JP3403108B2 - 洗浄用スポンジローラ - Google Patents
洗浄用スポンジローラInfo
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- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/30—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
- B08B1/32—Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface using rotary cleaning members
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- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
ディスク、半導体シリコンウェハ等の基板の製造工程に
おいて、ポリッシング等の加工工程後、砥粒、切削屑、
研磨屑等、被洗浄体の表面に付着した微細な粒子を、極
めて効率良く、且つ被洗浄体の表面を損傷することなく
除去することが可能な洗浄用スポンジローラに関する。
コンウェハ、CMP加工工程中の半導体素子、或いはフ
ォトマスク、液晶ガラス基板等の製造工程では、その表
面を極めて精度の高い面に仕上げるために、酸化ケイ
素、アルミナ、セリウム等の各種砥粒を用いた高精度研
磨、いわゆるポリッシング加工が行われている。ポリッ
シング加工されたハードディスクやシリコンウェハ等の
被研磨物の表面は、砥粒や研磨屑によって汚染されるた
め、次工程の処理を行う前に十分に洗浄を施す必要があ
る。
モニア水と過酸化水素の混合液、希弗酸、塩酸と過酸化
水素水の混合液をこの順に使用するRCA洗浄が知られ
ている。また、ハードディスク、シリコンウェハ等のポ
リッシング工程後の洗浄では、ポリビニルアセタール系
(以下PVAt系と略称する)多孔質体を素材とし、外
表面に複数の突起を有する洗浄用スポンジローラを用い
る方法が知られている。具体的には、スポンジローラの
突起の頂部を、被洗浄体の洗浄面に回転接触させる。こ
れにより、洗浄面が突起によってブラッシングされて、
被洗浄体が良好に洗浄される。
ラの突起は、被洗浄体によって横方向へ押圧された変形
状態と、被洗浄体から離れた変形解除状態とを頻繁に繰
り返して、洗浄面をブラッシングする。このとき、突起
に作用する引張力が突起の基端に集中し、突起の基端近
傍が大きく変形する。このため、突起の基端近傍が切断
され易い。また、スポンジローラは全体が一体成形され
ているため、多数の突起が切断された場合にはスポンジ
ローラの交換を要する。
しその強度を増大させることによっても解決可能であ
る。ところが、突起全体を大きく形成すると、所望のブ
ラッシング効果が得られず、洗浄効果の低下を招く恐れ
がある。
なく耐久性の向上を図ることが可能なPVAt系洗浄用
スポンジローラの提供を目的とする。
め、本発明は、湿潤状態で弾性を有するポリビニルアセ
タール系多孔質素材によって構成され、略円筒形状のロ
ール体と該ロール体の外周面上に一体成形された複数の
突起とを有し、該突起の頂部を被洗浄体に回転接触させ
て該被洗浄体を洗浄する洗浄用スポンジローラであっ
て、前記突起は、前記ロール体の外周面から延びて先細
りする突出基部と、該突出基部の先端から前記頂部まで
ほぼ同一の断面形状を有する突出端部とを備えている。
端部を略円柱状としても良い。
体の外周面に向かって末広がり状に形成された外面を有
し、突出基部の断面積は、基端(ロール体の外周面と突
出基部との境界)で最大となり突出端部へ向かって徐々
に減少する。このため、突起が横方向へ押圧されたと
き、引張力が集中する突出基部の基端近傍における応力
集中が緩和され、変形が突出基部全域に分散され、突起
の耐久力が向上する。
なく突起の耐久力を向上させることができるので、被洗
浄体と接触する突出端部を、ブラッシングに最適な寸法
形状に自由に設定することができる。
ンジによって構成される洗浄用スポンジローラは、原料
を含み粘性を有する混合液を、型内で反応させることに
よって得られる。上記構成のスポンジローラに対応した
型は、ロール体を形成するための第1空間と、突起を形
成するための複数の第2空間とを有する。各第2空間
は、第1空間に連通し突出基部を形成する基部形成空間
と、基部形成空間に連通し突出端部を形成する端部形成
空間とを有する。基部形成空間は、端部形成空間から第
1空間へ向かって拡がる傾斜面を有する。スポンジロー
ラの製造に際し、混合液は、第1空間へ注入され、第1
空間から各第2空間へ流入する。このとき、第2空間の
基部形成空間は、第1空間へ向かって拡がる傾斜面を有
するので、混合液は、基部形成空間の傾斜面に案内され
て端部形成空間へ円滑に流入する。同時に、第2空間内
の空気は、端部形成空間から第1空間へ円滑に移動し、
第1空間から大気へ放出される。これにより、混合液が
第2空間の末端まで確実に充填され、歩留まりの向上に
よる製造コストの低減を図ることができる。
先端までの高さは、前記突起の高さの1/2以下が好適
であり、更に1/5以上が好適である。
を超えた場合には、突出端部の変形量が小さく抑えられ
て洗浄時のブラッシング効果が不十分となる可能性があ
り、1/5未満の場合には、十分な強度が得られない可
能性があるためである。
面の基端と先端とを結ぶ直線と前記ロール体の外周面と
の交叉角度は、30°以上60°以下が好適である。
出基部が外周面に向かって大きく広がり、突出基部の下
端面の面積が増大し、ロール体の外周面上に形成可能な
突起の総数が制限される可能性があるためであり、上記
交叉角度が60°を超える場合には、十分な強度が得ら
れない可能性があるためである。
的な傾斜面であっても良く、また湾曲する傾斜面であっ
ても良い。
を、図面に基づいて説明する。
洗浄用スポンジローラの全体を示す一部断面図、(b)
は(a)のスポンジローラの突起を示す拡大斜視図、
(c)は(b)の断面図である。
性を有するポリビニールアセタール系多孔質素材(PV
At系多孔質素材)から成る。PVAt系多孔質素材
は、乾燥状態で硬化し、湿潤状態で軟化する。また、吸
水性及び保水性に優れ、湿潤時に好ましい柔軟性と適度
な反発弾性を示し、耐磨耗性にも優れている。
1は、略円筒形状のロール体3と、ロール体3の外周面
3a上に一体成形された複数の突起5とを有する。
は、ロール体3の外周面3aから一体的に突出する突出
基部11と、突出基部11の先端面11bから一体的に
延びる突出端部13とを有する。突出基部11の基端面
11aは、ロール本体3の外周面3aに含まれる。突出
基部11の先端面11bと突出端部13の基端面13a
とは、ほぼ完全に一致する。突出基部11は、ロール体
3の外周面3aに向かって直線的且つ末広がり状に形成
された傾斜面(外面)15を有する。
11bに向かって先細りする略円錐台状に形成されてい
る。突出基部11の基端面11aから先端面11bまで
の高さhは、突起3の高さ(突出基部11の基端面11
aから突出先端13の先端面13aまでの高さ)Hの1
/5以上1/2以下の範囲内に設定されている。図1
(c)に示すように、任意断面において、傾斜面15の
基端15aと先端15bとを結ぶ直線17は、傾斜面1
5とほぼ一致し、直線17とロール体3の外周面3aと
の交叉角度θ1 は、30°以上60°以下の範囲内に設
定されている。
に対してほぼ垂直方向へ延び、且つ基端面13aから先
端面13bまでほぼ同一の断面形状を有する略円柱状に
形成されている。突出端部13の先端面13bは、突出
端部13の外周面とほぼ垂直に交叉している。
合度300〜2000でケン化度80%以上のポリビニ
ルアルコール(原料)を一種又はそれ以上混合して水溶
液とし、この水溶液に架橋剤としてアルデヒド類、触媒
として鉱酸類、及び気孔形成材として澱粉等を加え、こ
れらの混合液を図2に示すような型21内に注入し、5
0〜80℃で反応させて型21から取り出した後、水洗
により気孔形成材等を除去することによって得られる。
と芯棒29とキャップ31とを有する。外型23及び内
型25は、共に円筒状に形成されている。内型25は、
外型23の内径と同一か又はそれよりも僅かに小さい外
径を有し、外型23内に挿入される。芯棒29は、内型
25のほぼ中心に挿入される。底板27は、外型23及
び内型25の下端23a,25aを塞ぐと共に、芯棒2
9の下端29aを支持する。キャップ31は、外型23
の上端23bの内周面に嵌合される。芯棒29は、底板
27とキャップ31とによって位置決めされる。
棒29の外周面との間には、ロール体3を形成するため
の略円筒状の第1空間33が区画される。内型25に
は、突起5を形成するための貫通孔(第2空間)35が
複数形成されている。各貫通孔35は、第1空間33に
連通し突出基部11を形成する基部形成空間37と、基
部形成空間37に連通し突出端部13を形成する端部形
成空間39とを有する。基部形成空間37は、端部形成
空間39から第1空間33へ向かって拡がる傾斜面41
を有する。
に挿入された注型ノズル43から第1空間33へ注入さ
れ、第1空間33から各貫通孔35へ流入する。このと
き、混合液は、第1空間33へ向かって拡がる傾斜面4
1に案内されて端部形成空間39へ円滑に流入する。同
時に、貫通孔35内の空気は、端部形成空間39から第
1空間33へ円滑に移動し、第1空間33の上端から大
気へ放出される。これにより、混合液が貫通孔35(端
部形成空間39)の末端まで確実に充填される。従っ
て、歩留まりが向上し、製造コストが低減される。
正含水状態における30%圧縮応力が15g/cm2以
上で150g/cm2 以下のものが好ましい。適正含水
状態とは、PVAt系多孔質素材が適正な弾力を発揮し
得る含水状態をいい、含水率(乾燥状態に対する含水状
態の重量%)が、およそ100%〜1000%の範囲で
得られる。また、30%圧縮応力とは、適正含水状態の
PVAt系多孔質素材を、両端面間の距離(長手方向の
高さ)が30mmとなるように切断し、端面全体に荷重
がかかるようにデジタル式荷重測定器にセットし、長手
方向に30%(9mm)押し潰した時の荷重を計測し、
該荷重を端面の面積で割った値として得られる。
ましい範囲の上限を150g/cm2 としたのは、この
値が150g/cm2 より大きいPVAt系多孔質素材
は、硬すぎてブラッシングに要求される弾性を示さない
ためである。反対に、適正含水状態における30%圧縮
応力の好ましい範囲の下限を15g/cm2 としたの
は、この値が15g/cm2 より小さいPVAt系多孔
質素材は、柔らかすぎてロール体3を回転した場合に歪
みを生じるためである。
孔率が85%以上95%以下、平均気孔径が10μm以
上200μm以下のものが好適である。
軟性が不十分となり、また、気孔率が95%より大きい
と、実用的強度に乏しく、何れも洗浄用途には適さない
ためである。また、平均気孔径が10μmよりも小さい
と、湿潤時の弾性が不足して十分なブラッシング効果が
得られず、200μmを超えると、目が粗すぎて精密洗
浄には不適当なためである。
分に乾燥された直方体のPVAt系多孔質素材を乾式自
動密時計にて測定し、直方体の見掛け体積と真体積とか
ら、次式(1)にて算出される値である。
n:D4404−84)に基づく測定値であり、具体的
には、PORUS MATERIALS,INC社製水
銀ポロシメータを用いた、水銀圧入法細孔測定によって
求められる値である。
いて説明する。
空部分には、回転軸7が挿入され、ロール体3は回転軸
7に対して固定される。被洗浄体9の洗浄は、回転軸7
の回転に伴って回転移動する突起5の頂部5aを被洗浄
体9の洗浄面9aに接触させることにより行う。突起5
の頂部5aは、突出端部13の先端面13bを含む先端
部分によって構成される。突起5の頂部5aは、被洗浄
体9によって横方向へ押圧された変形状態(図5参照)
と、被洗浄体9から離れた変形解除状態とを頻繁に繰り
返して、洗浄面9aをブラッシングする。突起9のブラ
ッシング作用により、被洗浄体9が良好に洗浄される。
外周面3a上の基端面53aから先端面53bまでほぼ
同一の断面形状を有する略円柱状の突起53を有するス
ポンジローラ51を使用した場合、洗浄面9aに接触し
た突起53に作用する引張力は基端面53aに集中し、
基端面53aの近傍が局所的に大きく変形する。加え
て、外周面3aは、完全な平面ではなく突起53の突出
方向と反対側に向かって円弧状に傾斜しているため、完
全な平面から突出している場合に比して横方向へ変形し
易い。このため、基端面53aの移動方向前端部分55
が切断され易い。
用した場合でも、図6の場合と同様に、洗浄面9aに接
触した突起5に作用する引張力は突起5の基端(突出基
部11の基端面11a)に集中する。しかし、図5に示
すように、突出基部11は、ロール体3の外周面3aに
向かって末広がり状に形成された外面15を有し、突出
基部11の断面積は、基端面11aで最大となり突出端
部13へ向かって徐々に減少するため、突起5が横方向
へ押圧されたとき、引張力が集中する基端面11aの近
傍における応力集中が緩和される。従って、変形が突出
基部11全域に分散され、基端面11aの移動方向前端
45近傍での切断が確実に防止され、突起5の耐久力が
向上する。
ことなく突起5の耐久力を向上させることができるの
で、被洗浄体9と接触する突出端部13を、ブラッシン
グに最適な寸法形状に自由に設定することができる。
ば、突起5の頂部5aが被洗浄体9と接触して突起5が
横方向へ押圧されたとき、突出基部11の基端面11a
の近傍における応力集中が緩和されので、変形が突出基
部11の全域に分散され、突起5の耐久力が向上する。
ことなく突起5の耐久力を向上させることができるの
で、被洗浄体9と接触する突出端部13を、ブラッシン
グに最適な寸法形状に自由に設定することができ、洗浄
性能を損なうことなく突起5の耐久性の向上を図ること
ができる。
合液が注入される型21は、ロール体3形成用の第1空
間33と、突出基部11を形成する基部形成空間37と
突出端部13を形成する端部形成空間39とを含む突起
5形成用の貫通孔35とを備え、基部形成空間37は、
第1空間33へ向かって拡がる傾斜面41を有する。第
1空間33へ注入された混合液は、傾斜面41に案内さ
れて端部形成空間39へ円滑に流入し、貫通孔35内の
空気は、端部形成空間39から第1空間33へ円滑に移
動して大気へ放出される。従って、混合液が貫通孔35
の閉塞された末端まで確実に充填され、歩留まりの向上
による製造コストの低減を図ることができる。
ーラ1の突起5(対象サンプル)と、図6に示すような
スポンジローラ51の突起53(比較サンプル)とに対
する引張り強度実験について説明する。
気孔率が90%、平均気孔径が130μm、適正含水状
態における30%圧縮応力が60g/cm2 であるPV
At系多孔質素材を使用した。
4.5mm、突出端部13の外径が7.5mm、突出基
部11の高さhが1.5mm、外面3aに対する傾斜面
11の交叉角度θが約45°(突出基部11の基端面1
1aの外径が10.5mm)であるものを使用し、比較
サンプルの突起53は、その全高が4.5mm,外径が
7.5mmであるものを使用した。
ク(図示外)で保持した状態で、突起5,53をクリッ
プ(図示外)で挟み、突起5,53に切断が生じる限界
までクリップを引張って、その引張り強度を測定した。
ンプルの引張り強度が1.59kg、対象サンプルの引
張り強度が1.85kgとなり、対象サンプルの引張り
強度が比較サンプルに比して16.4%増大しているこ
とが確認された。
説明する。
浄用スポンジローラ61の突起63を示す要部拡大断面
図である。なお、第1実施形態と同様の構成部分には同
一の符号を付してその詳しい説明は省略する。
が湾曲面状の外面67を有する点と、突出端部13の外
周面と先端面13bとの間に曲面部分69が設けられて
いる点とが、第1実施形態と相違するものである。
外面67の基端71と先端73とを結ぶ直線75とロー
ル体3の外周面3aとの交叉角度θ2 は、30°以上6
0°以下に設定されている。
に、洗浄性能を損なうことなく突起63の耐久性の向上
を図ることができると共に、歩留まりの向上による製造
コストの低減を図ることができる。
3の断面形状に関し、第1及び第2実施形態では略円形
のものについて説明したが、本発明は、これに限定され
るものではなく、係る断面を矩形や楕円形や長円形等の
種々の形状に設定することができる。
突起の頂部が被洗浄体と接触して突起が横方向へ押圧さ
れたとき、突出基部の基端近傍における応力集中が緩和
されので、変形が突出基部全域に分散され、突起の耐久
力が向上する。
なく突起の耐久力を向上させることができるので、被洗
浄体と接触する突出端部を、ブラッシングに最適な寸法
形状に自由に設定することができ、洗浄性能を損なうこ
となく突起の耐久性の向上を図ることができる。
液が注入される型は、ロール体形成用の第1空間と、突
出基部を形成する基部形成空間と突出端部を形成する端
部形成空間とを含む突起形成用の第2空間とを備え、基
部形成空間は、第1空間へ向かって拡がる傾斜面を有す
る。第1空間へ注入された混合液は、傾斜面に案内され
て端部形成空間へ円滑に流入し、空間内の空気は、端部
形成空間から第1空間へ円滑に移動して大気へ放出され
る。従って、混合液が第2空間の末端まで確実に充填さ
れ、歩留まりの向上による製造コストの低減を図ること
ができる。
ポンジローラを示す一部断面図、(b)は(a)のスポ
ンジローラの突起を示す拡大斜視図、(c)は(b)の
断面図である。
部破断して示す斜視図である。
である。
す側面図である。
図である。
突起を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 湿潤状態で弾性を有するポリビニルアセ
タール系多孔質素材によって構成され、略円筒形状のロ
ール体と該ロール体の外周面上に一体成形された複数の
突起とを有し、該突起の頂部を被洗浄体に回転接触させ
て該被洗浄体を洗浄する洗浄用スポンジローラであっ
て、 前記突起は、前記ロール体の外周面から延びて先細りす
る突出基部と、該突出基部の先端から前記頂部までほぼ
同一の断面形状を有する突出端部とを備えたことを特徴
とする洗浄用スポンジローラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の洗浄用スポンジローラ
であって、 前記突出基部は、略円錐台状に形成され、 前記突出端部は、略円柱状に形成されていることを特徴
とする洗浄用スポンジローラ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の洗浄用スポンジローラ
であって、 前記ロール体の外周面から前記突出基部の先端までの高
さは、前記突起の高さの1/5以上1/2以下であり、 任意断面における前記突出基部の外面の基端と先端とを
結ぶ直線と前記ロール体の外周面との交叉角度は、30
°以上60°以下であることを特徴とする洗浄用スポン
ジローラ。
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