JP3410063B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Description
その製造方法に関する。
ために、セルフアラインコンタクト(SAC:Self
Alined Contact)法が利用されてい
る。
ト窒化膜(オフセット用のシリコン窒化膜)を有するゲ
ート電極を基板上に形成したのち、これらを覆うように
層間絶縁膜を形成し、しかる後、サイドウォール及びオ
フセット窒化膜と、層間絶縁膜とのエッチング選択性を
利用することにより、自己整合的な部位にコンタクトホ
ールを形成する方法である。
ホトリソグラフィにおける露光マスク合わせマージン
は、装置のアライメントやマスク精度等で決定されてし
まうことから、0.07μm〜0.08μm以下にする
ことは困難であると言われている。しかしながら、SA
C法は、マスク合わせマージンを大きくできる点で、半
導体装置の高集積化に適している。
(特開平10−4190)に開示されている方法があ
る。
する図である。以下、図8(A)〜(D)を参照して、
文献IのSACプロセスにつき概略的に説明する。
縁膜101及びオフセット窒化膜103を有する複数の
ゲート電極105を基板107上に形成する。文献Iの
技術では、次に、図8(B)に示すように、ゲート電極
105の側壁105a部分にシリコン窒化膜からなるサ
イドウォール109を形成し、続いて、図8(C)に示
すように例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜11
1を形成する。
クトホールに対応する開口部を有するエッチングマスク
113を形成し、このエッチングマスク113を介して
層間絶縁膜111をエッチングする。これにより、シリ
コン窒化膜(オフセット窒化膜103及びサイドウォー
ル109)に対して層間絶縁膜111のみが選択的にエ
ッチングされ、これにより、両側のサイドウォール10
9及びオフセット窒化膜103に保護された部分が残存
して、層間絶縁膜111中の自己整合的な位置にコンタ
クトホール115を形成することができる。
のSAC法では、図8(D)に示すように、オフセット
窒化膜103及びサイドウォール109がシリコン窒化
膜で形成されており、このため、文献II(T.Mizuno e
t al.“Hot-Carrier Injection Suppression Dueto the
Nitride-Oxide LDD Spacer Structure”,IEEE TRANSAC
TIONS ON ELECTRON DEVICES,VOL.38,NO.3,P.584,1991)
或いは文献III(F.C.Hsu and H.R.Grinolds,“Struc
ture-Enhanced MOSFET Degradation Due to Hot-Electr
on Injection”,IEEE Electron Device Letters,vol.ED
L-5,P.71,1984)に開示されているように、半導体装置
中の半導体素子が駆動する際にはホットキャリア現象が
生じやすい。
キャリア現象は、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜界
面近傍(図8(D)中の破線で囲んだ部分)において発
生し易く、特にシリコン酸化膜/シリコン窒化膜界面が
基板に接していると、ホットキャリア現象は更に生じ易
くなる。従って、文献Iの半導体装置は、ホットキャリ
ア耐性が低いという欠点があった。
る図である。文献Iの技術におけるホットキャリア耐性
の劣化を抑制するために、例えば、図9(A)及び図9
(B)に示すように、シリコン窒化膜からなるサイドウ
ォール109を形成する前に、予めゲート側壁部分全体
に薄く酸化膜117を形成する技術が提案されている。
なお、図9(A)ではゲート電極(ポリシリコンゲート
電極)105にゲート電極側壁酸化膜117aを形成
し、図9(B)ではゲート電極105に薄くシリコン酸
化膜117bを堆積させている。
んだ現在においては、例えば隣接するゲート電極101
の間隔は既に0.20μm程度に達しており、しかも、
隣接するゲート電極には個々にサイドウォールを設ける
必要がある。よって、互いに向き合うサイドウォールが
形成するスリット間隔は、例えば0.10μm程度かそ
れ以下になってしまう。この場合、図9に示すように、
上述したごとく自己整合的にコンタクトホール115を
形成しようとしても、スリット間隔wが狭くなることに
起因して、この微細なスリット間隔wの層間絶縁膜11
1に対するエッチングが停止してしまう現象(一般にエ
ッチストップ現象と言われる。)が生じ易い。よって、
図9に示す従来の技術では、エッチストップ現象を発生
させない程度にスリット間隔wを確保しつつサイドウォ
ール109を形成するのは困難になってしまい、従っ
て、コンタクト不良が発生しやすくなる。
いはSAC法を用いる半導体装置製造方法において、ホ
ットキャリア現象及びコンタクト不良の発生を抑制でき
る半導体装置の構造や半導体装置製造方法の出現が望ま
れていた。また、少なくともホットキャリア現象の発生
を抑制できる半導体装置の構造が望まれていた。
半導体装置の発明では、基板と、自己整合的にコンタク
トホールを形成するためのサイドウォール及びオフセッ
ト窒化膜を有し、かつ、ゲート絶縁膜を介してこの基板
上に設けられた複数のゲート電極と、このゲート電極を
覆う層間絶縁膜と、複数のゲート電極間の層間絶縁膜を
貫通してなるコンタクトホールとを具え、複数のゲート
電極は、基板上でゲート電極が密集する密領域と、基板
上でゲート電極が疎散する疎領域とを構成しており、サ
イドウォールを、シリコン酸化膜を含みかつゲート電極
側壁の下側に設けられた下部サイドウォールと、シリコ
ン窒化膜を含みかつこのゲート電極側壁の上側に設けら
れた上部サイドウォールとで構成し、下部サイドウォー
ルが、下部サイドウォールを形成するシリコン酸化膜
と、上部サイドウォールを形成するシリコン窒化膜との
界面にてホットキャリア現象が生じない程度に界面及び
基板間の距離を離間させ得る膜厚を有し、密領域におけ
る下部サイドウォールの膜厚を、疎領域における下部サ
イドウォールの膜厚よりも厚くしてあることを特徴とす
る。
ォールを下部サイドウォール及び上部サイドウォールの
積層構造体で構成しており、そして、コンタクトホール
形成時には上部サイドウォール及びオフセット窒化膜が
ストッパ膜として機能するため、自己整合的にコンタク
トホールを形成できる構造(SAC構造)が提供でき
る。
ゲート電極側壁下部にはシリコン酸化膜を含む下部サイ
ドウォールを設けてあるので、シリコン酸化膜/シリコ
ン窒化膜界面を基板面から充分に離間させることができ
るため、図8に示す従来技術に比べて、ホットキャリア
現象の発生を抑制する素子構造が実現できる。
のように、ホットキャリア現象を抑制するために、ゲー
ト電極側壁を酸化し或いはゲート側壁全面にシリコン酸
化膜を堆積していない。よって、隣接するゲート電極の
対向する側壁に設けられるサイドウォール間のスリット
間隔が減少してしまうのを抑制でき、従って、エッチス
トップ現象が生じにくくなり、ゆえに、コンタクト不良
の発生を抑制する構造が達成できる。
設定することにより、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜
界面を基板から充分に離間させることができる。
形態にて後述するが、密領域及び疎領域における膜厚を
異ならせることができ、従って、密領域及び疎領域での
半導体素子の特性を異ならせることができ、或いは、密
領域及び疎領域においてその特性を独立に制御すること
ができる。典型的には、この発明の実施に当たり、下部
サイドウォールがゲート電極側壁の下側に接した状態
で、及び、上部サイドウォールがゲート電極側壁の上側
に接した状態で設けられる。
れば、サイドウォールを有するゲート電極を具えた半導
体装置であって、このサイドウォールが、シリコン酸化
膜からなりかつゲート電極側壁の下側に設けられた下部
サイドウォールと、シリコン窒化膜からなりかつこのゲ
ート電極側壁の上側に設けられた上部サイドウォールと
を有し、下部サイドウォールが、下部サイドウォールを
形成するシリコン酸化膜と、上部サイドウォールを形成
するシリコン窒化膜との界面にてホットキャリア現象が
生じない程度に界面及び基板間の距離を離間させ得る膜
厚を有することを特徴とする。
ォールをシリコン酸化膜からなる下部サイドウォール及
びシリコン窒化膜からなる上部サイドウォールの積層構
造体で構成しており、下部サイドウォールがゲート電極
の側壁の下側に設けられ、上部サイドウォールがゲート
電極の側壁の上側に設けられている。このように、ホッ
トキャリア現象が生じやすいゲート電極側壁下部にはシ
リコン酸化膜を含む下部サイドウォールを設けてあるの
で、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜界面を基板面から
充分に離間させることができるため、図8に示す従来技
術に比べて、ホットキャリア現象の発生を抑制する素子
構造が実現できる。
定することにより、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜界
面を基板から充分に離間させることができる。また、上
述した別発明の実施に当たり、典型的には、下部サイド
ウォールがゲート電極側壁の下側に接した状態で、及
び、上部サイドウォールがゲート電極側壁の上側に接し
た状態で設けられている。
に当たり、この半導体装置は、基板上でゲート電極が密
集する密領域と、この基板上でゲート電極が疎散する疎
領域とを構成する複数のゲート電極を具え、密領域にお
ける下部サイドウォールの膜厚を、疎領域における下部
サイドウォールの膜厚よりも厚くしてあるのが好まし
い。
態にて後述するが、密領域及び疎領域における膜厚を異
ならせることができ、従って、密領域及び疎領域での半
導体素子の特性を異ならせることができ、或いは、密領
域及び疎領域においてその特性を独立に制御することが
できる。
法の発明では、ゲート絶縁膜及びオフセット窒化膜を有
する複数のゲート電極を基板上に形成する第1工程と、
ゲート電極及び基板を覆うようにシリコン酸化膜を含む
シリコン酸化層を形成する第2工程と、シリコン酸化層
をエッチングすることにより、ゲート電極の側壁よりも
薄い下部サイドウォール前駆層を形成する第3工程と、
下部サイドウォール前駆層を覆うようにシリコン窒化膜
を含むシリコン窒化層を形成する第4工程と、シリコン
窒化層及び下部サイドウォール前駆層を順次にエッチン
グすることにより、シリコン窒化膜が側壁上側に残存し
てなる上部サイドウォール、及び、シリコン酸化膜がこ
の側壁下側に残存してなる下部サイドウォールの構造を
有するサイドウォールを形成する第5工程と、サイドウ
ォール形成済みの前記ゲート電極を覆うように層間絶縁
膜を形成する第6工程と、層間絶縁膜をエッチングする
ことにより、この層間絶縁膜を貫通するコンタクトホー
ルを自己整合的に形成する第7工程とを含み、 第3工程
では、第5工程で形成する下部サイドウォールが、下部
サイドウォールを形成するシリコン酸化膜と、上部サイ
ドウォールを形成するシリコン窒化膜との界面にてホッ
トキャリア現象が生じない程度に界面及び基板間の距離
を離間させ得る膜厚を有するように下部サイドウォール
前駆層を形成することを特徴とする。
を、シリコン酸化膜を含む下部サイドウォールと、シリ
コン窒化膜を含む上部サイドウォールとの積層構造体に
形成することができる。よって、第7工程では、この上
部サイドウォール及びオフセット窒化膜はストッパ膜と
して機能するため、実質的に層間絶縁膜のみがエッチン
グされて自己整合的にコンタクトホールが形成される。
ン酸化膜で形成するので、シリコン酸化膜/シリコン窒
化膜界面を基板面から充分に離間させることができ、従
って、図8に示す従来技術に比べて、ホットキャリア現
象の発生を抑制することができる。
のように、ホットキャリア現象を抑制するために、ゲー
ト電極の側壁を酸化したり或いは薄くシリコン酸化膜を
堆積したりする必要がない。よって、隣接するゲート電
極の対向する側壁に設けられるサイドウォール間のスリ
ット間隔が減少してしまうのを抑制でき、従って、エッ
チストップ現象が発生しにくくなり、ゆえに、コンタク
ト不良の発生を抑制することができる。
ゲート電極が密集する密領域と、基板上でゲート電極が
疎散する疎領域とを構成しているが、例えば、特にDR
AMやSRAM等のメモリでは記憶部及び制御部間にお
いて半導体素子の疎密差が大きい。この点を鑑みると、
以下のごとく、この発明を実施するのが好ましい。
ば、第1工程では、基板上でゲート電極が密集する密領
域と、該基板上で該ゲート電極が疎散する疎領域とを構
成するように、複数のゲート電極を形成し、これに起因
して、第2工程で形成したシリコン酸化層の密領域にお
ける膜厚が、疎領域における膜厚よりも厚くなる場合に
は、好ましくは、第3工程前に予め、化学的機械研磨
(CMP:Chemical Mechanical
Polishing)法によってシリコン酸化層を広域
に平坦化するCMP工程を行うのが良い。
距離を意味する。
れたゲート電極が密領域及び疎領域を構成している場
合、周知の如く、第2工程にて形成したシリコン酸化層
の膜厚には、その表面における位置に応じて差異が生じ
てしまう。このように膜厚に差異が生じると、第3工程
のエッチングを行う際、密領域においてシリコン酸化層
を所定の膜厚で残存させたとしても、必然的に、疎領域
においてシリコン酸化層の膜厚は、密領域における膜厚
よりも極端に薄くなってしまう。一方、疎領域において
膜厚を所定の膜厚で残存させると、密領域において膜厚
が極端に厚くなる。よって、この場合、第3工程では、
密領域及び疎領域において、ホットキャリア現象の発生
を抑制できる程度の膜厚を残存させることが困難とな
る。
に、第3工程を行う前に予めCMP法を用いてシリコン
酸化層をグローバルに平坦化しておくことにより、第3
工程で均一な厚さにシリコン酸化層を残存させることが
でき、従って、密領域及び疎領域の両方で等しくホット
キャリア現象の発生を抑制することができる。
第1工程では、基板上でゲート電極が密集する密領域
と、この基板上でこのゲート電極が疎散する疎領域とを
構成するように、複数のゲート電極を形成している場合
には、好ましくは、第2工程にてシリコン酸化層を形成
するに当たり、密領域のゲート電極間を満たし、かつ、
疎領域のゲート電極上側における膜厚が当該疎領域のゲ
ート電極側壁における膜厚よりも厚くなるように、成膜
材料或いは成膜条件を設定しておき、その後、第3工程
では、シリコン酸化層をエッチングすることにより、密
領域のゲート電極側壁における膜厚が、疎領域のゲート
電極側壁における膜厚よりも厚くなるように、下部サイ
ドウォール前駆層を形成するのが良い。
ゲート電極間をシリコン酸化層で満たすと共に、疎領域
のゲート電極上側におけるシリコン酸化層の膜厚を、疎
領域のゲート電極側壁におけるシリコン酸化層の膜厚よ
りも厚くなるように、成膜材料或いは成膜条件を設定し
ておいてから、シリコン酸化層を形成する。よって、第
3工程でシリコン酸化層をエッチングした場合、密領域
のゲート電極に接する下部サイドウォール前駆層は厚く
残存し、一方、疎領域のゲート電極に接する下部サイド
ウォール前駆層は、これよりも薄く残存する。従って、
サイドウォールの幅(すなわち、基板面に平行なサイド
ウォールの膜厚)を密領域で広くかつ疎領域で狭くで
き、ゆえに、密領域及び疎領域での半導体素子の特性を
互いに異ならせることができる。なお、典型的に言う
と、この構成では、第2工程後、シリコン酸化層の平坦
化を目的とするリフローやCMPプロセスを行うことな
く、そのまま第3工程を行うものとする。
SG、BPSG、P−TEOS・NSG或いはP−Si
H4・NSGを用いて形成するのが好ましい。
等の特性が充分に明らかにされているため、これらの成
膜材料を用いることにより、容易に、密領域及び疎領域
での半導体素子の特性を互いに異ならせることができ
る。
半導体装置の実施の形態及び半導体装置の製造方法の実
施の形態につき説明する。なお、この説明に用いる各図
は、これら発明を理解できる程度に各構成成分の形状、
大きさ及び位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。
また、各図において同様な構成成分については、同一の
番号及び同一のハッチングを付して示し、その重複する
説明或いは図中の符号を省略することがある。また、以
下に示す使用材料や数値条件等は、発明の概念に含まれ
る範囲における単なる例示に過ぎず、この発明はこれら
の事項に限定されない。なお、図を見易くするために、
図中においては、断面を示すハッチングの一部を省略し
て示している箇所がある。
の形態の半導体装置を模式的に示す断面図である。以
下、図1を参照して、第1の実施の形態の半導体装置の
構造と共にその製造方法につき説明する。
は、基板13と、サイドウォール15及びオフセット窒
化膜17を有しかつゲート絶縁膜19を介してこの基板
17上に設けられたゲート電極21と、ゲート電極21
を覆う層間絶縁膜23と、複数のゲート電極21間の層
間絶縁膜23を貫通してなるコンタクトホール25とを
具える。
5及びオフセット窒化膜17により自己整合的にコンタ
クトホール25を形成するための構造(SAC構造)を
有する。
体装置11では、サイドウォール15を、シリコン酸化
膜からなりかつゲート電極21側壁21aの下側(図1
中、側壁21aに沿う部分のうちの下側部分)に接する
下部サイドウォール151と、シリコン窒化膜からなり
かつゲート電極21側壁21aの上側(図1中、側壁2
1aに沿う部分のうちの上側部分)に接する上部サイド
ウォール152とで構成してある点に特徴がある。
の半導体装置のいずれにおいても、コンタクトホールを
エッチングで形成する前に、予め、その開口部に対応す
るエッチングマスクを形成しておく必要がある。その
際、周知の如く、このエッチングマスクを形成するため
の露光マスクに、マスク合わせずれやマスク精度の低下
等が生じると、エッチングマスクに位置ずれが生じる。
よって、従来の非SAC構造の半導体装置ではコンタク
トホールの位置ずれが生じ、その結果、コンタクト−ゲ
ート電極間の短絡が発生しやすくなっていた。
導体装置11は、それぞれシリコン窒化膜からなるオフ
セット窒化膜17及び上部サイドウォール152を有し
ており、自己整合的にコンタクトホール25を形成でき
る構造を有している。よって、この半導体装置11によ
れば、コンタクトホール25を形成する際に、オフセッ
ト窒化膜17及び上部サイドウォール152がストッパ
膜として機能するため、層間絶縁膜23中の自己整合的
な位置にコンタクトホール25を形成する構造が提供で
きる。すなわち、この半導体装置11によれば、マスク
合わせずれやマスク精度の低下等が発生しても、ゲート
電極21と接触させずに基板13に達するコンタクトホ
ール25を形成することができ、よって、コンタクト−
ゲート電極間の短絡が発生しにくくなり、従って、コン
タクト不良の発生を抑制することができる。
キャリア現象が生じやすいゲート電極21側壁21a下
部にはシリコン酸化膜からなる下部サイドウォール15
1を設けてあるので、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜
界面27を基板面13aから充分に離間させることがで
きるため、図8に示す従来技術に比べて、ホットキャリ
ア現象の発生を抑制する素子構造が実現できる。
高さは1500Å〜2500Å程度である。この出願に
係る発明者によれば、例えば、シリコン酸化膜/シリコ
ン窒化膜界面27及び基板面13a間の距離(すなわ
ち、下部サイドウォールの膜厚)を500Å程度か若し
くはそれ以上とするのが好ましく、このようにすれば、
界面27近傍における電圧が充分に低減されるため、ホ
ットキャリア耐性を向上させることができる。
す従来技術のように、ゲート電極側壁を酸化し或いはゲ
ート電極側壁全面にシリコン酸化膜を堆積していない。
すなわち、この半導体装置11は、下部サイドウォール
151として、シリコン酸化膜をゲート電極21側壁2
1aの下部にのみ有する。よって、図1の半導体装置1
1によれば、隣接するゲート電極21の対向する側壁2
1aに設けられるサイドウォール15間のスリット間隔
が減少してしまうのを抑制でき、従って、エッチストッ
プ現象が生じにくくなり、ゆえに、コンタクト不良の発
生を抑制する構造が達成できる。
接するゲート電極間の距離は、例えば0.20μm程度
に達することがある。よって、図9に示す技術では、ゲ
ート電極側壁全面に酸化膜が形成されるので、ゲート電
極側壁の酸化膜の膜厚が数百Åであったとしても、必然
的に、サイドウォール間のスリット間隔が減少してしま
う。しかしながら、この半導体装置11の場合には、ゲ
ート電極21間の間隔が0.20μm程度であっても、
少なくとも0.10μm程度のサイドウォール15間の
間隔を確保できるため、エッチストップ現象の発生を抑
制することができる。
置11の構造は、例えば、後述の実施の形態の製造方法
により実現できる。
2の実施の形態の半導体装置製造方法による模式的な断
面製造工程図である。以下、図2及び図3を参照して第
2の実施の形態の半導体装置製造方法につき説明する。
ゲート絶縁膜19a及びオフセット窒化膜17を有する
複数のゲート電極21が、基板13上に形成される。
ば、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜或いはその他の
好適な絶縁膜が用いられる。
シリコンゲート電極或いはその他の好適な電極形成材料
が用いられる。
図示せずも、例えば、基板13上にゲート絶縁膜19a
を形成したのち、各々均一な膜厚で電極形成膜(ポリシ
リコン膜等)及びシリコン窒化膜を形成し、次に、露光
マスクによるホトリソグラフィ技術を用いてエッチング
マスクを形成し、しかる後、このエッチングマスクで以
て電極形成用膜及びシリコン窒化膜を一括パターニング
し、これにより同一平面パタンを構成するオフセット窒
化膜17及びゲート電極21を形成する。
程では、ゲート電極21及び基板13を覆うようにシリ
コン酸化膜からなるシリコン酸化層29を形成する。例
えば、この第2工程では、ゲート電極21の段差が完全
に埋まる程度の膜厚でシリコン酸化層29を堆積させ
る。
程では、シリコン酸化層29をエッチングすることによ
り、ゲート電極21の側壁21a下側に側壁21aより
も薄く下部サイドウォール前駆層29aを形成する。す
なわち、この第3工程においては、シリコン酸化層29
と、オフセット窒化膜17及びゲート電極21(例えば
ポリシリコン)との間のエッチング選択性を利用して、
選択的にシリコン酸化層29をエッチバックする。
では、下部サイドウォール前駆層29aを覆うようにシ
リコン窒化膜からなるシリコン窒化層31を形成する。
が、現在においては、半導体装置の集積化が進み、ゲー
ト電極の高さに対してゲート間隔が縮小され、ゲート電
極21のアスペクト比(ゲート電極の高さ/ゲート電極
間隔)が非常に大きな値となりつつある。アスペクト比
が大きくなると、ゲート電極21側壁21aに堆積する
膜厚が、ゲート電極21上側に堆積する膜厚に比べて相
対的に薄くなり易く、従って、後述の第5工程にて、所
定の幅を有するように、サイドウォール15を形成する
のが困難となる。
は、予め下部サイドウォール前駆層29aを形成したの
ちに、シリコン窒化層31を形成している。よって、シ
リコン窒化層31を形成する際の実質的なアスペクト比
を低減することができ、従って、ゲート電極21側壁2
1aにおけるシリコン窒化膜31の膜厚と、ゲート電極
21上側21bにおけるシリコン窒化膜23の膜厚とを
制御し易くなり、その結果、後述の第5工程において、
サイドウォール25の所定の幅を容易に実現できるとい
うメリットがある。
程では、シリコン窒化層31及び下部サイドウォール前
駆層29aを順次にエッチングすることにより、シリコ
ン窒化膜が側壁21aの上側(図1中、側壁21aに沿
う部分のうち上側部分)に残存してなる上部サイドウォ
ール152、及び、シリコン酸化膜がこの側壁21aの
下部(図1中、側壁21aに沿う部分のうち下側部分)
に残存してなる下部サイドウォール151の構造を有す
るサイドウォール15を形成する。
るサイドウォール15の幅は、シリコン窒化層31の膜
厚にのみ応じて決定される。
程では、サイドウォールを形成したゲート電極21を覆
うように層間絶縁膜33を形成する。
ては、NSG(Non−dopedsilicate
glass)の他に、PSG(phosphosili
cate glass)又はBPSG(boronsi
licate glass)等のリフローによる平坦化
が可能なシリコン酸化膜等が用いられる。勿論、この層
間絶縁膜33は、CMP法により平坦化されてもよい。
程では、層間絶縁膜33をエッチングすることにより、
この層間絶縁膜33を貫通するコンタクトホール25を
自己整合的に形成する。
膜33の上面に露光マスクによるホトリソグラフィを用
いて、エッチングマスク35を設けておく。しかる後、
層間絶縁膜33をエッチングすることにより、マスク3
5の開口部分にコンタクトホール25が形成される。こ
の際、マスク35が正確に位置合わせされておらず、そ
の結果、オフセット窒化膜17やサイドウォール15が
エッチャントに晒されたとしても、オフセット窒化膜1
7及び上部サイドウォール152はストッパ膜として機
能し、これらは実質的にエッチングされない。従って、
多少のマスクずれが生じても、ゲート電極21と接触さ
せずに基板13に達するコンタクトホール25を形成す
ることができる。
択的にエッチング形成する条件は、C4F8ガス:18s
ccm、COガス:300sccm、Arガス:400
sccm、チャンバ内圧力:55mTorr、印加電
力:1300W、エッチング時間:135秒とすること
ができる。
25を形成する半導体装置の製造方法によれば、オフセ
ット窒化膜17及び上部サイドウォール152がストッ
パ膜として機能するため、層間絶縁膜33中の自己整合
的な位置にコンタクトホール25を形成することができ
る。すなわち、この半導体装置の製造方法によれば、マ
スク合わせずれやマスク精度の低下等が発生しても、ゲ
ート電極21と接触させずに基板13に達するコンタク
トホール25を形成することができ、よって、コンタク
ト−ゲート電極間の短絡が発生しにくくなり、従って、
コンタクト不良の発生を抑制することができる。
ば、図1に示すように、ホットキャリア現象が生じやす
いゲート電極21側壁21a下部にはシリコン酸化膜か
らなる下部サイドウォール151を設けてあるので、シ
リコン酸化膜/シリコン窒化膜界面27を基板面13a
から充分に離間させることができるため、図8に示す従
来技術に比べて、ホットキャリア現象の発生を抑制する
素子構造が実現できる。
高さは1500Å〜2500Å程度である。この出願に
係る発明者によれば、例えば、シリコン酸化膜/シリコ
ン窒化膜界面27及び基板面13a間の距離(すなわ
ち、下部サイドウォールの膜厚)を500Å程度か若し
くはそれ以上とするのが好ましく、このようにすれば、
界面27近傍における電圧が充分に低減されるため、ホ
ットキャリア耐性を向上させることができる(図1参
照)。
造方法によれば、図9に示す従来技術とは異なり、ゲー
ト電極21側壁21aを酸化し或いはゲート電極21側
壁21a全面にシリコン酸化膜を堆積していない。すな
わち、ここでは、下部サイドウォール151として、シ
リコン酸化膜をゲート電極21側壁21aの下部にのみ
形成する。よって、図1の半導体装置11によれば、隣
接するゲート電極21の対向する側壁21aに設けられ
るサイドウォール15間のスリット間隔が減少してしま
うのを抑制でき、従って、エッチストップ現象が生じに
くくなり、ゆえに、コンタクト不良の発生を抑制するこ
とができる。
接するゲート電極間の距離は、例えば0.20μm程度
に達することがある。よって、図9に示す従来技術で
は、ゲート電極側壁全面に酸化膜が形成されるので、ゲ
ート電極側壁の酸化膜の膜厚が数百Åであったとして
も、必然的に、サイドウォール間のスリット間隔が減少
してしまう。しかしながら、この半導体装置の製造方法
の場合、ゲート電極21間の間隔が0.20μm程度で
あっても、例えば、少なくとも0.10μm程度のサイ
ドウォール15間の間隔を確保できるため、エッチスト
ップ現象の発生を抑制することができる。
の形態の変形例として第3の実施の形態の半導体装置製
造方法につき説明する。
極が密集する密領域と、基板上でゲート電極が疎散する
疎領域とを構成しているが、例えば、特にDRAMやS
RAM等のメモリでは記憶部及び制御部間においてゲー
ト電極の疎密差が大きい。このような疎密差が大きい半
導体装置の場合には、以下のような第3の実施の形態の
半導体装置の製造方法を実施するのが好ましい。
体装置製造方法による模式的な断面製造工程図である。
以下、図4及び図5を参照して第3の実施の形態の半導
体装置製造方法につき説明する。ただし、第2の実施の
形態と同様な事柄については説明を省略することがあ
る。
態の第1工程では、基板13上でゲート電極21が密集
する密領域37と、基板13上でゲート電極21が疎散
する疎領域39とを構成するように、複数のゲート電極
を形成する。なお、この第1工程は、第2の実施の形態
と同様の工程としてよい。
電極は、均一ではなくある程度の疎密差を以て形成され
る。特に、DRAM等のメモリ素子の場合には疎密差が
顕著となり、マトリクス状に半導体素子が配置される記
憶部においては最もゲート電極間隔が狭く、制御部等の
その他の部分ではゲート電極間隔が比較的広くなる。
程では、ゲート電極21及び基板13を覆うようにシリ
コン酸化膜からなるシリコン酸化層29を形成する。
ゲート電極が疎密差を有することに起因して、シリコン
酸化層29の密領域37における膜厚が、疎領域39に
おける膜厚よりも厚く形成されている。例えば、この第
2工程では、密領域37及び疎領域39におけるゲート
電極21の段差が完全に埋まる程度の膜厚でシリコン酸
化層29を堆積させる。
領域39における膜厚よりも厚くなるのは、周知である
が、典型的な例では、ゲート電極21の高さが1500
Å〜2500Å程度であり、密領域37における膜厚を
8000Å程度としたとき、疎領域39における膜厚が
3500Åのように非常に薄くなることがある。この膜
厚差は、ゲート電極21の2〜2.5倍である。そのた
め、後述の第3工程において、そのまま単純に、密領域
37のゲート電極21側壁21aよりも薄い下部サイド
ウォール前駆層29aを形成した場合には、疎領域39
のゲート電極21の側壁21aにおいて、シリコン酸化
膜(下部サイドウォール前駆層)が完全にエッチング除
去されてしまう。従って、この場合、疎領域39におけ
るホットキャリア耐性を向上させることができない。
工程前に予め、図4(C)に示すように、化学的機械研
磨(CMP)法によって第2工程後のシリコン酸化層2
9を広域に平坦化するCMP工程を行う。
及び疎領域39間の膜厚が均一となるようにシリコン酸
化層29を研磨することにより、膜厚が均一化されたシ
リコン酸化層29bを形成する。これにより、第3工程
では、膜厚が均一化されたシリコン酸化層29bに対し
てエッチバックを行うことができる。
第3工程では、シリコン酸化層(膜厚が均一化されたシ
リコン酸化層)29bをエッチングすることにより、ゲ
ート電極21の側壁21aの下側に側壁21aよりも薄
く下部サイドウォール前駆層29aを形成する。この第
3工程は、第2の実施の形態の第3工程と同様に実施で
きる。
シリコン酸化膜29の膜厚を、CMP工程にて予め均一
化してあるため、図4(D)に示すように、密領域37
及び疎領域39における下部サイドウォール前駆層を均
一な膜厚で形成することができる。
では、下部サイドウォール前駆層29aを覆うようにシ
リコン窒化膜からなるシリコン窒化層31を形成する。
この第4工程は、第2の実施の形態の第4工程と同様に
実施できる。
程では、シリコン窒化層31及び下部サイドウォール前
駆層29aを順次にエッチングすることにより、シリコ
ン窒化膜が側壁21aの上側に残存してなる上部サイド
ウォール152、及び、シリコン酸化膜がこの側壁21
aの下側に残存してなる下部サイドウォール151の構
造を有するサイドウォール15を形成する。この第5工
程は、第2の実施の形態の第5工程と同様に実施でき
る。
ン酸化層29の膜厚を均一化しているので、下部サイド
ウォール251及び上部サイドウォール152の膜厚
は、密領域37及び疎領域39において均一となる。
程では、サイドウォール15を形成したゲート電極21
を覆うように層間絶縁膜33を形成する。この第6工程
は、第2の実施の形態の第6工程と同様に実施できる。
程では、層間絶縁膜33をエッチングすることにより、
この層間絶縁膜33を貫通するコンタクトホール25を
自己整合的に形成する。この第7工程は、第2の実施の
形態の第7工程と同様に実施できる。
置製造方法によれば、第2の実施の形態にて説明した効
果と同様の効果を得ることができる。ここでは、特に、
第3工程の前に予めCMP工程を行っているので、ゲー
ト電極21が密領域37及び疎領域39を構成している
半導体装置を製造する場合にも、CMP工程にてシリコ
ン酸化層29の膜厚を均一化しておき、第3工程で均一
化されたシリコン酸化膜29bをエッチバックしてい
る。そのため、下部サイドウォール151及び上部サイ
ドウォール152の膜厚を、密領域37及び疎領域39
において均一化することができ、よって、密領域37及
び疎領域39の両領域におけるホットキャリア耐性を向
上させることができる。
態では、第2の実施の形態の半導体装置製造方法の変形
例につき説明する。
施の形態と同じく、ゲート電極の疎密差が大きい半導体
装置の場合に実施するのが好ましい半導体装置製造方法
である。
体装置製造方法による模式的な断面製造工程図である。
以下、図6及び図7を参照して第4の実施の形態の半導
体装置製造方法につき説明する。ただし、第2或いは第
3の実施の形態と同様な事柄については説明を省略する
ことがある。
態の第1工程では、基板13上でゲート電極21が密集
する密領域37と、基板13上でゲート電極21が疎散
する疎領域39とを構成するように、複数のゲート電極
を形成する。なお、この第1工程は、第2の実施の形態
の第1工程と同様に実施できる。
程では、ゲート電極21及び基板13を覆うようにシリ
コン酸化膜からなるシリコン酸化層29を形成する。
2工程にてシリコン酸化層29を形成するに当たり、密
領域37のゲート電極21間を満たし、かつ、疎領域3
9のゲート電極21上側21bにおける膜厚が当該疎領
域39のゲート電極21側壁21aにおける膜厚よりも
厚くなるように、成膜材料或いは成膜条件を設定してお
き、当該シリコン酸化層29を形成する。
差被覆性(カバレージ)特性が悪くなる成膜材料や成膜
条件を選択しておいてから、シリコン酸化層29を形成
する。そのため、図6(B)に示すように、例えば、疎
領域39にあっては、ゲート電極21が孤立しているの
で、ゲート電極21側壁21aにおけるシリコン酸化層
29の膜厚が、ゲート電極21上側21bにおけるシリ
コン酸化層29の膜厚よりも薄くなる。そして、密領域
37のゲート電極21上側21bにおけるシリコン酸化
層29の膜厚は、疎領域39のゲート電極21上側21
bにおけるシリコン酸化層29の膜厚とほぼ同一とな
る。更に、密領域37にあっては、ゲート電極21が密
集しているので、ゲート電極21間はシリコン酸化層2
9で満たされる。
料としては、PSG、BPSG、P−TEOS・NSG
或いはP−SiH4・NSGを用いるのが好ましい。
等の特性が充分に明らかにされているため、密領域37
や疎領域39の膜厚を容易に制御することができる。
は、例えば、密領域37においてはゲート電極21によ
るシリコン酸化層29表面の段差が無くなる程度の膜厚
でシリコン酸化層29を形成し、疎領域39においては
ゲート電極21によるシリコン酸化層29表面の段差が
残存する程度の膜厚でシリコン酸化層29を堆積させ
る。
おける段差被覆性の劣化を利用するので、第2工程後、
シリコン酸化層の平坦化を目的とするリフローやCMP
プロセスを行うことなく、そのまま以下に示す第3工程
を行う。
程では、シリコン酸化層29をエッチングすることによ
り、ゲート電極21の側壁21aよりも薄い下部サイド
ウォール前駆層29aを形成する。すなわち、この第3
工程においては、シリコン酸化層29と、オフセット窒
化膜17及びゲート電極21(例えばポリシリコン)と
の間のエッチング選択性を利用して、選択的にシリコン
酸化層29をエッチバックする。
は、所定の成膜材料或いは成膜条件を選択してあるの
で、図6(C)に示すように、密領域37のゲート電極
21側壁21aにおける膜厚が、疎領域39のゲート電
極21側壁21aにおける膜厚よりも厚くなるように、
シリコン酸化層29を残存させることができる。すなわ
ち、密領域37のゲート電極21に接する下部サイドウ
ォール前駆層29aは厚く形成され、かつ、疎領域39
のゲート電極21に接する下部サイドウォール前駆層2
9aはこれよりも薄く形成される。
では、下部サイドウォール前駆層29aを覆うようにシ
リコン窒化膜からなるシリコン窒化層31を形成する。
なお、この第4工程は、第2の実施の形態の第4工程と
同様に実施できる。
程では、シリコン窒化層31及び下部サイドウォール前
駆層29aを順次にエッチングすることにより、シリコ
ン窒化膜が側壁21aの上側に残存してなる上部サイド
ウォール152、及び、シリコン酸化膜がこの側壁21
aの下側に残存してなる下部サイドウォール151の構
造を有するサイドウォール15を形成する。
で形成されるサイドウォール15の幅については、前述
のごとく下部サイドウォール前駆層29aの幅を異なら
せてあるので、密領域37で厚くかつ疎領域39で薄く
することができる。
程では、サイドウォールを形成したゲート電極21を覆
うように層間絶縁膜33を形成する。この第6工程は、
第2の実施の形態の第6工程と同様に実施できる。
程では、層間絶縁膜33をエッチングすることにより、
この層間絶縁膜33を貫通するコンタクトホール25を
自己整合的に形成する。この第7工程は、第2の実施の
形態の第7工程と同様に実施できる。
置製造方法によれば、第2の実施の形態にて説明した効
果と同様の効果を得ることができる。ここでは、特に、
第2工程において、段差被覆性特性が悪くなる成膜材料
や成膜条件を選択しておいてから、シリコン酸化層29
を形成しているので、密領域37及び疎領域39におけ
るサイドウォール15の幅を異ならせることができる。
従って、この第4の実施の形態の半導体装置製造方法に
よれば、密領域37及び疎領域39での半導体素子の特
性を異ならせることができ、或いは、密領域37及び疎
領域39においてその特性を独立に制御することができ
る。
発明の半導体装置によれば、サイドウォールを上部サイ
ドウォール及び下部サイドウォールで構成してあるの
で、SAC構造でありながらも、ホットキャリア現象及
びコンタクト不良の発生を抑制する構造を実現すること
ができる。
ば、サイドウォールをシリコン窒化膜からなる上部サイ
ドウォールと、シリコン酸化膜からなる下部サイドウォ
ールで構成してあるので、ホットキャリア現象の発生を
抑制することができる。
よれば、サイドウォールの構造を、シリコン酸化膜を含
む下部サイドウォールと、シリコン窒化膜を含む上部サ
イドウォールとの積層構造体に形成することができるの
で、SAC法を利用しながらも、ホットキャリア現象及
びコンタクト不良の発生を抑制することができる。
断面図である。
模式的な断面製造工程図(その1)である。
模式的な断面製造工程図(その2)である。
模式的な断面製造工程図(その1)である。
模式的な断面製造工程図(その2)である。
模式的な断面製造工程図(その1)である。
模式的な断面製造工程図(その2)である。
ある。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 基板と、自己整合的に前記コンタクトホ
ールを形成するためのサイドウォール及びオフセット窒
化膜を有し、かつ、ゲート絶縁膜を介して該基板上に設
けられた複数のゲート電極と、該ゲート電極を覆う層間
絶縁膜と、複数の前記ゲート電極間の前記層間絶縁膜を
貫通してなるコンタクトホールとを具え、前記複数のゲート電極は、前記基板上で前記ゲート電極
が密集する密領域と、該基板上で該ゲート電極が疎散す
る疎領域とを構成しており、 前記サイドウォールを、シリコン酸化膜を含みかつゲー
ト電極側壁の下側に設けられた下部サイドウォールと、
シリコン窒化膜を含みかつ該ゲート電極側壁の上側に設
けられた上部サイドウォールとで構成し、 前記下部サイドウォールが、該下部サイドウォールを形
成するシリコン酸化膜と、前記上部サイドウォールを形
成するシリコン窒化膜との界面にてホットキャリア現象
が生じない程度に該界面及び前記基板間の距離を離間さ
せ得る膜厚を有し、 前記密領域における前記下部サイドウォールの膜厚を、
前記疎領域における前記下部サイドウォールの膜厚より
も厚くしてあること を特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記下部サイドウォールが前記ゲート電極側壁の下側に
接した状態で、及び、前記上部サイドウォールが前記ゲ
ート電極側壁の上側に接した状態で設けられていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 サイドウォールを有するゲート電極を具
えた半導体装置であって、該サイドウォールが、シリコ
ン酸化膜からなりかつゲート電極側壁の下側に設けられ
た下部サイドウォールと、シリコン窒化膜からなりかつ
該ゲート電極側壁の上側に設けられた上部サイドウォー
ルとを有し、 前記下部サイドウォールが、該下部サイドウォールを形
成するシリコン酸化膜と、前記上部サイドウォールを形
成するシリコン窒化膜との界面にてホットキャリア現象
が生じない程度に該界面及び基板間の距離を離間させ得
る膜厚を有する ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の半導体装置において、 前記下部サイドウォールが前記ゲート電極側壁の下側に
接した状態で、及び、前記上部サイドウォールが前記ゲ
ート電極側壁の上側に接した状態で設けられていること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項3に記載の半導体装置において、 該半導体装置は、前記基板上で前記ゲート電極が密集す
る密領域と、該基板上で該ゲート電極が疎散する疎領域
とを構成する複数の前記ゲート電極を具え、 前記密領域における前記下部サイドウォールの膜厚を、
前記疎領域における前記下部サイドウォールの膜厚より
も厚くしてあることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】 ゲート絶縁膜及びオフセット窒化膜を有
する複数のゲート電極を基板上に形成する第1工程と、 前記ゲート電極及び前記基板を覆うようにシリコン酸化
膜を含むシリコン酸化層を形成する第2工程と、 前記シリコン酸化層をエッチングすることにより、前記
ゲート電極の側壁よりも薄い下部サイドウォール前駆層
を形成する第3工程と、 前記下部サイドウォール前駆層を覆うようにシリコン窒
化膜を含むシリコン窒化層を形成する第4工程と、 前記シリコン窒化層及び前記下部サイドウォール前駆層
を順次にエッチングすることにより、シリコン窒化膜が
前記側壁上側に残存してなる上部サイドウォール、及
び、シリコン酸化膜が該側壁の下側に残存してなる下部
サイドウォールの構造を有するサイドウォールを形成す
る第5工程と、 前記サイドウォール形成済みの前記ゲート電極を覆うよ
うに層間絶縁膜を形成する第6工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングすることにより、該層間絶
縁膜を貫通するコンタクトホールを自己整合的に形成す
る第7工程とを含み、 前記第3工程では、第5工程で形成する前記下部サイド
ウォールが、該下部サイドウォールを形成するシリコン
酸化膜と、前記上部サイドウォールを形成するシリコン
窒化膜との界面にてホットキャリア現象が生じない程度
に該界面及び前記基板間の距離を離間させ得る膜厚を有
するように下部サイドウォール前駆層を 形成する ことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記第1工程では、前記基板上で前記ゲート電極が密集
する密領域と、該基板上で該ゲート電極が疎散する疎領
域とを構成するように、複数の前記ゲート電極を形成
し、 これに起因して、前記第2工程で形成した前記シリコン
酸化層の前記密領域における膜厚が、前記疎領域におけ
る膜厚よりも厚くなる場合には、 前記第3工程前に予め、化学的機械研磨法によって前記
シリコン酸化層を広域に平坦化するCMP工程を行うこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記第1工程では、前記基板上で前記ゲート電極が密集
する密領域と、該基板上で該ゲート電極が疎散する疎領
域とを構成するように、複数の前記ゲート電極を形成
し、 前記第2工程にて前記シリコン酸化層を形成するに当た
り、前記密領域の前記ゲート電極間を満たし、かつ、前
記疎領域の前記ゲート電極上側における膜厚が当該疎領
域の前記ゲート電極側壁における膜厚よりも厚くなるよ
うに、成膜材料或いは成膜条件を設定しておき、 前記第3工程では、前記シリコン酸化層をエッチングす
ることにより、前記密領域の前記ゲート電極側壁におけ
る膜厚が、前記疎領域の前記ゲート電極側壁における膜
厚よりも厚くなるように、前記下部サイドウォール前駆
層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の半導体装置の製造方法
において、 前記シリコン酸化層を、PSG、BPSG、P−TEO
S・NSG或いはP−SiH4・NSGを用いて形成す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の半導体装置の製造方
法において、 前記第2工程の後、PSG、BPSG、P−TEOS・
NSG或いはP−SiH4・NSGを用いて形成された
前記シリコン酸化層を平坦化することなく、第3工程を
行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】 請求項8に記載の半導体装置の製造方
法において、 前記シリコン酸化層の膜厚分布を、前記密領域において
は前記ゲート電極による当該シリコン酸化層表面の段差
が無くなる程度の膜厚とし、前記疎領域においては前記
ゲート電極によるシリコン酸化層表面の段差が残存する
程度の膜厚とすることを特徴とする半導体装置の製造方
法。
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