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JP3408198B2 - 遠隔制御装置におけるセキュリティロック制御方法 - Google Patents

遠隔制御装置におけるセキュリティロック制御方法

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Publication number
JP3408198B2
JP3408198B2 JP18031599A JP18031599A JP3408198B2 JP 3408198 B2 JP3408198 B2 JP 3408198B2 JP 18031599 A JP18031599 A JP 18031599A JP 18031599 A JP18031599 A JP 18031599A JP 3408198 B2 JP3408198 B2 JP 3408198B2
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JP
Japan
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mode
remote control
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JP18031599A
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English (en)
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Inventor
成和 森川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to CNB00109629XA priority patent/CN1186934C/zh
Priority to IDP20000506D priority patent/ID26434A/id
Priority to US09/599,253 priority patent/US6630889B1/en
Publication of JP2001016657A publication Critical patent/JP2001016657A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3408198B2 publication Critical patent/JP3408198B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遠隔制御装置に
おけるセキュリティロック制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数台の電子機器、たとえば、複数台の
セキュリティ機器が、RS−485(EIA−485規
格)などの規格に基づいた通信制御線によって、バス接
続されたセキュリティシステムがある。セキュリティ機
器には、たとえば、監視用カメラ、監視用カメラによっ
て撮像された映像を記録するVTR、フレームスイッチ
ャー等がある。各セキュリティ機器には、バス上の他の
セキュリティ機器と識別ができるように、それぞれ個別
のアドレスが付与されている。アドレスの設定は、たと
えば、各機器に設けられたディップスイッチによって行
われる。
【0003】各セキュリティ機器が接続されたバスに
は、各セキュリティ機器を遠隔制御したり、各セキュリ
ティ機器の状態を集中管理するためのコントローラが接
続されている。コントローラから、遠隔制御をしようと
するセキュリティ機器のアドレス、たとえば、VTRの
アドレス”1”と、" 再生(PLAY)”、”テープ取り出し
(EJECT) ”等の制御内容とを含むコマンドをバスに送信
することにより、アドレスが”1”であるVTRが遠隔
制御される。
【0004】さらに、バス上に接続されているすべての
セキュリティ機器をコントローラが一斉に制御すること
も可能である。このような送信方法は、ブロードキャス
ト送信(一斉同胞通信)と呼ばれている。このように一
斉制御は、たとえば、バス上に接続されているすべての
セキュリティ機器に、同じ時刻を設定させる場合に行わ
れる。
【0005】このようなセキュリティシステムにおいて
は、セキュリティ機器によってセキュリティ動作が行わ
れている状態において、セキュリティ動作が不正に停止
せしめられるのを防止する必要がある。そこで、セキュ
リティ機器によってセキュリティ動作が行われている状
態において、コントローラ側の設定によって、バス上に
接続されたすべてのセキュリティ機器をコントローラ側
から遠隔制御できなくさせる(セキュリティロックをか
ける)ようにしたものがある。
【0006】ところで、セキュリティシステムとして、
異なる部屋から遠隔制御を行えるようにするために複数
台のコントローラが接続できるようにシステム構築され
たものがある。複数台のコントローラが接続できるよう
にシステム構築されたセキュリティシステムにおいて
は、メインのコントローラによってセキュリティロック
をかけたとしても、他のコントローラによってセキュリ
ティロックが解除されるおそれがある。
【0007】他のコントローラによってセキュリティロ
ックが解除されるのを防止するために、メインのコント
ローラによって、バス状態をビジー(Busy)状態に設定す
る等の方法により、バスライン自体を無効にすることも
考えられるが、そうすると、バスに接続された各セキュ
リティ機器から有用な情報をコントローラが得ることが
できなくなるという問題がある。
【0008】ここで、有用な情報には、たとえば、各機
器からコントローラに送られてくるアラーム情報があ
る。セキュリティ機器の中には、セキュリィティ上にお
いて重要な事象が発生した可能性があることを検出する
機能を備えたものがあり、このようなセキュリティ機器
は、セキュリィティ上において重要な事象が発生した可
能性があることを検出した場合には、アラーム情報を通
信制御線を介してコントローラに送信する。コントロー
ラは、セキュリィティ機器からアラーム情報が送られて
くると、送られてきたアラーム情報をEEPROM等の
不揮発性メモリに記憶する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、メインコ
ントローラの動作モードが遠隔制御禁止モードに設定さ
れている場合には、バス上の通信自体は可能であるが、
サブコントローラ側の操作によってバス上に接続された
電子機器が遠隔制御されるといったことを防止できる遠
隔制御装置におけるセキュリティロック制御方法を提供
することを目的とする。
【0010】この発明は、優先順位の高いコントローラ
の動作モードが遠隔制御禁止モードに設定されている場
合には、バス上の通信自体は可能であるが、優先順位の
低いコントローラ側の操作によってバス上に接続された
電子機器が遠隔制御されるといったことを防止できる遠
隔制御装置におけるセキュリティロック制御方法を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の遠
隔制御装置におけるセキュリティロック制御方法は、電
子機器と、電子機器にバスによって接続されかつ電子機
器を遠隔制御するための1台のメインコントローラと、
電子機器にバス接続されかつ電子機器を遠隔制御するた
めの1または複数台のサブコントローラとを備えた遠隔
制御装置におけるセキュリティロック制御方法におい
て、各コントローラの動作モードには、バスに接続され
たすべての電子機器に対する遠隔制御が許可されている
遠隔制御許可モードと、バスに接続されたすべての電子
機器に対する遠隔制御が禁止されている遠隔制御禁止モ
ードとがあり、メインコントローラに対して動作モード
を遠隔制御禁止モードに設定するための設定操作が行わ
れたときには、メインコントローラの動作モードを遠隔
制御禁止モードに設定するとともに、メインコントロー
ラからサブコントローラに対してメインコントローラの
動作モードが遠隔制御禁止モードになったことを通知す
ることにより、サブコントローラの動作モードを遠隔制
御禁止モードに設定させ、メインコントローラに対して
動作モードを遠隔制御許可モードに設定するための設定
操作が行われたときには、メインコントローラの動作モ
ードを遠隔制御許可モードに設定するとともに、メイン
コントローラからサブコントローラに対してメインコン
トローラの動作モードが遠隔制御許可モードになったこ
とを通知することにより、サブコントローラの動作モー
ドを遠隔制御許可モードに設定させ、サブコントローラ
に対して動作モードを遠隔制御禁止モードに設定するた
めの設定操作が行われたときには、サブコントローラの
動作モードを遠隔制御禁止モードに設定させ、サブコン
トローラに対して動作モードを遠隔制御許可モードに設
定するための設定操作が行われたときには、サブコント
ローラにメインコントローラの動作モードを確認させ、
メインコントローラの動作モードが遠隔制御許可モード
であればサブコントローラの動作モードを遠隔制御許可
モードに設定させ、メインコントローラの動作モードが
遠隔制御禁止モードである場合にはサブコントローラの
動作モードを遠隔制御禁止モードに保持させることを特
徴とする。
【0012】メインコントローラに電源が入れられたと
きには、メインコントローラに設定されている動作モー
ドをサブコントローラに通知することにより、サブコン
トローラの動作モードをメインコントローラの動作モー
ドに一致させ、サブコントローラに電源が入れられたと
きには、メインコントローラの動作モードを確認させる
ことにより、サブコントローラの動作モードをメインコ
ントローラの動作モードに一致させることが好ましい。
【0013】この発明による第2の遠隔制御装置におけ
るセキュリティロック制御方法は、電子機器と、電子機
器にバスによって接続されかつ電子機器を遠隔制御する
ための複数台のコントローラとを備えた遠隔制御装置に
おけるセキュリティロック制御方法において、各コント
ローラには、優先順位が予め付与されており、各コント
ローラの動作モードには、バスに接続されたすべての電
子機器に対する遠隔制御が許可されている遠隔制御許可
モードと、バスに接続されたすべての電子機器に対する
遠隔制御が禁止されている遠隔制御禁止モードとがあ
り、任意のコントローラに対して動作モードを遠隔制御
禁止モードに設定するための設定操作が行われたときに
は、当該コントローラの動作モードを遠隔制御禁止モー
ドに設定するとともに、当該コントローラから他のコン
トローラに対して、当該コントローラの優先順位を含む
第1制御コマンドを送信し、第1制御コマンドを受信し
たコントローラは、第1制御コマンドに含まれている優
先順位が、自己の優先順位より高い場合には、自己の動
作モードを遠隔制御禁止モードに設定させ、優先順位が
最も高いコントローラに対して動作モードを遠隔制御許
可モードに設定するための設定操作が行われたときに
は、当該コントローラの動作モードを遠隔制御許可モー
ドに設定するとともに、当該コントローラから他のコン
トローラに対して、当該コントローラの優先順位を含む
第2制御コマンドを送信し、優先順位が最も高いコント
ローラ以外のコントローラに対して動作モードを遠隔制
御許可モードに設定するための設定操作が行われたとき
には、当該コントローラより優先順位が高いコントロー
ラの動作モードを確認させ、当該コントローラより優先
順位が高いコントローラの動作モードが遠隔制御許可モ
ードであれば当該コントローラの動作モードを遠隔制御
許可モードに設定させるとともに当該コントローラから
他のコントローラに対して、当該コントローラの優先順
位を含む第2制御コマンドを送信し、当該コントローラ
より優先順位が高いコントローラの動作モードが遠隔制
御禁止モードである場合には当該コントローラの動作モ
ードを遠隔制御禁止モードに保持させ、第2制御コマン
ドを受信したコントローラは、第2制御コマンドに含ま
れている優先順位が、自己の優先順位より高い場合に
は、自己の動作モードを遠隔制御許可モードに設定させ
ることを特徴とする。
【0014】優先順位が最も高いコントローラの電源が
入れられた際において、当該コントローラの動作モード
が遠隔制御禁止モードとなっている場合には、当該コン
トローラは、当該コントローラの優先順位を含む第1制
御コマンドを他のコントローラに送信し、優先順位が最
も高いコントローラの電源が入れられた際において、当
該コントローラの動作モードが遠隔制御許可モードとな
っている場合には、当該コントローラは、当該コントロ
ーラの優先順位を含む第2制御コマンドを他のコントロ
ーラに送信し、優先順位が最も高いコントローラ以外の
コントローラの電源が入れられた際には、当該コントロ
ーラは自己の優先順位より高いコントローラの中に動作
モードが遠隔制御禁止モードとなっているものがあるか
否かを確認し、自己の優先順位より高いコントローラの
中に動作モードが遠隔制御禁止モードとなっているもの
がある場合には、自己の動作モードを遠隔制御禁止モー
ドに設定し、自己の優先順位より高いコントローラの中
に動作モードが遠隔制御禁止モードとなっているものが
なければ、自己の動作モードを遠隔制御許可モードに設
定することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0016】図1は、セキュリティシステムの構成を示
している。
【0017】このセキュリティシステムは、2台のコン
トローラ11、12と、3台の監視カメラ21、22、
23と、各監視カメラ21、22、23によって撮像さ
れた映像を記録するための3台のVTR31、32、3
3とを備えている。これらの各機器は、RS−485の
通信制御線(バス)1によって、ディジーチェーン(da
sy chain) 方式で接続されている。
【0018】これらのコントローラ11、12には、優
先順位が予め設定されている。コントローラ11の優先
順位は、コントローラ12の優先順位より高く設定され
ている。ここでは、優先順位の高いコントローラ11を
メインコントローラといい、優先順位の低いコントロー
ラ12をサブコントローラということにする。
【0019】各コントローラ11、12の動作モードに
は、バス1に接続されている全ての被制御機器の遠隔制
御が許容されている遠隔制御許可モード(セーフティロ
ックOFFモード)と、バス1に接続されている全ての
被制御機器の遠隔制御が禁止される遠隔制御禁止モード
(セーフティロックONモード)とがある。動作モード
が遠隔制御禁止モードに設定されているコントローラに
対して操作者によって各被制御機器を遠隔制御するため
の制御指令が入力されても、それらの指令は無効とされ
る。遠隔制御許可モードおよび遠隔制御禁止モードの設
定操作は、各コントローラ11、12毎に行われる。
【0020】このセキュリティシステムでは、優先順位
の高いメインコントローラ11の動作モードが遠隔制御
禁止モードに設定された場合には、優先順位の低いサブ
コントローラ12の動作モードも自動的に遠隔制御禁止
モードにされる。また、優先順位の高いメインコントロ
ーラ11の動作モードが遠隔制御許可モードに設定され
た場合には、優先順位の低いサブコントローラ12の動
作モードも自動的に遠隔制御許可モードにされる。
【0021】また、優先順位の高いメインコントローラ
11の動作モードが遠隔制御禁止モードに設定されてい
る場合には、優先順位の低いサブコントローラ12の動
作モードを遠隔制御許可モードにさせることは禁止せし
められる。
【0022】ただし、優先順位の高いメインコントロー
ラ11の動作モードが遠隔制御許可モードに設定されて
いる場合に、優先順位の低いサブコントローラ12の動
作モードを遠隔制御禁止モードに設定することは可能で
ある。
【0023】図2は、操作者によって遠隔制御禁止モー
ドのための設定操作が行われた場合の、コントローラの
動作を示している。
【0024】任意のコントローラに対して、動作モード
を遠隔制御禁止モードにさせるための設定操作が行われ
ると、当該コントローラは自己の動作モードを遠隔制御
禁止モードに設定させる(ステップ1)。
【0025】また、自己の優先順位を含む第1制御コマ
ンドを他のコントローラに送信する(ステップ2)。
【0026】図3は、他のコントローラから第1制御コ
マンドが送られてきた場合の、コントローラの動作を示
している。
【0027】第1制御コマンドを受信すると、この第1
制御コマンドの送信側のコントローラの優先順位が、こ
の第1制御コマンドを受信したコントローラの優先順位
より高いかどうかを判別する(ステップ11)。
【0028】送信側のコントローラの優先順位が受信側
のコントローラの優先順位より高くない場合には、受信
側のコントローラは現在の動作モードを現状のまま維持
する。
【0029】送信側のコントローラの優先順位が受信側
のコントローラの優先順位より高い場合には、受信側の
コントローラは、現在の動作モードに係わらず、動作モ
ードを、遠隔制御禁止モードに移行させる(ステップ1
2)。
【0030】したがって、優先順位の高いメインコント
ローラ11に対して、操作者が動作モードを遠隔制御禁
止モードにさせるための設定操作を行った場合には、メ
インコントローラ11の他、メインコントローラ11よ
り優先順位の低いサブコントローラ12も、遠隔制御禁
止モードに移行する。
【0031】図4は、操作者によって遠隔制御許可モー
ドのための設定操作が行われた場合の、コントローラの
動作を示している。
【0032】任意のコントローラに対して、動作モード
を遠隔制御許可モードにさせるための設定操作が行われ
ると、当該コントローラは自己の優先順位より優先順位
が高いコントローラが存在するか否かを判定する(ステ
ップ21)。
【0033】自己の優先順位より優先順位が高いコント
ローラが存在する場合には、自己の優先順位より優先順
位が高いコントローラと通信してそれらのコントローラ
の現在の動作モードを確認する(ステップ22)。そし
て、自己の優先順位より優先順位が高いコントローラの
中に、動作モードが遠隔制御禁止モードとなっているも
のが存在するか否かを判定する(ステップ23)。
【0034】自己の優先順位より優先順位が高いコント
ローラの中に、動作モードが遠隔制御禁止モードとなっ
ているものが存在する場合には、自己の動作モードを遠
隔制御禁止モードに維持する。つまり、自己の優先順位
より優先順位が高いコントローラの中に、動作モードが
遠隔制御禁止モードとなっているものが存在する場合に
は、自己の動作モードを遠隔制御許可モードにさせるこ
とが禁止される。
【0035】上記ステップ21において、自己の優先順
位より優先順位が高いコントローラコントローラが存在
しないと判定した場合、または上記ステップ23におい
て自己の優先順位より優先順位が高いコントローラの中
に、動作モードが遠隔制御禁止モードとなっているもの
が存在しない場合には、自己の動作モードを遠隔制御許
可モードに移行させる(ステップ24)。また、自己の
優先順位を含む第2制御コマンドを他のコントローラに
送信する(ステップ25)。
【0036】図5は、他のコントローラから第2制御コ
マンドが送られてきた場合の、コントローラの動作を示
している。
【0037】第2制御コマンドを受信すると、この第2
制御コマンドの送信側のコントローラの優先順位が、こ
の第2制御コマンドを受信したコントローラの優先順位
より高いかどうかを判別する(ステップ31)。
【0038】送信側のコントローラの優先順位が受信側
のコントローラの優先順位より高くない場合には、受信
側のコントローラは現在の動作モードを現状のまま維持
する。
【0039】送信側のコントローラの優先順位が受信側
のコントローラの優先順位より高い場合には、受信側の
コントローラは、現在の動作モードに係わらず、動作モ
ードを、遠隔制御許可モードに移行させる(ステップ3
1)。
【0040】したがって、優先順位の高いメインコント
ローラ11に対して、操作者が動作モードを遠隔制御許
可モードにさせるための設定操作を行った場合には、メ
インコントローラ11の他、メインコントローラ11よ
り優先順位の低いサブコントローラ12も、遠隔制御許
可モードに移行する。
【0041】図6は、電源が立ち上げられた際のコント
ローラの動作を示している。
【0042】任意のコントローラの電源が立ち上げられ
た場合には、当該コントローラの優先順位が第1位(最
も高い)か否かを判定する(ステップ41)。当該コン
トローラの優先順位が第1位である場合には、当該コン
トローラの動作モードが遠隔制御禁止モードであるか否
かを判定する(ステップ42)。
【0043】当該コントローラの動作モードが遠隔制御
禁止モードである場合には、他の全てのコントローラに
対して、自己の優先順位を含む第1制御コマンドを送信
する(ステップ43)。他のコントローラが第1制御コ
マンドを受信した場合の動作は、図3と同様である。し
たがって、他のコントローラの動作モードは遠隔制御禁
止モードとなる。
【0044】当該コントローラの動作モードが遠隔制御
許可モードである場合には、他の全てのコントローラに
対して、自己の優先順位を含む第2制御コマンドを送信
する(ステップ44)。他のコントローラが第2制御コ
マンドを受信した場合の動作は、図5と同様である。し
たがって、他のコントローラの動作モードは遠隔制御許
可モードとなる。
【0045】上記ステップ41において、当該コントロ
ーラの優先順位が第1位ではない場合には、自己の優先
順位より優先順位が高いコントローラと通信してそれら
のコントローラの現在の動作モードを確認する(ステッ
プ45)。そして、自己の優先順位より優先順位が高い
コントローラの中に、動作モードが遠隔制御禁止モード
となっているものが存在するか否かを判定する(ステッ
プ46)。
【0046】自己の優先順位より優先順位が高いコント
ローラの中に、動作モードが遠隔制御禁止モードとなっ
ているものが存在する場合には、自己の動作モードを遠
隔制御禁止モードに設定する(ステップ47)。
【0047】自己の優先順位より優先順位が高いコント
ローラの中に、動作モードが遠隔制御禁止モードとなっ
ているものが存在しない場合には、自己の動作モードを
遠隔制御許可モードに設定する(ステップ48)。
【0048】したがって、優先順位の低いコントローラ
の電源が立ち上げられた場合には、それより優先順位の
高いコントローラの中に動作モードが遠隔制御禁止モー
ドとなっているものがあれば、動作モードが遠隔制御禁
止モードにされる。
【0049】このため、優先順位の高いメインコントロ
ーラの動作モードが遠隔制御禁止モードになっている場
合において、新たなコントローラをシステムに追加する
場合には、メインコントローラの優先順位より低い優先
順位を新たなに追加するコントローラに予め設定してお
けば、新たなコントローラをシステムに追加しても、追
加されたコントローラ側の操作によって被制御機器が遠
隔制御されるといった事態を回避することができる。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、メインコントローラ
の動作モードが遠隔制御禁止モードに設定されている場
合には、バス上の通信自体は可能な状態とし、サブコン
トローラ側の操作によってバス上に接続された電子機器
が遠隔制御されるといったことを防止できるようにな
る。
【0051】また、この発明によれば、優先順位の高い
コントローラの動作モードが遠隔制御禁止モードに設定
されている場合には、バス上の通信自体は可能な状態と
し、優先順位の低いコントローラ側の操作によってバス
上に接続された電子機器が遠隔制御されるといったこと
を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セキュリティシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】操作者によって遠隔制御禁止モードのための設
定操作が行われた場合の、コントローラの動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】他のコントローラから第1制御コマンドが送ら
れてきた場合の、コントローラの動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】操作者によって遠隔制御許可モードのための設
定操作が行われた場合の、コントローラの動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】他のコントローラから第2制御コマンドが送ら
れてきた場合の、コントローラの動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】電源が立ち上げられた際のコントローラの動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 バス 11、12 コントローラ 21、22、23 監視カメラ 31、32、33 VTR

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器と、電子機器にバスによって接
    続されかつ電子機器を遠隔制御するための1台のメイン
    コントローラと、電子機器にバス接続されかつ電子機器
    を遠隔制御するための1または複数台のサブコントロー
    ラとを備えた電子機器の遠隔制御装置におけるセキュリ
    ティロック制御方法において、 各コントローラの動作モードには、バスに接続されたす
    べての電子機器に対する遠隔制御が許可されている遠隔
    制御許可モードと、バスに接続されたすべての電子機器
    に対する遠隔制御が禁止されている遠隔制御禁止モード
    とがあり、 メインコントローラに対して動作モードを遠隔制御禁止
    モードに設定するための設定操作が行われたときには、
    メインコントローラの動作モードを遠隔制御禁止モード
    に設定するとともに、メインコントローラからサブコン
    トローラに対してメインコントローラの動作モードが遠
    隔制御禁止モードになったことを通知することにより、
    サブコントローラの動作モードを遠隔制御禁止モードに
    設定させ、 メインコントローラに対して動作モードを遠隔制御許可
    モードに設定するための設定操作が行われたときには、
    メインコントローラの動作モードを遠隔制御許可モード
    に設定するとともに、メインコントローラからサブコン
    トローラに対してメインコントローラの動作モードが遠
    隔制御許可モードになったことを通知することにより、
    サブコントローラの動作モードを遠隔制御許可モードに
    設定させ、 サブコントローラに対して動作モードを遠隔制御禁止モ
    ードに設定するための設定操作が行われたときには、サ
    ブコントローラの動作モードを遠隔制御禁止モードに設
    定させ、 サブコントローラに対して動作モードを遠隔制御許可モ
    ードに設定するための設定操作が行われたときには、サ
    ブコントローラにメインコントローラの動作モードを確
    認させ、メインコントローラの動作モードが遠隔制御許
    可モードであればサブコントローラの動作モードを遠隔
    制御許可モードに設定させ、メインコントローラの動作
    モードが遠隔制御禁止モードである場合にはサブコント
    ローラの動作モードを遠隔制御禁止モードに保持させる
    ことを特徴とする遠隔制御装置におけるセキュリティロ
    ック制御方法。
  2. 【請求項2】 メインコントローラに電源が入れられた
    ときには、メインコントローラに設定されている動作モ
    ードをサブコントローラに通知することにより、サブコ
    ントローラの動作モードをメインコントローラの動作モ
    ードに一致させ、 サブコントローラに電源が入れられたときには、メイン
    コントローラの動作モードを確認させることにより、サ
    ブコントローラの動作モードをメインコントローラの動
    作モードに一致させる請求項1に記載の遠隔制御装置に
    おけるセキュリティロック制御方法。
  3. 【請求項3】 電子機器と、電子機器にバスによって接
    続されかつ電子機器を遠隔制御するための複数台のコン
    トローラとを備えた遠隔制御装置におけるセキュリティ
    ロック制御方法において、 各コントローラには、優先順位が予め付与されており、
    各コントローラの動作モードには、バスに接続されたす
    べての電子機器に対する遠隔制御が許可されている遠隔
    制御許可モードと、バスに接続されたすべての電子機器
    に対する遠隔制御が禁止されている遠隔制御禁止モード
    とがあり、 任意のコントローラに対して動作モードを遠隔制御禁止
    モードに設定するための設定操作が行われたときには、
    当該コントローラの動作モードを遠隔制御禁止モードに
    設定するとともに、当該コントローラから他のコントロ
    ーラに対して、当該コントローラの優先順位を含む第1
    制御コマンドを送信し、 第1制御コマンドを受信したコントローラは、第1制御
    コマンドに含まれている優先順位が、自己の優先順位よ
    り高い場合には、自己の動作モードを遠隔制御禁止モー
    ドに設定させ、 優先順位が最も高いコントローラに対して動作モードを
    遠隔制御許可モードに設定するための設定操作が行われ
    たときには、当該コントローラの動作モードを遠隔制御
    許可モードに設定するとともに、当該コントローラから
    他のコントローラに対して、当該コントローラの優先順
    位を含む第2制御コマンドを送信し、 優先順位が最も高いコントローラ以外のコントローラに
    対して動作モードを遠隔制御許可モードに設定するため
    の設定操作が行われたときには、当該コントローラより
    優先順位が高いコントローラの動作モードを確認させ、
    当該コントローラより優先順位が高いコントローラの動
    作モードが遠隔制御許可モードであれば当該コントロー
    ラの動作モードを遠隔制御許可モードに設定させるとと
    もに当該コントローラから他のコントローラに対して、
    当該コントローラの優先順位を含む第2制御コマンドを
    送信し、当該コントローラより優先順位が高いコントロ
    ーラの動作モードが遠隔制御禁止モードである場合には
    当該コントローラの動作モードを遠隔制御禁止モードに
    保持させ、 第2制御コマンドを受信したコントローラは、第2制御
    コマンドに含まれている優先順位が、自己の優先順位よ
    り高い場合には、自己の動作モードを遠隔制御許可モー
    ドに設定させることを特徴とする遠隔制御装置における
    セキュリティロック制御方法。
  4. 【請求項4】 優先順位が最も高いコントローラの電源
    が入れられた際において、当該コントローラの動作モー
    ドが遠隔制御禁止モードとなっている場合には、当該コ
    ントローラは、当該コントローラの優先順位を含む第1
    制御コマンドを他のコントローラに送信し、 優先順位が最も高いコントローラの電源が入れられた際
    において、当該コントローラの動作モードが遠隔制御許
    可モードとなっている場合には、当該コントローラは、
    当該コントローラの優先順位を含む第2制御コマンドを
    他のコントローラに送信し、 優先順位が最も高いコントローラ以外のコントローラの
    電源が入れられた際には、当該コントローラは自己の優
    先順位より高いコントローラの中に動作モードが遠隔制
    御禁止モードとなっているものがあるか否かを確認し、
    自己の優先順位より高いコントローラの中に動作モード
    が遠隔制御禁止モードとなっているものがある場合に
    は、自己の動作モードを遠隔制御禁止モードに設定し、
    自己の優先順位より高いコントローラの中に動作モード
    が遠隔制御禁止モードとなっているものがなければ、自
    己の動作モードを遠隔制御許可モードに設定することを
    特徴とする請求項3に記載の遠隔制御装置におけるセキ
    ュリティロック制御方法。
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