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JP3428121B2 - エンジン用ロールマウント - Google Patents

エンジン用ロールマウント

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Publication number
JP3428121B2
JP3428121B2 JP3814694A JP3814694A JP3428121B2 JP 3428121 B2 JP3428121 B2 JP 3428121B2 JP 3814694 A JP3814694 A JP 3814694A JP 3814694 A JP3814694 A JP 3814694A JP 3428121 B2 JP3428121 B2 JP 3428121B2
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JP
Japan
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elastic body
rubber elastic
engine
roll
peripheral surface
Prior art date
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Application number
JP3814694A
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JPH07243463A (ja
Inventor
秀樹 前橋
雅彦 花崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP3814694A priority Critical patent/JP3428121B2/ja
Publication of JPH07243463A publication Critical patent/JPH07243463A/ja
Application granted granted Critical
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、エンジン(エンジン本体の他、
トランスミッション等付属装置を含む)と車体の間に介
装されて、エンジンのロール方向の変位を弾性的に抑え
る車両のエンジン用ロールマウントに関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】従来から、車両においてエンジンと車体の
間に介装されるマウントの一種として、駆動系のトルク
反力等によるエンジンのロール方向の変位を弾性的に抑
えるロールマウントが知られており、特に、エンジンを
慣性主軸上で吊り下げ支持するFF横置きエンジン型車
両のマウント構造等において好適に用いられている。か
かるロールマウントにおいては、エンジンの車体に対す
る位置決め等のために初期の静的ばね定数を或る程度確
保しつつ、その上で、エンジン振動の車体側への伝達を
軽減するために低い動的ばね定数が要求されることとな
る。
【0003】そして、このようなロールマウントとして
は、例えば、実公平3−25449号公報等に記載され
ているように、筒金具の外周面に厚肉円筒形状のゴム弾
性体を加硫接着して径方向外方に突出せしめた構造とさ
れ、エンジンおよび車体の何れか一方の側に設けられた
装着孔に遊挿配置せしめて、筒金具をエンジンおよび車
体の何れか他方の側に取り付けることにより、エンジン
と車体の間に介装するようにしたものが、知られてい
る。
【0004】ところが、かくの如き構造のロールマウン
トにあっては、ゴム弾性体が筒金具側にだけ固着されて
おり、装着孔側には実質的に非接触状態で配設されるた
めに、部品点数が少なく構造が簡単で製造が容易である
等といった利点を有するものの、エンジンの位置決め等
のために要求される初期の静的ばね特性を確保すること
が極めて難しいという問題があった。
【0005】しかも、このようなロールマウントにおい
ては、ロール荷重が入力されてゴム弾性体が装着孔の内
周面に当接された際、筒金具の幅だけでしかゴム弾性体
に対する有効な圧縮作用が及ぼされず、ゴム弾性体の変
形量が大きくなってしまうために、十分な耐久性を得る
ことが難しいという問題もあった。
【0006】一方、実公平1−8752号公報等に記載
されているように、内筒金具と外筒金具を、ロール荷重
の入力方向に直交する方向に延びる連結ゴム弾性体によ
り連結すると共に、ロール荷重の入力方向で内筒金具か
ら外筒金具に向かって所定高さで突出するストッパ部を
設けてなる構造のロールマウントも、知られている。
【0007】ところが、このようなロールマウントにお
いては、ゴム弾性体の剪断応力によって初期の静的ばね
定数を有利に得ることが可能となるものの、外筒金具と
それに対するゴム弾性体の接着工程が必要となるため
に、部品点数が増加して構造が複雑化すると共に、製造
に際しての作業性およびコスト性が低下するという不具
合があった。
【0008】なお、かかるロールマウントにおいて、構
造および製造の簡略化を図るために、外筒金具を用いる
ことなく、内筒金具に連結ゴム弾性体およびストッパ部
を加硫接着したものを、直接、エンジンまたは車体に設
けられた装着孔に圧入して組み付けるようにすることも
考えられるが、そうすると、ロール荷重の入力時に連結
ゴム弾性体が装着孔内で滑り易いために、初期の静的ば
ね定数を有効に得ることが難しくなるばかりか、ストッ
パ部に及ぼされる圧縮荷重が大きくなって動倍率(動的
ばね定数と静的ばね定数の比)が大きくなり易く、初期
の静的ばね定数を確保した上で動的ばね定数を下げて振
動伝達力の低減を図ることが極めて難しくなるという問
題が惹起される。
【0009】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、部品点数が少なく、構造が簡単で製造が容
易であると共に、動倍率の低減が図られて、初期の静的
ばね定数を確保した上で動的ばね定数を低く設定するこ
とのできるエンジン用ロールマウントを提供することに
ある。
【0010】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、(a)エンジン側および車
体側の何れか一方の部材に設けられた円形装着孔に挿入
配置されて、それらエンジン側および車体側の何れか他
方の部材に取り付けられる取付金具と、(b)該取付金
具の外周面に固着されて、かかる取付金具の軸直角方向
両側に向かって延び出し、両側延出先端面が前記円形装
着孔の内周面に対応した曲面形状とされて、かかる円形
装着孔の内周面に圧接される支持ゴム弾性体と、(c)
該支持ゴム弾性体の両側延出先端部において、周方向両
側にそれぞれ突出して一体的に形成され、各外周面にお
いて前記円形装着孔の内周面に圧接される延長圧接部
と、(d)前記支持ゴム弾性体の延出方向に直交する両
側面上にそれぞれ一体的に突出形成されて、突出先端面
が前記円形装着孔の内周面に対してロール荷重入力方向
で対向位置せしめられると共に、該突出先端面が狭幅の
周方向中央部分とそれより幅広の周方向両端部分とを含
んで構成されて、ロール荷重入力時に突出先端面の装着
孔内面に対する当接面が次第に周方向に広がり、且つか
かる当接面の幅が次第に大きくなるようにされたストッ
パ部とを、含んで構成されたエンジン用ロールマウント
にある。
【0011】また、かかるエンジン用ロールマウントに
おいて、取付金具の具体的形状は特に限定されるもので
はないが、中空乃至は中実の円形ロッド形状のものが好
適に用いられ、一般に、円形装着孔内において略同心的
に位置せしめられることとなる。
【0012】さらに、支持ゴム弾性体は、取付金具の軸
直角方向断面において、該取付金具の外形寸法よりも大
きな部材厚寸法で延出形成されることが望ましい。
【0013】また、延長圧接部の大きさは特に限定され
るものでないが、好ましくは、取付金具の軸直角方向断
面において、延出先端部の周方向両側に設けられた両延
長圧接部の先端部をそれぞれ支持ゴム弾性体の中心点に
結んだ二つの直線の交角が50°〜70°となるような
延出高さをもって形成される。
【0014】更にまた、延長圧接部の具体的形状も限定
されるものでなく、支持ゴム弾性体からロール荷重入力
方向に向かって該支持ゴム弾性体の延出方向に略直角に
突出して形成することも可能であるが、好ましくは、取
付金具の軸直角方向断面において、支持ゴム弾性体の延
出方向外方側に行くに従って漸次突出高さが高くなる外
形線をもって延長圧接部が形成される。
【0015】さらに、ストッパ部の具体的形状も特に限
定されるものではないが、例えば、ロール荷重入力時
に、取付金具を支持ゴム弾性体の延出方向に直交する方
向で挟んで位置する両側部分において、装着孔の内面に
対して最初に当接されて、ロール荷重の増大に伴い、そ
こから支持ゴム弾性体の延出方向両側に向かって当接面
が次第に広がるような形状をもって形成され得る。
【0016】また、かかるストッパ部は、例えば、支持
ゴム弾性体の延出方向両側において前記延長圧接部にま
で延び、それら両延長圧接部間に跨がる大きさをもっ
て、有利に形成される。
【0017】更にまた、かかるストッパ部は、例えば、
支持ゴム弾性体の延出方向において、2段階以上に段差
的に幅が変化する形状や、それら2段階以上の幅の異な
る部分の間を漸次幅が変化する漸変部で繋いだ形状、或
いは全体に亘って幅が直線的或いは曲線的に漸次変化す
る形状等をもって形成され得る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0019】先ず、図1〜3には、本発明の一実施例と
してのロールマウント10が示されている。かかるロー
ルマウント10は、取付金具として円筒形状の筒金具1
2を備えている。また、この筒金具12の外周面には、
支持ゴム弾性体14が加硫接着されており、一体加硫成
形品として形成されている。なお、以下の説明では、筒
金具12の軸方向および周方向を、それぞれマウント軸
方向および周方向として説明する。
【0020】かかる支持ゴム弾性体14は、全体として
略厚肉の板状を呈しており、中央部分を貫通して延びる
取付孔15において筒金具12の外周面に固着されてい
る。これによって、支持ゴム弾性体14は、筒金具12
の軸直角方向両側(図1中、左右方向)に向かって、そ
れぞれ所定長さで延び出して形成されている。なお、本
実施例では、支持ゴム弾性体14の厚さ寸法:Bが、筒
金具12の外径寸法よりも僅かに大きく設定されている
と共に、筒金具12への固着部分がより厚肉化されて固
着部分の強度および耐久性の向上が図られている。
【0021】また、筒金具12から軸直角方向両側に延
び出された両方の延出先端面16,16は、それぞれ、
ロールマウント10が組み付けられるべき装着孔(図示
せず)よりも僅かに大きな円:Aに沿って広がる湾曲面
とされている。なお、本実施例では、ロールマウント1
0の組付状態下、筒金具12が装着孔の略軸心上に位置
せしめられるようになっており、支持ゴム弾性体14の
両延出先端面16,16は、かかる筒金具12と同軸的
な円筒面に沿った湾曲面形状とされている。
【0022】さらに、支持ゴム弾性体14の各延出先端
部には、マウント周方向両側にそれぞれ突出する一対の
延長圧接部18,18が、マウント軸方向の全長に亘っ
て一体的に形成されている。また、これら各延長圧接部
18の外周面は、何れも、支持ゴム弾性体14の延出先
端面16から連続して広がる湾曲面形状を有する延長圧
接面20とされている。
【0023】なお、本実施例では、図1に示されている
ように、支持ゴム弾性体14を挟んで位置する両延長圧
接部18,18の突出先端部をそれぞれ支持ゴム弾性体
14の中心点:Oに結んだ二つの直線の交角:αが、略
60°となるように、かかる延長圧接部18の突出高さ
が設定されている。
【0024】また、本実施例では、図1に示されている
ように、それら各延長圧接部18が、支持ゴム弾性体1
4の延出方向外方(図1中、左右方向)に行くに従って
漸次突出高さが高くなる外形線22をもって突出形成さ
れており、しかもその外形線22が、支持ゴム弾性体1
4の中心点:Oと延長圧接部18の突出先端部を結ぶ直
線に略一致するようにされている。
【0025】また一方、支持ゴム弾性体14の延出方向
に直交する両側面上には、それぞれ、ストッパ部24が
一体的に突出形成されている。このストッパ部24は、
支持ゴム弾性体14の延出方向両側先端部に形成された
延長圧接部18,18間に跨がるマウント周方向長さで
形成されており、且つ突出先端面26が、ロールマウン
ト10が組み付けられるべき装着孔(図示せず)の内周
面に対して所定距離を隔てて対向位置し、且つ該装着孔
の内周面に略沿って周方向に延びる湾曲面をもって形成
されている。
【0026】また、かかるストッパ部24は、マウント
軸方向において略中央部分に位置せしめられており、突
出先端部側に行くに従って僅かに狭幅化する断面形状を
もって形成されている。しかも、このストッパ部24
は、狭幅の周方向中央部分24aと、それより幅広の周
方向両端部分24b,24b、およびそれら周方向中央
部分24aと周方向両端部分24b,24bの間に位置
してそれら両部分を繋ぐように幅寸法が漸次直線的に変
化する漸変部分24c,24cから構成されている。
【0027】また、両ストッパ部24,24における狭
幅の周方向中央部分24a,24aは、それぞれ、筒金
具12を軸直角方向に挟んだ両側に位置して、該筒金具
12の外径と略同一の周方向長さで形成されている。そ
して、ロール荷重の入力によって筒金具12がマウント
装着孔(図示せず)に対して径方向(図1中、上下方
向)に変位せしめられた際、最初に、かかる周方向中央
部分24aの先端面が装着孔内周面に当接せしめられ、
その後、ロール荷重が大きくなるに従って、装着孔内周
面に対する当接先端面が次第に周方向両側に向かって広
がり、漸変部分24c,24cおよび周方向両端部分2
4b,24bの突出先端面が、順次、装着孔内周面に当
接されるようになっている。
【0028】そして、かくの如きロールマウント10
は、支持ゴム弾性体14がエンジン側および車体側の何
れか一方の部材に形成された装着孔に圧入されると共
に、筒金具12の内孔28に対してエンジン側および車
体側の何れか他方の部材が挿通固定されることにより、
エンジンと車体の間に介装されることとなる。即ち、そ
のような組付時には、支持ゴム弾性体14の延出先端面
16,16および各延長圧接部18の延長圧接面20
が、それぞれ、装着孔の内周面に圧接されて、支持ゴム
弾性体14に対して所定の圧縮応力が加えられることと
なり、それによって、かかるロールマウント10が装着
孔内に保持されるのである。また、かかる組付時には、
両ストッパ部24,24が、それぞれ、装着孔の内周面
に対して、ロール荷重の入力方向に所定距離を隔てて対
向位置せしめられることとなる。
【0029】そこにおいて、上述の如き構造とされたロ
ールマウント10にあっては、4つの延長圧接部18に
よって、支持ゴム弾性体14の装着孔内周面に対する圧
接面積が有利に確保され得ると共に、ロール荷重の入力
時に支持ゴム弾性体14に対して圧縮応力が生ぜしめら
れることとなり、それによって、ロール荷重の入力時に
支持ゴム弾性体14が踏ん張るように機能し、装着孔内
周面での滑りが効果的に防止され得ることとなる。
【0030】なお、特に本実施例では、マウント軸直角
方向の断面において、支持ゴム弾性体14が筒金具12
の外径よりも大きな肉厚で形成されていることから、ロ
ール荷重の入力時に、支持ゴム弾性体14に対して圧縮
応力が一層有利に生ぜしめられ得る。また、本実施例で
は、各延長圧接部18が交角:α=略60°となる突出
高さで形成されていると共に、各延長圧接部18の外形
線22が、支持ゴム弾性体14の中心点:Oを通る直線
に略沿って形成されていることから、それらによって
も、ロール荷重の入力時に、支持ゴム弾性体14に対し
て圧縮応力が一層有利に生ぜしめられ得ることとなる。
なお、交角:αの大きさは、特に60°に限定されるも
のではないが、かかる交角:αが50°〜70°となる
ように、延長圧接部18の突出高さを設定することが望
ましい。けだし、かかる交角:αが50°より小さくな
ると、支持ゴム弾性体14における有効な踏ん張り作用
が余り期待できなくなり、一方、交角:αが70°より
大きくなると、踏ん張り作用が大きくなり過ぎて低い動
的ばね定数が得られ難くなるからである。
【0031】そして、この支持ゴム弾性体14の踏ん張
り作用によって、ストッパ部24が装着孔内面に当接し
ない状態下で発揮される静的ばね定数が有利に確保され
るのであり、以て、エンジンの位置決め効果等が十分に
発揮され得るのである。
【0032】また、支持ゴム弾性体14の踏ん張り作用
によって、大きなロール荷重が入力された際にも、スト
ッパ部24に及ぼされる荷重が軽減されてストッパ部2
4の潰れが有利に防止され得ることから、著しい動的ば
ね定数の増加が防止されて、優れた防振性能が安定して
発揮され得るのである。
【0033】しかも、ストッパ部24は、その全体が支
持ゴム弾性体14によって支持されており、且つ、かか
る支持ゴム弾性体14は踏ん張り作用によって剛性が向
上されてストッパ部24に対する有効な支持強度を発揮
し得ることから、ストッパ部24の全体によって効果的
なストッパ作用が発揮され得るのである。
【0034】すなわち、ストッパ部24は、支持ゴム弾
性体14によって支持されることにより、中央部分24
aだけでなく、両端部分24b,24bおよび漸変部分
24c,24cにおいても有効なストッパ作用を発揮し
得るのであり、しかも、入力されるロール荷重が大きく
なるに従って、中央部分24aから漸変部分24c,2
4c、更に両端部分24b,24bへと、当接面が順次
増加せしめられることから、広いロール荷重範囲に亘っ
て、ストッパ部24が潰れることなく安定したロール荷
重支持特性が発揮され得ると共に、ストッパ部24の潰
れによる著しい動的ばね定数の増加も防止されて良好な
る防振性能も安定して発揮され得るのである。
【0035】また、それに加えて、かかるストッパ部2
4は、中央部分24aから漸変部分24c,24c、更
に両端部分24b,24bへと、次第に当接面の幅が大
きくされていることから、より一層広いロール荷重範囲
に亘って、安定したロール荷重の支持特性および防振特
性が発揮され得るのである。
【0036】従って、本実施例構造のロールマウント1
0においては、動的ばね定数が低減されて動倍率が有利
に抑えられることから、静的ばね定数を確保した上で、
動的ばね定数を低く設定することができるのであり、そ
れ故、エンジンの位置決め効果と防振効果とを、共に高
度に両立して発揮し得るロールマウントが有利に実現さ
れ得るのである。
【0037】しかも、支持ゴム弾性体14によるストッ
パ部24の支持強度が確保されること等により、ストッ
パ部24の潰れが効果的に防止されることから、かかる
ストッパ部24の耐久性、延いてはロールマウント自体
の耐久性も、有利に確保され得るのである。
【0038】また、かかるロールマウント10にあって
は、筒金具12に支持ゴム弾性体14を加硫接着してな
る極めて簡単な構造をもって形成されていることから、
部品点数が少なく、製造が容易でコスト的にも有利であ
るという利点もある。
【0039】次に、図4〜6には、本発明の別の実施例
としてのロールマウント30が示されている。なお、本
実施例は、前記第一の実施例のロールマウント10に対
して、延長圧接部およびストッパ部の別の態様を例示す
るものであり、その他、前記第一の実施例と同様な構造
とされた部材および部位については、図面中に第一実施
例と同一の符号を付することにより、その詳細な説明を
省略する。
【0040】すなわち、本実施例のロールマウント30
においては、各延長圧接部18の外形線22が、支持ゴ
ム弾性体14からロール荷重の入力方向に向かって略垂
直に延び出すようにされている。なお、かかる延長圧接
部18の突出高さは、前記第一の実施例と同様、支持ゴ
ム弾性体14を挟んで位置する両延長圧接部18,18
の突出先端部をそれぞれ支持ゴム弾性体14の中心点:
Oに結んだ二つの直線の交角:αが、略60°となるよ
うに、設定されている。
【0041】また一方、ストッパ部24,24は、それ
ぞれ、マウント周方向両側に位置する二つの山部とそれ
らの間に位置する谷部とを湾曲外周面をもって連ねた形
状の広幅の第一のストッパ部32と、かかる第一のスト
ッパ部32における谷部において湾曲外周面をもって突
出形成された狭幅の第二のストッパ部34とによって、
一体的に形成されている。そして、これら第一のストッ
パ部32と第二のストッパ部34の突出先端面26は、
互いにマウント周方向に連続させられており、全体とし
て、前記第一の実施例と同様、ロールマウント30が組
み付けられるべき装着孔(図示せず)の内周面に対して
所定距離を隔てて対向位置し、且つ該装着孔の内周面に
略沿って周方向に延びる湾曲面をもって形成されてい
る。なお、本実施例では、第一および第二のストッパ部
32,34が、何れも、マウント軸方向断面(図6参
照)において略平行な両側面をもって形成されていると
共に、マウント周方向において第一のストッパ部32と
第二のストッパ部34の幅寸法が略段差状に変化せしめ
られている。
【0042】すなわち、このような本実施例のストッパ
部24,24にあっても、ロール荷重の入力時において
初めに装着孔内面に当接される中央部分(第二のストッ
パ部34)よりも、その後に当接されることとなる周方
向両端部分(第一のストッパ部32)の方が、大きな幅
寸法をもって形成されているのである。
【0043】このような構造とされた本実施例のロール
マウント30においても、4つの延長圧接部18によっ
て支持ゴム弾性体14の踏ん張り作用が有効に発揮され
得ると共に、ロール荷重が大きくなるに従ってストッパ
部24の装着孔内周面に対する当接面がマウント周方向
両側に順次増加し、且つそれに伴って当接されるストッ
パ部24の幅も次第に大きくなることから、静的ばね定
数を有利に確保しつつ、動倍率を抑えて動的ばね定数を
小さく設定することができると共に、大きなロール荷重
の入力時におけるストッパ部24の潰れも防止されて、
広い荷重範囲に亘って安定した防振性能が発揮され得る
のである。
【0044】そして、それ故、本実施例においても、前
記第一の実施例と同様、エンジンの位置決め効果と防振
効果とを、共に高度に両立して発揮し得ると共に、耐久
性に優れたロールマウント30が有利に実現され得るの
である。
【0045】因みに、前記第一の実施例および第二の実
施例に従う構造とされたロールマウントを、所定の試験
装置の装着孔内に圧入して装着し、かかる試験部材と筒
金具12の間に荷重および振動を及ぼすことによって、
それぞれ静的ばね定数および動的ばね定数を実測し、動
倍率を算出した結果を、下記表1に示す。なお、動的ば
ね定数は、ロール方向にそれぞれ各種大きさの初期荷重
(0N,150N,490N,735N,980N)を
加えた状態下で、15Hz,30Hz,100Hzの各周波数
について測定した。また、比較のため、第一実施例に示
されたロールマウントにおいて、延長圧接部18を一つ
も有しない構造のものを製造し、それについても同様な
測定を行った。その結果を、表1中に、比較例として示
す。
【0046】
【表1】
【0047】かかる表1に示された実験結果より、支持
ゴム弾性体14に延長圧接部18を設けた第一及び第二
実施例のロールマウントにあっては、それら延長圧接部
18の作用によって、動倍率が小さく抑えられ、それに
よって、静的ばね定数を十分に確保しつつ動的ばね定数
を小さく設定することが可能となり、エンジンの位置決
め効果と防振効果とが共に高度に両立して達成され得る
ことが明らかである。
【0048】なお、各測定条件中、初期荷重が0Nおよ
び150Nの条件下での15Hzの入力振動に対する動的
ばね定数(kd15 )は、シフトレバーがNレンジおよび
Dレンジにシフトされた状態下におけるアイドリング振
動に対する防振性能の評価として把握することができ
る。そして、初期荷重が0Nの場合には、支持ゴム弾性
体14の踏ん張り作用によって振動荷重の入力時におけ
るストッパ部24の装着孔内面への当接が回避され、そ
れによって、動的ばね定数が小さく抑えられているもの
と考えられる。また、初期荷重が150Nの場合には、
ストッパ部24の中央部分24a又は第二のストッパ部
34が装着孔内面に当接するが、かかる中央部分24a
および第二のストッパ部34は、何れも狭幅で、十分に
小さな動的ばね定数が発揮されることから、アイドリン
グ振動に対して良好なる防振効果が発揮され得るものと
考えられる。
【0049】また、初期荷重が490Nおよび735N
の条件下での100Hzの入力振動に対する動的ばね定数
(kd100)は、緩加速時におけるこもり音対策の評価と
して把握することができる。そして、かかる場合には、
ストッパ部24の装着孔内面への当接面が周方向に広が
り、かかるストッパ部24の漸増部24c又は第二のス
トッパ部34と第一のストッパ部32の境界部分まで装
着孔内面に当接するが、それらの当接部分は未だ比較的
狭幅であり、低動ばね特性が発揮されることから、優れ
た防振効果が発揮されてこもり音が効果的に防止され得
るものと考えられる。
【0050】更にまた、初期荷重が980Nの条件下で
の100Hzの入力振動に対する動的ばね定数(kd100
は、急加速時におけるこもり音対策の評価として把握す
ることができる。そして、かかる場合には、ストッパ部
24の装着孔内面への当接面が更に周方向に広がり、か
かるストッパ部24の周方向両端部24bおよび第一の
ストッパ部32まで装着孔内面に当接するが、それらの
当接部分は支持ゴム弾性体14の踏ん張り作用によって
十分に支持されていると共に、広幅とされて耐荷重強度
が大きくされていることから、潰れが防止されて動的ば
ね定数の著しい増加が回避されるのであり、以て、低動
ばね特性が維持されて良好なる防振効果、延いてはこも
り音の防止効果が有効に発揮され得るものと考えられ
る。
【0051】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これらは文字通りの例示であって、本発明はかか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0052】例えば、支持ゴム弾性体14に設けられる
延長圧接部18の突出高さは、入力されるロール荷重の
大きさ等に応じて適宜に設定されることとなり、特に限
定されるものではない。
【0053】また、ストッパ部の具体的形状も、前記実
施例に限定的に解釈されるものではなく、例えば、スト
ッパ部の突出先端面は、必ずしも装着孔の内周面に沿っ
た円弧形状とする必要はない。或いは、支持ゴム弾性体
14の両側に形成されるストッパ部の形状や突出高さを
相互に異ならせても良い。
【0054】更にまた、取付金具の中心軸は、必ずしも
装着孔の中心軸に一致させて配する必要はなく、マウン
トに入力される荷重等に応じて取付金具を装着孔に対し
て偏倚して位置せしめることも可能である。
【0055】その他、一々列挙はしないが、本発明は当
業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加
えた態様において実施され得るものであり、また、その
ような実施例が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れ
も、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
【0056】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたエンジン用ロールマウントにあって
は、支持ゴム弾性体に延長圧接部を設けたことによりロ
ール荷重の入力時に有効な踏ん張り作用が発揮されて、
静的ばね定数が有利に確保され得るのであり、しかも、
支持ゴム弾性体の踏ん張り作用によってストッパ部の支
持強度が向上されることに加えて、ロール荷重が大きく
なる程ストッパ部の当接面が周方向に広がり広幅のスト
ッパ部が当接されることから、ストッパ部の潰れとそれ
に伴う著しい動的ばね定数の増大が効果的に防止され得
て、ストッパ部の耐久性が有利に確保され得ると共に、
広いロール荷重範囲に亘って低い動倍率が有利に且つ安
定して実現され得るのである。
【0057】そして、それ故、本発明に従う構造とされ
たエンジン用ロールマウントにおいては、静的ばね特性
によるエンジンの位置決め効果を充分に確保しつつ、低
動ばね特性による防振効果を有利に得ることができるの
である。
【0058】しかも、かかるエンジン用ロールマウント
にあっては、支持ゴム弾性体を直接に取付孔に圧入する
ことによって組み付けられることから、部品点数が少な
く、構造簡単で製造が容易であるといった利点もある。
【0059】また、マウント軸直角方向断面において、
支持ゴム弾性体を取付金具の外形寸法よりも大きな部材
厚寸法で延出形成したり、或いは支持ゴム弾性体の周方
向両側に設けられた両延長圧接部の先端部をそれぞれ支
持ゴム弾性体の中心点に結んだ二つの直線の交角を50
°〜70°に設定すれば、ロール荷重入力時における支
持ゴム弾性体の踏ん張り作用がより有効に発揮されて、
静的ばね定数の確保やストッパ部の支持強度の向上効果
が一層有利に達成され得ることとなる。
【0060】更にまた、マウント軸直角方向断面におい
て、延長圧接部の外形線を、支持ゴム弾性体の延出方向
外方側に行くに従って漸次突出高さが高くなるように設
定することによっても、ロール荷重入力時における支持
ゴム弾性体の踏ん張り作用の向上と、それに伴う静的ば
ね定数の確保やストッパ部の支持強度の向上が一層有利
に達成され得る。
【0061】また、ロール荷重の入力時に、ストッパ部
の装着孔内面に対する当接面が、ロール荷重の増大に伴
って、取付金具を挟んだ両側に位置する周方向中央部分
からマウント周方向両側に向かって次第に広がるように
設定すれば、ロール荷重の増大に伴ってストッパ部の当
接面が周方向にスムーズに広がり、より安定したストッ
パ作用が発揮され得る。
【0062】更にまた、ストッパ部をマウント周方向に
おいて延長圧接部間に跨がって形成すれば、支持ゴム弾
性体によるストッパ部の支持強度がより有利に発揮され
るのであり、それによってストッパ部の潰れが一層有効
に防止されて、耐久性の向上や著しい動的ばね定数の増
加の防止等の効果が、より一層効果的に発揮され得るの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのロールマウントを示
す正面図である。
【図2】図1に示されたロールマウントの平面図であ
る。
【図3】図1における III−III 断面図である。
【図4】本発明の別の実施例としてのロールマウントを
示す正面図である。
【図5】図4に示されたロールマウントの平面図であ
る。
【図6】図4におけるVI−VI断面図である。
【符号の説明】
10,30 ロールマウント 12 筒金具 14 支持ゴム弾性体 16 延出先端面 16 延長圧接部 20 延長圧接面 22 外形線 24 ストッパ部 26 突出先端面 32 第一のストッパ部 34 第二のストッパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/38 B60K 5/12 F16F 15/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと車体の間に介装されて、該エ
    ンジンのロール方向における変位を弾性的に抑えるエン
    ジン用ロールマウントにおいて、 エンジン側および車体側の何れか一方の部材に設けられ
    た円形装着孔に挿入配置されて、それらエンジン側およ
    び車体側の何れか他方の部材に取り付けられる取付金具
    と、 該取付金具の外周面に固着されて、かかる取付金具の軸
    直角方向両側に向かって延び出し、両側延出先端面が前
    記円形装着孔の内周面に対応した曲面形状とされて、か
    かる円形装着孔の内周面に圧接される支持ゴム弾性体
    と、 該支持ゴム弾性体の両側延出先端部において、周方向両
    側にそれぞれ突出して一体的に形成され、各外周面にお
    いて前記円形装着孔の内周面に圧接される延長圧接部
    と、 前記支持ゴム弾性体の延出方向に直交する両側面上にそ
    れぞれ一体的に突出形成されて、突出先端面が前記円形
    装着孔の内周面に対してロール荷重入力方向で対向位置
    せしめられると共に、該突出先端面が狭幅の周方向中央
    部分とそれより幅広の周方向両端部分とを含んで構成さ
    れて、ロール荷重入力時に該突出先端面の前記装着孔内
    面に対する当接面が次第に周方向に広がり、且つかかる
    当接面の幅が次第に大きくなるようにされたストッパ部
    とを、含んで構成したことを特徴とするエンジン用ロー
    ルマウント。
  2. 【請求項2】 前記取付金具の軸直角方向断面におい
    て、前記支持ゴム弾性体が、該取付金具の外形寸法より
    も大きな部材厚寸法で延出形成されている請求項1に記
    載のエンジン用ロールマウント。
  3. 【請求項3】 前記取付金具の軸直角方向断面におい
    て、前記支持ゴム弾性体における各延出先端部の周方向
    両側に設けられた両延長圧接部の先端部を、それぞれ該
    支持ゴム弾性体の中心点に結んだ二つの直線の交角が、
    50°〜70°とされている請求項1又は2に記載のエ
    ンジン用ロールマウント。
  4. 【請求項4】 前記取付金具の軸直角方向断面におい
    て、前記延長圧接部が、前記支持ゴム弾性体の延出方向
    外方側に行くに従って漸次突出高さが高くなる外形線を
    もって突出形成されている請求項1乃至3の何れかに記
    載のエンジン用ロールマウント。
  5. 【請求項5】 前記ストッパ部が、ロール荷重入力時
    に、前記取付金具を前記支持ゴム弾性体の延出方向に直
    交する方向で挟んで位置する両側部分において、前記装
    着孔の内面に対して最初に当接されて、ロール荷重の増
    大に伴い、そこから前記支持ゴム弾性体の延出方向両側
    に向かって当接面が次第に広がるようにされている請求
    項1乃至4の何れかに記載のエンジン用ロールマウン
    ト。
  6. 【請求項6】 前記ストッパ部が、前記支持ゴム弾性体
    の延出方向両側において前記延長圧接部にまで延び、そ
    れら両延長圧接部間に跨がる大きさで形成されている請
    求項1乃至5の何れかに記載のエンジン用ロールマウン
    ト。
  7. 【請求項7】 エンジンと車体の間に介装されて、該エ
    ンジンのロール方向における変位を弾性的に抑えるエン
    ジン用ロールマウントにおいて、 エンジン側および車体側の何れか一方の部材に設けられ
    た円形装着孔に挿入配置されて、それらエンジン側およ
    び車体側の何れか他方の部材に取り付けられる取付金具
    と、 該取付金具の外周面に固着されて、かかる取付金具の軸
    直角方向両側に向かって延び出し、両側延出先端面が前
    記円形装着孔の内周面に対応した曲面形状とされて、か
    かる円形装着孔の内周面に圧接される支持ゴム弾性体
    と、 該支持ゴム弾性体の両側延出先端部において、周方向両
    側にそれぞれ突出して一体的に形成され、各外周面にお
    いて前記円形装着孔の内周面に圧接される延長圧接部
    と、 前記支持ゴム弾性体の延出方向に直交する両側面上にそ
    れぞれ一体的に突出形成されて、突出先端面が前記円形
    装着孔の内周面に対してロール荷重入力方向で対向位置
    せしめられると共に、周方向両側に位置する二つの山部
    とそれらの間に位置する谷部とを湾曲外周面をもって連
    ねた形状の広幅の第一のストッパ部と、かかる第一のス
    トッパ部における谷部において湾曲外周面をもって突出
    成形された狭幅の第二のストッパ部とによって、一体的
    に構成され、ロール荷重が大きくなるに従って前記装着
    孔内周面に対する当接面が周方向両側に順次増加し、且
    つそれに伴って当接される突出先端面の幅が大きくなる
    ようにされたストッパ部とを、 含んで構成したことを特徴とするエンジン用ロールマウ
    ント。
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