JP3400574B2 - 樹脂製レンズ - Google Patents
樹脂製レンズInfo
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- Lens Barrels (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
は、デジタル複写機、レーザープリンタ、レーザーファ
クシミリ等におけるレーザービームを走査して画像記録
を行う走査光学装置の樹脂製レンズに関する。
タ、レーザーファクシミリ等におけるレーザービームを
走査して画像記録を行う走査光学装置の結像用レンズ
に、ガラスレンズと合成樹脂レンズとを混合して使用し
たものが知られている。
ズにガラスレンズと合成樹脂レンズとを混合して使用し
た場合には、ガラスレンズと合成樹脂レンズとの熱膨張
率の違いによって、各レンズ間で光軸ずれが発生する不
具合がある。このような不具合を解消するために、従
来、合成樹脂トーリックレンズの固定面とガラスレンズ
の固定面との高さを、これらのレンズの熱膨張率と光学
箱の熱膨張率とを基に選定して、温度変化があっても光
軸位置を一致させるように構成した、特開平4−336
518号公報記載の「走査光学装置」が提案されてい
る。
化して生産性を向上させると共に、取り付け精度を上げ
て光学性能を向上させるために、合成樹脂モールド製の
レンズホルダと一体に第1の光学レンズを成型すると共
に、別体の第2の光学レンズを位置決めするためのレン
ズ位置決めガイド部をレンズホルダと一体に形成し、こ
れらの位置決めガイド部を案内として第2の光学レンズ
を所定の位置に位置決め固定するように構成した、特開
平4−345122号公報記載の「レンズホルダユニッ
ト」が提案されている。
来の特開平4−336518号公報記載の「走査光学装
置」、及び、特開平4−345122号公報記載の「レ
ンズホルダユニット」では、合成樹脂トーリックレンズ
とガラスレンズ、もしくは、第1の光学レンズと第2の
光学レンズとの熱膨張率が根本的に異なるため、たとえ
それらの各レンズ熱膨張率の違いを予め考慮して各レン
ズの固定面の高さを選定したとしても、これらのレンズ
の温度変化に伴う光軸の位置ずれを完全に解消すること
はできない。
リックレンズとガラスレンズ、もしくは、第1の光学レ
ンズと第2の光学レンズとがそれぞれ別体で構成されて
いるため、部品点数や取り付け工数の増加を招いたり、
レンズの前後面が逆となるような組み付けミスが生じる
不具合がある。
のであって、その目的は、部品点数や取り付け工数を低
減でき、且つ、温度変化に伴うレンズ光軸の位置ずれを
完全に解消することのできる樹脂製レンズを提供するこ
とにある。
解決するために、請求項1では、2つ以上の結像レンズ
と、複数のレンズ押さえと、レンズホルダとを合成樹脂
モールドにより一体成型した樹脂製レンズにおいて、各
結像レンズに対するレンズ押さえは独立しており、該複
数のレンズ押さえは互いに略同一形状で成形されている
構成とする。
上記各レンズの側面部に配置されている構成とする。
上記各レンズの上部あるいは下部が中空構造に形成され
ている構成とする。
が、上記各レンズを位置決めするための位置決め穴また
は位置決め突起部を有する構成とする。
が、上記各レンズの長手方向の大きさよりも大きいレン
ズ取り付け基準部を有する構成とする。
説明する。先ず、図5を参照して、本発明による樹脂製
レンズが搭載される従来の走査光学装置について説明す
る。図5において、画像書込信号は、レーザ書き込みユ
ニットの筐体100に配設された半導体レーザ200よ
り、シリンドリカルレンズ300を介して、レーザ光と
して照射され、駆動モータ(図示せず)により回転され
るポリゴンミラー400によって回転走査されることに
より、2つのレンズ500,600、及び、ミラー70
0を介して、帯電した感光体(図示せず)に露光され
る。
00,600が、筐体100に設けられた位置決め基準
部材100a,100b,100c,100dによって
それぞれ個別に位置決めされるように構成されているた
め、その部品点数や組み付け工数の増加に伴う各レンズ
の取り付け精度のバラツキにより光軸ずれ等が発生し易
く、その光学性能が低下したり、コスト高になる不具合
がある。
したような樹脂製レンズを使用した走査光学装置も提案
されているが、これらの従来技術においても、前述した
ように、その部品点数や組み付け工数の増加、及び、温
度変化に伴う光軸ずれ等を完全に解消するには至ってい
ない。
に示すように、上述した走査光学装置における複数のレ
ンズ(本実施例では2つであるが、その個数は限定され
ない)を、合成樹脂からなる結像用レンズ1,2で構成
すると共に、これらの2つ以上の結像レンズ1,2を、
合成樹脂モールドからなるレンズホルダ3に一体成型さ
れた略同一形状のレンズ押え1a,2aを介して、レン
ズホルダ3に対して一体に成型した構成とする。
が、レンズ押え1a,2aを介して、レンズホルダ3と
一体的に構成されるので、部品点数及び組立工数が低減
されると共に、図2に示すように、レンズ押え1a,2
aの形状が略同一形状に形成されているので、それらの
温度変化に伴う変形量が略同一となり、各結像用レンズ
1,2のレンズ光軸Oが常に一致される。
レンズ押え1a,2aが、各結像用レンズ1,2の側面
部に配置されている。従って、本実施例によれば、各結
像用レンズ1,2の形状や大きさに左右されることな
く、各レンズ押え1a,2aの形状を同一形状に成型で
きるので、各レンズ押え1a,2aに対する熱等の影響
が、レンズ形状によらず安定され、温度変化に伴う各結
像用レンズ1,2のレンズ光軸Oのずれの発生が抑えら
れる。
ように、レンズホルダ3の各結像用レンズ1,2の下部
が中空構造に形成されている。従って、本実施例によれ
ば、各結像用レンズ1,2のレンズ面を成型するための
金型(図示せず)を、レンズホルダ3の下部の中空部を
通して容易に抜き取ることができ、各結像用レンズ1,
2と各レンズ押え1a,2a及びレンズホルダ3とを一
体成型するに当たっての加工が容易となる。
ように、レンズホルダ3に、各結像用レンズ1,2を位
置決めするための位置決め穴4及び位置決め凹部4aが
形成されている。従って、本実施例によれば、各結像用
レンズ1,2の位置がそれぞれ同時に位置決めされ、各
結像用レンズ1,2が精度良く取付けられる。
ように、レンズホルダが、各結像用レンズ1,2の長手
方向の大きさよりも大きいレンズ取り付け基準部(レン
ズホルダ3の下面)を有している。従って、本実施例に
よれば、各結像用レンズ1,2の長手方向の傾き(偏
心)が抑制され、画像走査時の画像品質が安定される。
3に設けた位置決め穴4及び位置決め凹部4aによっ
て、各結像用レンズ1,2を位置決めするように構成し
た例を示したが、この各結像用レンズ1,2の位置決め
手段としては、図4に示すように、レンズ支持体6の下
部に位置決め凸部7を形成し、この位置決め凸部7が嵌
合する基板10の基準溝8と基準面9とで、各結像用レ
ンズ1,2を位置決めしてもよい。この図4に示す実施
例では、各結像用レンズ1,2が、各レンズ押え1b,
2bを介して、レンズ支持体6に対して、合成樹脂モー
ルドにより一体成型されており、また、各結像用レンズ
1,2のレンズ面を成型するための金型(図示せず)の
抜き取りを容易化するために、各結像用レンズ1,2の
上部が中空構造に形成されている。
項1では、各結像用レンズが、レンズ押えを介して、レ
ンズホルダと一体的に構成されるので、部品点数及び組
立工数を低減させることができると共に、レンズ押えの
形状が略同一形状に形成されているので、それらの温度
変化に伴う変形量が略同一となり、各結像用レンズのレ
ンズ光軸を常に一致させることができ、画像品質を安定
させることができる。
きさに左右されることなく、各レンズ押えの形状を同一
形状に成型できるので、各レンズ押えに対する熱等の影
響をレンズ形状によらず安定させることができ、温度変
化に伴う各結像用レンズのレンズ光軸のずれの発生を抑
えることができる。
を成型するための金型を、レンズホルダの下部の中空部
を通して容易に抜き取ることができ、各結像用レンズと
各レンズ押え及びレンズホルダとを一体成型するに当た
っての加工を容易にできる。
れぞれ同時に位置決めできるので、各結像用レンズを精
度良く取付けることができる。
の傾き(偏心)を抑制でき、画像走査時の画像品質を安
定させることができる。
ある。
図である。
光学装置の概略平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】2つ以上の結像レンズと、複数のレンズ押
さえと、レンズホルダとを合成樹脂モールドにより一体
成型した樹脂製レンズにおいて、 各結像レンズに対するレンズ押さえは独立しており、 該複数のレンズ押さえは互いに略同一形状で成形されて
いることを 特徴とする樹脂製レンズ。 - 【請求項2】上記レンズ押えが、上記各レンズの側面部
に配置されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂
製レンズ。 - 【請求項3】上記レンズホルダの上記各レンズの上部あ
るいは下部が中空構造に形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の樹脂製レンズ。 - 【請求項4】上記レンズホルダが、上記各レンズを位置
決めするための位置決め穴または位置決め突起部を有す
ることを特徴とする請求項1記載の樹脂製レンズ。 - 【請求項5】上記レンズホルダが、上記各レンズの長手
方向の大きさよりも大きいレンズ取り付け基準部を有す
ることを特徴とする請求項1記載の樹脂製レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29663694A JP3400574B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 樹脂製レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29663694A JP3400574B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 樹脂製レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08152549A JPH08152549A (ja) | 1996-06-11 |
JP3400574B2 true JP3400574B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=17836114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29663694A Expired - Fee Related JP3400574B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 樹脂製レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3400574B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
EP4084239A4 (en) * | 2019-12-26 | 2024-01-10 | Nichia Corporation | LASER LIGHT SOURCE |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29663694A patent/JP3400574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08152549A (ja) | 1996-06-11 |
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