同様にそのスタートアドレス、エンドア
ドレス、属性情報などを取得し、そのトラックの再生を
行う(ステップS16乃至17)。以上の処理を最後の
タイトルグループの最後のトラックまで繰返し、ディス
ク上の全てのトラックの再生が終了すると(ステップS
19:NO)、通常再生動作を終了する。以上の動作に
より、全てのトラックが再生される。即ち、コレクショ
ンであるタイトルグループ3、タイトルグループ4で
は、他のタイトルグループにおいて既に再生されたトラ
ックが再度再生されることになる。
(ステップS3:NO)、システムコントローラ100
は、内部メモリ100a内に記憶されたオーディオ集中
情報を参照する(ステップS5)。そして先ず、ディス
ク総収録時間を取得し、ディスプレイ99に表示する
(ステップS6)。これによりユーザはそのオーディオ
DVDに記録された曲を1回ずつ再生した場合の総再生
時間を知ることができる。ユーザはダビングの際には、
この時間を基に、使用するテープの時間などを決定する
ことができる。
イトルグループ#1のトラック#1のスタートアドレ
ス、エンドアドレス、重複フラグ、属性情報などを取得
し(ステップS7)、そのトラックの重複フラグが
“1”であるか否かを確認する(ステップS9)。重複
フラグが“1”でない場合、その曲を再生する(ステッ
プS11)。具体的には、ドライブコントローラ101
を制御してピックアップ80を対応するスタートアドレ
スに移動させ、さらに取得した属性情報をオーディオデ
コーダ93へ送ってオーディオ属性の設定を行う。そし
て、所定の待機時間の経過後、トラック#1を再生す
る。
テップS9:NO)、その曲は既に他のタイトルグルー
プで再生されており、再生不要であるので、次のトラッ
クがあるか否かを調べる(ステップS13)。次のトラ
ックがある場合には、ステップS7へ戻って、次のトラ
ックの重複フラグを確認し、その内容に従って再生処理
を継続する。そして、重複フラグが“0”である全ての
トラックの再生が終了すると(ステップS13:N
O)、再生処理を終了する。
スクに記録された曲が各々1回ずつ再生される。従っ
て、図3に示す例では、再生装置はタイトルグループ1
及び2の全てのトラックを再生した後、タイトルグルー
プ3のトラック2及びトラック4のみを再生し、再生を
終了する。タイトルグループ4のトラックはいずれも重
複トラックであり、他のタイトルグループにおいて再生
されているので再度の再生は行われない。
上に記録されたオーディオ情報の再生方法の別の実施形
態について説明する。この実施形態はオーディオ集中情
報中に重複情報(重複フラグ)が含まれていない場合の
再生処理手順を示すフローチャートである。この場合、
重複情報が無いので、先に述べたように各トラックのア
ドレス情報を比較することにより重複トラックであるか
否かを判断することになる。具体的には、過去に再生し
たトラックのアドレス情報をシステムコントローラ10
0内のメモリ100aに記憶しておき、次に再生しよう
とするトラックのアドレス情報がメモリ100a内に存
在するか否かを判断する。以下、図7に基づいて説明す
る。
面が表示され(ステップS21)、ユーザは通常再生モ
ード又は非重複再生モードのいずれかを選択する(ステ
ップS23)。通常再生モードが選択された場合には、
図6に示す実施形態と同様の処理が実行され、通常再生
が行われる(ステップS25乃至S31)。
た場合(ステップS23:NO)、システムコントロー
ラ100は内部メモリ100a内に記憶されたオーディ
オ集中情報を参照し(ステップS33)、総収録時間を
表示する(ステップS34)。
に再生しようとするトラックがそのDVDにおける最初
のトラックであるか否かを判断する(ステップS3
5)。この最初のトラックとは、図3の例で言えばタイ
トルグループ#1のトラック#1である。最初のトラッ
クである場合、システムコントローラ100はそのトラ
ックの情報をオーディオ集中情報から取得し(ステップ
S37)、そのトラックのアドレス情報をメモリ100
aに記憶する(ステップS39)。なお、この場合にメ
モリに記憶するアドレス情報としては、通常はスタート
アドレスのみを利用することが簡便であるが、誤動作防
止等の点からスタートアドレス及びエンドアドレスの両
方とすることも可能である。
のトラックを再生し(ステップS41)、オーディオ集
中情報に基づいて次のトラックの有無を判断する(ステ
ップS43)。次のトラックがある場合、処理はステッ
プS35へ戻る。今回は最初のトラックではないので
(ステップS35:NO)、ステップS45へ進み、そ
のトラックの情報を取得する。次に、システムコントロ
ーラ100はそのトラックのアドレス情報をメモリ10
0aに記憶されているアドレス情報と比較する。メモリ
100aには、それまでに再生されたトラックのアドレ
ス情報が全て記憶されているので、メモリ100a内に
同一のアドレス情報が存在する場合(ステップS47:
YES)は、そのトラックは重複トラックであることが
分かる。従って、そのトラックの再生は行わずステップ
S43へ飛び、次のトラックの処理を続ける。一方、同
一のアドレス情報が存在しない場合(ステップS47:
NO)、そのトラックは重複トラックではないので、そ
のアドレス情報をメモリ100aに登録し(ステップS
39)、そのトラックの再生を行う(ステップS4
1)。その後、ステップS43へ進み、次のトラックの
処理を行う。
AMG202内のオーディオ集中情報中に重複情報(重
複フラグ)が含まれていない場合であっても、オーディ
オ集中情報中に含まれる各トラックのアドレス情報を利
用して重複トラックを迅速に識別し、非重複モードの再
生を行うことができる。
且つ容易に非重複モードの再生を行うことができるの
は、リードインエリアLI又はAMG202にオーディ
オ集中情報として各トラックの情報、特にアドレス情報
が記録されているからである。また、オーディオ集中情
報を用いない再生の場合は、システムコントローラ10
0は各ATS203内のATSI211の全てのAPG
CIを参照し、各トラックのアドレス情報を取得しなけ
ればならず時間を要することになる。
置によれば、ユーザの選択により、通常再生及び非重複
再生を行うことができる。よって、ユーザの希望に応じ
て最適な方法でオーディオ情報を再生することができ
る。
じて、それぞれの場合の所要再生時間が再生開始前に表
示される。従って、ユーザは、指定した再生方法による
再生時間を前もって知ることができる。これは、テープ
などへのダビングの際に非重複再生を選択する時には、
録音側のテープの記録時間などを確認するためなどに特
に有益である。
発明によれば、複数の再生制御情報が同一のオーディオ
実体情報の再生を規定するので、再生制御情報毎に重複
してオーディオ実体情報を記録する必要が無くなり、効
率的な情報の記録が可能となる。また、集中再生制御情
報を参照することにより全ての再生制御情報を得ること
ができるので、再生処理が簡素化される。 更に、重複情
報を参照することにより、他の単位再生制御情報と同一
のオーディオ実体情報の再生を規定する重複再生制御情
報を識別することができる。従って、非重複再生が指定
された場合には、同一のオーディオ実体情報が繰返し再
生されることを防止できる。
媒体上に記録された限られたオーディオ実体情報を利用
して種々の情報群を規定することができる。
御情報に対応するオーディオ実体情報のアドレス情報を
参照することにより、同一のオーディオ実体情報に対応
する再生制御情報を知ることができる。従って、非重複
再生が指定された場合には、同一のオーディオ実体情報
が繰返し再生されることを防止できる。
情報を参照することにより、全ての再生制御情報に対応
するオーディオ実体情報の属性を取得することができ、
再生時の処理を迅速かつ容易に行うことができる。
ンエリア内の集中再生制御情報が最初に読取られるの
で、その後の再生処理などを迅速かつ効率的に行うこと
が可能となる。
は、通常再生が指定された場合には前記集中再生制御情
報中に含まれる全ての前記単位再生制御情報に従って複
数のオーディオ実体情報を再生する。一方、非重複再生
が指定された場合には、前記重複情報を参照し、前記重
複再生制御情報以外の単位再生制御情報に従って複数の
オーディオ実体情報を再生する。従って、ユーザの選択
に応じて、適切な再生モードでオーディオ情報を再生す
ることが可能となる。
又は非重複再生のいずれかを指定するユーザの指示が入
力されると、再生装置は集中再生制御情報を参照して複
数のオーディオ実体情報を再生する。ここで、再生装置
は、通常再生が指定された場合には前記集中再生制御情
報中に含まれる全ての前記単位再生制御情報に従って複
数のオーディオ実体情報を再生する。一方、非重複再生
が指定された場合には、記録手段の記録内容を参照し、
対応する実体オーディオ情報のアドレス情報が前記記憶
手段に記憶されていない単位再生制御情報のみに従って
複数のオーディオ実体情報を再生する。従って、ユーザ
の選択に応じて、適切な再生モードでオーディオ情報を
再生することが可能となる。
情報の再生前に、指定した再生モードによる総再生時間
が表示されるので、特にダビングなどの場合に録音時間
を知ることができて便利である。
示す図である。
示す図である。
ロック図である。
図である。
ャートである。
ーチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 相互に独立して再生されるべき複数のオ
ーディオ実体情報と、各々が前記複数のオーディオ実体
情報のうちの1つに対応し、前記オーディオ実体情報を
再生するための複数の単位再生制御情報と、を有する情
報記録媒体において、 前記複数のオーディオ実体情報は、複数の前記単位再生
制御情報によって再生されることが規定されているオー
ディオ実体情報である重複実体情報を含み、前記複数の
単位再生制御情報は、前記重複実体情報の再生を規定す
る重複単位再生制御情報を含み、 全ての前記単位再生制御情報を含む集中再生制御情報を
有し、 前記集中再生制御情報は、前記再生制御情報の各々が前
記重複再生制御情報であるか否かを示す重複情報を含
む、 ことを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項2】 前記重複単位再生制御情報以外の単位再
生制御情報の集合により構成される情報群と、前記重複
単位再生制御情報を含む単位再生制御情報の集合により
構成される情報群とを含むことを特徴とする請求項1に
記載の情報記録媒体。 - 【請求項3】 前記集中再生制御情報に含まれる前記単
位再生制御情報は、対応する前記実体オーディオ情報の
前記記録媒体上の記録位置を示すアドレス情報を含み、
同一の実体オーディオ情報に対応する重複再生制御情報
と重複再生制御情報以外の再生制御情報とは同一のアド
レス情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報
記録媒体。 - 【請求項4】 前記集中再生制御情報は、前記再生制御
情報の各々についての属性情報を含み、前記属性情報
は、少なくとも対応する実体オーディオ情報の前記記録
媒体上の記録位置を示すアドレス情報、サンプリング周
波数、量子化ビット数の情報を含むことを特徴とする請
求項1に記載の情報記録媒体。 - 【請求項5】 前記集中再生制御情報は、前記記録媒体
のリードインエリアに記録されていることを特徴とする
請求項1に記載の記録媒体。 - 【請求項6】 相互に独立して再生されるべき複数のオ
ーディオ実体情報と、各々が前記複数のオーディオ実体
情報のうちの1つに対応し、前記オーディオ実体情報を
再生するための複数の単位再生制御情報と、前記記録媒
体に含まれる全ての前記単位再生制御情報を含む集中再
生制御情報と、を有する情報記録媒体であって、前記複
数のオーディオ実体情報は、複数の前記単位再生制御情
報によって再生されることが規定されているオーディオ
実体情報である重複実体情報を含み、前記複数の単位再
生制御情報は、前記重複実体情報の再生を規定する重複
単位再生制御情報を含み、全ての前記単位再生制御情報
を含む集中再生制御情報を有し、前記集中再生制御情報
は、前記複数の単位再生制御情報の各々が前記重複再生
制御情報であるか否かを示す重複情報を含む情報記録媒
体から情報を再生する再生装置において、 前記情報記録媒体から情報を読み取る読取手段と、 通常再生又は非重複再生のいずれかを指定するユーザの
指示を受け取る入力手段と、 前記読取手段により読み取られた前記集中再生制御情報
を参照し、前記複数のオーディオ実体情報を再生する再
生手段と、を有し、 前記再生手段は、通常再生が指定された場合には前記集
中再生制御情報中に含まれる全ての前記単位再生制御情
報に従って複数のオーディオ実体情報を再生し、非重複
再生が指定された場合には、前記重複情報を参照し、前
記重複再生制御情報以外の単位再生制御情報に従って複
数のオーディオ実体情報を再生することを特徴とする再
生装置。 - 【請求項7】 相互に独立して再生されるべき複数のオ
ーディオ実体情報と、各々が前記複数のオーディオ実体
情報のうちの1つに対応し、前記オーディオ実体情報を
再生するための複数の単位再生制御情報と、全ての前記
単位再生制御情報を含む集中再生制御情報と、を有する
情報記録媒体であって、前記複数のオーディオ実体情報
は、複数の前記単位再生制御情報によって再生されるこ
とが規定されているオーディオ実体情報である重複実体
情報を含み、前記複数の単位再生制御情報は、前記重複
実体情報の再生を規定する重複単位再生制御情報を含
み、前記集中再生制御情報は、対応する前記実体オーデ
ィオ情報の前記記録媒体上の記録位置を示すアドレス情
報を含む情報記録媒体の再生装置において、 前記情報記録媒体から情報を読み取る読取手段と、 通常再生又は非重複再生のいずれかを指定するユーザの
指示を受け取る入力手段と、 前記読取手段により読み取られた前記集中再生制御情報
を参照し、前記複数のオーディオ実体情報を再生する再
生手段と、 過去に前記再生手段により再生されたオーディオ実体情
報のアドレス情報を記憶する記憶手段と、を有し、 前記再生手段は、通常再生が指定された場合には前記集
中再生制御情報中に含まれる全ての前記単位再生制御情
報に従って複数のオーディオ実体情報を再生し、非重複
再生が指定された場合には、前記記憶手段の記憶内容を
参照し、対応する実体オーディオ情報のアドレス情報が
前記記憶手段に記憶されていない単位再生制御情報のみ
に従って複数のオーディオ実体情報を再生することを特
徴とする再生装置。 - 【請求項8】 前記集中再生制御情報は、通常再生の場
合及び非重複再生の場合の総再生時間情報を含み、前記
再生装置は、ユーザの指定に応じて通常再生又は非重複
再生の場合の総再生時間を表示する表示手段を有するこ
とを特徴とする請求項6又は7に記載の再生装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32800997A JP3439966B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 情報記録媒体及びその再生装置 |
US09/200,428 US6272082B1 (en) | 1997-11-28 | 1998-11-27 | Audio information recording medium and audio information reproducing apparatus |
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