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JP3406135B2 - 図形表示制御装置 - Google Patents

図形表示制御装置

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Publication number
JP3406135B2
JP3406135B2 JP27753795A JP27753795A JP3406135B2 JP 3406135 B2 JP3406135 B2 JP 3406135B2 JP 27753795 A JP27753795 A JP 27753795A JP 27753795 A JP27753795 A JP 27753795A JP 3406135 B2 JP3406135 B2 JP 3406135B2
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Japan
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display
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JP27753795A
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English (en)
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創 板垣
稔 小柴
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/728,854 priority patent/US6067091A/en
Publication of JPH09120462A publication Critical patent/JPH09120462A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04845Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range for image manipulation, e.g. dragging, rotation, expansion or change of colour

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
る支援を利用した設計システム〔以下、CAD(Comput
er Aided Design )と略記する〕において、複数の部品
にそれぞれ対応する複数の部品図形を互いに重ね合わせ
て2次元的に表示するための図形表示制御装置に関す
る。
【0002】さらに詳しくいえば、本発明は、2次元の
CADにおける図形編集、特に、互いに重なり合う歯車
等の部品図形の形状変更や、部品図形の配置関係の移動
を行うために、複数の部品図形を画面上に重ね合わせて
表示する機能を有する図形表示制御装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】一般に、2次元のCADを利用して部品
図形の編集をする場合、自動隠線機能を持たせずに複数
の部品図形の枠の線だけをCRT(陰極線管)等の画面
上で重ね合わせて表示したときは、下位の位置に存在す
る部品図形の枠の線がすべて透けて見える。このため
に、複数の部品の高さ方向に関する相互関係を把握しに
くくなるという不都合が生ずる。
【0004】このような不都合に対処するために、従来
の図形表示制御装置においては、2次元のCADに自動
隠線機能を持たせることにより、各々の部品図形を塗り
つぶすことで下位の位置に存在する部品図形が透けて見
えないようにしている。このような自動隠線機能を利用
して部品図形の編集をすることによって、画面上で複数
の部品の高さ方向に関する相互関係がCRT等の画面上
で容易に把握することが可能になり、部品図形の形状変
更や、部品図形の配置関係の移動が効率良く行えると考
えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような自動隠線機能を有するCADを利用した図形表示
制御装置においては、多数の部品を組み合わせて作成さ
れる組立図中で、ある一部の部品の形状や配置関係等を
変更しようとした場合、変更したい部品以外の部品が邪
魔になって変更したい部品を画面上で操作することが却
って難しくなるという問題が発生する。
【0006】特に、上位の位置に存在する部品の部品図
形が、下位の位置に存在する部品の部品図形よりも大き
い場合、下位の位置の部品が透けて見えないために、上
位の位置の部品に隠れて表示されなくなってしまう。こ
のために、設計者等が下位の位置の部品図形の編集を行
おうとしても、画面上でこの部品図形を見ることさえで
きないという事態が生じてくる。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、自動隠線機能を有するCADにより多数の部品
を組み合わせて組立図等を作成する場合、特定の部品の
形状や配置関係等を変更しようとしたときに、変更した
い部品以外の部品が邪魔になることなく変更したい部品
の部品図形を画面上で容易に操作することが可能な図形
表示制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成を示すブロック図である。本発明は、複数の部品に関
しCADによる設計をする際に、これらの複数の部品に
それぞれ対応する複数の2次元の部品図形を互いに重ね
合わせて表示するための図形表示制御装置を対象とす
る。ただし、ここでは、図形表示制御装置の構成を簡略
化して示すこととする。
【0009】上記問題点を解決するために、本発明の図
形表示制御装置は、図1に示すように、複数の部品図形
の各々に関し、各部品の高さレベルの情報を予め格納す
る部品図形格納手段2と、部品図形表示の対象とする部
品の高さレベルの範囲を入力する表示範囲入力手段3
と、この表示範囲入力手段3により入力された各部品の
高さレベルの範囲内に存在する部品図形を部品図形格納
手段2から検索して取り出すための表示図形検索手段4
とを備えている。さらに、この表示図形検索手段4から
出力される部品図形が選択的に表示されるように構成さ
れる。
【0010】好ましくは、本発明の図形表示制御装置
は、表示図形検索手段4から出力される部品図形を表示
する図形表示手段5を備えている。さらに、好ましく
は、表示範囲入力手段3により指定される高さレベルの
範囲が、一つの高さレベルのみを示すようになってい
る。さらに、好ましくは、表示範囲入力手段3により指
定される高さレベルの範囲が、一つの高さレベル以下の
領域を示すようになっている。
【0011】さらに、好ましくは、表示範囲入力手段3
により指定される高さレベルの範囲が、一つの高さレベ
ル以上の領域を示すようになっている。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においては、部品図形の編
集を行う場合、特定の部品の形状や配置関係等を変更す
ることになるので、所定の高さレベルの範囲内に存在す
る一部の部品を表示することができれば充分であるとい
う点に着目し、2次元の部品図形に高さレベルという情
報をもたせるようにしている。さらに、設計者等が指定
した高さレベルの範囲内に存在する部品図形のみを画面
上に表示することにより、当該部品図形の画面上での操
作が容易に行えるようにしている。
【0013】さらに詳しく説明すると、例えば図1に示
すような図形表示制御装置により部品図形の編集を行う
場合、まず、設計者は、各部品の部品図形に対し高さレ
ベルを設定し、記憶部等からなる部品図形格納手段2に
予め格納する。各々の部品図形に対する高さレベルは、
部品作製時または部品配置時等のどのタイミングで設定
してもよい。
【0014】次に、設計者は、ポインティングデバイス
等の表示範囲入力手段3により、部品の形状や位置関係
等を変更するための部品図形表示の対象とする任意の高
さレベルの範囲を部品図形格納手段2に入力する。この
場合、高さレベルの範囲は、基本的に、その上限値およ
び下限値でもって指定される。さらに、部品図形格納手
段2において、表示範囲入力手段3により指定された高
さレベルの範囲内に存在する部品図形を部品図形格納手
段2から取り出し、図形表示部等の図形表示手段5に入
力する。
【0015】この図形表示手段5では、表示範囲入力手
段3により指定された高さレベルの範囲内に存在する部
品図形を選択的に画面上に表示する。ここで、上記の高
さレベルの範囲として、同じ値の上限値および下限値、
すなわち、一つの高さレベルを指定することも可能であ
る。この場合には、設計者が指示した高さレベルの部品
図形のみが画面上に表示される。
【0016】さらに、上記の高さレベルの範囲を指定す
る際に、下限値を最小の値(例えば、零)に設定するこ
とも可能である。このときには、設計者が指示した高さ
レベル(上限値)以下の領域に存在する部品図形が画面
上に表示される。さらにまた、上記の高さレベルの範囲
を指定する際に、上限値を最大の値(例えば、無限大)
に設定することも可能である。このときには、設計者が
指示した高さレベル(下限値)以上の領域に存在する部
品図形が画面上に表示される。
【0017】いずれの指定方法により部品図形の表示範
囲を指定した場合でも、部品に高さレベルという情報を
もたせ、この高さレベルに基づき設計者が必要な部品図
形を選択して表示することができるので、形状や位置関
係等を変更したい部品以外の部品が邪魔になることはな
くなる。かくして、本発明では、自動隠線機能を有する
CADにより多数の部品を組み合わせて組立図等を作成
する場合、設計者が作業の流れを中断することなく簡単
な操作で部品図形の表示・編集を行うことができるよう
になり、組立図等の作図を簡単に行うことが可能にな
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面(図2〜図9)を参照しなが
ら本発明の好適な実施例について説明する。図2は本発
明の一実施例の構成を示すブロック図である。ただし、
ここでは、自動隠線機能を有する2次元のCADにおい
て、指定された部品図形をCRT等の画面上に表示して
部品図形の編集を行うための図形表示制御装置1の構成
を代表して示すこととする。なお、これ以降、前述した
構成要素と同様のものについては、同一の参照番号を付
して表すこととする。
【0019】図2の図形表示制御装置1の実施例におい
ては、表示図形検索手段4(図1)として、CPU(中
央処理装置)やMPU(マイクロプロサッサユニット)
により実現される図形表示制御部40を設けている。こ
の図形表示制御部40は、部品図形の高さレベルの上限
値および下限値により指定される領域に存在するような
表示範囲対象の部品図形を検索する機能40aと、同一
の高さレベルにより指定される位置に存在するような同
一表示対象の部品図形を検索する機能40bと、指定さ
れた高さレベル(上限値)以下の領域に存在するような
下位表示対象の部品図形を検索する機能40cと、指定
された高さレベル(下限値)以上の領域に存在するよう
な上位表示対象の部品図形を検索する機能40dとを備
えている。
【0020】さらに、図2においては、CADにより作
成される組立図中の複数の部品図形の各々に関し、部品
の高さレベルの情報を設定する部品高さレベル設定部6
が設けられている。この部品高さレベル設定部6は、一
般のコンピュータシステムにて使用されるキーボード等
の入力手段により構成される。この入力手段の操作によ
って、複数の部品図形の各々に関する高さレベルの情報
が、図形表示制御部40を介して部品図形格納手段2
(図1)に記憶される。
【0021】さらに、図2においては、この部品図形格
納手段2として、ROM(読み出し専用メモリ)やRA
M(ランダムアクセスメモリ)等からなる部品図形記憶
部20が設けられている。この部品図形記憶部20内に
は、組立図中の各部品の通し番号(No.)およびタイ
プ(トランジスタ、コンデンサまたは抵抗等)と、対応
する高さレベルとがテーブルの形式で予め記憶される。
各部品の高さレベルは、部品を作製する段階、または、
部品を配置する段階等の任意の段階で設定することが可
能である。なお、部品図形記憶部20を構成するROM
やRAMとして、CPUやMPUに内蔵のROMまたは
RAMを使用することもできる。
【0022】さらに、図2においては、表示範囲検索手
段3(図1)として、キーボード、または、マウスやジ
ョイスティック等のポインティングデバイスから構成さ
れる高さレベル表示範囲入力部30が設けられている。
設計者は、この高さレベル表示範囲入力部30のポイン
ティングデバイスを操作し、部品図形編集のための図形
表示の対象とする高さレベルの上限値および下限値を図
形表示制御部40に入力することによって、高さレベル
の表示範囲を指定する。
【0023】この高さレベルの表示範囲を指定するため
の具体的な方法として、次のような方法が挙げられる。 (1) 第1の方法では、キーボードを操作して、部品図形
編集のための図形表示の対象とする部品の高さレベルの
上限値および下限値に相当する数値をほぼ同時に入力す
る。この場合、2次元のCADにおいては、自動隠線機
能を有する状態にしておく。
【0024】(2) 第2の方法では、一旦、CADの自動
隠線機能を外し、非隠線処理モードにした上で、部品図
形編集のための図形表示の対象とする部品の高さレベル
の上限値または下限値のいずれか一方の座標をポインテ
ィングデバイスにより指定する。このようなポインティ
ングデバイスの操作により、指定された高さレベル以下
の領域に存在するような下位表示対象の部品図形、また
は、指定された高さレベル以上の領域に存在するような
上位表示対象の部品図形を容易に検索することができ
る。さらに、部品の高さレベルの上限値および下限値の
両方を指定することが必要ならば、まだ指定されていな
い側(上限値または下限値)の座標を同じような手順に
より指定することによって、高さレベルの表示範囲が指
定される。このような高さレベルの指定が完了した後
に、CADの自動隠線機能を再び付加する。
【0025】さらに、図2においては、図形表示手段5
(図1)として、表示対象の部品図形を画面上に表示す
るためのCRT等からなる図形表示部50が設けられて
いる。この図形表示部50では、高さレベル表示範囲入
力部30の指定に基づき部品図形記憶部20から取り出
され、かつ、部品図形編集のための図形表示の対象とな
る部品図形が画面上に表示される。設計者は、自動隠線
機能を有するCADを利用し、図形表示部50の画面上
に選択的に表示される部品図形を操作してその形状を変
更したり位置を移動させたりすることによって、多数の
部品図形からなる組立図等を容易に作成することが可能
になる。
【0026】ついで、図3〜図7のフローチャートを参
照しながら、本発明の実施例により部品図形の編集を行
うための一連の部品図形表示制御動作を詳しく説明する
こととする。図3は、図2の実施例の部品図形表示制御
動作を説明するためのフローチャート、図4は、範囲表
示機能に基づき部品図形を表示する手順を説明するため
のフローチャート、図5は、図3の同一表示機能に基づ
き部品図形を表示する手順を説明するためのフローチャ
ート、図6は、図3の下位表示機能に基づき部品図形を
表示する手順を説明するためのフローチャート、そし
て、図7は、図3の上位表示機能に基づき部品図形を表
示する手順を説明するためのフローチャートである。
【0027】本発明の実施例により部品図形表示制御動
作を実行する場合、まず、図3のステップS1におい
て、部品図形表示の対象とする部品の高さレベルの検索
方法が設計者により選択される。ここで、部品の高さレ
ベルの検索方法として、部品図形の高さレベルの上限
値および下限値により指定される領域に存在するような
表示範囲対象の部品図形を検索する方法、同一の高さ
レベルにより指定される位置に存在するような同一表示
対象の部品図形を検索する方法、指定された高さレベ
ル以下の領域に存在するような下位表示対象の部品図形
を検索する方法、および、指定された高さレベル以上
の領域に存在するような上位表示対象の部品図形を検索
する方法の4通りが挙げられる。
【0028】次に、設計者が、上記の第1番目の表示範
囲対象の部品図形を検索する方法を選択した場合(ステ
ップS2)、部品図形表示の対象とする部品の高さレベ
ルの下限値に相当する高さレベルA、および、上限値に
相当する高さレベルCが設計者により指定され、図形表
示制御部40に入力される(ステップS3、S4)。さ
らに、図形表示制御部40において、表示範囲対象の部
品図形を検索する機能が実行される(ステップS5)。
【0029】さらに、図4を参照しながら、範囲表示対
象の部品図形を検索する機能に基づき部品図形を図形表
示部50に表示する手順を説明する。範囲表示対象の部
品図形を検索する機能が実行された場合、図4のステッ
プS51に示すように、図形表示制御部40は、任意の
部品の高さレベルBを部品図形記憶部20から取得す
る。
【0030】さらに、図形表示制御部40において、A
<=B<=Cの条件式を満足する高さレベルを有する部
品図形、すなわち、高さレベルA〜高さレベルCの表示
範囲内に存在する部品の部品図形を検索し(図4のステ
ップS52)、このようにして検索された部品図形を図
形表示部50の画面上に表示する(ステップS53)。
高さレベルA〜高さレベルCの表示範囲内の部品がすべ
て検索された時点で、ステップS51〜ステップS53
の動作は完了する(ステップS54)。
【0031】ここで、再び、図3に戻り、ステップS2
以降の動作を説明する。設計者が、上記の第2番目〜第
4番目のいずれかの部品図形検索方法を選択した場合
(ステップS2)、部品図形表示の対象とする部品の高
さレベルAが設計者により指定され、図形表示制御部4
0に入力される(ステップS6)。さらに、図形表示制
御部40において、高さレベルAが同一表示対象の部品
図形の高さレベル設定に関係するものであることを検出
した場合(ステップS7)、同一表示対象の部品図形を
検索する機能が実行される(ステップS8)。
【0032】さらに、図5を参照しながら、同一表示対
象の部品図形を検索する機能に基づき部品図形を図形表
示部50に表示する手順を説明する。同一表示対象の部
品図形を検索する機能が実行された場合、図5のステッ
プS81に示すように、図形表示制御部40は、任意の
部品の高さレベルBを部品図形記憶部20から取得す
る。
【0033】さらに、図形表示制御部40において、A
=Bの条件式を満足する高さレベルを有する部品図形、
すなわち、高さレベルAの位置のみに存在する部品の部
品図形を検索し(図5のステップS82)、このように
して検索された部品図形を図形表示部50の画面上に表
示する(ステップS83)。高さレベルAの位置の部品
がすべて検索された時点で、ステップS81〜ステップ
S83の動作は完了する(ステップS84)。
【0034】ここで、再び、図3に戻り、ステップS9
以降の動作を説明する。図形表示制御部40において、
高さレベルAが下位表示対象の部品図形の高さレベル設
定に関係するものであることを検出した場合(ステップ
S9)、下位表示対象の部品図形を検索する機能が実行
される(ステップS10)。さらに、図6を参照しなが
ら、下位表示対象の部品図形を検索する機能に基づき部
品図形を図形表示部50に表示する手順を説明する。
【0035】下位表示対象の部品図形を検索する機能が
実行された場合、図6のステップS101に示すよう
に、図形表示制御部40は、任意の部品の高さレベルB
を部品図形記憶部20から取得する。さらに、図形表示
制御部40において、A>=Bの条件式を満足する高さ
レベルを有する部品図形、すなわち、高さレベルA以下
の領域に存在する部品の部品図形を検索し(図6のステ
ップS102)、このようにして検索された部品図形を
図形表示部50の画面上に表示する(ステップS10
3)。高さレベルA以下の領域の部品がすべて検索され
た時点で、ステップS101〜ステップS103の動作
は完了する(ステップS104)。
【0036】ここで、再び、図3に戻り、ステップS9
およびステップS11の動作を説明する。図形表示制御
部40において、高さレベルAが上位表示対象の部品図
形の高さレベル設定に関係するものであることを検出し
た場合(ステップS9)、上位表示対象の部品図形を検
索する機能が実行される(ステップS11)。さらに、
図7を参照しながら、上位表示対象の部品図形を検索す
る機能に基づき部品図形を図形表示部50に表示する手
順を説明する。
【0037】上位表示対象の部品図形を検索する機能が
実行された場合、図7のステップS111に示すよう
に、図形表示制御部40は、任意の部品の高さレベルB
を部品図形記憶部20から取得する。さらに、図形表示
制御部40において、A<=Bの条件式を満足する高さ
レベルを有する部品図形、すなわち、高さレベルA以上
の領域に存在する部品の部品図形を検索し(図6のステ
ップS112)、このようにして検索された部品図形を
図形表示部50の画面上に表示する(ステップS11
3)。高さレベルA以上の領域の部品がすべて検索され
た時点で、ステップS111〜ステップS113の動作
は完了する(ステップS114)。
【0038】本発明の実施例によれば、自動隠線機能を
有するCADにより多数の部品を組み合わせて組立図等
を作成する場合、設計者は、高さレベルの情報をもと
に、部品図形表示の対象とする部品を検索することがで
きる。したがって、一部の部品の形状や配置関係等を変
更しようとしたときに、必要とする部品のみを選択して
画面上に表示することにより、変更したい部品の部品図
形を画面上で容易に操作することが可能になり、多数の
部品を組み合わせた組立図等の作成が簡単に行える。
【0039】次に、図8〜図10を参照しながら、前述
の図5〜図7の動作に従って表示対象の部品図形を図形
表示部50に表示した状態を示すこととする。図8は、
同一表示対象の部品図形を取り出して図形表示部に表示
した状態を示す図、図9は、下位表示対象の部品図形を
取り出して図形表示部に表示した状態を示す図、そし
て、図10は、上位表示対象の部品図形を取り出して図
形表示部に表示した状態を示す図である。
【0040】同一表示対象の部品図形を検索する機能が
実行されると(図5参照)、図8において、部品の高さ
レベルA、すなわち、基準となる部品図形中の要素E1
が指定される。本発明の実施例による図形表示制御装置
を使用しない場合、自動隠線機能を有するCADを利用
しているときは、図8の左側の部分に示すように、組立
図中の全ての部品Pが表示されている。これに対し、本
発明の実施例による図形表示制御装置を使用した場合、
図8の右側の部分に示すように、基準となる部品図形中
の要素E1に対応する部品図形Psのみが取り出されて
表示される。
【0041】さらに、下位表示対象の部品図形を検索す
る機能が実行されると(図6参照)、図9において、前
述の図8の場合と同じように、基準となる部品図形中の
要素E1が指定される。本発明の実施例による図形表示
制御装置を使用しない場合、自動隠線機能を有するCA
Dを利用しているときは、図9の左側の部分に示すよう
に、組立図中の全ての部品Pが表示されている。これに
対し、本発明の実施例による図形表示制御装置を使用し
た場合、図9の右側の部分に示すように、基準となる部
品図形中の要素E1より下位の位置に存在する一部の部
品図形Pdが取り出されて表示される。
【0042】さらに、上位表示対象の部品図形を検索す
る機能が実行されると(図7参照)、図10において、
前述の図9の場合と同じように、基準となる部品図形中
の要素E1が指定される。本発明の実施例による図形表
示制御装置を使用しない場合、自動隠線機能を有するC
ADを利用しているときは、図10の左側の部分に示す
ように、組立図中の全ての部品Pが表示されている。こ
れに対し、本発明の実施例による図形表示制御装置を使
用した場合、図10の右側の部分に示すように、基準と
なる部品図形中の要素E1より上位の位置に存在する一
部の部品図形Puが取り出されて表示される。
【0043】図8〜図10のいずれの場合においても、
設計者が必要とする部品図形を検索して図形表示部50
の画面上に表示することができるので、設計者が作業の
流れを中断することなく簡単な操作で部品図形の表示・
編集を行うことが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の図形表示
制御装置によれば、第1に、自動隠線機能を有する2次
元のCADにより多数の部品を組み合わせて組立図等を
作成する場合、各部品に高さレベルという情報をもた
せ、この高さレベルに基づき設計者が必要な部品図形を
選択して表示することができるので、作業の流れを中断
することなく簡単な操作で部品図形の表示・編集を行う
ことができるようになり、組立図等の作図を簡単に行う
ことが可能になる。この結果、本発明の図形表示制御装
置は、2次元のCAD部品図形編集機能に大きく寄与
する。
【0045】さらに、本発明の図形表示制御装置によれ
ば、第2に、必要な部品図形をCRT等の図形表示手段
の画面上に選択して表示することができるので、画面上
の部品図形を見ながら簡単な操作で部品図形の形状およ
び位置関係等の変更を行うことが可能になる。さらに、
本発明の図形表示制御装置によれば、第3に、同一の高
さレベルに存在する部品図形を選択して表示することが
できるので、この高さレベルのみの部品図形の形状等お
よび位置関係の変更を行う場合に好都合である。
【0046】さらに、本発明の図形表示制御装置によれ
ば、第4に、基準の高さレベル以下の領域に存在する部
品図形を選択して表示することができるので、基準の高
さレベル以下の領域で部品図形の形状等および位置関係
の変更を行う場合に好都合である。さらに、本発明の図
形表示制御装置によれば、第5に、基準の高さレベル以
上の領域に存在する部品図形を選択して表示することが
できるので、基準の高さレベル以上の領域で部品図形の
形状等および位置関係の変更を行う場合に好都合であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図2の実施例の部品図形表示制御動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】図3の範囲表示機能に基づき部品図形を表示す
る手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3の同一表示機能に基づき部品図形を表示す
る手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】図3の下位表示機能に基づき部品図形を表示す
る手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】図3の上位表示機能に基づき部品図形を表示す
る手順を説明するためのフローチャートである。
【図8】同一表示対象の部品図形を取り出して図形表示
部に表示した状態を示す図である。
【図9】下位表示対象の部品図形を取り出して図形表示
部に表示した状態を示す図である。
【図10】上位表示対象の部品図形を取り出して図形表
示部に表示した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…図形表示制御装置 2…部品図形格納手段 3…表示範囲入力手段 4…表示図形検索手段 5…図形表示手段 6…部品高さレベル設定部 20…部品図形記憶部 30…高さレベル表示範囲入力部 40…図形表示制御部 50…図形表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−240771(JP,A) 特開 平2−310775(JP,A) 特開 平5−333920(JP,A) 特開 平7−220115(JP,A) 特開 平8−22490(JP,A) 「AUTOCAD ユーザ・リファレ ンス」,オートデスク株式会社,1994年 1月,第4版,p.315,320−324 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 11/60 - 17/50 G06F 17/50 G06F 3/00 G06F 3/14 - 3/153

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品に関しコンピュータの支援に
    よる設計をする際に、該複数の部品にそれぞれ対応する
    複数の2次元の部品図形を互いに重ね合わせて表示する
    ための図形表示制御装置において、 前記複数の部品図形の各々に関し、前記部品の高さレベ
    ルの情報を予め格納する部品図形格納手段と、 基準となる第1の部品図形と第2の部品図形を指定する
    手段と、 指定された第1の部品図形の高さレベル以上であって第
    2の部品図形の高さレベル以下の高さレベルを有する部
    品図形のみを前記部品図形格納手段から取り出す表示図
    形検索手段と、 前記表示図形検索手段から出力される部品図形を表示す
    る図形表示手段とを有することを特徴とする図形表示制
    御装置。
  2. 【請求項2】 指定された前記第1の部品図形の高さレ
    ベルと、指定された前記第2の部品図形の高さレベルと
    が、同一の高さレベルに設定され、該同一の高さレベル
    を有する部品図形のみを前記部品図形格納手段から取り
    出すようになっている請求項1記載の図形表示制御装
    置。
  3. 【請求項3】 指定された前記第1の部品図形の高さレ
    ベルが、最小の値に設定され、指定された前記第2の部
    品図形の高さレベル以下の高さレベルを有する部品図形
    のみを前記部品図形格納手段から取り出すようになって
    いる請求項1記載の図形表示制御装置。
  4. 【請求項4】 指定された前記第2の部品図形の高さレ
    ベルが、最大の値に設定され、指定された前記第1の部
    品図形の高さレベル以上の高さレベルを有する部品図形
    のみを前記部品図形格納手段から取り出すようになって
    いる請求項1記載の図形表示制御装置。
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