JP3414871B2 - 食品用ツヤ出し剤 - Google Patents
食品用ツヤ出し剤Info
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Description
沢)を与えるツヤ出し剤及びその使用方法に関する。
下、「ツヤ出し」として記載する)は、焼成前の生地に
液卵を塗布する方法が一般的である。しかし液卵の使用
には内因性のサルモネラ菌による汚染の問題があり、毎
年、これが原因とされる食中毒が跡を絶たない。一方、
これに代る方法として、焼成後の生地に油脂を主成分と
する液を塗布又はスプレーする方法や、デンプンを主成
分とする液を塗布又はスプレーする方法も用いられてい
る。また、特開平3−39029号公報にはλ−カラギ
ーナン水溶液をパン生地に塗布し、冷凍後、解凍、焼成
すること等により、その表面をツヤ出しする方法も開発
されている。
では油脂の酸化臭が問題になったり、ツヤの質が液卵の
ものと異なるという欠点があり、いまだ液卵を塗布する
方法に代る方法は見出されていない。また、前記公報の
λ−カラギーナン水溶液を冷凍工程のない通常のパン製
造工程に用いる場合にはツヤ出し効果は認められていな
い。したがって、酸化臭やツヤの質の点等の問題がない
ツヤ出し方法の開発は極めて重要な問題であった。本発
明は前記にかんがみ、微生物的に安全で、焼成前に塗布
又はスプレーでき、液卵と同等のツヤが得られる食品用
ツヤ出し剤及び食品のツヤ出し方法を提供することを目
的とする。
適用に際して、冷凍処理工程を含まず、加熱処理工程を
含んでなる食品用ツヤ出し剤であって、乳蛋白質及びカ
ラギーナンを有効成分とすることを特徴とする食品用ツ
ヤ出し剤、及び第2の発明は、該ツヤ出し剤で食品の表
面を被覆した後、加熱処理することを特徴とする食品の
ツヤ出し方法に関する。
の操作によって、液卵と同等のツヤが得られる方法を検
討した結果、好適には乳蛋白質及びカラギーナンを含有
するツヤ出し剤を調製し、これを用いてパン、菓子等の
食品の表面を被覆すると、液卵を塗布した場合と同等の
ツヤが加熱処理後に得られることを見出した。
外観等を生かした透明なツヤをいう。本発明における乳
蛋白質とは乳成分由来のものであり、ホエー蛋白質やカ
ゼインなど分画されたもの、乳蛋白質を含有する脱脂粉
乳、全脂粉乳等でもよく、水可溶性又はコロイド状の分
散性の性質を有するものが好適である。更に、カラギー
ナンはκ、λ、ζのいずれも使用可能であるが、λ−カ
ラギーナンは溶液状態で用いる場合は加熱殺菌によりゲ
ル化しないのでより好適である。
5.0w/w%以上が好ましいが、溶液で使用する場合
はコストの問題や、使用する乳蛋白質によって溶解性、
溶液の粘度を考慮したほうがよい。したがって、例えば
脱脂粉乳の場合は、15〜30w/w%(蛋白質として
5.25〜10.5w/w%)の範囲が好ましい。一
方、カラギーナン含量は0.1w/w%以上が好ましい
が、溶液で使用する場合は、乳蛋白質と同様にコスト、
溶解性、溶液の粘度を考慮したほうがよい。また、乳蛋
白質に対するカラギーナンの含量は、例えば溶液の乳蛋
白質含量7.0w/w%の場合は7.1〜21.4w/
w%、8.75w/w%の場合は2.3〜11.4w/
w%の範囲が好ましい。
乳蛋白質原料、カラギーナン及び副原料を混合すること
により固形のツヤ出し剤が得られるが、これをこのまま
適用するか、又は溶解使用してもよいし、これらの原料
を混合せずに単独で調製し食品を被覆するときに別々に
適用するか、又は溶解使用してもよい。ツヤ出し剤を液
状の製品として調製する場合は、ツヤ出し剤を溶解、分
散又は懸濁させた液としてもよく、この液を粉末化した
り、アルコール、食塩等を加えたりすることによって保
存性を持たせることも可能である。したがって、液卵の
場合は冷蔵保存が必要な上、使用期限が短いという短所
があるが、これと比較して本発明によるツヤ出し剤は安
全性、扱い易さ、保存性においても優れている。
として、好ましくは、刷毛塗り等の塗布又はスプレー等
による方法が使用できる。また、焼成等の加熱処理後の
食品に使用する場合も、同様の操作によってツヤ出し剤
を被覆させればよく、その後に加熱処理することによっ
ても同等のツヤを得ることが可能である。
であればいずれでもよく、その方法、条件は対象食品に
よって適宜設定でき、方法としては、乾燥熱風による気
流乾燥法やトンネル乾燥法等の熱風乾燥法、オーブン等
を用いる一般的な焼成等がある。その条件としては、パ
ンの場合は例えば180〜230℃、5〜30分程度が
適当である。
ンを主成分とするツヤ出し剤のように、加熱処理による
酸化臭やツヤの質も問題もなく、液卵のようにスプレー
の困難性や保存性等についての欠点もないので、ハンド
リングにおいて優れ、微生物汚染を懸念することも不要
である。
形のパン、菓子等が好適に用いられるが、グラタン等の
ように半固形の食品でも使用可能である。
説明するが、本発明はこれらに限定されない。
以下の試験を行った。すなわち、20%脱脂粉乳液(乳
蛋白質濃度:7.0w/w%)中に表1に示す各濃度の
λ−カラギーナンを加えて調製した液を焼成前のパン生
地に塗布し、焼成後のツヤの程度を評価した。
ナンの1.0及び1.5%溶液のみを塗布したものは全
くツヤは認められなかった。このことからも通常の製パ
ン工程で使用する場合は脱脂粉乳とλ−カラギーナンを
併用することによってのみ良好なツヤが得られることが
示唆される。また、各溶液はそれぞれスプレードライす
ることにより粉末のツヤ出し剤を調製でき、保存性を持
たせることができるが、このようにして得た粉末は5倍
希釈して使用することにより、上と同じ結果を得ること
ができた。
ヤ出し剤を調製し、焼成前のクッキーの生地に塗布し、
焼成後にツヤの状態を観察評価した。
ッキー表面のツヤは、カラギーナン濃度に比例してツヤ
が向上した。しかし、は粘度が高くなりすぎることに
より、使い勝手が悪く、、がの液卵使用区と同等
で最適であった。
アルコール9重量部、食塩4重量部、アミノ酸液4重量
部、グルコース4重量部を水に溶解し、全量が100重
量部になるように調製する。これを使用時に2.5倍に
希釈してクロワッサンの表面に塗布し、180℃で、8
分間乾燥することにより、良好なツヤを得ると共に、程
よい焼き色も付いた。
0重量部、化学調味料3重量部、だし汁20重量部、水
20重量部からなる焼き鳥のタレにホエー蛋白質を10
w/w%、λ−カラギーナンを0.8w/w%溶解し、
含有させることにより、焼き上った焼き鳥のテリ・ツヤ
が優れ、かつ、冷めてからもより長時間ツヤを維持する
ことができた。
出し方法は、パン・菓子等の食品の製造工程で、その表
面に塗布又はスプレー等で被覆せしめた後、焼成又は乾
燥することによって、液卵を使用したときと同等のツヤ
を得ることができる。したがって、従来法に比べ、微生
物面で安全であり、かつ汎用性が高く、保存性に優れ、
ツヤの質も優れたツヤ出し剤であり、これを使用したツ
ヤ出し方法の実施効果は極めて大きいと言える。
Claims (3)
- 【請求項1】 適用に際して、冷凍処理工程を含まず、
加熱処理工程を含んでなる食品用ツヤ出し剤であって、
乳蛋白質及びカラギーナンを有効成分とすることを特徴
とする食品用ツヤ出し剤。 - 【請求項2】 乳蛋白質が、脱脂粉乳、全脂粉乳、カゼ
イン又はホエー蛋白質から選択される請求項1記載の食
品用ツヤ出し剤。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のツヤ出し剤
で食品の表面を被覆した後、加熱処理することを特徴と
する食品のツヤ出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33692194A JP3414871B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 食品用ツヤ出し剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33692194A JP3414871B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 食品用ツヤ出し剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08173089A JPH08173089A (ja) | 1996-07-09 |
JP3414871B2 true JP3414871B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=18303868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33692194A Expired - Lifetime JP3414871B2 (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 食品用ツヤ出し剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3414871B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0829045B2 (ja) * | 1987-05-01 | 1996-03-27 | 日本製粉株式会社 | パン類の改良法 |
JPH0789834B2 (ja) * | 1987-06-03 | 1995-10-04 | 日本製粉株式会社 | 半焼成パンの製造法 |
JPH0292231A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-04-03 | Fuji Oil Co Ltd | パンの製造方法 |
JP2761650B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1998-06-04 | 日本酸素株式会社 | 冷凍パン生地及びその製造方法 |
DK0426211T3 (da) * | 1989-09-29 | 1994-01-31 | Unilever Plc | Næringsmiddelprodukt indeholdende tørret lyso-phospholipoprotein |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP33692194A patent/JP3414871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08173089A (ja) | 1996-07-09 |
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