JP3402464B2 - レトロフォーカス型レンズ及び投写型表示装置 - Google Patents
レトロフォーカス型レンズ及び投写型表示装置Info
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Description
長いバックフォーカル長を必要とする投写光学系に適し
たレトロフォーカス型レンズ、及び、これを搭載した投
写型表示装置に関するものである。
プロジェクタ)の光学系を概略的に示す構成図である。
図13に示されるように、この投写型表示装置300
は、ランプ120及び反射鏡130からなり略平行な照
明光束2を出射する光源1と、ダイクロイックミラー3
B及び3Gと、光を反射するミラー4a,4b,4cと
を有する。また、投写型表示装置300は、赤色用の画
像を表示する透過型液晶パネル5Rと、緑色用の画像を
表示する透過型液晶パネル5Gと、青色用の画像を表示
する透過型液晶パネル5Bと、赤色光2R及び青色光2
Bを反射し、緑色光2Gを透過させることにより、赤
(R)、緑(G)、青(B)の合成された光束20を出
力するダイクロイックプリズム6と、入射光束20をス
クリーン8上に拡大投写する投写レンズ7とを有する。
尚、図において、200は、筐体を示す。
出射された光束2のうちの青色光2Bを反射させ、赤色
光2R及び緑色光2Gを透過させる。ダイクロイックミ
ラー3Bで反射した青色光2Bは、ミラー4bで反射
し、液晶パネル5Bを透過してダイクロイックプリズム
6に入射する。ダイクロイックミラー3Gは、ダイクロ
イックミラー3Bを透過した緑色光2Gを反射させ、赤
色光2Rを透過させる。ダイクロイックミラー3Gで反
射した緑色光2Gは、液晶パネル5Gを透過してダイク
ロイックプリズム6に入射する。ダイクロイックミラー
3Bを透過した赤色光2Rは、ミラー4a及び4cで反
射し、液晶パネル5Rを透過してダイクロイックプリズ
ム6に入射する。ダイクロイックプリズム6は、入射し
た赤色光2R、緑色光2G、及び青色光2Bを合成した
光束20を投写レンズ7に向けて出射する。投写レンズ
7は、合成光束20を拡大してスクリーン8上に投写す
る。
おいては、投写レンズ7と映像源であるライトバルブ素
子としての液晶パネル5R,5G,5Bとの間に分厚い
ダイクロイックプリズム6を配置する必要があるため、
投写レンズ7には長いバックフォーカル長が要求され
る。
クタ(背面投写型表示装置)に適用する場合には、装置
の外形寸法をできるだけ大きくしないという観点から、
投写レンズ7からスクリーン8までの距離が短い(即
ち、投写レンズ7が広角である)ほうが望ましい。
の入射角に応じて分光透過率、偏光生成特性、反射率が
大きく変化するため、液晶パネル5R,5G,5Bに入
射する照明光束は略平行光束となるよう(即ち、テレセ
ントリック照明がなされるよう)設計されている。この
場合、投写レンズ7に入射する光束は略平行光束であ
る。このような光学系にバックフォーカル長の短い従来
の広角投写レンズを用いると、液晶パネル5R,5G,
5Bの画面周辺部を透過して投写レンズ7に入射する光
束が極端に少なくなり、投写映像の画面周辺部が暗くな
る。従って、映像源の各位置から入射する光束の主光線
が、投写レンズ7の光軸に対して略平行になるような構
成(テレセントリック性を持つ構成)が望まれる。この
ために、液晶パネル5R,5G,5Bから瞳位置までの
距離が焦点距離に比べて十分に大きな構成の投写レンズ
が必要である。
る投写レンズには、(1)広画角性、(2)大きなバッ
クフォーカル長、(3)画像表示素子側のテレセントリ
ック性、に関する基本仕様を満足することが要求され
る。また、投写型表示装置の投写レンズには、下記の
(4)から(7)までに記載した基本収差性能も要求さ
れる。
写倍率差が十分小さくなるよう、典型的には画素ピッチ
程度に、また望ましくは画素ピッチの半分以下に倍率色
収差を制御することが必要である。また、例えば照明光
源に超高圧水銀ランプを使用する場合には、青色光の本
来のスペクトル波長(450nm〜470nm程度)よ
りも短い波長、例えば水銀のg線(436nm)近傍に
強いスペクトルをもつ場合があり、このような輝線スペ
クトル成分についても、赤側の倍率色収差とのバランス
を考慮しつつ倍率色収差補正し、青紫色(Violet)のフ
レア成分を抑制する必要がある。さらに、各原色毎の合
焦点が一致するよう、縦の色収差を小さく制御すること
が必要である。
タ用レンズでは、投写スクリーンの枠の内側に矩形状投
写画像が投写されるので、画面周辺部の歪曲収差が目立
ちやすい。従って、歪曲収差による画素の理想点からの
ずれを、典型的には画素ピッチ程度に制御することが求
められる。また、CADに用いられるリアプロジェクタ
や、リア投写された単位画面を配列して画素数を増加さ
せるマルチビジョンプロジェクタ等では、理想点からの
絶対偏差が画素ピッチの半分以下程度となるように歪曲
収差を制御することが求められる。
ェクタの様々な設置温度環境、照明用ランプによる発熱
に対処するために、投写レンズは広い温度範囲にわたっ
て所望の光学性能を維持するような設計上の配慮が求め
られる。この使用温度範囲の問題を解決するために、ガ
ラスレンズのみで投写レンズを構成する方法がある。一
般的にガラスレンズはプラスチック材料に比べて温度変
化に対する膨張、屈折率変化が小さく、安定な光学特性
の維持に有利である。しかしながら、各種収差補正のた
めに非球面を使用する場合、ガラスレンズはコスト的に
不利である。そこで、本願のレンズ系ではプラスチック
非球面レンズで各種収差補正を行い、なおかつ温度変化
による合焦ずれが小さい投写レンズを実現する。
00万画素級の高密度・多画素の画素数を有するライト
バルブ素子の原画像を拡大投写するには、ライトバルブ
の微細画素構造に応じた高解像度な投写レンズが求めら
れる。投写レンズの高解像度性を確保するためには、上
述した色収差、歪曲収差以外の軸上収差、各種軸外収差
も十分に補正する必要がある。
術の課題を解消するためになされたものであり、焦点距
離に対してバックフォーカル長が長く、映像源側でテレ
セントリック性を有し、広画角投写が可能なレトロフォ
ーカス型レンズ、及び、このレンズを用いた投写型表示
装置を提供することを目的とする。
ォーカス型レンズは、負の屈折力を有する第1群レンズ
と、正の屈折力を有する第2群レンズと、正の屈折力を
有する第3群レンズとを大きな共役側から小さな共役側
に向かって順に配置し、前記第1群レンズが、大きな共
役側から小さな共役側に向かって順に、非球面を含む第
1レンズと、負の屈折力を有し大きな共役側に凸のメニ
スカス状の第2レンズと、負の屈折力を有し大きな共役
側に凸のメニスカス状の第3レンズと、負の屈折力を有
し小さな共役側に凸のメニスカス状の第4レンズとを有
し、前記第2群レンズが、大きな共役側から小さな共役
側に向かって順に、正の屈折力を有する第5レンズと、
該第5レンズに接合された第6レンズとを有し、前記第
3群レンズが、大きな共役側から小さな共役側に向かっ
て順に、正の屈折力を有し小さな共役側に凸のメニスカ
ス状の第7レンズと、両凹の第8レンズと、該第8レン
ズと接合され正の屈折力を有する第9レンズと、両凸の
第10レンズと、両凸の第11レンズと、非球面を含む
第12レンズとを有し、fをレンズ全系の焦点距離、f
2を前記第2群レンズの焦点距離、f3を前記第3群レン
ズの焦点距離、|f1|を前記第1群レンズの焦点距離
の絶対値、|f4|を前記第1レンズの軸上焦点距離の
絶対値、f5を前記第12レンズの軸上焦点距離とした
ときに、下記の条件式(1)、(2)、(3)及び
(4) 0.8<f2/f3 <1.5 …(1) 1.6<|f1|/f<2.4 …(2) |f4|/f>30 …(3) f5/f>6 …(4) を満足することを特徴としている。
レンズは、前記第2群レンズと前記第3群レンズとの間
に絞り手段が配置され、|EXP|をレンズ全系におけ
る小さな共役側の像面から、該小さな共役側の瞳面まで
の距離の絶対値としたときに、下記の条件式(5) |EXP|/f>50 …(5) を満足することを特徴としている。
レンズは、BFLをレンズ全系のバックフォーカル長と
したときに、下記の条件式(6) BFL/f>2 …(6) を満足することを特徴としている。
レンズは、ν4を前記第4レンズを構成する硝材のd線
におけるアッベ数、ν5を前記第5レンズを構成する硝
材のd線におけるアッベ数、ν7を前記第7レンズを構
成する硝材のd線におけるアッベ数、ν8を前記第8レ
ンズを構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν9を前
記第9レンズを構成する硝材のd線におけるアッベ数、
ν10を前記第10レンズを構成する硝材のd線における
アッベ数としたときに、下記の条件式(7)、(8)、
(9)、(10)、(11)及び(12) 15< ν4 <30 …(7) 15< ν5 <30 …(8) 40< ν7 <100 …(9) 15< ν8 <32 …(10) 20< ν9 <50 …(11) 70< ν10<100 …(12) を満足することを特徴としている。
レンズは、dPgFmを、第mレンズ(m=4,5,
8,10)を構成する硝材の異常分散性を表すパラメー
タとし、d線におけるアッベ数νdを横軸にとり、F線
からg線までの部分分散比PgFを縦軸にとった座標系
において、正常部分分散比を表わす直線をPgFn(ν
d)で示し、d線におけるアッベ数νdにおける第mレン
ズを構成する異常分散性を示す硝材の異常部分分散比を
PgFma(νd)で示したときに、dPgFm=Pg
Fma(νd)−PgFn(νd)であり、下記の条件式
(13)、(14)、(15)及び(16) 0.008<dPgF4 <0.03 …(13) 0.01 <dPgF5 <0.025 …(14) 0.01 <dPgF8 <0.02 …(15) 0.03 <dPgF10<0.055 …(16) を満足することを特徴としている。
レンズは、下記の条件式(17)及び(18) −0.01 <dPgF7<0.045 …(17) −0.015<dPgF9<0.02 …(18) を満足することを特徴としている。
光源と、該光源の出射光束により照明されるライトバル
ブと、該ライトバルブにより透過若しくは反射されて2
次元的に変調された変調光束を拡大投写する請求項1か
ら6までのいずれかに記載のレトロフォーカス型レンズ
とを備えたことを特徴としている。
前記ライトバルブを、液晶ライトバルブとしたことを特
徴としている。
前記ライトバルブが、複数の、傾斜可能な単位ミラーを
含むミラーアレイを有することを特徴としている。
は、前記ライトバルブが、複数の、変調位相量が可変で
ある単位グレーティングを含むグレーティングアレイを
有することを特徴としている。
ら5までのレトロフォーカス型レンズ10を概略的に示
す構成図である。図1に示されるように、実施の形態1
から5までのレトロフォーカス型レンズ10は、負の屈
折力を有する第1群レンズG1と、正の屈折力を有する
第2群レンズG2と、絞りSTO(絞り面をS12で示
す。)と、正の屈折力を有する第3群レンズG3とを大
きな共役側から小さな共役側に向けて順に配置した構造
を持つ。ここで、「大きな共役側」とは、投写光の出射
側(レトロフォーカス型レンズを投写レンズとする投写
型表示装置におけるスクリーン側、即ち、図1における
左側)を意味し、「小さな共役側」とは、投写光の入射
側(レトロフォーカス型レンズを投写レンズとする投写
型表示装置におけるライトバルブ側、即ち、図1におけ
る右側)を意味する。
に配置された、中心近傍が弱い負の屈折力を有する第1
レンズL1と、負の屈折力を有し大きな共役側に凸のメ
ニスカス状の第2レンズL2と、負の屈折力を有し大き
な共役側に凸のメニスカス状の第3レンズL3と、負の
屈折力を有し小さな共役側に凸のメニスカス状の第4レ
ンズL4とを有する。
第5レンズL5と、この第5レンズL 5に接合された第6
レンズL6とを有する。
に配置された、正の屈折力を有し小さな共役側に凸のメ
ニスカス状の第7レンズL7と、両凹の第8レンズL
8と、この第8レンズL8に接合され正の屈折力を有する
第9レンズL9と、両凸の第10レンズL10と、両凸の
第11レンズL11と、中心近傍が弱い正の屈折力を有す
る第12レンズL12とを有する。
ス型レンズ10は、fをレンズ全系の焦点距離、f2を
第2群レンズG2の焦点距離、f3を第3群レンズG3の
焦点距離、|f1|を第1群レンズG1の焦点距離の絶対
値、|f4|を第1レンズL1の軸上焦点距離の絶対値、
f5を第12レンズL12の軸上焦点距離としたときに、
下記の条件式(1)、(2)、(3)及び(4) 0.8 <f2/f3< 1.5 …(1) 1.6 <|f1|/f< 2.4 …(2) |f4|/f>30 …(3) f5/f>6 …(4) を満足するように構成されている。
においては、広画角、短焦点距離にもかかわらず、投写
レンズとライトバルブの間にプリズムPSMを配置可能
な長いバックフォーカル長を確保することが可能であ
る。また、ライトバルブから投写レンズに入射する各像
高からの光束の主光線が光軸に対して略平行であること
から、高い周辺光量比を確保でき、かつ前記プリズムP
SMの入射角特性による光学特性変化に起因する投写画
像への悪影響をなくすことができる。また、第1レンズ
L1及び第12レンズL12各々の両面に非球面を設ける
ことで、少ないレンズ枚数でも球面収差、歪曲収差及び
高次の諸収差を高度に補正できる。
確保するとともにテレセントリック性を保つための条件
を示し、上限を越えると第3群レンズG3の正の屈折力
が強くなり過ぎ、軸外の主光線を略平行に保つテレセン
トリックの構成が困難となると共に、歪曲収差の補正が
困難となる。また、下限を越えると第3群レンズG3の
正の屈折力が弱くなり過ぎ、レトロフォーカス型の構成
が弱くなり長いバックフォーカル長を確保することが困
難になる。
確保し、第1群レンズG1のパワーを限定することによ
り軸外収差を良好に補正し、必要以上にレンズが大きく
ならないようにするための条件である。上限を越えると
第1群レンズG1の負の屈折力が弱くなり過ぎ、レトロ
フォーカス型の構成が弱くなるので、長いバックフォー
カル長を確保することが困難となり、また、第1群レン
ズG1の外形寸法が必要以上に大きくなる。また、下限
を越えると第1群レンズG1の負の屈折力が大きくなり
過ぎ、軸外収差の補正が困難になる。
ック材料からなる第1レンズL1及び第12レンズL12
の軸上パワーを小さく制限することにより、レトロフォ
ーカス型レンズ10の使用温度範囲を広げ、かつ温度変
化に対する焦点ズレを防止するための条件式であり、各
式の下限を超えて第1レンズL1及び第12レンズL1 2
のパワーが大きくなると、レトロフォーカス型レンズ1
0が使用される環境温度変化に対して、解像力変化、フ
ォーカスずれが大きくなりすぎて不都合である。
ォーカス型レンズ10は、第2群レンズG2と第3群レ
ンズG3との間に絞りSTOを備えると共に、|EXP
|をレンズ全系における小さな共役側の像面から、該小
さな共役側の瞳面までの距離の絶対値としたときに、下
記の条件式(5) |EXP|/f > 50 …(5) を満足するように構成されている。
型レンズ10においては、ライトバルブから投写レンズ
に入射する各像高からの光束の主光線が光軸に対して略
平行にできるので、高い周辺光量比を確保でき、かつプ
リズムPSMの入射角特性による光学特性変化に起因す
る投写画像への悪影響をなくすことができる。条件式
(5)の下限を超えて小さな共役側の瞳面と小さな共役
側の像面間の距離が小さくなると、ライトバルブ側の主
光線の傾きが大きくなり過ぎて不都合である。
ォーカス型レンズ10は、BFLをレンズ全系のバック
フォーカル長としたときに、下記の条件式(6) BFL/f > 2 …(6) を満足するように構成されている。
型レンズにおいては、広画角、短焦点距離にもかかわら
ず、投写レンズとライトバルブの間にプリズムPSM、
ライトバルブを保護するカバーガラスCG、及び適切な
空気間隔を配置可能な長いバックフォーカル長を確保す
ることが可能である。条件式(6)の下限を超えてバッ
クフォーカル長が小さくなると、分厚いプリズムPS
M、カバーガラスCG等を配置する上で不都合となる。
ォーカス型レンズ10は、ν4を第4レンズL4を構成す
る硝材のd線におけるアッベ数、ν5を第5レンズL5を
構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν7を第7レン
ズL7を構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν8を第
8レンズL8を構成する硝材のd線におけるアッベ数、
ν9を第9レンズL9を構成する硝材のd線におけるアッ
ベ数、ν10を第10レンズL10を構成する硝材のd線に
おけるアッベ数としたときに、下記の条件式(7)、
(8)、(9)、(10)、(11)及び(12) 15< ν4 <30 …(7) 15< ν5 <30 …(8) 40< ν7 <100 …(9) 15< ν8 <32 …(10) 20< ν9 <50 …(11) 70< ν10<100 …(12) を満足するように構成されている。
レトロフォーカス型レンズ10においては、第4レンズ
L4、第5レンズL5、第7レンズL7、第8レンズL8、
第9レンズL9、及び第10レンズL10のアッベ数を各
々所定の範囲に制限することで、軸上色収差及び倍率色
収差を適切に制御可能である。各レンズL4,L5,
L 7,L8,L9,L10を構成する硝材のアッベ数が、各
式の上限若しくは下限を超えて設定されると、軸上色収
差、及び倍率色収差の絶対値、及びR/G/B各原色間
の色収差補正バランスが崩れ、軸上色収差の増加による
特定原色の解像度不足、及び倍率色収差の増加による特
定原色の画素ずれが問題となる。
ォーカス型レンズ10は、dPgFmを、第mレンズ
(m=4,5,8,10)を構成する硝材の異常分散性
を表すパラメータとし、d線におけるアッベ数νdを横
軸にとり、F線からg線までの部分分散比PgFを縦軸
にとった座標系において、正常部分分散比を表わす直線
(アッベ線)をPgFn(νd)で示し、d線における
アッベ数νdにおける第mレンズを構成する異常分散性
を示す硝材の異常部分分散比をPgFma(νd)で示
したときに、 dPgFm=PgFma(νd)−PgFn(νd) であり、下記の条件式(13)、(14)、(15)及
び(16) 0.008<dPgF4 <0.03 …(13) 0.01 <dPgF5 <0.025 …(14) 0.01 <dPgF8 <0.02 …(15) 0.03 <dPgF10<0.055 …(16) を満足する。
C)であり、ng、nF、nCはそれぞれ、g線(波長
435.8nm)、F線(波長486.1nm)、C線
(波長656.3nm)の波長における屈折率を表して
いる。また、ここで用いるアッベ線は、縦軸に部分分散
比PgF、横軸にアッベ数νdをとった座標系におい
て、2種類の正常部分分散ガラスを示す2点をプロット
し、これら2点を結ぶ線である。アッベ線は、ガラスメ
ーカによって、若干異なるが、概ね同じ値を示す。図1
2(a)から(d)までに、ショット社(SCHOT
T)、株式会社オハラ(OHARA)、HOYA株式会
社(HOYA)、株式会社住田光学ガラス(SUMIT
A)におけるアッベ線を示す。図12(a)から(d)
までに示すように、アッベ線は、以下の1次関数で表わ
すことができる。 ショット社 :PgF=−0.001689*νd+0.644224 オハラ :PgF=−0.001618*νd+0.641462 HOYA :PgF=−0.001802*νd+0.648327 住田光学ガラス:PgF=−0.001488*νd+0.637000 このようにアッベ線は概ね同じ値を示すので、dPgF
mは、図12に示されるいずれかのアッベ線について、
上記条件式(13)から(16)までを満たせばよい。
による色収差補正の効果に加えて、条件式(13)から
(16)までよって第4レンズL4、第5レンズL5、第
8レンズL8、及び第10レンズL10を構成する硝材の
異常分散性を各々所定の範囲に制限することで、特に短
波長のフレア成分を有効に減少できる。例えば、超高圧
水銀ランプを光源に用いた場合には、照明光中に水銀の
g線近傍の輝線スペクトルが含まれるが、実施の形態1
から5までのレトロフォーカス型レンズ10によれば、
この輝線スペクトルが原因となって発生する投写画像の
フレア成分を効果的に抑制することができる。この結
果、投写画像に細かい文字や線を含む場合に青紫色のフ
レア成分により表示画像の解像感が劣化したり、ニジミ
のある画像として認識される問題が解消できる。逆に、
上記各レンズの異常分散性が条件式(13)から(1
6)までの上限もしくは下限を超えて選定されると、青
紫色のフレア成分が増大し高画質性を損なうことにな
る。
ォーカス型レンズ10は、下記の条件式(17)及び
(18) −0.01 <dPgF7<0.045 …(17) −0.015<dPgF9<0.02 …(18) を満足する。
正、フレア抑制効果に加えて条件式(17)及び(1
8)によって第7レンズL7及び第9レンズL9の異常分
散性を各々所定の範囲に制限することで、投写画像のフ
レア成分を一層きめ細かく抑制することが可能となる。
この結果、投写画像に細かい文字や線を含む場合に青紫
色のフレア成分により表示画像の解像感が劣化したり、
ニジミのある画像として認識される問題が解消できる。
逆に、上記各レンズの異常分散性が条件式(17)及び
(18)の上限もしくは下限を超えて設定されると、青
紫色のフレア成分が増大し高画質性を損なうことにな
る。
る各要素は、下記の表1に示す数値例により特定され
る。表1において、S1〜S23はレンズL1〜L12の各面
を示す。また、S24及びS25はプリズムPSMの各面、
S26及びS27はカバーガラスCGの各面を示す。また、
OBJはスクリーン、Rは各面の曲率半径、Tは各面の
面間隔、Ndはd線(Heのd線であり、波長587.
56nmである。)に対する硝材の屈折率、νdはd線
におけるアッべ数、Infinityは無限大を示す。また、T
ypeは特別な面のタイプを示し、ASPは非球面、S
TOは絞り面を示す。
料(PMMA:polymethylmethacrylate)からなり、そ
のレンズ面S1,S2を非球面としている。また、第12
レンズL12も、同じPMMAからなり、そのレンズ面S
22,S23を非球面としている。レンズ面S1,S2及びレ
ンズ面S22,S23の形状は、次式(19)で表わされ
る。
光軸方向の距離、Yは光軸に垂直な方向への距離、Kは
コーニック係数、Rは中心部曲率半径、Dは4次の非球
面係数、Eは6次の非球面係数、Fは8次の非球面係
数、Gは10次の非球面係数、Hは12次の非球面係
数、Iは14次の非球面係数を示す。また、非球面係数
K,D,E,F,G,H,Iの値は、以下の表2に示
す。
スチック材料で形成し、非球面レンズとしたので、球面
収差、歪曲収差、並びに、各種軸外収差を良好に補正で
きる。また、上記条件式(3)及び(4)に示されるよ
うに、全レンズ系の焦点距離に対する各プラスチックレ
ンズの軸上焦点距離を大きく設定することで、温度変化
が生じた場合の焦点ズレを小さく制御し、使用環境の温
度が変化した場合にも、全レンズ系の解像力を中心とす
る結像光学特性の変化を小さくすることができる。
プラスチック材料は、PMMA以外の材料、例えば、日
本ゼオン株式会社製のZEONEX−280S(商品
名)や、日立化成工業株式会社製のOZ−1000(商
品名)を用いてもよく、この場合には、レンズ全系とし
ての使用温度範囲の上限を高めることができる。
バルブ側の主光線傾きに関係し、また投写画像の明る
さ、解像力のバランスを調整する。例えば、図13の装
置において、ライトバルブで変調された光束20が限り
なくレンズの光軸に平行な場合、投写レンズ7のテレセ
ントリック性により絞りS12の開口径を小さくしても十
分な明るさを得ることができる。しかしながら、実際に
は照明光束2は、ある角度分布をもってライトバルブ面
を照明しており、絞りSTOの開口径をあまり小さくす
ると十分な投写画像の明るさを得ることができなくな
る。逆に、絞りSTOの開口径を大きくして明るさを確
保しようとする場合、レンズのテレセントリック性のた
めライトバルブ面にある角度をもって入射する光線が解
像力を損なうおそれがある。従って、絞りSTOは照明
系、レンズの組み合わせによって任意にその開口径が変
えられるような構成とすることが望ましい。
レンズ10におけるf2/f3,|f 1|/f,|f4|/
f,f5/f,|EXP|/f,BFL/fは、後述す
る表11に示す値となり、また、ν4,ν5,ν7,ν8,
ν9,ν10,dPgF4,dPgF5,dPgF7,dPg
F8,dPgF9,dPgF10は、後述する表12に示す
値となり、上記の条件式(1)〜(18)を満足する。
また、第4レンズL4、第5レンズL5、第7レンズ
L7、第8レンズL8、第9レンズL9、及び第10レン
ズL10のdPgF値、これを製造したメーカ名、及び硝
材の製品番号(GLASS欄)を表13に示す。
型レンズ10は、レトロフォーカス型レンズ10とライ
トバルブ面との間にプリズムPSM及びライトバルブ前
面のカバーガラスCGが配置でき、かつ、レトロフォー
カス型レンズ10からライトバルブの画像形成面IMG
に至る光路中に適切な空気間隔が配置できるように、長
いバックフォーカル長を有している。また、各画角にお
ける主光線はライトバルブ側でレンズ光軸に対して略平
行になるように設計されており、十分な周辺光量を確保
するとともにプリズム内での透過、反射が画面内で均一
となるため投写画像の色ムラ、輝度ムラの発生要因を軽
減できる。
型レンズの特性を示すものであり、同図(a)は、小さ
な共役側における非点収差、同図(b)は、歪曲収差を
示す。図2に示される非点収差及び歪曲収差は、共に波
長546.1nmの光についてプロットしたものであ
る。また、図2(a)において、TAは、軸外の主光線
と光軸を含む面内の光線であるタンジェンシャル光線で
あり、SAは、軸外の主光線を含みタンジェンシャル面
に直交する光線であるサジッタル光線である。
型レンズの特性を示すものであり、同図(a)は、軸上
(即ち、像高が0.00mm)の横収差、同図(b)
は、像高が10.24mm(スクリーン側画角40.8
°)の横収差を示す。また、同図において、PYは光軸
に垂直なY軸方向を示し、EYはY軸方向の横収差を示
す。また、PXは光軸及びY軸に垂直なX軸方向を示
し、EXはX軸方向の横収差を示す。また、横収差は、
波長WL1(=470nm)、波長WL2(=546.1
nm)、波長WL3(=610nm)の光についてプロ
ットした。
トバルブを用いた投写型表示装置においては、画面全体
にわたる色ズレ、投写画面の歪みをレンズ以外の手段で
補正することはできないため、レンズの色収差、歪曲収
差等の大小が、そのまま投写画像の品質に大きく影響す
る。実施の形態1のレトロフォーカス型レンズでは、前
記条件式(7),(8),(9),(10),(1
1),(12)によって、レンズL4,L5,L7,L8,
L9,L10各々のアッベ数の上限値及び下限値を制限す
ることで、全レンズ系の色収差(軸上色収差及び倍率色
収差)を小さく抑制し、投写画像の原色画素の色ズレ
を、ライトバルブ面上の主光線に対して7μm未満と小
さな値に抑えることができる。
5),(16)において、レンズL 4,L5,L8,L10
各々の異常分散性の上限値及び下限値を制限すること
で、例えば超高圧水銀ランプを光源に用いた場合にライ
トバルブ照明光中に含まれる水銀のg線近傍の輝線スペ
クトルに起因する投写画像のフレア成分を抑制すること
が可能となり、投写画像に細かい文字や線を含む場合に
青紫色(Violet)のフレア成分により表示画像の解像感
が劣化したり、ニジミのある画像として認識される問題
が解消できる。このフレア抑制効果は、さらに条件式
(17),(18)によりレンズL7,レンズL9、各々
の異常分散性の上限値及び下限値を制限をすることで一
層効果的に作用する。
ロフォーカス型レンズ10においては、色収差(縦色収
差、倍率色収差、フレア成分)、歪曲収差とも十分に補
正されており、リアプロジェクタとしての使用に際して
十分な投写性能を実現できる。さらに、100万画素級
の多画素のライトバルブの投写が可能なように、その他
の軸上収差、各種軸外収差も十分に補正されている。
構成は、下記の表3に示す数値例により特定される。
の形状は、上記式(19)で表わされる。また、非球面
係数K,D,E,F,G,H,Iの値は、以下の表4に
示す。
レンズ10におけるf2/f3,|f 1|/f,|f4|/
f,f5/f,|EXP|/f,BFL/fは、後述す
る表11に示す値となり、また、ν4,ν5,ν7,ν8,
ν9,ν10,dPgF4,dPgF5,dPgF7,dPg
F8,dPgF9,dPgF10は、後述する表12に示す
値となり、上記の条件式(1)〜(18)を満足する。
また、第4レンズL4、第5レンズL5、第7レンズ
L7、第8レンズL8、第9レンズL9、及び第10レン
ズL10のdPgF値、これを製造したメーカ名、及び硝
材の製品番号(GLASS欄)を表14に示す。
型レンズの特性を示すものであり、同図(a)は、小さ
な共役側における非点収差、同図(b)は、歪曲収差を
示す。図4に示される非点収差及び歪曲収差は、共に波
長546.1nmの光についてプロットしたものであ
る。
型レンズの特性を示すものであり、同図(a)は、軸上
(即ち、像高が0.00mm)の横収差、同図(b)
は、像高が10.24mm(スクリーン側画角40.8
°)の横収差を示す。横収差は、波長WL1(=470
nm)、波長WL2(=546.1nm)、波長WL
3(=610nm)の光についてプロットした。尚、実
施の形態2において上記以外の点は、上記実施の形態1
と同一である。
構成は、下記の表5に示す数値例により特定される。
の形状は、上記式(19)で表わされる。また、非球面
係数K,D,E,F,G,H,Iの値は、以下の表6に
示す。
レンズ10におけるf2/f3,|f 1|/f,|f4|/
f,f5/f,|EXP|/f,BFL/fは、後述す
る表11に示す値となり、また、ν4,ν5,ν7,ν8,
ν9,ν10,dPgF4,dPgF5,dPgF7,dPg
F8,dPgF9,dPgF10は、後述する表12に示す
値となり、上記の条件式(1)〜(18)を満足する。
また、第4レンズL4、第5レンズL5、第7レンズ
L7、第8レンズL8、第9レンズL9、及び第10レン
ズL10のdPgF値、これを製造したメーカ名、及び硝
材の製品番号(GLASS欄)を表15に示す。
非点収差と、歪曲収差を図6に、また横収差を図7に示
す。非点収差、歪曲収差共に波長546.1nmについ
てプロットした。また横収差は、470nmの波長WL
1、546.1nmの波長WL2、610nmの波長WL
3についてプロットした。図7(a)は軸上の横収差、
図7(b)は最大像高10.24mm(スクリーン側画
角40.8°)の横収差である。尚、実施の形態3にお
いて上記以外の点は、上記実施の形態1と同一である。
成は、下記の表7に示す数値例により特定される。
の形状は、上記式(19)で表わされる。また、非球面
係数K,D,E,F,G,H,Iの値は、以下の表8に
示す。
レンズ10におけるf2/f3,|f 1|/f,|f4|/
f,f5/f,|EXP|/f,BFL/fは、後述す
る表11に示す値となり、また、ν4,ν5,ν7,ν8,
ν9,ν10,dPgF4,dPgF5,dPgF7,dPg
F8,dPgF9,dPgF10は、後述する表12に示す
値となり、上記の条件式(1)〜(18)を満足する。
また、第4レンズL4、第5レンズL5、第7レンズ
L7、第8レンズL8、第9レンズL9、及び第10レン
ズL10のdPgF値、これを製造したメーカ名、及び硝
材の製品番号(GLASS欄)を表16に示す。
非点収差と、歪曲収差を図8に、また横収差を図9に示
す。非点収差、歪曲収差共に波長546.1nmについ
てプロットした。また横収差は、470nmの波長WL
1、546.1nmの波長WL2、610nmの波長WL
3についてプロットした。図9(a)は軸上の横収差、
図9(b)は最大像高10.24mm(スクリーン側画
角40.7°)の横収差である。尚、実施の形態4にお
いて上記以外の点は、上記実施の形態1と同一である。
構成は、下記の表9に示す数値例により特定される。
の形状は、上記式(19)で表わされる。また、非球面
係数K,D,E,F,G,H,Iの値は、以下の表10
に示す。
レンズ10におけるf2/f3,|f 1|/f,|f4|/
f,f5/f,|EXP|/f,BFL/fは、後述す
る表11に示す値となり、また、ν4,ν5,ν7,ν8,
ν9,ν10,dPgF4,dPgF5,dPgF7,dPg
F8,dPgF9,dPgF10は、後述する表12に示す
値となり、上記の条件式(1)〜(18)を満足する。
また、第4レンズL4、第5レンズL5、第7レンズ
L7、第8レンズL8、第9レンズL9、及び第10レン
ズL10のdPgF値、これを製造したメーカ名、及び硝
材の製品番号(GLASS欄)を表17に示す。
非点収差と、歪曲収差を図10に、また横収差を図11
に示す。非点収差、歪曲収差共に波長546.1nmに
ついてプロットした。また横収差は、470nmの波長
WL1、546.1nmの波長WL2、610nmの波長
WL3についてプロットした。図11(a)は軸上の横
収差、図11(b)は最大像高10.24mm(スクリ
ーン側画角40.8°)の横収差である。尚、実施の形
態5において上記以外の点は、上記実施の形態1と同一
である。
施例(表1〜5)の各種パラメータをまとめると、以下
の表11〜17のようになる。
ωは投写半画角(大きな共役側)、Fは基準投写倍率に
おける実効F値(小さな共役側)、βは基準投写倍率を
示す。また、f1は第1群レンズG1の焦点距離、f2は
第2群レンズG2の焦点距離、f3は第3群レンズG3の
焦点距離、f4は非球面第1レンズL1の軸上焦点距離、
f5は非球面第12レンズL12の軸上焦点距離を示す。
また、EXPはレンズ全系における小さな共役側の像面
から、該小さな共役側の瞳面までの距離、BFLはレン
ズ全系のバックフォーカル長(プリズムPSM及びカバ
ーガラスCGを除き、大きな共役側を無限遠入射にした
場合)を示す。尚、表11の各パラメータは、全て波長
564.1nmにおける値である。
のd線におけるアッベ数、ν5は第5レンズL5を構成す
る硝材のd線におけるアッベ数、ν7は第7レンズL7を
構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν8は第8レン
ズL8を構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν9は第
9レンズL9を構成する硝材のd線におけるアッベ数、
ν10は第10レンズL10を構成する硝材のd線における
アッベ数を示す。また、dPgF4は、第4レンズL4を
構成する硝材の異常分散性、dPgF5は、第5レンズ
L5を構成する硝材の異常分散性、dPgF7は、第7レ
ンズL7を構成する硝材の異常分散性、dPgF8は、第
8レンズL8を構成する硝材の異常分散性、dPgF
9は、第9レンズL9を構成する硝材の異常分散性、dP
gF10は、第10レンズL10を構成する硝材の異常分散
性を示す。
写レンズ7を、上記実施の形態で説明したレトロフォー
カス型レンズ10のいずれかに置き換えた構造を持つ。
実施の形態6の投写型表示装置300においては、液晶
パネル5R,5G,5Bと投写レンズ7との間に厚みの
大きなダイクロイックプリズム6が配置されている。従
って、リアプロジェクタのように広角投写を必要とする
投写レンズにおいては、以下の仕様と性能が求められ
る。 (1)広画角投写が可能であること。 (2)焦点距離に比べて大きなバックフォーカル長を有
すること。 (3)ライトバルブ側のテレセントリック性がよく、プ
リズム素子内の主光線が光軸に対して平行に近いこと。 (4)倍率色収差がよく補正されていること。 (5)歪曲収差が小さいこと。 (6)広い温度範囲にて所望の結像性能が維持でき、か
つ合焦ずれが少ないこと。 (7)各種収差がバランスよく良好に補正され、高密度
・多画素のライトバルブ上の原画像を高解像度で投写で
きること。
ス型レンズは上記性能(1)〜(7)を満足しており、
これを図13に示される投写型表示装置に搭載すること
によって、高画質性及びローコスト性を達成でき、しか
も広い温度範囲での使用が可能な小型の投写型表示装置
を実現できる。
301の光学系を概略的に示す構成図である。図14に
示されるように、この投写型表示装置301は、ランプ
120及び反射鏡130からなり略平行な照明光束2を
出射する光源1と、カラー画像を表示する反射型液晶パ
ネル50と、光源1からの光束2を反射させて反射型液
晶パネル50に照射すると共に、反射型液晶パネル50
からの反射光20を透過させる偏光ビームスプリッタ6
0と、入射光束20をスクリーン8上に拡大投写する投
写レンズ7とを有する。実施の形態7においては、投写
レンズ7を上記いずれかの実施の形態におけるレトロフ
ォーカス型レンズ10のいずれかとしている。尚、図に
おいて、200は、筐体を示す。
反射ミラーが形成され、照射光束断面内の偏光状態、及
びスペクトルを変調する。液晶パネル50で反射された
光束20は偏光ビームスプリッタ60を透過することで
偏光状態の変調が強度変調に変換され、投写レンズ7に
よりスクリーン8上に拡大画像が投写される。
型レンズは上記性能(1)〜(7)を満足しており、こ
れを図14に示される投写型表示装置に搭載することに
よって、高画質性及びローコスト性を達成でき、しかも
広い温度範囲での使用が可能な小型の投写型表示装置を
実現できる。
の光学系を概略的に示す構成図である。図15に示され
るように、この投写型表示装置302は、ランプ120
及び反射鏡130からなり略平行な照明光束2を出射す
る光源1と、コンデンサレンズ140と、カラーホイー
ルユニット110とを有する。カラーホイールユニット
110は、R、G、Bの原色透過領域が角度分割して配
列されたカラーフィルタ11と、これを回転駆動させる
モータ12より構成される。また、投写型表示装置30
2は、ロッドインテグレータ13と、リレーレンズ系1
4と、略テレセントリックな状態の光を全反射させるT
IR(全反射)プリズム600とを有する。TIRプリ
ズム600は、第1のプリズムブロック601と第2の
プリズムブロック602とからなり、両ブロック601
及び602の斜面を微小エアギャップを介して対向配置
させた構造を持つ。
(digital micromirror device)素子500と、投写レ
ンズ7とを有する。DMD素子500は、MEMS(mi
cro electromechanical system)技術を応用した画像表
示素子である。DMD素子500は、微小マイクロミラ
ーアレイを2次元面内に配列した空間変調素子であり、
素子面内で各ミラーの傾きがオン・オフの2状態に変調
制御される。実施の形態8においては、投写レンズ7を
上記いずれかの実施の形態におけるレトロフォーカス型
レンズ10としている。尚、図において、200は、筐
体を示す。
射した光束はプリズムを構成する硝材とエアギャップA
Gの屈折率差により全反射され、DMD素子500に入
射する。DMD素子500の面内の微小ミラーのオン状
態で反射した光束20は、TIRプリズム600の各面
を透過し、投写レンズ7により拡大画像がスクリーン8
上に形成され、鑑賞者9の鑑賞に供される。
型レンズは上記性能(1)〜(7)を満足しており、こ
れを図15に示される投写型表示装置に搭載することに
よって、高画質性及びローコスト性を達成でき、しかも
広い温度範囲での使用が可能な小型の投写型表示装置を
実現できる。
(grating light valve)素子を用いてもよい。公知の
ように、GLV素子は、個別に位相量が制御可能な可動
グレーティング素子をMEMS技術により2次元若しく
は1次元のアレイ状に集積配列したものであり、図15
のDMD素子500をGLV素子に置き換えることでフ
ルカラー画像が形成可能である。
の形態6〜8に示されたものに限定されない。
フォーカス型レンズによれば、条件式(1)から(4)
までを満足するように構成されているので、長いバック
フォーカル長確保と、テレセントリック性を両立させつ
つ、軸外収差補正を適切に行うことができるという効果
がある。また、プラスチック材料からなる第1レンズ及
び第12レンズの軸上パワーを小さく制限することによ
り、レトロフォーカス型レンズの使用温度範囲を広げ、
かつ温度変化に対する焦点ズレ、解像力の劣化を防止で
きるという効果がある。
ズによれば、条件式(5)を満足するように構成されて
いるので、投写レンズに至るまでの照明系の特性に合わ
せた、明るさ、結像性能を任意に選択できるとともに、
ライトバルブ側の瞳距離を大きくすることで、テレセン
トリック照明されたライトバルブで変調された光束を、
良好な周辺光量比で投写することが可能となる。
ズによれば、条件式(6)を満足するように構成されて
いるので、バックフォーカル長を大きく確保することが
可能で、ライトバルブとレトロフォーカス型レンズの間
に分厚いプリズム素子、ライトバルブ前面を保護するカ
バーガラス、及び投写系を実装する上で必要な適切な空
気間隔を確保することが可能となる
ズによれば、条件式(7)から(12)までを満足する
ように構成されているので、適切に色収差(縦色収差、
倍率色収差)を制御し、拡大投写される原色画像の色ず
れを抑制するとともに、高解像な投写性能を実現でき
る。
ズによれば、条件式(13)から(16)までを満足す
るように構成されているので、短波長の輝線スペクトル
を有する光源を用いた投写型表示装置においても、フレ
ア成分の少ない良好な投写画像を提供できる。
ズによれば、条件式(17)及び(18)までを満足す
るように構成されているので、短波長スペクトルを有す
る光源を用いた投写型表示装置においても、フレア成分
の少ない良好な投写画像を提供できる。
ば、高画質、ローコスト、広い温度範囲での使用が可
能、という優れた特徴を有する小型の投写型表示装置が
実現できる。
ば、液晶ライトバルブを搭載した、高画質、ローコス
ト、広い温度範囲での使用が可能、という優れた特徴を
有する小型の投写型表示装置が実現できる。
ば、MEMS技術により製造された、微小なミラーアレ
イの単位ミラーの傾きが制御されるライトバルブ素子
(DMD等)を搭載した、高画質、ローコスト、広い温
度範囲での使用が可能、という優れた特徴を有する小型
の投写型表示装置が実現できる。
ば、MEMS技術により製造された、微小なグレーティ
ングアレイの単位グレーティングによる変調位相量が制
御されるライトバルブ素子(GLV等)を搭載した、高
画質、ローコスト、広い温度範囲での使用が可能、とい
う優れた特徴を有する小型の投写型表示装置が実現でき
る。
ロフォーカス型レンズを概略的に示す構成図である。
ズに関し、(a)は非点収差、(b)は歪曲収差を示
す。
ズに関し、(a)は軸上の横収差図、(b)は最大像高
の横収差である。
ズに関し、(a)は非点収差、(b)は歪曲収差を示
す。
ズに関し、(a)は軸上の横収差図、(b)は最大像高
の横収差である。
ズに関し、(a)は非点収差、(b)は歪曲収差を示
す。
ズに関し、(a)は軸上の横収差図、(b)は最大像高
の横収差である。
ズに関し、(a)は非点収差、(b)は歪曲収差を示
す。
ズに関し、(a)は軸上の横収差図、(b)は最大像高
の横収差である。
ンズに関し、(a)は非点収差、(b)は歪曲収差を示
す。
ンズに関し、(a)は軸上の横収差図、(b)は最大像
高の横収差である。
ベ線を示す図である。
写型表示装置の光学系を概略的に示す構成図である。
置の光学系を概略的に示す構成図である。
置の光学系を概略的に示す構成図である。
3群レンズ、 L1 第1レンズ、 L2 第2レンズ、
L3 第3レンズ、 L4 第4レンズ、 L5第5レ
ンズ、 L6 第6レンズ、 L7 第7レンズ、 L8
第8レンズ、L9 第9レンズ、 L10 第10レン
ズ、 L11 第11レンズ、 L12第12レンズ、 S
TO 絞り、 1 光源、 7,10 投写レンズ、
5R,5G,5B 透過型液晶パネル、 50 反射型
液晶パネル、 300,301,302 投写型表示装
置、 500 DMD素子。
Claims (10)
- 【請求項1】 負の屈折力を有する第1群レンズと、正
の屈折力を有する第2群レンズと、正の屈折力を有する
第3群レンズとを大きな共役側から小さな共役側に向か
って順に配置したレトロフォーカス型レンズにおいて、 前記第1群レンズが、大きな共役側から小さな共役側に
向かって順に、非球面を含む第1レンズと、負の屈折力
を有し大きな共役側に凸のメニスカス状の第2レンズ
と、負の屈折力を有し大きな共役側に凸のメニスカス状
の第3レンズと、負の屈折力を有し小さな共役側に凸の
メニスカス状の第4レンズとを有し、 前記第2群レンズが、大きな共役側から小さな共役側に
向かって順に、正の屈折力を有する第5レンズと、該第
5レンズに接合された第6レンズとを有し、 前記第3群レンズが、大きな共役側から小さな共役側に
向かって順に、正の屈折力を有し小さな共役側に凸のメ
ニスカス状の第7レンズと、両凹の第8レンズと、該第
8レンズと接合され正の屈折力を有する第9レンズと、
両凸の第10レンズと、両凸の第11レンズと、非球面
を含む第12レンズとを有し、 fをレンズ全系の焦点距離、f2を前記第2群レンズの
焦点距離、f3を前記第3群レンズの焦点距離、|f1|
を前記第1群レンズの焦点距離の絶対値、|f4|を前
記第1レンズの軸上焦点距離の絶対値、f5を前記第1
2レンズの軸上焦点距離としたときに、下記の条件式
(1)、(2)、(3)及び(4) 0.8<f2/f3 <1.5 …(1) 1.6<|f1|/f<2.4 …(2) |f4|/f>30 …(3) f5/f>6 …(4) を満足することを特徴とするレトロフォーカス型レン
ズ。 - 【請求項2】 前記第2群レンズと前記第3群レンズと
の間に絞り手段が配置され、|EXP|をレンズ全系に
おける小さな共役側の像面から、該小さな共役側の瞳面
までの距離の絶対値としたときに、下記の条件式(5) |EXP|/f>50 …(5) を満足することを特徴とする請求項1に記載のレトロフ
ォーカス型レンズ。 - 【請求項3】 BFLをレンズ全系のバックフォーカル
長としたときに、下記の条件式(6) BFL/f>2 …(6) を満足することを特徴とする請求項1又は2のいずれか
に記載のレトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項4】 ν4を前記第4レンズを構成する硝材の
d線におけるアッベ数、ν5を前記第5レンズを構成す
る硝材のd線におけるアッベ数、ν7を前記第7レンズ
を構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν8を前記第
8レンズを構成する硝材のd線におけるアッベ数、ν9
を前記第9レンズを構成する硝材のd線におけるアッベ
数、ν10を前記第10レンズを構成する硝材のd線にお
けるアッベ数としたときに、下記の条件式(7)、
(8)、(9)、(10)、(11)及び(12) 15< ν4 <30 …(7) 15< ν5 <30 …(8) 40< ν7 <100 …(9) 15< ν8 <32 …(10) 20< ν9 <50 …(11) 70< ν10<100 …(12) を満足することを特徴とする請求項1から3までのいず
れかに記載のレトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項5】 dPgFmを、第mレンズ(m=4,
5,8,10)を構成する硝材の異常分散性を表すパラ
メータとし、 d線におけるアッベ数νdを横軸にとり、F線からg線
までの部分分散比PgFを縦軸にとった座標系におい
て、正常部分分散比を表わす直線をPgFn(ν d)で
示し、 d線におけるアッベ数νdにおける第mレンズを構成す
る異常分散性を示す硝材の異常部分分散比をPgFma
(νd)で示したときに、 dPgFm=PgFma(νd)−PgFn(νd) であり、 下記の条件式(13)、(14)、(15)及び(1
6) 0.008<dPgF4 <0.03 …(13) 0.01 <dPgF5 <0.025 …(14) 0.01 <dPgF8 <0.02 …(15) 0.03 <dPgF10<0.055 …(16) を満足することを特徴とする請求項4に記載のレトロフ
ォーカス型レンズ。 - 【請求項6】 dPgFmを、第mレンズ(m=7,
9)を構成する硝材の異常分散性を表すパラメータと
し、 d線におけるアッベ数νdを横軸にとり、F線からg線
までの部分分散比PgFを縦軸にとった座標系におい
て、正常部分分散比を表わす直線をPgFn(ν d)で
示し、 d線におけるアッベ数νdにおける第mレンズを構成す
る異常分散性を示す硝材の異常部分分散比をPgFma
(νd)で示したときに、 dPgFm=PgFma(νd)−PgFn(νd) であり、 下記の条件式(17)及び(18) −0.01 <dPgF7<0.045 …(17) −0.015<dPgF9<0.02 …(18) を満足することを特徴とする請求項4又は5のいずれか
に記載のレトロフォーカス型レンズ。 - 【請求項7】 光源と、 該光源の出射光束により照明されるライトバルブと、 該ライトバルブにより透過若しくは反射されて2次元的
に変調された変調光束を拡大投写する請求項1から6ま
でのいずれかに記載のレトロフォーカス型レンズとを備
えたことを特徴とする投写型表示装置。 - 【請求項8】 前記ライトバルブは、液晶ライトバルブ
であることを特徴とする請求項7に記載の投写型表示装
置。 - 【請求項9】 前記ライトバルブは、複数の、傾斜可能
な単位ミラーを含むミラーアレイを有することを特徴と
する請求項7に記載の投写型表示装置。 - 【請求項10】 前記ライトバルブは、複数の、変調位
相量が可変である単位グレーティングを含むグレーティ
ングアレイを有することを特徴とする請求項7に記載の
投写型表示装置。
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