JP3438044B2 - 土壌中の揮発性有機化合物の除去方法 - Google Patents
土壌中の揮発性有機化合物の除去方法Info
- Publication number
- JP3438044B2 JP3438044B2 JP14193693A JP14193693A JP3438044B2 JP 3438044 B2 JP3438044 B2 JP 3438044B2 JP 14193693 A JP14193693 A JP 14193693A JP 14193693 A JP14193693 A JP 14193693A JP 3438044 B2 JP3438044 B2 JP 3438044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- inorganic compound
- volatile organic
- compound
- removal method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Description
染された土壌からそれらの物質を除去する方法に関す
る。
チレン等の揮発性有機化合物による土壌汚染が深刻な環
境汚染の1つとして問題になっている。これはかつてこ
れらを溶媒や脱脂剤として用いてきた多くの工場から種
々の原因で漏出或いは排出されて土壌中に混入したため
の環境汚染であるが、当時はその様な認識もうすく、ま
た規制も定められていなかったため、かえってその汚染
が広がったからである。
の有害性が指摘され、規制の対象として全国的な調査が
進んでおり次第にその汚染状況が把握されつつある。こ
の汚染土壌の処理対策として天日による土壌の自然乾燥
や蒸気による温風乾燥、ロータリーキルン等を用いた機
械的処理が行われている。しかし天日による乾燥は自然
の気象条件に影響され、かつ、かなり長期間を要しても
土壌の表層の部分しか揮発性有機化合物を除去できな
い。又機械的処理法も高額の設備費が必要、かつ、一度
に大量の土壌を処理できないため、その土壌処理コスト
は高くつくと考えられる。
果的な揮発性有機化合物で汚染された土壌の新しい処理
法を提供しようとするものである。
ば、揮発性有機化合物が含まれた土壌に、中和反応によ
り発熱しうる酸性の無機化合物(以下、「酸性無機化合
物」とも称す)と塩基性の無機化合物(以下、「塩基性
無機化合物」とも称す)とを添加混合し、揮発性有機化
合物を除去することを特徴とする土壌中の揮発性有機化
合物の除去方法が提供される。
物が含まれた土壌に、酸性の無機化合物、塩基性の無機
化合物及び濡れ促進剤を混合することを特徴とする土壌
中の揮発性有機化合物の除去方法が提供される。
合物とは、常圧で沸点150℃以下の炭化水素誘導体、
すなわち、炭化水素及びその水素の1個以上がハロゲン
原子、水酸基、アミノ基等で置換された化合物で、土壌
に人為的に含有されたものを意味する。例えば、ベンゼ
ン、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロ
ロエタン、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロ
エタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、
1,1,1,2-テトラクロロエタン、1,1,2,2-テトラクロロエ
タン、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン等が挙げられる。これらの中で、常圧で沸点120℃
以下のものが除去効率の点で好ましい。
は、1重量%水溶液のpHが3以下を示すものが好まし
い。それより酸度の低い酸では中和反応速度が比較的遅
く又発熱量も低いため、土壌中の揮発性有機化合物の除
去能力が充分でない。かくしてこの発明で用いる酸性無
機化合物の具体例としては、硫酸、塩酸、リン酸、硫酸
水素ナトリウム、硫酸水素カリウム、リン酸水素二ナト
リウム、スルファミン酸、五酸化リン、無水硫酸、塩化
アルミニウム、五塩化リン、三塩化リン、硫酸バン土等
が挙げられる。これらの中で、価格、安全性、取扱い性
などの点で、硫酸、リン酸、硫酸水素ナトリウム、スル
ファミン酸、塩化アルミニウム、硫酸バン土が好まし
く、特に硫酸、リン酸、硫酸水素ナトリウムがより好ま
しい。
は、1重量%水溶液ないし懸濁液のpHが10以上を示
すものが好ましい。例えば(a)生石灰、消石灰、酸化
ナトリウム、水酸化ナトリウム、酸化カリウム、水酸化
カリウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸
化バリウム、水酸化バリウム、酸化リチウム、水酸化リ
チウム、水ガラス、ケイ酸ナトリウム等、及び(b)炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、過酸化
ナトリウム、過酸化カリウム等が挙げられる。これらの
化合物のうち生石灰、消石灰、水酸化ナトリウム、炭酸
ナトリウムが、価格、安全性及び取扱い上好ましい。
化合物は、上記酸性無機化合物1モル当り1kcal以上の
中和熱を発生する化合物であり、また(b)群の化合物
は、中和反応の結果、発熱と同時に気体を発生させうる
化合物である。この発明に用いる酸性無機化合物及び塩
基性無機化合物は、常温で固体のものについては、通
常、粉末、フレーク、小塊状、顆粒のものが適してい
る。土壌の含水率にもよるが、比較的含水率の低い土壌
(約13重量%以下)または砂質の土壌に対しては、粉
末状或いは顆粒状のものが好ましく、含水率が比較的高
いか、粘土質の多い土壌の場合はフレーク状又は塊状の
ものを用いるのが好ましい。
または濃厚水溶液のものについては、安全性及び取扱い
上、水で10〜80重量%前後に希釈して用いてもよ
い。特にリン酸、硫酸、塩酸等は希溶液とするのが好ま
しい。上記酸性無機化合物と塩基性無機化合物とを揮発
性有機化合物が含まれた土壌に添加混合することによ
り、土壌の水分中で中和反応が行われ、発熱し、それに
より土壌中の揮発性有機化合物が揮散され、土壌外へ放
出される。
び塩基性無機化合物は、単独で添加しても土壌中の水と
反応して発熱するものも含まれているが、これらを単独
で用いると土壌が酸性又はアルカリ性の何れか一方に極
端に偏り土質を損なうことになる。このような土質の偏
りをなくすため、この発明は酸性無機化合物と塩基性の
無機化合物の組合わせを添加し、中和反応により発熱さ
せ、土壌中の揮発性有機化合物を追い出すと同時に土質
を略中性にすることができる。
量%(通常はこの範囲である)の場合に特に顕著な効果
がえられる。したがって、土壌の含水率が10重量%未
満の場合は、処理前後に水を散布、攪拌して含水率を1
0重量%以上にするのが好ましい。また、混合時の土壌
温度は、15℃以上、好ましくは30℃以上に保持す
る。
の土壌に対する添加比率は、両剤の合計量として、土壌
1kgに対し150〜0.10g(すなわち150〜0.1g/k
g)が適切で、60〜10g/kgがより好ましい。15
0gより多いと土質に対する影響が大きくなり好ましく
ない。また、0.10gより少ないと中和反応の進行が遅く
又発熱量も少ない。
合物の添加比率は、酸性無機化合物の酸としての当量1
に対し塩基性の無機化合物の塩基としての当量3〜0.3
がよく、この範囲を越えると土壌の酸性又はアルカリ性
が強くなり土質を損なう恐れがある。上記酸性の無機化
合物及び塩基性無機化合物の土壌への添加方法について
は、同時に添加するか、または一方を添加後、他の一方
を添加する方法のいずれかを用いてもよい。いずれにし
ても揮発性有機化合物の除去効果の点からは、酸性無機
化合物と塩基性無機化合物が土壌に均一になるように混
合するのが好ましい。無機化合物と土壌との混合方法に
特に限定はなく、土壌の表面に無機化合物を散布し、物
理的手段を用いて攪拌することによりその場で攪拌して
もよく、土壌と土壌の間に無機化合物または無機化合物
含有土壌をサンドウィッチ形式に挟み込む方法もまた好
ましい。
る際は液状のものを先に添加するのが経験上好ましい。
また、場合によっては土壌を採取し、別の場所や容器内
で均一混合してもよい。この反応に用いられる中和反応
は、土壌の含水率にもよるが、水中の場合と比較して土
壌中においての反応であるため、反応速度がかなり緩や
かになる。特に酸性無機化合物及び塩基性無機化合物の
何れか一方は両方が固形の場合にその傾向が見られる。
その様な場合土中に含まれる水分と接触して速やかに溶
解させて中和反応を促進させることが必要で、例えば、
次の(1)、(2)の手段を用いてもよい。
しい。ここで濡れ促進剤とは、潮解性を有する化合物
で、具体的には塩化リチウム、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウム、塩化マンガン、塩化鉄、塩化アルミニウム
等の塩化物;硝酸アルミニウム、硝酸カルシウム、硝酸
マンガン等の硝酸塩;亜リン酸水素アンモニウム、亜リ
ン酸水素カリウム等の亜リン酸塩;水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等の水酸化物;及び酢酸カリウム等が挙
げられる。これらの中で価格、実用性の点から塩化カル
シウム、塩化マグネシウム、水酸化ナトリウム等が好ま
しい。
0.5g/kgが適当でより好ましくは10〜2g/kgであ
る。固形の無機化合物が混合された土壌に、濡れ促進剤
を添加すると、濡れ促進剤は、固形の酸性又は塩基性の
無機化合物の一部と互いに土中で接触する状態となる。
濡れ促進剤はその潮解性の為に次第に土中の水を呼び込
み、初めは自身の分子の回りに水分子を集めるがそのう
ち、集まって来た水分子に溶解し、流動性をもってその
近くに接していた酸性又は塩基性の化合物の固体の表面
をぬらす。また同時に水に濡れた該促進剤は別の酸性又
は塩基性の化合物とも接触を拡げて行く。こうして、濡
れ促進剤は、自ら呼び込んだ水で固形の無機化合物の表
面を濡らしてその固形の無機化合物の水への溶解を助長
するだけでなく、その近くに存在する別の固形の無機化
合物とも接触し自身が媒介する形で異なる固形の無機化
合物同士が水で濡れながら接触し中和反応を促進するも
のと推察される。
ぬ程度に無機化合物添加後の土壌に散水したり、または
転圧を施したりする。ここで転圧とは物理的な手段によ
る圧縮を意味し、ローラー等で圧迫する等の手段を用い
てもよい。また、時々土壌を攪拌する方法も適宜利用し
うる。土壌より除去される揮発性有機化合物は、そのま
ま大気中に放散すると、大気汚染につながるので、適当
な方法で補捉し、焼却又は物理化学的な分解処理を行う
のが適当である。
ては、特に限定されない。その具体例としては、密閉系
内で、揮発性有機化合物が含まれる土壌に酸性及び塩基
性無機化合物を混合し、生じた揮発性有機化合物を、 a)活性炭に吸着させる、 b)高沸点(bp160℃以上)の親水性有機溶媒、例
えばグリコール、灯油、芳香族炭化水素(例、トリメチ
ルベンゼン)に溶解吸収させる、 c)酸化性の酸、例えば濃硫酸中に通気し、酸化分解す
る、または d)紫外線照射により分解する等の方法がある。
ついて、さらに説明すると、密閉系例えば密閉容器に、
排気管を配設し、排気管の中間または末端に活性炭を充
填した吸着部を設けたものを用いることができる。さら
にこの密閉容器に、空気導入管を配設し、この導入管に
ファンを介して空気を強制的に導入すると一層効果的な
捕捉を行うことができる。また、排気管の末端に空気の
吸引手段を付設してもよい。
りさらに具体的に説明する。 実施例1 幅250mm、奥行400mm、高さ120mmの合成樹脂製
の容器にトリクロロエチレンで汚染された土壌約10.0kg
(含水率18.5重量%)を入れ、酸性無機化合物として、
フレークの硫酸水素ナトリウム及び85重量%リン酸及
び20重量%硫酸を用いた。又塩基性無機化合物とし
て、平均粒度5mmに砕いた生石灰、粉末状の炭酸ナトリ
ウム、フレークの苛性ソーダを用いた。混合法としては
双方がフレーク、固体又は粉末の際は同時に添加しよく
かきまぜた。また、酸性無機化合物が液状のときはまず
液状物質を先に添加し、ついで塩基性無機化合物を添加
しかきまぜた。経時的に土壌の温度を測定しながら8時
間放置し、その後、土壌中のトリクロロエチレン濃度及
び土壌のpHを測定した。結果を表1に示す。
壌5gを50mlの遠沈管に採取し手早く秤量の後、水1
0ml及びn−ヘキサン10mlを速やかに加え蓋をして振
盪機を用いて10分間振盪抽出する。ついで、n−ヘキ
サン層中のトリクロロエチレンの濃度をガスクロマトグ
ラフィーにより求める。
絶乾量に対するトリクロロエチレン濃度を求めた(本法
は社団法人日本環境測定分析協会発行の「環境と測定技
術Vol.16,No.5,1989,31-34に記載の測定方法に準ず
る)。
れを10 lの純水中に入れて1分間攪拌後5分間放置
し、その上澄液100mlを取ってそのpHを測定し土壌
のpHとした。
2.6重量%の土壌を用い、実施例1と同様の方法により
テストした。但し今回は土壌の含水率の低さを考え、濡
れ促進剤を併用したものについてもその効果を調べた。
その結果を表2に示す。
トリクロロエチレンの3割が飛散するが大部分は残存し
ていることが分かる。また、比較例1〜6を見ると何れ
もブランクよりはトリクロロエチレンが除去されている
ことが認められるが、これは各化合物の水との溶解熱や
反応熱の為トリクロロエチレンの飛散を促したものであ
る。但し生石灰を除き8時間後においてもその除去率は
5〜7割の間にありなお3〜4割のトリクロロエチレン
が存在する。生石灰は自身の高い水との反応熱から単独
でもよい効果を挙げているが、テストNo2〜8と比較す
ると、(これらは何れも固体換算で生石灰と同じ合計量
4重量%を含むが)No2〜8の何れもが4時間経過した
時点で除去率が90重量%を超え8時間後には99重量
%を超えており生石灰単独より優れている。又No1を見
ると2重量%の濃度でも生石灰単独とほぼ同等の効果を
挙げていることが分かる。さらにテスト後の土壌のpH
を見ると、比較例の1〜6は何れも強い酸性又はアルカ
リ性を示しているのに対しテストNo1〜8は何れも6〜
8のpH値を示し何れも土質を損なわないことが分か
る。
性化合物と塩基性化合物の組合わせにより比較的良い結
果が表われており、8時間経過後でトリクロロエチレン
が9割以上除去されている。一方テストNo1〜8のよう
に濡れ促進剤が併用されると、No9とNo1,2,5,8
或いはNo10とNo3,4或いはNo11とNo6或いはNo1
2とNo7との対比で示される様に、何れも濡れ促進剤を
用いたものが中和反応を促進し除去率を上げ、100%
に近い数字から分かるように、殆んど完璧に除去が行わ
れることが分かる。
Claims (10)
- 【請求項1】 揮発性有機化合物が含まれた土壌に、中
和反応により発熱しうる酸性の無機化合物と塩基性の無
機化合物とを添加混合し、揮発性有機化合物を除去する
ことを特徴とする土壌中の揮発性有機化合物の除去方
法。 - 【請求項2】 濡れ促進剤をさらに添加する請求項1記
載の除去方法。 - 【請求項3】 酸性の無機化合物が1重量%水溶液のp
Hが3以下を示す酸性の無機化合物である請求項1記載
の除去方法。 - 【請求項4】 塩基性の無機化合物が1重量%水溶液な
いし懸濁液のpHが10以上を示す塩基性の無機化合物
である請求項1記載の除去方法。 - 【請求項5】 酸性の無機化合物が燐酸、硫酸または硫
酸水素ナトリウムである請求項1〜4のいずれかに記載
の除去方法。 - 【請求項6】 塩基性の無機化合物が酸化カルシウム、
水酸化カルシウム、水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリ
ウムである請求項1〜5のいずれかに記載の除去方法。 - 【請求項7】 濡れ促進剤が、塩化カルシウム、塩化マ
グネシウムまたは水酸化ナトリウムである請求項2記載
の除去方法。 - 【請求項8】 揮発性有機化合物の除去が、土壌を攪
拌、転圧または散水して行われる請求項1記載の除去方
法。 - 【請求項9】 揮発性有機化合物の除去が密閉系で行
い、揮発する有機化合物を捕捉する請求項1記載の除去
方法。 - 【請求項10】 捕捉が活性炭に吸着させることである
請求項9記載の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14193693A JP3438044B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-06-14 | 土壌中の揮発性有機化合物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-120029 | 1993-05-21 | ||
JP12002993 | 1993-05-21 | ||
JP14193693A JP3438044B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-06-14 | 土壌中の揮発性有機化合物の除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741761A JPH0741761A (ja) | 1995-02-10 |
JP3438044B2 true JP3438044B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=26457668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14193693A Expired - Fee Related JP3438044B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-06-14 | 土壌中の揮発性有機化合物の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3438044B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1980296B1 (en) * | 2005-12-28 | 2014-03-05 | Osaka University | Method for purification of substances contaminated with organic chemicals |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP14193693A patent/JP3438044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0741761A (ja) | 1995-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0678348B1 (en) | Method for rendering waste substances harmless | |
JP6685393B2 (ja) | 改質された低クロム酸塩赤泥を含有する組成物及び該組成物の製造方法 | |
Milosavljević et al. | Hydrogel based on chitosan, itaconic acid and methacrylic acid as adsorbent of Cd2+ ions from aqueous solution | |
Karim et al. | Adsorption/desorption behavior of cationic dyes on Moroccan clay: equilibrium and mechanism | |
Helard et al. | The adsorption and regeneration of natural pumice as low-cost adsorbent for nitrate removal from water | |
JP5752387B2 (ja) | 汚染土壌処理方法 | |
Wasay et al. | Arsenic pollution of a loam soil: retention form and decontamination | |
JP3438044B2 (ja) | 土壌中の揮発性有機化合物の除去方法 | |
EP0593802B1 (en) | Method of removing volatile chlorinated hydrocarbon base materials | |
Arafat et al. | Immobilization of phenol in cement-based solidified/stabilized hazardous wastes using regenerated activated carbon: role of carbon | |
Kazak et al. | Preparation and characterization of novel polysulfone-red mud composite capsules for the removal of fluoride from aqueous solutions | |
JP5278834B2 (ja) | 有機ハロゲン化合物を含有する固体の無害化方法及び有機ハロゲン化合物無害化剤 | |
JP3468250B2 (ja) | アルカリ飛灰の処理方法 | |
JP3592319B2 (ja) | 土壌改質材 | |
JP2965896B2 (ja) | ポリ塩化ビフェニル含有油の処理材 | |
US7678736B1 (en) | Modified reactive sorbents exhibiting enhanced decontamination of chemical warfare agents | |
NL8720242A (nl) | Nieuwe samenstellingen en werkwijze voor het regelen en opruimen van schadelijk zuur afval. | |
JP2001179211A (ja) | 塩素化有機化合物の分解処理剤及び分解処理方法 | |
JPH1076298A (ja) | 汚泥または浚渫ヘドロの脱臭固化方法 | |
Laghzizil et al. | Sorption study of tribenuron‐methyl onto apatite minerals | |
JPH0824900A (ja) | 汚水・汚泥処理剤及びそれを用いた汚水や汚泥の処理方法 | |
JP3632284B2 (ja) | 廃棄物処理材 | |
JPH09122620A (ja) | 廃棄物処理材および廃棄物処理方法 | |
JP3012942B2 (ja) | 泥質固化処理法 | |
RU2209695C1 (ru) | Способ обезвреживания ртутьсодержащих отходов |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090613 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100613 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |