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JP3436829B2 - アスファルト乳剤用添加剤及びアスファルト組成物 - Google Patents

アスファルト乳剤用添加剤及びアスファルト組成物

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JP3436829B2
JP3436829B2 JP13946895A JP13946895A JP3436829B2 JP 3436829 B2 JP3436829 B2 JP 3436829B2 JP 13946895 A JP13946895 A JP 13946895A JP 13946895 A JP13946895 A JP 13946895A JP 3436829 B2 JP3436829 B2 JP 3436829B2
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emulsion
asphalt emulsion
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water
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新吾 田中
良市 玉置
達也 水沼
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Kao Corp
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Kao Corp
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路舗装の結合剤をは
じめ、防水剤、接着剤など、色々な用途に適用できるア
スファルト乳剤用添加剤に関するものである。更に詳し
くは、耐水性が著しく向上したアスファルト硬化体を提
供し得る新規なアスファルト乳剤用添加剤及びこれを含
有する常温で取り扱い可能なアスファルト組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】石油か
ら得られるアスファルトのような瀝青質は、古くから舗
装材料、防水・接着材料及び鉄道軌道等に広く使用され
ているが、非常に粘着性の高い物質でありそのままでは
作業性が極めて悪い。そこで、所望の作業を行なう際に
アスファルトを加熱(加熱溶融方式)する、適当な乳化
剤と水を添加してエマルション化する、適当な溶剤に溶
解させる等の方法によりアスファルトの流動性を向上さ
せることが行なわれている。
【0003】これらの方法のうち、乳化剤により調製さ
れたアスファルトの水性エマルションは、一般に「アス
ファルト乳剤」と呼ばれており、このアスファルト乳剤
に適宜、骨材、フィラー、その他の成分を添加してアス
ファルト組成物を形成し、これを例えば舗装体の形成等
に用いる。その際、水性成分が蒸発除去されて、いわゆ
るエマルション破壊が起こることによりアスファルトが
硬化する。
【0004】このようなアスファルト乳剤を用いた方法
は、常温で取り扱いでき、しかも溶剤のような揮発性、
有毒性の高い物質を用いる必要がないため、非常に好ま
しい方法ではあるが、アスファルト乳剤を使用した組成
物は、加熱溶融方式に比べ、強度、使用耐久性、耐水性
が弱いといった欠点を有している。その理由は、合一し
たアスファルト中に残存する乳化剤、完全に除去されな
かった水等の影響であると考えられている。
【0005】このような状況から、従来、アスファルト
のバインダーとしての強度、使用耐久性、耐水性機能を
改善する目的で、アスファルト乳剤の水分蒸発残留物で
あるアスファルトの性状をレベルアップすべく、アスフ
ァルト乳剤にゴムや合成高分子物質を導入する方法が、
特開平2−206655号公報等に開示されている。し
かしながら、このようにアスファルトにゴムや合成高分
子物質を導入する方法は、アスファルトの性状が硬くな
るために、常温ではアスファルト粒子の合一が起こり難
くく一体化し難いために、結果として、アスファルト硬
化体の強度を改善するに到っていないのが現状である。
【0006】また、アスファルト乳剤は使用する乳化剤
の種類や使用する骨材の材質等により、安定性が変化す
ると共に、エマルション破壊によるアスファルトの硬化
が水の除去速度に依存しており、アスファルト硬化が遅
いなどの問題点も指摘されている。
【0007】更に、一般に、アスファルト乳剤の調製に
用いる乳化剤はエマルションが破壊されてアスファルト
が硬化した後も系内で乳化機能を示すため、耐水性機能
の改善に対しては十分でない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を改善すべく、鋭意研究の結果、アスファルト乳剤を
使用したアスファルト組成物の強度低下の原因を明確に
し、その知見から従来の加熱混合方式のアスファルト組
成物と同等以上の強度を発現し、更に耐水性が向上し、
強度発現速度をも制御できるアスファルト乳剤用添加剤
及びアスファルト組成物を完成させるに到った。
【0009】即ち、アスファルト乳剤を使用したアスフ
ァルト組成物は何らかの方法で水が除かれることにより
アスファルト粒子同士が合一し、強度が発現する。しか
し、アスファルト粒子の合一が不十分であったり、水が
残存することにより発生する欠陥によりアスファルト組
成物の強度が低下する。更には、アスファルト組成物と
骨材との接着不良により、アスファルト組成物の強度が
低下する。
【0010】そこで、本発明者らは、アスファルト組成
物の欠陥が、水の存在に起因することに着目し、水の存
在している空間および水の存在した空間をアスファルト
よりも強度の高い物質で充填することにより、アスファ
ルト組成物の強度を大幅に改善できると考えた。また、
アスファルト組成物と骨材との接着性に関しては、シラ
ンカップリング剤による接着性の改善を図り、アスファ
ルト組成物の強度を大幅に改善できると考えた。更に、
水溶液中で酸触媒により、徐々に反応が進行し樹脂化す
るプレポリマーの樹脂化化学反応により、水の存在した
空間部分の強度発現速度を制御することにより、もう一
つの問題であったアスファルト組成物の強度発現速度も
自由に制御できることを見いだし、本発明を完成させる
に到った。
【0011】即ち本発明は、(a)重合により樹脂化可
能な、特定の水溶性のプレポリマーと(b)シランカッ
プリング剤とを必須成分とすることを特徴とするアスフ
ァルト乳剤用添加剤、及びかかるアスファルト乳剤用添
加剤とアスファルト乳剤とを必須成分として含有するア
スファルト組成物を提供するものである。
【0012】本発明のアスファルト乳剤用添加剤に用い
られる水溶性プレポリマーは、重合により樹脂化するも
のであれば、いずれのモノマーから得られたものであっ
てもよい。ここで、プレポリマーの樹脂化とは、重合に
より硬化が認められることをいい、例えば三次元網目構
造の樹脂となることによる硬化が挙げられる。本発明に
用いられるプレポリマーとはかかる機能を有するオリゴ
マーであって、比較的分子量が小さいものをいう。
【0013】かかる水溶性プレポリマーとしては、各種
モノマーとアルデヒド化合物の縮合物もしくはその塩が
好ましく、具体的には、下記一般式(1)〜(8)で示
されるモノマーから選ばれる1種又は2種以上のモノマ
ーとアルデヒドとを縮合して得られる水溶性プレポリマ
ーが挙げられる。
【0014】
【化2】
【0015】(式中、R1, R3〜R8;H 又は炭素数1〜9
のアルキル基 R2 ;H 又は水酸基 AO1 〜AO4 ;炭素数2〜3のオキシアルキレン基 n1〜n4 ;0〜100 の正数 Z1,Z2 ;H 又はSO3X1 X1,X2 ;H 、1価及び2価金属、アンモニウム、ア
ルキルアンモニウム又は置換アルキルアンモニウム Y1〜Y7 ;H 、CH2OH 又は CH2SO3Z3(Z3はアルカリ金
属塩) を示す。)。
【0016】更に、上記(1)〜(8)のモノマーと共
重合可能なモノマーを用いることができ、例えば、アミ
ノ基を有する化合物、ケトン類、オキシ安息香酸、アル
キルベンゼン、フラン系化合物等が単独で又は混合して
使用される。アミノ基を有する化合物としては、尿素、
メラミン、グアナミン、アニリン、スルホンアミド等が
使用される。ケトン類としては、シクロヘキサノンやメ
チルエチルケトン等が使用される。オキシ安息香酸とし
ては、サリチル酸、メタオキシ安息香酸、パラオキシ安
息香酸等が使用される。フラン系化合物としては、フル
フリルアルコール等が使用される。
【0017】また、前記したモノマー(1)〜(8)と
縮合させるアルデヒド化合物としては、ホルムアルデヒ
ド、パラホルムアルデヒド、フルフラール、グリオキザ
ール等が挙げられ、それらが単独で又は混合して使用さ
れる。
【0018】前記モノマー(1)〜(8)(共重合可能
なモノマーも含む)と、アルデヒド化合物のモノマー比
は〔モノマー(1)〜(8)+これらと共重合可能なモ
ノマー〕/アルデヒド化合物=50/50〜25/75
が好ましい。
【0019】また、本発明のプレポリマーとなるアルデ
ヒド縮合物は、水溶性が保持される物であれば限定され
るものではないが、好ましくは、水溶性を有するアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、およびアミン塩などが
挙げられる。
【0020】また、前記モノマーとアルデヒド化合物と
の縮合には通常アルカリ触媒が用いられる。アルカリ触
媒としては、通常KOHを用いるが、所定量のKOHの
全量を反応触媒として用いても良いし、また触媒として
必要最小限の量以外は反応後場合によっては、NaO
H、Ca(OH)2と一緒に添加することも可能である。
更に前記モノマーとアルデヒド化合物との縮合反応には
酸触媒を用いることも可能であるが、その場合所定の反
応を終了した後、アルカリを所定量添加することが必要
である。
【0021】但し、水溶液中の全アルカリとフェノール
性水酸基のモル比は、アルカリ/フェノール性水酸基=
0.3:1〜1.2:1が好ましい。より好ましくは、
0.5:1〜1.2:1が、更に好ましくは、0.7:
1〜1.2:1がよい。アルカリ濃度が低いと、プレポ
リマーの意図しない重合が起こり、アスファルト乳剤の
貯蔵安定性が悪くなり好ましくない。
【0022】上記した水溶性オリゴマーの平均分子量
は、水溶性を維持し且つ更に樹脂化が進行する範囲であ
れば、特に限定されるものではないが、300〜500
00、好ましくは500〜30000、より好ましくは
1000〜10000である。平均分子量が小さすぎる
と樹脂化速度が遅くなり、一方、平均分子量が大きすぎ
ると粘度が高くなる傾向がある。
【0023】本発明のアスファルト乳剤用添加剤に使用
されるシランカップリング剤は、アスファルト組成物と
骨材との接着性向上に効果があり、アスファルト組成物
の強度を大幅に改善できる。
【0024】シランカップリング剤の具体例としては、
トリクロルシラン、クロルプロピルトリシラン、クロル
プロピルトリエトキシシラン〔Cl−C36−Si(O
25)3〕、クロルプロピルトリメトキシシラン〔Cl
−C36−Si(OCH3)3〕、ビニルトリクロルシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン〔H2C=CH−Si(O
25)3〕、ビニル−トリス−(β−メトキシ−エトキ
シ)シラン〔H2C=CH−Si(OC24−OCH3)
3〕、ビニルトリアセトキシシラン〔H2C=CH−Si
(OOC−CH3)3〕、ビニル−トリス−(t−ブチルペ
ルオキシ)シラン〔H2C=CH−Si(OOC49)
3〕、ビニルメチルジエトキシシラン、β−(N−ビニ
ルベンジルアミノ)−エチル−γ−アミノ−プロピルト
リトメキシシランモノヒドロゲンクロライド、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン〔H2N−CH2−CH2
−Si(OC25)3〕、N,N−ビス(β−ヒドロキシ
エチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン〔
(HO−C24)2−N−C36−Si(OC25)3〕、N
−β(アミノエチル)γ−アミノ−プロピル−トリメト
キシシラン〔H2N−C24−NH−C36−Si(OC
3)3〕、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピル
−エチル−ジメトキシシラン〔H2N−C24−NH−
36−Si(OCH3)2−C2H5〕、メチル(アミノエ
トキシ−プロピル−ジエトキシ)シラン〔H2N−(C
3)2−O(CH2)3−Si(CH3)2−(OC25)2〕、
アミノエチルアミノプロピルトリデシロキシシラン〔H
2N−(CH2)2−HN−(CH2)3−Si(OC
1021)3〕、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、シクロヘキシルアミノ−プロピルトリメトキシシラ
ン〔CycHec−NH−(CH2)3−Si(OC
3)3 、CycHec:シクロヘキシル基〕、CH3
OC−(CH2)2−NH−(CH2)2−Si(OCH3)3
γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン〔H2
C=C(CH3)COO−(CH2)3−Si(OC25)3〕、
γ−メタクリロキシプロピル−トリス(2−メトキシエ
トキシ)シラン〔H2C=C(CH3)COO−(CH2)3
Si(OC2H4−OCH3)3〕、β−(3,4−エポキシ
ル−シクロヘキシル)−エチル−トリメトキシシラン
〔EpxCycHec−C24−Si(OCH3)3、Ep
xCycHec:3,4−エポキシル−シクロヘキシル
基〕、エポキシシクロヘキシルトリメトキシシラン〔E
pxCycHec−Si(OCH3)3、EpxCycHe
c:3,4−エポキシル−シクロヘキシル基〕、γ−グ
リシドキシプロピルトリエキトシシラン〔Gly−CH
2−O(CH2)3−Si(OC25)3、Gly:γ−グリシ
ド基〕、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキ
シシラン〔H2C=CH−Si(OC25)3〕、ビス〔3
−(トリエトキシシリル)−プロピル〕−テトラスルフ
ァン、ビス〔3−(トリエトキシシリル)−プロピル〕
−トリスルファン、ビス〔3−(トリエトキシシリル)
−プロピル〕−ジスルファン等が挙げられる。
【0025】これらのうちで、特に好ましいものは、分
子内にエポキシ基又はアミノ基を含むものであり、これ
らの反応基は、(a)成分の水溶性プレポリマーに対し
て化学結合可能であり、また道路舗装用等に使用される
骨材に対して反応性を持つ加水分解基を含むため、水溶
性プレポリマーと骨材にとの特異な接着助剤として働
き、結果的にアスファルト組成物の強度を大幅に改善で
きる。
【0026】本発明において、シランカップリング剤
は、(a)成分の水溶性プレポリマー100重量部に対
して、0.001〜10重量部、より好ましくは、0.
1〜1重量配合される。
【0027】次に本発明のアスファルト組成物について
説明する。本発明のアスファルト組成物は、アスファル
ト乳剤と上記の如き本発明のアスファルト乳剤用添加剤
とを必須成分として含有し、必要に応じてフィラー、ラ
テックス、砂、砂利等の第三成分、更に公知の添加剤を
配合してなるものであり、常温での取り扱い、施工が可
能なものである。
【0028】アスファルト組成物を構成するアスファル
ト乳剤とは、アスファルトを適当な乳化剤(界面活性
剤)により、乳化させたアスファルトの水性エマルショ
ンである。
【0029】本発明のアスファルト乳剤に使用されるア
スファルトとしては、石油ストレートアスファルト、セ
ミブローンアスファルト、カットバックアスファルト、
天然アスファルト、石油タール、ピッチ、溶剤脱瀝アス
ファルト、重油等の1種又は2種以上の混合物等が挙げ
られる。更に、天然ゴム、スチレン−ブタジエン共重合
物、クロロプレン共重合物、等の合成ゴム及びポリエチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合物等の高分子重合
体、石油樹脂、熱可塑性樹脂等を混合した改質アスファ
ルトも使用できる。
【0030】また、アスファルト乳剤の調製に用いられ
るアスファルト乳化剤(界面活性剤)としては、アニオ
ン性乳化剤、カチオン性乳化剤、ノニオン性乳化剤のい
ずれを使用してもよく、1種又は2種以上の多成分系で
あっても良い。
【0031】アニオン性界面活性剤としては、カルボン
酸塩類、硫酸エステル塩類、スルホン酸塩類、リン酸エ
ステル塩類が挙げられ、これらのエチレンオキサイド及
びプロピレンオキサイド付加物も含まれる。
【0032】カチオン性界面活性剤としては、アルキル
アミン塩類、アルカノールアミン類、第4級アンモニウ
ム塩類、アミンオキサイド類、ポリエチレンポリアミン
類が挙げられ、エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドの付加物も含まれる。ここで、四級塩でないカチ
オン性界面活性剤の場合は、塩酸、酢酸、硝酸、スルフ
ァミン酸、ジメチル硫酸等で各々の酸塩の形で使用す
る。
【0033】ノニオン性界面活性剤としては、高級アル
コールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノール
エチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド
付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサ
イド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付
加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂の
エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコール
エチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール
型界面活性剤、及びグリセロールの脂肪酸エステル、ペ
ンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及
びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステ
ル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノール
アミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性
剤が挙げられる。
【0034】両性界面活性剤としては、アミノ酸型及び
ベタイン型のカルボン酸塩類、硫酸エステル塩類、スル
ホン酸塩類、リン酸エステル類等が挙げられる。
【0035】これらの界面活性剤の使用量は、水とアス
ファルトとの合計に対して0.01〜10.0重量%
で、特に0.05〜5.0重量%が適当である。
【0036】本発明のアスファルト乳剤に添加できる骨
材およびフィラーは特に限定されるものではないが、一
般に使用されている、砕石、クラッシャーラン、スクリ
ーニングス、砕石ダスト、高炉スラグ、砂等が例示され
る。また、ルクソバイト、人工焼成骨材、アルミ粉、陶
磁器粒、着色骨材等の明色骨材並びにアスファルト被覆
砕石、廃棄アスファルト舗装からの再生骨材等も使用可
能である。また、フィラーとしては、スクリーニングス
のフィラー分、石粉、焼却炉灰、クレー、タルク、膨脹
材、フライアッシュ、各種セメント(超早強セメント、
早強セメント、普通セメント、混合セメントなど)等が
例示される。
【0037】また、本発明のアスファルト乳剤に添加で
きるラテックスにはスチレン−ブタジエンラバー、イソ
プレンラバー、天然ゴムエマルジョン、アクリル酸エマ
ルジョン、酢酸ビニルエマルジョン、などが例示される
が、これらに限定されるものではない。ラテックスの使
用量は、アスファルト乳剤の固形分100重量部に対し
て、0.1〜75重量%が好ましい。
【0038】更に、本発明では、使用目的、使用方法な
どに応じてアスファルト乳剤に塩化アンモニウム、塩化
カルシウム、塩化アルミニウム、塩化鉄等の水溶性無機
塩、及びポリビニルアルコール、ゼラチン、ポリエチレ
ングリコール、メチルセルロース、カチン澱粉、吸水ポ
リマー等の水溶性高分子を適宜選択し併用することがで
きる。
【0039】本発明のアスファルト乳剤用添加剤は、
(a)成分の水溶性オリゴマーがアスファルト乳剤中の
固形分100重量部に対して0.1〜75.0重量部と
なるような量で使用することが好ましい。更に好ましく
はアスファルト乳剤中の固形分100重量部に対して
0.5〜50.0重量部である。水溶性プレポリマーの
使用量が少なすぎると、バインダーとしての強度、感温
特性並びに骨材との付着機能が不足し、一方、水溶性プ
レポリマーの使用量が多すぎると、バインダーとしての
撓み性が不足する。
【0040】本発明のアスファルトの施工方法について
詳しく説明する。熱溶融したアスファルトを、適当な乳
化剤より乳化しアスファルト乳剤を得た後、該アスファ
ルト乳剤に、本発明のアスファルト乳剤用添加剤を添加
混合し、次いで、前記水溶性プレポリマーを樹脂化し得
る化合物(以下、樹脂化促進剤という)を添加混合した
後、該アスファルト乳剤を施工するものである。用途に
応じて、アスファルト乳剤に適当な骨材、フィラー、そ
の他の任意成分が混合される。そして、かかるアスファ
ルト組成物を施工する直前に、前記したような樹脂化促
進剤をアスファルト組成物(アスファルト乳剤+骨材等
の任意成分)に添加する。これにより、施工されたアス
ファルト組成物中で水溶性プレポリマーが樹脂化し、ア
スファルトの強度が発現する。 なお、本発明でいう樹
脂化促進剤は、本発明のアスファルト乳剤用添加剤中の
(a)成分である水溶性プレポリマーの重合(樹脂化)
を促進するような化合物であり、それ自体も反応して樹
脂中に組み込まれるものであっても、また単に重合反応
を促進する触媒であっても、更にその両方の機能を有す
るものであってもよい。かかる樹脂化促進剤は、アスフ
ァルト乳剤を使用する直前に添加する必要がある。具体
的には樹脂化促進剤は、アスファルト乳剤と骨材、フィ
ラー等との混合直前又は混合時に系内に添加混合する必
要がある。樹脂化促進剤の添加混合方法は、系内に均一
に混ざる方法であればどのような方法であってもよい。
以上のように施工されたアスファルト組成物(アスファ
ルト乳剤+骨材等の任意成分)中で水溶性プレポリマー
が樹脂化し、アスファルトの強度が発現する。
【0041】本発明に使用される樹脂化促進剤は、特に
制限を受けるものでないが、作業性の面から有機酸エス
テルが好ましい。有機酸エステルとしては、ラクトン
類、あるいは、炭素数1〜10の一価または多価アルコ
ールと炭素数1〜10の有機カルボン酸より導かれる有
機酸エステルの単独もしくは混合物が用いられる。特に
γ−ブチロラクトン、プロピオンラクトン、ε−カプロ
ラクトン、ギ酸エステル、エチレングリコールジアセテ
ート、トリアセチン等が好ましい。また、プロピレンカ
ーボネート等のカーボネート類も好ましい。また、樹脂
化促進剤は1種又は2種以上を併用することができる。
【0042】本発明において、樹脂化促進剤の使用量
は、本発明のアスファルト乳剤用添加剤中の水溶性プレ
ポリマーの固形分100重量部に対して1.0〜50.
0重量部が好ましく、更に好ましくは3.0〜25.0
重量部である。樹脂化促進剤の使用量が少ない場合には
樹脂化促進効果がなく、一方多過ぎると過剰の樹脂化促
進剤が系内に残り、アスファルトの強度が損なわれ、且
つ樹脂化時間のコントロールが困難となるため好ましく
ない。このような樹脂化促進剤を水溶性プレポリマーの
種類に応じて配合することにより、樹脂化速度を自由に
制御できる。
【0043】本発明のアスファルト組成物は、常温にて
混合・施工されるものであり、この種のアスファルトが
用いられる施工方法の何れに用いることもできる。その
際、施工直前に前記した樹脂化促進剤をアスファルト組
成物中に添加して、アスファルト組成物の施工後、アス
ファルト乳剤用添加剤中の水溶性プレポリマーを硬化さ
せることができる。具体的な施工方法としては、例え
ば、アスファルト乳剤を直接道路舗装用の型枠に流し込
む方法、ノズル、噴霧器等によりアスファルト乳剤を霧
状に散布してシーリング剤、接着剤、被覆剤等として使
用する方法が挙げられる。また、パグミルミキサー等の
ミキサーで無機材料の石膏、セメント、砂等と混合して
道路舗装材、鉄道線路材、床材等のバインダーとして使
用する方法が挙げられる。
【0044】
【発明の効果】本発明のアスファルト乳剤用添加剤によ
れば、アスファルト硬化体の強度が向上すると共に、耐
水性が著しく向上する。また、アスファルト乳剤用添加
剤中の水溶性プレポリマーを硬化させる化合物を、その
種類、量を調節して施工前にアスファルト組成物中に添
加することにより、水溶性プレポリマーが樹脂化される
ため、アスファルト組成物の硬化速度も容易に制御でき
る。
【0045】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0046】<水溶性プレポリマー>以下の実施例で用
いた水溶性プレポリマーは次の通りである。 A−11;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量5
00) A−12;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量1
000) A−13;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量3
000) A−14;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量5
000) A−15;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量1
0000) A−16;フェノールのホルマリン縮合物(平均分子量3
0000) A−2;ビスフェノールAのホルマリン縮合物(平均分
子量3000) A−3;メラミンのホルマリン縮合物(平均分子量30
00) A−4;フルフリルアルコールのホルマリン縮合物(平
均分子量3000) A−5;フェノール/スルファニル酸(90/10モル
比)のホルマリン縮合物(平均分子量3000) A−6;フェノール/尿素(50/50モル比)のホル
マリン縮合物(平均分子量3000)。
【0047】ここで、プレポリマーの平均分子量は、G
PC(ゲルパーミエイションクロマトグラフィー)よ
り、重量平均分子量として求めた。すなわち、サンプル
を所定の濃度に調整し、ガードカラムTSK HXL
(6.5mm径×4cm) (東ソー (株) 製)1本とT
SK G3000HXL(7.8mm径×30cm)1
本とTSK G2500HXL(7.8mm径×30c
m)1本を直列に接続し、測定した。尚、標準サンプル
としてポリスチレン(東ソー (株) 製)を使用した。ま
た、水溶性プレポリマーA−1は、反応時間を調整する
ことにより、平均分子量の調節を行なった。
【0048】実施例1 〔アスファルト組成物の調製〕針入度80〜100のス
トレートアスファルトを150℃に加熱溶融し、オレイ
ン酸ソーダを1重量%(最終アスファルト乳剤中の濃
度)添加して水に乳化させ、前記アスファルト分量が6
0重量%であるアスファルト乳剤を調整した。24時間
後、自然冷却されたアスファルト乳剤と骨材とアスファ
ルト乳剤用添加剤を混合してアスファルト組成物を調製
した。アスファルト組成物は、骨材(下記参照)100
重量部に対して、10重量部のアスファルト乳剤と、ア
スファルト乳剤用添加剤を添加して調製した。なお、ア
スファルト乳剤用添加剤は、アスファルト乳剤中の固形
分量100重量部に対して、該添加剤中の水溶性プレポ
リマーの固形分量が10重量部、γ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピルトリエトキシシランは水溶性プレポ
リマーの固形分量100重量部に対して0.4重量部と
なるように添加した。
【0049】〔試験方法〕 (i)強度試験 アスファルト組成物の強度は、「舗装試験法便覧」(社
団法人日本道路協会、平成5年12月20日発行)記載
の「マーシャル安定度試験方法」(60℃水浸30分
間)に準じて試験した。マーシャル安定度試験用供試体
は、以下の方法で準備した。アスファルト組成物は、パ
グミルミキサーに、6号砕石(高槻産)、7号砕石(高
槻産)、砂(淀川産)、スクリーニングス(高槻産)及
び石粉(滋賀県産)を35:25:20:13:7の重
量比で配合した密粒配合骨材と、前記で調製したアスフ
ァルト乳剤と、アスファルト乳剤用添加剤をそれぞれ前
記の割合で投入し、更に、アスファルト乳剤用添加剤中
の水溶性プレポリマーに対して、10重量%のエチレン
グリコールジアセテート(樹脂化促進剤)を投入し、2
0秒間混合して調製した。尚、骨材温度は、20℃とし
た。10分後に、モールドに投入し、常温で片面50回
の両面つきでマーシャル安定度試験用供試体を作成し、
20℃の恒温室内で24時間養生を行った。これを用い
てマーシャル安定度(kg)とフロー値を求めた。
【0050】(ii)耐久性試験 アスファルト組成物の硬化体(舗装体)の耐久性は、
「舗装試験法便覧」記載の「ホイールトラッキング試
験」 (温度60℃、接地圧6.4Kgf/cm2)に準じ
て試験した。ホイールトラッキング試験用供試体は、以
下の方法で準備した。上記(i)の強度試験用に調製し
たアスファルト組成物を、締め固め用型枠に入れ、ロー
ラコンパクタで締め固めホイールトラッキング試験用供
試体を作成し、20℃の恒温室内で12時間養生を行っ
た。その後、ホイールトラッキング試験における動的安
定度(DS)を測定した。
【0051】(iii)耐水性能評価 アスファルト組成物の耐水性は、アスファルト乳剤によ
り骨材表面に形成されたアスファルト皮膜の耐水性能、
ひいては剥離防止性能を評価するものである。具体的に
は、5〜13mmの乾燥骨材(材質:高槻産の硬質砂
岩)を水中(20℃)に1分間浸積し、取り出した後直
ちに、アスファルト乳剤及びアスファルト乳剤用添加剤
の混合物(100:10重量比)中に1分間浸積する。
なお、この試験では、樹脂化促進剤を添加していない。
【0052】その骨材をガラス板上に並べ、これを20
℃の恒温室内で、12時間養生を行った後、80℃の温
水に30分間浸漬する。30分後骨材の表面にアスファ
ルト皮膜が被覆している割合を肉眼で判定し、付着面積
(%)として表示した。但し、1回の試験で用いた骨材
の数は10個とし、その平均値を算出した。この付着面
積率が高い程、耐水性が良好であることを意味する。
【0053】
【表1】
【0054】比較例1では、20℃の恒温室内12時間
養生でも充分な強度が得られず、締め固め用型枠から出
すと壊れた。従って、試験は実施出来なかった。
【0055】これに対して、本発明のアスファルト乳剤
用添加剤(水溶性プレポリマーとシランカップリング
剤)を添加したアスファルト組成物は、強度、耐久性、
並びに耐水性能が向上している。
【0056】実施例2 実施例1の条件に準じて、アスファルト組成物の調製お
よびマーシャル安定度試験を行なった。ただし、水溶性
プレポリマーとしては、A−13(平均分子量300
0)を用いた。また、樹脂化促進剤は表2に示す化合物
を、表2に示す量で用いた。表2の樹脂化促進剤の添加
量はアスファルト乳剤用添加剤中の水溶性プレポリマー
に対する重量%である。また、マーシャル安定度試験で
は、養生時間を表2に示すように変化させてそれぞれの
安定度(kg)を測定した。その結果を表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】*表2中の樹脂化促進剤は以下の通りであ
る。 EGDA;エチレングリコールジアセテート MF;ギ酸メチル PC;プロピレンカーボネート γ−BL;γ−ブチロラクトン TA;トリアセチン 表2の結果より、樹脂化促進剤として有機酸エステルを
使用することにより、アスファルト乳剤の分解合一を促
進し、ひいてはアスファルト組成物の硬化期間を制御す
ることができることが確認される。
【0059】実施例3 実施例1の条件に準じてアスファルト組成物の調製及び
その評価を行った。ただし、水溶性プレポリマーはA−
13(平均分子量3000)を用い、その添加量を表3
に示すように種々変化させた。表3中の水溶性プレポリ
マーの添加量はアスファルト乳剤中の固形分量に対する
重量%である。試験結果を表3に示す。
【0060】
【表3】
【0061】実施例4 実施例1の条件に準じてアスファルト組成物の調製及び
その評価を行った。ただし、水溶性プレポリマーはA−
13(平均分子量3000)を用い、また、シランカッ
プリング剤の種類と添加量を表4に示すように種々変化
させた。表4中のシランカップリング剤の添加量は、水
溶性プレポリマーに対するする重量%である。試験結果
を表4に示す。
【0062】
【表4】
【0063】(注)表4中のシランカップリング剤は以
下の通りである。 B−1:γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリ
エトキシシラン B−2:γ−グリシドキシプロピルトリエキトシシラン B−3:β−(3,4−エポキシル−シクロヘキシル)
−エチル−トリメトキシシラン B−4:N−β(アミノエチル)γ−アミノ−プロピル
−トリメトキシシラン B−5:エポキシシクロヘキシルトリメトキシシラン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−91120(JP,A) 特開 昭57−51745(JP,A) 特公 昭41−19702(JP,B1) 特公 昭46−40874(JP,B1) 特公 昭40−23665(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 95/00 C08L 61/00 - 61/34

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(1)〜(8)で表さ
    れるモノマーから選ばれる1種または2種以上のモノマ
    ーとアルデヒド化合物との縮合物もしくはその塩、及び
    下記一般式(1)〜(8)で表されるモノマーから選ば
    れる1種または2種以上のモノマーとこれらと共重合可
    能なモノマーとアルデヒド化合物との縮合物もしくはそ
    の塩から選ばれる、重合により樹脂化可能な水溶性のプ
    レポリマーと(b)シランカップリング剤とを必須成分
    とすることを特徴とするアスファルト乳剤用添加剤。 【化1】 (式中、 R , R 〜R ;H 又は炭素数1〜9のアルキル基 R ;H 又は水酸基 AO 〜AO ;炭素数2〜3のオキシアルキレン基 n 〜n ;0〜100 の正数 Z ,Z ;H 又はSO X X ,X ;H 、1価及び2価金属、アンモニウム、アル
    キルアンモニウム又は置換アルキルアンモニウム Y 〜Y ;H 、CH OH 又は CH SO Z (Z はアルカ
    リ金属塩)を示す。)
  2. 【請求項2】 前記プレポリマー100重量部に対し
    て、前記シランカップリング剤を0.001〜10重量
    部含有することを特徴とする請求項1記載のアスファル
    ト乳剤用添加剤。
  3. 【請求項3】 アスファルト乳剤と請求項1又は2記載
    のアスファルト乳剤用添加剤とを必須成分として含有す
    るアスファルト組成物。
  4. 【請求項4】 熱溶融したアスファルトを乳化してアス
    ファルト乳剤を得、該アスファルト乳剤に、請求項1
    は2記載のアスファルト乳剤用添加剤を添加し、次いで
    当該アスファルト乳剤用添加剤中の水溶液プレポリマー
    を樹脂化し得る樹脂化促進剤を添加した後、該アスファ
    ルト乳剤を施工することを特徴とするアスファルトの施
    工方法。
  5. 【請求項5】 前記樹脂化促進剤が、有機酸エステルで
    ある請求項記載のアスファルトの施工方法。
  6. 【請求項6】 前記樹脂化促進剤が、ギ酸メチル、プロ
    ピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、トリアセチ
    ン及びエチレングリコールジアセテートから選ばれる1
    種又は2種以上である請求項記載のアスファルトの施
    工方法。
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