JP3398910B2 - イメージ除去型受信機 - Google Patents
イメージ除去型受信機Info
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/007—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
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- Power Engineering (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Description
信に使用するイメージ除去型受信機に関するものであ
る。
無線受信機は、図9に示すようなスーパーヘテロダイン
方式が使用されている。このスーパーヘテロダイン方式
では、第1のミキサ51によって受信周波数信号を中間
周波数信号に変換し、この中間周波数信号の部分で狭帯
域フィルタ52によってチャンネルを選択し、直交復調
器53によって同相成分、直交成分のベースバンド信号
に変換する。
をめざして中間周波数部分の狭帯域フィルタ52が必要
ないようにした構成として、図10に示すようなイメー
ジ除去型受信機が提案されている。
算器、8は加算器、54,55は90度移相器である。
本構成では、符号3〜6で示される2段目ミキサでのア
ップコンバート成分とダウンコンバート成分の位相関係
を利用してアップコンバート成分をキャンセルできるた
め、中間周波数段でのフィルタが無くても、ベースバン
ド帯で希望波と同一周波数に現れるイメージ波が除去で
きるので、ベースバンド帯でチャネル選択を行うことが
できる。
る。受信信号をcos(ωrt)とし、1段目のローカル信
号をそれぞれcos(ω1t)、sin(ω1t)とすると、1
段目のミキサ1,2の出力I、Qはそれぞれ、 I=1/2・[cos(ωr+ω1)t+cos(ωr−ω1)t] (1) Q=1/2・[sin(ωr+ω1)t−sin(ωr−ω1)t] (2) と表される。
十分に高い周波数成分となるため、簡単なフィルタで除
去することができる。従って、2段目のミキサ3〜6に
は、周波数(ωr−ω1)の成分のみが入力される。2段
目のミキサ3,6に入力するローカル信号をcos(ω2
t)、同ミキサ4,5に入力するローカル信号をsin
(ω2t)とすると、各ミキサ3〜6の出力II,IQ,QQ,Q
Iはそれぞれ、 II=1/4・[cos(ωr−ω1+ω2)t+cos(ωr−ω1−ω2)t] (3) IQ=1/4・[sin(ωr−ω1+ω2)t−sin(ωr−ω1−ω2)t] (4) QQ=1/4・[cos(ωr−ω1+ω2)t−cos(ωr−ω1−ω2)t] (5) QI=−1/4・[sin(ωr−ω1+ω2)t+sin(ωr−ω1−ω2)t] (6) と表される。
は、 BBI=1/2・cos(ωr−ω1−ω2)t (7) BBQ=−1/2・sin(ωr−ω1−ω2)t (8) となる。つまり、ベースバンド周波数が(ωr−ω1−ω
2)となる希望受信波ωrに対して、 (ωri−ω1+ω2)=(ωr−ω1−ω2) (9) となるイメージ波ωriが存在していても、ベースバンド
帯では除去されることになる。
去型受信機では、ローカル信号のsin波、cos波を90度
移相器54,55を用いて発生しているが、この90度
移相器での移相変化量が正確に90度でない場合には、
前述したようにイメージ波が完全には除去されず、ベー
スバンド帯の希望波に重畳され、フィルタ等で分離する
ことができなくなる。特に、初段のローカル信号は高周
波であるために理想的な移相器を実現することは困難で
ある。初段のローカル信号が理想的でない場合、ローカ
ル信号はそれぞれcosω1t、sin(ω1t+φ)と表すことが
できる。φは位相誤差である。
1−ω2)となる希望周波数ωrに対して、 (ωri−ω1+ω2)=(ωr−ω1−ω2) となるイメージ波ωriが存在すると、ベースバンドの同
じ周波数に重畳されて分離不能となり、受信感度を劣化
させることになる。
誤差のみを考慮しているが、実際には2段目のローカル
信号にも位相誤差は存在し、これも同様に受信感度劣化
の原因となる。また、2段目のミキサの出力IIとQQ、及
びIQとQIの相互に振幅の差がある場合にも、それらの減
算器7、加算器8での処理結果に影響を与え、イメージ
をキャンセル除去できない。出力II又はIQの振幅を1と
したときの出力QQ又はQIの振幅をαとすると、イメージ
波と希望波の比IRは、 IR=10・log[(1+α2−2αcosφ)/(1+α2+2
αcosφ)] と表される。
ものであり、その目的は、移相器の非理想状態やミキサ
の出力振幅の差を原因とするイメージ波による受信感度
の劣化を補償できるようにしたイメージ除去型受信機を
提供することである。
の第1の発明は、同一の入力信号が入力する第1,第2
のミキサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第
3,第4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入
力する第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサ
の出力信号を減算して同相成分として出力する減算器
と、前記第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交
成分として出力する加算器と、第1のローカル信号入力
端子と、該第1のローカル信号が入力する可変の第1の
移相器と、第2のローカル信号入力端子と、該第2のロ
ーカル信号が入力する可変の第2の移相器と、前記第
1,第2の移相器を制御する制御回路とを具備し、前記
第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子からの
信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移相器
の出力信号を入力させ、前記第3,第6のミキサに前記
第2のローカル信号入力端子からの信号を入力させ、前
記第4,第5のミキサに前記第2の移相器の出力信号を
入力させ、前記制御回路によって、前記第3,第4,第
5,第6の内の少なくとも3つのミキサの出力信号を取
り込み、前記第1,第2の移相器に対して90度からの
位相誤差を0にするための制御信号をそれぞれ送出する
ように構成した。
制御回路が、前記第3,第6のミキサの出力信号の乗算
結果の直流成分から前記第1の移相器の90度からの位
相誤差を検出し、前記第3,第4のミキサの出力信号の
乗算結果の直流成分から前記第2の移相器の90度から
の位相誤差を検出するよう構成した。
第1,第2のミキサと、該第1のミキサの出力信号が入
力する第3,第4のミキサと、前記第2のミキサの出力
信号が入力する第5,第6のミキサと、前記第3,第5
のミキサの出力信号を減算して同相成分として出力する
減算器と、前記第4,第6のミキサの出力信号を加算し
て直交成分として出力する加算器と、第1のローカル信
号入力端子と、該第1のローカル信号が入力する固定の
第1の移相器と、第2のローカル信号入力端子と、該第
2のローカル信号が入力する可変の第2,第3の移相器
と、前記第2,第3の移相器を制御する制御回路とを具
備し、前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力
端子からの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第
1の移相器の出力信号を入力させ、前記第3,第6のミ
キサに前記第2のローカル信号入力端子からの信号を入
力させ、前記第4のミキサに前記第2の移相器の出力信
号を入力させ、前記第5のミキサに前記第3の移相器の
出力信号を入力させ、前記制御回路によって、前記第
3,第4,第5,第6のミキサの出力信号を取り込ん
で、前記第2の移相器に対して90度からの位相誤差を
第1の移相器の90度からの位相誤差と同量となるよう
負の方向に変化させる制御信号を、前記第3の移相器に
対して90度からの位相誤差を前記第1の移相器の90
度からの位相誤差と同量となるよう変化させるための制
御信号を、それぞれ送出するように構成した。
制御回路が、前記第3,第6のミキサの出力信号の乗算
結果の直流成分から第1の移相器の90度からの位相誤
差を検出し、前記第3,第4のミキサの出力信号の乗算
結果の直流成分から第2の移相器の90度からの位相誤
差を検出し、前記第5,第6のミキサの出力信号の乗算
結果の直流成分から第3の移相器の90度からの位相誤
差を検出するように構成した。
第1,第2のミキサと、該第1のミキサの出力信号が入
力する第3,第4のミキサと、前記第2のミキサの出力
信号が入力する第5,第6のミキサと、前記第3,第5
のミキサの出力信号を減算して同相成分として出力する
減算器と、前記第4,第6のミキサの出力信号を加算し
て直交成分として出力する加算器と、第1のローカル信
号入力端子と、該第1のローカル信号が入力する固定の
第1の移相器と、第2のローカル信号入力端子と、該第
2のローカル信号が入力する可変の第2,第3の移相器
と、該第2の移相器の出力が入力する可変の第4の移相
器と、前記第2〜第4の移相器を制御する制御回路とを
具備し、前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入
力端子からの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記
第1の移相器の出力信号を入力させ、前記第3のミキサ
に前記第2のローカル信号入力端子からの信号を入力さ
せ、前記第4のミキサに前記第2の移相器の出力信号を
入力させ、前記第5のミキサに前記第4の移相器の出力
信号を入力させ、前記第6のミキサに前記第3の移相器
の出力信号を入力させ、前記制御回路によって、前記第
3,第4,第5,第6のミキサの出力信号を取り込ん
で、前記第2の移相器に対して90度からの位相誤差を
0にさせるための制御信号を、前記第3,第4の移相器
に対して0度からの位相誤差を前記第1の移相器の90
度からの位相誤差と同量にするための制御信号を、それ
ぞれ送出するように構成した。
制御回路が、前記第3,第4のミキサの出力信号の乗算
結果の直流成分から前記第2の移相器の90度からの位
相誤差を検出し、前記第3,第6のミキサの出力信号の
乗算結果と前記第4,第5のミキサの出力信号の乗算結
果の差の直流成分から前記第1の移相器の90度からの
位相誤差と前記第3,第4の移相器の0度からの位相誤
差を検出するよう構成した。
第1,第2のミキサと、該第1のミキサの出力信号が入
力する第3,第4のミキサと、前記第2のミキサの出力
信号が入力する第5,第6のミキサと、前記第3,第5
のミキサの出力信号を減算して同相成分として出力する
減算器と、前記第4,第6のミキサの出力信号を加算し
て直交成分として出力する加算器と、第1のローカル信
号入力端子と、該第1のローカル信号が入力する固定の
第1の移相器と、第2のローカル信号入力端子と、該第
2のローカル信号が入力する可変の第2の移相器と、該
第2の移相器の出力が入力する可変の第3,第4の移相
器と、前記第2〜第4の移相器を制御する制御回路とを
具備し、前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入
力端子からの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記
第1の移相器の出力信号を入力させ、前記第3,第6の
ミキサに前記第2のローカル信号入力端子からの信号を
入力させ、前記第4のミキサに前記第3の移相器の出力
信号を入力させ、前記第5のミキサに前記第4の移相器
の出力信号を入力させ、前記制御回路によって、前記第
3,第4,第5,第6のミキサの出力信号を取り込ん
で、前記第2の移相器に対して90度からの位相誤差を
0にさせる制御信号を、前記第3の移相器に対して0度
からの位相誤差を前記第1の移相器の90度からの位相
誤差と同量だけ負の方向にするための制御信号を、第4
の移相器に対して0度からの位相誤差を前記第1の移相
器の90度からの位相誤差と同量だけ制御するための制
御信号を、それぞれ送出するように構成した。
制御回路が、前記第3,第4の移相器の位相変化量を0
として前記第3,第4のミキサの出力信号の乗算結果の
直流成分から前記第2の移相器の90度からの位相誤差
を検出し、前記第3,第6のミキサの出力信号の乗算結
果の直流成分から前記第1の移相器の90度からの位相
誤差を検出し、前記第5,第6のミキサの出力信号の乗
算結果の直流成分から前記第4の移相器の0度からの位
相誤差を検出するよう構成した。
第1,第2のミキサと、該第1のミキサの出力信号が入
力する第3,第4のミキサと、前記第2のミキサの出力
信号が入力する第5,第6のミキサと、前記第3,第5
のミキサの出力信号を減算して同相成分として出力する
減算器と、前記第4,第6のミキサの出力信号を加算し
て直交成分として出力する加算器と、第1のローカル信
号入力端子と、該第1のローカル信号が入力する固定の
第1の移相器と、第2のローカル信号を入力する位相設
定回路と、該位相設定回路に制御信号を送出する制御回
路とを具備し、前記第1のミキサに前記第1のローカル
信号入力端子からの信号を入力させ、前記第2のミキサ
に前記第1の移相器の出力信号を入力させ、前記第3〜
第6のミキサに前記第2のローカル信号の位相を調整し
た前記位相設回路の出力信号を入力させ、前記制御回路
によって、前記第3〜第6のミキサの出力信号を取り込
んで、前記第1の移相器の90度からの位相誤差と、前
記位相設定回路から各ミキサに供給される第2のローカ
ル信号の位相とを検出し、前記位相設定回路から前記各
ミキサに供給される第2のローカル信号の位相を制御す
る制御信号を送出するよう構成した。
いて、前記第3、第4,第5,第6のミキサの出力側に
それぞれ第1、第2,第3,第4のゲインコントロール
アンプを接続し、該各ゲインコントロールアンプの出力
信号を振幅検波して得た検出信号に基づき、前記第1,
第3のゲインコントロールアンプの出力信号振幅を互い
に同じに制御し、前記第2,第4のゲインコントロール
アンプの出力信号振幅を互いに同じに制御する手段を設
けて構成した。
は、その移相器の出力位相の90度からの位相誤差と振
幅差を検出し、これを補正してやればよい。この位相誤
差の補正方法としては大きく分けて2つの方法が考えら
れる。第1の方法は、初段の移相器の位相誤差と2段目
の移相器の位相誤差をそれぞれ検出して、それぞれ個別
に補償することで、2つの移相器の誤差を0にする方法
である。第2の方法は、2段目のミキサ3〜6のローカ
ルに1段目の移相器の位相誤差を補償するような位相の
信号を入力する方法である。
される信号IIと式(13)に示される信号QIの積を次の式(1
6)に示すようにとり、その式(16)の直流(DC)成分を
取り出すことによって、 II・QI=-1/32・[sin(2ωa−φ)+sin(2ωb−φ) +2sin{(ωa+ωb)t−φ} −2sinφ・cos(ωa−ωb)t−2sinφ] (16) II・QIDC=1/16・sinφ (17) のように、位相ずれφが検出される。但し、ωa=ω1+
ω2、ωa=ω1−ω2である。
することで、2段目の移相器の90度からの位相誤差が
検出できるため、その検出結果をその移相器にフィード
バックすることによって、位相誤差を補償することがで
きる。
ル入力の位相誤差をミキサ3のローカル信号の位相を基
準に、ミキサ4,5,6について、それぞれθ1、θ2、
θ3とすると、式(14),(15)はそれぞれ、 BBI=1/2・cos{(ωr−ω1−ω2)t−(φ+θ2)/2} ・cos(φ+θ2)/2 −1/2・sin{(ωr−ω1+ω2)t−(φ−θ2)/2} ・sin(φ−θ2)/2 (18) BBQ=−1/2・sin{(ωr−ω1−ω2)t−(φ+θ1+θ3)/2} ・cos(φ+θ1+θ3)/2 +1/2・cos{(ωr−ω1+ω2)t−(φ−θ1−θ3)/2} ・sin(φ+θ1−θ3)/2 (19) となる。
する方法として、以下の2つの方法が考えられる。
度、ミキサ4のローカル信号の位相を「90−φ」度、
ミキサ5のローカル信号の位相を「90+φ」度、ミキ
サ6のローカル信号の位相を0度とする場合、すなわ
ち、θ1=−φ、θ2=φ、θ3=0の場合、式(18),(19)
は、 BBI=1/2・cos{(ωr−ω1−ω2)t−φ}・cosφ (20) BBQ=-1/2・sin{(ωr−ω1−ω2)t}・cosφ (21) となる。この場合、BBIの位相がφだけ遅れるため、BBI
とBBQの間の直交関係が失われるが、文献「斉藤、”p/4
-QPSK遅延検波回路における各種劣化要因とその補償
法”、信学技報、RCS92-101。」に示されるように、補
償回路を用いることで補償可能である。
度、ミキサ4のローカル信号の位相を90度、ミキサ5
のローカル信号の位相を「90+φ」度、ミキサ6のロ
ーカル信号の位相をφ度とする場合、すなわち、θ1=
0、θ2=φ、θ3=φの場合、式(18),(19)は、 BBI=1/2・cos{(ωr−ω1−ω2)t−φ}・cosφ (22) BBQ=-1/2・sin{(ωr−ω1−ω2)t−φ}・cosφ (23) となる。この場合、BBI,BBQの位相が同じように遅れる
ため、両者の直交関係は維持される。
I,IQ,QQ,QIの信号間の相互の積の直流成分を抽出するこ
とで、90度からの位相誤差が検出できる。このため、
これを各移相器にフィードバックすることで、その誤差
を補償することができる。
キサ3〜6の出力にゲインコントロールアンプを接続
し、その出力を振幅検波することにより振幅情報を検出
し、これを比較し同じになるようにゲインコントロール
アンプを制御することによって補償できる。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。9,10は可変移相器であり、90度を中心とし
て制御信号によってその位相変化量を制御することがで
きるものである。
したように、ミキサ3,6の出力を相互に乗算し、その
直流成分を抽出することによって、可変移相器9の90
度からの位相誤差を検出する。また、同様に、ミキサ
3,4の出力を相互に乗算し、その直流成分を抽出する
ことで、可変移相器10の90度からの位相誤差を検出
する。
したそれぞれの位相誤差を0とするように可変移相器
9,10を制御することによって、それぞれの可変移相
器9,10の位相変化量がちょうど90度となるようす
る。
I、直交成分BBQに出力されるイメージ成分はキャンセル
され、希望波成分のみが出力される。
の一例を示す図である。ip,inはそれぞれローカル信号
の正相信号、逆相信号が入力する入力端子、gndは接地
端子、o0,o1,o2,o3は出力端子、C1,C2,C3,C4は容量、R
1,R2,R3,R4は抵抗であり、その抵抗R1,R2,R3,R4の値が
同じとき、出力端子o0,o1,o2,o3の信号位相は、それぞ
れ0,90,180,270度となるが、抵抗R2,R4を
可変抵抗器12,13で構成して、これらを同時に制御
することにより、出力端子o1,o3の信号について、その
位相差を180度に保持したまま、その位相を変化させ
ることができる。つまり、その位相変化量を¢とする
と、出力端子o0,o1,o2,o3の信号位相は、0,90+
¢、180、270+¢となる。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。15,16は90度を中心として制御信号によっ
てその位相変化量を制御することができる可変移相器で
ある。
力の乗算結果の直流成分から移相器14の90度からの
位相誤差φを検出し、ミキサ3,4の出力の乗算結果の
直流成分から移相器15の位相誤差θ1を検出し、ミキ
サ5,6の出力の乗算結果の直流成分から移相器16の
位相誤差θ2を検出する。そして、検出された位相誤差
を比較し、θ1を−φに、θ2をφに補正する制御信号
を発生する。
ローカル信号が、ミキサ4には「90−φ」度位相の第
2ローカル信号が、ミキサ5には「90+φ」度位相の
第2ローカル信号が、ミキサ6には0度位相の第2ロー
カル信号が、それぞれ入力される。
に、ベースバンドの同相成分BBI、直交成分BBQに出力さ
れるイメージ成分はキャンセルされ、希望波成分のみが
出力される。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。18は90度を中心として制御信号によってその
位相変化量を制御することができる可変移相器、19,
20は0度を中心として制御信号によってその位相変化
量を制御することができる同じ特性をもつ可変移相器で
ある。特に可変移相器19,20は同じ制御信号により
同じ位相変化量となる。
力の乗算結果の直流成分から移相器18の90度からの
位相誤差を検出し、その位相誤差を0とするための制御
信号を発生する。また、ミキサ3,6の出力の乗算結果
の直流成分と、ミキサ5,4の出力の乗算結果の直流成
分の差から、移相器14の90度からの位相誤差φと可
変移相器19,20の0度からの位相誤差を検出し、こ
れを0とするための制御信号を発生する。
は90度となり、可変移相器19,20の位相変化量は
移相器14の90度からの位相誤差φと同量となる。
ローカル信号が、ミキサ4には90度位相の第2ローカ
ル信号が、ミキサ5には「90+φ」度位相の第2ロー
カル信号が、ミキサ6にはφ度位相の第2ローカル信号
が入力される。
に、ベースバンドの同相成分BBI、直交成分BBQに出力さ
れるイメージ成分はキャンセルされ、希望波成分のみが
出力される。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。22は90度を中心として制御信号によってその
位相変化量を制御することができる可変移相器、23,
24は0度を中心として制御信号によってその位相変化
量を制御することができる可変移相器である。特に、可
変移相器23,24は同じ制御信号によりそれぞれ正方
向と負方向に同量位相を変化させるができるものであ
る。
23,24の位相変化量を0とした上で、可変移相器2
2の90度からの位相誤差をミキサ3,4の出力の乗算
結果の直流成分から検出し、これを0とする制御信号を
発生する。次に、移相器14の90度からの位相誤差φ
をミキサ3,6の出力の乗算結果の直流成分から検出す
る。次に、ミキサ5,6の出力の乗算結果の直流成分か
ら検出される移相器24の位相変化量θ3を移相器14
の90度からの位相誤差φと比較し、これを同じにする
よう移相器23,24を制御するための制御信号を発生
する。
ローカル信号が、ミキサ4には「90−φ」度位相の第
2ローカル信号が、ミキサ5には「90+φ」度位相の
第2ローカル信号が、ミキサ6には0度位相のローカル
信号が、各々入力される。
に、ベースバンドの同相成分BBI、直交成分BBQに出力さ
れるイメージ成分はキャンセルされ、希望波成分のみが
出力される。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。26は入力される第2ローカル信号の位相を制御
信号によって制御し、各ミキサ3〜6に入力させる位相
設定回路であり、たとえば図7に示すような回路によっ
て実現される。図7における可変移相器28,29,3
0,31,32のそれぞれは、たとえば図2に示した回
路によって実現される。
分を¢1とし、可変移相器29〜32の位相変化分を0
とすると、可変移相器28の出力o0からは0度、出力o1
からは「90+¢1」度、出力o2からは180度、出力
o3からは「270+¢1」度の位相信号が出力する。よ
って、可変移相器29の出力o0からは0度、出力o1から
は90度の位相信号が、また、可変移相器30の出力o0
からは「90+¢1」度、出力o3からは「0+¢1」度
の位相の信号が、各々出力する。
号(0度)をミキサ3に、出力o1の信号(90度)をミ
キサ4に、可変移相器30の出力o0の信号(「90+¢
1」度)をミキサ5に、出力o3の信号(「0+¢1」
度)をミキサ6に、それぞれ第2ローカル信号として入
力し、¢1を移相器14の90度からの位相誤差φと同
じとなるように制御することで、式(22),(23)の条件を
満たすイメージ除去型受信機を実現できる。
し、可変移相器29,30の位相変化分を¢2とし,可
変移相器31,32の位相変化分を¢3とすると、可変
移相器29の出力o1から0度の位相信号が、出力o1から
は「90+¢2」度の位相信号が、可変移相器31の出
力o1から「90+¢3」度の位相信号が、各々出力され
る。
号(0度)をミキサ3,6に、可変移相器29の出力o1
の信号(「90+¢2」度)をミキサ4に、可変移相器
31の出力o1の信号(「90+¢3」度)をミキサ5
に、それぞれ第2ローカル信号として入力し、移相器1
4の90度からの位相誤差をφとしたとき、¢2を−φ
に、¢3をφにそれぞれ制御することで、(20),(21)の
条件を満たすイメージ除去型受信機を実現できる。
の実施の形態のイメージ除去型受信機の構成を示す図で
ある。これは、図6に示した受信機に振幅補償回路を付
加したものである。33,34,35,36はゲインコ
ントロールアンプであり、制御回路37からの制御信号
によってその利得が制御されるようになっている。制御
回路37は図6で説明した制御回路27のように位相誤
差を検出して位相設定回路26を制御する機能に加え
て、各ゲインコントロールアンプ33〜36の出力を振
幅検波し、ゲインコントロールアンプ33,35の出力
を互いに一致させ、34,36の出力を互いに一致させ
るための制御信号を発生する。
同振幅、同位相の信号が入力されることになるため、そ
れぞれの出力には、イメージ波の十分抑圧されたベース
バンド信号BBI、BBQが出力される。なお、このような振
幅補償回路は前記した図1、図3、図4、図5、図6の
受信機にも同様に付加することができる。
の位相誤差を検出してこれを補正し、あるいは減算、加
算する信号の振幅を検出しその振幅を補正するので、イ
メージの除去効果の高い受信機を実現することができ
る。
受信機の構成を示すブロック図である。
受信機の構成を示すブロック図である。
受信機の構成を示すブロック図である。
受信機の構成を示すブロック図である。
受信機の構成を示すブロック図である。
受信機の構成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
ブロック図である。
可変移相器、11:制御回路、12,13:可変抵抗
器、14:固定の移相器、15,16:可変移相器、1
7:制御回路、18〜20:可変移相器、21:制御回
路、22〜24:可変移相器、25:制御回路、26:
位相設定回路、27:制御回路、28〜32:可変移相
器、33〜36:ゲインコントロールアンプ、37:制
御回路、51:ミキサ、52:狭帯域フィルタ、53:
直交復調器、54、55:移相器。
Claims (10)
- 【請求項1】同一の入力信号が入力する第1,第2のミ
キサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第3,第
4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入力する
第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサの出力
信号を減算して同相成分として出力する減算器と、前記
第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交成分とし
て出力する加算器と、第1のローカル信号入力端子と、
該第1のローカル信号が入力する可変の第1の移相器
と、第2のローカル信号入力端子と、該第2のローカル
信号が入力する可変の第2の移相器と、前記第1,第2
の移相器を制御する制御回路とを具備し、 前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子か
らの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移
相器の出力信号を入力させ、前記第3,第6のミキサに
前記第2のローカル信号入力端子からの信号を入力さ
せ、前記第4,第5のミキサに前記第2の移相器の出力
信号を入力させ、 前記制御回路によって、前記第3,第4,第5,第6の
内の少なくとも3つのミキサの出力信号を取り込み、前
記第1,第2の移相器に対して90度からの位相誤差を
0にするための制御信号をそれぞれ送出するようにした
ことを特徴とするイメージ除去型受信機。 - 【請求項2】前記制御回路が、前記第3,第6のミキサ
の出力信号の乗算結果の直流成分から前記第1の移相器
の90度からの位相誤差を検出し、 前記第3,第4のミキサの出力信号の乗算結果の直流成
分から前記第2の移相器の90度からの位相誤差を検出
する、 ことを特徴とする請求項1に記載のイメージ除去型受信
機。 - 【請求項3】同一の入力信号が入力する第1,第2のミ
キサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第3,第
4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入力する
第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサの出力
信号を減算して同相成分として出力する減算器と、前記
第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交成分とし
て出力する加算器と、第1のローカル信号入力端子と、
該第1のローカル信号が入力する固定の第1の移相器
と、第2のローカル信号入力端子と、該第2のローカル
信号が入力する可変の第2,第3の移相器と、前記第
2,第3の移相器を制御する制御回路とを具備し、 前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子か
らの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移
相器の出力信号を入力させ、前記第3,第6のミキサに
前記第2のローカル信号入力端子からの信号を入力さ
せ、前記第4のミキサに前記第2の移相器の出力信号を
入力させ、前記第5のミキサに前記第3の移相器の出力
信号を入力させ、 前記制御回路によって、前記第3,第4,第5,第6の
ミキサの出力信号を取り込んで、前記第2の移相器に対
して90度からの位相誤差を第1の移相器の90度から
の位相誤差と同量となるよう負の方向に変化させる制御
信号を、前記第3の移相器に対して90度からの位相誤
差を前記第1の移相器の90度からの位相誤差と同量と
なるよう変化させるための制御信号を、それぞれ送出す
るようにしたことを特徴とするイメージ除去型受信機。 - 【請求項4】前記制御回路が、前記第3,第6のミキサ
の出力信号の乗算結果の直流成分から第1の移相器の9
0度からの位相誤差を検出し、 前記第3,第4のミキサの出力信号の乗算結果の直流成
分から第2の移相器の90度からの位相誤差を検出し、 前記第5,第6のミキサの出力信号の乗算結果の直流成
分から第3の移相器の90度からの位相誤差を検出す
る、 ことを特徴とする請求項3に記載のイメージ除去型受信
機。 - 【請求項5】同一の入力信号が入力する第1,第2のミ
キサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第3,第
4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入力する
第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサの出力
信号を減算して同相成分として出力する減算器と、前記
第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交成分とし
て出力する加算器と、第1のローカル信号入力端子と、
該第1のローカル信号が入力する固定の第1の移相器
と、第2のローカル信号入力端子と、該第2のローカル
信号が入力する可変の第2,第3の移相器と、該第2の
移相器の出力が入力する可変の第4の移相器と、前記第
2〜第4の移相器を制御する制御回路とを具備し、 前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子か
らの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移
相器の出力信号を入力させ、前記第3のミキサに前記第
2のローカル信号入力端子からの信号を入力させ、前記
第4のミキサに前記第2の移相器の出力信号を入力さ
せ、前記第5のミキサに前記第4の移相器の出力信号を
入力させ、前記第6のミキサに前記第3の移相器の出力
信号を入力させ、 前記制御回路によって、前記第3,第4,第5,第6の
ミキサの出力信号を取り込んで、前記第2の移相器に対
して90度からの位相誤差を0にさせるための制御信号
を、前記第3,第4の移相器に対して0度からの位相誤
差を前記第1の移相器の90度からの位相誤差と同量に
するための制御信号を、それぞれ送出するようにしたこ
とを特徴とするイメージ除去型受信機。 - 【請求項6】前記制御回路が、前記第3,第4のミキサ
の出力信号の乗算結果の直流成分から前記第2の移相器
の90度からの位相誤差を検出し、 前記第3,第6のミキサの出力信号の乗算結果と前記第
4,第5のミキサの出力信号の乗算結果の差の直流成分
から前記第1の移相器の90度からの位相誤差と前記第
3,第4の移相器の0度からの位相誤差を検出する、 ことを特徴とする請求項5に記載のイメージ除去型受信
機。 - 【請求項7】同一の入力信号が入力する第1,第2のミ
キサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第3,第
4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入力する
第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサの出力
信号を減算して同相成分として出力する減算器と、前記
第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交成分とし
て出力する加算器と、第1のローカル信号入力端子と、
該第1のローカル信号が入力する固定の第1の移相器
と、第2のローカル信号入力端子と、該第2のローカル
信号が入力する可変の第2の移相器と、該第2の移相器
の出力が入力する可変の第3,第4の移相器と、前記第
2〜第4の移相器を制御する制御回路とを具備し、 前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子か
らの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移
相器の出力信号を入力させ、前記第3,第6のミキサに
前記第2のローカル信号入力端子からの信号を入力さ
せ、前記第4のミキサに前記第3の移相器の出力信号を
入力させ、前記第5のミキサに前記第4の移相器の出力
信号を入力させ、 前記制御回路によって、前記第3,第4,第5,第6の
ミキサの出力信号を取り込んで、前記第2の移相器に対
して90度からの位相誤差を0にさせる制御信号を、前
記第3の移相器に対して0度からの位相誤差を前記第1
の移相器の90度からの位相誤差と同量だけ負の方向に
するための制御信号を、第4の移相器に対して0度から
の位相誤差を前記第1の移相器の90度からの位相誤差
と同量だけ制御するための制御信号を、それぞれ送出す
るようにしたことを特徴とするイメージ除去型受信機。 - 【請求項8】前記制御回路が、前記第3,第4の移相器
の位相変化量を0として前記第3,第4のミキサの出力
信号の乗算結果の直流成分から前記第2の移相器の90
度からの位相誤差を検出し、 前記第3,第6のミキサの出力信号の乗算結果の直流成
分から前記第1の移相器の90度からの位相誤差を検出
し、 前記第5,第6のミキサの出力信号の乗算結果の直流成
分から前記第4の移相器の0度からの位相誤差を検出す
る、 ことを特徴とする請求項7に記載のイメージ除去型受信
機。 - 【請求項9】同一の入力信号が入力する第1,第2のミ
キサと、該第1のミキサの出力信号が入力する第3,第
4のミキサと、前記第2のミキサの出力信号が入力する
第5,第6のミキサと、前記第3,第5のミキサの出力
信号を減算して同相成分として出力する減算器と、前記
第4,第6のミキサの出力信号を加算して直交成分とし
て出力する加算器と、第1のローカル信号入力端子と、
該第1のローカル信号が入力する固定の第1の移相器
と、第2のローカル信号を入力する位相設定回路と、該
位相設定回路に制御信号を送出する制御回路とを具備
し、 前記第1のミキサに前記第1のローカル信号入力端子か
らの信号を入力させ、前記第2のミキサに前記第1の移
相器の出力信号を入力させ、前記第3〜第6のミキサに
前記第2のローカル信号の位相を調整した前記位相設回
路の出力信号を入力させ、 前記制御回路によって、前記第3〜第6のミキサの出力
信号を取り込んで、前記第1の移相器の90度からの位
相誤差と、前記位相設定回路から各ミキサに供給される
第2のローカル信号の位相とを検出し、前記位相設定回
路から前記各ミキサに供給される第2のローカル信号の
位相を制御する制御信号を送出することを特徴とするイ
メージ除去型受信機。 - 【請求項10】前記第3、第4,第5,第6のミキサの
出力側にそれぞれ第1、第2,第3,第4のゲインコン
トロールアンプを接続し、該各ゲインコントロールアン
プの出力信号を振幅検波して得た検出信号に基づき、前
記第1,第3のゲインコントロールアンプの出力信号振
幅を互いに同じに制御し、前記第2,第4のゲインコン
トロールアンプの出力信号振幅を互いに同じに制御する
手段を設けたことを特徴とする請求1乃至9に記載のイ
メージ除去型受信機。
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