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JP3417280B2 - 食器洗い機の制御装置 - Google Patents

食器洗い機の制御装置

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Publication number
JP3417280B2
JP3417280B2 JP34488797A JP34488797A JP3417280B2 JP 3417280 B2 JP3417280 B2 JP 3417280B2 JP 34488797 A JP34488797 A JP 34488797A JP 34488797 A JP34488797 A JP 34488797A JP 3417280 B2 JP3417280 B2 JP 3417280B2
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JP
Japan
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water
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temperature
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JP34488797A
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JPH11169585A (ja
Inventor
義明 崎田
隆 小松
渉 濱口
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP34488797A priority Critical patent/JP3417280B2/ja
Publication of JPH11169585A publication Critical patent/JPH11169585A/ja
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性記憶手段
を有する食器洗い機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機器の制御装置では、機
器の一連の動作を自動的に運転させていた。
【0003】近年、家庭内に電気機器が増加し、家庭で
消費される電力も増加の一途をたどっている。また、モ
ータの制御にもインバータ制御を用いることも多くな
り、大電流を消費することも多くなってきた。このよう
な状況の中、ヒータやインバータ制御方式のモータ等大
電流を消費する負荷を備える機器においては、機器の一
連の動作途中に消費電力が変化し、消費電力が大きくな
ったときに機器自身がブレーカを遮断してしまうことも
珍しくなくなってきた。
【0004】また、そのような機器と同じブレーカに接
続されている機器の場合、一連の動作途中に電源供給が
急に中断されてしまったりした。ブレーカが遮断するな
どして電源供給が中断されてしまった場合、機器は一連
の動作進行状況とは無関係に、電源切り状態の戻ってし
まう。このような場合、人が機器の一連の動作を再度設
定し、最初から動作させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の機器
では、ブレーカを再度入れた後に、人が機器の設定を最
初からやり直し、機器の一連の動作を最初から開始させ
ていた。これでは、ブレーカが遮断するなどして電源供
給が中断されるまでに要した電力や水などが、無駄にな
ってしまう。
【0006】洗剤を用いて洗う機器である食器洗い機や
全自動洗濯機などにおいては、洗剤を再度入れ直さなけ
ればならず、洗剤と時間と手間が無駄になってしまう。
水を加熱する機器である食器洗い機やドラム式洗濯機な
どにおいては、折角、加熱した水を排水してしまうこと
になり、水と加熱に要した電力と時間が無駄になってし
まう。これでは、洗剤代や水道代、電気代などの費用も
無駄であるだけではなく、地球環境においてもやさしく
ない。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、電源
供給が中断された場合でも、前回運転がどの段階で中断
されたかを判断できるようにし、再度電源が供給された
とき、中断された段階より継続して運転可能にするとと
もに、食器洗い機の信頼性を高めることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、内部に食器類を収納する洗浄槽と、前記
浄槽に水を供給する給水手段と、洗浄ポンプにより送り
込まれた水を前記食器類に向けて噴射する洗浄ノズル
と、前記洗浄槽の底部に配設され前記洗浄槽内の水を加
熱するヒータと、前記洗浄槽内の水を排出する排水手段
と、前記給水手段、洗浄ポンプ、ヒータ、排水手段等を
制御し、洗い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御する制
御手段と、前記制御手段により運転状況のデータを記憶
電源が供給されなくても記憶内容が消滅しない不揮発
性記憶手段とを備え、制御手段は、前記各行程において
それぞれの排水終了時にその行程終了のデータを書き込
むようにした食器洗い機の制御装置であって、前記制御
手段は、前記制御手段への電源供給開始時に前記不揮発
性記憶手段に書き込まれているデータが運転途中のデー
タである場合は、そのデータの次行程より運転を再開す
るようにしたものである。
【0009】これにより、電源供給が中断された場合で
も、制御手段は前回運転がどの段階で中断されたかを判
断することができ、再度電源が供給されたとき、排水行
程の次行程から運転を継続するため、折角、溜めた水や
温めた湯を捨ててしまうことを回避することができる。
また、あらゆる行程で逐次運転状況を記憶させると不揮
発性記憶手段への書き込みが多大な回数となり、不揮発
性記憶手段の信頼性が持たなくなる危険性もあるため、
不揮発性記憶手段への書き込みを排水終了時とすること
で不揮発性記憶手段への書き込み回数を削減でき、不揮
発性記憶手段を品質的にも高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、内部に食器類を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽に水
を供給する給水手段と、洗浄ポンプにより送り込まれた
水を前記食器類に向けて噴射する洗浄ノズルと、前記洗
浄槽の底部に配設され前記洗浄槽内の水を加熱するヒー
タと、前記洗浄槽内の水を排出する排水手段と、前記給
水手段、洗浄ポンプ、ヒータ、排水手段等を制御し、洗
い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御する制御手段と、
前記制御手段により運転状況のデータを記憶し電源が供
給されなくても記憶内容が消滅しない不揮発性記憶手段
とを備え、前記制御手段は、前記各行程においてそれぞ
れの排水行程終了時に排水行程終了のデータを前記不揮
発性記憶手段に書き込むようにするとともに、運転終了
時においては前記不揮発性記憶手段に記憶されているデ
ータを消去するようにした食器洗い機の制御装置であっ
て、前記制御手段は、前記制御手段への電源供給開始時
に、前記不揮発性記憶手段に前記排水行程終了のデータ
が記憶されている場合は、そのデータの次行程より運転
を再開するようにしたものであり、電源供給が中断され
た場合でも、制御手段は前回運転がどの段階で中断され
たかを判断することができ、再度電源が供給されたと
き、排水行程の次行程から運転を継続するため、折角、
溜めた水や温めた湯を捨ててしまうことを回避すること
ができる。また、あらゆる行程で逐次運転状況を記憶さ
せると不揮発性記憶手段への書き込みが多大な回数とな
り、不揮発性記憶手段の信頼性が持たなくなる危険性も
あるため、不揮発性記憶手段への書き込みを排水終了時
とすることで不揮発性記憶手段への書き込み回数を削減
でき、不揮発性記憶手段を品質的にも高めることができ
る。
【0011】請求項に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗浄槽内の水の温度や洗浄槽の
度を検知する温度検知手段を備え、制御手段は、洗い行
程における給水行程を行う前に前記温度検知手段により
検知した温度により各行程の運転時時間を設定するよう
にした食器洗い機の制御装置であって、前記制御手段
は、前記制御手段への電源供給開始時に、不揮発性記憶
手段に排水行程終了のデータが記憶されている場合は、
記温度検知手段により検知した温度を一定の値に置き
換えるようにしたものであり、電源供給開始時に、前回
運転が中断された状態から継続して動作し始める場合、
制御手段は温度を測定せず、温度は一定の値と仮定して
動作を継続することができ、食器洗い機の温度に影響を
受けないようにすることができる。例えば、温度を検知
する際に、前回動作していたために食器洗い機の内部の
気温や水温が高くなっていて、温度検知が高くなるのか
もしれない。この場合、雰囲気温度を検知したいにもか
かわらず、雰囲気温度とはかけ離れた温度を検知する可
能性もあり、温度を一定の値と仮定することで、一定の
性能を確保するシーケンスを継続することができる。
【0012】請求項に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段に指示を与える
入力手段を備え、前記制御手段は、前記入力手段によっ
て電源切りを指示された場合、不揮発性記憶手段に記憶
されているデータを消去するようにし、かつ、入力手段
によって電源切りを指示されても、不揮発性記憶手段に
記憶されているデータが消去されている場合は、再度消
去しないようにしたものであり、食器洗い機の一連の動
作の途中に運転を中止した後に、電源供給が中断された
場合には、電源供給開始時に確実に運転の中断ではな
く、電源が切られた状態とすることができる。また、過
度の電源入り切りを繰り返された場合でも、不揮発性記
憶手段の書き込み回数が過度に増加しないようにするこ
とができ、不揮発性記憶手段の信頼性が低下することを
回避できる。
【0013】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、制御手段に指示を与える入力
手段を備え、前記制御手段は入力手段によって特殊デ
モを指示された場合は、排水行程終了のデータを不揮発
性記憶手段には書き込まないようにしたものであり、工
場の組立後や検査工程後やサービスマンの補修点検後
に、その際の運転状況を残さないようにし、使用者が使
われるときに確実に前回の運転を継続しないようにする
ことができる。
【0014】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、制御手段に指示を与える入力
手段と、発光ダイオード等を有する表示手段とを備え、
前記制御手段は、前記入力手段によって特殊な表示を指
示された場合に、不揮発性記憶手段に記憶されているデ
ータを前記表示手段に表示するようにしたものであり、
食器洗い機の一連の動作の途中に、食器洗い機の異常が
生じて一連の動作を中断した場合でも、どのタイミング
で中断したかがわかるようにすることができ、サービス
マンが機器の故障個所を的確に判断することができる。
【0015】請求項に記載の発明は、上記請求項1〜
に記載の発明において、電源供給の中断時間を計測す
る中断時間計測手段を備え、制御手段への電源供給開始
時に、不揮発性記憶手段に排水行程終了のデータが記憶
されている場合は、前記制御手段は、前記中断時間計測
手段によって計測された中断時間に基づいて、次行程以
の運転内容を変更するようにしたものであり、ブレー
カを機器自身が切った可能性があるために、復帰後はブ
レーカを切らないようにしたり、機器の一連の動作の途
中に、動作が中断していたのだから、その中断時間の
分、本来の動作を変更し、動作を中断していた時間によ
って、運転内容の変更度合いを変えるようにすることが
できる。
【0016】請求項に記載の発明は、上記請求項
記載の発明において、洗浄槽内の水の温度や洗浄槽の
度を検知する温度検知手段を備え、中断時間計測手段
は、不揮発性記憶手段に記憶されている電源供給中断時
の温度と現在の温度との関係から、電源供給の中断時間
を推定するようにしたものであり、動作中断中に時間を
計測することなく、低コストにて、電源供給再開時に電
源供給の中断していた時間を推定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、機器は大電流消費負荷とし
て、ヒータを有する機器として食器洗い乾燥機を、ま
た、インバータ制御方式のモータを有する機器として全
自動洗濯機を代表的な機器として説明する。
【0018】(実施例1) まず、ヒータを用いた例として、食器洗い機について説
明する。
【0019】図2に示すように、洗浄槽1は、食器類2
を内部に収納するとともに、給水弁(給水手段)3から
洗浄水を供給し、底部に溜めている。洗浄ノズル4は、
洗浄槽1内に回転自在に支持され、食器類2に向けて洗
浄水を噴出する。洗浄ポンプ5は洗浄水を洗浄ノズル4
に送り込むものである。水位センサ6は、洗浄槽1内の
水位を検知し、電気信号として出力する。
【0020】ヒータ(大電流消費負荷)7は、洗浄槽1
の底部に配設され、洗浄水を加熱する。サーミスタ(温
度検知手段)8は、洗浄槽1の底部に外側より密着する
ように取り付け、洗浄水の水温や洗浄槽1の温度を熱伝
導により検知する。排水ポンプ(排水手段)9は洗浄槽
1内の洗浄水を排出するものである。送風ファン10
は、洗浄槽1内の蒸気を送り出すもので、排気口11よ
り機外へ排出される。食器かご12は、食器類2を配置
するものである。ドア13は洗浄槽1の内部に収納した
食器類2の出し入れの際に開閉するものであり、このド
ア13が開いているか、閉じているかをドア開閉検知手
段14により検知する。
【0021】制御装置15は、給水弁3、洗浄ポンプ
5、ヒータ7、排水ポンプ9、送風ファン10など制御
して洗い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御するもの
で、図1に示すように構成している。
【0022】入力手段16は、図3に示すように、電源
を入り切りする電源スイッチ16a、運転開始および一
時停止を行うスタートスイッチ16b、コースを設定す
るコーススイッチ16cなどで構成している。
【0023】制御手段17は、マイクロコンピュータで
構成し、入力手段16により設定された入力に応じて負
荷制御手段18を介して、給水弁3、洗浄ポンプ5、ヒ
ータ7、排水ポンプ9、送風ファン10などの負荷と、
表示手段19や報知手段20を予め定められたシーケン
スに沿って制御する。
【0024】表示手段19は発光ダイオードで構成して
おり、図3に示すように、コース内容を表示するコース
表示部19a、異常内容を表示する異常内容表示部19
b、運転状態を表示する運転表示部19cなどで構成し
ている。また、報知手段20は圧電ブザーによって構成
している。また、電源回路21は、制御手段17などの
電源を生成するものである。不揮発性記憶手段22は、
制御手段17により一連の動作の運転状況を記憶してい
る。
【0025】上記構成において図4を用いて動作を説明
すると、ステップ23にて、まず使用者が電源プラグを
電源コンセントに入れたり、ブレーカを入れたりして電
源を供給する。ステップ24にて、制御手段17は不揮
発性記憶手段22に記憶された運転状況のデータがなけ
れば、前回は正常に動作が終了したと判断し、ステップ
25にて、電源オフとし、ステップ26にて、利用者が
電源スイッチ16aを押すまで待機する。
【0026】この待機の間に、利用者は食器類2を食器
かご12に配置して洗浄槽1に収納し、洗剤を入れ、運
転できるようにセットする。ステップ26にて、電源ス
イッチ16aが押されると、ステップ27にて、スター
トスイッチ16bが押さえるまで待つ。スタートスイッ
チ16bが押されると、ステップ28にて、制御手段1
7は不揮発性記憶手段22に、スタートしたことのデー
タを書き込む。
【0027】次に、ステップ29にて、サーミスタ8よ
り雰囲気温度を入力し、ステップ30にて各行程の運転
時間を設定する。次に、ステップ31にて、給水行程を
行う。これは、洗浄槽1の底部に設けた水位センサ6が
所定の水位を検知するまで、給水弁3から水や湯を給水
する。そして、ステップ32にて、洗浄行程を行う。
【0028】これは、洗浄ポンプ5およびヒータ7に通
電され、洗浄水は加熱されながら洗浄ポンプ5により、
洗浄ノズル4から食器類2に向けて噴出することによっ
て、洗浄を行うものである。このとき、サーミスタ8に
より洗浄水の温度を検知し、制御手段17は常に洗浄水
の温度を把握している。
【0029】洗浄水の温度が所定の温度に到達し、か
つ、洗浄開始から所定時間経過したとき、制御手段17
は洗浄行程を終了し、ステップ33にて、排水行程を行
う。これは、排水ポンプ9に通電し、洗浄槽1内の水を
排水するものである。排水が完了すると、ステップ34
にて、制御手段17は不揮発性記憶手段22に、洗浄行
程が終了したことのデータを書き込む。
【0030】次に、ステップ35にて、新たな水や湯を
給水する給水行程を行い、ステップ36にて、すすぎ行
程を行う。これは、前述の洗浄行程と同様の動作を数分
間行うものである。その後、ステップ37にて、排水行
程を行う。そして、ステップ38にて、制御手段17は
不揮発性記憶手段22に1回目のすすぎ行程が終了した
ことのデータを書き込む。必要ならば、給水行程、すす
ぎ行程、排水行程を複数回くり返す。
【0031】次に、ステップ39にて、新たな水や湯を
給水する給水行程を行い、ステップ40にて、加熱すす
ぎ行程を行う。これは、前述の洗浄行程と同様の動作を
行い、所定温度に到達し、かつ、所定時間経過したと
き、これを終了とするものである。その後、ステップ4
1にて、排水行程を行う。そして、ステップ42にて、
制御手段17は不揮発性記憶手段22に加熱すすぎ行程
が終了したことのデータを書き込む。
【0032】最後にステップ43にて、乾燥行程を行
う。これは、送風ファン10を運転して、洗浄槽1内の
蒸気を機外へ排出すると同時に、ヒータ7に間欠に通電
を行い食器類2を加熱して、付着している水滴を乾燥さ
せるものである。そして、ステップ44にて、制御手段
17は不揮発性記憶手段22に記憶されている運転状況
のデータを消去する。その後、ステップ45にて、報知
手段20を吹鳴させ、使用者に運転の終了を告げる。
【0033】乾燥行程終了後はまだ洗浄槽1内の温度、
湿度とも高く、食器類2へ再付着するのを防止するため
に、ステップ46にて、ドライキープ行程と称する送風
ファン10を間欠に動作させる行程を行い、洗浄槽1内
の湿気を排出させる。また、送風ファン10の動作によ
り、洗浄槽1内の温度の低下も促進させている。ドライ
キープ行程終了後、制御手段17はステップ47にて電
源オフ状態にする。
【0034】ステップ24にて、制御手段17は不揮発
性記憶手段22に記憶された運転状況のデータがあれ
ば、前回は動作途中にて電源供給を中断されたと判断
し、ステップ48にて、運転状況のデータに応じて、電
源オン状態とし、コースや運転行程などを再度設定し、
ステップ49にて、サーミスタ8より雰囲気温度を入力
することなく雰囲気温度を20℃として仮定する。そし
て、ステップ50にて、報知手段20の圧電ブザーを吹
鳴させ、前回動作が中断されていた旨報知する。
【0035】その後、ステップ51にて、一時停止状態
として機器を待機させる。ステップ52にて、異常内容
表示部に前回運転が中断されていた旨の異常表示を行
い、ステップ53にて、使用者がスタートスイッチ16
bを押すまでステップ52からステップ53までを繰り
返す。ステップ53にてスタートスイッチ16bが押さ
れると、ステップ54にて、前回運転したときの最後に
不揮発性記憶手段22に書き込まれた行程から、再度運
転を開始する。
【0036】このように本実施例によれば、運転途中に
電源供給が中断された場合でも、次回電源が供給された
ときに前回の運転状況を判断することができ、前回運転
が中断された段階から、動作を継続することができる。
それによって、前回運転していた時の水や洗剤や加熱し
た湯や電力や時間を無駄にすることを回避できる。
【0037】特に、本実施例によると、不揮発性記憶手
段22に書き込みを行うのは排水行程終了時であるた
め、再度運転を再開する際には、給水行程もしくは乾燥
行程から開始することになる。そのため、電源供給が中
断された時点で洗浄もしくはすすぎに使用していた水や
湯や洗剤は、運転を再開する際に排水することはなく、
確実に利用することができる。
【0038】なお、本実施例では、排水行程終了ととも
に不揮発性記憶手段22へ書き込みを行っているが、排
水行程終了後給水行程開始までに書き込みを行えば、同
様の効果を期待することができる。例えば、排水完了
後、一定時間動作を停止した後に不揮発性記憶手段22
に書き込みを行ったり、少量給水後に不揮発性記憶手段
22に書き込みを行った後に再度本格的に給水行程を行
った場合でも、同様の効果を期待することができる。
【0039】また、給水行程や排水行程や洗浄行程な
ど、すべての行程で不揮発性記憶手段22に書き込みを
行うとすれば、一つのコースが終了するまでに最低14
回も書き込みを行わなければならず、これでは、不揮発
性記憶手段22の書き込み許容回数をすぐにオーバーし
てしまい、商品として耐用年数が短くなってしまうが、
排水行程終了時と限定すると、最低5回となるため商品
としての耐用年数が十分確保できる。
【0040】乾燥行程を終了した時点で不揮発性記憶手
段22に記憶されている運転状況のデータを消去するの
は、ドライキープ行程が食器洗い機の基本性能を確保す
るための一連の動作ではないためであり、ドライキープ
行程中に電源供給が中断されたとしても、ドライキープ
行程から継続する必要がないためである。
【0041】また、ドライキープ行程中は、本来の一連
の動作を終了した後の行程であるため、電源コンセント
を抜かれる可能性もある。この場合、次回電源供給時に
ドライキープ行程から継続されることは、使い勝手の低
下につながり、好ましくないためである。しかし、ドラ
イキープ行程中に電源供給が中断された場合も、ドライ
キープ行程から動作を継続したとしても、同様の効果を
得ることができる。
【0042】なお、本実施例では、運転途中に逐次運転
状況を不揮発性記憶手段22に記憶させるようにしてい
るが、電源供給が中断された時点で不揮発性記憶手段2
2に運転状況を記憶させる構成にしても、同様の効果を
得ることができる。
【0043】また、本実施例では、前回運転が中断され
ていた場合の異常表示はステップ52だけとしている
が、一時停止状態にならない場合は、再度通電された後
の動作中すべて、もしくは再度通電された動作終了後ま
での異常表示したとしても、同様の効果を得することが
できる。
【0044】また、本実施例では、ステップ49にて、
雰囲気温度を20℃に仮定しているが、これは一例であ
り、20℃にこだわる必要はない。また、1つの温度に
固定する必要もなく、運転状況やサーミスタの値によっ
て、複数の値から一つを選択しても同様の効果を得るこ
とができる。
【0045】(実施例2) 図1における制御手段17は、入力手段16によって電
源切りを指示された場合、不揮発性記憶手段22に記憶
された運転状況を消去するようにし、入力手段16によ
って電源切りを指示されても、不揮発性記憶手段22に
記憶された運転状況が消去されている場合は、再度消去
しないようにしている。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
【0046】上記構成において図5を用いて動作を説明
すると、通常動作中に、使用者が動作を中止したくなっ
た場合、ステップ55にて、電源スイッチ16aが押さ
れ、ステップ56に移動する。ステップ56にて、運転
状況のデータがクリアされているかを判断し、もしクリ
アされていなければステップ57にて、運転状況のデー
タをクリアする。そして、ステップ58にて電源オフの
処理を行う。
【0047】ステップ56にて、もし運転状況がクリア
されていると判断された場合は、ステップ58に進み、
運転状況のデータを再度クリアすることなく、電源オフ
の処理を行う。
【0048】このように本実施例によれば、動作中に電
源スイッチ16aを押すことにより、電源オフ処理を行
う場合に、確実に運転状況のデータをクリアすることが
でき、電源オフの最中に電源供給が中断された場合で
も、意図しない運転途中から再開することを回避でき
る。また、電源の入り切りを繰り返された場合にでも、
不揮発性記憶手段22に書き込む回数は1回だけとな
り、不揮発性記憶手段22に書き込む回数を削減するこ
とができ、信頼性を高めることができる。
【0049】(実施例3) 図1における制御手段17は入力手段16によって、特
殊デモを指示された場合は、運転状況を不揮発性記憶手
段22には記憶しないようにしている。他の構成は上記
実施例1と同じである。
【0050】上記構成において図6を用いて動作を説明
すると、電源がオフの状態にて、電源スイッチ16aを
押すと、ステップ59にて電源オンの状態になる。この
とき、ステップ60にて、コーススイッチ16cが押さ
れているかを判断し、押されていなければ、通常通り、
ステップ61にて電源オンの状態になる。もし、コース
スイッチ16cが押されていれば、特殊デモに入ること
を指示されたとして、電源オンと同様に表示手段19に
表示を行い、ステップ62にて、給水行程を行う。
【0051】この特殊デモは、サービスマンが機器の動
作の可否を確認するために、短時間でコース運転させる
ためのものである。しかし、このとき、上記実施例1の
ように、スタートしたことのデータは書き込まない。給
水を完了すると、ステップ63にて、洗浄行程を行う。
その後、ステップ64にて、排水行程を行う。排水が完
了すると、ステップ65にて、乾燥行程を行う。この場
合にも、上記実施例1のように、洗浄行程が完了したこ
とのデータを書き込まない。ステップ65の乾燥行程が
終了した後は、ステップ66にて、動作状況のデータを
クリアし、ステップ67にて、電源オフの処理を行う。
【0052】このように本実施例のよれば、特殊デモの
動作中は運転状況のデータを書き込まないため、例え、
特殊デモの動作中に電源供給が中断されたとしても、再
度電源が供給されたときに、意図しない状況から動作を
再開することがなくなる。また、サービスマンが特殊デ
モの動作中に電源コンセントを抜いたりしても、次回通
電時に問題なく動作することができる。
【0053】また、工場出荷の動作を確認する際、特殊
デモを使用することによって、特殊デモの動作終了まで
待つこともなく、電源スイッチ16aを押すことで動作
を終了させることもなく、確実に運転状況を残さないこ
とができる。これによって、使用者に商品を手渡したと
きに、確実に電源オフから開始することができる。
【0054】なお、特殊デモの動作内容は、上記説明に
限定されるものでなく、サービスマンや工場の検査に用
いる特殊な動作であれば、いかなる動作内容であっても
同様の効果を得ることができる。
【0055】また、特殊デモに入れるための方法も、上
記説明に限定されるものでなく、いかなる入力方法であ
っても、同様の効果を得ることができる。例えば、電源
供給開始時に、特定のスイッチを押していることで特殊
デモに入力させたり、電源スイッチ16aを押す際に、
複数のスイッチを同時に押していることで特殊デモに入
力させたりしても、同様の効果を得ることができる。
【0056】また、本実施例では、特殊デモに入ったと
きに動作状況をクリアしていないが、たとえ特殊デモに
入ったときに動作内容をクリアしても、同様の効果を得
ることができる。
【0057】また、本実施例では、特殊デモの動作終了
時に動作状況をクリアしているが、動作中に運転状況を
書き込まないので、本来は動作終了時に動作状況をクリ
アする必要がない。そのため、動作終了時に動作状況を
クリアしなくても、同様の効果を期待できる。
【0058】(実施例4) 図1における制御手段17は、入力手段16によって特
殊な表示を指示された場合に、不揮発性記憶手段22に
記憶された運転状況を表示手段19に表示するようにし
ている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0059】上記構成において図7を用いて動作を説明
すると、電源がオフの状態にて、電源スイッチ16aを
押すと、ステップ68にて電源オンの状態になる。この
とき、ステップ69にて、スタートスイッチ16bが押
されているかを判断し、押されていなければ、通常通
り、ステップ70にて電源オンの状態になる。もし、ス
タートスイッチ16bが押されていれば、特殊な表示を
指示されたとして、ステップ71にて、表示手段19の
異常内容表示部19bに運転状況を表示する。その後、
ステップ72にて電源オフの状態となる。
【0060】このように本実施例のよれば、特殊な表示
を指示することによって、運転状況のデータを表示する
ことができるため、例えば、通常に運転している最中に
異常が生じて自動的に電源が切れたとしても、異常が生
じた時の運転状況が的確につかめるため、サービスマン
が修理をするにも従来に比べ短時間に行うことができ
る。
【0061】なお、特殊な表示の動作内容は、運転状況
が表示されれば、いかなる表示方法であっても同様の効
果を期待することができる。例えば、コース表示部19
aに表示したり、発光ダイオードの点滅周期を変えたり
することでも、運転状況が判断できれば、同様の効果を
得ることができる。
【0062】また、特殊デモに入れるための方法も、上
記説明に限定されるものでなく、いかなる入力方法であ
っても、同様の効果を得ることができる。例えば、電源
供給開始時に、特定のスイッチを押していることで特殊
な表示を指示したり、電源スイッチ16aを押す際に、
複数のスイッチを同時に押していることで特殊な表示を
指示したりしても、同様の効果を得ることができる。
【0063】また、本実施例では、入力手段16は機器
に内蔵されたものとしたが、例えば、リモコンや必要な
ときに接続することで制御手段17に指示を与えること
ができるものであっても、同様の効果を期待できる。
【0064】(実施例5) 次に、インバータ制御方式のモータを用いた例として、
全自動洗濯機の実施例について説明する。特に、近年、
大電流を消費するインバータ制御の全自動洗濯機が登場
し、機器に内蔵されたインバータ制御方式のモータを駆
動するときにブレーカを落とすことが想定されている。
【0065】図9に示すように、水槽73は、洗濯兼脱
水槽74を内包し、洗濯兼脱水槽74の底部に攪拌翼7
5を回転自在に設けている。減速機構76は、直流ブラ
シレスモータ77からの駆動力を減速して洗濯時には攪
拌翼75に伝達し、脱水時には洗濯兼脱水槽74に伝達
する。この時の脱水と洗濯の切り換えは排水弁78を駆
動することにより行われ、排水弁78を駆動すると、洗
濯水の排水が行われるとともに減速機構76のクラッチ
が切り換わり脱水運転が行われる。
【0066】洗濯槽蓋79は、中央部に蝶番を持った折
り畳み構造とし、外枠80の上面開口部を覆っている。
給水弁81は、水道水を給水するもので、洗濯兼脱水槽
74に給水する。水位検知手段82は水槽73の下部に
ある接続部(トリップ点)83の水圧を電気的な周波数
に変換することにより、水位を検知している。パルス発
生手段84は、直流ブラシレスモータ77に取付られて
おり、直流ブラシレスモータ77の回転数に応じたパル
スを出力し、そのパルスを制御装置85に入力するよう
に構成している。
【0067】制御装置85は、図8に示すように構成し
ており、直流ブラシレスモータ77、排水弁78などの
動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を
逐次制御する。また、制御装置85は、パルス発生手段
84の出力パルスにより、布量・布質を判定するマイク
ロコンピュータよりなる制御手段86と、制御手段86
からの信号により排水弁78、給水弁81等を制御する
パワースイッチング手段87と、直流ブラシレスモータ
77を制御するインバータ制御手段88と、操作パネル
89内に配設したキースイッチからなる入力手段90
と、発光ダイオードなどの表示装置からなる表示手段9
1と、圧電ブザーなどからなる報知手段92を備えてい
る。93は交流電源である。
【0068】入力手段90は、図10に示すように、電
源を入り切りする電源スイッチ90a、運転開始および
一時停止を行うスタートスイッチ90b、コースを設定
するコーススイッチ90cなどで構成している。なお、
表示手段91は発光ダイオードで構成しており、コース
内容を表示するコース表示部91a、異常内容を表示す
る異常内容表示部91b、運転状態を表示する運転表示
部91cなどで構成している。
【0069】直流ブラシレスモータ77は、内蔵される
3相巻線94を有するステータ(図示せず)と、リング
上の2極の永久磁石を配設しているロータ(図示せず)
と、ロータの位置を検出する位置検出手段95から構成
されている。
【0070】インバータ制御手段88は、パワートラン
ジスタ(IGBT)と逆導通ダイオードの並列回路から
なるスイッチング素子で構成されているインバータ96
と、ダイオードブリッジ97と、チョークコイル98
と、平滑用コンデンサ99から構成されている。不揮発
性記憶手段100は、制御手段86により一連の動作の
運転状況を記憶している。
【0071】上記構成において図11を用いて動作を説
明すると、ステップ101にて、まず使用者が電源プラ
グを電源コンセントに入れたり、ブレーカを入れたりし
て電源を供給する。ステップ102にて、制御手段86
は不揮発性記憶手段100に記憶された運転状況のデー
タがなければ、前回は正常に動作が終了したと判断し、
ステップ103にて、電源オフとし、ステップ104に
て、使用者が電源スイッチ91aを押すまで待機する。
【0072】この待機の間に、使用者は洗濯する衣類を
洗濯兼脱水槽74に投入し、洗剤を入れ、運転できるよ
うにセットする。ステップ104にて、電源スイッチ9
1aが押されると、ステップ105にて、スタートスイ
ッチ90bが押さえるまで待つ。スタートスイッチ90
bが押されると、ステップ106にて、制御手段86は
不揮発性記憶手段100に、スタートしたことのデータ
を書き込む。
【0073】次に、ステップ107にて、給水行程を行
う。これは、水位検知手段82が所定の水位を検知する
まで、給水弁81から水や湯を給水するものである。そ
して、ステップ108にて、洗い行程を行う。これは、
インバータ制御手段88に通電することによって、直流
ブラシレスモータ77を反転させ、その水流によって、
洗濯する衣類を洗浄するものである。この時、水位に応
じた洗い時間を経過したとき、制御手段86は洗い行程
を終了し、ステップ109にて、排水行程を行う。
【0074】これは、排水弁78に通電し、洗濯兼脱水
槽74の水を排水するものである。排水が完了すると、
ステップ110にて、中間脱水行程を行う。これは、直
流ブラシレスモータ77に短時間連続通電することによ
って、洗濯兼脱水槽74を高速回転させることによっ
て、衣類にしみこんだ洗剤液を絞り出し、すすぎ性能を
確保するものである。その後、ステップ111にて、制
御手段86は不揮発性記憶手段100に、洗い行程が終
了したことのデータを書き込む。
【0075】次に、ステップ112にて、新たな水や湯
を給水する給水行程を行い、ステップ113にて、すす
ぎ行程を行う。これは、前述の洗浄行程と同様の動作を
数分間行うものである。その後、ステップ114にて、
排水行程を行う。そして、ステップ115にて、中間脱
水行程を行い、ステップ116にて、制御手段86は不
揮発性記憶手段100に1回目のすすぎ行程が終了した
ことのデータを書き込む。
【0076】次に、ステップ117にて、2回目のすす
ぎを行うため、新たな水や湯を給水する給水行程を行
い、ステップ118にて、すすぎ行程を行う。その後、
ステップ119にて、排水行程を行い、ステップ120
にて、制御手段86は不揮発性記憶手段100に2回目
のすすぎ行程が終了したことのデータを書き込む。必要
ならば、この給水行程、すすぎ行程、排水行程、中間脱
水行程を複数回くり返す。
【0077】最後にステップ121にて、脱水行程を行
う。これは、前述の中間脱水行程と同様の動作を数分間
行うものである。すすぎの終わった衣類を乾燥させるた
めに、ある程度水分を取り除くために行う。そして、ス
テップ122にて、制御手段86は不揮発性記憶手段1
00に記憶されている運転状況のデータを消去する。そ
の後、ステップ123にて、報知手段92を吹鳴させ、
使用者に運転の終了を告げる。その後、制御手段86は
ステップ124にて電源オフ状態にする。
【0078】ステップ102にて、制御手段86は不揮
発性記憶手段100に記憶された運転状況のデータがあ
れば、前回は動作途中にて電源供給を中断されたと判断
し、ステップ125にて、運転状況のデータに応じて、
電源オン状態とし、コースや運転行程などを再度設定
し、ステップ126にて報知手段92を吹鳴させ、前回
動作が中断されていた旨報知する。
【0079】その後、ステップ127にて、一時停止状
態として機器を待機させる。ステップ128にて、異常
内容表示部91bに前回運転が中断されていた旨の異常
表示を行い、ステップ129にて、使用者がスタートス
イッチ90bを押すまでステップ128からステップ1
29までを繰り返す。ステップ129にてスタートスイ
ッチ90bが押されると、ステップ130にて、前回運
転したときの最後に不揮発性記憶手段100に書き込ま
れた行程から、再度運転を開始する。
【0080】このように本実施例によれば、運転途中に
電源供給が中断された場合でも、次回電源が供給された
ときに前回の運転状況を判断することができ、前回運転
が中断された段階から、動作を継続することができる。
それによって、前回運転していた時の水や洗剤や湯や電
力や時間を無駄にすることを回避できる。
【0081】特に、本実施例によると、不揮発性記憶手
段100に書き込みを行うのは排水行程終了時であるた
め、再度運転を再開する際には、給水行程もしくは脱水
行程から開始することになる。そのため、電源供給が中
断された時点で洗いもしくはすすぎに使用していた水や
湯や洗剤は、運転を再開する際に排水することはなく、
確実に使用することができる。
【0082】なお、本実施例では、中間脱水行程終了と
ともに不揮発性記憶手段100へ書き込みを行っている
が、排水行程終了後給水行程開始までに書き込みを行え
ば、同様の効果を期待することができる。例えば、排水
行程終了とともに不揮発性記憶手段100に書き込みを
行ったり、少量給水後に不揮発性記憶手段100に書き
込みを行った後に再度本格的に給水行程を行った場合で
も、同様の効果を得ることができる。
【0083】また、給水行程や排水行程や洗浄行程な
ど、すべての行程で不揮発性記憶手段100に書き込み
を行うとすれば、一つのコースが終了するまでに最低1
4回も書き込みを行わなければならず、これでは、不揮
発性記憶手段100の書き込み許容回数をすぐにオーバ
ーしてしまい、商品として耐用年数が短くなってしまう
が、中間脱水行程終了時と限定すると、最低5回となる
ため商品としての耐用年数が十分確保できる。
【0084】また、本実施例では、運転途中に逐次運転
状況を不揮発性記憶手段100に記憶させるようにして
いるが、電源供給が中断された時点で不揮発性記憶手段
100に運転状況を記憶させる構成にしても、同様の効
果を得することができる。
【0085】また、本実施例では、前回運転が中断され
ていた場合の異常表示はステップ128だけとしている
が、一時停止状態にならない場合は、再度通電された後
の動作中すべて、もしくは再度通電された動作終了後ま
での異常表示したとしても、同様の効果を得ることがで
きる。
【0086】また、上記実施例1から実施例4までが食
器洗い乾燥機として記述し、本実施例では全自動洗濯機
として記述した。しかし、大電流消費負荷の例として、
ヒータと直流ブラシレスモータの説明をしただけであ
り、ヒータの例として食器洗い乾燥機を、直流ブラシレ
スモータの例として全自動洗濯機を説明しただけであ
り、大電流消費負荷を有する他の機器でも同様の効果を
期待できる。
【0087】(実施例6) 図1における制御手段17への電源供給開始時に、不揮
発性記憶手段22に記憶された運転状況が、機器の一連
の動作運転途中であった場合、制御手段17は不揮発性
記憶手段22に最後に書き込んだ行程より運転を再開す
るとともに、今回の運転内容を本来の運転内容と変更す
るようにしている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0088】上記構成において図12および図13を用
いて動作を説明する。図12において、上記実施例1と
同様に、ステップ23にて、まず、使用者が電源プラグ
を電源コンセントに入れたり、ブレーカを入れたりして
電源を供給する。ステップ24にて、制御手段17は不
揮発性記憶手段22に記憶された運転状況のデータがな
ければ、前回は正常に動作が終了したと判断し、ステッ
プ25にて、電源オフとし、ステップ26にて、使用者
が電源スイッチ16aを押すまで待機する。その後、上
記実施例1と同様にステップ28からステップ47を行
う。
【0089】しかし、ステップ24にて、制御手段17
は不揮発性記憶手段22に記憶された運転状況のデータ
があれば、前回は動作途中にて電源供給を中断されたと
判断し、ステップ48にて、運転状況のデータに応じ
て、電源オン状態とし、コースや運転行程などを再度設
定し、ステップ49にて、サーミスタ8より雰囲気温度
を入力することなく雰囲気温度を20℃として仮定す
る。
【0090】そして、ステップ50にて、報知手段20
の圧電ブザーを吹鳴させ、前回動作が中断されていた旨
報知する。その後、ステップ51にて、一時停止状態と
して機器を待機させる。ステップ52にて、異常内容表
示部に前回運転が中断されていた旨の異常表示を行い、
ステップ53にて、使用者がスタートスイッチ16bを
押すまでステップ52からステップ53までを繰り返
す。
【0091】ステップ53にてスタートスイッチ16b
が押されると、ステップ131にて、前回運転したとき
の最後に不揮発性記憶手段22に書き込まれた行程か
ら、再度運転を開始する。
【0092】このステップ131の運転内容を図13に
示す。ステップ132にて運転状況のデータを判定し、
もし、スタートしたことのデータであれば、ステップ3
1にて、給水行程を行い、ステップ133にて、洗浄行
程を行う。この時、ヒータ7の半分だけに通電すること
で、消費電流を半分にする。これは、電源供給が中断さ
れた原因が、ヒータ7への通電によって、ブレーカが落
ちたためと考えられるため、再度ブレーカが落ちないよ
うにするためである。
【0093】その後、ステップ33にて排水行程を行
い、排水が完了すると、ステップ34にて、制御手段1
7は不揮発性記憶手段22に洗浄行程が終了したことの
データを書き込む。
【0094】次に、ステップ35にて、給水行程を行
い、ステップ36にて、すすぎ行程を行う。この時に
も、前述の洗浄行程同様、ヒータ7への通電を半分に制
限し、消費電流も半分にする。その後、ステップ37に
て、排水行程を行う。そして、ステップ38にて、制御
手段17は不揮発性記憶手段22に1回目のすすぎ行程
が終了したことのデータを書き込む。必要ならば、給水
行程、すすぎ行程、排水行程を複数回くり返す。
【0095】次に、ステップ39にて、新たな水や湯を
給水する給水行程を行い、ステップ40にて、加熱すす
ぎ行程を行う。この時にも、前述の洗浄行程同様、ヒー
タ7への通電を半分に制限し、消費電流も半分にする。
その後、ステップ41にて、排水行程を行う。そして、
ステップ42にて、制御手段17は不揮発性記憶手段2
2に加熱すすぎ行程が終了したことのデータを書き込
む。
【0096】最後にステップ43にて乾燥行程を行う。
この時にも、前述の洗浄行程同様、ヒータ7への通電を
半分に制限し、消費電流も半分にする。そして、ステッ
プ44にて、制御手段17は不揮発性記憶手段22に記
憶されている運転状況のデータを消去する。その後、ス
テップ45にて、報知手段20を吹鳴させ、使用者に運
転の終了を告げる。
【0097】その後、ステップ46にて、ドライキープ
行程を行う。ドライキープ行程終了後、制御手段17は
ステップ47にて電源オフ状態にする。
【0098】また、ステップ132にて運転状況のデー
タを判定し、もし、洗浄行程終了時のデータであれば、
ステップ35にて給水行程を行い、その後、スタートし
たときのデータがあったときと同様に、運転を行う。
【0099】また、ステップ132にて運転状況のデー
タを判定し、もし、すすぎ行程終了時のデータであれ
ば、ステップ39にて給水行程を行い、その後、スター
トしたときのデータがあったときと同様に、運転を行
う。
【0100】また、ステップ132にて運転状況のデー
タを判定し、もし、加熱すすぎ行程終了時のデータであ
れば、ステップ43にて乾燥行程を行い、その後、スタ
ートしたときのデータがあったときと同様に、運転を行
う。
【0101】このように本実施例によれば、運転途中に
電源供給が中断された場合、次回電源が供給されたとき
には前回の運転内容と変更することによって、再度ブレ
ーカを切らないようにすることができる。
【0102】なお、本実施例では、ヒータ7への通電を
半分に制限することにより、消費電流も半分にしている
が、半分というのは一例であり、通常よりも減少させれ
ば、同様の効果を得ることができる。また、電流を減少
させるのに、半分に制限しているが、これも一例であ
り、位相制御などの通電時間を変更することなどによっ
て電流を減少させたりしても、同様の効果を得ることが
できる。
【0103】(実施例7) 図14に示すように、中断時間計測手段137は制御手
段17に内蔵され、電源供給が中断されている時間を計
測するもので、運転内容の変更が、中断時間計測手段1
37によって計測された中断時間に基づいて、決定され
るようにしている。他の構成は上記実施例6と同じであ
る。
【0104】上記構成において図15を用いて動作を説
明する。なお、上記実施例6の図13におけるステップ
133にて、洗浄行程を行っているが、本実施例では、
このステップを詳細に説明する。
【0105】図15のステップ138にて、低電流モー
ドであるかを判定する。これは、一度でも停電が3回連
続して、ヒータ7の通電を半分にしたことがある場合に
なるモードである。つまり、ヒータ7全面に通電すると
ブレーカが遮断するため、電流を制限してブレーカが遮
断しないようにするモードである。もし、ここで、低電
流モードでなければ、ステップ139にて、停電回数を
判定する。もし連続して3回以上なら、ステップ140
にて、低電流モードにセットする。この内容は不揮発性
記憶手段22に記憶し、以後停電しても、低電流モード
とする。
【0106】次に、ステップ141にて、ヒータ7の半
分だけに通電し、ヒータ7の消費する電流を半減する。
これにより、今回はブレーカを遮断することがないよう
に注意する。もし、ステップ139にて、連続3回以内
ならば、ステップ142にて、ヒータ全体に通電し、高
速に水温を上げる。
【0107】その後、ステップ143にて、中断時間を
推定する。電源供給中断時の水温と動作再開時の水温の
差が10℃以上あれば、中断時間が長かったとして、ス
テップ144にて、運転時間を10分延長し、30分と
する。これは、中断時間に食器の汚れが乾燥し、汚れが
落ちにくくなっている可能性が高いためである。
【0108】もし、水温の差が10℃未満であれば、中
断時間は短かったとして、ステップ145にて、通常通
り、運転時間を20分とする。
【0109】その後、ステップ146にて、ポンプに通
電し、洗浄を行う。ステップ147にて、洗浄時間を洗
浄行程が終了したかを判定し、終了していない場合、ス
テップ138に戻り、動作を繰り返す。終了していた場
合、ステップ148にて、次行程に進む。もし、ステッ
プ138にて低電流モードであれば、ステップ140に
進み、以後の動作を行う。
【0110】このように本実施例によれば、停電の連続
回数によって、ヒータ7に供給する電流を制限すること
により、機器の運転によって、ブレーカが遮断したこと
を確実に検知し、その後はブレーカを切らないようにす
ることができる。また、ひとたび低電流モードになる
と、これを記憶し、次回からはヒータ7に供給する電流
を制限することができ、さらに、ブレーカを切りにくく
する。また、停電の連続回数にて判定することにより、
他の機器によってブレーカが切られたりしても、低電流
モードにならなくなり、ヒータ7に供給する電流を制限
することで運転時間がいたずらに長くならないようにで
きる。
【0111】なお、本実施例では、低電流モードに入れ
るのが、停電連続3回以上としているが、3回以上は一
例であり、他の回数でも同様の効果を得ることができ
る。また、一度低電流モードになれば、以後は低電流モ
ードとしているが、これを記憶する必要はなく、この機
能がなくても同様の効果を期待できる。
【0112】また、本実施例では、停電復帰時のみヒー
タ7への通電を制限しているが、低電流モードになると
通常に運転しているときもヒータ7への通電を制限した
としても同様の効果を得ることができる。
【0113】また、中断時間を水温の変化で推定してい
るが、もちろん、中断時間を直接制御手段にて計測した
り、制御手段の外部に中断時間を計測する手段を用いて
も、同様の効果を期待することができる。
【0114】また、中断時間によって2段階に分割し、
中断時間が長い場合に洗浄時間を延長したが、2段階の
分割も洗浄時間の延長も一例であり、変化させることで
同様の効果を期待できる。例えば、洗濯機の場合など、
洗い行程などで運転が中断した場合、中断中もつけおき
洗いとして、汚れ落ちが進行するため、中断時が長い
場合に洗い時間を短縮することが可能となる。
【0115】また、本実施例では、ヒータへの通電を制
限することと洗浄時間を延長することを同時に示した
が、これらの一方だけを用いたとしても同様の効果を得
ることができる。
【0116】なお、今回は洗浄行程だけに限定したが、
これは一例であり、他の行程においても同様の効果を期
待できる。
【0117】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源供給
が中断された場合でも、制御手段は前回運転がどの段階
で中断されたかを判断することができ、再度電源が供給
されたとき、排水行程の次行程から運転を継続するた
め、折角、溜めた水や温めた湯を捨ててしまうことを回
避することができる。また、あらゆる行程で逐次運転状
況を記憶させると不揮発性記憶手段への書き込みが多大
な回数となり、不揮発性記憶手段の信頼性が持たなくな
る危険性もあるため、不揮発性記憶手段への書き込みを
排水終了時とすることで不揮発性記憶手段への書き込み
回数を削減でき、不揮発性記憶手段を品質的にも高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の機器の制御装置のブロ
ック回路図
【図2】同機器の制御装置を備えた機器の断面図
【図3】同機器の制御装置を備えた機器の操作表示部の
正面図
【図4】同機器の制御装置の動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例の機器の制御装置の動作
フローチャート
【図6】本発明の第3の実施例の機器の制御装置の動作
フローチャート
【図7】本発明の第4の実施例の機器の制御槽の動作フ
ローチャート
【図8】本発明の第5の実施例の機器の制御装置のブロ
ック回路図
【図9】同機器の制御装置を備えた機器の断面図
【図10】同機器の制御装置を備えた機器の操作表示部
の正面図
【図11】同機器の制御装置の動作フローチャート
【図12】本発明の第6の実施例の機器の制御装置の要
部動作フローチャート
【図13】同機器の制御装置の他の要部動作フローチャ
ート
【図14】本発明の第7の実施例の機器の制御装置のブ
ロック回路図
【図15】同機器の制御装置の動作フローチャート
【符号の説明】
17 制御手段 22 不揮発性記憶手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−189886(JP,A) 特開 平9−239197(JP,A) 特開 昭61−196994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に食器類を収納する洗浄槽と、前記
    洗浄槽に水を供給する給水手段と、洗浄ポンプにより送
    り込まれた水を前記食器類に向けて噴射する洗浄ノズル
    と、前記洗浄槽の底部に配設され前記洗浄槽内の水を加
    熱するヒータと、前記洗浄槽内の水を排出する排水手段
    と、前記給水手段、洗浄ポンプ、ヒータ、排水手段等を
    制御し、洗い、すすぎ、乾燥の各行程を逐次制御する制
    御手段と、前記制御手段により運転状況のデータを記憶
    電源が供給されなくても記憶内容が消滅しない不揮発
    性記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記各行程にお
    いてそれぞれの排水行程終了時に排水行程終了のデータ
    を前記不揮発性記憶手段に書き込むようにするととも
    に、運転終了時においては前記不揮発性記憶手段に記憶
    されているデータを消去するようにした食器洗い機の制
    御装置であって、前記制御手段は、前記制御手段への電
    源供給開始時に、前記不揮発性記憶手段に前記排水行程
    終了のデータが記憶されている場合は、そのデータの次
    行程より運転を再開するようにした食器洗い機の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 洗浄槽内の水の温度や洗浄槽の温度を検
    知する温度検知手段を備え、制御手段は、洗い行程にお
    ける給水行程を行う前に前記温度検知手段により検知し
    た温度により各行程の運転時時間を設定するようにした
    食器洗い機の制御装置であって、前記制御手段は、前記
    制御手段への電源供給開始時に、不揮発性記憶手段に
    水行程終了のデータが記憶されている場合は、前記温度
    検知手段により検知した温度を一定の値に置き換えるよ
    うにした請求項記載の食器洗い機の制御装置。
  3. 【請求項3】 制御手段に指示を与える入力手段を備
    え、前記制御手段は、前記入力手段によって電源切りを
    指示された場合、不揮発性記憶手段に記憶されているデ
    ータを消去するようにし、かつ、入力手段によって電源
    切りを指示されても、不揮発性記憶手段に記憶されてい
    るデータが消去されている場合は、再度消去しないよう
    にした請求項1または2記載の食器洗い機の制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段に指示を与える入力手段を備
    え、前記制御手段は入力手段によって特殊デモを指示
    された場合は、排水行程終了のデータを不揮発性記憶手
    段には書き込まないようにした請求項1〜のいずれか
    1項に記載の食器洗い機の制御装置。
  5. 【請求項5】 制御手段に指示を与える入力手段と、発
    光ダイオード等を有する表示手段とを備え、前記制御手
    段は、前記入力手段によって特殊な表示を指示された場
    合に、不揮発性記憶手段に記憶されているデータを前記
    表示手段に表示するようにした請求項1〜のいずれか
    1項に記載の食器洗い機の制御装置。
  6. 【請求項6】 電源供給の中断時間を計測する中断時間
    計測手段を備え、制御手段への電源供給開始時に、不揮
    発性記憶手段に排水行程終了のデータが記憶されている
    場合は、前記制御手段は、前記中断時間計測手段によっ
    て計測された中断時間に基づいて、次行程以降の運転内
    を変更するようにした請求項1〜のいずれか1項に
    記載の食器洗い機の制御装置。
  7. 【請求項7】 洗浄槽内の水の温度や洗浄槽の温度を検
    知する温度検知手段を備え、中断時間計測手段は、不揮
    発性記憶手段に記憶されている電源供給中断時の温度と
    現在の温度との関係から、電源供給の中断時間を推定す
    るようにした請求項記載の食器洗い機の制御装置。
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