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JP3434767B2 - 振動モータのケーブル取付部防水装置 - Google Patents

振動モータのケーブル取付部防水装置

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Publication number
JP3434767B2
JP3434767B2 JP2000024643A JP2000024643A JP3434767B2 JP 3434767 B2 JP3434767 B2 JP 3434767B2 JP 2000024643 A JP2000024643 A JP 2000024643A JP 2000024643 A JP2000024643 A JP 2000024643A JP 3434767 B2 JP3434767 B2 JP 3434767B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof rubber
cable
groove
vibration motor
waterproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000024643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001212512A (ja
Inventor
敏道 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exen Corp
Original Assignee
Exen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Exen Corp filed Critical Exen Corp
Priority to JP2000024643A priority Critical patent/JP3434767B2/ja
Publication of JP2001212512A publication Critical patent/JP2001212512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3434767B2 publication Critical patent/JP3434767B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートバイブ
レータのモータのスイッチケース、ホッパーなどに取り
付けて収納された粉粒体の流動化を促進する加撃装置そ
の他の振動モータのケース内を水密に保つために、ケー
スのケーブル挿通用の受け部に装着する防水ゴムに関
し、特に建設工事、コンクリート二次製品の製造などに
おけるコンクリートの打設に使用される手持ち型のコン
クリートバイブレータの、スイッチケースのキャブタイ
ヤケーブルの受け部に装着される、キャブタイヤケーブ
ルの取付部防水ゴムに適したものである。
【0002】
【従来の技術】振動モータのケースは、ケース内に水が
侵入すると絶縁がおかされて機器の作動に支障を来す。
そのために、ケース内にケーブルを導入するためのケー
ブル挿通用の孔は水密に閉塞されなければならない。特
にコンクリートバイブレータは、水気の多いコンクリー
ト打設現場で使用される。そこで、コンクリートバイブ
レータのスイッチケースは水密に保持されなければなら
ず、スイッチケースに設けられたキャブタイヤケーブル
の挿入孔には防水ゴムを装着してスイッチケースの防水
を図っている。また、コンクリートバイブレータは、電
源装置に接続したキャブタイヤケーブルをバイブレータ
本体と一体となったスイッチケースに接続して使用する
ものであるが、キャブタイヤケーブルのスイッチケース
との接続部にキャブタイヤケーブルの重さが集中して加
わる。そこで、キャブタイヤケーブルのスイッチケース
との接続部における断線防止及びキャブタイヤケーブル
の抜け防止のためにも、前記防水ゴムは不可欠である。
【0003】振動モータのケースのケーブル挿通部は、
ケーブル挿通用の孔の径とケーブルの径に対応するよう
に、それぞれの規格に対応して個別の規格の防水ゴムを
使用している。コンクリートバイブレータにおいても、
キャブタイヤケーブルはコンクリートバイブレータの出
力に対応して外径が異なるものを使用しなければなら
ず、従来はキャブタイヤケーブルの外径ごとに個別の防
水ゴムを用意して使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キャブタイヤケーブル
接続部その他の電気機器のケースの防水ゴムは消耗品で
あるため、防水ゴムの規格が複数あると、製造コストが
増すのみならず、メーカーは常時複数の規格の防水ゴム
を在庫しておかなければならず在庫管理も煩雑であっ
た。また、使用者から交換部品の注文が入った場合、使
用者において防水ゴムの規格が不明な場合もあり、交換
に手間取り作業進行に影響を及ぼす場合もあった。
【0005】サイズの異なるケーブルに一つの規格の防
水ゴムで対処できるようにしたものとして、特開平9−
243832号の発明が提案されている。この発明は、
筒状の防水ゴムの両端部を硬質の材料、中間部を軟質の
材料で構成することにより、中間部を大きく変形できる
ようにしたものである。
【0006】上記発明によれば、一つの規格の防水ゴム
でサイズの異なるケーブルに対応することは可能である
が、防水ゴムを二種の素材で構成することから、製造が
難しく、コストも高くなる。
【0007】この発明は、一つの規格の防水ゴムによっ
て常用される種々の外径のキャブタイヤケーブルその他
のケーブルに対応できるようにし、かつ製造を容易とし
コストの小さいものを得ることを課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、振動モータ
のケースのケーブル挿通用の受け部に装着される防水ゴ
ムと、この防水ゴムの外側端面に配設される金属リング
と、前記受け部に設けられたネジ溝に螺合する締付けネ
ジとで構成し、前記防水ゴムは外側壁に環状の溝を形成
することにより、前記締付けネジを締付けて前記防水ゴ
ムを軸方向に圧縮したとき、防水ゴムの溝部分の内壁が
内腔側へ膨出するようにして、振動モータのケーブル取
付部防水装置を構成する。請求項2の発明は、溝を防水
ゴムの軸方向中央部に設けたものである。請求項3の発
明は、コンクリートバイブレータのスイッチケースのキ
ャブタイヤケーブル取付部に適用したものである。
【0009】前記溝は、内壁を定まった位置で内腔側へ
環状に膨出させるためのものである。膨出量は溝の深さ
と幅で規定されるので、対応しようとするケーブルの直
径差が大きい場合には幅が広く深い溝を必要とし、ケー
ブルの直径差が小さいときには幅が狭く浅い溝で足り
る。そして、溝の断面形状は、V溝(断面三角形状)、
U溝、断面四角形状など適宜選択できる。
【0010】
【作用】ケースのケーブル受け部に防水ゴムを装着し、
ケーブルを挿通した後、防水ゴムを締付けネジで締付け
て軸方向に圧縮すると、防水ゴムは溝部分の内壁が内腔
側へ膨出して環状の凸部を形成し、ケーブルに圧接す
る。すなわち、小径のケーブルを装着した場合は圧縮量
を大きくすることにより膨出量を増大させ、大径のケー
ブルを装着した場合は圧縮量、膨出量を小さくすること
により、いずれの規格のケーブルにも防水ゴムが圧接す
る。更に、溝が存在することにより防水ゴムの内径は僅
かに拡大することも可能であり、防水ゴムの内径よりも
僅かに太い外径のケーブルも装着可能である。このよう
に、ひとつの規格の防水ゴムで大小のケーブルに対応で
きる。そして、通常のゴムリングに溝を設けるのみの加
工で得ることができるので製造も容易であり、上記課題
は解決される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、内腔3を有する筒
状の防水ゴム1の軸方向中央部周壁に断面V字状の溝2
を環状に設けて、この発明の防水ゴムを構成している。
この防水ゴムは、図2に示すように、軸方向に圧縮させ
ると、溝2部分において内腔3側へ膨出し、環状の凸条
4が得られる。そして、この凸条4がキャブタイヤケー
ブル5の周壁に圧接し、防水効果が得られる。
【0012】図3はコンクリートバイブレータのスイッ
チケース6へ組み込んだ状態を示すものである。スイッ
チケース6に形成された筒状の受け部6aに前記防水ゴ
ム1が装着してあり、その内腔3にキャブタイヤケーブ
ル5が挿通してある。前記防水ゴム1の外側端面には金
属リング7を配設し、締付けネジ8を前記受け部6aに
設けられたネジ溝9に螺合させてある。
【0013】前記締付けネジ8を締付けると防水ゴム1
はその軸方向に圧縮され、溝2部分が内腔側へ膨出し、
凸条4が得られる。この凸条4は防水ゴムの圧縮量が大
きければ大きく、圧縮量が小さければ小さい。したがっ
て、前記キャブタイヤケーブル5の外径の大小に対応し
て防水ゴム1の圧縮量を選定することにより、外径の異
なるキャブタイヤケーブルに圧接させることができる。
【0014】また、前記防水ゴム1にその内径よりも僅
かに太い外径のキャブタイヤケーブル5を挿入すること
も可能である。すなわち、前記防水ゴム1は溝2を有し
ているので防水ゴム1の肉が溝2へ逃げることができ
る。また、溝2部分は薄肉であるから内径の拡大が可能
である。そのため、防水ゴムの内径よりも太いキャブタ
イヤケーブルを挿入しようとすると、防水ゴム1の両端
部の肉が溝2部分へ逃げて見かけ上溝2が小さくなり、
かつ溝部分の肉は延びて内径が拡大する。したがって、
防水ゴム1の内径よりも若干太いキャブタイヤケーブル
も挿入することができ、かつスイッチケース6の受け部
6aは水密に保持される。
【0015】前記防水ゴム1は、肉厚4ミリ、長さ16
ミリ、内径15ミリ、溝幅6ミリ、溝深さ2ミリ程度と
すると、12ミリから15.5ミリ程度の外径のキャブ
タイヤケーブルに対応し、水密に保持することができ
る。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、防水ゴムに溝を環状
に形成したので、防水ゴムを圧縮して溝部分を内腔側へ
膨出させることにより、細いケーブルにも太いケーブル
にも圧接して水密に保持することができる。その結果一
つの規格の防水ゴムによって複数の規格のケーブルに対
応し、水密保持、抜け防止の効果が得られる。したがっ
て、在庫管理のわずらわしさが解消し、組立作業性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の断面図
【図2】 同じく圧縮した状態の断面図
【図3】 使用状態の断面図
【符号の説明】
1 防水リング 2 溝 3 内腔 4 凸条 5 キャブタイヤケーブル 6 スイッチケース 6a 受け部 7 金属リング 8 締付けネジ 9 ネジ溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動モータのケースのケーブル挿通用の
    受け部に装着される防水ゴムと、この防水ゴムの外側端
    面に配設される金属リングと、前記受け部に設けられた
    ネジ溝に螺合する締付けネジとよりなり、 前記防水ゴムは外側壁に環状の溝を有し、 前記締付けネジを締付けて前記防水ゴムを軸方向に圧縮
    したとき、防水ゴムの溝部分の内壁が内腔側へ膨出する
    ようにした、振動モータのケーブル取付部防水装置
  2. 【請求項2】 溝は、防水ゴムの軸方向中央部に設け
    た、請求項1記載の振動モータのケーブル取付部防水装
  3. 【請求項3】 ケースは、コンクリートバイブレータの
    スイッチケースとした、請求項1又は2に記載の振動モ
    ータのケーブル取付部防水装置
JP2000024643A 2000-02-02 2000-02-02 振動モータのケーブル取付部防水装置 Expired - Lifetime JP3434767B2 (ja)

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JP2001212512A JP2001212512A (ja) 2001-08-07
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JP5721332B2 (ja) 2010-03-05 2015-05-20 矢崎総業株式会社 モータケースに設置されたインバータ端子台
TWI802137B (zh) * 2021-12-08 2023-05-11 映興電子股份有限公司 連接器線纜防水包覆結構

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