JP3430681B2 - 直流二線式センサ - Google Patents
直流二線式センサInfo
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- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流二線式センサに関
し、特にその出力回路に特徴を有する直流二線式センサ
に関するものである。
し、特にその出力回路に特徴を有する直流二線式センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の直流二線式センサの一例を
示すブロック図である。本図において端子1,2間には
負荷3と直流電源4が直列に接続される。そして直流二
線式センサ内には端子1,2間に内部用の定電圧回路5
が接続され、各部に定電圧を供給している。この直流二
線式センサを高周波発振型の近接センサとすると、セン
サ内にはコイルを有し物体の近接に応じて発振状態が変
化する発振回路6、及びその出力を整流し所定の閾値で
弁別する弁別回路7が設けられる。そして弁別回路7の
出力は信号処理回路8に入力される。信号処理回路8は
弁別回路7からの信号に基づいて物体の有無を判別し、
出力回路9を介して出力するものである。ここで発振回
路6,弁別回路7及び信号処理回路8は直流二線式セン
サのオン及びオフ状態を出力するセンサ回路部を構成し
ている。そして出力回路9内には定電圧回路9aと出力
用のスイッチング用トランジスタ9bが設けられる。出
力用の定電圧回路9aは内部用の定電圧回路5の定電圧
よりわずかに高く、トランジスタ9bがオン状態となっ
たときに内部回路を動作させるための残電圧を保持する
ものである。
示すブロック図である。本図において端子1,2間には
負荷3と直流電源4が直列に接続される。そして直流二
線式センサ内には端子1,2間に内部用の定電圧回路5
が接続され、各部に定電圧を供給している。この直流二
線式センサを高周波発振型の近接センサとすると、セン
サ内にはコイルを有し物体の近接に応じて発振状態が変
化する発振回路6、及びその出力を整流し所定の閾値で
弁別する弁別回路7が設けられる。そして弁別回路7の
出力は信号処理回路8に入力される。信号処理回路8は
弁別回路7からの信号に基づいて物体の有無を判別し、
出力回路9を介して出力するものである。ここで発振回
路6,弁別回路7及び信号処理回路8は直流二線式セン
サのオン及びオフ状態を出力するセンサ回路部を構成し
ている。そして出力回路9内には定電圧回路9aと出力
用のスイッチング用トランジスタ9bが設けられる。出
力用の定電圧回路9aは内部用の定電圧回路5の定電圧
よりわずかに高く、トランジスタ9bがオン状態となっ
たときに内部回路を動作させるための残電圧を保持する
ものである。
【0003】このような従来の直流二線式センサでは、
内部用の定電圧回路5と出力回路9に残電圧を保持する
ための定電圧回路9aが必要となる。定電圧回路は回路
規模が大きいため、直流二線式センサ全体をIC化しよ
うとすればIC内で広い面積をとることとなる。この定
電圧回路が従来は2つ必要であり、IC化をする際の価
格が上昇するという欠点があった。又これらの定電圧回
路は夫々ばらつきをもつため、出力がオン状態となった
ときに電源の変動により供給される電圧レベルが低下し
て内部回路が動作しなくなる恐れがあるという欠点もあ
った。
内部用の定電圧回路5と出力回路9に残電圧を保持する
ための定電圧回路9aが必要となる。定電圧回路は回路
規模が大きいため、直流二線式センサ全体をIC化しよ
うとすればIC内で広い面積をとることとなる。この定
電圧回路が従来は2つ必要であり、IC化をする際の価
格が上昇するという欠点があった。又これらの定電圧回
路は夫々ばらつきをもつため、出力がオン状態となった
ときに電源の変動により供給される電圧レベルが低下し
て内部回路が動作しなくなる恐れがあるという欠点もあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点に鑑みてなされたものであって、1つの定電
圧回路を用いてこれを切換えることによって回路規模を
削減した直流二線式センサを提供することを目的とす
る。
来の問題点に鑑みてなされたものであって、1つの定電
圧回路を用いてこれを切換えることによって回路規模を
削減した直流二線式センサを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、第1,第2の端子間に負荷と直流電源とが直列に接
続され、第1,第2の端子間を開閉することによりスイ
ッチング動作を行う直流二線式センサにおいて、オンオ
フ信号を出力するセンサ回路部と、前記センサ回路部に
定電圧を供給する定電圧回路と、前記センサ回路部の出
力がオフ時に前記定電圧回路にバイアス電流を供給する
第1のバイアス電流源、前記センサ回路部の出力がオン
時に前記定電圧回路にバイアス電流を供給する第2のバ
イアス電流源、前記センサ回路部の出力によってこれら
のバイアス電流源を切換える切換部及び前記センサ回路
部の出力によって前記第1,第2の端子間を開閉するス
イッチング素子を有し、前記定電圧回路の電圧より高い
出力残留電圧を保持する出力回路と、を具備し、前記出
力回路は、前記定電圧回路の出力によって駆動され、バ
イアス電流を調整するバイアス電流調整用の第1のトラ
ンジスタと、前記定電圧回路の入力端と前記バイアス電
流調整用の第1のトランジスタのコレクタとの間に接続
された第1のダイオードと、を有するものであり、前記
第1のバイアス電流源は、第1の端子と前記定電圧回路
の入力端に夫々コレクタ及びエミッタが接続された第2
のトランジスタと、前記第2のトランジスタのコレクタ
・ベース間に接続された抵抗とを有するものであり、前
記第2のバイアス電流源は、前記第1の端子と前記定電
圧回路との間にエミッタ及びコレクタが接続された第3
のトランジスタ及び抵抗の直列接続体を有するものであ
り、前記第1のバイアス電流源の余剰電流を直接に、前
記第2のバイアス電流源の余剰電流を前記第1のダイオ
ードを介して前記バイアス電流調整用の第1のトランジ
スタに供給するようにしたことを特徴とするものであ
る。本願の請求項2の発明は、第1,第2の端子間に負
荷と直流電源とが直列に接続され、第1,第2の端子間
を開閉することによりスイッチング動作を行う直流二線
式センサにおいて、オンオフ信号を出力するセンサ回路
部と、前記センサ回路部に定電圧を供給する定電圧回路
と、前記センサ回路部の出力がオフ時に前記定電圧回路
にバイアス電流を供給する第1のバイアス電流源、前記
センサ回路部の出力がオン時に前記定電圧回路にバイア
ス電流を供給する第2のバイアス電流源、前記センサ回
路部の出力によってこれらのバイアス電流源を切換える
切換部及び前記センサ回路部の出力によって前記第1,
第2の端子間を開閉するスイッチング素子を有し、前記
定電圧回路の電圧より高い出力残留電圧を保持する出力
回路と、を具備し、前記第1のバイアス電流源は、第1
の端子と前記定電圧回路の入力端に夫々コレクタ及びエ
ミッタが接続された第2のトランジスタと、前記第2の
トランジスタのコレクタ・ベース間に接続された抵抗と
を有するものであり、前記出力回路は、前記定電圧回路
の出力によって駆動され、バイアス電流を調整するバイ
アス電流調整用の第1のトランジスタと、前記定電圧回
路の入力端と前記バイアス電流調整用の第1のトランジ
スタのコレクタとの間に接続された第1のダイオード
と、前記第1のバイアス電流源を構成する第2のトラン
ジスタのベース端及びバイアス電流調整用の第1のトラ
ンジスタのコレクタとの間に直列接続された第2,第3
のダイオードと、を有するものであり、前記第2のバイ
アス電流源は、前記第1の端子と前記定電圧回路との間
にエミッタ及びコレクタが接続された第3のトランジス
タ及び抵抗の直列接続体を有するものであり、前記第1
のバイアス電流源の余剰電流を前記第2,第3のダイオ
ードを介して、前記第2のバイアス電流源の余剰電流を
第1のダイオードを介して前記バイアス電流調整用の第
1のトランジスタに供給するようにしたことを特徴とす
るものである。
は、第1,第2の端子間に負荷と直流電源とが直列に接
続され、第1,第2の端子間を開閉することによりスイ
ッチング動作を行う直流二線式センサにおいて、オンオ
フ信号を出力するセンサ回路部と、前記センサ回路部に
定電圧を供給する定電圧回路と、前記センサ回路部の出
力がオフ時に前記定電圧回路にバイアス電流を供給する
第1のバイアス電流源、前記センサ回路部の出力がオン
時に前記定電圧回路にバイアス電流を供給する第2のバ
イアス電流源、前記センサ回路部の出力によってこれら
のバイアス電流源を切換える切換部及び前記センサ回路
部の出力によって前記第1,第2の端子間を開閉するス
イッチング素子を有し、前記定電圧回路の電圧より高い
出力残留電圧を保持する出力回路と、を具備し、前記出
力回路は、前記定電圧回路の出力によって駆動され、バ
イアス電流を調整するバイアス電流調整用の第1のトラ
ンジスタと、前記定電圧回路の入力端と前記バイアス電
流調整用の第1のトランジスタのコレクタとの間に接続
された第1のダイオードと、を有するものであり、前記
第1のバイアス電流源は、第1の端子と前記定電圧回路
の入力端に夫々コレクタ及びエミッタが接続された第2
のトランジスタと、前記第2のトランジスタのコレクタ
・ベース間に接続された抵抗とを有するものであり、前
記第2のバイアス電流源は、前記第1の端子と前記定電
圧回路との間にエミッタ及びコレクタが接続された第3
のトランジスタ及び抵抗の直列接続体を有するものであ
り、前記第1のバイアス電流源の余剰電流を直接に、前
記第2のバイアス電流源の余剰電流を前記第1のダイオ
ードを介して前記バイアス電流調整用の第1のトランジ
スタに供給するようにしたことを特徴とするものであ
る。本願の請求項2の発明は、第1,第2の端子間に負
荷と直流電源とが直列に接続され、第1,第2の端子間
を開閉することによりスイッチング動作を行う直流二線
式センサにおいて、オンオフ信号を出力するセンサ回路
部と、前記センサ回路部に定電圧を供給する定電圧回路
と、前記センサ回路部の出力がオフ時に前記定電圧回路
にバイアス電流を供給する第1のバイアス電流源、前記
センサ回路部の出力がオン時に前記定電圧回路にバイア
ス電流を供給する第2のバイアス電流源、前記センサ回
路部の出力によってこれらのバイアス電流源を切換える
切換部及び前記センサ回路部の出力によって前記第1,
第2の端子間を開閉するスイッチング素子を有し、前記
定電圧回路の電圧より高い出力残留電圧を保持する出力
回路と、を具備し、前記第1のバイアス電流源は、第1
の端子と前記定電圧回路の入力端に夫々コレクタ及びエ
ミッタが接続された第2のトランジスタと、前記第2の
トランジスタのコレクタ・ベース間に接続された抵抗と
を有するものであり、前記出力回路は、前記定電圧回路
の出力によって駆動され、バイアス電流を調整するバイ
アス電流調整用の第1のトランジスタと、前記定電圧回
路の入力端と前記バイアス電流調整用の第1のトランジ
スタのコレクタとの間に接続された第1のダイオード
と、前記第1のバイアス電流源を構成する第2のトラン
ジスタのベース端及びバイアス電流調整用の第1のトラ
ンジスタのコレクタとの間に直列接続された第2,第3
のダイオードと、を有するものであり、前記第2のバイ
アス電流源は、前記第1の端子と前記定電圧回路との間
にエミッタ及びコレクタが接続された第3のトランジス
タ及び抵抗の直列接続体を有するものであり、前記第1
のバイアス電流源の余剰電流を前記第2,第3のダイオ
ードを介して、前記第2のバイアス電流源の余剰電流を
第1のダイオードを介して前記バイアス電流調整用の第
1のトランジスタに供給するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、セン
サ回路部の出力がオフ状態では第1のバイアス電流源よ
り定電圧回路に電源が供給され、各ブロックに定電圧が
供給される。そしてセンサ回路部の出力がオン状態とな
れば、第2のバイアス電流源より定電圧回路に電源が供
給され、定電圧回路より高い出力残留電圧に出力端子が
保持されることとなる。このように第1,第2のバイア
ス電流源を切換えることによって1つの定電圧回路を用
いて常に各部に定電圧を供給すると共に、オン状態での
出力残留電圧を定電圧より高い値に保持するようにして
いる。
サ回路部の出力がオフ状態では第1のバイアス電流源よ
り定電圧回路に電源が供給され、各ブロックに定電圧が
供給される。そしてセンサ回路部の出力がオン状態とな
れば、第2のバイアス電流源より定電圧回路に電源が供
給され、定電圧回路より高い出力残留電圧に出力端子が
保持されることとなる。このように第1,第2のバイア
ス電流源を切換えることによって1つの定電圧回路を用
いて常に各部に定電圧を供給すると共に、オン状態での
出力残留電圧を定電圧より高い値に保持するようにして
いる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例による直流二線式セ
ンサを示し、特に出力回路及び定電圧回路部分を詳細に
示す基本構成図である。本図において前述した従来例と
同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。本
実施例による直流二線式センサも従来例と同様に端子
1,2間に負荷3及び直流電源4が接続される。そして
端子1には図示のように抵抗R1,トランジスタQ1が
直列に接続される。抵抗R1の両端にはトランジスタQ
2のコレクタ・ベース間が接続され、そのエミッタは抵
抗R2,R3を介して接地され、また抵抗R4にも接続
される。又端子1,2にはPNP型トランジスタQ3,
Q4、及び抵抗R5が直列に接続される。トランジスタ
Q3のベース・エミッタ間には抵抗R6が接続され、ま
た抵抗R6には抵抗R7を介してトランジスタQ6が直
列に接続される。トランジスタQ6のベースには前述し
た信号処理回路8からの検知信号が入力される。トラン
ジスタQ4のエミッタには抵抗R4の他端が接続され、
そのベースは抵抗R2,R3の中点に接続される。又ト
ランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ5のベース
に接続される。トランジスタQ5は端子1,2間の開閉
用のトランジスタであって、そのエミッタは端子2に、
コレクタは端子1に接続されている。ここで抵抗R1と
トランジスタQ2は第1のバイアス電流源、トランジス
タQ3,Q4,抵抗R4は第2のバイアス電流源を構成
しており、第1のダイオードD1はこれを切換えるもの
である。又トランジスタQ3,Q5、抵抗R5,R6,
R7は出力制御用の素子であり、トランジスタQ4、抵
抗R2,R3は出力電圧の基準電圧作成のための素子、
トランジスタQ1はバイアス電流調整用のトランジスタ
である。
ンサを示し、特に出力回路及び定電圧回路部分を詳細に
示す基本構成図である。本図において前述した従来例と
同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。本
実施例による直流二線式センサも従来例と同様に端子
1,2間に負荷3及び直流電源4が接続される。そして
端子1には図示のように抵抗R1,トランジスタQ1が
直列に接続される。抵抗R1の両端にはトランジスタQ
2のコレクタ・ベース間が接続され、そのエミッタは抵
抗R2,R3を介して接地され、また抵抗R4にも接続
される。又端子1,2にはPNP型トランジスタQ3,
Q4、及び抵抗R5が直列に接続される。トランジスタ
Q3のベース・エミッタ間には抵抗R6が接続され、ま
た抵抗R6には抵抗R7を介してトランジスタQ6が直
列に接続される。トランジスタQ6のベースには前述し
た信号処理回路8からの検知信号が入力される。トラン
ジスタQ4のエミッタには抵抗R4の他端が接続され、
そのベースは抵抗R2,R3の中点に接続される。又ト
ランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ5のベース
に接続される。トランジスタQ5は端子1,2間の開閉
用のトランジスタであって、そのエミッタは端子2に、
コレクタは端子1に接続されている。ここで抵抗R1と
トランジスタQ2は第1のバイアス電流源、トランジス
タQ3,Q4,抵抗R4は第2のバイアス電流源を構成
しており、第1のダイオードD1はこれを切換えるもの
である。又トランジスタQ3,Q5、抵抗R5,R6,
R7は出力制御用の素子であり、トランジスタQ4、抵
抗R2,R3は出力電圧の基準電圧作成のための素子、
トランジスタQ1はバイアス電流調整用のトランジスタ
である。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。信
号処理回路8の出力がLレベルのときにはトランジスタ
Q3,Q4,Q5,Q6は全てオフ状態となっており、
トランジスタQ3,Q4,抵抗R4から成る第2のバイ
アス電流源は動作していない。このとき抵抗R1によっ
てトランジスタQ2はオンとなっており、トランジスタ
Q2のエミッタ電流は定電圧回路5に流入する。そして
トランジスタQ1はオン状態であり、抵抗R1を流れる
電流のうちトランジスタQ2のベース電流を除く余剰電
流はトランジスタQ1に流入している。そしてトランジ
スタQ2のベース電流は定電圧回路5の消費する電流の
1/hfeに制御されている。
号処理回路8の出力がLレベルのときにはトランジスタ
Q3,Q4,Q5,Q6は全てオフ状態となっており、
トランジスタQ3,Q4,抵抗R4から成る第2のバイ
アス電流源は動作していない。このとき抵抗R1によっ
てトランジスタQ2はオンとなっており、トランジスタ
Q2のエミッタ電流は定電圧回路5に流入する。そして
トランジスタQ1はオン状態であり、抵抗R1を流れる
電流のうちトランジスタQ2のベース電流を除く余剰電
流はトランジスタQ1に流入している。そしてトランジ
スタQ2のベース電流は定電圧回路5の消費する電流の
1/hfeに制御されている。
【0009】さて物体を検知し信号処理回路8の出力が
Hレベルとなれば、トランジスタQ6がオンとなり、ト
ランジスタQ3,Q4,Q5は全てオンとなる。このと
きトランジスタQ3より内部の定電圧回路5に電源が供
給される。定電圧回路5は例えば2.3Vの定電圧を出
力する。ここで抵抗R2,R3の中点の電位が例えば2
Vとなるように抵抗R2,R3の分圧比を定めておく
と、抵抗R2の両端の電圧は0.3Vとなる。トランジ
スタQ4がオン状態であればそのエミッタ・ベース間電
圧は約0.7Vとなるため、抵抗R4の両端の電圧は
0.4Vとなり、トランジスタQ4のエミッタ電圧は
2.7Vとなる。ここで抵抗R6を適宜選択することに
よってトランジスタQ3がオン状態のときに飽和し、そ
のエミッタ・コレクタ電圧がほぼ0Vとなるようにして
おけば、端子1の電圧も定電圧回路5で規定できる定電
圧、即ち2.7Vにすることができる。このとき直流電
源4より負荷3にトランジスタQ5を介して電流が流
れ、負荷3が駆動される。
Hレベルとなれば、トランジスタQ6がオンとなり、ト
ランジスタQ3,Q4,Q5は全てオンとなる。このと
きトランジスタQ3より内部の定電圧回路5に電源が供
給される。定電圧回路5は例えば2.3Vの定電圧を出
力する。ここで抵抗R2,R3の中点の電位が例えば2
Vとなるように抵抗R2,R3の分圧比を定めておく
と、抵抗R2の両端の電圧は0.3Vとなる。トランジ
スタQ4がオン状態であればそのエミッタ・ベース間電
圧は約0.7Vとなるため、抵抗R4の両端の電圧は
0.4Vとなり、トランジスタQ4のエミッタ電圧は
2.7Vとなる。ここで抵抗R6を適宜選択することに
よってトランジスタQ3がオン状態のときに飽和し、そ
のエミッタ・コレクタ電圧がほぼ0Vとなるようにして
おけば、端子1の電圧も定電圧回路5で規定できる定電
圧、即ち2.7Vにすることができる。このとき直流電
源4より負荷3にトランジスタQ5を介して電流が流
れ、負荷3が駆動される。
【0010】次に本発明による直流二線式センサのより
具体的な構成例である第2実施例について図2を参照し
つつ説明する。本図において前述した第1実施例と同一
部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図2に
おいて定電圧回路5はトランジスタQ7〜Q11を含ん
で構成されるバンドギャップ回路であり、一定の電圧、
例えば2.3Vの定電圧を供給するものである。そして
この定電圧回路5の出力によってセンサ回路部を構成す
る発振回路6,弁別回路7及び信号処理回路8に一定電
圧が供給される。この定電圧回路5のトランジスタQ1
1のエミッタには前述したトランジスタQ1のベースが
接続される。トランジスタQ1のコレクタはダイオード
D1を介して抵抗R4,R2の共通接続点及びトランジ
スタQ2のエミッタに接続されることは前述した第1実
施例と同様である。本実施例では抵抗R1の他端に第
2,第3のダイオードD2,D3が直列に接続され、ダ
イオードD3のカソード端がダイオードD1のカソード
と共通接続してトランジスタQ1のコレクタに接続され
ている。又出力側ではトランジスタQ4のコレクタにト
ランジスタQ12が接続され、更にダーリントン接続さ
れたトランジスタQ13が接続されている。トランジス
タQ12,Q13は出力用のトランジスタである。
具体的な構成例である第2実施例について図2を参照し
つつ説明する。本図において前述した第1実施例と同一
部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。図2に
おいて定電圧回路5はトランジスタQ7〜Q11を含ん
で構成されるバンドギャップ回路であり、一定の電圧、
例えば2.3Vの定電圧を供給するものである。そして
この定電圧回路5の出力によってセンサ回路部を構成す
る発振回路6,弁別回路7及び信号処理回路8に一定電
圧が供給される。この定電圧回路5のトランジスタQ1
1のエミッタには前述したトランジスタQ1のベースが
接続される。トランジスタQ1のコレクタはダイオード
D1を介して抵抗R4,R2の共通接続点及びトランジ
スタQ2のエミッタに接続されることは前述した第1実
施例と同様である。本実施例では抵抗R1の他端に第
2,第3のダイオードD2,D3が直列に接続され、ダ
イオードD3のカソード端がダイオードD1のカソード
と共通接続してトランジスタQ1のコレクタに接続され
ている。又出力側ではトランジスタQ4のコレクタにト
ランジスタQ12が接続され、更にダーリントン接続さ
れたトランジスタQ13が接続されている。トランジス
タQ12,Q13は出力用のトランジスタである。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。本
実施例においても信号処理回路8の出力がLレベルでは
トランジスタQ6はオフ状態であり、抵抗R6には電流
が通電されない。このときトランジスタQ3,Q4,Q
12,Q13はオフ状態である。このときトランジスタ
Q2は導通し、トランジスタQ2に流れるエミッタ電流
が定電圧回路5に供給される。そして抵抗R1に流れる
電流はその一部がトランジスタQ2のベース電流として
供給され、残りはダイオードD2,D3を介してトラン
ジスタQ1に供給される。このときトランジスタQ2の
ベース・エミッタ間の電圧がダイオードD2,D3の夫
々の順方向降下電圧より少し大きくなるため、ダイオー
ドD1は順方向バイアスがかかっているにもかかわら
ず、流れる電流は小さい値となる。ここで直流電源4の
電圧を24Vとすると、端子1には図3(a),(b)
に示すようにほぼ24Vの電圧がそのまま表れる。
実施例においても信号処理回路8の出力がLレベルでは
トランジスタQ6はオフ状態であり、抵抗R6には電流
が通電されない。このときトランジスタQ3,Q4,Q
12,Q13はオフ状態である。このときトランジスタ
Q2は導通し、トランジスタQ2に流れるエミッタ電流
が定電圧回路5に供給される。そして抵抗R1に流れる
電流はその一部がトランジスタQ2のベース電流として
供給され、残りはダイオードD2,D3を介してトラン
ジスタQ1に供給される。このときトランジスタQ2の
ベース・エミッタ間の電圧がダイオードD2,D3の夫
々の順方向降下電圧より少し大きくなるため、ダイオー
ドD1は順方向バイアスがかかっているにもかかわら
ず、流れる電流は小さい値となる。ここで直流電源4の
電圧を24Vとすると、端子1には図3(a),(b)
に示すようにほぼ24Vの電圧がそのまま表れる。
【0012】さて物体を検出して信号処理回路8の出力
がHレベルとなると、トランジスタQ6が反転してオン
となる。そのためトランジスタQ3,Q4,Q12,Q
13もオン状態となる。このとき前述した第1実施例と
同様に、定電圧回路5の出力電圧は2.3V、トランジ
スタQ4のエミッタ電圧及び端子1の電圧も2.7Vと
なる。そのためトランジスタQ2はオフ状態となる。こ
のときトランジスタQ3のコレクタ電流の一部が抵抗R
4を介して定電圧回路5に供給される。又その電流のう
ち定電圧回路5で不要な電流分がダイオードD1を介し
てトランジスタQ1に流れる。このときにはダイオード
D2,D3の両端の電位差が1.4V以下であるため、
ダイオードD2,D3には電流は流れない。このように
ダイオードD1とダイオードD2,D3とを交互に切換
えている。こうすれば図3に示すように出力がオフから
オン状態に変化したときにダイオードD1が順方向バイ
アスがかかっていたため、その変化がスムーズとなり、
端子1に生じる電圧のリンギングを図3(b)に示すよ
うに小さくすることができる。
がHレベルとなると、トランジスタQ6が反転してオン
となる。そのためトランジスタQ3,Q4,Q12,Q
13もオン状態となる。このとき前述した第1実施例と
同様に、定電圧回路5の出力電圧は2.3V、トランジ
スタQ4のエミッタ電圧及び端子1の電圧も2.7Vと
なる。そのためトランジスタQ2はオフ状態となる。こ
のときトランジスタQ3のコレクタ電流の一部が抵抗R
4を介して定電圧回路5に供給される。又その電流のう
ち定電圧回路5で不要な電流分がダイオードD1を介し
てトランジスタQ1に流れる。このときにはダイオード
D2,D3の両端の電位差が1.4V以下であるため、
ダイオードD2,D3には電流は流れない。このように
ダイオードD1とダイオードD2,D3とを交互に切換
えている。こうすれば図3に示すように出力がオフから
オン状態に変化したときにダイオードD1が順方向バイ
アスがかかっていたため、その変化がスムーズとなり、
端子1に生じる電圧のリンギングを図3(b)に示すよ
うに小さくすることができる。
【0013】図4は本発明の第3実施例による直流二線
式センサの出力回路部分を示す図である。本実施例にお
いて前述した第2実施例と同一部分は同一符号を付して
詳細な説明を省略する。本実施例ではトランジスタQ1
2とベースを共通とし、エミッタがトランジスタQ13
のベースに接続された負帰還用のトランジスタQ14を
設ける。トランジスタQ14のコレクタはトランジスタ
Q3のコレクタに接続しておく。このトランジスタQ1
4はトランジスタQ4のオンに対して負帰還をかけ、ト
ランジスタQ4,Q6,Q12,Q13がオンとなった
ときの突入電流による出力のアンダーシュートやリンギ
ングを更に抑制することができる。
式センサの出力回路部分を示す図である。本実施例にお
いて前述した第2実施例と同一部分は同一符号を付して
詳細な説明を省略する。本実施例ではトランジスタQ1
2とベースを共通とし、エミッタがトランジスタQ13
のベースに接続された負帰還用のトランジスタQ14を
設ける。トランジスタQ14のコレクタはトランジスタ
Q3のコレクタに接続しておく。このトランジスタQ1
4はトランジスタQ4のオンに対して負帰還をかけ、ト
ランジスタQ4,Q6,Q12,Q13がオンとなった
ときの突入電流による出力のアンダーシュートやリンギ
ングを更に抑制することができる。
【0014】次に本発明の第4実施例について説明す
る。本実施例では定電圧回路5Aを図2に示すバンドギ
ャップ回路に代えて、ダイオードの直列接続体で構成し
たものである。こうすればトランジスタQ1のベース・
エミッタ間順方向降下電圧に加えて、複数接続されたダ
イオードの段数分×0.7Vが定電圧回路の内部定電圧
となって直流二線式スイッチの各ブロックに供給され
る。出力側の構成については第2実施例と同様である。
この場合には定電圧回路を極めて簡単な構成で構成する
ことができ、出力がオン状態での出力残留電圧を所定の
値に規定することができるという効果が得られる。
る。本実施例では定電圧回路5Aを図2に示すバンドギ
ャップ回路に代えて、ダイオードの直列接続体で構成し
たものである。こうすればトランジスタQ1のベース・
エミッタ間順方向降下電圧に加えて、複数接続されたダ
イオードの段数分×0.7Vが定電圧回路の内部定電圧
となって直流二線式スイッチの各ブロックに供給され
る。出力側の構成については第2実施例と同様である。
この場合には定電圧回路を極めて簡単な構成で構成する
ことができ、出力がオン状態での出力残留電圧を所定の
値に規定することができるという効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、直流二線式センサにおいて定電圧回路を1つにする
ことができ、回路規模を大幅に削減することができる。
従ってIC化の際のチップサイズが小さくなり、低価格
化を図ることができる。又内部の定電圧と出力残留電圧
の関係を1つの定電圧回路を用いて規定することがで
き、定電圧回路の出力を固定することによって出力の発
振状態をなくすることができる。
ば、直流二線式センサにおいて定電圧回路を1つにする
ことができ、回路規模を大幅に削減することができる。
従ってIC化の際のチップサイズが小さくなり、低価格
化を図ることができる。又内部の定電圧と出力残留電圧
の関係を1つの定電圧回路を用いて規定することがで
き、定電圧回路の出力を固定することによって出力の発
振状態をなくすることができる。
【図1】本発明の第1実施例による直流二線式センサの
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2実施例による直流二線式センサの
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施例による直流二線式センサの
出力状態の変化を示す波形図である。
出力状態の変化を示す波形図である。
【図4】本発明の第3実施例による直流二線式センサの
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
【図5】本発明の第4実施例による直流二線式センサの
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
定電圧回路及び出力回路を示す回路図である。
【図6】従来の直流二線式センサの全体構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1,2 端子
3 負荷
4 直流電源
5,5A 定電圧回路
6 発振回路
7 弁別回路
8 信号処理回路
Claims (4)
- 【請求項1】 第1,第2の端子間に負荷と直流電源と
が直列に接続され、第1,第2の端子間を開閉すること
によりスイッチング動作を行う直流二線式センサにおい
て、 オンオフ信号を出力するセンサ回路部と、 前記センサ回路部に定電圧を供給する定電圧回路と、 前記センサ回路部の出力がオフ時に前記定電圧回路にバ
イアス電流を供給する第1のバイアス電流源、前記セン
サ回路部の出力がオン時に前記定電圧回路にバイアス電
流を供給する第2のバイアス電流源、前記センサ回路部
の出力によってこれらのバイアス電流源を切換える切換
部及び前記センサ回路部の出力によって前記第1,第2
の端子間を開閉するスイッチング素子を有し、前記定電
圧回路の電圧より高い出力残留電圧を保持する出力回路
と、を具備し、 前記出力回路は、前記定電圧回路の出力によって駆動さ
れ、バイアス電流を調整するバイアス電流調整用の第1
のトランジスタと、 前記定電圧回路の入力端と前記バイアス電流調整用の第
1のトランジスタのコレクタとの間に接続された第1の
ダイオードと、を有するものであり、 前記第1のバイアス電流源は、第1の端子と前記定電圧
回路の入力端に夫々コレクタ及びエミッタが接続された
第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタのコレ
クタ・ベース間に接続された抵抗とを有するものであ
り、 前記第2のバイアス電流源は、前記第1の端子と前記定
電圧回路との間にエミッタ及びコレクタが接続された第
3のトランジスタ及び抵抗の直列接続体を有するもので
あり、 前記第1のバイアス電流源の余剰電流を直接に、前記第
2のバイアス電流源の余剰電流を前記第1のダイオード
を介して前記バイアス電流調整用の第1のトランジスタ
に供給するようにしたことを特徴とする直流二線式セン
サ。 - 【請求項2】 第1,第2の端子間に負荷と直流電源と
が直列に接続され、第1,第2の端子間を開閉すること
によりスイッチング動作を行う直流二線式センサにおい
て、 オンオフ信号を出力するセンサ回路部と、 前記センサ回路部に定電圧を供給する定電圧回路と、 前記センサ回路部の出力がオフ時に前記定電圧回路にバ
イアス電流を供給する第1のバイアス電流源、前記セン
サ回路部の出力がオン時に前記定電圧回路にバイアス電
流を供給する第2のバイアス電流源、前記センサ回路部
の出力によってこれらのバイアス電流源を切換える切換
部及び前記センサ回路部の出力によって前記第1,第2
の端子間を開閉するスイッチング素子を有し、前記定電
圧回路の電圧より高い出力残留電圧を保持する出力回路
と、を具備し、 前記第1のバイアス電流源は、第1の端子と前記定電圧
回路の入力端に夫々コレクタ及びエミッタが接続された
第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタのコレ
クタ・ベース間に接続された抵抗とを有するものであ
り、 前記出力回路は、前記定電圧回路の出力によって駆動さ
れ、バイアス電流を調整するバイアス電流調整用の第1
のトランジスタと、 前記定電圧回路の入力端と前記バイアス電流調整用の第
1のトランジスタのコレクタとの間に接続された第1の
ダイオードと、 前記第1のバイアス電流源を構成する第2のトランジス
タのベース端及びバイアス電流調整用の第1のトランジ
スタのコレクタとの間に直列接続された第2,第3のダ
イオードと、を有するものであり、 前記第2のバイアス電流源は、前記第1の端子と前記定
電圧回路との間にエミッタ及びコレクタが接続された第
3のトランジスタ及び抵抗の直列接続体を有するもので
あり、 前記第1のバイアス電流源の余剰電流を前記第2,第3
のダイオードを介して、前記第2のバイアス電流源の余
剰電流を第1のダイオードを介して前記バイアス電流調
整用の第1のトランジスタに供給するようにしたことを
特徴とする直流二線式センサ。 - 【請求項3】 前記センサ回路部の出力のオン時に導通
して前記第2のバイアス電流源の流入電流の急激な変化
を抑制する負帰還用のトランジスタを有することを特徴
とする請求項1又は2記載の直流二線式センサ。 - 【請求項4】 前記定電圧回路は、複数の直列接続され
たダイオードを有することを特徴とする請求項1又は2
記載の直流二線式センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997294A JP3430681B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 直流二線式センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997294A JP3430681B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 直流二線式センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116246A JPH08116246A (ja) | 1996-05-07 |
JP3430681B2 true JP3430681B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=17618513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27997294A Expired - Fee Related JP3430681B2 (ja) | 1994-10-18 | 1994-10-18 | 直流二線式センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3430681B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-18 JP JP27997294A patent/JP3430681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08116246A (ja) | 1996-05-07 |
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Legal Events
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