JP3430046B2 - リング発振器 - Google Patents
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Description
ープ(以下、デジタルPLLという。)回路等に使用さ
れるリング発振器に関し、特に、遅延設計が容易なリン
グ発振器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、デジタルPLL回路等にリング発
振器が電圧制御発振器として使用されている。 【0003】従来のリング発振器として、例えば特開平
6−77782号公報に発振周波数の範囲及びゲインの
制御が可能なものが開示されている。この公報に開示さ
れたリング発振器においては、奇数個の遅延要素がリン
グ状に縦続接続されており、これらの遅延要素の全てに
接続され供給電圧又は供給電流により発振周波数の粗調
整を行う第1制御手段が設けられている。更に、遅延要
素の少なくとも1個に接続されこの遅延要素における発
振周波数の微調整を行う第2制御手段が設けられてい
る。そして、ゲインと発振周波数とを個別に調節するこ
とが可能とされ、発信周波数の微小な範囲での調節が可
能とされている。なお、第2制御手段による微調整の調
整段数は固定されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
にリング発振器の遅延量はデジタルPLL回路のジッタ
特性に大きな影響を及ぼすという問題点があり、上述の
特開平6−77782号公報に開示された従来のリング
発振器においても同様である。このため、シミュレーシ
ョンに基づき遅延量の設計が行われている。しかし、製
造工程における遅延量のウェハ面内でのバラツキ及びロ
ット間でのバラツキ並びに環境変動までをシミュレーシ
ョンすることは困難であり、設計工程数が極めて多い。
また、工程数が多い設計によっても、デジタルPLL回
路のジッタ特性に対する悪影響を十分に抑制することは
困難である。 【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、製造工程における遅延量のウェハ面内での
バラツキ及びロット間でのバラツキ並びに環境変動によ
るジッタ特性への悪影響を抑制することができるリング
発信器を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係るリング発振
器は、直列に接続された複数個の粗調整回路を持ち、粗
調整用の制御信号によって制御される前記粗調整回路の
通過段数により、入力される入力信号に複数段階の遅延
を生じさせる粗調整ブロックと、直列に接続された複数
個の微調整回路を持ち、微調整用の制御信号によって遅
延段数が制御され、前記粗調整ブロックから出力される
前記入力信号が遅延された信号に前記粗調整ブロックの
1段階分よりも細かく複数段階の遅延を生じさせる微調
整ブロックと、前記微調整ブロックの段階数を前記粗調
整ブロックによる遅延の1段階分によるより広い範囲で
遅延量を変更することができる段階数とした遅延段階数
変更手段とを有し、前記微調整ブロックから出力された
信号は前記粗調整ブロックに前記入力信号としてフィー
ドバックされるものであり、前記遅延段階数変更手段
は、前記粗調整ブロックから出力された信号の位相と前
記微調整ブロックから出力された信号の位相とを比較す
る位相比較回路と、前記入力信号が前記粗調整回路に入
力されて前記粗調整回路の第1の遅延段数と前記微調整
回路の第2の遅延段数とを経て前記微調整回路から出力
されるまでの両調整回路の遅延段数を決めている制御の
方が、前記粗調整回路の遅延段数を第1の遅延段数+1
段とし、前記微調整回路の遅延段数を0とする制御より
も発振周波数を遅くする制御となるポイントを、前記粗
調整ブロックの第1の遅延段数+1段の遅延を経た出
力、及び前記両調整ブロックの第1と第2の遅延段数を
経た出力とを比較する前記位相比較回路による比較結果
により検出し、前記両調整回路をそれぞれ第1の遅延段
数と第2の遅延段数とするよりも更に発振周波数を遅く
する制御を行う場合には、前記粗調整ブロックの遅延段
数を+1段上昇させ、前記微調整ブロックの遅延段数を
0にするように、前記制御手段から前記粗調整用の制御
信号と前記微調整用の制御信号とを出力するようにした
ものであることを特徴とする。 【0007】本発明においては、遅延段階数変更手段に
より、微調整ブロックによる遅延の段階数が粗調整ブロ
ックによる遅延の1段階分より広い範囲で変更される。
従って、製造工程において遅延量のバラツキ又は環境変
動が生じ、粗調整ブロックの遅延量とそれと整合する複
数段階の微調整ブロックによる遅延量との間にずれが生
じた場合であっても、回路動作によりそれらが排除され
る。このため、デジタルPLL回路に使用されたときの
ジッタ特性への悪影響が抑制される。 【0008】本発明において、前記遅延段階数変更手段
は、前記粗調整ブロックから出力された信号の位相と前
記微調整ブロックから出力された信号の位相とを比較す
る位相比較回路と、この位相比較回路による比較結果に
関連付けて前記粗調整ブロック及び前記微調整ブロック
の制御を行う制御手段と、を有することができる。 【0009】また、前記粗調整ブロックは、直列に接続
された複数個の粗調整回路を有し、入力信号の前記粗調
整回路の通過数により前記粗調整ブロックによる遅延量
が決定されてもよい。 【0010】更に、前記微調整ブロックは、直列に接続
され各入力信号に所定の遅延を生じさせる複数個の微調
整回路を有することができる。このとき、前記微調整回
路は、出力端にゲートが接続されソースとドレインとが
共通接続された複数個の電界効果トランジスタを有して
もよい。 【0011】更にまた、前記微調整ブロックから出力さ
れた信号は前記粗調整ブロックにフィードバックされて
もよい。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るリン
グ発振器について、添付の図面を参照して具体的に説明
する。図1は本発明の実施例に係るリング発振器を示す
ブロック図である。 【0013】本実施例に係るリング発振器1には、入力
された信号に所定の遅延を生じさせて出力する粗調整ブ
ロック201と、この粗調整ブロック201から出力さ
れた出力信号210が入力されこれに粗調整ブロック2
01より微少な遅延を生じさせて出力する微調整ブロッ
ク202が設けられている。更に、カウンタ等の外部回
路からの信号113が入力されこの信号に関連付けて粗
調整ブロック201及び微調整ブロック202の動作制
御を行う制御回路200が設けられている。制御回路2
00から粗調整ブロック201には制御信号212及び
216が出力され、粗調整ブロック201から制御回路
200には出力信号214が出力される。また、制御回
路200から微調整ブロック202には制御信号213
が出力され、微調整ブロック202から制御回路200
には帰還信号114bがフィードバックされる。更に、
微調整ブロック202から粗調整ブロック201には帰
還信号114aがフィードバックされる。そして、微調
整ブロック202から所定の遅延が生じた出力信号21
1が出力される。 【0014】次に、リング発振器1の構成要素である粗
調整ブロック201について説明する。図2は粗調整ブ
ロック201の構成を示すブロック図である。 【0015】粗調整ブロック201には、直列に複数段
接続されたn個の粗調整回路300−1乃至300−n
が設けられており、これらの粗調整回路300−1乃至
300−nから粗調整回路群203が構成されている。
各粗調整回路300−1乃至300−nの動作は、制御
信号212及び216により制御される。また、第1段
目の粗調整回路300−1には、微調整ブロック202
からの帰還信号114aが入力され、粗調整回路300
−1からは、微調整ブロック202に出力信号210が
出力され、制御回路200に出力信号214が出力され
る。更に、粗調整回路300−1から第2段目の粗調整
回路300−2には出力信号310が出力され、粗調整
回路300−2から粗調整回路300−1には出力信号
311及び315が出力される。同様に、粗調整回路3
00−2から第3段目の粗調整回路300−3には出力
信号312が出力され、粗調整回路300−3から粗調
整回路300−2には出力信号313及び314が出力
される。以下、同様にして隣り合う粗調整回路間で信号
が入出力される。そして、第1段目の粗調整回路300
−1に入力された帰還信号114aの遅延量が粗調整回
路群203内の粗調整回路の通過段数により決定され、
遅延された出力信号210及び214が出力される。 【0016】次に、粗調整ブロック201の構成要素で
ある粗調整回路について説明する。図3は第2段目の粗
調整回路300−2の構成を示す回路図である。 【0017】粗調整回路300−2には、第1段目の粗
調整回路300−1からの出力信号310と第3段目の
粗調整回路300−3からの出力信号313とのいずれ
を粗調整回路300−1への出力信号311とするかを
決定するインバータ301、インバータ305並びに伝
達ゲート302及び303が設けられている。なお、伝
達ゲート302及び303は制御信号212により制御
される。また、粗調整回路300−1からの出力信号3
10を粗調整回路300−3への出力信号312とする
インバータ304が設けられている。更に、粗調整回路
300−3からの出力信号313と出力信号314との
いずれを粗調整回路300−1への出力信号315とす
るかを決定するインバータ307、伝達ゲート306及
び309並びにインバータ308が設けられている。な
お、伝達ゲート306及び309は制御信号216によ
り制御される。 【0018】次に、リング発生器1の構成要素である微
調整ブロック202について説明する。図4は微調整ブ
ロック202の構成を示すブロック図である。 【0019】微調整ブロック202には、直列に複数段
接続されたm個の微調整回路400−1乃至400−m
が設けられている。各微調整回路400−1乃至400
−mの遅延量は制御信号213により制御される。ま
た、第1段目の微調整回路400−1には、粗調整ブロ
ック201からの出力信号210が入力され、第m段目
の微調整回路400−mからは出力信号211が出力さ
れる。更に、第1段目の微調整回路400−1から第2
段目の微調整回路400−2に出力信号410が出力さ
れ、微調整回路400−2から第3段目の微調整回路4
00−3に出力回路411が出力され、第(m−1)段
目の微調整回路400−(m−1)から第m段目の微調
整回路400−mに出力信号412が出力される。同様
にして隣り合う微調整回路間で信号が入出力される。そ
して、第1段目の微調整回路400−1に入力された信
号210の遅延量が各微調整回路400−1乃至400
−mにより決定され、若干遅延された出力信号211が
出力される。なお、出力信号211の一部は、帰還信号
114a及び114bとなる。なお、制御信号213は
複数ビットあり、微調整回路の段数は製造バラツキのマ
ージン分を考慮して決定される。 【0020】次に、微調整ブロック202の構成要素で
ある微調整回路について説明する。図5は第2段目の微
調整回路400−2の構成を示す回路図である。 【0021】微調整回路400−2には、制御信号21
3が入力されるインバータ430乃至437が設けられ
ている。インバータ430乃至433には、夫々pチャ
ネル型MOSFET420乃至423のソース電極及び
ドレイン電極が共通接続されたノードが接続されてい
る。同様に、インバータ434乃至437には、夫々n
チャネル型MOSFET424乃至427のソース電極
及びドレイン電極が共通接続されたノードが接続されて
いる。また、第1段目の微調整回路400−1からの出
力信号410が入力されるインバータ438が接続され
ている。各MOSFET420乃至427のゲート電極
はインバータ438の出力端に共通接続されている。従
って、ゲート絶縁膜を容量絶縁膜とするコンデンサが各
MOSFET420乃至427に構成されている。そし
て、インバータ438から出力信号411が出力され
る。 【0022】次に、リング発振器1の構成要素である制
御回路200について説明する。図6は制御回路200
の構成を示すブロック図である。 【0023】制御回路200には、粗調整ブロックから
の出力信号214と微調整ブロックからの出力信号であ
る帰還信号114bの位相差を比較しその誤差信号51
0を出力する位相比較回路500が設けられている。ま
た、誤差信号510から制御信号カウンタ値511及び
512を出力する制御信号生成用カウンタ501が設け
られている。更に、制御信号カウンタ値511及び51
2に基づき制御信号212、213及び216を生成し
出力する制御信号生成ブロック503が設けられてい
る。 【0024】以下、上述のように構成された本発明の実
施例に係るリング発振器の動作について説明する。 【0025】先ず、粗調整ブロック201の動作につい
て説明する。図7は連続する任意の3段分の粗調整回路
を示す回路図である。図7において第k乃至(k+2)
段目の粗調整回路300−k乃至300−(k+2)
は、図3に示す第2段目の粗調整回路300−2と同様
の構成を有している。 【0026】出力信号603の位相を出力信号602の
それより常に粗調整回路1段の遅延量分だけ遅らせる場
合、その遅延量に応じて下記表1のように各伝達ゲート
の状態を制御信号212及び216により制御する。 【0027】 【表1】 【0028】例えば、パスAとパスBとの間で遅延を生
じさせる場合(第1の遅延)、制御信号212及び21
6によりインバータ301−a、307−a、301−
b及び307−bの入力をロウとする。このとき、表1
に示すように、伝達ゲート302−aはオン状態、伝達
ゲート303−aはオフ状態となる。従って、入力信号
601はパスAを通って出力信号602として出力され
る。 【0029】同様に、伝達ゲート302−bはオン状
態、伝達ゲート303−bはオフ状態となるので、第
(k+1)段目の粗調整回路300−(k+1)に入力
された信号はパスBを通って出力信号311−bとして
出力される。このとき、伝達ゲート306−aはオン状
態、伝達ゲート309−aはオフ状態となっているの
で、信号311−bは出力信号603として出力され
る。なお、表1においては、伝達ゲート306−bをオ
ン状態、伝達ゲート309−bをオフ状態としている
が、これらの伝達ゲートがどのような状態であっても、
伝達ゲート303−b及び309−aがオフ状態である
ため、出力信号602及び603は影響を受けない。 【0030】このように、出力信号602と出力信号6
03との間には粗調整回路1段分の遅延が生じている。 【0031】粗調整ブロック201全体の遅延量を更に
一段分大きくする場合(第2の遅延)、パスBとパスC
との間で遅延を生じさせればよい。この場合には、制御
信号212及び216によりインバータ301−a及び
307−aの入力をハイとし、インバータ301−b、
307−b、301−c及び307−cの入力をロウと
する。これにより、伝達ゲート302−a、303−
a、306−a、309−a、302−b、303−
b、306−b、309−b、302−c、303−
c、306−c及び309−cは、夫々表1の「第2の
遅延」に示す状態となる。 【0032】この場合、信号601はパスBを通って出
力信号602として出力され、第(k+2)段目の粗調
整回路300−(k+2)に入力された信号はパスCを
通って出力信号603として出力される。従って、出力
信号602と出力信号603との間には粗調整回路1段
分の遅延が生じている。 【0033】遅延量を更に一段分大きくする場合(第3
の遅延)、制御信号212及び216によりインバータ
301−a、307−a、301−b及び307−bの
入力をハイとし、インバータ301−c及び307−c
の入力をロウとする。これにより各伝達ゲートの状態
は、表1の「第3の遅延」に示す状態となる。 【0034】この場合にも、出力信号602と出力信号
603との間に粗調整回路1段分の遅延を生じさせるこ
とができる。 【0035】これらの3種の遅延に示すように、粗調整
ブロック201は通過する粗調整回路の段数により信号
の遅延を変化させることができる。 【0036】次に、微調整ブロック202の動作につい
て説明する。図5に示すように、微調整回路において、
制御信号213によって8個のMOSFET420乃至
427のドレインとソースとのノードの電圧を制御する
ことにより、出力信号411の負荷容量を制御すること
ができる。これにより、入力信号410から出力信号4
11の微少な遅延の調整を行うことができる。 【0037】そして、図4に示すように、m個の微調整
回路400−1乃至400−mが直列に接続された微調
整ブロック202においては、入力信号210が微調整
回路を複数段通過して出力信号211として出力され
る。このとき、入力から出力までの遅延量は各微調整回
路により決定される。即ち、遅延量は制御信号213に
より制御される。 【0038】次に、粗調整回路201及び微調整回路2
02の動作を制御する制御回路200の動作について説
明する。図8は制御回路200により粗調整ブロック2
01及び微調整ブロック202による遅延が制御された
種々の場合における出力信号211を示す波形図であ
る。 【0039】例えば、粗調整ブロック201及び微調整
ブロック202を制御し、粗調整回路の通過段数をA
段、微調整遅延を0としている場合に、図8(a)に示
す波形の出力信号211が出力されるとすると、微調整
ブロック202による遅延の量を変化させずに粗調整ブ
ロック201の粗調整回路の通過段数を1段増加させB
(=A+1)段にしたときに出力される出力信号211
の波形は図8(f)に示すものとなる。 【0040】しかし、通常動作中の粗調整ブロック20
1及び微調整ブロック202の制御は図8(b)、
(c)及び(d)に示すように、微調整遅延を1ステッ
プずつ変化させて調整する。そして、いくつかのステッ
プを進めていくと微調整遅延がNとなったところで、図
8(e)に示す粗調整回路段数をA段、微調整遅延をN
とする制御の方が、図8(f)に示す粗調整回路段数を
B段、微調整遅延を0とする制御よりも発振周波数を遅
くする制御となる。図7に示す位相比較器500は、こ
の微調整遅延ステップポイントの検出を出力信号214
と帰還信号114bとを比較することにより行う。そし
て、粗調整回路段数をA段、微調整遅延をNとするより
も更に発振周波数を遅くする制御を行う場合には、制御
信号生成用カウンタ201により粗調整回路の通過段数
を+1段上昇させ、微調整遅延を初期値に戻し、その
後、微調整遅延のステップアップを繰り返す。 【0041】粗調整回路段数を変化させる微調整のステ
ップポイントは製造バラツキ及び環境変動等により変化
するものであるが、本実施例によれば、製造工程におけ
るウェハ面内でのバラツキ若しくはロット間でのバラツ
キ又は環境変動等が生じても、回路動作により十分にこ
れらによる悪影響を排除することができる。 【0042】本発明の実施例に係るリング発振器1をデ
ジタルPLL回路に適用する場合、デジタルPLL回路
の構成は、例えば以下のようになる。図9は本発明の実
施例に係るリング発振器が適用されたデジタルPLL回
路を示すブロック図である。 【0043】デジタルPLL回路には、基準入力信号1
10と帰還信号としての出力信号211との位相を比較
しその比較結果の誤差信号111を出力する位相比較器
100が設けられている。また、誤差信号111に基づ
きカウントの増加及び減少を制御するUP/DOWN命
令信号112を生成するコントローラ101が設けられ
ている。更に、UP/DOWN命令信号112により制
御されリング制御信号113を生成するカウンタ102
が設けられている。そして、リング制御信号113によ
り決定される周波数で発振する本発明の実施例に係るリ
ング発振器1が設けられている。 【0044】このように構成されたデジタルPLL回路
においては、帰還信号としての出力信号211を使用し
てフィードバック制御を行いながら、基準入力信号11
0に基づく周波数の信号が発振される。このとき、製造
工程等による遅延量のバラツキがリング発振器1に生じ
ていても、前述のような回路動作により排除されるの
で、ジッタ特性への悪影響が抑制される。 【0045】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
微調整ブロックの段階数を粗調整ブロックによる遅延の
1段階分より広い範囲で変更することができる段階数と
した遅延段階数変更手段を設けているので、製造工程に
おいて遅延量のバラツキ又は環境変動が生じ、粗調整ブ
ロックの遅延量とそれと整合する複数段階の微調整ブロ
ックによる遅延量との間にずれが生じた場合、又はシミ
ュレーションと実物との間に遅延誤差が生じた場合であ
っても、回路動作によりそれらを排除することができ
る。このため、デジタルPLL回路に使用されたときの
ジッタ特性への悪影響を抑制することができる。また、
従来は粗調整ブロック及び微調整ブロックの遅延設計に
多大な設計工数を要していたが、設計時の遅延調整を不
用とすることができるので、飛躍的に設計工数を低減す
ることができる。
ック図である。 【図2】粗調整ブロック201の構成を示すブロック図
である。 【図3】第2段目の粗調整回路300−2の構成を示す
回路図である。 【図4】微調整ブロック202の構成を示すブロック図
である。 【図5】第2段目の微調整回路400−2の構成を示す
回路図である。 【図6】制御回路200の構成を示すブロック図であ
る。 【図7】連続する任意の3段分の粗調整回路を示す回路
図である。 【図8】制御回路200により粗調整ブロック201及
び微調整ブロック202による遅延が制御された種々の
場合における帰還信号211を示す波形図である。 【図9】本発明の実施例に係るリング発振器が適用され
たデジタルPLL回路を示すブロック図である。 【符号の説明】 1;リング発振器 100;位相比較回路 101;コントローラ 102;カウンタ 200;制御回路 201;粗調整ブロック 202;微調整ブロック 203;粗調整回路群 300−1、300−2、300−3、300−(n−
1)、300−n、300−k、300−(k+1)、
300−(k+2);粗調整回路 400−1、400−2、400−3、400−(m−
1)、400−m;微調整回路 500;位相比較回路 501;制御信号生成用カウンタ 503;制御信号生成ブロック
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 直列に接続された複数個の粗調整回路を
持ち、粗調整用の制御信号によって制御される前記粗調
整回路の通過段数により、入力される入力信号に複数段
階の遅延を生じさせる粗調整ブロックと、直列に接続さ
れた複数個の微調整回路を持ち、微調整用の制御信号に
よって遅延段数が制御され、前記粗調整ブロックから出
力される前記入力信号が遅延された信号に前記粗調整ブ
ロックの1段階分よりも細かく複数段階の遅延を生じさ
せる微調整ブロックと、前記微調整ブロックの段階数を
前記粗調整ブロックによる遅延の1段階分によるより広
い範囲で遅延量を変更することができる段階数とした遅
延段階数変更手段とを有し、前記微調整ブロックから出
力された信号は前記粗調整ブロックに前記入力信号とし
てフィードバックされるものであり、前記遅延段階数変
更手段は、前記粗調整ブロックから出力された信号の位
相と前記微調整ブロックから出力された信号の位相とを
比較する位相比較回路と、前記入力信号が前記粗調整回
路に入力されて前記粗調整回路の第1の遅延段数と前記
微調整回路の第2の遅延段数とを経て前記微調整回路か
ら出力されるまでの両調整回路の遅延段数を決めている
制御の方が、前記粗調整回路の遅延段数を第1の遅延段
数+1段とし、前記微調整回路の遅延段数を0とする制
御よりも発振周波数を遅くする制御となるポイントを、
前記粗調整ブロックの第1の遅延段数+1段の遅延を経
た出力、及び前記両調整ブロックの第1と第2の遅延段
数を経た出力とを比較する前記位相比較回路による比較
結果により検出し、前記両調整回路をそれぞれ第1の遅
延段数と第2の遅延段数とするよりも更に発振周波数を
遅くする制御を行う場合には、前記粗調整ブロックの遅
延段数を+1段上昇させ、前記微調整ブロックの遅延段
数を0にするように、前記制御手段から前記粗調整用の
制御信号と前記微調整用の制御信号とを出力するように
したものであることを特徴とするリング発振器。
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