JP3398533B2 - コークス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗布装置 - Google Patents
コークス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗布装置Info
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Description
された炭化室に構築され高温に曝される耐火煉瓦の表面
に、高温耐火材を塗布して耐火煉瓦の耐久性およびガス
透過防止性を向上させるコークス炉における炭化室壁面
の高温耐火材塗布装置に関するものである。
瓦は、一般に珪石質の耐火煉瓦が使用されている。珪石
質耐火煉瓦は、珪石質原料を粉砕し、水で混和した後に
型枠に入れて乾燥させ、1200℃前後で焼成することによ
り製造される。このようにして製造した珪石質耐火煉瓦
を用いて築炉し、均一な温度で乾燥運転し、応力を除去
した後、コークス炉の耐火煉瓦として実際の運転に供さ
れる。
気孔率を有しており、粒子間接触により形成されてい
る。築炉の初期には平滑であった煉瓦表面は、装入され
る配合石炭やコークスによる摩擦や頻繁な加熱と冷却と
の繰り返しにより、剥離や割れ等で平滑さを失って次第
に荒れが大きくなり、摩擦抵抗が高まるばかりか、荒れ
面は処理石炭や燃焼により生じるカーボンや灰分の付着
が助長され、操業上の問題となる。
する多数の炭化室と呼ばれる部屋と加熱する燃焼室とを
交互に配列した構造である。炭化室と燃焼室とは、前述
のように珪石質の耐火煉瓦で構成された隔壁により仕切
られている。また、前記炭化室は高さが約6〜7m、奥
行き15〜16m、幅40〜50cmの長方形の空洞であり、蒸し
焼きされたコークスを炉外に排出し易くするために、幅
は僅かに排出側(以下、コークス排出側とする)の方が
広くなっている。
天井側に設置されている装入口から装入車で間欠的に供
給され、コークス排出側とは逆方向に設置されている押
出機に付属するレベラで均一な高さに調整され加熱され
る。蒸し焼き終了後は両方のドアが開放され、押出機に
よって押され、コークス排出側から押し出され、さらに
消火装置にて消火し、冷却され、製品コークスとなる。
中のタール質がガス化されると共に耐火煉瓦は過酷な高
温条件に曝されている。また近年、コークス強度を高め
る目的で、装入前の配合石炭を乾燥(通常8〜12%の水
分を5〜6%付近になるまで乾燥する)させ、炭化室内
に装入される配合石炭の嵩密度を高める操業が行われ、
強度の高いコークスが製造されている。
ように耐火煉瓦の表面の平滑さが失われると、コークス
化の過程で生じる配合石炭中のカーボンが表面に固着し
て更に凹凸の著しい表面となると共に、前述のカーボン
の固着により炭化室の幅が狭くなってコークスの押し出
し抵抗が高まり、操業上の大きな問題となる。また、無
理な押し出しにより、目地と呼ばれる煉瓦と煉瓦の隙間
を埋めている部分が損傷し、炭化室側から生ガスが燃焼
室に流入し、煙突からの黒煙発生の原因となり、公害上
の不都合が生じている。
排出後の高温炭化室の煉瓦表面の付着物を金属棒を用い
て人力で除去したり、または空気や酸素を吹きつけるこ
とにより煉瓦に付着したカーボンを燃焼除去したりして
いる(たとえば特開平 2-24392号公報、特開平3-111487
号公報参照)。一方、耐火煉瓦の表面にカーボンが付着
するのを防止するため、古くは、製造した炭火煉瓦の表
面にタールや石油ピッチ等を塗布し、還元状態にするこ
とで、煉瓦表面のシリカ分の融点低下による溶融で表面
を平滑にする方法がある。また、最近では耐火煉瓦の表
面に微粉体の酸化珪素や酸化クロムを超高温で溶融噴射
(プラズマ溶射方法)させて緻密な表面層を形成させる
方法(特開平2-160896号公報参照)が提案されている。
前記従来の技術にはコークス炉における炭化室の壁面に
耐火材を塗布する具体的な装置については説明されてい
ない。
て特定成分からなる有機シリコーン化合物処理材を耐火
煉瓦の表面にスプレーノズルを用いて塗布することによ
り、耐火煉瓦表面層と溶融塗着層との反応ならびにナト
リウムの蒸発を生じさせ、シリカ純度が高く、表面が平
滑で、強度が高い処理層を得るようにした高温耐火材表
面処理方法を提案し成果を上げることができた。
の窯口近傍には、スプレーノズルから有機シリコーン処
理材を比較的容易に塗布することができるが、炭化室の
中央部に安定して塗布することが困難であり、炭化室壁
面の中央部を含めた炭化室全域に耐火材を塗布する装置
の実現が要望されている。本発明は、既設の設備を大幅
に変更することなく適用できると共に、炭化室全域に耐
火材を作業性よく安定して塗布することができるコーク
ス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗布装置を提供す
ることを目的にするものである。
の高温耐火材塗布装置につき種々検討を重ねた結果によ
り達成されたものであり、その要旨とするところは下記
のとおりである。前記目的を達成するための請求項1の
本発明は、コークス炉に配置された炭化室の壁面に高温
耐火材を塗布する装置であって、前記炭化室のコークス
押出機上に設けられ炉外で炭化室の長手方向に向かい前
後進自在な移動台車と、この移動台車に後端部を取り付
けられ炭化室の下部で長手方向に沿って一端から他端ま
で水平に進退自在に設けられた水平ランスと、前記水平
ランスの長手方向下部に、この水平ランスを炭化室に挿
入したときに炉底に摺動可能に当接して、前記水平ラン
スを支持する複数のスライドシューと、この水平ランス
の先端部で炭化室の高さ方向に立設された直立ランス
と、前記直立ランスの幅方向両端部に、水平ランスを炭
化室に挿入したときに炉幅方向をガイドするガイド板
と、この直立ランスの高さ方向に炭化室の両壁面に水平
面上で傾斜角を持って向くように多段に配設された高温
耐火材塗布用スプレーノズルと、前記移動台車を炉内か
ら炉外に移動可能な非常用引出し装置とを具備したこと
を特徴とするコークス炉における炭化室壁面の高温耐火
材塗布装置である。
び直立ランスを水冷構造とすることを特徴とする請求項
1記載のコークス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗
布装置である。請求項3記載の本発明は、移動台車を炉
外の固定ガイドレールに沿って前後進自在に設けたこと
を特徴とする請求項1又は2記載のコークス炉における
炭化室壁面の高温耐火材塗布装置である。
外で進退自在に支持する複数のキャリアーローラを配設
したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のコーク
ス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗布装置である。
いて説明する。図1は本発明に係るコークス炉における
炭化室壁面の高温耐火材塗布装置を示す側面図であり、
図2は本発明に係る高温耐火材塗布装置が備えたランス
の構造を模式的に示す縦断面図である。また、図3は図
2のA−A矢視を示す断面図であり、図4は図2のB−
B矢視を示す断面図である。さらに図5は図2のC−C
矢視を示す平面図を示し、図6は図1のA−A矢視を示
す断面図を示す。
炉1における炭化室2の高温耐火材塗布装置3は、炭化
室2内からコークスを炉外に押し出す押出機4上に配置
してある。すなわち、押出機4上に配置されているコー
クス押し出し用ラム5の近傍における作業床のスペース
を利用して高温耐火材塗布装置3を配置するものであ
る。このようにするのは、押出機4 を用いて炭化室2 か
らコークスを押し出した後に、高温耐火材塗布装置3を
作動させることができるので作業手順からみて好都合で
ある。
1に示すように押出機4の作業床6上には、炉外で炭化
室2の長手方向に向かい前後進自在に配置された移動台
車7が、車輪7Aを介して作業床6上に配置された固定ガ
イドレール8に沿って前後進自在に走行するように搭載
してある。この移動台車7は、作業床6上に設置してあ
る複数のキャリアロール9に支持され、炭化室2の一端
から他端まで水平に進退自在にできるよう水平ランス10
の後端部に取り付けてある。
さ方向に対応して直立ランス11が立設してあると共に、
図5に示すように、直立ランス11の高さ方向には水平面
上で傾斜角をもって2列の高温耐火材塗布用スプレーノ
ズル12が炭化室2の耐火煉瓦壁面2Aに向くように多段
に配設してある。また、水平ランス10の先端部途中部位
と直立ランス11の先端部位とは、排出斜管13により連結
されており、この排出斜管13は冷却水の排水路を形成す
ると共に直立ランス11の剛性を強化する役割を持ってい
る。なお、水平ランス10は、図3に示すように、基部側
は同心の内管15、中管16、外管17からなる3重管構造と
なっており、先端部側は図4に示すように、同心の内管
15、外管17からなる2重管構造となっていて、同じく2
重管構造の直立ランス11に至っている。
とは環状仕切板18(図2参照)によって仕切られてお
り、直立ランス11の内管15は多段に配置された高温耐火
材塗布用スプレーノズル12に連通している。また、直立
ランス11の上端部の外管17と水平ランス10の基部側とは
排出斜管13を介して連結されている。水平ランス10の内
管15には、電動弁21Aを有する高温耐火材供給管21が接
続してあり、中管16には電動弁22Aを有する給水管22が
接続され、また外管17には電動弁23Aを有する排水管23
が接続してある。
ンス10を炭化室2内に挿入したとき、炉底2Bに摺動可
能に当接して水平ランス10を支持する複数のスライドシ
ュー20が配設してある。一方、直立ランス11の幅方向両
端部に水平ランス10を炭化室2内に挿入したときに炉幅
方向をガイドするガイド板19が配設してある。押出機4
に設けた押出機配電盤24は、トロリー線25から給電さ
れ、押出機配電盤24からは給電ケーブル32を介して動力
用電力および制御用電気信号が高温耐火材塗布装置3が
備えた各動力装置に供給される。移動台車7にユーティ
リティ用ケーブルベア26が連結してあり、このユーティ
リティ用ケーブルベア26は移動台車7の前後進に連れケ
ーブルベア用サポート27に支持されながら移動する。ま
た移動台車7には非常用引出し装置28が作業床6上に配
置した架台28A上に設置してあり、非常時にこの非常用
引出し装置28を用いて移動台車7を炉内から炉外に移動
するようになっている。
ケーブルベア29が連結されており、高温耐火材用タンク
30、圧送ポンプ31を介して高温耐火材を水平ランス10の
内管15に供給される。次に本発明に係る高温耐火材塗布
装置3の作用について説明する。炭化室2内における石
炭の蒸し焼きによる乾留が終了したら、炭化室2のマシ
ンサイドおよびコークスサイドにセットしてあるドア
(図示せず)を取り外した状態として押出機4のコーク
ス押し出し用ラム5を用いて炭化室2内で製造されたコ
ークスをマシンサイドからコークスサイドに押し出す。
そして高温耐火材塗布装置3を用いて炭化室2内の耐火
煉瓦壁面2Aに高温耐火材を塗布する際に、まず押出機
4をコークス炉1の長手方向に移動して水平ランス10を
当該炭化室2の幅方向センタに位置合わせする。
口( 図示せず)より高温耐火材を入れ、供給口に設けた
バルブを閉める。高温耐火材としては、珪酸ナトリウム
(SiO2/Na2O モル比= 3.5)35部と、水酸化ナトリウム
5部と、硼酸ナトリウム7部と、有機シリコーン化合物
〔CH3-Si(OH)2ONa〕3部と水50部とからなる配合耐火材
混合液を調整したものを用いた。
を調整し、給水管22から冷却水を供給すると、冷却水は
高温耐火材・冷却水用ケーブルベア29を介して水平ノズ
ル10の基部側で内管15と中管16との間を通り、環状仕切
板18より先端部側で内管15と外管16との間を通る。さら
に直立ランス11の内管15と外管16との間を通過して上昇
した後、排出斜管13を経由して水平ランス10の基部を逆
方向に通過し、排水管23に排出される。
11および排出斜管13に冷却水を流入して冷却状態が確保
されたら、移動台車7に設けた駆動装置7Bを前進側に駆
動させ、車輪7Aを介して移動台車7を所定のスピードで
前進させる。水平ランス10の先端部に立設した直立ラン
ス11が炭化室2の入口端に到達した段階で、圧力空気を
高温耐火材用タンク30に入れて昇圧し、当該タンクから
高温耐火材を高温耐火材供給管21を操作する高温耐火材
・冷却水用ケーブルベア29を介して水平ランス10の内管
15に供給し、直立ランス11の内管15を経由して各々の高
温耐火材塗布用スプレーノズル12より噴霧する。
プレーノズル12から高温耐火材を炭化室2を構成する珪
石質耐火煉瓦からなる壁面2Aに向けて噴霧しながら水平
ランス10を炭化室2の一端から他端まで所定の速度で移
動させる。直立ランス11には、壁面2Aに向けて2列の高
温耐火材塗布用スプレーノズル12が多段に配設してある
ので、壁面2Aに高温耐火材を均一に塗布することができ
る。
瓦壁面2Aに均一に塗布された高温耐火材は前記のような
配合成分であると共に、コークスが押し出された後の炭
化室1の壁面2Aの温度は通常1000〜1200℃の高温が維持
されている。このため、前記配合成分を有する高温耐火
材のアルカリ分は大幅に低下し、珪石質耐火煉瓦壁面2A
へのアルカリ浸透のない、シリカ濃度の高いガラス面の
ように平滑で密度が大きくかつ強度の高い高温耐火材の
溶融塗着層が、耐火煉瓦の表面から 1.0〜 1.5mm範囲で
平均 1.3mmの深さまで形成された。
化室2の珪石質耐火煉瓦表面へのカーボンや灰分等の固
形付着物量は、従来、無塗布面の煉瓦で 1.9g/m2であっ
たのに対し、本発明による塗布面の煉瓦では 0.1g/m2以
下に低下することができた。なお、炭化室2の壁面2Aへ
の高温耐火材の塗布が終了したら水平ランス10を炉外へ
引き出すのはいうまでもない。
を押出機4に設置するものについて説明したが、場合に
よっては高温耐火材塗布装置3を専用の移動台車上に設
置することもできる。このようにすれば、押出機4の運
転と切り離して自在に運転可能になる。
炉における炭化室壁面の高温耐火材塗布装置によれば、
炭化室の一端から他端までの全域にわたり、その高さ方
向に高温耐火材用スプレーノズルから噴霧される高温耐
火材を均一に塗布することができる。そのため、炭化室
壁面に塗布した高温耐火材によって平滑で密度が高くか
つ強度の高い溶融塗着層が形成される。
により生じるカーボンや灰分の付着に起因する凹凸の形
成を軽減できる。炭化室内で製造されたコークスの押し
出しを容易に行うことができると共に、壁面煉瓦へのガ
ス透過が防止され壁面の耐火煉瓦の寿命延長が達成さ
れ、コークス炉操業に貢献するところが多大である。
高温耐火材塗布装置を示す側面図である。
スの構造を模式的に示す縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 コークス炉に配置された炭化室の壁面に
高温耐火材を塗布する装置であって、前記炭化室のコー
クス押出機上に設けられ炉外で炭化室の長手方向に向か
い前後進自在な移動台車と、この移動台車に後端部を取
り付けられ炭化室の下部で長手方向に沿って一端から他
端まで水平に進退自在に設けられた水平ランスと、前記
水平ランスの長手方向下部に、この水平ランスを炭化室
に挿入したときに炉底に摺動可能に当接して、前記水平
ランスを支持する複数のスライドシューと、この水平ラ
ンスの先端部で炭化室の高さ方向に立設された直立ラン
スと、前記直立ランスの幅方向両端部に、水平ランスを
炭化室に挿入したときに炉幅方向をガイドするガイド板
と、この直立ランスの高さ方向に炭化室の両壁面に水平
面上で傾斜角をもって向くように多段に配設された高温
耐火材塗布用スプレーノズルと、前記移動台車を炉内か
ら炉外に移動可能な非常用引出し装置とを具備したこと
を特徴とするコークス炉における炭化室壁面の高温耐火
材塗布装置。 - 【請求項2】 水平ランスおよび直立ランスを水冷構造
とすることを特徴とする請求項1記載のコークス炉にお
ける炭化室壁面の高温耐火材塗布装置。 - 【請求項3】 移動台車を炉外の固定ガイドレールに沿
って前後進自在に設けたことを特徴とする請求項1又は
2記載のコークス炉における炭化室壁面の高温耐火材塗
布装置。 - 【請求項4】 水平ランスを炉外で進退自在に支持する
複数のキャリアーローラを配設したことを特徴とする請
求項1、2又は3記載のコークス炉における炭化室壁面
の高温耐火材塗布装置。
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