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JP3406350B2 - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート

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Publication number
JP3406350B2
JP3406350B2 JP17202393A JP17202393A JP3406350B2 JP 3406350 B2 JP3406350 B2 JP 3406350B2 JP 17202393 A JP17202393 A JP 17202393A JP 17202393 A JP17202393 A JP 17202393A JP 3406350 B2 JP3406350 B2 JP 3406350B2
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JP
Japan
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dye
parts
thermal transfer
dye layer
transfer sheet
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JP17202393A
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信行 原田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15934096&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3406350(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
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  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写シートに関し、更
に詳しくは昇華性染料(熱移行性染料)を用いた熱転写
方式に有用であり、熱転写時の染料移行性に優れ、且つ
優れた画像濃度を与えることが出来る熱転写シートの提
供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的印字方法や印刷方法に代え
て、優れたモノカラー或いはフルカラー画像を簡便且つ
高速に与える方法として、インクジェット方式や熱転写
方式等が開発されているが、これらの中では、優れた連
続階調性を有し、カラー写真に匹敵するフルカラー画像
を与えるものとして昇華性染料を用いた、いわゆる昇華
熱転写方式が最も優れている。上記の昇華型熱転写方式
で使用する熱転写シートは、ポリエステルフイルム等の
基材フイルムの一方の面に昇華性染料とバインダーとか
らなる染料層を形成し、他方、サーマルヘッドの粘着を
防止する為に基材フイルムの他の面に耐熱層を設けたも
のが一般に用いられている。この様な熱転写シートの染
料層面をポリエステル樹脂等からなる受像層を有する被
転写材に重ね、熱転写シートの背面からサーマルヘッド
により画像状に加熱することによって、染料層中の染料
が被転写材に移行して所望の画像が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】以上の如き熱転
写方式においては、染料層中から染料のみが被転写材に
移行し、バインダーは基材フイルム側に残る。この際、
染料の移行性が良好である程、鮮明且つ高濃度の画像が
形成される。染料の移行性を良好にする方法としては、
染料として比較的低分子量で溶剤に溶解性の良い染料を
使用する方法、染料層の染料含有量を高くする方法等が
あるが、前者の方法では形成される画像は鮮明且つ美麗
であっても、画像の耐光性や耐滲み性が劣り、優れた堅
牢度を有する画像が形成されないという問題や、熱転写
シートの保存中に染料が表面にブリードアウトするとい
う問題もある。又、溶解性の良好な染料を汎用溶剤に高
濃度に溶解して染料層を形成する場合、汎用溶剤の高い
揮発性によって、塗工時に塗工液中の染料がドクター部
分や版面において析出し、均一な染料層が形成されない
という問題がある。又、後者の方法では、染料層の形成
に使用する塗工液中の染料濃度を上げることが必須であ
るが、染料が汎用溶剤に対して溶解性が低い場合、染料
層の染料濃度を上げることが困難である。特に分子量の
比較的高い染料や、極性基を多く有するリジッドな染料
(一般的には堅牢性が良好)は、汎用溶剤に対して十分
に溶解しない。
【0004】又、ブラックの染料層を3色の染料の混合
によって作成する場合、各染料の汎用溶剤に対する溶解
度が異なるので、塗工液の状態で一部の染料が析出し、
所望の配合の染料層が形成されないという問題がある。
これらの問題を解決する為に、染料に対する溶解性の高
い溶剤を使用することが考えられるが、この場合には使
用する溶剤の沸点が高く、染料層形成後の乾燥工程が問
題となり、又、形成された染料層に比較的多量の残留溶
剤が残り、得られた熱転写シートにブロッキングや保存
性の問題が発生する。従って本発明の目的は、染料層の
形成が容易であり、且つ染料移行性に優れ、発色濃度、
鮮明性及び耐久性に優れた画像を与える熱転写シートを
提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材フイルム上
に、染料及びバインダーからなる染料層を設けてなり、
該染料層が、沸点が80〜190℃、誘電率εが10≦
ε≦50である高沸点極性有機溶剤を、染料層の重量の
0.〜5%の範囲で含有することを特徴とする熱転写
シートである。
【0006】
【作用】染料層の形成に際し、乾燥性の良好な溶剤に、
少量の染料溶解性の高い特定の極性溶剤を混合した混合
溶剤を使用して染料層を作製すると、染料は該混合溶剤
中に良好に溶解し、染料濃度の高い染料層の形成が容易
である。又、この様に形成された染料層中に、少量の極
性溶剤を積極的に残留させることによって、染料層中に
おける染料の析出や凝集が無くなり、且つ熱転写時には
上記極性溶剤の作用によって染料の熱移行性が向上す
る。従って比較的溶解度の低い高分子量染料、分子量は
高くないが溶解性の低い染料、混合染料、或は染料を高
濃度に使用しても、染料層の形成が容易であると共に、
染料の熱移行性に優れ、発色濃度、鮮明性及び各種耐久
性に優れた画像を与え、且つ保存性にも優れた熱転写シ
ートを提供することが出来る。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明の熱転写シートは、
基本的には従来技術と同様に基材フイルム上に染料層を
形成してなるものであるが、該染料層が少量の高沸点極
性有機溶剤を含有することを特徴としている。以上の様
な本発明の熱転写シートの基材フイルムとしては、従来
公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればい
ずれのものでもよく、例えば、0.5〜50μm、好ま
しくは3〜10μm程度の厚さの紙、各種加工紙、ポリ
エステルフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリプロピ
レンフイルム、ポリサルホンフイルム、アラミドフイル
ム、ポリカーボネートフイルム、ポリビニルアルコール
フイルム、セロファン等であり、特に好ましいものはポ
リエステルフイルムである。これらの基材フイルムは枚
葉式であってもよいし、連続フイルムであってもよく特
に限定されない。
【0008】上記基材フイルムの表面に形成する染料層
は、染料を任意のバインダー樹脂で担持させた層であ
る。使用する染料としては、従来公知の熱転写シートに
使用されている染料はいずれも本発明に使用可能である
が、本発明においては、特に下記式で表される比較的溶
解度の低い高分子量染料、分子量は高くないが溶解性の
低い染料、又はこれらの混合染料を採用した場合、或は
これらの染料を高濃度に溶解して使用したときに顕著な
効果が得られる。即ち、これらの染料は極性溶剤との親
和性が高く、染料は良く溶解し、又、染料層中では極性
溶剤が染料分子と会合した状態で染料層中に存在する。
従って染料層中における染料の析出や凝集が発生せず、
且つ熱転写時には該極性溶剤が染料の熱移行性を促進さ
せる。
【0009】
【化1】
【0010】上記の如き染料を担持する為のバインダー
樹脂としては、従来公知のものがいずれも使用出来、好
ましいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸
セルロース、酢酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリエステ
ル等が挙げられるが、これらの中では、セルロース系、
アセタール系、ブチラール系及びポリエステル系等が耐
熱性、染料の移行性等の点から好ましいものである。更
に染料層中にはその他必要に応じて離型剤、紫外線吸収
剤等の従来公知の各種の添加剤も包含し得る。
【0011】染料層は、好ましくはグラビアインキや塗
料の分野等で広く使用されているメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、酢酸エチル、トルエン、キシ
レン或はこれらの混合物等の汎用低沸点溶剤を主溶剤と
して、沸点が80〜190℃、誘電率εが10≦ε≦5
0である高沸点極性有機溶剤、例えば、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、シクロヘキサノン或は
これらの混合物等を混合した混合溶剤中に前記の昇華性
染料、バインダー樹脂及びその他の任意成分を加えて各
成分を溶解させて染料層形成用塗料又はインキを調製
し、これを上記の基材フイルム上に塗布及び乾燥させて
形成する。この際使用する混合溶剤の比率は低沸点溶剤
100重量部当たり高沸点溶剤が1〜10重量部の割合
が好ましい。高沸点有機溶剤の使用量が多すぎると、染
料層中に多量の高沸点溶剤が残留し、熱転写シートの保
存性に問題が生じる。一方、使用量が少なすぎると、染
料の溶解性、染料層中の有機溶剤の含有量が低く、本発
明の目的達成が困難となる。
【0012】この様にして形成する染料層は0.2〜
5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μm程度の厚さ
であり、又、染料層中の昇華性染料は、染料層の重量の
5〜90重量%、好ましくは10〜70重量%の量で存
在するのが好適である。形成する染料層は所望の画像が
モノカラーである場合は前記染料のうちから1色を選ん
で形成し、又、所望の画像がフルカラー画像である場合
には、例えば、適当なシアン、マゼンタ及びイエロー
(更に必要に応じてブラック)を選択して、イエロー、
マゼンタ及びシアン(更に必要に応じてブラック)の染
料層を基材シート上に面順次に形成する。
【0013】以上の如く形成される染料層中に残留させ
る高沸点有機溶剤の量は、染料層の重量の0.5〜5重
量%の範囲である。かかる含有量の範囲は使用する溶剤
の混合比、塗工した染料層の乾燥温度や乾燥時間で任意
に調整することが出来る。高沸点有機溶剤の含有量が多
すぎると熱転写シートの保存性(ブロッキング)等の問
題が発生し、一方、含有量が少なすぎると、染料層中に
おける染料の析出や凝集が発生し、又、熱転写時におけ
る染料の熱移行性向上効果が少なく、発色濃度、鮮明性
に優れた画像を与える熱転写シートが得られない。
【0014】上記の如き熱転写シートを用いて、画像を
形成する為に使用する被転写材は、その記録面が前記の
染料に対して染料受容性を有するものであればいかなる
ものでもよく、又、染料受容性を有しない紙、金属、ガ
ラス、合成樹脂等である場合には、その少なくとも一方
の表面に染料受容層を形成すればよい。上記の熱転写シ
ート及び上記の如き被記録材を使用して熱転写を行う際
に使用する熱エネルギーの付与手段は、従来公知の付与
手段がいずれも使用出来、例えば、サーマルプリンター
(例えば、日立製、ビデオプリンター VY−100)
等の記録装置によって、記録時間をコントロールするこ
とにより、5〜100mJ/m2 程度の熱エネルギーを
付与することによって、所望の画像が形成される。
【0015】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。 実施例1 基材フイルムとして染料層を形成する面の背面に耐熱処
理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタレートフイ
ルムの面に、下記の染料層形成用インキ組成物を乾燥時
厚みが1.0g/m2 になる様にグラビア印刷にて塗布
及び乾燥して染料層を形成し、本発明の熱転写シートを
得た。インキ組成(イエロー) : イエロー染料(前記式1) 3.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5、積水化学製) 3.5部 メチルエチルケトン 45.5部 トルエン 46.0部 ジメチルホルムアミド(ε=37、b.p.=153℃) 2.0部
【0016】実施例2 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成(マゼンタ) : マゼンタ染料(前記式2) 3.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.5部 メチルエチルケトン 44.0部 トルエン 44.5部 ジメチルホルムアミド 3.0部
【0017】実施例3 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成 (シアン): シアン染料(前記式3) 3.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.5部 メチルエチルケトン 44.0部 トルエン 44.5部 ジメチルスルホキシド(ε=45、b.p.=189℃) 3.0部
【0018】実施例4 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成 (ブラック): イエロー染料(前記式4) 1.6部 マゼンタ染料(前記式5) 1.6部 シアン染料(前記式6) 5.2部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.8部 メチルエチルケトン 40.8部 トルエン 41.0部 ジメチルホルムアミド 1.0部 シクロヘキサノン(ε=18、b.p.=156℃) 5.0部
【0019】実施例5 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成 (イエロー): イエロー染料(前記式1) 3.0部 エチルセルロース樹脂(ハーキュレス製) 3.0部 メチルエチルケトン 46.0部 トルエン 46.0部 ジメチルホルムアミド 2.0部
【0020】実施例6 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成(マゼンタ) : マゼンタ染料(前記式2) 5.0部 エチルセルロース樹脂(ハーキュレス製) 3.0部 メチルエチルケトン 44.5部 トルエン 44.5部 ジメチルホルムアミド 3.0部
【0021】実施例7 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成(シアン) : シアン染料(前記式3) 3.0部 エチルセルロース樹脂(ハーキュレス製) 3.0部 メチルエチルケトン 44.5部 トルエン 44.5部 ジメチルホルムアミド 5.0部
【0022】実施例8 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
本発明の熱転写シートを得た。インキ組成 (ブラック): イエロー染料(前記式4) 1.6部 マゼンタ染料(前記式2) 1.6部 シアン染料(前記式5) 5.2部 エチルセルロース樹脂(ハーキュレス製) 3.3部 メチルエチルケトン 41.0部 トルエン 41.3部 ジメチルホルムアミド 1.0部 シクロヘキサノン 5.0部
【0023】比較例1 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
比較例の熱転写シートを得た。インキ組成(イエロー) : イエロー染料(前記式1) 3.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.5部 メチルエチルケトン 46.5部 トルエン 47.0部
【0024】比較例2 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
比較例の熱転写シートを得た。インキ組成 (マゼンタ): マゼンタ染料(前記式2) 5.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.5部 メチルエチルケトン 45.5部 トルエン 46.0部
【0025】比較例3 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
比較例の熱転写シートを得た。インキ組成(シアン) : シアン染料(前記式3) 3.0部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.5部 メチルエチルケトン 46.5部 トルエン 47.0部
【0026】比較例4 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
比較例の熱転写シートを得た。インキ組成(ブラック) : イエロー染料(前記式4) 1.6部 マゼンタ染料(前記式5) 1.6部 シアン染料(前記式3) 5.2部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.8部 メチルエチルケトン 43.8部 トルエン 44.0部 ジメチルホルムアミド 5.0部 シクロヘキサノン 5.0部
【0027】比較例5 実施例1における染料層形成用インキ組成物に代えて、
下記インキ組成物を使用し、他は実施例1と同様にして
比較例の熱転写シートを得た。インキ組成(ブラック) : イエロー染料(前記式4) 1.6部 マゼンタ染料(前記式5) 1.6部 シアン染料(前記式6) 5.2部 ポリビニルアセタール樹脂(エスレックKS−5) 3.8部 メチルエチルケトン 38.8部 トルエン 39.0部 シクロヘキサノン 10.0部
【0028】次に基材フイルムとして合成紙(王子油化
製、ユポFPG150)を用い、この一方の面に下記の
組成の塗工液を乾燥時4.5g/m2 になる割合で塗布
し、100℃で30分間乾燥して染料受容層を形成し被
転写材を得た。塗工液組成 : ポリエステル樹脂(東洋紡製、Vylon200) 11.5部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(UCC製、VYHH) 5.0部 アミノ変性シリコーンオイル(信越化学工業製、KF393) 1.2部 エポキシ変性シリコーンオイル(信越化学工業製、X-22-343) 1.2部 メチルエチルケトン 40.8部 トルエン 40.8部 シクロヘキサノン 20.4部
【0029】熱転写試験 前記実施例及び比較例の熱転写シートと上記被転写材と
を、染料層と染料受容層とを対向させて重ね合わせ、熱
転写シートの背面からサーマルヘッド(KMT−85−
6、MPD2)を用いて、ヘッド印加電圧12.0V、
印加パルス幅16.0msec./lineから1ms
ec.毎に順次減少させるステップパターン、副走査方
向6line/mm(33.3msec./line)
の条件でサーマルヘッド記録を行って下記表1の結果を
得た。
【0030】
【表1】
【0031】溶剤含有量の測定:ガスクロマトグラフィ
ー(島津GL−14A)にて充填剤BX−10を用いて
150℃一定で測定した。印刷画質の評価 : ○……良好 ×……不良印字品質の評価 : ○……良好 △……やや不良 ×……不良熱転写シートの保存性の評価 :40℃、2日間保存後 ○……染料の表面へのブリードアウトなし △……染料の表面へのブリードアウト多少あり ×……残留溶剤0の場合は染料の表面へのブリードアウ
トが著しく、残留溶剤が過剰な場合には染料層の基材フ
イルムに対する密着性が劣り、保存中にブロッキングも
発生した。総合評価 : ○……良好 △……やや不良 ×……不良
【0032】
【効果】以上の如き本発明によれば、染料層の形成に際
し、乾燥性の良好な溶剤に、少量の染料溶解性の高い特
定の極性溶剤を混合した混合溶剤を使用して染料層を作
製すると、染料は該混合溶剤中に良好に溶解し、染料濃
度の高い染料層の形成が容易である。又、この様に形成
された染料層中に、少量の極性溶剤を積極的に残留させ
ることによって、染料層中における染料の析出や凝集が
無くなり、且つ熱転写時には上記極性溶剤の作用によっ
て染料の熱移行性が向上する。従って比較的溶解度の低
い高分子量染料、分子量は高くないが溶解性の低い染
料、混合染料、或は染料を高濃度に使用しても、染料層
の形成が容易であると共に、染料の熱移行性に優れ、発
色濃度、鮮明性及び各種耐久性に優れた画像を与え、且
つ保存性にも優れた熱転写シートを提供することが出来
る。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フイルム上に、染料及びバインダー
    からなる染料層を設けてなり、該染料層が、沸点が80
    〜190℃、誘電率εが10≦ε≦50である高沸点極
    性有機溶剤を、染料層の重量の0.〜5%の範囲で含
    有することを特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】 高沸点極性有機溶剤が、ジメチルホルム
    アミド、ジメチルスルホキシド又はシクロヘキサノンで
    ある請求項1に記載の熱転写シート。
JP17202393A 1993-06-21 1993-06-21 熱転写シート Expired - Lifetime JP3406350B2 (ja)

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