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JP3410459B2 - 再生方法 - Google Patents

再生方法

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Publication number
JP3410459B2
JP3410459B2 JP2001087803A JP2001087803A JP3410459B2 JP 3410459 B2 JP3410459 B2 JP 3410459B2 JP 2001087803 A JP2001087803 A JP 2001087803A JP 2001087803 A JP2001087803 A JP 2001087803A JP 3410459 B2 JP3410459 B2 JP 3410459B2
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JP
Japan
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still image
track
image data
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data
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2001087803A
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English (en)
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JP2001313901A (ja
Inventor
俊夫 黒岩
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2001087803A priority Critical patent/JP3410459B2/ja
Publication of JP2001313901A publication Critical patent/JP2001313901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3410459B2 publication Critical patent/JP3410459B2/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響データと静止画
データとが記録された記録媒体に対する再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽記録用の光ディスクとして登場した
コンパクトディスク(CD)では、記録の対象にされる
楽曲毎に、トラックと呼ばれる単位で管理しており、1
楽曲の音声(音響)データがトラックデータとして、順
次のトラックデータがディスクの記録領域に記録され
る。また、ディスクに記録されている各トラックの内か
ら、再生希望のトラックが選択的に再生できるように、
ディスクには各トラックのディスク上での開始アドレ
ス、終了アドレス、再生時間等のトラック再生情報(T
C)を記録してある。近年になり、本来、音楽記録用の
直径12cmのコンパクトディスク(CD)の1枚が6
00MBもの大容量のデジタルデータを記録できること
から、コンピュータのプログラムのデジタルデータ、そ
の他のデジタルデータを記録したCD−ROMや、音響
情報と音響情報以外の情報とを収録するようにしたCD
−ROMが、例えば、デジタル・ビデオ・カラオケ、音
楽ビデオ、アニメの鑑賞、英会話の教材、幼児教育の教
材、などのビデオCDが、各種の利用分野において広く
実用されるようになった他に、最近になりビデオCDを
大容量化したDVDも実用化された。
【0003】例えば、前記したビデオCDは、ファイル
構成がISO 9660に準拠し、ディスクの最内周の
リードイント領域から、ディスクの最外周のリードアウ
ト領域の間に、トラック番号1〜99のトラックが設け
られている。リードイン領域には、TOC(コンテンツ
一覧表…各トラックの開始アドレス)が記録されてお
り、また、トラック番号1のトラック(ビテオCDトラ
ック)には、ディスク管理のための各種ファイル,再生
制御用のデータ,静止画データ,CD−Iプレーヤでの
再生動作に必要なアプリケーションプログラムが記録さ
れている。また、トラック番号2〜99のトラックには
MPEG1によって圧縮されたビデオ/オーディオのビ
ットストリームが記録されており、リードアウト領域に
はプログラムの終了を示す情報が記録されている。
【0004】前記のように光ディスクの用途が広がり伴
い、音響情報と画像情報とを記録した光ディスクから、
音響信号と画像信号とを同時に再生できる再生装置が普
及しつつあり、高品位な音響(音声)の再生を行ないな
がら、複数枚の静止画を切換え表示できるようにしたも
のが提供されている。そして、前記の静止画をトラック
当り10枚乃至20枚程度とし、前記の各静止画がトラ
ック内のそれぞれ指定された時刻で表示されるようにす
ることで、前記したような多くの用途については、充分
に満足できる結果が得られるものと考えられている。図
5は、音響データと静止画データとを混合記録した従来
の光ディスクにおける記録データの配置態様の概要を説
明するための図であり、図5に示す光ディスクにおける
記録データの配置態様例において、ディスクの最内周の
TOC領域にはトラック制御データTC1〜TC3が記
録されており、前記のトラック制御データTC1〜TC
3の記録領域に引続いて、順次のトラックデータ1〜3
が記録されている記録領域が設けられている。図中のト
ラック制御データTC1は、トラックデータ1が記録さ
れているトラックのディスク上での開始アドレス、終了
アドレス、再生時間等の制御情報であり、同様にトラッ
ク制御データTC2,3は、トラックデータ2,3が、
それぞれ記録されているトラックのディスク上での開始
アドレス、終了アドレス、再生時間等の制御情報であ
る。そして、前記した各トラックデータ1〜3は、図5
中のトラックデータ1について例示してあるように、そ
れぞれ静止画データと音響データとが、順次交互に配置
されている状態の静止画/音響データブロックである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に例示したような
記録データの配置態様を有する従来の光ディスクでは、
ある1つのトラックデータを、それの先頭から再生動作
を行なった場合に、音声(音響)の連続再生が可能であ
るとともに、ブロック内の静止画データを全て読取った
後に、1つの静止画が表示可能となるために、結果的に
順次の静止画が、それぞれ所望のタイミングで表示可能
である。しかしながら、従来の光ディスクにおける前記
のような記録データの配置態様が採用された場合には、
データの配置態様によって静止画の再生タイミングを決
めているために、ディスクの制作工程を遅らせる原因と
なっていた。また、前記のように記録データが配置がさ
れた場合には、一旦、データの配置が完了した後に、静
止画データ(静止画)の変更(削除を含む)が行なわれ
るような場合に、複雑なデータの配置作業を繰返す必要
があり、さらに、同一トラック内、あるいは複数のトラ
ック間で、ある特定な静止画を表示したいような場合に
おいても、同一の静止画データを、それの再生タイミン
グに合わせて重複して記録(配置)しておくことが必要
とされるために、ディスク全体で限られている記憶容量
の中で音響情報の収録時間が圧迫されるおそれがあっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、「 音響データを記録する複数の
トラックが設けられる音響データの記録領域と、静止画
データを記録する静止画データの記録領域と、前記した
各トラック毎のトラック制御情報を記録するトラック制
御情報の記録領域とを有した円盤状の記録媒体であり、
前記静止画データの記録領域には、1枚の静止画または
2枚以上の各静止画に対応する静止画データを1つのグ
ループとして、そのグループ単位で前記静止画データが
記録されており、前記したトラック制御情報は、そのト
ラック制御情報に対応したトラックの音響データの再生
に関連付けて再生させる1つの前記グループを指定する
情報と、前記の指定されたグループ内における1枚の静
止画データを指定する情報と、その1枚の静止画データ
の表示タイミングを指定する情報とが組になった情報
と、を含んだ情報として記録されている円盤状の記録媒
体に対する再生方法であって、再生の対象として選択さ
れたトラックの再生に際し、前記の選択されたトラック
についてのトラック制御情報における、そのトラックの
音響データの再生に関連付けて再生させる1つの前記グ
ループを指定する情報により指定されたグループを、静
止画データ用メモリに格納するように制御するステップ
と、前記の選択されたトラックついてのトラック制御情
報により指定された前記のグループが、前記の静止画デ
ータ用メモリに記憶され終った後に、前記の選択された
トラックにおける音響データに基づく音響信号の再生が
開始されるようにするステップと、前記の選択されたト
ラックについてのトラック制御情報における、前記の指
定されたグループ内における1枚の静止画データを指定
する情報と、その1枚の静止画データの表示タイミング
を指定する情報とが組になった情報により、前記の指定
された1枚の静止画データに基づく静止画を、前記の指
定された表示タイミングに基づくタイミングから表示さ
せるようにするステップと、を備えたことを特徴とする
再生方法。」さらには、「 音響データを記録する複数
のトラックが設けられる音響データの記録領域と、静止
画データを記録する静止画データの記録領域と、前記し
た各トラック毎のトラック制御情報を記録するトラック
制御情報の記録領域とを有した円盤状の記録媒体であ
り、前記静止画データの記録領域には、1枚の静止画ま
たは2枚以上の各静止画に対応する静止画データを1つ
のグループとして、そのグループ単位で前記静止画デー
タが記録されており、前記したトラック制御情報は、そ
のトラック制御情報に対応したトラックの音響データの
再生に関連付けて再生させる1つの前記グループを指定
する情報と、前記の指定されたグループ内における1枚
の静止画データを指定する情報と、その1枚の静止画デ
ータの表示タイミングを指定する情報とが組になった情
報と、を含んだ情報として記録されている円盤状の記録
媒体に対する再生方法であって、再生の対象として選択
されたトラックの再生に際し、前記の選択されたトラッ
クについてのトラック制御情報における、そのトラック
の音響データの再生に関連付けて再生させる1つの前記
グループを指定する情報により指定されたグループを、
静止画データ用メモリに格納するように制御するステッ
プと、前記の選択されたトラックついてのトラック制御
情報により指定された前記のグループが、前記の静止画
データ用メモリに記憶され終った後に、前記の選択され
たトラックにおける音響データに基づく音響信号の再生
が開始されるようにするステップと、前記の選択された
トラックについてのトラック制御情報における、前記の
指定されたグループ内における1枚の静止画データを指
定する情報と、その1枚の静止画データの表示タイミン
グを指定する情報とが組になった情報により、前記の指
定された1枚の静止画データに基づく静止画を、前記の
指定された表示タイミングに基づくタイミングから表示
させるようにするステップと、前記した再生の対象とし
て選択されたトラックについての再生動作の終了後も、
前記の静止画データ用メモリに記憶されているグループ
を記憶させ続けておき、再生の対象として次に選択され
たトラックについてのトラック制御情報における、その
トラックの音響データの再生に関連付けて再生させる1
つのグループを指定する情報により指定されたグループ
が、前記の静止画データ用メモリに記憶され続けている
グループと同一と判断された場合には、前記の記録媒体
から静止画データ用メモリに対するグループの記憶動作
が行われないように制御するステップと、を備えたこと
を特徴とする再生方法。」を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の音響データと静止画データの記録媒体及び再生装置の
具体的な内容を詳細に説明する。図1は本発明の音響デ
ータと静止画データの記録媒体から音響信号と静止画信
号とを再生する再生装置の概略構成を示すブロック図で
あり、また、図2は本発明の音響データと静止画データ
の記録媒体における記録データの配置態様例を示す図で
ある。また、図3及び図4は本発明の音響データと静止
画データの記録媒体から音響信号と静止画信号とを再生
する際の再生動作の説明に使用する図である。
【0008】図1に示す再生装置において、1はディス
ク再生部であり、このディスク再生部1は、光ディスク
の駆動機構、光学ヘッド、フォーカス制御部及びトラッ
キング制御部、信号処理部、操作部などを含んで構成さ
れている。2は制御部、3は切換スイッチ、5は静止画
データ用メモリ、6は静止画復号及び出力部(静止画復
号及び出力部)、7は音響復号及び出力部(音響復号及
び出力部)である。ここで、まず、図2を参照してディ
スク再生部1で再生の対象とされる光ディスクにおける
データの配置態様について説明する。図2において、T
C1〜TC3はトラック制御情報(トラック制御情報T
C1〜TC3が記録されている記録領域)であり、前記
のトラック制御情報(TC)は、個々のトラック毎に再
生させるべく個々のトラックと対応して準備された静止
画の全体(静止画グループ)を指定する情報と、前記の
指定された静止画の全体(静止画グループ)の内におけ
る特定な静止画の指定(静止画番号)と、その特定な静
止画の表示のタイミングの指定との組の情報、その他の
情報を含んで構成されているものであり、それの具体例
が図3中に例示されている。
【0009】前記のトラック制御情報TCは、光ディス
クに記録(配置)されるべきそれぞれのトラックと個別
に対応して設けられている。3個のトラックが配置され
ている光ディスクの場合を例示している図2には、各ト
ラックと対応する3個のトラック制御情報TC1〜TC
3が示されている。各トラック制御情報TC1〜TC3
が記録されている記録領域は、図2に示してある例で
は、光ディスクの内周に設けられているように例示され
ているが、前記の制御情報の記録領域が光ディスクの外
側に設けられてもよい。
【0010】また、図2中のトラックデータ1,トラッ
クデータ2,トラックデータ3は、光ディスクに順次に
記録(配置)されているトラック毎の音響データ(音声
データ)であり、光ディスクに記録されるべき音響デー
タの全て、すなわち、図2に例示されているトラックデ
ータ1〜3の全ては、音響データの記録領域内に所定の
配置態様で記録されている。さらに、図2中の静止画デ
ータ記録領域は、前記した各トラックの音響データに基
づいて再生されるそれぞれの音響再生期間中に再生させ
るべき静止画と対応する静止画データの全てが、まとめ
て記録される記録領域であり、静止画データ記録領域内
における複数の静止画の配置態様の一例が図2中に示さ
れている。
【0011】図2中に示してある例において、トラック
番号1のトラックのトラックデータ1に基づく音響の再
生期間中に再生されるべき静止画は静止画データ#1〜
#3と対応する3枚の静止画(トラック番号1のトラッ
クと対応する特定な静止画グループに属する静止画番号
#1〜#3で示される3枚の静止画)であり、また、ト
ラック番号2のトラックのトラックデータ2に基づく音
響の再生期間中に再生されるべき静止画は静止画データ
#1〜#3と対応する3枚の静止画(トラック番号2の
トラックと対応する特定な静止画グループに属する静止
画番号#1〜#3で示される3枚の静止画)であり、さ
らに、トラック番号3のトラックのトラックデータ2に
基づく音響の再生期間中に再生されるべき静止画は静止
画データ#1〜#5と対応する5枚の静止画(トラック
番号3のトラックと対応する特定な静止画グループに属
する静止画番号#1〜#5で示される5枚の静止画)で
ある、とされている。
【0012】前記した「静止画グループ」という用語
は、図3中に記載されている「静止画データが属するグ
ループ」と対応するものとして使用されている。なお、
前記した静止画グループが、それに属する静止画が1枚
だけによって構成されている場合も、1つの静止画グル
ープとして取扱われる。また、図3中に記載されている
「静止画データが属するグループ番号」としては、例え
ば、静止画データ領域における一方の端部側から、順次
に配置されている静止画グループに対して、順次に1,
2…のような番号付けを行なって、各静止画グループが
区別できるようにする。図2に示す例では前記の各記録
領域が、トラック制御情報TCの記録領域→静止画デー
タ記録領域→トラックデータの記録領域、のように配置
されている場合の配置態様を示しているが、本発明の実
施に当って、前記の各記録領域の配置態様が、トラック
制御情報の記録領域→トラックデータの記録領域→静止
画データ記録領域、のようにされてもよいことは勿論で
ある。
【0013】次に、図3を参照してトラック制御情報の
具体例について説明する。図3において、トラック開始
位置,トラック終了位置,トラック再生時間、等の各情
報は、従来の光ディスクにおけるTOC(コンテンツ一
覧表)領域に記録されている情報と同様な情報である。
まず、「トラックデータに基づく音響の再生期間中に再
生される静止画と対応する静止画データの始端の記録位
置」は、特定なトラックと対応する特定な静止画グルー
プの開始位置であり、また、「トラックデータに基づく
音響の再生期間中に再生される静止画と対応する静止画
データの終端の記録位置」は、特定なトラックと対応す
る特定な静止画グループの終了位置であり、前記の各位
置としては、例えば光ディスクのセクタ番号を用いるこ
とができる。再生装置では、前記の各情報により各トラ
ックの再生に先立って、読込むべき特定な静止画グルー
プの範囲の決定を行なうことができる。
【0014】次に、「静止画データが属するグループ番
号」は、再生装置が静止画データ用メモリ5に記憶中の
静止画データが属する静止画グループを特定するための
情報として使用されるのであるが、再生装置の制御形態
によっては、静止画データ用メモリ5に記憶中の静止画
データが属する静止画グループの特定は、特定な静止画
グループの開始位置及び終了位置の情報によって行なう
ことができる。また、「静止画表示情報」は、それの具
体例を図3中に示してあるように、テーブル上に、表示
開始時刻,静止画データの始端の記録位置,静止画デー
タの始端の記録位置,静止画番号、等を配置したもので
ある。
【0015】前記した静止画データの始端の記録位置,
静止画データの始端の記録位置,静止画番号等の情報
は、表示の対象にされる静止画を特定するために用いら
れる。また、前記の表示開始時刻は、再生の対象にされ
ているトラックの再生開始時刻を起点として、静止画を
表示する時刻(タイミング)を規定する。なお、前記し
た静止画データの始端の記録位置,静止画データの始端
の記録位置、等の情報としては、セクタ番号が用いられ
てもよく、図3では前記の情報として、静止画グループ
の始端を起端としたセクタ番号が用いられている場合の
例を示している。また、図3に示す例では、再生の対象
にされた特定なトラックと対応する特定な静止画グルー
プに属する静止画番号#1〜#3で示される3枚の静止
画の内で、静止画番号#1,#3の2枚の静止画に関し
ては、再生の対象にされた特定なトラックの再生期間中
に、それぞれ2度ずつ表示されるようにされている場合
を例示してある。
【0016】次に、図1中に例示してある再生装置の具
体的な構成及び動作を図4も参照して説明する。利用者
が、再生の対象にされた光ディスクをディスク再生部1
におけるディスク駆動部に装着し、操作部から再生を希
望するトラック番号の情報を入力すると、光ディスク再
生部1における光学ヘッドは、制御部2からの制御情報
により、光ディスクのトラック制御情報領域からトラッ
ク制御情報を読出して、それを制御部2に与え、前記の
トラック制御情報は制御部2内のメモリに格納される
(図4のステップS1)。制御部2では、静止画データ
用メモリ5の記憶内容を検査して、静止画データ用メモ
リ5に有効データ、すなわち、再生の対象にされている
光ディスクの静止画データが記憶されているか否かを判
断する(図4のステップS2)。静止画データが静止画
データ用メモリ5に記憶されていればステップS3に進
み、そうでなければステップS4に進む。なお、再生の
対象にされている光ディスクから初めてトラック再生が
行なわれる場合には、静止画データ用メモリ5には有効
な静止画データは存在しない。
【0017】ステップS3では、静止画データ用メモリ
5に記憶されている静止画データが、再生の対象にされ
ているトラックの再生期間中に再生されるべき静止画グ
ループの静止画データとして読込みが行なわれるべく指
示されている静止画データグループの静止画データと同
一か否かを判断する。前記の判断は、静止画グループ番
号の比較によって行なわれてもよいし、あるいは、静止
画グループの記録位置範囲情報の比較によって行なわれ
てもよい。前記のステップS3で同一の静止画グループ
と判断されたときは、ステップS8に進み、ステップS
3で異なる静止画グループと判断されたときはステップ
S4に進んで、制御部2から切換信号により切換スイッ
チ3は、ディスク再生部1から出力されているデータを
静止画データ用メモリ5に供給されるような切換え動作
を行なう。
【0018】また、制御部2はディスク再生部1の光学
ヘッドを、再生の対象にされているトラックの再生期間
中に再生されるべく指定された静止画グループの静止画
データが記録されている記録領域の先頭位置に移動させ
(図4のステップS5)た後に、光学ヘッドにより前記
の指定された静止画グループの静止画データを読出させ
て、それを切換スイッチ3を介して静止画データ用メモ
リ5に供給して、前記の指定された静止画グループの静
止画データを静止画データ用メモリ5に記憶させる(図
4のステップS6)。前記の指定された静止画グループ
の静止画データが静止画データ用メモリ5に記憶された
後に、制御部2は切換制御信号を切換スイッチ3に与え
て、ディスク再生部1から出力されているデータが音響
復号出力部7に供給されるように切換スイッチ3を切換
え(ステップS7)てステップS8に進む。
【0019】ステップS8では、制御部2がディスク再
生部1の光学ヘッドを、再生の対象にされている指定さ
れたトラックデータが記録されている記録領域の先頭位
置に移動させた後に、光学ヘッドにより前記の指定され
たトラックデータを読出させて、それを切換スイッチ3
を介して音響復号出力部7に供給し、ステップS9で音
響復号出力部7で音響データの復号動作が行なわれて、
音響信号(音声信号)が出力端子9に送出される。前記
した音響信号の再生期間中に、制御部2はステップS1
0で、トラック制御情報内の静止画表示情報に従って、
指定の時刻(タイミング)に所定の静止画データを静止
画データ用メモリ5から読出し、それを静止画復号出力
部6に供給する。静止画復号出力部7で静止画データの
復号動作が行なわれて、静止画信号が出力端子8に送出
される。前記のステップS10の動作は、静止画表示情
報内に指定されている指定情報の数だけ繰返される。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように、本発明は、指定されたグループ(静止画グル
ープ)内の1枚の静止画データを指定する情報と、その
1枚の静止画データの表示タイミングを指定する情報と
を1つの組として確実に得られるようになり、静止画デ
ータの表示タイミングの正確性を改善させることができ
る。さらに、再生の対象として選択されたトラックにつ
いての再生動作の終了後も、静止画データ用メモリに記
憶されている静止画グループの静止画データを記憶させ
続けておき、再生の対象として次に選択されたトラック
についてのトラック制御情報におけるトラックと対応し
て準備された静止画グループを指定する情報により、新
たに選択されたトラックと対応して表示させるべき静止
画グループが、静止画データ用メモリに記憶され続けて
いる静止画グループと同一と判断された場合に、記録媒
体から静止画データ用メモリに対して静止画グループの
記憶動作が行なわれないような再生動作を可能とするの
で、この再生動作とした場合、静止画データ用メモリへ
の不要な記憶動作が省略されるために、トラック間の音
響再生が不連続になる期間を大幅に短縮できるのであ
り、本発明によれば既述した従来の問題点は、すべて良
好に解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響データと静止画データの記録媒体
から音響信号と静止画信号とを再生する再生装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の音響データと静止画データの記録媒体
における記録データの配置態様例を示す図である。
【図3】本発明の音響データと静止画データの記録媒体
から音響信号と静止画信号とを再生する際の再生動作の
説明に使用する図である。
【図4】本発明の音響データと静止画データの記録媒体
から音響信号と静止画信号とを再生する際の再生動作の
説明に使用する図である。
【図5】従来の音響データと静止画データの記録媒体に
おける記録データの配置態様例を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク再生部 2 制御部 3 切換スイッチ 5 静止画データ用メモリ 6 静止画復号出力部 7 音響復号出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/85 H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/12,27/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音響データを記録する複数のトラックが設
    けられる音響データの記録領域と、静止画データを記録
    する静止画データの記録領域と、前記した各トラック毎
    のトラック制御情報を記録するトラック制御情報の記録
    領域とを有した円盤状の記録媒体であり、 前記静止画データの記録領域には、1枚の静止画または
    2枚以上の各静止画に対応する静止画データを1つのグ
    ループとして、そのグループ単位で前記静止画データが
    記録されており、 前記したトラック制御情報は、 そのトラック制御情報に対応したトラックの音響データ
    の再生に関連付けて再生させる1つの前記グループを指
    定する情報と、 前記の指定されたグループ内における1枚の静止画デー
    タを指定する情報と、その1枚の静止画データの表示タ
    イミングを指定する情報とが組になった情報と、を含ん
    だ情報として記録されている円盤状の記録媒体に対する
    再生方法であって、 再生の対象として選択されたトラックの再生に際し、前
    記の選択されたトラックについてのトラック制御情報に
    おける、そのトラックの音響データの再生に関連付けて
    再生させる1つの前記グループを指定する情報により指
    定されたグループを、静止画データ用メモリに格納する
    ように制御するステップと、 前記の選択されたトラックついてのトラック制御情報
    により指定された前記のグループが、前記の静止画デー
    タ用メモリに記憶され終った後に、前記の選択されたト
    ラックにおける音響データに基づく音響信号の再生が開
    始されるようにするステップと、 前記の選択されたトラックについてのトラック制御情報
    における、前記の指定されたグループ内における1枚の
    静止画データを指定する情報と、その1枚の静止画デー
    タの表示タイミングを指定する情報とが組になった情報
    により、前記の指定された1枚の静止画データに基づく
    静止画を、前記の指定された表示タイミングに基づくタ
    イミングから表示させるようにするステップと、を備え
    たことを特徴とする再生方法。
  2. 【請求項2】音響データを記録する複数のトラックが設
    けられる音響データの記録領域と、静止画データを記録
    する静止画データの記録領域と、前記した各トラック毎
    のトラック制御情報を記録するトラック制御情報の記録
    領域とを有した円盤状の記録媒体であり、 前記静止画データの記録領域には、1枚の静止画または
    2枚以上の各静止画に対応する静止画データを1つのグ
    ループとして、そのグループ単位で前記静止画データが
    記録されており、 前記したトラック制御情報は、 そのトラック制御情報に対応したトラックの音響データ
    の再生に関連付けて再生させる1つの前記グループを指
    定する情報と、 前記の指定されたグループ内における1枚の静止画デー
    タを指定する情報と、その1枚の静止画データの表示タ
    イミングを指定する情報とが組になった情報と、を含ん
    だ情報として記録されている円盤状の記録媒体に対する
    再生方法であって、 再生の対象として選択されたトラックの再生に際し、前
    記の選択されたトラックについてのトラック制御情報に
    おける、そのトラックの音響データの再生に関連付けて
    再生させる1つの前記グループを指定する情報により指
    定されたグループを、静止画データ用メモリに格納する
    ように制御するステップと、 前記の選択されたトラックついてのトラック制御情報
    により指定された前記のグループが、前記の静止画デー
    タ用メモリに記憶され終った後に、前記の選択されたト
    ラックにおける音響データに基づく音響信号の再生が開
    始されるようにするステップと、 前記の選択されたトラックについてのトラック制御情報
    における、前記の指定されたグループ内における1枚の
    静止画データを指定する情報と、その1枚の静止画デー
    タの表示タイミングを指定する情報とが組になった情報
    により、前記の指定された1枚の静止画データに基づく
    静止画を、前記の指定された表示タイミングに基づくタ
    イミングから表示させるようにするステップと、 前記した再生の対象として選択されたトラックについて
    の再生動作の終了後も、前記の静止画データ用メモリに
    記憶されているグループを記憶させ続けておき、再生の
    対象として次に選択されたトラックについてのトラック
    制御情報における、そのトラックの音響データの再生に
    関連付けて再生させる1つのグループを指定する情報に
    より指定されたグループが、前記の静止画データ用メモ
    リに記憶され続けているグループと同一と判断された場
    合には、前記の記録媒体から静止画データ用メモリに対
    するグループの記憶動作が行われないように制御するス
    テップと、を備えたことを特徴とする再生方法。
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